JP6656329B2 - ホームドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、鉄道駅のプラットホームに設置されるホームドア装置に関するものである。
ホームドア装置は、鉄道駅のプラットホームに設置されて、鉄道車両の発着に合わせて開閉される一種の自動ドア装置である。一般に、ホームドア装置は、プラットホームに固定された戸袋と、戸袋に設けられたレール上を移動して進退する扉体を備えている。
このようなホームドア装置の戸袋をシースルーに構成することがある。つまり、戸袋を通してホーム側から軌道側を見通せるように、ホームドア装置を構成することがある。
特許文献1に記載のホームドア装置は、ドア駆動機構を戸袋の底部と上部に配置して、戸袋の中間部にシースルー構造を設けている。具体的に言うと、このホームドア装置は、戸袋の正面(ホーム側)と背面(軌道側)の側壁の高さ方向の中間位置に窓部を設けている。そして扉体の側壁の高さ方向の中間位置に窓部を設けている。そのため、このホームドア装置は、閉扉状態及び開扉状態のいずれの状態にあっても、ホーム側から軌道側を見通すことができる。
特許文献2に記載のホームドア装置は、戸袋のホーム側の側面を覆うカバー部材が、透明板で構成されている。そして、戸袋の軌道側の側面は開放されていて、側面を覆う部材が存在しない。そのため、閉扉状態(扉体が戸袋の外に引き出された状態)において、カバー部材を通して、ホーム側から軌道側を見通すことができる。また、このホームドア装置の扉体は一部が透明板で構成されている。そのため、開扉状態(扉体が戸袋の中に引き込まれた状態)においても、ホーム側から軌道側を見通すことができる。
このように、特許文献1及び特許文献2に記載のホームドア装置は、戸袋と扉体をシースルーに構成しているので、ホーム側から軌道側を見通すことができる。そのため、戸袋の軌道側に隠れている子供や異物の発見が容易になる。
特許第5500670号公報 特開2003−175820号公報
ホームドア装置の戸袋の内部には、扉体を戸袋に対して進退させる駆動機構と制御装置が配置されている。そのため、保守あるいは点検のために、戸袋の外からこれらにアクセスにする必要がある。一般には、戸袋の側面を構成するパネルを戸袋から取り外して、駆動機構や制御装置にアクセスしている。多くの場合、このようなパネルは厚さ1mm程度の金属の薄板で構成されていて、比較的に軽量なので、作業者が人力でパネルを持ち上げて戸袋から取り外すことは容易である。また、作業者が人力でパネルを持ち上げて戸袋に取り付けることも容易である。
特許文献1に記載の発明のように、パネルに窓部を設けて、窓部にガラスや樹脂のような透明材料を嵌め込む場合に、全体が金属の薄板で構成されたパネルと同程度の強度を得ようとすると、透明材料の板厚を厚くする必要がある。厚さ1mmの鋼板で構成されたパネルに窓部を設けて、窓部に強化ガラスを嵌め込む場合、強化ガラスの厚さを5mmないし10mmにする必要がある。また、このような厚手の強化ガラスは薄手の鋼板に比べて単位面積当たりの質量が大きい。厚さ1mmの鋼板の1m当たりの質量が約7kgであるのに対して、厚さ5mmの強化ガラスの1m当たりの質量は約14kgになる。厚さ10mmの強化ガラスの1m当たりの質量は約28kgになる。そのため、パネルに窓部を設けて、窓部に強化ガラスを嵌め込むと、パネルの重量が増すという問題がある。
また、窓部の面積を拡げると、面積が小さい場合に比べて、強度確保のために必要とされる透明材料の板厚は厚くなる。そのため、窓部の面積を拡げて、ホーム側から軌道側への見通しを更に改善しようとすると、パネルの重量は更に増す。
ホームドア装置を地上駅の屋外ホームに設置する場合、ホームドア装置は風雨の影響を受けるので、屋内や地下のホームに設置される場合に比べて、パネルの強度を上げる必要がある。そのために、透明材料の板厚を更に増す必要がある。その結果、パネルの重量は増す。
このように、窓部を設けて、窓部に透明材料を嵌め込んだパネルは、窓部を備えない従来のパネルに比べて重量が大きい。また、窓部の面積を拡げると、パネルの重量は更に増す。また、ホームドア装置を地上駅の屋外ホームに設置する場合には、屋内や地下のホームに設置される場合に比べて、パネルの重量が増す。
そして、パネルの重量が大きくなると、作業者が人力でパネルを持ち上げて戸袋から取り外すことが困難になる。また、作業者が人力でパネルを持ち上げて戸袋に取り付けることも困難になる。その結果、戸袋の側面の開放と復旧に手間が掛かるという問題が生じる。
なお、特許文献2に記載の発明は、扉体を進退駆動させる機能部品を戸袋の上部に配置して、戸袋の上部を上部カバー部材で覆っている。そのため、上部カバー部材を取り外すだけで、つまりカバー部材(透明板)を取り外すことなしに、戸袋内の機能部品の点検や交換が可能になるので、保守作業が容易になると、特許文献2は主張している。しかしながら、一対のガイドレールの一方が戸袋の下方に配置され、このガイドレールに嵌合するガイドローラも戸袋の下方に配置されている。そのため、これらの保守点検のためには、カバー部材(透明板)を取り外す必要がある。その結果、特許文献2に記載の発明においても、特許文献1に記載の発明と同様の問題が生じる。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、戸袋の側面の開放と復旧が容易なホームドア装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係るホームドア装置は、床面に固定される戸袋と、戸袋に進退自在に取り付けられた扉体を備えるとともに、戸袋のホーム側の側面の少なくとも一部が透明材料で構成されたホームドア装置であって、透明材料で構成された板材が、戸袋に開閉自在に支持されて、戸袋のホーム側の側面に設けられたアクセスドアパネルに取り付けられているものである。そして、アクセスドアパネルに、床面に当接して、アクセスドアパネルを支持する補助脚を備えるものである。
この発明によれば、戸袋の側面の開放と復旧が容易なホームドア装置が提供される。また、戸袋の内部に配置された機器の整備が容易なホームドア装置が提供される。その結果、ホームドア装置の保守に係るコストが削減される。
この発明の第1の実施形態に係るホームドア装置の構成を示す説明図であって、図1(a)は全閉状態にあるホームドア装置をホーム側から見た側面図であり、図1(b)は全開状態にあるホームドア装置をホーム側から見た側面図であり、図1(c)はメンテナンス開口を開放した状態にあるホームドア装置をホーム側から見た側面図である。 この発明の第1の実施形態に係るホームドア装置の構成を示す説明図であって、図2(a)は、ホームドア装置の戸袋を、図1(a)においてA−A’線で示す面で切断した断面図であり、図2(b)は、ホームドア装置の戸袋を、図1(b)においてB−B’線で示す面で切断した断面図である。 図1に記載のホームドア装置の、図1(c)において、破線Cで示した範囲を示す詳細図である。 この発明の第2の実施形態に係るホームドア装置の構成を示す構成図であって、図4(a)はホームドア装置の側面図であり、図4(b)は、ホームドア装置の平面図である。 この発明の第2の実施形態の変形例に係るホームドア装置の構成を示す構成図であって、図5(a)はホームドア装置の側面図であり、図5(b)はアクセスドアパネルの側面図であり、図5(c)は、ホームドア装置の平面図である。 この発明の第3の実施形態に係るホームドア装置の構成を示す説明図であって、図6(a)はホームドア装置の側面図である。図6(b)〜(d)は、ホームドア装置の戸袋を、図6(a)においてD−D’線で示す面で切断した断面図であって、メンテナンス開口が開放される過程を時系列に沿って示す図である。 この発明の第3の実施形態の変形例に係るホームドア装置の構成を示す説明図であって、ホームドア装置の戸袋を、図6(a)においてD−D’線で示す面で切断した断面図である。なお、図7(a)はメンテナンス開口が閉鎖されている状態を、図7(b)は、メンテナンス開口が開放されている状態を、それぞれ示している。
以下、本発明の実施形態に係るホームドア装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。
(第1の実施形態)
図1(a)〜図1(c)は、この発明の第1の実施形態に係るホームドア装置1をホーム側から見た側面図である。図1(a)に示すように、ホームドア装置1は、駅のプラットホームの床面2に固定される戸袋3と、戸袋3にスライド自在に取り付けられて、戸袋3のホーム側の側面を覆うアクセスドアパネル4と、戸袋3に進退自在に取り付けられた扉体5を備えている。アクセスドアパネル4は、ドアフレーム41に形成された窓42に透明ガラス板43を嵌め込んで構成されている。扉体5にも窓51が形成されている。窓51には、透明ガラス板52が嵌め込まれている。なお、図1(a)は、扉体5が戸袋3の外に完全に引き出された状態、つまり、プラットホームにおいて乗降通路を完全に閉鎖した状態(全閉状態)を示している。また、本明細書では、図1(a)〜図1(c)に示すように、水平方向に設定されたX軸、鉛直方向に設定されたY軸、及びX軸とY軸に直交する方向に設定されたZ軸とからなる座標系を、適宜引用する。
図1(a)に示す状態において、戸袋3の外に完全に引き出されていた扉体5は、後述する駆動機構6によって、図の右側(+X側)に移動されて、図1(b)に示すように戸袋3の中に完全に引き込まれる。つまり、図1(b)は、扉体5が戸袋3の中に完全に引き込まれて、乗降通路が完全に開放された状態(全開状態)を示している。なお、図1(b)に示す状態において、駆動機構6を逆方向に動作させると、扉体5は、図の左側(−X側)に移動されて、図1(a)に示す状態、つまり乗降通路が完全に閉鎖された状態(全閉状態)に戻る。
図1(c)は、全開状態において、アクセスドアパネル4が+X側にスライドされて、戸袋3の側面が開放された状態を示している。図1(c)に示すように、戸袋3は、下部フレーム31、支柱32、上部フレーム33を備えている。下部フレーム31は床面2に直接固定される構造部材である。支柱32は下部フレーム31の左右端に立設された構造部材である。なお、図1(a)と図1(b)においては、支柱32の手前にアクセスドアパネル4があるので、支柱32は見えない。図1(c)においても、下部フレーム31の右端に立設された支柱32は、アクセスドアパネル4の後方にあって見えない。上部フレーム33は戸袋3の上部に配置された構造部材であって、支柱32に両持ち支持されている。
図1(c)に示すように、アクセスドアパネル4の上辺には複数の上部ガイドローラ44aが、下辺には複数の下部ガイドローラ44bがそれぞれ軸支されている。アクセスドアパネル4は、上部ガイドローラ44aを介して上部フレーム33に、下部ガイドローラ44bを介して下部フレーム31に、それぞれ支持されて、X軸方向に自在にスライドする。また、アクセスドアパネル4の下辺の右側(+X側)の端部には、補助脚45が取り付けられている。なお、上部ガイドローラ44a、下部ガイドローラ44b及び補助脚45の詳細な作用については後述する。
通常の運用状態においては、アクセスドアパネル4は、図1(a)と図1(b)に示すような位置にあって、戸袋3の側面を覆っている。戸袋3の内部に配置された機器の整備点検を行う際には、図1(c)に示すように、アクセスドアパネル4は、戸袋3に対して、図の右側(+X側)にスライドされる。その結果、戸袋3の側面が開放されて、戸袋3の内部に配置された機器へのアクセスが可能になる。つまり、アクセスドアパネル4を図の右側(+X側)にスライドさせることによって生じた開口は、戸袋3内に配置された機器にアクセスして当該機器に対してメンテナンスを行うメンテナンス開口として機能する。アクセスドアパネル4は、メンテナンス開口を開閉する扉あるいは蓋として機能する。なお、アクセスドアパネル4のスライドは、作業者の人力によって行われる。以下、本明細書において、図1(a)と図1(b)に示されたアクセスドアパネル4の位置を、「メンテナンス開口を閉鎖する位置」と言う意味で「閉鎖位置」と呼ぶことにする。また、図1(c)に示されたアクセスドアパネル4の位置を、「メンテナンス開口を開放する位置」と言う意味で「開放位置」と呼ぶことにする。
次に、戸袋3の内部に配置された機器について説明する。図1(c)に示すように、上部フレーム33の下面には上部案内レール34が、下部フレーム31の上面には下部案内レール35が、それぞれ固定されている。上部案内レール34と下部案内レール35は、扉体5を支持して、X軸方向に移動させるレールである。また、下部フレーム31の上面の、下部案内レール35の左端部より更に左側(−X側)には、補助ローラ36が軸支されている。補助ローラ36は扉体5の下辺に当接して、扉体5をX軸方向に移動自在に支持するローラである。
また、扉体5の上辺には上部ローラ53が、下辺には下部ローラ54が、それぞれ軸支されている。上部ローラ53は上部案内レール34に、下部ローラ54は下部案内レール35に、それぞれ当接して、X軸方向に転動するローラである。このように、扉体5は、上部案内レール34、下部案内レール35及び補助ローラ36に支持されて、X軸方向に自在に移動することができる。
また、戸袋3の内部には、扉体5を戸袋3に対して進退させる駆動機構6が備えられている。図1(c)に示すように、駆動機構6は、駆動プーリ61、従動プーリ62及びタイミングベルト63を備えている。駆動プーリ61と従動プーリ62は、X軸方向に間隔を空けて配置され、それぞれ戸袋3に軸支されている。また、駆動プーリ61は図示しない駆動モータによって回転駆動される。タイミングベルト63は駆動プーリ61と従動プーリ62の間に掛け渡されて、駆動プーリ61と従動プーリ62の間を周回する無限ベルトである。そして、タイミングベルト63は、ベルトクランプ64を介して、扉体5に連結されている。ベルトクランプ64はタイミングベルト63と扉体5を連結する部品であって、その一端はタイミングベルト63にクランプされ、他端は扉体5に固定される。
駆動機構6は、このように構成されているので、駆動プーリ61が図示しない駆動モータによって回転駆動されると、タイミングベルト63は駆動プーリ61と従動プーリ62の間を周回する。タイミングベルト63が駆動プーリ61と従動プーリ62の間を周回するとベルトクランプ64は駆動プーリ61と従動プーリ62の間で進退する。例えば、駆動プーリ61を反時計回り、つまり図1(c)において矢印CCW方向に回転させると、タイミングベルト63は反時計回りに周回する。そして、ベルトクランプ64は矢印FWDで示す方向、つまり−X側に移動する。その結果、扉体5は−X側に移動し、戸袋3の外に引き出される。駆動プーリ61を逆方向、つまり時計回りに回転させると、扉体5は図1(c)において右側(+X側)に移動する。
戸袋3の内部には、以上のような機器が内蔵されている。前述したように、図1(b)に示す状態において、アクセスドアパネル4を戸袋3に対して+X方向にスライドさせると、メンテナンス開口が開放される。つまり、図1(c)に示す状態になる。この状態において、これらの機器へのアクセスが可能になる。
また、図1(c)に示すように、アクセスドアパネル4に形成された窓42の下縁は駆動機構6の上端より高くなるように構成されている。そのため、図1(a)及び図1(b)に示すように、アクセスドアパネル4がメンテナンス開口を閉鎖する位置にある時に、駆動機構6は、側面図においてドアフレーム41の陰に隠れて、外部から見えない。
扉体5が備える窓51は、アクセスドアパネル4の窓42と同寸同形に構成されている。そして、図1(b)に示すように、アクセスドアパネル4がメンテナンス開口を閉鎖する位置にあって、扉体5が戸袋3の中に完全に引き込まれている(つまり、ホームドア装置1が全開状態にある)時に、窓42の輪郭と窓51の輪郭が側面図において重なるように構成されている。
図2(a)は、戸袋3を、図1(a)においてA−A’線で示す面で切断した断面図、つまり、扉体5が全閉位置に在る時の戸袋3の断面図である。図2(b)は、戸袋3を、図1(b)においてB−B’線で示す面で切断した断面図、つまり、扉体5が全開位置に在る時の戸袋3の断面図である。図2(a)と図2(b)に示すように、戸袋3の軌道側の側面(アクセスドアパネル4を備える側面の反対側の側面)はパネル37で覆われている。このパネル37には窓38が形成されていて、窓38には透明ガラス板39が嵌めこまれている。パネル37が備える窓38は、アクセスドアパネル4の窓42と同寸同形に構成されている。そして、アクセスドアパネル4がメンテナンス開口を閉鎖する位置にある時に、窓42の輪郭と窓38の輪郭が側面図において重なるように構成されている。そのため、図2(a)に示すように、ホームドア装置1が全閉状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)と窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。また、扉体5は窓51を備えるので、図2(b)に示すように、ホームドア装置1が全開状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)、窓51(透明ガラス板52)及び窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。
また、図2(a)と図2(b)に示すように、アクセスドアパネル4の上辺に軸支された上部ガイドローラ44aは、上部フレーム33に形成されてX軸方向に延びる案内溝(凹部)の頂面において、上部フレーム33に当接し、該案内溝に案内されて転動する。その結果、上部ガイドローラ44aはX軸方向に転動する。同様に、アクセスドアパネル4の下辺に軸支された下部ガイドローラ44bは下部フレーム31に形成されてX軸方向に延びる案内溝(凹部)の底面において、下部フレーム31に当接し、該案内溝に案内されて転動する。その結果、下部ガイドローラ44bはX軸方向に転動する。このように、上部フレーム33(案内溝)、下部フレーム31(案内溝)、上部ガイドローラ44a及び下部ガイドローラ44bによって、アクセスドアパネル4をX軸方向に自在にスライド支持するスライド機構が構成される。
このように、アクセスドアパネル4は、スライド機構を介して戸袋3に支持されていて、戸袋3に対してX軸方向に自在にスライドさせることができる。また、小さな力でアクセスドアパネル4をX軸方向に移動させることができる。また、アクセスドアパネル4は閉鎖位置と開放位置の間の全区間において、スライド機構を介して戸袋3に支持されている。アクセスドアパネル4は戸袋3に開閉自在に支持されている。そのため、メンテナンス開口を開放する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3から取り外す必要がない。メンテナンス開口を閉鎖する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3に取り付ける必要がない。
また、補助脚45は、図3に示すように、アクセスドアパネル4に軸R3回りに揺動自在に取り付けられた脚柱45aと脚柱45aに軸支された車輪45bを備えている。このように、補助脚45は、アクセスドアパネル4に揺動自在に取り付けられていて、必要に応じて引き出されて、図3において実線で示される位置に固定されて使用される。図3に示すように、補助脚45がアクセスドアパネル4から引き出されると、車輪45bは床面2に当接するように構成されている。なお、不使用時、つまりアクセスドアパネル4が図1(a)に示す位置にある場合は、補助脚45は図3において一点鎖線で示すように、アクセスドアパネル4の中に形成されたレセス46の中に格納される。
最後に、図1(c)を参照して、補助脚45の作用を説明する。図1(c)に示すように、アクセスドアパネル4を+X側に引き出すと、アクセスドアパネル4が、上部フレーム33と下部フレーム31に片持ち支持されるので、アクセスドアパネル4の自由端はその自重によって、下方に下がる。この下がりを防ぐために、補助脚45をアクセスドアパネル4から引き出して、車輪45bを床面2に当接させている。つまり、補助脚45の車輪45bを床面2に当接させて、アクセスドアパネル4の自由端を持ち上げている。また、車輪45bは脚柱45aに軸支されていて床面2上を転動するので、車輪45bを床面2に当接させたまま、アクセスドアパネル4をX軸方向にスライドさせることができる。このため、アクセスドアパネル4の移動がさらに容易になる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、戸袋3において、アクセスドアパネル4を開閉自在に支持させる機構として、スライド機構を例示した。つまり、アクセスドアパネル4を引き戸(スライドドア)にする例を示した。しかしながら、アクセスドアパネル4を戸袋3に開閉自在に支持する機構はスライド機構には限定されない。スライド機構に代えて、ヒンジを介して、アクセスドアパネル4を戸袋3に支持させるようにしても良い。つまり、アクセスドアパネル4は開き戸であっても良い。以下、第2の実施形態においては、アクセスドアパネル4を開き戸とした構成例を説明する。
図4(a)に示すように、第2の実施形態に係るホームドア装置1においては、アクセスドアパネル4は、Y軸に平行な回転軸R4回りに回動するヒンジ7を介して戸袋3に支持されている。そのため、作業者がアクセスドアパネル4の左辺に手を掛けて、外側(図4(b)において下方)に引くと、図4(b)に示すように、アクセスドアパネル4はヒンジ7回りに回動して、メンテナンス開口が開放される。このように、第2の実施形態においては、アクセスドアパネル4は、ヒンジ7を介して戸袋3に開閉自在に支持されている。そのため、第2の実施形態においても、メンテナンス開口を開放する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3から取り外す必要がない。メンテナンス開口を閉鎖する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3に取り付ける必要がない。
図5(a)と図5(c)に示すように、ホームドア装置1に2枚のアクセスドアパネル4,4’を観音開きに取り付けても良い。図5(a)において右側に配置されたアクセスドアパネル4は、ヒンジ7を介して戸袋3に取り付けられて、左側に配置されたアクセスドアパネル4’を、ヒンジ7’を介して戸袋3に取り付けられている。そして、また、図5(b)に示すように、アクセスドアパネル4は、ドアフレーム41に透明ガラス板43を固定して構成されている。ドアフレーム41は全体として「コ」字形をなしていて、透明ガラス板43の輪郭の一部を取り囲んでいる。一方、アクセスドアパネル4’は、ドアフレーム41’だけで構成されている。ドアフレーム41’には、切り欠き41aが形成されていて、全体として「コ」字形をなしている。アクセスドアパネル4とアクセスドアパネル4’を閉じると、透明ガラス板43の輪郭のドアフレーム41に取り囲まれていない部分は切り欠き41aに嵌め込まれる。つまり、図5(a)に示すように、透明ガラス板43の輪郭の全周はドアフレーム41とドアフレーム41’によって、完全に取り囲まれる。
図示を省略したが、第2の実施形態においても、第1の実施形態の場合と同様に、戸袋3の軌道側の側面を構成するパネル37には窓38が形成され、扉体5には窓51が形成される。そのため、ホームドア装置1が全閉状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)と窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。また、ホームドア装置1が全開状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)、窓51(透明ガラス板52)及び窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。
(第3の実施形態)
戸袋3において、アクセスドアパネル4を開閉自在に支持させる機構は、スライド機構とヒンジ7には限定されない。アクセスドアパネル4はリンク機構を介して戸袋3に連結されても良い。そして、アクセスドアパネル4がメンテナンス開口を閉鎖している場合には、リンク機構が戸袋3の内部に収納され、アクセスドアパネル4がメンテナンス開口を開放している場合には、リンク機構が戸袋3の外部に振り出されるように構成されていても良い。
図6(a)に示すように、アクセスドアパネル4は、2組のリンク機構8,8’ を介して戸袋3に連結されても良い。なお、リンク機構8はアクセスドアパネル4を戸袋3の下部フレーム31に連結する連結手段であり、リンク機構8’はアクセスドアパネル4を戸袋3の上部フレーム33に連結する連結手段である。なお、図6(a)において、アクセスドアパネル4の左右には、補助パネル47が、戸袋3の側面を覆うように配置されている。補助パネル47は図示しないビスで戸袋3に固定されていて、該ビスを緩めて、戸袋3から取り外すことができる。また、補助パネル47は薄手の鋼板で構成されているので、アクセスドアパネル4に比べて十分に軽量である。そのため、作業者が人力で補助パネル47をハンドリングすることは容易である。
図6(b)に示すように、リンク機構8は、リンク81とリンク82を備えている。リンク81は節点81aにおいて下部フレーム31に、節点81bにおいてアクセスドアパネル4に、それぞれピン支持されている。リンク82は節点82aにおいて下部フレーム31に、節点82bにおいてアクセスドアパネル4に、それぞれピン支持されている。また、節点81a、節点81b、節点82a及び節点82bは、図6(b)に示す平面において平行四辺形をなすように配置されている。このように、リンク機構8によれば、下部フレーム31、リンク81、アクセスドアパネル4及びリンク82とからなる平行四辺形リンク機構が構成される。なお、リンク機構8’もリンク機構8と同様の構成を備えている。
このように、アクセスドアパネル4はリンク機構8を介して戸袋3に連結されているので、図6(b)から図6(d)に示すような経過を辿って、戸袋3に対して脱着される。すわなち、図6(b)に示す状態において、アクセスドアパネル4を下部フレーム31(戸袋3)の外側(図において下側)に引き出すと、アクセスドアパネル4は、図6(c)に示すように、下部フレーム31(戸袋3)に対して平行な姿勢を保ったまま、下部フレーム31(戸袋3)から離れる。そして、図6(d)に示すように、アクセスドアパネル4は、下部フレーム31(戸袋3)に対して平行な姿勢を保ったまま、下部フレーム31(戸袋3)に対して図において左側に移動する。その結果、戸袋3の側面が開放される。戸袋3の側面を閉塞する場合は、逆の経過を辿って、図6(b)の状態に戻る。
このように、第3の実施形態によれば、アクセスドアパネル4が戸袋3に対して平行な姿勢を保ったまま動作する。そのため、第3の実施形態は、第2の実施形態に比べて、アクセスドアパネル4の動作に必要なスペースが小さくて済む。
第3の実施形態において、アクセスドアパネル4を戸袋3に連結するリンク機構8,8’は図6(b)に示されたものには限定されない。例えば図7(a)に示すように、リンク機構8は、4本のリンク83,84,85,86で構成されていても良い。リンク83は、節点83aにおいて下部フレーム31に、節点83bにおいてリンク84の一方の端部に、それぞれピン支持されている。そして、リンク84の他方の端部は、節点84aにおいて、アクセスドアパネル4にピン支持されている。また、リンク85は、節点85aにおいて下部フレーム31に、節点85bにおいてリンク86の一方の端部に、それぞれピン支持されている。そして、リンク86の他方の端部は、節点86aにおいて、アクセスドアパネル4にピン支持されている。リンク83とリンク85、リンク84とリンク86は、それぞれ長さが等しくなるように構成されている。また、節点83a、節点84a、節点85a、節点86aは、図7(a)に示す平面において長方形をなすように配置されている。また、ホームドア装置1に、図7(a)に示すようなリンク機構8を備える場合において、リンク機構8’はリンク機構8と同様に構成される。
リンク機構8は上記のように構成されているので、アクセスドアパネル4を戸袋3の外側(図において下側)に引くと、図7(a)に示す場合において、折り畳まれていたリンク機構8は、図7(b)に示すように引き伸ばされる。その結果、アクセスドアパネル4が戸袋3から引き出されて、戸袋3の側面が開放される。また、図7(b)に示す場合において、アクセスドアパネル4を戸袋3に向けて押し戻すと、戸袋3の側面は閉鎖される。
図示を省略したが、第3の実施形態においても、第1及び第2の実施形態の場合と同様に、戸袋3の軌道側の側面を構成するパネル37には窓38が形成され、扉体5には窓51が形成される。そのため、ホームドア装置1が全閉状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)と窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。また、ホームドア装置1が全開状態にある時は、窓42(透明ガラス板43)、窓51(透明ガラス板52)及び窓38(透明ガラス板39)を通して、ホーム側(+Z側)から軌道側(−Z側)を見通すことができる。
以上、説明したように、上記実施形態において例示したホームドア装置1は、窓42を備え、窓42に透明ガラス板43を嵌め込んだアクセスドアパネル4を戸袋3で開閉自在に支持しているので、戸袋3の側面の開放と復旧を容易に行うことができる。そのため、戸袋3の内部に配置された機器の保守点検を容易に行うことができる。
上記第1の実施形態において例示したホームドア装置1のアクセスドアパネル4は、スライド機構(下部フレーム31と上部フレーム33に形成された案内溝と、アクセスドアパネル4に軸支された上部及び下部ガイドローラ44a,44b)を介して戸袋3にスライド自在に取り付けられている。そのため、アクセスドアパネル4の重量は、常に戸袋3で支持される。その結果、戸袋3の側面の開放と復旧を容易に行うことができる。
上記第2の実施形態において例示したホームドア装置1のアクセスドアパネル4は、ヒンジ7を介して戸袋3に対して揺動自在に取り付けられている。そのため、アクセスドアパネル4の重量は、常に戸袋3で支持される。そのため、メンテナンス開口を開放する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3から取り外す必要がない。メンテナンス開口を閉鎖する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3に取り付ける必要がない。その結果、戸袋3の側面の開放と復旧を容易に行うことができる。
上記第3の実施形態において例示したホームドア装置1のアクセスドアパネル4は、リンク機構8を介して戸袋3に対して揺動自在に取り付けられている。そのため、アクセスドアパネル4の重量は、常に戸袋3で支持される。そのため、第2の実施形態においても、メンテナンス開口を開放する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3から取り外す必要がない。メンテナンス開口を閉鎖する際に、作業者が人力でアクセスドアパネル4を持ち上げて戸袋3に取り付ける必要がない。その結果、戸袋3の側面の開放と復旧を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は、本発明の具体的な実施態様の例示であって、本発明の技術的範囲は、上記実施形態によっては限定されない。本発明は、特許請求の範囲に示された技術的思想の限りにおいて、自由に、変形または改良して実施することができる。
上記各実施形態において、パネル37、窓38、透明ガラス板39、窓51及び透明ガラス板52を備える例を示したが、これらは任意の構成要素であって、省略することができる。パネル37は省略されていても良い。つまり、戸袋3の軌道側の側面が開放されていても良い。パネル37を備えない場合、当然、窓38と透明ガラス板39は備えない。パネル37と窓38を備える場合に透明ガラス板39を省略しても良い。あるいは、透明ガラス板39の代わりに格子や金網を窓38に取り付けても良い。扉体5において窓51を省いても良い。扉体5に窓51を備えない場合、開扉時においては、戸袋3を通してホーム側から軌道側を見通すことはできないが、閉扉時においては、戸袋3を通してホーム側から軌道側を見通すことはできる。扉体5に窓51を備える場合に、透明ガラス板52の代わりに格子や金網を窓51に取り付けても良い。
上記各実施形態において、透明材料の具体例として透明ガラス板43を例示したが、透明材料は狭義のガラス(無機ガラス)には限定されない。有機ガラスを含む広義のガラスであっても良いし、プラスチック系の材料であっても良いし、各種の複合材料や合わせガラスの類いであっても良い。要するに可視光を透過する固体であれば何でも良い。透明ガラス板39と透明ガラス板52についても、同様である。つまり、これらも、可視光を透過する固体であれば何でも良い。
また、上記各実施形態においては、戸袋3内に配置される機器として、レール、ローラ、プーリ、ベルト等の機械部品・機構部品を例示したが、戸袋3内に配置される機器は機械部品・機構部品には限定されない。電動機や制御装置等の電気装置、電子装置も戸袋3内に配置される。これらの電気装置、電子装置もメンテナンスの対象であって、メンテナンス開口からアクセスされる対象である。
第1の実施形態においては、アクセスドアパネル4を戸袋3に対して、スライドさせる機構の例として、案内溝とローラの組み合わせを例示したが、アクセスドアパネル4をスライドさせる機構はこれらには限定されない。例えば、案内溝の代わりにレールを備えても良いし、ローラの代わりにレール上を摺動するスライダを備えても良い。アクセスドアパネル4をスライドさせる機構には、一般的なスライドドアに使用される機構を任意に選択して使用することができる。
上記各実施形態の説明において言及しなかった装置や部品を追加することは任意である。例えば、アクセスドアパネル4に開閉操作用のハンドルを取り付けても良い。また、アクセスドアパネル4を閉鎖状態で保持するロック機構やラッチ機構を備えても良い。
また、第1の実施形態において、アクセスドアパネル4に補助脚45を備える例を例示したが、第2及び第3の実施形態に係るアクセスドアパネル4に補助脚45を備えるようにしても良い。補助脚45が備える車輪45bは旋回軸を備えたキャスターであっても良い。また、補助脚45において車輪45bを省いても良い。つまり、アクセスドアパネル4を移動させた後、アクセスドアパネル4を停止させた状態でのみ補助脚45を使用するようにしても良い。また、補助脚45を軸R3回り回動させる機構に代えて、補助脚45をアクセスドアパネル4に対して自動または手動で昇降させる機構を備えても良い。
第2の実施形態において、ヒンジ7がY軸に平行な回転軸R4回りに回動する例を例示して、アクセスドアパネル4が横開きされる例を示したが、ヒンジ7の配置は、これには限定されない。アクセスドアパネル4の上辺または下辺にヒンジ7を配置して、ヒンジ7をX軸に平行な回転軸回りに回動するように取り付けても良い。つまり、アクセスドアパネル4が、上開き、または下開きされるようにしても良い。
なお、上記実施形態では、扉体5を1枚だけ備えて、扉体5が戸袋3の片側に出没する例を例示したが、扉体5を2枚備えて、扉体5が戸袋3の左右両側に出没するようにしても良い。
本発明は、鉄道駅のプラットホームに設置されるホームドア装置として有用である。
1 ホームドア装置、2 床面、3 戸袋、4,4’ アクセスドアパネル、5 扉体、6 駆動機構、7,7’ ヒンジ、8,8’ リンク機構、31 下部フレーム、31a 下部案内溝、32 支柱、33 上部フレーム、33a 上部案内溝、34 上部案内レール、35 下部案内レール、36 補助ローラ、37 パネル、38 窓、39 透明ガラス板、41,41’ ドアフレーム、41a 切り欠き、42 窓、43 透明ガラス板、44a 上部ガイドローラ、44b 下部ガイドローラ、45 補助脚、45a 脚柱、45b 車輪、46 レセス、47 補助パネル、51 窓、52 透明ガラス板、53 上部ローラ、54 下部ローラ、61 駆動プーリ、62 従動プーリ、63 タイミングベルト、64 ベルトクランプ、81,82,83,84,85,86 リンク、81a,81b,82a,82b,83a,83b,84a,85a,85b,86a 節点

Claims (7)

  1. 床面に固定される戸袋と、前記戸袋に進退自在に取り付けられた扉体を備えるとともに、
    前記戸袋のホーム側の側面の少なくとも一部が透明材料で構成されたホームドア装置であって、
    前記透明材料で構成された板材が、前記戸袋に開閉自在に支持されて、前記戸袋のホーム側の側面に設けられたアクセスドアパネルに取り付けられていて
    前記アクセスドアパネルは、前記床面に当接して、前記アクセスドアパネルを支持する補助脚を備える、
    ホームドア装置。
  2. 前記アクセスドアパネルはスライド機構を介して前記戸袋に取り付けられている、
    請求項1に記載のホームドア装置。
  3. 前記アクセスドアパネルはヒンジを介して前記戸袋に取り付けられている、
    請求項1に記載のホームドア装置。
  4. 2枚の前記アクセスドアパネルが前記戸袋に対して観音開きに取り付けられている、
    請求項3に記載のホームドア装置。
  5. 戸袋と、前記戸袋に進退自在に取り付けられた扉体を備えるとともに、
    前記戸袋のホーム側の側面の少なくとも一部が透明材料で構成されたホームドア装置であって、
    前記透明材料で構成された板材が、前記戸袋に開閉自在に支持されて、前記戸袋のホーム側の側面に設けられたアクセスドアパネルに取り付けられていて、
    前記アクセスドアパネルはヒンジを介して前記戸袋に取り付けられていて、
    更に、前記アクセスドアパネルは、1枚の透明パネルと2基のフレームとから構成され、
    2基の前記フレームは、前記戸袋に対して観音開きに取り付けられ、
    前記透明パネルは、前記フレームの一方に固定され、当該フレームと一体になって、前
    記戸袋に対して自在に揺動するとともに、
    前記フレームの他方は、前記アクセスドアパネルを閉じた状態において、前記透明パネ
    ルと係合するように構成されている、
    ームドア装置。
  6. 前記アクセスドアパネルは、一端が前記戸袋の内部で前記戸袋に軸支され、他端が前記
    アクセスドアパネルに軸支されたリンク機構を介して前記戸袋に取り付けられて、前記ア
    クセスドアパネルが前記戸袋の側面を閉塞している場合には、前記リンク機構が前記戸袋
    の内部に収納され、前記アクセスドアパネルが前記戸袋の側面を開放している場合には、
    前記リンク機構が前記戸袋の外部に振り出されるように構成されている、
    請求項1に記載のホームドア装置。
  7. 前記リンク機構は、一端が前記戸袋に軸支された第1のリンクと、一端が前記第1のリ
    ンクの他端に軸支され、他端が前記アクセスドアパネルに軸支された第2のリンクと、を
    備える、
    請求項6に記載のホームドア装置。
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