JP6654160B2 - ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム - Google Patents

ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6654160B2
JP6654160B2 JP2017026351A JP2017026351A JP6654160B2 JP 6654160 B2 JP6654160 B2 JP 6654160B2 JP 2017026351 A JP2017026351 A JP 2017026351A JP 2017026351 A JP2017026351 A JP 2017026351A JP 6654160 B2 JP6654160 B2 JP 6654160B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulging portion
article
game
mounting
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017026351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017131669A5 (ja
JP2017131669A (ja
Inventor
木村 憲司
憲司 木村
光志 中村
光志 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bandai Co Ltd filed Critical Bandai Co Ltd
Priority to JP2017026351A priority Critical patent/JP6654160B2/ja
Publication of JP2017131669A publication Critical patent/JP2017131669A/ja
Publication of JP2017131669A5 publication Critical patent/JP2017131669A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654160B2 publication Critical patent/JP6654160B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ゲーム装置、読取装置及びゲームシステムに関するものである。
物品に記録された情報に基づいてゲームを実行するゲーム装置では、物品をゲーム装置の所定箇所に載置して、ゲーム装置の読取部に上記情報を読み取らせるものがある(特許文献1)。
特開2012−232186号公報
上記特許文献1に記載のゲーム装置では、物品(例えば、キャラクターカード)を載置する載置板が水平に配置され、読取部(例えば、カードリーダー)へ載置された物品を誘導する壁部が配置されている。物品を水平面に載置するゲーム装置では、ゲーム終了後に載置板に載置した物品の回収をプレイヤが忘れる場合がある。また、読取部まで物品を誘導させる壁部によって、ゲーム装置で使用可能な物品の形状、大きさが限定されてしまう。
本発明は、物品の取り扱い性を向上させたゲーム装置、読取装置及びゲームシステムを提供する。
本発明のゲーム装置は物品を載置可能な載置部を有する膨出部と、載置部に載置された物品に記録された情報を読み取る読取、情報を用いてゲーム処理を実行するゲーム実行手段と、を備えたゲーム装置であって、膨出部は、第1膨出部と当該第1膨出部を覆うように配置される第2膨出部と、を含み、第2膨出部は、載置部及び物品の載置部上の載置位置を決める位置決め部を備え、載置部は、水平面に対して傾斜している。
本発明によれば、物品の取り扱い性を向上させたゲーム装置、読取装置及びゲームシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るゲーム装置の斜視図。 ゲーム装置の制御系のブロック図。 図1のゲーム装置を側面側からみた斜視図。 読取部の斜視図。 読取部の平面図。 読取部の第2膨出部を取り外した平面図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同じ参照符号は、同じ要素を示している。また、各図において、紙面に対する上下左右方向を、本実施形態における装置の上下左右方向として、本文中の説明の際に用いることとする。
<装置の概要>
図1は本発明の一実施形態に係るゲーム装置Aの斜視図である。まず、ゲーム装置Aの概要について説明し、その後、その読取部33等の筐体構造の詳細について説明する。ゲーム装置Aは、物品の販売機能とゲーム機能とを備え、物品が購入されるとゲームを実行する。なおゲーム装置Aは、物品の販売機能とゲーム機能とを備え、物品が購入されるとゲームを実行するゲーム機能付きの物品販売装置にも適用可能である。本実施形態では、販売する物品をカードCとするが、販売する物品はカードに限られない。
ゲーム装置Aは、その筐体が、本体部1と、表示・展示部2と、操作盤3と、に大別される。操作盤3は水平方向に棚上に配置されており、表示・展示部2は操作盤3から立設されている。本体部1は側面視でL字型をなし、表示・展示部2と操作盤3とを支持する。
本体部1には、カードCの対価である購入代金を投入するための投入部11と、カードCを払い出す払出部12と、を備える。払出部12は、例えば、本体部1内に設置された給紙機構、印刷機構等のオンデマンド印刷により本体部1内で所定の用紙にゲームに登場するキャラクタ等の画像や、QRコード(登録商標)、バーコード等の形態でゲーム用のデータ(情報)等が印刷されたカードを払い出す。なお払い出されるカードは、オンデマンド印刷に限定されず、多数のカードCを積層状態で収容するストッカ部と、モータ等を駆動源としてストッカ部から1枚ずつカード等の物品を排出する排出機構とから払い出されるカードでもよい。
カードCは、例えば、その表面にゲームに登場するキャラクタ等の画像が印刷され、その裏面にはQRコード(登録商標)等の形態でゲーム用のデータが記録される。なお、ゲーム用のデータの記録方式はQRコード(登録商標)以外に、磁気記録形式或いはICチップを用いる方式等、他の方式も採用可能である。ゲーム用のデータは、例えば、カードCに印刷されたキャラクタ固有のデータとされる。
表示・展示部2には、電子画像(ゲーム用の画像)を表示する第1表示部21が設けられている。第1表示部21は、本体部1の上面奥側から立設され、プレイヤに対向して配置される。第1表示部21の正面には透明パネル21aが設けられ、第1表示部21を保護している。また第1表示部21よりも下方で操作盤3よりも上方の位置には、電子画像を表示し、プレイヤの操作を受け付け可能な第2表示部22が設けられている。第2表示部22における表示面は、第1表示部21の表示面に対して傾斜している。図3に鎖線で示すように、第2表示部22における表示面の水平面Hに対する傾斜角度IA22は、第1表示部21における表示面の傾斜角度IA21より浅く、操作盤3の傾斜角度IA3より深く設定される。
また、第2表示部21における表示面と後述する載置部33b1の載置面とは、水平面Hに対する傾斜角度が略同一に設定される。これによりプレイヤは、第2表示部21に対する操作と載置面に対する操作(カードCを載置する操作)とを同様の感覚で行うことが可能となり操作性が向上する。
再び図1を参照して、第1表示部21及び第2表示部22は、操作盤3よりも上方に位置しており、プレイヤが操作盤3上で操作を行いながら、画像表示を見易くしている。少なくとも第1表示部21及び第2表示部22のいずれか一方は、カードCの販売に関するガイダンスや、ゲーム用の画像を表示する。例えば第1表示部21は、カードCから読み取られるゲーム用のデータに対応したキャラクタの画像を表示する。そして、ゲーム機能で実行されるゲームが、種類の異なる複数のキャラクタが対戦して勝ち負けを競う対戦ゲームである場合、その対戦ゲームの画像を表示する。
第2表示部22は、タッチパネルを例示することができる。例えばプレイヤは、後述する操作盤3によるボタン操作に代えて、第2表示部22や第1表示部21に表示された表示を見ながら、第2表示部に触れることで操作を行うことができる。こうすることでボタン操作よりも直観的な操作を行うことができ、低年齢の子供にも容易にゲームで遊べることができたり、ボタン操作では実行が難しい操作(フリック、スワイプ等)も行うことができる。
第2表示部22の外周には、枠部分23が配置される。枠部分23には、ゲーム装置Aを装飾する図柄などが配置される。第2表示部22の枠部分23には、左右一対のスピーカ24が配置される。第2表示部22と枠部分23とスピーカ24とは、ほぼ同一平面上に配置されており、その水平面Hに対する傾斜角度IA22は、第1表示部21の傾斜角度IA21より浅く、操作盤3の傾斜角度IA3より深く設定される(図3参照)。
こうすることで、天井や第1表示部21からの光が第2表示部22に反射して、プレイヤが第2表示部22の表示内容が見えづらくなることを防止している。またスピーカ24からの音が、第1表示部21に正対したプレイヤの耳元に届きやすくすることができる。さらに第2表示部22は、視認性向上のため操作盤3から少し離して上方に配置された第1表示部21と操作盤3との間に生じるスペース(第3領域)に配置することで、配置スペースを有効活用している。
操作盤3には、その上面に、プレイヤの操作を受け付ける操作部31R、31Lが取り付けられている。本実施形態の場合、操作部31R、31Lは、それぞれ、3つのボタン型のスイッチ31aから構成されているが、レバー型のスイッチ等、他の種類のものでもよい。本実施形態の場合、操作部31Rは操作盤3の上面右側に、操作部31Lは操作盤3の上面左側に、それぞれ設けられており、対戦ゲームを行う場合に、一方のプレイヤからの操作を操作部31Rで、他方のプレイヤからの操作を操作部31Lで、それぞれ受付可能としている。また、操作盤3において操作部31R、31Lの取り付け位置はプレイヤが操作部を操作し易いように水平位置よりも前側(手前側、プレイヤ側)下方に僅かに傾斜している。
本体部1の上面に配置された操作盤3に隣接して、本体部1の前側(手前側、プレイヤ側)には、縁部(第2領域)32が配置される。縁部32は、操作盤3が配置された僅かに傾斜する平面部に連続して、前側に突出する湾曲した突部を形成する。つまり縁部32は、操作盤3の平面部より下方に傾斜する傾斜面を少なくとも備えている。
縁部32を余計な角部を排除した湾曲した突部とすることで、プレイヤが下方の払出部12から前かがみになってカードを取り出す際に、頭をぶつけても怪我のリスクを低減する構成としている。さらにプレイヤが小さい子供の場合、子供が操作盤3等に手を伸ばせる範囲内に角部を形成することがないので、角にぶつけて怪我のリスクを低減することができ安全である。縁部32には、カードCに記録された情報を読み取る読取部33の一部が、本体部1の幅方向における中央に配置される。また読取部33の他の部分は、操作盤3上に配置される。
次に、図2を参照してゲーム装置Aの制御系の構成について説明する。図2はゲーム装置Aの制御系のブロック図である。CPU(ゲーム実行部)41は、ROM42に記憶された各種プログラムとデータを読み出してゲーム機能(ゲーム処理)とオンデマンド印刷機能とを実現する。RAM43は、ワークエリアなどとして機能する。
音声出力装置44は、例えば、音声回路とスピーカ24、25aとを備え、CPU41からの出力命令にしたがって効果音や音声メッセージなどを出力する。コイン検知部11aは、投入部11に投入されたコインを検知するセンサを備え、正規のコインの投入を検知すると検知信号をCPU41に送出する。なお、コインは硬貨であってもよいし、硬貨と引き換えで貸与されるゲーム用コインであってもよい。
CPU41は、例えば、以下の処理を行う。まず、コイン検知部11aからコイン検知信号を受信すると、第1表示部21にメニュー画像を表示する。メニューはカードCの購入だけを実行するか、または、カードCの購入とともにゲームをプレイするかを顧客(プレイヤ)に問い合せるためのメニューである。顧客は、操作部31R又は31Lを介して問い合わせに返答する。なお、ゲームをプレイする場合には、更に、一人でプレイするか二人でプレイするかを選択させるようにすることができる。
操作部31R又は31Lからの信号が、カードCの購入だけを実行することを顧客が選択したことを示す信号の場合は、カードCを1枚排出することを示す排出命令を払出部12へ送信してカードCを払い出す。その後、例えば、顧客が追加でコインを投入するとさらにもう一枚のゲームカード等の物品を購入できることを示すメッセージ等のガイダンスの画像を第1表示部21または第2表示部22に表示して一連の処理を終了する。
操作部31R又は31Lからの信号が、カードCの購入と共にゲームを実行することを顧客が選択したことを示す信号の場合は、カードCを1枚排出することを示す排出命令を払出部12へ送信してカードCを払い出す。その後、ゲーム進行に関する処理を実行する。
ゲーム進行に関する処理においては、例えば、プレイヤがカードCを読取部33に読み取らせることを促す画像を第1表示部21に表示する。読取部33がカードCを読み取ると、ゲームの進行に必要なパラメータ(例えば、キャラクタに関する体力、攻撃力、防御力等)が設定される。そして、第1表示部21にゲーム画像を表示し、操作部31R又は31Lに対するプレイヤの操作と、設定したパラメータとに基づいて勝敗を決定する処理等を行う。このとき、操作部31R又は31Lに代えて、第2表示部22を用いてもよいし、その両方を用いてもよい。一人プレイの場合は、プレイヤ対コンピュータとなり、二人プレイの場合はプレイヤ対プレイヤとなるが、基本的な処理は同様のものとなる。
<筐体構造の詳細>
次に、ゲーム装置Aの筐体構造について図1、図3から図6を参照して詳述する。図3はゲーム装置Aを側面からみた斜視図、図4は読取部33の拡大斜視図、図5及び図6は読取部33の平面図である。
<読取部33>
読取部33は、情報を読み取る読取穴(読取部)33a1が形成された第1膨出部33aと、カードCを載置可能な載置部33b1及び位置決め部33b2が形成された第2膨出部33bとを備える。図5に、第1膨出部33aの平面図を示し、図6に第2膨出部33bの平面図を示す。第2膨出部33bは、第1膨出部33aと略同じ形状で一回り大きく形成されている略矩形の逆お椀型の形状である。第1膨出部33aが本体部1の操作盤3と縁部32との領域に取り付けられたのちに、第1膨出部33aに覆うように第2膨出部33bが取り付けられる。こうすることで、図4に示すような読取部33が形成される。なお、第1膨出部33a及び第2膨出部33bの少なくともいずれか一方は、本体部1に対して着脱可能である。
<第1膨出部33a>
図5に示すように第1膨出部33aは、略矩形で角を丸くされ、読取穴33a1が中央よりオフセットされた位置に形成された上面33a2と、上面33a2の周縁から下方へ湾曲する第1縁部33a3と、四隅に本体部1との接続に用いられるネジのためのネジ穴33a4とを備える。第1膨出部33aに形成された読取穴33a1は、矩形の穴であり、後述する第1膨出部33aの下方の本体側に配置された読取機構へカードCに記録された情報を提示する窓になっている。
また第1膨出部33aには、少なくともカードCの載置に関する指示情報、例えば読取穴33a1にカードCのQRコード(登録商標)をかざす旨の指示等が付されている。第1膨出部33aは、本体部1に対して取り外し可能(着脱可能)に配置される。したがって、第1膨出部33aを本体部1から取り外して交換することで、読取穴33a1の位置や形状、及び指示情報の内容等を変更することができる。
<第2膨出部33b>
図6に示すように第2膨出部33bは、略矩形で角を丸くされ、位置決め部33b2が形成された載置部33b1と、載置部33b1の周縁から下方へ湾曲する第2縁部33b3と、四隅に本体部1との接続に用いられるネジのためのネジ穴33a4とを備える。図示する第2膨出部33bの裏側には、下方に第1膨出部33aを収容可能とする内側空間が形成されている。また第2膨出部33bは、第1膨出部33aを覆うように配置された際に、載置部33b1に載置されたカードCの情報が読取穴33a1を通して読取機構へ提示可能なように、また第1膨出部33aの指示情報等が外部へ表示されるように透明または半透明の部材で形成される。なお本実施形態においては、第2膨出部33bは、第1膨出部33aの全体を覆うように配置されているが、第1膨出部33aの一部のみを覆うように配置されてもよい。
第2膨出部33bが第1膨出部33aを覆うよう本体部1に配置された際に、第1膨出部33aと第2膨出部33bとのネジ穴33a4、33b4は互いに一致して配置される。つまり、第1膨出部33aと第2膨出部33bとは、不図示の共通のネジで本体部1に取り付けられる。
<載置部33b1>
第2膨出部33bの載置部33b1は、載置されたカードが摺動移動可能な載置面を備えている。載置面とは、載置部33b1において後述する位置決め部33b2が形成されている箇所を除き、カード等の物品が載置される面を例示することができる。そして第1膨出部33aに形成された読取穴33a1は、第2膨出部33bの載置部33b1の載置面の直下に配置される。なお本実施形態において載置面は、平面を例示するが、曲面であってもよく、さらにカード等の物品の形状に合わせた曲面であってもよい。
ここで例えば図6に示すように、大きさの異なる小さいカードC1と大きいカードC2とをプレイヤが使用するとする。小さいカードC1は、載置部33b1の載置面より小さい大きさである。また大きいカードC2は、載置面より大きい大きさである。なお、小さいカードC1も大きいカードC2も共に図示する隅部の所定位置にカードの情報が記録された所定領域CIが配置されているとする。
小さいカードC1は、載置部33b1より小さい大きさであるから、載置面上を摺動移動可能である。こうすることで後述するカードC1の情報が記録された所定領域CIを読取穴33a1上へ導く際に、カードC1を載置面上を摺動させて位置決め部33b2へ当接させることで、容易に導くことができる。
また大きいカードC2を用いた場合でも、載置面は大きいカードC2の情報が記録された所定領域CIを含むカードの一部を載置可能な大きさに設定されているから、カードの情報を読み取らせる際にカードがぐらついたり、移動してしまうことがない。
上記したように第2膨出部33b(読取部33)は、載置部33b1に隣接して、その周縁から下方へ湾曲する第2縁部33b3を備えているから、載置部33b1の載置面は、操作盤3の平面部よりも高い位置に配置される。こうすることで、プレイヤはカード情報を読み取る読取部33の位置を容易に見つけることができると共に、載置部33b1より大きいカードC2を用いた場合であっても、読取部33の周囲にカードと干渉する部材がない。したがってプレイヤは、複数のサイズのカードを読み取らせることができる。
さらに載置部33b1は、本体部1の奥側に対して手前側へ向けて下方に傾斜している。図3に示すように少なくとも載置部33b1の水平面Hに対する傾斜角度IA33は、操作盤3の水平面Hに対する傾斜角度IA3より大きく形成されている。また載置部33b1の傾斜角度IA33は、縁部32の上面の傾斜角度より小さく形成されていてもよい。
載置部33b1が水平面Hに対して傾斜していることで、カードCを載置部33b1に載置してもプレイヤ側の下方に落下するため、カードCの情報の読取後であっても、プレイヤがカードを載置部33b1に置き忘れることを防止することができる。さらに載置部33b1の載置面を下方に傾斜した面とすることで、背丈の低い小さい子供でも載置面が見やすく、手が届きやすいように載置部33b1を配置することができる。また載置部33b1の周縁から下方へ湾曲する第2縁部33b3を形成することで、曲面によりカードCが落ちやすく、さらに子供が接触しても怪我のリスクを低減することができる。
<位置決め部33b2>
載置部33b1上には、カードCの載置部33b1上の載置位置を決める位置決め部33b2が配置される。位置決め部33b2は、カードCの載置部33b1上での移動を規制する高さを有する。例えば位置決め部33b2は、カードCの厚さより高い高さを有することを例示できる。これはカードCの場合に限定されず、カードに代えて、厚みを有する物品を用いた場合には、少なくとも物品が載置部33b1上での移動を阻止する高さであってもよい。また、物品の厚みより低い高さであっても、プレイヤが載置面上で物品を移動させた際に、物品が容易に位置決め部33b2を乗り上げない高さとしてもよい。
位置決め部33b2は、載置部33b1上において、カードCにおける情報が記録された所定領域CIを読取穴33a1に対応した位置へ位置決めする。本実施形態においては、読取穴33a1の少なくとも2辺に対応して、直交する壁部材を採用している。壁部材は、例えば載置部33b1から立設する面をそれぞれテーパ面としており、カードが衝突してもその力を逃がしたり、カードを上方から載置しようとする場合の誘導を容易にしている。
なお、位置決め部33b2は、上記直交する壁部材に限定されず、載置部33b1から立設された少なくとも二つの突部または、互いが交差する少なくとも二つの突条でもよい。なお交差する二つの突条には、少なくともいずれか一方の突条の延長線が他の突条の延長線または突条自体と交差または直交するように配置されていればよい。
第1膨出部33aと同様に第2膨出部33bを交換することで、位置決め部33b2の位置、形状、大きさや載置部33b1の大きさを変更可能である。また読取穴33a1に対応した部分に傷や汚れ等がついてしまった場合にも容易に交換することができる。第2膨出部33bは、第1膨出部33aの読取穴33a1に対応する位置が透明または半透明であれば、全体が透明または半透明でなくてもよい。
<読取動作>
第1膨出部33aの内側(本体部1内部側)には、図示しない読取機構が配置されている。読取機構は、例えばLED等の光源と、光源からの光の反射光を検知する検知部とを備える。読取機構は、読取穴33aを通してカードCに記録されたQRコード(登録商標)等の反射光を検知して、カードCに記録された情報を読み取る。プレイヤは載置部33b1上にカードCを置いた状態で、カードCをスライドなどさせ、そのゲーム用のデータが記録された所定領域CIを読取穴33aに合せる。そして読取機構に情報を読み取らせることができる。なお読取部33は、カードCにおけるゲーム用のデータの記録方式に応じたセンサを備えていればいずれの形態でもよく、例えば、ゲーム用のデータがバーコード形式で記録されている場合、バーコードを読み取る光学センサを備えることになる。
<その他の構成>
次に、図1及び図3を参照して、表示・展示部2の上部正面全体は、透明パネル25が配置される。この透明パネル25により装飾シートを挟持することで、この装飾シートによりキャラクタやゲーム内容等についての情報を提供することができる。また透明パネル25の下部には、左右一対のスピーカ25aが配置される。
またゲーム装置Aの操作盤3より下部の正面全体は、カードCの対価である購入代金を投入するための投入部11とカードCを払い出す払出部12とに対応する部分を除いて、表示・展示部2の上部正面全体と同様に透明パネルにより覆われている。この透明パネルにより装飾シートを挟持することで、この装飾シートによりキャラクタやゲーム内容等についての情報を提供することができる。また透明パネルを採用することにより、新機種に応じてデザインが異なる装飾シートを容易に装着できる。
1 本体部、3 操作盤、33 読取部、33b1 載置部、A ゲーム装置、C カード

Claims (15)

  1. 物品を載置可能な載置部を有する膨出部と、
    前記載置部に載置された前記物品に記録された情報を読み取る読取と、
    前記情報を用いてゲーム処理を実行するゲーム実行手段と
    備えたゲーム装置であって、
    前記膨出部は、第1膨出部と当該第1膨出部を覆うように配置される第2膨出部と、を含み、
    前記第2膨出部は、前記載置部及び前記物品の前記載置部上の載置位置を決める位置決め部を備え、
    前記載置部における載置面は、水平面に対して傾斜しているゲーム装置。
  2. 前記第2膨出部は、透明または半透明の部材で形成される請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記位置決め部は、前記物品の前記載置面上での移動を規制する高さを有する請求項1または2に記載のゲーム装置。
  4. 前記位置決め部は、前記物品における前記情報が記録された所定領域前記読取部に対応する位置となるように位置決めする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  5. 前記位置決め部は、前記載置部から立設された少なくとも二つの突部または互いに交差する少なくとも二つの突条を備える請求項1乃至4のいずれか項に記載のゲーム装置。
  6. 前記載置面は、載置された前記物品が摺動移動可能な平面である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  7. 前記載置面は、少なくとも前記情報が記録された所定領域を含む前記物品の一部を載置可能な大きさに設定される請求項1乃至6のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  8. 前記膨出部は、前記載置面に隣接し、前記載置面から下方へ湾曲する縁部を備える請求項1乃至7のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  9. プレイヤの操作を受け付ける操作部を有し、前記読取部が設置される本体部をさらに備え、
    前記載置面は、前記本体部の奥側に対して手前側へ向けて下方に傾斜している請求項1乃至8のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  10. 前記本体部の上面は、前記操作部が配置される平面部を備える第1領域と、前記第1領域に隣接して前記本体部の手前側に配置される第2領域とを備え、
    少なくとも前記読取部の一部は前記第2領域に配置される請求項に記載のゲーム装置。
  11. 前記第2領域は、前記本体部の奥側に対して手前側へ向けて下方に傾斜し、前記平面部より大きく傾斜する傾斜面を備え、
    前記読取は、前記本体部の幅方向における中央に配置される請求項1に記載のゲーム装置。
  12. 水平面に対する前記載置部の傾斜角度は、前記第1領域の傾斜角度より大きく、前記第2領域の傾斜角度より小さく形成される請求項1に記載のゲーム装置。
  13. 前記第2膨出部は、前記本体部に対して着脱して他の前記第2膨出部に交換可能であり、
    前記第2膨出部を交換することで、少なくとも前記位置決め部及び載置部のいずれか一方を変更可能である請求項9乃至12のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  14. 物品を載置可能な載置部を有する膨出部と、
    前記載置部に載置された前記物品に記録された情報を読み取る読取部と、
    を備えた読取装置であって、
    前記膨出部は、第1膨出部と当該第1膨出部を覆うように配置される第2膨出部と、を含み、
    前記第2膨出部は、前記載置部及び前記物品の前記載置部上の載置位置を決める位置決め部を備え、
    設置時において、前記載置部における載置面は、水平面に対して傾斜している読取装置。
  15. 物品と、該物品から読み取られた情報を用いてゲーム処理を実行するゲーム実行手段を備えるゲーム装置と、を含むゲームシステムであって、
    前記ゲーム装置は、
    前記物品を載置可能な載置部を有する膨出部と、
    前記載置部に載置された前記物品に記録された情報を読み取る読取部と、
    を備え、
    前記膨出部は、第1膨出部と当該第1膨出部を覆うように配置される第2膨出部と、を含み、
    前記第2膨出部は、前記載置部及び前記物品の前記載置部上の載置位置を決める位置決め部を備え、
    前記載置部における載置面は、水平面に対して傾斜しているゲームシステム。
JP2017026351A 2017-02-15 2017-02-15 ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム Active JP6654160B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026351A JP6654160B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026351A JP6654160B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016014774A Division JP6097423B1 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 ゲーム装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017131669A JP2017131669A (ja) 2017-08-03
JP2017131669A5 JP2017131669A5 (ja) 2019-03-07
JP6654160B2 true JP6654160B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=59501768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026351A Active JP6654160B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6654160B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017131669A (ja) 2017-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6097423B1 (ja) ゲーム装置
EP1972364B1 (en) Game apparatus, virtual camera control method program and recordin medium
EP1964596B1 (en) Game apparatus, character and virtual camera control method, program and recording medium
US8647189B2 (en) Gaming machine capable of displaying information for a description of bet types including a winning condition
JP2013078625A (ja) 物品販売装置
JP5955884B2 (ja) ゲーム装置
US20080268932A1 (en) Gaming machine with a plurality of touch panels as an input device
JP5219114B2 (ja) カードの配置方向認識手段を備えたカードゲーム装置
CN102209580A (zh) 游戏机
JP6654160B2 (ja) ゲーム装置、読取装置及びゲームシステム
JP2009078029A (ja) 遊技機用表示ユニット及び遊技機
JP2017176470A (ja) ゲーム装置
JP6714979B2 (ja) カードゲーム装置
JP2008272089A (ja) タッチパッド又はタッチパネルをゲームの入力デバイスとして使用するゲーミングマシン
JP2008272458A (ja) ゲーム装置、及び、カード束装着ケース
JP6963327B2 (ja) ゲーム機
JP5531061B2 (ja) ゲーム装置
JP4108043B2 (ja) 電子ボードゲーム装置
JP5174227B1 (ja) 物品販売装置
JP2009165727A (ja) ポーカースロットゲーム機
JP2005087677A (ja) 遊技機
JP5968394B2 (ja) 遊技機
JP6346773B2 (ja) カード販売装置
JP6053215B2 (ja) 遊技機
JP3722730B2 (ja) 麻雀ゲームにおける上がり役および点数の自動判別告知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190123

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654160

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250