JP2017176470A - ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルディスプレイの設置態様を調節可能なゲーム装置を提供する。
【解決手段】物品に記録された情報を読み取る読取手段と、前記情報を用いてゲームの処理を実行する処理手段と、プレイヤの操作を受け付ける操作手段と、前記読取手段とを有する本体部と、前記本体部上に設置され、タッチ感知面を有し、かつ、前記ゲームに関するゲーム情報を表示する第1の表示手段とを備えたゲーム装置であって、前記本体部上における前記第1の表示手段の設置態様を調節するための調節手段を更に有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム装置に関するものである。
物品に記録された情報に基づいてゲームを実行するゲーム装置では、物品をゲーム装置の所定箇所に載置して、ゲーム装置の読取部に上記情報を読み取らせるものがある(特許文献1)。
特開2014−176724号公報
上記特許文献1に記載のゲーム装置では、タッチパネルディスプレイを備えているが、当該タッチパネルディスプレイの傾きは固定である。しかし、ゲーム装置は年齢や体格の異なるプレイヤによって使用されるため、傾き(設置角度)や位置(設置位置)が固定的では使用に不便を来たし、遊技性を損なうおそれがある。
そこで、本発明は、タッチパネルディスプレイの設置態様を調節可能なゲーム装置を提供する。
本発明の一態様によると、物品に記録された情報を読み取る読取手段と、前記情報を用いてゲームの処理を実行する処理手段と、プレイヤの操作を受け付ける操作手段と、前記読取手段とを有する本体部と、前記本体部上に設置され、タッチ感知面を有し、かつ、前記ゲームに関するゲーム情報を表示する第1の表示手段とを備えたゲーム装置であって、前記本体部上における前記第1の表示手段の設置態様を調節するための調節手段を更に有している。
本発明によれば、タッチパネルディスプレイの設置態様を調節可能なゲーム装置を提供する。
本発明の一実施形態に係るゲーム装置の斜視図。 ゲーム装置の制御系のブロック図。 異なるプレイヤによるゲーム装置Aの使用状況を示す図。 第2表示部の設置態様の調節を説明するための図。 第2表示部の設置態様の調節機構の一例を示す図。 第2表示部の設置態様の調節機構の他の一例を示す図。 第2表示部の設置態様を指定するための表示画面の一例を示す図。 第2表示部の設置態様を指定するための表示画面の他の一例を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同じ参照符号は、同じ要素を示している。また、各図において、紙面に対する上下左右方向を、本実施形態における装置の上下左右方向として、本文中の説明の際に用いることとする。
<装置の概要>
図1は本発明の一実施形態に係るゲーム装置Aの斜視図である。まず、ゲーム装置Aの概要について説明し、その後、タッチパネルディスプレイの設置角度や設置位置といった設置態様の調節の詳細について説明する。ゲーム装置Aは、物品の販売機能とゲーム機能とを備え、物品が購入されるとゲームを実行する。なおゲーム装置Aは、物品の販売機能とゲーム機能とを備え、物品が購入されるとゲームを実行するゲーム機能付きの物品販売装置にも適用可能である。本実施形態では、販売する物品をカードCとするが、販売する物品はカードに限られない。
ゲーム装置Aは、その筐体が、本体部1と、表示・展示部2と、操作盤3と、に大別される。操作盤3は水平方向に棚上に配置されており、表示・展示部2は操作盤3から立設されている。本体部1は側面視でL字型をなし、表示・展示部2と操作盤3とを支持する。
本体部1には、カードCの対価である購入代金を投入するための投入部11と、カードCを払い出す払出部12と、を備える。払出部12は、例えば、本体部1内に設置された給紙機構、印刷機構等のオンデマンド印刷により本体部1内で所定の用紙にゲームに登場するキャラクタ等の画像や、QRコード(登録商標)、バーコード等の形態でゲーム用のデータ(情報)等が印刷されたカードを払い出す。なお払い出されるカードは、オンデマンド印刷に限定されず、多数のカードCを積層状態で収容するストッカ部と、モータ等を駆動源としてストッカ部から1枚ずつカード等の物品を排出する排出機構とから払い出されるカードでもよい。
カードCは、例えば、その表面にゲームに登場するキャラクタ等の画像が印刷され、その裏面にはQRコード(登録商標)等の形態でゲーム用のデータが記録される。なお、ゲーム用のデータの記録方式はQRコード(登録商標)以外に、磁気記録形式或いはICチップを用いる方式等、他の方式も採用可能である。ゲーム用のデータは、例えば、カードCに印刷されたキャラクタ固有のデータとされる。
表示・展示部2には、電子画像(ゲーム用の画像)を表示する第1表示部21が設けられている。第1表示部21は、本体部1の上面奥側から立設され、プレイヤに対向して配置される。第1表示部21の正面には透明パネル21aが設けられ、第1表示部21を保護している。また第1表示部21よりも下方で操作盤3よりも上方の位置には、電子画像を表示し、プレイヤの操作を受け付け可能な第2表示部22が設けられている。第2表示部22における表示面は、第1表示部21の表示面に対して傾斜している。
第1表示部21及び第2表示部22は、操作盤3よりも上方に位置しており、プレイヤが操作盤3上で操作を行いながら、画像表示を見易くしている。少なくとも第1表示部21及び第2表示部22のいずれか一方は、カードCの販売に関するガイダンスや、ゲーム用の画像を表示する。例えば第1表示部21は、カードCから読み取られるゲーム用のデータに対応したキャラクタの画像を表示する。そして、ゲーム機能で実行されるゲームが、種類の異なる複数のキャラクタが対戦して勝ち負けを競う対戦ゲームである場合、その対戦ゲームの画像を表示する。
第2表示部22は、例えば、表面に接触するオブジェクト(例えば、指やスタイラス)の存在を感知するタッチ感知面を有するタッチパネルディスプレイにより構成することができる。例えばプレイヤは、操作盤3によるボタン操作に代えて、第2表示部22や第1表示部21に表示された表示を見ながら、第2表示部に触れることで操作を行うことができる。こうすることでボタン操作よりも直観的な操作を行うことができ、低年齢の子供にも容易にゲームで遊べることができ、また、ボタン操作では実行が難しい操作(フリック、スワイプ等)も行うことができる。図1に示すように第2表示部22の外周には、枠部分23を配置することができる。枠部分23には、ゲーム装置Aを装飾する図柄や、左右一対のスピーカ24が配置されていてもよい。
操作盤3には、その上面に、プレイヤの操作を受け付ける操作部31R、31Lが取り付けられている。本実施形態の場合、操作部31R、31Lは、それぞれ、3つのボタン型の操作部材(スイッチ)31a、31b、31cから構成されているが、レバー型のスイッチ等、他の種類のものでもよい。本実施形態の場合、操作部31Rは操作盤3の上面右側に、操作部31Lは操作盤3の上面左側に、それぞれ設けられており、対戦ゲームを行う場合に、一方のプレイヤからの操作を操作部31Rで、他方のプレイヤからの操作を操作部31Lで、それぞれ受付可能としている。また、操作盤3において操作部31R、31Lの取り付け位置はプレイヤが操作部を操作し易いように水平位置よりも前側(手前側、プレイヤ側)下方に僅かに傾斜している。
本体部1の上面に配置された操作盤3に隣接して、本体部1の前側(手前側、プレイヤ側)には、縁部(第2領域)32が配置される。縁部32は、操作盤3が配置された僅かに傾斜する平面部に連続して、前側に突出する湾曲した突部を形成する。つまり縁部32は、操作盤3の平面部より下方に傾斜する傾斜面を少なくとも備えている。
縁部32を余計な角部を排除した湾曲した突部とすることで、プレイヤが下方の払出部12から前かがみになってカードを取り出す際に、頭をぶつけても怪我のリスクを低減する構成としている。さらにプレイヤが小さい子供の場合、子供が操作盤3等に手を伸ばせる範囲内に角部を形成することがないので、角にぶつけて怪我のリスクを低減することができ安全である。縁部32には、カードCに記録された情報を読み取る読取部33の一部が、本体部1の幅方向における中央に配置される。また読取部33の他の部分は、操作盤3上に配置される。
次に、図2を参照してゲーム装置Aの制御系の構成について説明する。図2はゲーム装置Aの制御系のブロック図である。CPU(ゲーム実行部)41は、ROM42に記憶された各種プログラムとデータを読み出してゲーム機能(ゲーム処理)とオンデマンド印刷機能とを実現する。RAM43は、ワークエリアなどとして機能する。
音声出力装置44は、例えば、音声回路とスピーカ24、25aとを備え、CPU41からの出力命令にしたがって効果音や音声メッセージなどを出力する。コイン検知部11aは、投入部11に投入されたコインを検知するセンサを備え、正規のコインの投入を検知すると検知信号をCPU41に送出する。なお、コインは硬貨であってもよいし、硬貨と引き換えで貸与されるゲーム用コインであってもよい。
CPU41は、例えば、以下の処理を行う。まず、コイン検知部11aからコイン検知信号を受信すると、第1表示部21にメニュー画像を表示する。メニューはカードCの購入だけを実行するか、または、カードCの購入とともにゲームをプレイするかを顧客(プレイヤ)に問い合せるためのメニューである。顧客は、操作部31R又は31Lを介して問い合わせに返答する。なお、ゲームをプレイする場合には、更に、一人でプレイするか二人でプレイするかを選択させるようにすることができる。
操作部31R又は31Lからの信号が、カードCの購入だけを実行することを顧客が選択したことを示す信号の場合は、カードCを1枚排出することを示す排出命令を払出部12へ送信してカードCを払い出す。その後、例えば、顧客が追加でコインを投入するとさらにもう一枚のゲームカード等の物品を購入できることを示すメッセージ等のガイダンスの画像を第1表示部21または第2表示部22に表示して一連の処理を終了する。
操作部31R又は31Lからの信号が、カードCの購入と共にゲームを実行することを顧客が選択したことを示す信号の場合は、カードCを1枚排出することを示す排出命令を払出部12へ送信してカードCを払い出す。その後、ゲーム進行に関する処理を実行する。
読取部33は、例えばLED等の光源と、光源からの光の反射光を検知する検知部とを備えて構成される。読取部33は、読取穴を通してカードCに記録されたQRコード(登録商標)等の反射光を検知し、カードCに記録された情報を読み取ることができる。その際、プレイヤは読取部33の載置部にカードCを置いた状態でカードCをスライドなどさせ、ゲーム用のデータが記録された所定領域を読取穴に合せる。読取部33は、カードCにおけるゲーム用のデータの記録方式に応じたセンサを備えていればいずれの形態でもよく、例えば、ゲーム用のデータがバーコード形式で記録されている場合、バーコードを読み取る光学センサを備えることになる。
設置態様制御部45は、第2表示部22の設置態様をプレイヤからの操作入力に応じて自動調整するための制御部である。設置態様制御部45は、CPU41から第2表示部22の設置角度や設置位置の指定を受付けると、第2表示部22が指定された設置角度、設置位置となるよう、第2表示部22の設置態様を調節するための各調節機構(後述するアーム機構またはスライド機構)の動作を制御する。
ゲーム進行に関する処理においては、例えば、プレイヤがカードCを読取部33に読み取らせることを促す画像を第1表示部21に表示する。読取部33がカードCを読み取ると、ゲームの進行に必要なパラメータ(例えば、キャラクタに関する体力、攻撃力、防御力等)が設定される。そして、第1表示部21にゲーム画像を表示し、操作部31R又は31Lに対するプレイヤの操作と、設定したパラメータとに基づいて勝敗を決定する処理等を行う。このとき、操作部31R又は31Lに代えて、第2表示部22を用いてもよいし、その両方を用いてもよい。一人プレイの場合は、プレイヤ対コンピュータとなり、二人プレイの場合はプレイヤ対プレイヤとなるが、基本的な処理は同様のものとなる。
<第2表示部22の設置態様の調節>
図1に示すゲーム装置Aは、年齢や体格の異なる複数のプレイヤによって使用される。図3は、青年や一般成人等のプレイヤ51が使用する状況(図3(a))と、幼児や子供のプレイヤ52が使用する状況(図3(b))とを例示的に示している。
まず、図3(a)に示すように、青年や一般成人が使用する状況では、プレイヤ51の目の位置は第2表示部22の上方にあり、プレイヤ51は上から見下ろす形で第2表示部22の画面を見ることができるので、画面の視認状況は良好である。また、プレイヤ51の腕は第2表示部の上方にあるため第2表示部へのアクセスも問題なく行え、タッチパネルに対するタッチ操作も容易である。
これに対し、図3(b)のように背の低い幼児や子供が使用する状況では、プレイヤ52の目の位置は第2表示部22の斜め上であり、プレイヤ52の身長が低くなるほど第2表示部22の画面を真横に近い位置から見ることになってしまうため視認性が低下する。また、プレイヤ51の腕は第2表示部とほぼ同じ高さか、より下方にあるため第2表示部へのアクセスが困難である場合も想定される。
このとき、タッチパネルである第2表示部22の設置態様(角度や位置)が固定的な場合、プレイヤによってはゲーム装置Aを快適に使用できないおそれがある。そこで、以下に説明するように、本実施形態では、第2の表示部22の設置態様を調節(調整)可能にゲーム装置Aを構成する。特に、第2表示部22の設置態様は、本体部1上において第1表示部21と操作部31との間において調節される。
図4は、第2の表示部22の設置角度及び設置位置の変化を示す図である。図4(a)から(c)では、第2表示部22とゲーム装置Aの本体部1の筐体面とが成す設置角度θ1からθ3はそれぞれ異なっている。ここではθ1>θ2>θ3であり、図4(c)に示す状態を図1における第2表示部の傾斜と考えてもよい。また、図4(d)から(f)では、第2表示部22の背面の本体部1の筐体面から第2表示部22までの距離d1、d2、d3がそれぞれ異なっており、これによりゲーム装置Aの筐体に対する設置位置がそれぞれ異なっている。ここではd3>d2>d1である。図4(d)から(f)では、第2表示部22の傾斜角度を図4(a)の傾斜角度θ1に固定しておいて設置位置のみを異ならせる場合を示したが、傾斜角度も更に異ならせてもよい。
第2表示部22の設置態様をこのように調節可能とするために、本実施形態のゲーム装置Aは図5や図6に示すような構成を採用することができる。
<アーム機構を用いた構成>
図5は、第2表示部22の背面に、該第2表示部22を支持するための支持機構としてアーム機構を設けた実施形態を説明するための図である。図5(a)はアーム60が収縮した状態を示し、図5(b)はアーム60が伸長した状態を示している。アーム60は、例えば、本体部1の筐体面と接続する第1接続部61、第2表示部22の背面と接続する第2接続部62、第1構成部材63、第2構成部材64、関節部65を有する形態で構成することができる。なお、当該アーム60の構成は公知の回転駆動装置、ロボットアームなどの構成を採用することができるので、より詳細な説明についてはここでは省略する。
アーム60は、第1の接続部61により第1構成部63の一方の端部の位置が固定され、これにより第2表示部22はアーム60を介してゲーム装置Aに取り付けられる。第1の接続部61と第1構成部63との接続角度φ1は任意の角度に調節可能に構成されている。また、アーム60の第1構成部材63と第2構成部材64とは関節部65を介して接続されており、接続角度φ2も任意の角度に調節可能となっている。この接続角度φ2の変化により、アーム60を自在に伸長或いは収縮させることができる。さらに、アーム60は、第2の接続部62により第2構成部64の一方の端部の位置が固定される。第2の接続部62と第2構成部64との接続角度φ3も任意の角度に調節可能に構成されている。
このようにしてアーム60の接続角度φ1、φ2、φ3を変化させることにより第2表示部22の設置角度θ及び、第2表示部22の背面からの距離dを任意に変化させることが可能となる。これにより、例えば、図3(b)のようにプレイヤ52が幼児や子供の場合、図5(a)や(b)に示すように第2表示部22の設置角度θを大きくして、プレイヤの第2表示部22の表示物に対する視認性を向上させることが可能となる。また、図5(b)に示すように設置位置をプレイヤ寄りにすることで、視認性の向上を図るのと同時にプレイヤが第2表示部22のタッチパネルに対して操作入力を容易に行えるようにすることができる。その一方、図3(a)のようにプレイヤが青年や一般成人である場合、図5(c)に示すように第2表示部22の設置角度θを小さくして、図1と同様の視認性を確保することができる。
<スライド機構を用いた構成>
図6は、第2表示部22の側面に、該第2表示部22を支持するための支持機構としてスライド機構を設けた実施形態を説明するための図である。図6(a)は、第2表示部22とスライド機構を正面から見た場合の一例を示す。なお、図6(a)では、簡単のために枠部分23に設けられた付属的構成は省略している。同図に示すように、第2表示部22の側面には、スライド機構部71から74が設けられている。スライド機構71及び72は、ゲーム装置Aの第1表示部21が設けられている筐体面側に位置し、スライド機構73及び74はゲーム装置Aの操作盤3が設けられている筐体面側に位置する。第2表示部22は、その側面に設けられたローラー75から78を介してスライド機構71から74と結合する。ローラー75から78は対応するスライド機構71から74内を移動可能に構成されている。ローラー75から78の表面は、例えばゴム等の接触面との摩擦を有する部材で構成され、スライド機構71から74の内部の任意の位置で停止することが可能に構成されていてもよい。或いは、スライド機構71から74は、ローラー75から78の位置を固定するためのロック機構を備えていてもよく、当該ロック機構によりローラー75から78のそれぞれを任意の位置に固定することができる。
図6(b)及び(c)は、第2表示部22とスライド機構を側面から見た場合の一例を示す。ここに示すように、ローラー75はスライド機構部71内を矢印に示す範囲で、ローラー77はスライド機構部73内を矢印に示す範囲で、それぞれ移動可能に構成されている。このようにして各ローラーが協調的にスライド機構部内を移動することにより、第2表示部22の設置角度θを変化させることができる。例えば、図6(c)に示すようにローラー75がスライド機構部71内の上端に位置し、かつ、ローラー77がスライド機構部73内の左端に位置する場合に、第2表示部22の設置角度θが最大になる。この設置角度θが最大の状態から、ローラー75がスライド機構部71内を下方向へ、また、ローラー77がスライド機構部73内を右方向へ移動することにより第2表示部22の設置角度θが小さくなっていく。そして、ローラー75がスライド機構部71内の下端に位置し、かつ、ローラー77がスライド機構部73内の右端に位置する場合に、第2表示部22の設置角度θは最小となる。
このとき、上述のようにローラー75から78が摩擦力によりスライド機構部71から74の内の任意の位置で停止が可能に構成されている場合、設置角度θが最大から最小の範囲の任意の設置角度において第2表示部22を静止させることができる。また、スライド機構部がロック機構を有する場合は、同様に任意の設置角度において第2表示部22を静止させることができる。
また、図6(a)から(c)に示す構成では、スライド機構部71から74の設置位置は固定されていたが、例えばスライド機構部71及び72を所定の機構(例えばアーム等)によりプレイヤ側に押し出すことを可能にすれば、図4(d)から(f)に示したような設置角度は同一で設置位置を異ならせることも可能となる。
<第2表示部22の設置角度・設置位置の自動調節>
上記実施形態では、アーム機構やスライド機構を使用することで、第2表示部22の設置角度や設置位置を任意に調節できることを説明した。当該設置角度や設置位置の変更は、手動で行ってもよいし、自動で行ってもよい。設置角度や設置位置の調節を自動で行う場合、アーム60の伸縮をプレイヤからの操作入力に応じて制御するための自動調節機構が更に設けられる。また、スライド機構を採用する構成においても、各スライド機構部内での各ローラーの位置をプレイヤからの操作入力に応じて制御するための自動調節機構が更に設けられる。これらの自動調節機構は公知の技術を用いることができるので、本明細書での詳細な説明は省略する。
自動調節機構が採用される場合、プレイヤは操作部31や第2表示部22を介して第2表示部22の設置態様を指定することができる。設置態様制御部45は、プレイヤから指定された設置態様に応じて自動調節機構を制御し、第2表示部22の姿勢を調節する。
図7は、第2表示部22の設置角度の自動調節時に、第2表示部22に表示される表示画面の一例を示す。表示画面80には、操作部31R、31Lのスイッチ31a、31b、31cにそれぞれ対応する表示部材31at、31bt、31ctが表示されている。各表示部材は、例えばボタン形状のアイコンとすることができる。表示画面80内での表示部材の配置は、操作盤3上におけるスイッチ31a、31b、31cの物理的配置と対応している。また、表示部材31at、31bt、31ctの配色も、スイッチ31a、31b、31cの実際の配色に対応している。
また、各表示部材には、設置角度が異なる状態の第2表示部22を示す図が割り当てられている。本実施形態では、操作部31のスイッチの数に対応するステップ数で第2表示部22の設置角度を調節することができる。即ち、いずれかの表示部材を選択することにより、第2表示部22の設置角度を指定することができる。また、ここでの画面表示は、メッセージ81に示されるように、設置角度の指定を第2表示部22を介して行うだけではなく、操作部31R、31Lのスイッチ31a、31b、31cを利用して行うことも可能であることも示している。
次に図8は、第2表示部22の設置位置の自動調節時に、第2表示部22に表示される表示画面の一例を示す。表示画面90には、操作部31R、31Lのスイッチ31a、31b、31cにそれぞれ対応する表示部材31at、31bt、31ctが表示されている。各表示部材は、例えばボタン形状のアイコンとすることができる。表示画面90内での表示部材の配置は、操作盤3上におけるスイッチ31a、31b、31cの物理的配置と対応している。また、表示部材31at、31bt、31ctの配色も、スイッチ31a、31b、31cの実際の配色に対応している。
また、各表示部材には、設置位置が異なる状態の第2表示部22を示す図が割り当てられている。本実施形態では、操作部31のスイッチの数に対応するステップ数で第2表示部22の設置位置を調節することができる。即ち、いずれかの表示部材を選択することにより、第2表示部22の設置位置を指定することができる。また、ここでの画面表示は、メッセージ91に示されるように、設置位置の指定を第2表示部22を介して行うだけではなく、操作部31R、31Lのスイッチ31a、31b、31cを利用して行うことも可能であることも示している。
図8の表示画面90を利用した設置位置の指定は、例えば図7の表示画面80を利用した設置角度の指定が行われた後に実行されてもよい。
例えば図3(b)のように子供が使用する状況では、プレイヤ52の体格によっては画面に手が届かない場合も考えられるので、物理的なスイッチ31a、31b、31cを利用した操作は有効である。この場合、表示画面80や90の表示内容は単に第2表示部22のタッチパネルに対する操作を行わせるためのユーザインタフェースとして機能するだけでなく、スイッチ31a、31b、31cのうちのいずれを選択すべきかを示すガイダンス画面としても機能し得る。
このようにして、第2表示部22を介して表示部材31at、31bt、31ctのうちのいずれかがタップされるか、或いは、操作部31R、31Lのスイッチ31a、31b、31cのうちのいずれかが操作されたことを、CPU41が検出すると、CPU41は指定された設置角度及び設置位置の情報を設置態様制御部45へ通知する。設置態様制御部45はCPU41から通知された設置角度や設置位置の情報に従い、アーム機構またはスライド機構を制御する。
以上によれば、第2表示部22の設置態様を自動で調節することができる。当該自動調節機能によれば、図3(b)のように子供が使用する状況で、第2表示部22の設置角度をプレイヤ自身が調整することが困難な場合であっても、スイッチ操作またはタップ操作により簡易に第2表示部22の設置角度・設置位置を調節することができる。
上述の実施形態においては、第2表示部22の設置角度や設置位置の調節機構としてアーム機構やスライド機構を例に説明した。これらの調節機構は、一例として説明したものであり、発明の実施形態は本明細書に示した形態や図面に示した形態に限定されるものではない。特に、調節機構とゲーム装置Aや第2表示部22との接続関係は、同等の機能・効果が達成される限りにおいて上述の形態に限定されるものではない。
また、第2表示部22の設置角度や設置位置が調節可能な構成であれば、発明の実施形態はアーム機構やスライド機構に限定されるものではない。例えば、図6で説明したスライド機構の構成におけるローラー77、78により規定される横方向の軸に基づき、第2表示部22の設置角度を調節可能な機構としてもよい。その場合、スライド機構部73及び74は、前後方向へのスライドが規制されてもよいし、規制されなくてもよい。また、スライド機構部71及び72は省略してもよい。その際、第2表示部22の背面に、第2表示部22を支持し、その姿勢を固定するためのスタンドを設けてもよい。
1 本体部、3 操作盤、21 第1表示部、22 第2表示部、60 アーム、71−74 スライド機構部、A ゲーム装置、C カード

Claims (9)

  1. 物品に記録された情報を読み取る読取手段と、
    前記情報を用いてゲームの処理を実行する処理手段と、
    プレイヤの操作を受け付ける操作手段と、前記読取手段とを有する本体部と、
    前記本体部上に設置され、タッチ感知面を有し、かつ、前記ゲームに関するゲーム情報を表示する第1の表示手段と
    を備え、
    前記本体部上における前記第1の表示手段の設置態様を調節するための調節手段を更に有するゲーム装置。
  2. 前記調節手段は、前記本体部上における前記第1の表示手段の設置角度を調節可能に構成された請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記調節手段は、前記本体部上における前記第1の表示手段の設置位置を調節可能に構成された請求項1または2に記載のゲーム装置。
  4. 前記調節手段は、前記1表示手段の背面において前記第1の表示手段を支持する支持手段を含む請求項2または3に記載のゲーム装置。
  5. 前記調節手段は、前記1表示手段の側面において前記第1の表示手段を支持する支持手段を含む請求項2または3に記載のゲーム装置。
  6. 前記本体部は、前記ゲーム情報を表示する第2の表示手段を更に備え、
    前記調節手段は、前記第2の表示手段と前記操作手段との間において、前記本体部上での前記第1の表示手段の設置態様を調節可能に構成された請求項1から5のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  7. 前記調整手段は、前記操作手段が有する操作部材の数に対応するステップ数で、前記第1の表示手段の設置態様を調節可能に構成された請求項1から6のいずれか1項に記載のゲーム装置。
  8. 前記第1の表示手段は、前記操作部材の前記本体部上における物理的配置に対応する表示部材を、前記ステップ数のぞれぞれと対応する前記第2の表示手段の設置態様と関連づけた操作画面を表示し、
    前記操作画面においていずれかの表示部材が選択されると、前記調整手段は選択された表示部材と関連づけられた設置態様となるように前記第2の表示手段の設置態様を調節する
    請求項7に記載のゲーム装置。
  9. 前記第1の表示手段が前記操作画面を表示している場合に、前記操作手段の前記操作部材のいずれかが選択されると、
    前記調整手段は選択された操作部材に対応する表示部材と前記操作画面において関連づけられた設置態様となるように前記第2の表示手段の設置態様を調節する
    る請求項8に記載のゲーム装置。
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