JP2008272089A - タッチパッド又はタッチパネルをゲームの入力デバイスとして使用するゲーミングマシン - Google Patents

タッチパッド又はタッチパネルをゲームの入力デバイスとして使用するゲーミングマシン Download PDF

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Abstract

【課題】ディスプレイ上とは別の場所にインプットデバイスを配置することで、さらなるエンターテインメント性のあるゲーミングマシンを提供すること。
【解決手段】複数のカード映像を表示する液晶ディスプレイ30と、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネル80A〜80Eと、液晶ディスプレイ30に表示された複数のカード映像にそれぞれ対応したタッチパネル80A〜80Eを備えた操作部であって、液晶ディスプレイ30の外側に設置されている操作部と、を備え、CPU106は、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を液晶ディスプレイ30に表示し、タッチパネル80A〜80Eのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、タッチパネル80A〜80Eに対応したカード映像を所定の態様で表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパッド又はタッチパネルをゲームの入力デバイスとして使用するゲーミングマシンに関する。
従来、ゲームミングマシンの入力装置としては、大きくボタン入力、キーボードによる入力、タッチパネルによる入力に分類される。しかしながら、ボタン入力は、ON−OFFの機能のみであるため、ゲームが複雑になるにつれて数が増え易く、ゲーミングマシンの操作スペースに占める割合が高くなる。従って、プレーヤの直感操作の妨げになり、ゲームに対する忌避感を与えかねない。また、キーボードによる入力は、パソコンが十分に普及しているとはいえ、人によって習熟度にかなりの開きがあると共に、キーボード自体が壊れやすく耐久性に問題がある。これらを解消するためにタッチパネルによる入力があり、ディスプレイにオーバーラップさせたタッチパネルを直接触ることでゲームを進行させるゲーミングマシンが特許文献1に開示されている。また、ディスプレイに表示されたカード映像にオーバーラップさせたタッチパネルをこすることで、カードをめくる映像を表示するゲーミングマシンが特許文献2に開示されている。
米国特許第6729618号明細書 米国公開2005/0090304号明細書
しかしながら、このようなタッチパネルはディスプレイにオーバーラップされているため、プレーヤがタッチパネルに接触することによって指紋や手垢がつきやすく、ディスプレイが汚れて見えるため不快な印象を与えかねない。また、オーバーラップされているため、カード映像上のタッチパネルをこすることはできてもカードに触れる感覚を得ることはできなかった。
本発明は、さらなるエンターテインメント性のあるゲーミングマシンを提供することを目的とする。
また、本発明は、ディスプレイ上とは別の場所にタッチパネルやタッチパッドを配置することで、ディスプレイが汚れて見えることを回避させると共に、タッチパネルを設置面からオフセットして配置することで、このタッチパネルの操作によりカードに触れる感覚を得ることができるゲーミングマシンを提供することを目的とする。
本発明に係る第1の態様によれば、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するインプットデバイスと、前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のインプットデバイスを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、(a)カードゲームをスタートし、(b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、(c)前記複数のインプットデバイスのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記インプットデバイスに対応したカード映像を所定の態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシンが提供される。
上記構成を有するゲーミングマシンは、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するインプットデバイスと、ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した複数のインプットデバイスを備えた操作部であって、ディスプレイの外側に設置されている操作部と、を備え、ゲーミングマシンのコントローラは、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像をディスプレイに表示し、複数のインプットデバイスのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、インプットデバイスに対応したカード映像を所定の態様で表示する。
これにより、プレーヤが、操作部に備えられた複数のインプットデバイスに接触することで、複数のインプットデバイスにそれぞれ対応した複数の映像が所定の態様で表示される。
その結果、プレーヤはさらなるエンターテインメント性のあるゲームを楽しむことができる。
また、複数のインプットデバイスを備えた操作部はディスプレイの外側に設置されているので、これらのインプットデバイスを操作してもディスプレイが汚れて見えることはないので、プレーヤに不快な印象を与えることを回避できる。
本発明に係る第2の態様によれば、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの手指など外部からの接触を検知し、検知した位置が識別可能な座標データを含む信号を出力する平面視略矩形状のタッチパネルを前記複数のカード映像と少なくとも同数だけ備え、前記タッチパネルは、前記複数のカード映像のそれぞれの表示位置に対応した位置に、前記ディスプレイの周辺に設けられたフラットな実装面に対して、その一部が当該実装面から外部に突出し、且つ、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能な空間を形成するように前記実装面に実装してなり、(a)カードゲームをスタートし、(b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、(c)前記複数のタッチパネルのうちの一のタッチパネルにおける接触を検知し、且つ、その検知した位置が時間の経過と共に変化する場合に、その方向と略同一の方向へ、当該タッチパネルと対応した前記ディスプレイの表示位置に表示されるカード映像を同一の方向へ同期させて移動表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシンが提供される。
上記構成を有するゲーミングマシンは、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの手指など外部からの接触を検知し、検知した位置が識別可能な座標データを含む信号を出力する平面視略矩形状のタッチパネルを前記複数のカード映像と少なくとも同数だけ備え、前記タッチパネルは、前記複数のカード映像のそれぞれの表示位置に対応した位置に、前記ディスプレイの周辺に設けられたフラットな実装面に対して、その一部が当該実装面から外部に突出し、且つ、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能な空間を形成するように前記実装面に実装してなり、ゲーミングマシンのコントローラは、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像をディスプレイに表示し、複数のタッチパネルのうちの一のタッチパネルにおける接触を検知し、且つ、その検知した位置が時間の経過と共に変化する場合に、その方向と略同一の方向へ、当該タッチパネルと対応したディスプレイの表示位置に表示されるカード映像を同一の方向へ同期させて移動表示する。
これにより、複数のタッチパネルは平面視略矩形状であり、フラットな実装面から突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能な空間を形成するように実装されているので、プレーヤは、これらのタッチパネルの操作により実際のカードをつかんでいる感覚を得ることができる。
また、タッチパネルをつかみつつタッチパネル上に指を接触して移動させることで、接触の移動方向と略同一方向にカードを移動させて表示することができる。
さらに、タッチパネルの実装面はフラットであることから、飲料が入った容器をタッチパネルの上に置くことができる。
その結果、プレーヤはさらなるエンターテインメント性のあるゲームを楽しむことができる。
本発明に係る第3の態様によれば、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパネルを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、前記操作部は、前記複数のタッチパネルを相互に分離して備え、前記複数のタッチパネルは、相互に独立して前記座標データを出力するように構成されており、(a)カードゲームをスタートし、(b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、(c)前記複数のタッチパネルのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパネルに対応したカード映像を前記受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシンが提供される。
上記構成を有するゲーミングマシンは、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した複数のタッチパネルを備えた操作部であって、ディスプレイの外側に設置されている操作部と、を備え、操作部は、複数のタッチパネルを相互に分離して備え、複数のタッチパネルは、相互に独立して座標データを出力するように構成されており、ゲーミングマシンのコントローラは、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像をディスプレイに表示し、複数のタッチパネルのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、タッチパネルに対応したカード映像を受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示する。
これにより、プレーヤが、操作部に備えられた複数のタッチパネルに接触する際における接触した軌跡に応じて、複数のタッチパネルにそれぞれ対応した複数の映像の表示態様が決定される。
その結果、表示される映像のバリエーションが増えるので、プレーヤはさらなるエンターテインメント性のあるゲームを楽しむことができる。
また、操作部は、複数のタッチパネルを相互に分離して備えているので、複数のタッチパネルのうち、いずれか一のタッチパネルに検出不良等の故障が生じた場合であっても、故障箇所のみの部分的な交換ができる。
さらに、また、複数のタッチパネルは、相互に独立して座標データを出力するように構成されているので、接触を検出する際に行われる制御の負荷を分散することができる。
本発明に係る第4の態様によれば、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルであって、複数の領域に区分けされ、且つ、当該複数の領域のそれぞれに含まれる座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパネルを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、(a)カードゲームをスタートし、(b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、(c)前記複数のタッチパネルのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパネルに対応したカード映像を前記受信した座標データに対応する前記区分けされた領域に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシンが提供される。
上記構成を有するゲーミングマシンは、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルであって、複数の領域に区分けされ、且つ、当該複数の領域のそれぞれに含まれる座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した複数のタッチパネルを備えた操作部であって、ディスプレイの外側に設置されている操作部と、を備え、ゲーミングマシンのコントローラは、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像をディスプレイに表示し、複数のタッチパネルのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、タッチパネルに対応したカード映像を受信した座標データに対応する区分けされた領域に応じた態様で表示する。
これにより、プレーヤが、複数の領域に区分けされたインプットデバイスに接触することで、インプットデバイスに対応した映像が、当該複数の領域にそれぞれ対応した態様で表示される。
その結果、当該複数の領域のそれぞれに応じて映像が表示される態様が異なるため、プレーヤはさらなるエンターテインメント性のあるゲームを楽しむことができる。
本発明に係る第5の態様によれば、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパッドと、前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパッドを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、(a)カードゲームをスタートし、(b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、(c)前記複数のタッチパッドのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパッドに対応したカード映像を前記受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシンが提供される。
上記構成を有するゲーミングマシンは、複数のカード映像を表示するディスプレイと、プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパッドと、ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した複数のタッチパッドを備えた操作部であって、ディスプレイの外側に設置されている操作部と、を備え、ゲーミングマシンのコントローラは、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像をディスプレイに表示し、複数のタッチパッドのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、タッチパッドに対応したカード映像を受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示する。
これにより、プレーヤが、操作部に備えられた複数のタッチパッドに接触する際における接触した軌跡に応じて、複数のタッチパッドにそれぞれ対応した複数の映像の表示態様が決定される。
その結果、表示される映像のバリエーションが増えるので、プレーヤはさらなるエンターテインメント性のあるゲームを楽しむことができる。
本発明によれば、ディスプレイ上とは別の場所にタッチパネルやタッチパッドを配置することで、ディスプレイが汚れて見えることを回避させると共に、タッチパネルを設置面からオフセットして配置することで、このタッチパネルの操作によりカードに触れる感覚を得ることができるゲーミングマシンを提供することができる。
また、本発明によれば、さらなるエンターテインメント性のあるゲーミングマシンを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
本発明に係るゲーミングマシン13は、複数のカード映像を表示する液晶ディスプレイ30と、プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネル80A〜80Eと、液晶ディスプレイ30に表示された複数のカード映像にそれぞれ対応したタッチパネル80A〜80Eを備えた操作部であって、液晶ディスプレイ30の外側に設置されている操作部と、を備えている。CPU106は、カードゲームをスタートし、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を液晶ディスプレイ30に表示し、タッチパネル80A〜80Eのそれぞれから座標データを受信したことに応じて、タッチパネル80A〜80Eに対応したカード映像を所定の態様で表示する。
具体的には、詳細については後述するが、図1に示す様に、CPU106は、カードゲームをスタートし(ステップS100)、カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を液晶ディスプレイ30に表示し(ステップS200)、複数のインプットデバイス(例えば、タッチパネル80A〜80Eなど)のそれぞれから座標データを受信したことに応じて複数のインプットデバイスに対応したカード映像を所定の態様で表示する(ステップS300)。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るゲーミングマシン13を示す斜視図である。ゲーミングマシン13は、キャビネット20を備えている。キャビネット20は、プレーヤに臨む面が開放されている。このキャビネット20内には、本ゲーミングマシン13を電気的にコントロールするためのゲームコントローラ100(図7、図8参照)、並びにコイン(ゲーム媒体)の投入、貯留及び払出をコントロールするためのホッパー44(図7、図8参照)等を含む各種の構成部材が設けられている。ゲーム媒体としては、コインに限るものではなく、例えば、メダル、トークン、電子マネー又はこれらに相当する電子的な有価情報(クレジット)を挙げることができる。
キャビネット20の前面略中央には、液晶ディスプレイ30が、その上方には、液晶ディスプレイ40が設けられている。
液晶ディスプレイ30は、演出画像等を含むゲームに関する各種の画像を表示させるための表示デバイスを実現するものである。プレーヤは、当該液晶ディスプレイ30に表示された各種の画像を視認しながらゲームを進めていく。このようなゲームにおいては、後述の図17〜図20に示すようなポーカーゲームを表示する。
液晶ディスプレイ30の上方にある、もう1つの液晶ディスプレイ40は、ゲームのルールを表示したり、デモンストレーション画面を表示する等の副表示の役割を担うディスプレイである。
液晶ディスプレイ40の上方左右両側には、キャビネット20の内部に収納されたスピーカ41(図7、図8参照)から発せられた効果音をキャビネット20の外部へ伝播するための透音口29a及び29bが設けられている。この透音口29a及び29bは、ゲームの進展に伴った効果音等を発生する。また、ゲーミングマシン13の略中央左右両側には、装飾ランプ42a及び42bが設けられている。この装飾ランプ42a及び42bは、ゲームの進展に伴い発光する。
液晶ディスプレイ30の下方には、略垂直の第1操作部21が設けられている。この第1操作部21は、コイン投入口22、BETスイッチ23、スタートスイッチ25及びキャッシュアウトスイッチ26で構成される。コイン投入口22は、第1操作部21における右側に設けられ、ゲーミングマシン13内にコインを投入するための投入口である。
BETスイッチ23は、第1操作部21における左側に設けられている。そして、該BETスイッチ23は、ポーカーゲームにおいて成立が予想されるカードの組み合わせに対して賭けるコインの枚数を選択するためのスイッチである。該BETスイッチ23が押圧操作されることにより、ポーカーゲームにおいて成立が予想されるカードの組み合わせに対して賭けるコインの枚数が決定される。
また、スタートスイッチ25は、第1操作部21における左側であって、BETスイッチ23の左側に設けられている。そして、該スタートスイッチ25は、1ゲームごとにプレーヤによるポーカーゲームの開始操作を受け付けるゲーム開始のトリガーとなるスイッチである。該スタートスイッチ25が押圧操作されることにより、後述のCPU106がROM108からゲームプログラムを読み出し、ポーカーゲームが開始される。
キャッシュアウトスイッチ26は、コイン投入口22の近傍に配置され、コインを払い出すためのスイッチである。具体的には、プレーヤがキャッシュアウトスイッチ26を押圧操作したときには、投入されているコインがキャビネット20の正面下部に開口されたコイン払出口27から払出され、この払出されたコインは、コイントレイ28に溜められる。
第1操作部21の下方には、略水平の第2操作部170が設けられている。この第2操作部170には、平面視略矩形状のタッチパネル80A〜80Eが実装されている。よって、第2操作部170は、タッチパネル80A〜80Eの実装面となっている。プレーヤが、これらのタッチパネル80A〜80Eに接触すると、タッチパネル80A〜80Eは、それぞれ、プレーヤによって接触された位置に対応した座標データを出力する。タッチパネル80A〜80Eは、図5で後述する強化ガラス400と一体になっており、プレーヤから見て手前側の端縁が、実装面に対してプレーヤから見て手前側に突出して実装されている。また、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能に実装されている。
図3は、図2で上述した第2操作部170の変形例を示す斜視図である。この図3では、図2で説明した第2操作部170とは異なる部分についてのみ説明する。図3によると、第2操作部170は階段状に構成され、タッチパネル80A〜80Eが実装されている。タッチパネル80A〜80Eが実装されている実装面は、略水平面となっている。タッチパネル80A〜80Eは、プレーヤから見て手前側及び左側の端縁が、実装面に対してプレーヤから見て手前側及び左側に突出して実装されている。また、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能に実装されている。
図4は、図3と同様、図2で上述した第2操作部170の変形例を示す斜視図である。この図4では、図2で説明した第2操作部170とは異なる部分についてのみ説明する。図4によると、第2操作部170は階段状に構成され、タッチパネル80A〜80Eが実装されている。タッチパネル80A〜80Eが実装されている実装面は、略水平面となっている。タッチパネル80A〜80Eは、プレーヤから見て手前側且つ左端の隅端部が、実装面に対してプレーヤから見て手前側且つ左側に突出して実装されている。また、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能に実装されている。
図5は、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の構成を示す断面図である。図5によると、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の下には、強化ガラス400が配置されている。強化ガラス400の下には、導光板410が配置されている。導光板410の両端には、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の光源として一対の冷陰極管420が設けられている。当該導光板410は、一対の冷陰極管420から出射された光を、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)全体に導く。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るゲーミングマシン13を示す斜視図である。この図6においては、図2との違いについてのみ説明する。
図6を参照して、第2操作部170には、タッチパッド90A〜90Eが設けられている。プレーヤが、これらのタッチパッド90A〜90Eに接触すると、タッチパッド90A〜90Eは、それぞれ、プレーヤによって接触された位置に対応した座標データを出力する。図6の中で、これらのタッチパッド90A〜90Eを除いた部分については、図2で説明したことと同様である。
図7は、第1の実施形態に係るゲーミングマシン13のゲームコントローラ100の電気的構成を示すブロック図である。図7に示すように、ゲーミングマシン13のゲームコントローラ100は、マイクロコンピュータであって、インターフェイス回路群102、入出力バス104、CPU106、ROM108、RAM110、通信用インターフェイス回路111、乱数発生器112、スピーカ駆動回路122、ホッパー駆動回路124、ランプ駆動回路126、及び表示/入力コントローラ140を備えている。
インターフェイス回路群102は、入出力バス104に接続されており、この入出力バス104は、CPU106に対するデータ信号又はアドレス信号の入出力を行う。
インターフェイス回路群102には、スタートスイッチ25が接続されている。このスタートスイッチ25から出力された始動信号は、インターフェイス回路群102において所定の信号に変換された後、入出力バス104に供給される。
インターフェイス回路群102には、BETスイッチ23及びキャッシュアウトスイッチ26も接続されている。これらのスイッチ23、26から出力された各スイッチング信号も、インターフェイス回路群102に供給され、当該インターフェイス回路群102によって所定の信号に変換された後、入出力バス104に供給される。
インターフェイス回路群102には、コインセンサ43も接続されている。コインセンサ43は、コイン投入口22に投入されたコインを検出するためのセンサであって、コイン投入口22に関連して設けられている。このコインセンサ43から出力されたセンシング信号も、インターフェイス回路群102に供給され、当該インターフェイス回路群102によって所定の信号に変換された後、入出力バス104に供給される。
入出力バス104には、ROM108及びRAM110が接続されている。
CPU106は、スタートスイッチ25によりベーシックゲームの開始操作が受け付けられたことを契機として、ポーカーゲームのゲームプログラムを読み出してポーカーゲームを実行する。
ROM108には、本ゲーミングマシン13を統括してコントロールするコントロールプログラム、図10及び図15に示すルーチンを実行するためのプログラム(以下、「ルーチン実行プログラム」とする)、コントロールプログラムを実行するための初期データ、及び決定処理において使用される種々のデータテーブルが格納されている。なお、ルーチン実行プログラムには、上記ゲームプログラム含まれている。RAM110は、上記コントロールプログラムで使用するフラグや変数の値等を一時的に記憶する。
入出力バス104には、通信用インターフェイス回路111も接続されている。この通信用インターフェイス回路111は、LANの各種のネットワーク網を含むネットワーク12を介して、センターコントローラ11等との通信をするための回路である。
入出力バス104には、乱数を発生するための乱数発生器112も接続されている。この乱数発生器112は、一定の範囲の数値、例えば、「0」〜「65535(2の16乗−1)」に含まれる乱数を発生する。代替的に、CPU106の演算処理により乱数を発するように構成しても構わない。
入出力バス104には、スピーカ41を駆動するためのスピーカ駆動回路122も接続されている。CPU106は、ROM108に記憶されている音データを読み出し、入出力バス104を介して、当該読み出した音データをスピーカ駆動回路122に送信する。これにより、スピーカ41から所定の効果音が発せられる。
入出力バス104には、ホッパー44を駆動するためのホッパー駆動回路124も接続されている。CPU106は、キャッシュアウトスイッチ26からのキャッシュアウト信号が入力されると、入出力バス104を介して、駆動信号をホッパー駆動回路124に出力する。これにより、ホッパー44は、RAM110の所定のメモリ領域に記憶されたその時点におけるクレジットの残数分に相当するコインを払い出す。
なお、コインの払い出しにおいては、物理的なコインではなく、データカード等にクレジットデータを記憶する態様であってもよい。すなわち、プレーヤが自ら記録媒体となるカードを持参し、このカードをゲーミングマシン13に挿入して、クレジットに関するデータを記憶する態様であってもよい。
入出力バス104には、装飾ランプ42a及び42bを駆動するためのランプ駆動回路126も接続されている。CPU106は、ROM108に記憶されているプログラムに基づき所定の条件によりランプを駆動する信号をランプ駆動回路126に送信する。これにより、装飾ランプ42a及び42bが点滅等する。
入出力バス104には、表示/入力コントローラ140も接続されている。CPU106は、ゲームの状態及びゲームの結果に応じた画像表示命令を生成し、入出力バス104を介して、当該生成した画像表示命令を表示/入力コントローラ140に出力する。CPU106からの画像表示命令が入力されると、表示/入力コントローラ140は、当該入力された画像表示命令に基づき液晶ディスプレイ30を駆動するための駆動信号を生成し、この生成した駆動信号を液晶ディスプレイ30に出力する。これにより、液晶ディスプレイ30上には、所定の画像が表示される。
タッチパネルコントロール回路160A〜160Eは、それぞれ、タッチパネル80A〜80Eと接続されており、タッチパネル80A〜80Eのそれぞれが入力を受けた信号を入力信号として、入出力バス104を介してCPU106に送信する。
図8は、第2の実施形態に係るゲーミングマシン13のゲームコントローラ100の電気的構成を示すブロック図である。この図8においては、図7との違いについてのみ説明する。
図8を参照して、タッチパッドコントロール回路161A〜161Eは、それぞれ、タッチパッド90A〜90Eと接続されており、タッチパッド90A〜90Eのそれぞれが入力を受けた信号を入力信号として、入出力バス104を介してCPU106に送信する。図8の中で、これらのタッチパッドコントロール回路161A〜161E、タッチパッド90A〜90Eを除いた部分については、図7で説明したことと同様である。
図9は、ゲーミングマシン13の表示/入力コントローラ140の電気的構成を示すブロック図である。ゲーミングマシン13の表示/入力コントローラ140は、画像表示処理からの入力コントロールを行うサブマイクロコンピュータであって、インターフェイス回路142、入出力バス144、CPU146、ROM148、RAM150、VDP152、ビデオRAM154、画像データ用ROM156及び駆動回路158を備えている。
インターフェイス回路142は、入出力バス144に接続されている。上記ゲームコントローラ100側のCPU106から出力された画像表示命令は、インターフェイス回路142を介して入出力バス144に供給される。この入出力バス144は、CPU146に対するデータ信号又はアドレス信号の入出力を行う。
入出力バス144には、ROM148及びRAM150が接続されている。ROM148には、上記ゲームコントローラ100側のCPU106からの画像表示命令に基づいて、液晶ディスプレイ30に供給する駆動信号を生成するための表示コントロールプログラムが格納されている。他方、RAM150には、上記表示コントロールプログラムで使用するフラグや変数の値が格納されている。
入出力バス144には、VDP152も接続されている。このVDP152は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路及びパレット回路等を含み、液晶ディスプレイ30に画像を表示させるための種々の処理を行うことができる処理装置である。VDP152には、上記ゲームコントローラ100側のCPU106からの画像表示命令に応じた画像データを記憶するためのビデオRAM154、及び上記の演出画像データ等を含む各種の画像データを記憶している画像データ用ROM156が接続されている。さらに、VDP152には、液晶ディスプレイ30を駆動するための駆動信号を出力する駆動回路158も接続されている。
上記CPU146は、ROM148に記憶されている表示コントロールプログラムを読み出して実行することにより、上記ゲームコントローラ100側のCPU106からの画像表示命令に応じて液晶ディスプレイ30に表示する画像データをビデオRAM154に記憶させる。この画像表示命令には、上記演出画像の表示命令等を含む各種の画像表示命令が含まれている。
画像データ用ROM156は、上記演出画像のデータ等を含む各種の画像データを記憶している。
[第1の実施形態(タッチパネル)]
図10は、第1の実施形態に係るゲーミングマシン13のゲームコントローラ100によって実行される、ゲーミングマシン13における処理動作の流れを示すフローチャートである。これは、予め実行されている、ゲーミングマシン13のメインプログラムから所定のタイミングで呼び出されて実行される。
以下においては、ゲーミングマシン13は予め起動されており、他方、上記ゲームコントローラ100側のCPU106において用いられる変数は所定の値に初期化されており、それによってゲーミングマシン13が定常動作しているものとする。
まず、上記のゲームコントローラ100側のCPU106は、プレーヤが投入したコインの残数であるクレジットが残っているか否かを判断する(ステップS1)。具体的には、CPU106は、RAM110に記憶されたクレジット数Cを読み出し、この読み出したクレジット数Cに基づいて処理を行う。クレジット数Cが「0」である場合(ステップS1の処理でNOと判断される場合)には、CPU106は、ゲームを開始することができないので、何ら処理を行うことなく本ルーチンを終了させる。他方、クレジット数Cが「1」以上である場合(ステップS1の処理でYESと判断される場合)には、CPU106は、クレジットが残っていると判断し、処理をステップS2に移す。
ステップS2において、CPU106は、スタートスイッチ25がONであるか否かを判断することにより、スタートスイッチ25が操作されるのを待つ。スタートスイッチ25が操作され、これに伴って当該スタートスイッチ25からの操作信号が入力された場合(ステップS2の処理でYESと判断される場合)には、CPU106は、スタートスイッチ25が操作されたと判断し、処理をステップS3に移す。
ステップS3において、CPU106は、ポーカーゲームをスタートする。具体的には、CPU106は、表示/入力コントローラ140を介して、画像データ用ROM156からポーカーゲームスタート画面(図示せず)の画像データを抽出し、液晶ディスプレイ30に表示する。その後、CPU106は、処理をステップS4に移す。
ステップS4において、CPU106は、複数のカード映像を表示する。具体的には、CPU106は、複数のカード映像を、液晶ディスプレイ30上に表示する(図17参照)。その後、CPU106は、処理をステップS5に移す。
ここで、図17について説明する。図17は、演出画像の表示例を示す図である。図17によると、液晶ディスプレイ30上に、複数のトランプカード70A〜70Eの映像が裏向きに表示されている。また、ポーカーゲームにおける賞を付与する対象となるカードの組み合わせ、及びオッズが対応付けられた表が表示されている。
図10に戻って、ステップS5において、CPU106は、どのタッチパネルから座標データを受信したかを識別する。具体的には、CPU106は、表示/入力コントローラ140を介して座標データを受信したことに応じて、タッチパネル80A〜80Eのうち、どのタッチパネルから当該座標データを受信したのかを識別する。その後、CPU106は、処理をステップS6に移す。
ステップS6において、CPU106は、タッチパネルに対応したカード映像を、座標データの軌跡に応じた態様で表示する。具体的には、CPU106は、タッチパネル80A〜80Eにおいてプレーヤが接触を開始してから現時点までの位置の座標データを所定の時間間隔で検出することにより、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向を算出する。この移動距離及び移動方向に応じて、CPU106は、タッチパネル80A〜80Eにそれぞれ対応したカード70A〜70Eの映像の表示態様を変化させて表示する。その後、CPU106は、本ルーチンの処理を終了する。なお、表示態様の具体例については、図18から図20の説明で後述する。
図11は、第1の実施形態において、プレーヤの手200が、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)を操作する際の操作の一例を示した図である。図11によると、プレーヤの手200の親指がタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の手前側の左端からタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)をこする様子が示されている。また、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)は、図2〜図4で上述したように、突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能に実装されているため、プレーヤは、実際にカードを触っている感覚を味わうことができる。このように、プレーヤの手200の親指がタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の手前側の左端からタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)をこすることにより、図18又は図19に示す画像が液晶ディスプレイ30に表示される。
図18は、演出画像の表示例を示す図である。図18によると、液晶ディスプレイ30上に、タッチパネル80Aに対応するトランプカード70Aの映像が一部めくれて表示されている。この図18によれば、トランプカードの数字部分「10」が表示されている。
プレーヤの手200の親指がタッチパネル80Aをこすると、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じてカード70Aの映像の表示態様を変化させて表示する。図18では、プレーヤの手200の親指がタッチパネル80Aの手前側の左端からタッチパネル80Aをこすることで、トランプカードの数字部分「10」が表示されている。
図19は、演出画像の表示例を示す図である。図19によると、液晶ディスプレイ30上に、タッチパネル80Aに対応するトランプカードの映像が一部めくれて表示されている。この図19によれば、トランプカードの数字部分「10」とスーツ部分「スペード」とが表示されている。
プレーヤの手200の親指がタッチパネル80Aをこすると、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じてカード70Aの映像の表示態様を変化させて表示する。図19では、プレーヤの手200の親指がタッチパネル80Aの手前側の左端からタッチパネル80Aをこすることで、トランプカードの数字部分「10」とスーツ部分「スペード」とが表示されている。
図12は、第1の実施形態において、プレーヤの手200が、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)を操作する際の操作の変形例を示した図である。図12によると、プレーヤの手200の人差指がタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の略中央からタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)をこする様子が示されている。また、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)は、図2〜図4で上述したように、突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能に実装されているため、プレーヤは、実際にカードを触っている感覚を味わうことができる。このように、プレーヤの手200の人差指がタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の略中央からタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)をこすることにより、図20に示す画像が液晶ディスプレイ30に表示される。
図20は、演出画像の表示例を示す図である。図20によると、液晶ディスプレイ30上に、タッチパネル80Aに対応するトランプカード70Aの映像全体が移動して表示されている。この図20によれば、トランプカード70Aの映像全体が液晶ディスプレイ30上で、プレーヤから見て上方に移動表示されている。
プレーヤの手200の人差指がタッチパネル80Aをこすると、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じてカード70Aの映像の表示態様を変化させて表示する。図20では、プレーヤの手200の人差指がタッチパネル80Aの略中央からタッチパネル80Aをこすることで、トランプカード70Aの映像全体が液晶ディスプレイ30上で、プレーヤから見て上方に移動表示されている。
また、例えば、カード映像が数枚重なって表示されている場合には、一番上に表示されているカード映像のみが移動表示される。
図13は、第1の実施形態において、プレーヤの手200が、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)を操作する際の操作の変形例を示した図である。図13によると、プレーヤの手200の親指がタッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の突出部の裏面を、人差指が該突出部の表面を触れることで、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の突出部を挟み込んでおり、親指と人差指とが互いに相反する方向にスライドしている様子が示されている。
この場合において、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の突出部の表裏面には、電極マトリクスが配置されている変形例を示す。CPU106は、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の突出部の表裏面のそれぞれで、接触移動方向が互いに相反する方向となるように座標データを検出すると、カードゲームにおける「絞り」に相当する映像として、図18又は図19に示すような、カードがめくれている映像を、液晶ディスプレイ30に表示する。
図14は、第1の実施形態において、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)の変形例を示した図である。図14によると、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)は、3つの領域に区分けされており、それぞれ、区分け領域81、82及び83に区分けされている。プレーヤが、いずれかの区分け領域に接触すると、CPU106は、タッチパネル80A(80B、80C、80D、80E)が出力した座標データが、区分け領域81、82及び83のうちどの区分け領域に属する座標データであるかを識別する。識別したら、区分け領域に応じた態様でタッチパネル80A〜80Eにそれぞれ対応したカード70A〜70Eの映像を表示する。
ここで、プレーヤが区分け領域81に接触すると、上述した図18に示す画像が液晶ディスプレイ30に表示される。また、プレーヤが区分け領域82に接触すると、上述した図19に示す画像が液晶ディスプレイ30に表示される。プレーヤが区分け領域83に接触すると、例えば、カードを表向きにした画像(図示せず)が液晶ディスプレイ30に表示される。
[第2の実施形態(タッチパッド)]
図15は、第2の実施形態に係るゲーミングマシン13のゲームコントローラ100によって実行される、ゲーミングマシン13における処理動作の流れを示すフローチャートである。これは、予め実行されている、ゲーミングマシン13のメインプログラムから所定のタイミングで呼び出されて実行される。
以下においては、ゲーミングマシン13は予め起動されており、他方、上記ゲームコントローラ100側のCPU106において用いられる変数は所定の値に初期化されており、それによってゲーミングマシン13が定常動作しているものとする。
まず、上記のゲームコントローラ100側のCPU106は、プレーヤが投入したコインの残数であるクレジットが残っているか否かを判断する(ステップS11)。具体的には、CPU106は、RAM110に記憶されたクレジット数Cを読み出し、この読み出したクレジット数Cに基づいて処理を行う。クレジット数Cが「0」である場合(ステップS11の処理でNOと判断される場合)には、CPU106は、ゲームを開始することができないので、何ら処理を行うことなく本ルーチンを終了させる。他方、クレジット数Cが「1」以上である場合(ステップS11の処理でYESと判断される場合)には、CPU106は、クレジットが残っていると判断し、処理をステップS12に移す。
ステップS12において、CPU106は、スタートスイッチ25がONであるか否かを判断することにより、スタートスイッチ25が操作されるのを待つ。スタートスイッチ25が操作され、これに伴って当該スタートスイッチ25からの操作信号が入力された場合(ステップS12の処理でYESと判断される場合)には、CPU106は、スタートスイッチ25が操作されたと判断し、処理をステップS13に移す。
ステップS13において、CPU106は、ポーカーゲームをスタートする。具体的には、CPU106は、表示/入力コントローラ140を介して、画像データ用ROM156からポーカーゲームスタート画面(図示せず)の画像データを抽出し、液晶ディスプレイ30に表示する。その後、CPU106は、処理をステップS14に移す。
ステップS14において、CPU106は、複数のカード映像を表示する。具体的には、CPU106は、複数のカード映像を、液晶ディスプレイ30上に表示する(図17参照)。その後、CPU106は、処理をステップS15に移す。
ステップS15において、CPU106は、どのタッチパッドから座標データを受信したかを識別する。具体的には、CPU106は、表示/入力コントローラ140を介してから座標データを受信したことに応じて、タッチパッド90A〜90Eのうち、どのタッチパッドから当該から座標データを受信したのかを識別する。その後、CPU106は、処理をステップS16に移す。
ステップS16において、CPU106は、タッチパッドに対応したカード映像を、座標データの軌跡に応じた態様で表示する。具体的には、CPU106は、タッチパッド90A〜90Eにおいてプレーヤが接触を開始してから現時点までの位置の座標データを所定の時間間隔で検出することにより、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向を算出する。この移動距離及び移動方向に応じて、CPU106は、タッチパッド90A〜90Eにそれぞれ対応したカード70A〜70Eの映像の表示態様を変化させて表示する。その後、CPU106は、本ルーチンの処理を終了する。なお、表示態様の具体例については、上述した図18及び図19と同様である。
図16は、第1の実施形態において、プレーヤの手200が、タッチパッド90A(90B、90C、90D、90E)を操作する際の操作の一例を示した図である。図16によると、プレーヤの手200の親指がタッチパッド90A(90B、90C、90D、90E)の左下端からタッチパッド90A(90B、90C、90D、90E)をこする様子が示されている。このように、プレーヤの手200の親指がタッチパッド90A(90B、90C、90D、90E)の左下端からタッチパッド90A(90B、90C、90D、90E)をこすることにより、図18又は図19に示す画像が液晶ディスプレイ30に表示される。
図18によると、上述した通り、液晶ディスプレイ30上に、タッチパッド90Aに対応するトランプカード70Aの映像が一部めくれて表示されている。この図18によれば、トランプカードの数字部分「10」が表示されている。
プレーヤの手200の親指がタッチパッド90Aをこすると、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じてカード映像70Aの表示態様を変化させて表示する。図18では、プレーヤの手200の親指がタッチパッド90Aの手前側の左端からタッチパッド90Aをこすることで、トランプカードの数字部分「10」が表示されている。
図19によると、上述した通り、液晶ディスプレイ30上に、タッチパッド90Aに対応するトランプカードの映像が一部めくれて表示されている。この図19によれば、トランプカードの数字部分「10」とスーツ部分「スペード」とが表示されている。
プレーヤの手200の親指がタッチパッド90Aをこすると、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じてカード映像70Aの表示態様を変化させて表示する。図19では、プレーヤの手200の親指がタッチパッド90Aの手前側の左端からタッチパッド90Aをこすることで、トランプカードの数字部分「10」とスーツ部分「スペード」とが表示されている。
なお、本実施形態においては、プレーヤが接触を開始してから現時点までの接触位置の移動距離及び移動方向に応じて、カード映像がめくれて表示する部分が決定されるが、これに限られず、接触位置の移動方向のみ、に応じてカード映像がめくれて表示する部分が決定されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、タッチパネルが5つであるが、これに限られず、6つ以上又は、4つ以下であってもよい。
また、本実施形態においては、ポーカーゲームについて説明したが、これに限られず、バカラ、ブラックジャック等の他のカードゲームであってもよい。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本明細書に添付した特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンにおいて実行されるゲームの流れを説明するフローである。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンの外観斜視図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンの第2操作部の変形例を示す斜視図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンの第2操作部の変形例を示す斜視図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパネルの断面図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンの外観斜視図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンのコントローラを示すブロック図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンのコントローラを示すブロック図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンの表示/入力コントローラのブロック図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンにおいて実行されるゲーム処理のフローを示す図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパネルを操作する際の操作の一例を示した図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパネルを操作する際の操作の変形例を示した図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパネルを操作する際の操作の変形例を示した図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパネルの変形例を示した図である。 本発明の好適な実施形態に係るゲーミングマシンにおいて実行されるゲーム処理のフローを示す図である。 本発明の好適な実施形態に係るタッチパッドを操作する際の操作の一例を示した図である。 本発明の好適な実施形態に係る表示画面の例である。 本発明の好適な実施形態に係る表示画面の例である。 本発明の好適な実施形態に係る表示画面の例である。 本発明の好適な実施形態に係る表示画面の例である。
符号の説明
13 ゲーミングマシン
23 BETスイッチ
25 スタートスイッチ
26 キャッシュアウトスイッチ
30 液晶ディスプレイ
80A〜80E タッチパネル
90A〜90E タッチパッド
106 CPU
108 ROM
110 RAM
112 乱数発生器
140 表示/入力コントローラ


Claims (5)

  1. 複数のカード映像を表示するディスプレイと、
    プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するインプットデバイスと、
    前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のインプットデバイスを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、
    (a)カードゲームをスタートし、
    (b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、
    (c)前記複数のインプットデバイスのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記インプットデバイスに対応したカード映像を所定の態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシン。
  2. 複数のカード映像を表示するディスプレイと、
    プレーヤの手指など外部からの接触を検知し、検知した位置が識別可能な座標データを含む信号を出力する平面視略矩形状のタッチパネルを前記複数のカード映像と少なくとも同数だけ備え、
    前記タッチパネルは、前記複数のカード映像のそれぞれの表示位置に対応した位置に、前記ディスプレイの周辺に設けられたフラットな実装面に対して、その一部が当該実装面から外部に突出し、且つ、その突出した突出部の裏面側にプレーヤの指が挿入可能な空間を形成するように前記実装面に実装してなり、
    (a)カードゲームをスタートし、
    (b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、
    (c)前記複数のタッチパネルのうちの一のタッチパネルにおける接触を検知し、且つ、その検知した位置が時間の経過とともに変化する場合に、その方向と略同一の方向へ、当該タッチパネルと対応した前記ディスプレイの表示位置に表示されるカード映像を同一の方向へ同期させて移動表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシン。
  3. 複数のカード映像を表示するディスプレイと、
    プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、
    前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパネルを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、
    前記操作部は、前記複数のタッチパネルを相互に分離して備え、前記複数のタッチパネルは、相互に独立して前記座標データを出力するように構成されており、
    (a)カードゲームをスタートし、
    (b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、
    (c)前記複数のタッチパネルのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパネルに対応したカード映像を前記受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシン。
  4. 複数のカード映像を表示するディスプレイと、
    プレーヤの接触を検知することにより、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルであって、複数の領域に区分けされ、且つ、当該複数の領域のそれぞれに含まれる座標位置を示す座標データを出力するタッチパネルと、
    前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパネルを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、
    (a)カードゲームをスタートし、
    (b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、
    (c)前記複数のタッチパネルのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパネルに対応したカード映像を前記受信した座標データに対応する前記区分けされた領域に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシン。
  5. 複数のカード映像を表示するディスプレイと、
    プレーヤの接触を検知し、当該接触位置に対応した座標位置を示す座標データを出力するタッチパッドと、
    前記ディスプレイに表示された複数のカード映像にそれぞれ対応した前記複数のタッチパッドを備えた操作部であって、前記ディスプレイの外側に設置されている操作部と、
    (a)カードゲームをスタートし、
    (b)前記カードゲームをスタートしたことに応じて、複数のカード映像を前記ディスプレイに表示し、
    (c)前記複数のタッチパッドのそれぞれから前記座標データを受信したことに応じて、前記タッチパッドに対応したカード映像を前記受信した座標データの軌跡に応じた態様で表示するコントローラと、を備えていることを特徴とするゲーミングマシン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018109934A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 天曙 續 模擬カードスクイーズシステム
JP2019063566A (ja) * 2018-12-13 2019-04-25 グリー株式会社 通信端末、プログラム、通信端末の制御方法及び通信システム

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