JP2008307290A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードである遊技待機モードから通常遊技モードへの復帰をスムーズにすることで、遊技操作感を向上させる等の遊技機を提供する。
【解決手段】スロットマシン1において、ベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14c又は下皿部材4の少なくとも何れかひとつを含む所定部位に検知面を有するタッチセンサ70を設け、遊技待機モード中に遊技者のこれらへの接触をタッチセンサ70が検知した場合に、通常遊技モードに復帰させる。これにより、中断したゲームの流れをスムーズにし、この間の遊技者の苛つきや待ち時間に対する不満等を解消させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定時間遊技操作がされなかった場合に起動される遊技待機モードを備えた遊技機に関する。
従来、遊技機として知られている例えばスロットマシンにおいては、回転することで図柄を変動表示させる例えば3列のリールと、遊技媒体であるメダルを投入するためのメダル投入部と、投入したメダルを賭けてゲーム開始を指示するためのベットボタンと、リールの回転開始を指示するためのスタートレバーと、リールの回転停止を指示するためのストップボタンと、入賞等で払い出されたメダルを貯留するための下皿部材等がフロントパネルに設けられている。
例えばスロットマシンの遊技者は、メダル等の遊技媒体をメダル投入部に投入してメダルを賭けた後、スタートレバーを操作してリールを回転させる。そして、ストップボタンを操作してそれぞれ停止させたリールが表示する図柄の種類が揃う等、所定の態様で図柄を表示できたとき入賞が成立し、その図柄(入賞)に応じたメダルが配当として下皿部材に払い戻される。また、遊技者は、スロットマシンの内部的な抽選を前提に特別の入賞を成立させると、後続するゲームを通常よりも有利な条件でできるいわゆるボーナスゲームを獲得することもできる。
なお、かかるリールを備えた遊技機としてはスロットマシンが代表的であるが、パチンコなどその他の遊技機においても抽選による演出やサブゲームなどのためにリールが用いられるものがある。
近年普及している遊技機においては、マイコンからなる制御基板(メイン制御基板)によって、内部的な入賞の抽選や、スタートレバーやストップボタン等への遊技操作に基づくリールの回転制御が行われている。また、遊技機のメイン制御基板は、一定時間メダルが投入されず、またスタートレバーやストップボタン等の遊技操作部への操作もされなかったと判断した場合には、遊技操作に即時対応する通常の遊技モード(これを「通常遊技モード」という)から、ランプ等を減光させて遊技者が付くのを待つ一種の省電力モード(これを「遊技待機モード」という)に遊技状態を移行させている。従来の遊技機においては、遊技待機モードに移行すると、遊技者がメダル等の遊技媒体を遊技媒体投入部へ投入して始めて通常遊技モードに復帰するように構成されている。
しかし、かかる従来の遊技機では、遊技が一定時間されず遊技待機モードの状態になると、遊技進行が一旦中断し主にサブ制御基板の処理でランプ等の減光や待機画面の表示等がなされる。このため、メダルの投入が再開された後、処理の主導をサブ制御基板からメイン制御基板に復帰させる際には、遊技待機モードの終了と通常遊技モードの起動の処理を経なければならず、若干の反応の遅れが生じていた。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、省電力モードである遊技待機モードから通常遊技モードへの復帰をスムーズにすることで遊技操作感等を向上させ、また遊技開始が可能となる時期を早めることで、その間の遊技者の苛つきや不満を解消する等の遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため請求項1に記載の発明は、遊技操作が即時可能とされる通常遊技モードと、所定時間遊技操作がされなかった場合に起動される遊技待機モードとを備えている遊技機であって、遊技者側に面する前面の所定部位に検知面を露出させて設けたタッチセンサと、前記遊技待機モード中に前記タッチセンサが接触を検知した場合に前記通常遊技モードに復帰させる遊技制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、遊技待機モードにある当該遊技機に対し、遊技者が遊技を始めようとして、遊技者側に面する前面の所定部位に露出する検知面に手などの体の一部を接触させたとき、タッチセンサがこの接触を検知するに応じて遊技制御手段が通常遊技モードに復帰させる処理を行う。これにより、遊技者が実際に遊技を始めようとする時には既に遊技操作が可能な通常遊技モードに復帰させ、遊技操作感等を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記タッチセンサは、前記検知面に接続し若しくは一体をなす静電荷吸収体と、該静電荷吸収体を流れる電荷を検出する電荷検出部と、を備えてなることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機によれば、タッチセンサは、静電荷吸収体と電荷検出部とを備えてなり、遊技者等が検知面に接触した際に静電荷吸収体が当該遊技者の体に帯電していた静電荷を吸収し、電荷検出部が静電荷吸収体を流れる電荷を検出することで当該接触を検知する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記タッチセンサは静電容量型のセンサであることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機によれば、静電容量型のタッチセンサが検知面の静電容量の変化を検出することで、遊技者等の検知面への接触を検知する。
請求項4に記載の発明は、遊技者側に面する前面に、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入部と、遊技開始を指示するためのベットボタンと、リールの回転開始を指示するためのスタートレバーと、前記リールの回転停止を指示するためのストップボタンと、払い出された遊技媒体を貯留するための下皿部材とが少なくとも設けられ、遊技操作が即時可能とされる通常遊技モードと、所定時間遊技操作がされなかった場合に起動される遊技待機モードと、を備えている遊技機であって、前記遊技媒体投入部、ベットボタン、スタートレバー、ストップボタン又は下皿部材の少なくとも何れかひとつを含む所定部位に検知面を露出させて設けたタッチセンサと、前記遊技待機モード中に前記タッチセンサが接触を検知した場合に前記通常遊技モードに復帰させる遊技制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機によれば、遊技待機モードにある当該遊技機に対し、遊技者が遊技を始めようとして、タッチセンサの検知面が露出された遊技媒体投入部、ベットボタン、スタートレバー、ストップボタン又は下皿部材の少なくとも何れかに手などの体の一部を接触させたとき、遊技制御手段が通常遊技モードに復帰させる処理を行う。これにより、遊技者が実際に遊技を始めようとする時には既に遊技操作が可能な通常遊技モードに復帰させ、遊技操作感等を向上させることができる。
上述したように、本発明に係る遊技機によれば、遊技待機モードにある当該遊技機に対し、遊技者が遊技を始めようとして所定部位に露出する検知面に手などの体の一部を接触させたとき、タッチセンサがこの接触を検知するに応じて通常遊技モードに復帰する。これにより、遊技者が実際に遊技を始めようとする時には既に遊技操作が可能な準備が整うため、中断した遊技の流れをスムーズにし、遊技操作感等を向上させることができる。したがって、この間の遊技者の苛つきや待ち時間に対する不満等を解消することができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な実施形態としてスロットマシン1を図面を参照しながら説明する。ここで、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。スロットマシン1は、矩形箱状のキャビネット2と、当該キャビネット2に開閉可能に取り付けられる前扉3とからなる筐体を備えている。通常時においては、図1に示されるように、前扉3がキャビネット2に対し閉塞した状態で施錠されている。
前扉3の前面側には、遊技者に面する化粧板としてのいわゆるフロントパネルが形成されている。フロントパネルの上段部には、高輝度のLEDを内蔵する上部ランプ5やコーナーランプ6a、6b、また、スピーカを内蔵する左右の放音部7a、7bなどが配設されている。
また、フロントパネル上段部の中央に、液晶表示装置8が配設されている。なお、上部ランプ5、コーナーランプ6a、6b、液晶表示装置8の何れもここでいう演出手段として用いられる。
フロントパネルの中段部には、平坦な樹脂板からなる中パネル9が設けられ、中パネル9の中央に形成された四角形の透明領域である表示窓9aを介して、キャビネット2内部の3個のリール10a、10b、10cが視認可能とされている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれ独立して回転可能であり、それぞれの外周面に描かれた縦3個、横3列の図柄(図示略)が表示窓9aを介して変動表示されるようになっている。
中パネル9の下方には、前方に若干突出する卓状の操作卓18が形成されている。この操作卓18には、ゲームに賭けるメダルを投入するためのメダル投入部11と、ゲーム開始を操作指示するためのベットボタン12と、リール10a、10b、10cの回転開始操作をするためのスタートレバー13と、各リール10a、10b、10cの回転停止操作をするためのストップボタン14a、14b、14c等がそれぞれ所定の位置に配設されている。
フロントパネルの下段部には、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるための、例えば登場キャラクターの絵柄(図示略)などが印刷された略四角形のプラスチック板である下パネル15が取り付けられている。
フロントパネルの最下部には、入賞等の際にメダルを払い出すためのメダル払出口16と、メダル払出口16から払い出されたメダルを貯留するための受け皿4aが形成された下皿部材4が取り付けられている。また、下皿部材4には、スピーカを内蔵する放音部17a、17bがそれぞれ左右位置に形成されている。
かかる構成のスロットマシン1は、マイコンからなる後述のメイン制御基板30(図2参照)によりゲーム動作が制御される。すなわち、スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しを完了させた時、または先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、遊技者がベットボタン12を押圧操作することにより、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲームが開始する。このゲーム開始の状態でスタートレバー13が傾倒操作されると、メイン制御基板30は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させると同時に、表示窓9aに設定される有効ラインに引き込み停止制御可能な図柄の組み合せ、すなわち内部役を抽選する。
この内部抽選により何れかの内部役を当選したとき(当選した内部役を「内部当選役」ともいう)、その結果がメイン制御基板30のRAMの所定記憶領域に設定される内部当選フラグにセットされる。なお、この内部当選フラグがセットされ入賞が内定している状態を「内部当選状態」という。
次に、メイン制御基板30は、ストップボタン14a、14b、14cが押圧操作されるに応じて対応するリールを順に停止させる。そして、メイン制御基板30は、全てのリール10a、10b、10cが停止したのを検知した後、各リールが有効ラインに表示する図柄の組み合せと、上述の内部当選フラグで参照される当選した入賞に係る図柄の組み合せとが一致するか否か判定する。そして、何れかの有効ラインにおいて図柄が一致したとき当該入賞が確定し、配当されるメダルの数だけクレジットが加算される。また、配当された結果、クレジットがその上限を超える場合には、その上限を超える枚数分のメダルをメダル払出口16より遊技者に払い出している。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って変動表示した図柄が揃わなければ賭けたメダルを失うが、内部当選した組み合せで図柄を揃えることにより入賞が成立し賭けた以上のメダルを獲得し得るので、技量と運によりメダルを増やすという興趣を伴ったゲームを楽しむことができる。
次に、スロットマシン1に備えられる本発明の特徴でもある通常遊技復帰手段について説明する。ここで、図2は、通常遊技復帰手段のハードウエア構成を表した回路ブロック図である。
スロットマシン1の全体動作を統括して制御するメイン制御基板30は、CPUと、ROM及びRAMである半導体メモリと、I/Oと、周辺機器に接続するためのインタフェース回路などが形成されたマイコンベースの電子回路基板である。なお、メイン制御基板30のCPUには、上述した半導体メモリの他に割込コントローラ、外部バスインタフェース、クロックジェネレータ等のチップセットがそれぞれ内部のバスで接続され、これらが1つのICパッケージ内に集約されて搭載されている。
サブ制御基板40は、メイン制御基板30の制御下で、主に演出手段に対する駆動制御を行うためのマイコンベースの電子回路基板である。したがって、サブ制御基板40には、演出手段としての液晶表示装置8や上部ランプ5、コーナーランプ6a、6bに内蔵される発光ダイオード、放音部7a、7b、17a、17bを構成するスピーカ等が接続されている。
なお、図示はしていないが、サブ制御基板40には、演出効果音や楽音等の音源データを記憶する音源用メモリと、音源データを再生して放音部7a、7b、17a、17bのスピーカを鳴動させるミュージックデコーダ(AMM−DEC)と、液晶表示装置8に表示させる画像データを記憶する画像用メモリと、画像データに基づきビデオ信号を再生する画像処理用LSIなどを搭載している。
また、サブ制御基板40のROMには、演出手段にゲームの演出を実行させるための複数の演出パターンテーブルTBL_PW、TBL_PMW、TBL_PM1、TBL_PM2、…が予め記憶されている。演出パターンテーブルTBL_PW、TBL_PMW、TBL_PM1、TBL_PM2、…のそれぞれには、上部ランプ5、コーナーランプ6a、6b等のランプ類を点灯・点滅させるシーケンスプログラムや、音源データ及び待機画面等の画像データの所在を示す情報(例えばメモリアドレス)とともにこれらの再生時間・順序等を示すプログラムなどが記述されている。サブ制御基板40は、メイン制御基板30からの指令、抽選または後述する吸収した電荷量に基づいて何れかの演出パターンテーブルTBL_PW、TBL_PMW、TBL_PM1、TBL_PM2、…を選択し、その選択した演出パターンテーブルに従って各演出手段を動作制御させることで、ゲーム状況に応じて異なるパターンの演出を液晶表示装置8などに実行させている。
スロットマシン1には、上述したように遊技操作部としてベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14cが操作卓18の所定位置に配設されている。本実施形態のスロットマシン1では、遊技者が手を触れるこれら操作ボタン等の表面を導電性の素材で形成し、これら導電性の表面をタッチセンサ70の検知面として用いている。また、メダル投入部11、操作卓18のコンパネ板、下皿部材4等も導電性の素材で形成され、これら外部に露出する表面もまたタッチセンサ70の検知面として接続されている。
さらに図示はしていないが、ホールにおいてスロットマシン1とともにその前方に設置される遊技者用の椅子にもタッチセンサ70若しくはその検知面を備え付けてもよい。このようにタッチセンサ70を椅子に設けることで、下皿部材4に貯めたメダルには触れずクレジットを使ってゲームを開始する場合などにも有効となる。
タッチセンサ70は、高抵抗の電気抵抗からなる静電荷吸収体71と、静電荷吸収体71を流れる電荷(電流)を電圧降下により検出して遊技者の手が検知面に接触したのを検知する電荷検出部72とを備えて構成されている。静電荷吸収体71は、遊技者が直接手で触れる検知面が形成される導電体(例えばストップボタン14a、14b、14cの操作頭部(釦に相当する部材)や下皿部材4等)に接続し若しくは一体をなしてスロットマシン1の筐体アース(フレームアース)に接地されている。静電荷吸収体71を比較的高い電気抵抗としたのは、放電(静電荷吸収)の際のショックを遊技者に与えないようにするためである。
電荷検出部72は、静電荷吸収体71を流れる微弱な電流を電圧に変換増幅しサブ制御基板40へ検知信号を出力する。メイン制御基板30は、タッチセンサ70から一定レベル以上の検知信号を受信することで、上記何れかの検知面に遊技者が触れたことを認識するとともに、電荷検出部72からの電圧値を時間積分することで、静電荷吸収体71が吸収した電荷量、つまり遊技者の体に帯電していた静電気の量を検出する。なお、タッチセンサ70は、静電気を吸収するタイプに限らず人体の静電容量を検知する静電容量型センサで代用してもよい。
次に、かかる通常遊技復帰手段による復帰動作の例を、図3のフローチャートを参照して説明する。なお、図3のフローチャートは、メイン制御基板30とサブ制御基板40とが連携して実行処理する制御フローを示している。なお、本実施形態のスロットマシン1は、メイン制御基板30が主導的に制御するゲーム進行状態の動作モードである「通常遊技モード」と、遊技操作が一定時間なされない場合にサブ制御基板40に処理が渡された一種の省電力モードである「遊技待機モード」とを備えている。
メイン制御基板30は、スロットマシン1が通常遊技モードにあるときに、一定経過時間、メダル投入部11にメダルが投入されず、また、一定経過時間、ベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14cの何れにも操作入力がされなかったと判別した場合には(ステップS1:YES)、遊技待機モードに処理を移行させる(ステップS2)。
ステップS2でスロットマシン1が遊技待機モードに移行すると、メイン制御基板30はサブ制御基板40へ処理の主導を渡し、サブ制御基板40は、当該動作モード用の演出パターンテーブルTBL_PWに基づき演出手段を動作させる。これにより、例えば図4(a)に示されるように、中パネル9を含むリール10a、10b、10cの周辺のランプ類を減光させたり、液晶表示装置8の表示画面に遊技待機画面を表示させたりする。
この遊技待機モードにあるスロットマシン1に対し、遊技者がベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14cの何れかの遊技操作部に手を触れた場合、また操作卓18のコンパネ板に手を触れた場合、またメダルをすくい取ろうと下皿部材4に手を触れた場合、また手元のメダルを投入しようとメダル投入部11にメダルを一瞬接触させた場合などに、タッチセンサ70が反応してサブ制御基板40へ検知信号を出力する。
サブ制御基板40は、タッチセンサ70から一定レベル以上の検知信号を受信し、何れかの検知面に遊技者が触れたことを認識すると(ステップS3:YES)、即座に当該遊技待機モードを終了させ、通常遊技モードに処理を復帰させる(ステップS4)。このとき、メイン制御基板30は、サブ制御基板40に対し、通常遊技モードの待機用の演出パターンテーブルTBL_PMWを選択させ、例えば図4(b)に示されるような、液晶表示装置8の表示画面に通常遊技待機画面を表示させたりするような演出を実行させる。
また、サブ制御基板40は、タッチセンサ70からの検知信号を時間積分することで遊技者から吸収した電荷量を求め、この電荷量に基づいて、通常遊技モード時の演出パターンテーブルTBL_PM1、TBL_PM2、…を選択させる(ステップS5)。そして、サブ制御基板40に選択した演出パターンテーブルに従った演出を実行させる(ステップS6)。これにより、遊技者に帯電していた静電気に応じた演出内容が決定される。通常、遊技者は、自分の体にどれだけ静電気が帯電しているかわからないので、遊技者にとっては想定外の内容のゲーム演出がなされることとなる。
以上説明した本実施形態のスロットマシン1によれば、遊技待機モードにあるスロットマシン1に対し、遊技者がゲームを始めようとして例えば椅子に座ったとき、下皿部材4に貯められたメダルを手ですくったとき、操作卓18若しくはスタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14c等の遊技操作部に手を触れたとき、または前扉3のパネルに触れたときの何れか最も早い時にタッチセンサ70が反応するため、遊技者が実際にゲーム操作を行う時には既にゲームができる通常遊技モードに復帰されている。これにより、ゲーム開始の準備が整う時期が早まり、また中断したゲームの流れをスムーズにして、この間の遊技者の苛つきや待ち時間に対する不満等を解消することができる。
本発明は、スロットマシンに限らず、パチンコや雀球遊技機等の一般的な遊技機に広く応用が可能である。
遊技機の一例であるスロットマシンの外観斜視図である。 本発明の一実施形態による、通常遊技復帰手段のハードウエア構成を表した回路ブロック図である。 図2に示した通常遊技復帰手段による復帰動作の一例を表したフローチャートである。 図1に示したスロットマシンにおいて、遊技待機モードと通常遊技モードにおける待機画面等の演出表示例をそれぞれ表した図である。
符号の説明
1 スロットマシン 2 キャビネット
3 前扉 4 下皿部材
5 上部ランプ 6a、6b コーナーランプ
7a、7b 放音部 8 液晶表示装置
9 中パネル 9a 表示窓
10a、10b、10c リール 11 メダル投入部
12 ベットボタン 13 スタートレバー
14a、14b、14c ストップボタン 15 下パネル
16 メダル払出口 17a、17b 放音部
18 操作卓 30 メイン制御基板
40 サブ制御基板 70 タッチセンサ
71 静電荷吸収体 72 電荷検出部

Claims (4)

  1. 遊技操作が即時可能とされる通常遊技モードと、所定時間遊技操作がされなかった場合に起動される遊技待機モードとを備えている遊技機であって、
    遊技者側に面する前面の所定部位に検知面を露出させて設けたタッチセンサと、
    前記遊技待機モード中に前記タッチセンサが接触を検知した場合に前記通常遊技モードに復帰させる遊技制御手段と、を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記タッチセンサは、前記検知面に接続し若しくは一体をなす静電荷吸収体と、該静電荷吸収体を流れる電荷を検出する電荷検出部と、を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記タッチセンサは静電容量型のセンサであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 遊技者側に面する前面に、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入部と、遊技開始を指示するためのベットボタンと、リールの回転開始を指示するためのスタートレバーと、前記リールの回転停止を指示するためのストップボタンと、払い出された遊技媒体を貯留するための下皿部材とが少なくとも設けられ、
    遊技操作が即時可能とされる通常遊技モードと、所定時間遊技操作がされなかった場合に起動される遊技待機モードと、を備えている遊技機であって、
    前記遊技媒体投入部、ベットボタン、スタートレバー、ストップボタン又は下皿部材の少なくとも何れかひとつを含む所定部位に検知面を露出させて設けたタッチセンサと、
    前記遊技待機モード中に前記タッチセンサが接触を検知した場合に前記通常遊技モードに復帰させる遊技制御手段と、を備えていることを特徴とする遊技機。
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