JP2004261618A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 プレイヤーが容易に確認できるように副表示装置の配置を改善したスロットマシンを提供する。
【解決手段】 スロットマシン1の筐体2の前面に操作パネル8を設ける。そして、操作パネル8の上方にメインディスプレイ7を設ける。操作パネル8内には、メダルなどの挿入部10と、押ボタンスイッチ21、22、23、24と、サブディスプレイ31とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム用の画面とは異なる画面を備えたスロットマシンに関する。
この種のスロットマシンとして、ゲーム画面を表示する主表示装置の上方に、ゲームの履歴等の情報を表示する副表示装置を設けたものがある(例えば特許文献1の明細書参照)。
オーストラリア特許第640198号
一般のスロットマシンでは、主表示装置の下方、言い換えればゲーム画面に対してプレイヤーの手元に当たる位置に操作パネルが設けられる。そして、プレイヤーはその操作パネルに設けられた挿入口からメダルや紙片を挿入し、ゲーム画面を確認しながら操作パネル上のボタンを操作してプレイを楽しむことになる。従って、主表示装置の上方に副表示装置を設置した場合には、プレイヤーの視線の移動範囲から表示装置が外れて確認しづらくなる。
また、主表示装置の上方に配置された副表示装置の表示面がプレイヤーから遠く離れるために、表示された情報の細部を読み取ることが難しく、これを解決するためには表示する情報量を制限するか、あるいは副表示装置の表示面を拡大せざるを得ない。しかしながらスロットマシンの前面の上部には、装飾効果等を目的としてタイトルパネルが設置されることが多く、副表示装置を拡大すればそれに応じてタイトルパネルの面積が減少してその装飾効果が損なわれる。
本発明は、プレイヤーが容易に確認できるように副表示装置の配置を改善したスロットマシンを提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に係る発明は、ゲーム用のメダルを挿入するメダル挿入口、及び当該メダル挿入口に連なりプレイヤーが複数のメダルを載置可能なメダル受けを含む挿入部を備えた操作パネル(8)と、前面に前記操作パネル(8)が設けられた筐体(2)と、前記筐体の前記操作パネルの上方に設けられた主表示手段(7)と、前記操作パネル内に設けられ、液晶パネルにて構成された副表示手段(31)と、前記操作パネル内に設けられ、ゲームを進行させるためにプレイヤーにより操作される操作部材と、前記副表示手段の周辺に設けられた副画面用入力手段(32〜35)とを備え、プレイヤーから見て、前記挿入部を右側に、前記副画面用入力手段を左側に配置したことを特徴とするスロットマシンにより、上述した課題を解決する。
この発明によれば、プレイヤーがゲームの進行のためにその視線を操作パネル上に移動させたとき、操作パネル内に設置された副表示手段の表示内容を僅かな視線移動で確認できる。
また、本発明は、前記操作部材は、プレイヤーがゲームを開始する際に操作されることを特徴とする。
また、本発明は、前記副画面用入力手段(32〜35)は、プレイヤーの操作に応じた信号を出力し、前記副画面用入力手段(32〜35)から出力される信号に基づいて、前記副表示手段(31)の表示内容を制御する副画面表示制御手段(53)を備え、前記副表示手段(31)には、前記副画面用入力手段(32〜35)の操作に応じてプレイヤーが当該スロットマシンの実績を把握するためのデータが表示されることを特徴とすることができる。これにより、プレイヤーは、当該スロットマシンの実績を把握することができる。
また、本発明は、前記副画面用入力手段(32〜35)は、プレイヤーの操作に応じた信号を出力し、前記副画面用入力手段(32〜35)から出力される信号に基づいて、前記副表示手段(31)の表示内容を制御すると共に、電装部品の診断機能を有し、異常の発見に対応して異常箇所を示す画面を前記副表示手段(31)に表示させる副画面表示制御手段(50)を備えることを特徴とすることができる。さらに、本発明は、前記異常箇所を示す画面には、前記筐体を模した図形内にエラー箇所が表示されることを特徴とすることができる。これにより、エラーからの迅速な復帰を実現できる。
また、本発明は、前記副画面用入力手段(32〜35)は、プレイヤーの操作に応じた信号を出力し、前記副画面用入力手段(32〜35)から出力される信号に基づいて、前記副表示手段(31)の表示内容を制御する副画面表示制御手段を備え、前記主表示手段(7)にて表示されるゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段としてのCPUと、前記副画面用入力手段(32〜35)から出力される信号に基づいて、前記副表示手段(31)の表示内容を制御する前記副画面表示制御手段としてのCPUとを別に設けることを特徴とすることもできる。
本発明のスロットマシンによれば、操作パネル内に副表示手段を設けたので、副表示手段にて表示される情報を容易に確認できるようになる。主表示手段の上方のスペースを副表示手段に割り当てる必要もないので、その部分を例えば全面的にタイトルパネルに利用してスロットマシンの装飾効果を大いに高めることもできる。そして、ゲームの進行に必要な入力手段がプレイヤーの通常の視線の移動範囲に収まるので、操作性が悪化することもない。
図1は本発明が適用されたスロットマシンの全体を構成を示す斜視図である。この図に示すように、スロットマシン1は、縦長の筐体2を有している。筐体2は、本体3と、その上部に取り付けられるトップボックス4と、本体3の前面に開閉自在に取り付けられる扉5とを有している。本体3の前面中央にはCRTを利用したメインディスプレイ(主表示手段)7が収容され、その下方には操作パネル8が設けられている。操作パネル8はスロットマシン1の前方に向かって下り勾配をなすように傾けられた状態で扉5に取り付けられている。操作パネル8の下方、およびトップボックス4の前面には、スロットマシン1のタイトルその他に関する図柄、文字等が描かれた装飾パネル9a、9bが取り付けられる。
図2にも示したように、操作パネル8には、右端から左端に向かって挿入部10、操作部20、および副表示部30が設けられる。挿入部10にはスロットベース11が設けられ、そのスロットベース11にメダル挿入口12と紙片挿入口13とが一体に形成されている。また、スロットベース11には、メダル挿入口12に連なるメダル受け14が設けられている。メダル受け14は前下がりに傾けられる。従って、プレイヤーはメダル受け14に複数のメダルを載置し、これをゲーム機の前側から右手の親指で支えつつプレイを行うことができる。
操作部20には、押し込み操作可能な4つの押ボタンスイッチ21、22、23、24が設けられている。これらの押ボタンスイッチ21〜24は、特にゲーム中の操作頻度が高いものとして選ばれて操作パネル8に設けられている。例えば左下の押ボタンスイッチ23はプレイを開始する際に操作されるものである。但し、操作部20に設ける押ボタンスイッチの個数および各押ボタンスイッチに割り当てられるべき機能は適宜変更してよい。
副表示部30には、液晶パネルにて構成されたサブディスプレイ(副表示手段)31と、そのサブディスプレイ31の下辺に沿って並べられた押し込み操作可能な4つの押ボタンスイッチ32、33、34、35とが設けられている。
図3はスロットマシン1の制御系の概略構成を示すブロック図である。スロットマシン1は、マイクロプロセッサを主体として構成されてゲームの進行に必要な各種の演算や動作制御を行うCPU50と、メダル挿入口12および紙片挿入口13からのメダルおよび紙片の挿入をそれぞれ検出して必要な処理、例えばメダルおよび紙片の適否判断、適正なメダルおよび紙片の保管、不適なメダルおよび紙片の排出を行うメダル・紙片管理装置51と、CPU50からの命令を解釈して所望の画像をメインディスプレイ7およびサブディスプレイ31にそれぞれ描画するメイン画面描画装置52およびサブ画面描画装置53と、ゲームの進行に必要なプログラムやデータが随時書き込まれるRAM55と、ゲーム装置1の起動等の基本動作を制御するためのプログラムやデータが書き込まれたROM56とを有している。
また、CPU50には上述した押ボタンスイッチ21〜24、32〜35が接続されるとともに、座標読取装置57が接続される。この座標読取装置57は、透明なパネル状に形成されてプレイヤーが接触した位置の座標に応じた信号を出力するいわゆるタッチパネルであり、メインディスプレイ7の表面に貼り付けられている。さらに、CPU50の内部にはプレイヤーの消費金額をカウントする消費金額カウンタ58およびタイマ59が設けられている。これらの機能は後述する。
図4はメインディスプレイ7に表示されるゲーム画面の表示例を示すものである。このゲーム画面Paは、上端に配置される金額表示部P1と、中央に配置されるプレイ状態表示部P2と、下端に配置される操作表示部P3と、プレイ状態表示部P2の両側に配置されるライン選択表示部P4、P4とで構成される。金額表示部P1には、現在の賭け金額、勝ち金額、保有金額等の情報が表示される。プレイ状態表示部P2には、ゲームのプレイ状態、この例では5列のリールによる役作りの状況が示される。そして、操作表示部P3には、CPU50からの指示に応じて各種の操作ボタンを模した画像70〜74が表示される。
操作ボタンの画像70〜74のいずれかの表示位置をプレイヤーが指で触ると、その接触位置に対応した信号が座標読取装置57からCPU50に出力される。CPU50は、現在表示させている画面の内容と、座標読取装置57の出力信号とに基づいてプレイヤーの操作内容、すなわち画像70〜74によって表現された操作ボタンのいずれを押したのかを判別し、その判別結果に応じてゲームの進行状況を変化させる。例えば、“MAX BET”と表示された画像74の位置をプレイヤーが触ると、CPU50はその時点で許容された最高賭け金額にてゲームを行うことがプレイヤーから指示されたものと判断し、その指示に合わせた処理を実行する。
ライン選択表示部P4には操作ボタンを模した画像76…がプレイ状態表示部P2に表示されるリールの画像に応じて表示される。画像76…のいずれかをプレイヤーが触ると、その触った位置に対応して設定されたラインが賭けの対象として選択される。
このように、本実施形態のスロットマシン1では、メインディスプレイ7上に座標読取装置57を設けて入力手段として機能させるので、操作パネル8上の4つの押ボタンスイッチ21〜24のみでは不足する入力手段をメインディスプレイ7上に構成し、押ボタンスイッチ21〜24とメインディスプレイ7上に構成される論理的な操作ボタンとでゲームを進行させることができる。
操作表示部P3の表示内容は常に一定に設定してもよいが、ゲームの進行に応じて適宜変化させてもよい。例えば、図5の表示画面Pbでは、操作表示部P3の左右にそれぞれ“RED”、“BLACK”と付記された操作ボタンの画像77、78が表示され、それらの間には次の操作を促すメッセージを示す画像79が表示されている。なお、図5の表示画面Pbはカードゲームを行うためのものであり、ライン選択表示部P4が省略される。
図6はサブディスプレイ31上に初期画面として表示されるメインメニュー画面Pcを示すものである。メインメニュー画面Pcには、操作ボタン32、33、34、35にそれぞれ隣接して配置されたボタン機能表示部80、81、82、83と、操作ボタン32、33、34にてそれぞれ設定可能な項目をボタン機能表示部80〜82にそれぞれ対応付けて表示する項目表示部84、85、86とが含まれる。
メインメニュー画面Pcが表示された状態では、操作ボタン32〜34が項目表示部84〜86に表示された項目の設定画面に移行するための操作スイッチとして機能しており、そのためにボタン機能表示部80〜82には設定画面を開く操作を意味する“OPEN”の語が表示されている。操作ボタン35には何の機能も割り当てられていないため、ボタン機能表示部83は空白である。
そして、メインメニュー画面Pcが表示された状態から操作ボタン32を押し下げ操作するとプレイ金額および時間の限界値の設定が可能となり、操作ボタン33を押し下げ操作するとスロットマシン1の各部の詳細を表示することが可能となり、操作ボタン34を押し下げ操作するとゲームの記録や履歴の表示が可能となる。これらの機能はメインディスプレイ7上に表示されるゲームの進行とは直接の関連性を有しない。換言すれば、メインディスプレイ7上のゲームは、あくまで操作ボタン21〜24およびメインディスプレイ7上に表示される操作ボタンの操作に応じて進行し、操作ボタン32〜35の操作には何ら影響されない。
図7は、図6の状態から操作ボタン32が押し下げ操作されたときのCPU50の処理手順を示すものである。この処理では、まずステップS1で操作ボタン32に割り当てられたサブメニューとして図8(a)に示す金額および時間の設定画面Pdを表示する。この段階では、操作ボタン32が金額設定の選択ボタンとして、操作ボタン33が時間設定の選択ボタンとして、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそれぞれ機能する。操作ボタン34には機能が割り当てられない。そのため、設定画面Pdでは、ボタン機能表示部80に“MONEY”の語が、ボタン機能表示部81に“TIME”の語が、ボタン機能表示部83に“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。ボタン機能表示部82は空白である。そして、ボタン機能表示部80に対応付けて金額設定部87が、ボタン機能表示部81に対応付けて時間設定部88がそれぞれ表示される。
設定画面Pdの表示後はCPU50が操作ボタン32、33また35の押し下げ操作の有無を判別し(ステップS2)、操作があればそれが操作ボタン32、33、35のいずれの操作かを判別する(ステップS3およびステップS4)。操作ボタン32の操作であればステップS5に進み、図8(b)に示す金額設定画面Peを表示する。プレイヤーはこの金額設定画面Peに従って消費金額の限界値、すなわちゲームによる損失金額の上限値を自ら設定できる。
金額設定画面Peでは、金額設定部87に現在の設定金額を示すカウンタ87aと、その設定金額の特定の桁を表示するカーソル87bとが表示される。この段階では、操作ボタン32がカーソル87bを移動させる操作ボタンとして、操作ボタン33がカーソル87bによって指示された桁の数値を増加させる操作ボタンとして、操作ボタン34が設定値のセーブ(保存)を指示する操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそれぞれ機能する。そのため、ボタン機能表示部80には“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81には“INCREMENT”の語が、ボタン機能表示部82には“SAVE DATA”の語が、ボタン機能表示部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。
金額設定部87の表示後はステップS6へ進んで消費金額の限界値の設定処理を行う。この段階では、プレイヤーが操作ボタン32、33を利用して金額を自由に増減させることができる。ステップS6の処理中に操作ボタン34または35が押し下げ操作されるとCPU50はステップS7に進み、操作ボタン34が押されたか否か、すなわちデータのセーブが指示されたか否かを判別する。データセーブが指示された場合にはステップS8に進み、消費金額カウンタ58(図3参照)にその設定値を初期値としてセットする。データセーブが指示されないときはステップS13へ進み、メインメニュー画面Pcを表示する。
ステップS3、S4の処理において操作ボタン33の操作と判別された場合にはステップS9に進み、図8(c)に示す時間設定画面Pfを表示する。プレイヤーはこの時間設定画面Pfに従ってプレイ時間の限界値を自ら設定できる。
時間設定画面Pfでは、時間設定部88に現在の設定時間を示すカウンタ88aと、その設定時間の特定の桁を表示するカーソル88bとが表示される。この段階では、操作ボタン32がカーソル88bを移動させる操作ボタンとして、操作ボタン33がカーソル88bによって指示された桁の数値を増加させる操作ボタンとして、操作ボタン34が設定値のセーブ(保存)を指示する操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそれぞれ機能する。そのため、ボタン機能表示部80には“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81には“INCREMENT”の語が、ボタン機能表示部82には“SAVE DATA”の語が、ボタン機能表示部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。
時間設定部88の表示後はステップS10へ進んで時間の限界値の設定処理を行う。この段階では、プレイヤーが操作ボタン32、33を利用して設定時間を自由に増減させることができる。ステップS10の処理中に操作ボタン34または35が押し下げ操作されるとCPU50はステップS11に進み、操作ボタン34が押されたか否か、すなわちデータのセーブが指示されたか否かを判別する。データセーブが指示された場合にはステップS12に進み、タイマ59(図3参照)にその設定値を初期値としてセットする。データセーブが指示されないときはステップS13へ進み、メインメニュー画面Pcを表示する。ステップS3、S4の処理において操作ボタン35の操作と判別された場合にはステップS13に進み、メインメニュー画面Pcを表示する。
以上の処理よりメインメニュー画面Pcに復帰すると、CPU50は消費金額カウンタ58およびタイマ59の設定値からの減算処理を開始する。すなわち、消費金額カウンタ58に限界値が設定された場合には、その設定時点から後にプレイヤーが賭けを行う毎にその賭け金額を消費金額カウンタ58のカウント値から減算する。タイマ59に限界値が設定された場合には、メインメニュー画面Pcに戻った時点を起点として初期値から0に向かって残り時間をカウントする。そして、消費金額カウンタ58またはタイマ59のカウント値が0に達すると、CPU50は所定の警告を行う。この警告により、プレイヤーは自らが設定したゲーム終了時点に達したことを知る。なお、警告には音、サブディスプレイ31またはメインディスプレイ7による警告表示等、種々の手段を用いてよい。
図9(a)、(b)は、それぞれメインメニュー画面Pcが表示された状態(図6参照)から操作ボタン33または34が押されたとき、CPU50がサブディスプレイ31に表示させるサブメニュー画面Pg、Phを示している。
サブメニュー画面Pgには、そのサブメニュー画面Pgから選択可能な項目の一覧表示部90と、その一覧表示部90の選択個所を示す選択枠91とが表示される。この段階では、操作ボタン32が選択枠91を上下に移動させる操作ボタンとして、操作ボタン33が選択枠91にて選択された項目に対応した画面を開くための操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそれぞれ機能する。これに対応して、ボタン機能表示部80には“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81には“OPEN”の語が、ボタン機能表示部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。ボタン機能表示部82は空白である。操作ボタン32で希望する項目を選択して操作ボタン33を押し下げ操作すると、その項目に対応したデータがサブディスプレイ31に表示される。このときに表示されるデータとしては、例えば現時点から一定時間溯った時点までの当選回数や当選確率、支払総金額等、プレイヤーがそのスロットマシン1の実績を把握するためのデータが選ばれる。
一方、図9(b)のサブメニュー画面Pfには、そのサブメニュー画面Pfから選択可能な項目の一覧表示部92、93、94が表示される。この段階では、操作ボタン32、33、34が一覧表示部92、93、94に表示された項目に対応した画面を開く操作ボタンとしてそれぞれ機能し、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcに戻るための操作ボタンとして機能する。そのため、ボタン機能表示部80、81、82には“OPEN”の語がそれぞれ表示され、ボタン機能表示部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。操作ボタン32〜34のいずれかを押し下げ操作すると、一覧表示部92〜94の項目に対応したデータがサブディスプレイ31に表示される。このときに表示されるデータとしては、ゲーム機に設定された当選確率やプレイヤーへの還元率等が選ばれる。これらのデータはいわばゲーム機に設定された理論値である。これらの理論値と、図9(a)の画面Pgを経て表示される記録や履歴を参照することにより、プレイヤーは今後のプレイに対する当選頻度や還元率の大小を予測することができる。
CPU50には、例えばスロットマシン1の各部に設けられた電装部品の診断機能を付加させることができる。その場合、異常の発見に対応して異常個所およびその異常の内容や修復方法をサブディスプレイ31に表示して、エラーからの迅速な復帰を実現できる。図10にそのエラー表示画面Piの一例を示す。このエラー表示画面Piは、筐体を模した図形内に丸印95aと矢印95bとでエラー個所を表示する位置表示部95と、エラーを生じた部品名を表示する品名表示部96と、修復方法を表示するガイダンス部97とで構成されている。そして、操作ボタン34は次画面を開くための操作ボタンとして、操作ボタン35はメインメニュー画面Pcに復帰するための操作ボタンとしてそれぞれ機能し、ボタン機能表示部82には“NEXT PAGE”の語が、ボタン機能表示部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示される。
本発明は上述した実施形態に限らず、種々の形態にて実施してよい。例えば、押ボタンスイッチ32〜35に代えて、座標読取装置57と同様の入力手段をサブディスプレイ31の表示面に取り付けてもよい。メインディスプレイ7上の座標読取装置57に代え、面ディスプレイ7の周囲に押ボタンスイッチを設置してそれに割り当てられた機能をメインディスプレイ7の表示面内に表示してもよい。実施形態では、サブディスプレイ31とこれに隣接する押ボタンスイッチ32〜35とでゲームの進行とは別個独立した情報を表示したが、これらの一部または全部をゲームの進行に利用してもよい。プレイヤーによるゲームの終了条件の設定変更を不可能とし、固定された条件が満たされたときに一律に警告を与えるようにしてもよい。押ボタンスイッチ32〜35の操作に対応してサブディスプレイ31に必要な情報を表示するための制御手段としてのCPUを、ゲーム進行用の制御手段としてのCPU50とは別に設けてもよい。
本発明が適用されたスロットマシンの一実施形態を示す斜視図。 図1のスロットマシンに設けられた操作パネルの平面図。 図1のスロットマシンの制御系の概略を示すブロック図。 メインディスプレイに表示される画面の例を示す図。 メインディスプレイに表示される画面の他の例を示す図。 サブディスプレイに表示されるメインメニュー画面を示す図。 サブディスプレイとそれに隣接する押ボタンスイッチとを利用して行われる消費金額および時間の設定処理を示すフローチャート。 図7のフローチャートに対応したサブディスプレイ上の画面の表示例を示す図。 サブディスプレイとそれに隣接する押ボタンスイッチとを利用して行われる他の処理におけるサブディスプレイ上の画面の表示例を示す図。 スロットマシンに設けたエラー診断機能にてエラーを発見したときのサブディスプレイの表示例を示す図。
符号の説明
1 スロットマシン
2 筐体
7 メインディスプレイ(主表示手段)
8 操作パネル
10 挿入部
20 操作部
21、22、23、24 押ボタンスイッチ(操作部材)
31 サブディスプレイ(副表示手段)
32、33、34、35 押ボタンスイッチ(副画面用操作入力手段)
50 CPU

Claims (2)

  1. ゲーム用のメダルを挿入するメダル挿入口、及び当該メダル挿入口に連なりプレイヤーが複数のメダルを載置可能なメダル受けを含む挿入部を備えた操作パネルと、
    前面に前記操作パネルが設けられた筐体と、
    前記筐体の前記操作パネルの上方に設けられた主表示手段と、
    前記操作パネル内に設けられ、液晶パネルにて構成された副表示手段と、
    前記操作パネル内に設けられ、ゲームを進行させるためにプレイヤーにより操作される操作部材と、
    前記副表示手段の周辺に設けられた副画面用入力手段とを備え、
    プレイヤーから見て、前記挿入部を右側に、前記副画面用入力手段を左側に配置した
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記操作部材は、プレイヤーがゲームを開始する際に操作されることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
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