JP2002052129A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2002052129A
JP2002052129A JP2001205885A JP2001205885A JP2002052129A JP 2002052129 A JP2002052129 A JP 2002052129A JP 2001205885 A JP2001205885 A JP 2001205885A JP 2001205885 A JP2001205885 A JP 2001205885A JP 2002052129 A JP2002052129 A JP 2002052129A
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JP2001205885A
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Toshiaki Shimizu
利秋 清水
Eiji Soda
英司 曾田
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Konami Parlor Entertainment KK
Original Assignee
Konami Parlor Entertainment KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレイヤーが容易に確認できるように副表示
装置の配置を改善したスロットマシンを提供する。 【解決手段】 スロットマシン1の筐体2の前面に操作
パネル8を設ける。そして、操作パネル8の上方にメイ
ンディスプレイ7を設ける。操作パネル8内には、メダ
ルなどの挿入部10と、押ボタンスイッチ21、22、
23、24と、サブディスプレイ31とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム用の画面と
は異なる画面を備えたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスロットマシンとして、ゲーム
画面を表示する主表示装置の上方に、ゲームの履歴等の
情報を表示する副表示装置を設けたものがある(例えば
オーストラリア特許第640198号の明細書参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般のスロットマシン
では、主表示装置の下方、言い換えればゲーム画面に対
してプレイヤーの手元に当たる位置に操作パネルが設け
られる。そして、プレイヤーはその操作パネルに設けら
れた挿入口からメダルや紙片を挿入し、ゲーム画面を確
認しながら操作パネル上のボタンを操作してプレイを楽
しむことになる。従って、主表示装置の上方に副表示装
置を設置した場合には、プレイヤーの視線の移動範囲か
ら表示装置が外れて確認しづらくなる。
【0004】また、主表示装置の上方に配置された副表
示装置の表示面がプレイヤーから遠く離れるために、表
示された情報の細部を読み取ることが難しく、これを解
決するためには表示する情報量を制限するか、あるいは
副表示装置の表示面を拡大せざるを得ない。しかしなが
らスロットマシンの前面の上部には、装飾効果等を目的
としてタイトルパネルが設置されることが多く、副表示
装置を拡大すればそれに応じてタイトルパネルの面積が
減少してその装飾効果が損なわれる。
【0005】本発明は、プレイヤーが容易に確認できる
ように副表示装置の配置を改善したスロットマシンを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】請求項1の発明は、前面に操作パネル
(8)が設けられた筐体(2)と、筐体の操作パネルの
上方に設けられた主表示手段(7)と、操作パネル内に
設けられた副表示手段(31)とを備えたスロットマシ
ンにより、上述した課題を解決する。
【0008】この発明によれば、プレイヤーがゲームの
進行のためにその視線を操作パネル上に移動させたと
き、操作パネル内に設置された副表示手段の表示内容を
僅かな視線移動で確認できる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のスロ
ットマシンにおいて、操作パネル内に設けられてプレイ
ヤーの操作に応じた信号を出力する第1の入力手段(2
1、22、23、24)と、副表示手段の表示面上または
その周辺に設けられてプレイヤーの操作に応じた信号を
出力する第2の入力手段(32、33、34、35)
と、前記第1および第2の入力手段からの信号に基づい
て、前記主表示手段にて表示されるゲームの進行を制御
するゲーム進行制御手段(50)と、を備えていること
を特徴とする。
【0010】この発明によれば、操作パネル内に副表示
手段を設置した結果として、ゲームを進行させるために
必要な入力手段のすべてを操作パネル内に設置するため
のスペースが確保できなくても、一部の入力機能を第2
の入力手段に割り当てることにより、必要な入力機能が
確保される。また、他の一部の入力機能を第2の入力手
段に割り当てて、必要な入力機能をさらに補強すること
もできる。また、第2の入力手段は操作パネル内に配置
されているので、第2の入力手段の操作のためにプレイ
ヤーが手や視線を大きく移動させる必要もない。なお、
入力機能のうち、操作頻度の高いものを第1の入力手段
に、操作頻度の低いものを第2の入力手段に割り当てて
もよい。
【0011】さらに、近接して配置されている第1及び
第2の入力手段を操作することによりゲームが進行され
るので、プレイヤーはゲームを進行させるための操作に
際して大きく手や視線を移動させることなくゲームを楽
しむことができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載のスロ
ットマシンにおいて、前記主表示手段の表示面上または
その周辺に設けられてプレイヤーの操作に応じた信号を
出力する第3の入力手段(57)が設けられ、第3の入
力手段からの信号に基づいても、主表示手段(7)にて
表示されるゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段
(50)を備えたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、第3の入力手段は主表
示手段の表面上またはその周辺に設けられるから、第3
の入力手段を操作するために、プレイヤーは手や視線を
大きく移動させることなくゲームを楽しむことができ
る。
【0014】請求項4の発明は、請求項2または3のい
ずれかに記載のスロットマシンにおいて、第2の入力手
段からの信号に基づいて、副表示手段の表示内容を制御
する副画面表示制御手段(50)を備えたことを特徴と
する。
【0015】この発明によれば、副表示手段の表示内容
と、それに応じた副画面用入力手段の操作とによって、
主表示手段の表示とそれに対応した入力手段とによって
実現されるゲームの操作系統とは別の系統で情報表示機
構を構成することができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項4記載のスロッ
トマシンにおいて、第2の入力手段としてプレイヤーに
より押し下げ操作される押ボタンスイッチが副表示手段
の表示面外に設けられ、副画面表示制御手段は、押ボタ
ンスイッチに割り当てられた機能を指示するための画像
(たとえば80〜83)を、副表示手段の表示面内の押
ボタンスイッチに隣接する位置に表示することを特徴と
する。
【0017】この発明によれば、副画面用入力手段とし
ての押ボタンスイッチと、それに対応して副表示手段の
表示面に表示される画像とによって様々な入力機能を実
現できる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載のスロットマシンにおいて、操作パネルにはゲ
ーム用のメダルおよび/または紙片の挿入部(10)と
ゲームを進行させるためにプレイヤーにより操作される
操作部材を備えた操作部(20)とが設けられ、操作パ
ネルの一端側に挿入部が他端側に副表示手段がそれぞれ
配置されていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、挿入部と操作部とが操
作パネル内において互いに隣接するため、プレイヤーが
左右の手を利用して自然な姿勢でゲームを進めることが
できる。操作部または挿入部の側方に僅かに視線を移す
だけで副表示手段の表示内容を容易に確認することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用されたスロッ
トマシンの全体を構成を示す斜視図である。この図に示
すように、スロットマシン1は、縦長の筐体2を有して
いる。筐体2は、本体3と、その上部に取り付けられる
トップボックス4と、本体3の前面に開閉自在に取り付
けられる扉5とを有している。本体3の前面中央にはC
RTを利用したメインディスプレイ(主表示手段)7が
収容され、その下方には操作パネル8が設けられてい
る。操作パネル8はスロットマシン1の前方に向かって
下り勾配をなすように傾けられた状態で扉5に取り付け
られている。操作パネル8の下方、およびトップボック
ス4の前面には、スロットマシン1のタイトルその他に
関する図柄、文字等が描かれた装飾パネル9a、9bが
取り付けられる。
【0021】図2にも示したように、操作パネル8に
は、右端から左端に向かって挿入部10、操作部20、
および副表示部30が設けられる。挿入部10にはスロ
ットベース11が設けられ、そのスロットベース11に
メダル挿入口12と紙片挿入口13とが一体に形成され
ている。また、スロットベース11には、メダル挿入口
12に連なるメダル受け14が設けられている。メダル
受け14は前下がりに傾けられる。従って、プレイヤー
はメダル受け14に複数のメダルを載置し、これをゲー
ム機の前側から右手の親指で支えつつプレイを行うこと
ができる。
【0022】操作部20には、押し込み操作可能な4つ
の押ボタンスイッチ21、22、23、24が設けられ
ている。これらの押ボタンスイッチ21〜24は、特に
ゲーム中の操作頻度が高いものとして選ばれて操作パネ
ル8に設けられている。例えば左下の押ボタンスイッチ
23はプレイを開始する際に操作されるものである。但
し、操作部20に設ける押ボタンスイッチの個数および
各押ボタンスイッチに割り当てられるべき機能は適宜変
更してよい。
【0023】副表示部30には、液晶パネルにて構成さ
れたサブディスプレイ(副表示手段)31と、そのサブ
ディスプレイ31の下辺に沿って並べられた押し込み操
作可能な4つの押ボタンスイッチ32、33、34、3
5とが設けられている。
【0024】図3はスロットマシン1の制御系の概略構
成を示すブロック図である。スロットマシン1は、マイ
クロプロセッサを主体として構成されてゲームの進行に
必要な各種の演算や動作制御を行うCPU50と、メダ
ル挿入口12および紙片挿入口13からのメダルおよび
紙片の挿入をそれぞれ検出して必要な処理、例えばメダ
ルおよび紙片の適否判断、適正なメダルおよび紙片の保
管、不適なメダルおよび紙片の排出を行うメダル・紙片
管理装置51と、CPU50からの命令を解釈して所望
の画像をメインディスプレイ7およびサブディスプレイ
31にそれぞれ描画するメイン画面描画装置52および
サブ画面描画装置53と、ゲームの進行に必要なプログ
ラムやデータが随時書き込まれるRAM55と、ゲーム
装置1の起動等の基本動作を制御するためのプログラム
やデータが書き込まれたROM56とを有している。
【0025】また、CPU50には上述した押ボタンス
イッチ21〜24、32〜35が接続されるとともに、
座標読取装置57が接続される。この座標読取装置57
は、透明なパネル状に形成されてプレイヤーが接触した
位置の座標に応じた信号を出力するいわゆるタッチパネ
ルであり、メインディスプレイ7の表面に貼り付けられ
ている。さらに、CPU50の内部にはプレイヤーの消
費金額をカウントする消費金額カウンタ58およびタイ
マ59が設けられている。これらの機能は後述する。
【0026】図4はメインディスプレイ7に表示される
ゲーム画面の表示例を示すものである。このゲーム画面
Paは、上端に配置される金額表示部P1と、中央に配
置されるプレイ状態表示部P2と、下端に配置される操
作表示部P3と、プレイ状態表示部P2の両側に配置さ
れるライン選択表示部P4、P4とで構成される。金額
表示部P1には、現在の賭け金額、勝ち金額、保有金額
等の情報が表示される。プレイ状態表示部P2には、ゲ
ームのプレイ状態、この例では5列のリールによる役作
りの状況が示される。そして、操作表示部P3には、C
PU50からの指示に応じて各種の操作ボタンを模した
画像70〜74が表示される。
【0027】操作ボタンの画像70〜74のいずれかの
表示位置をプレイヤーが指で触ると、その接触位置に対
応した信号が座標読取装置57からCPU50に出力さ
れる。CPU50は、現在表示させている画面の内容
と、座標読取装置57の出力信号とに基づいてプレイヤ
ーの操作内容、すなわち画像70〜74によって表現さ
れた操作ボタンのいずれを押したのかを判別し、その判
別結果に応じてゲームの進行状況を変化させる。例え
ば、“MAX BET”と表示された画像74の位置を
プレイヤーが触ると、CPU50はその時点で許容され
た最高賭け金額にてゲームを行うことがプレイヤーから
指示されたものと判断し、その指示に合わせた処理を実
行する。
【0028】ライン選択表示部P4には操作ボタンを模
した画像76…がプレイ状態表示部P2に表示されるリ
ールの画像に応じて表示される。画像76…のいずれか
をプレイヤーが触ると、その触った位置に対応して設定
されたラインが賭けの対象として選択される。
【0029】このように、本実施形態のスロットマシン
1では、メインディスプレイ7上に座標読取装置57を
設けて入力手段として機能させるので、操作パネル8上
の4つの押ボタンスイッチ21〜24のみでは不足する
入力手段をメインディスプレイ7上に構成し、押ボタン
スイッチ21〜24とメインディスプレイ7上に構成さ
れる論理的な操作ボタンとでゲームを進行させることが
できる。
【0030】操作表示部P3の表示内容は常に一定に設
定してもよいが、ゲームの進行に応じて適宜変化させて
もよい。例えば、図5の表示画面Pbでは、操作表示部
P3の左右にそれぞれ“RED”、“BLACK”と付
記された操作ボタンの画像77、78が表示され、それ
らの間には次の操作を促すメッセージを示す画像79が
表示されている。なお、図5の表示画面Pbはカードゲ
ームを行うためのものであり、ライン選択表示部P4が
省略される。
【0031】図6はサブディスプレイ31上に初期画面
として表示されるメインメニュー画面Pcを示すもので
ある。メインメニュー画面Pcには、操作ボタン32、
33、34、35にそれぞれ隣接して配置されたボタン
機能表示部80、81、82、83と、操作ボタン3
2、33、34にてそれぞれ設定可能な項目をボタン機
能表示部80〜82にそれぞれ対応付けて表示する項目
表示部84、85、86とが含まれる。
【0032】メインメニュー画面Pcが表示された状態
では、操作ボタン32〜34が項目表示部84〜86に
表示された項目の設定画面に移行するための操作スイッ
チとして機能しており、そのためにボタン機能表示部8
0〜82には設定画面を開く操作を意味する“OPE
N”の語が表示されている。操作ボタン35には何の機
能も割り当てられていないため、ボタン機能表示部83
は空白である。
【0033】そして、メインメニュー画面Pcが表示さ
れた状態から操作ボタン32を押し下げ操作するとプレ
イ金額および時間の限界値の設定が可能となり、操作ボ
タン33を押し下げ操作するとスロットマシン1の各部
の詳細を表示することが可能となり、操作ボタン34を
押し下げ操作するとゲームの記録や履歴の表示が可能と
なる。これらの機能はメインディスプレイ7上に表示さ
れるゲームの進行とは直接の関連性を有しない。換言す
れば、メインディスプレイ7上のゲームは、あくまで操
作ボタン21〜24およびメインディスプレイ7上に表
示される操作ボタンの操作に応じて進行し、操作ボタン
32〜35の操作には何ら影響されない。
【0034】図7は、図6の状態から操作ボタン32が
押し下げ操作されたときのCPU50の処理手順を示す
ものである。この処理では、まずステップS1で操作ボ
タン32に割り当てられたサブメニューとして図8
(a)に示す金額および時間の設定画面Pdを表示す
る。この段階では、操作ボタン32が金額設定の選択ボ
タンとして、操作ボタン33が時間設定の選択ボタンと
して、操作ボタン35がメインメニュー画面Pcへの復
帰を指示する操作ボタンとしてそれぞれ機能する。操作
ボタン34には機能が割り当てられない。そのため、設
定画面Pdでは、ボタン機能表示部80に“MONE
Y”の語が、ボタン機能表示部81に“TIME”の語
が、ボタン機能表示部83に“MAIN MENU”の
語がそれぞれ表示される。ボタン機能表示部82は空白
である。そして、ボタン機能表示部80に対応付けて金
額設定部87が、ボタン機能表示部81に対応付けて時
間設定部88がそれぞれ表示される。
【0035】設定画面Pdの表示後はCPU50が操作
ボタン32、33また35の押し下げ操作の有無を判別
し(ステップS2)、操作があればそれが操作ボタン3
2、33、35のいずれの操作かを判別する(ステップ
S3およびステップS4)。操作ボタン32の操作であ
ればステップS5に進み、図8(b)に示す金額設定画
面Peを表示する。プレイヤーはこの金額設定画面Pe
に従って消費金額の限界値、すなわちゲームによる損失
金額の上限値を自ら設定できる。
【0036】金額設定画面Peでは、金額設定部87に
現在の設定金額を示すカウンタ87aと、その設定金額
の特定の桁を表示するカーソル87bとが表示される。
この段階では、操作ボタン32がカーソル87bを移動
させる操作ボタンとして、操作ボタン33がカーソル8
7bによって指示された桁の数値を増加させる操作ボタ
ンとして、操作ボタン34が設定値のセーブ(保存)を
指示する操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメ
ニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそ
れぞれ機能する。そのため、ボタン機能表示部80には
“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81には
“INCREMENT”の語が、ボタン機能表示部82
には“SAVE DATA”の語が、ボタン機能表示部
83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示さ
れる。
【0037】金額設定部87の表示後はステップS6へ
進んで消費金額の限界値の設定処理を行う。この段階で
は、プレイヤーが操作ボタン32、33を利用して金額
を自由に増減させることができる。ステップS6の処理
中に操作ボタン34または35が押し下げ操作されると
CPU50はステップS7に進み、操作ボタン34が押
されたか否か、すなわちデータのセーブが指示されたか
否かを判別する。データセーブが指示された場合にはス
テップS8に進み、消費金額カウンタ58(図3参照)
にその設定値を初期値としてセットする。データセーブ
が指示されないときはステップS13へ進み、メインメ
ニュー画面Pcを表示する。
【0038】ステップS3、S4の処理において操作ボ
タン33の操作と判別された場合にはステップS9に進
み、図8(c)に示す時間設定画面Pfを表示する。プ
レイヤーはこの時間設定画面Pfに従ってプレイ時間の
限界値を自ら設定できる。
【0039】時間設定画面Pfでは、時間設定部88に
現在の設定時間を示すカウンタ88aと、その設定時間
の特定の桁を表示するカーソル88bとが表示される。
この段階では、操作ボタン32がカーソル88bを移動
させる操作ボタンとして、操作ボタン33がカーソル8
8bによって指示された桁の数値を増加させる操作ボタ
ンとして、操作ボタン34が設定値のセーブ(保存)を
指示する操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメ
ニュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそ
れぞれ機能する。そのため、ボタン機能表示部80には
“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81には
“INCREMENT”の語が、ボタン機能表示部82
には“SAVE DATA”の語が、ボタン機能表示部
83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示さ
れる。
【0040】時間設定部88の表示後はステップS10
へ進んで時間の限界値の設定処理を行う。この段階で
は、プレイヤーが操作ボタン32、33を利用して設定
時間を自由に増減させることができる。ステップS10
の処理中に操作ボタン34または35が押し下げ操作さ
れるとCPU50はステップS11に進み、操作ボタン
34が押されたか否か、すなわちデータのセーブが指示
されたか否かを判別する。データセーブが指示された場
合にはステップS12に進み、タイマ59(図3参照)
にその設定値を初期値としてセットする。データセーブ
が指示されないときはステップS13へ進み、メインメ
ニュー画面Pcを表示する。ステップS3、S4の処理
において操作ボタン35の操作と判別された場合にはス
テップS13に進み、メインメニュー画面Pcを表示す
る。
【0041】以上の処理よりメインメニュー画面Pcに
復帰すると、CPU50は消費金額カウンタ58および
タイマ59の設定値からの減算処理を開始する。すなわ
ち、消費金額カウンタ58に限界値が設定された場合に
は、その設定時点から後にプレイヤーが賭けを行う毎に
その賭け金額を消費金額カウンタ58のカウント値から
減算する。タイマ59に限界値が設定された場合には、
メインメニュー画面Pcに戻った時点を起点として初期
値から0に向かって残り時間をカウントする。そして、
消費金額カウンタ58またはタイマ59のカウント値が
0に達すると、CPU50は所定の警告を行う。この警
告により、プレイヤーは自らが設定したゲーム終了時点
に達したことを知る。なお、警告には音、サブディスプ
レイ31またはメインディスプレイ7による警告表示
等、種々の手段を用いてよい。
【0042】図9(a)、(b)は、それぞれメインメ
ニュー画面Pcが表示された状態(図6参照)から操作
ボタン33または34が押されたとき、CPU50がサ
ブディスプレイ31に表示させるサブメニュー画面P
g、Phを示している。
【0043】サブメニュー画面Pgには、そのサブメニ
ュー画面Pgから選択可能な項目の一覧表示部90と、
その一覧表示部90の選択個所を示す選択枠91とが表
示される。この段階では、操作ボタン32が選択枠91
を上下に移動させる操作ボタンとして、操作ボタン33
が選択枠91にて選択された項目に対応した画面を開く
ための操作ボタンとして、操作ボタン35がメインメニ
ュー画面Pcへの復帰を指示する操作ボタンとしてそれ
ぞれ機能する。これに対応して、ボタン機能表示部80
には“CURSOR”の語が、ボタン機能表示部81に
は“OPEN”の語が、ボタン機能表示部83には“M
AIN MENU”の語がそれぞれ表示される。ボタン
機能表示部82は空白である。操作ボタン32で希望す
る項目を選択して操作ボタン33を押し下げ操作する
と、その項目に対応したデータがサブディスプレイ31
に表示される。このときに表示されるデータとしては、
例えば現時点から一定時間溯った時点までの当選回数や
当選確率、支払総金額等、プレイヤーがそのスロットマ
シン1の実績を把握するためのデータが選ばれる。
【0044】一方、図9(b)のサブメニュー画面Pf
には、そのサブメニュー画面Pfから選択可能な項目の
一覧表示部92、93、94が表示される。この段階で
は、操作ボタン32、33、34が一覧表示部92、9
3、94に表示された項目に対応した画面を開く操作ボ
タンとしてそれぞれ機能し、操作ボタン35がメインメ
ニュー画面Pcに戻るための操作ボタンとして機能す
る。そのため、ボタン機能表示部80、81、82には
“OPEN”の語がそれぞれ表示され、ボタン機能表示
部83には“MAIN MENU”の語がそれぞれ表示
される。操作ボタン32〜34のいずれかを押し下げ操
作すると、一覧表示部92〜94の項目に対応したデー
タがサブディスプレイ31に表示される。このときに表
示されるデータとしては、ゲーム機に設定された当選確
率やプレイヤーへの還元率等が選ばれる。これらのデー
タはいわばゲーム機に設定された理論値である。これら
の理論値と、図9(a)の画面Pgを経て表示される記
録や履歴を参照することにより、プレイヤーは今後のプ
レイに対する当選頻度や還元率の大小を予測することが
できる。
【0045】CPU50には、例えばスロットマシン1
の各部に設けられた電装部品の診断機能を付加させるこ
とができる。その場合、異常の発見に対応して異常個所
およびその異常の内容や修復方法をサブディスプレイ3
1に表示して、エラーからの迅速な復帰を実現できる。
図10にそのエラー表示画面Piの一例を示す。このエ
ラー表示画面Piは、筐体を模した図形内に丸印95a
と矢印95bとでエラー個所を表示する位置表示部95
と、エラーを生じた部品名を表示する品名表示部96
と、修復方法を表示するガイダンス部97とで構成され
ている。そして、操作ボタン34は次画面を開くための
操作ボタンとして、操作ボタン35はメインメニュー画
面Pcに復帰するための操作ボタンとしてそれぞれ機能
し、ボタン機能表示部82には“NEXT PAGE”
の語が、ボタン機能表示部83には“MAIN MEN
U”の語がそれぞれ表示される。
【0046】本発明は上述した実施形態に限らず、種々
の形態にて実施してよい。例えば、押ボタンスイッチ3
2〜35に代えて、座標読取装置57と同様の入力手段
をサブディスプレイ31の表示面に取り付けてもよい。
メインディスプレイ7上の座標読取装置57に代え、面
ディスプレイ7の周囲に押ボタンスイッチを設置してそ
れに割り当てられた機能をメインディスプレイ7の表示
面内に表示してもよい。実施形態では、サブディスプレ
イ31とこれに隣接する押ボタンスイッチ32〜35と
でゲームの進行とは別個独立した情報を表示したが、こ
れらの一部または全部をゲームの進行に利用してもよ
い。プレイヤーによるゲームの終了条件の設定変更を不
可能とし、固定された条件が満たされたときに一律に警
告を与えるようにしてもよい。押ボタンスイッチ32〜
35の操作に対応してサブディスプレイ31に必要な情
報を表示するための制御手段としてのCPUを、ゲーム
進行用の制御手段としてのCPU50とは別に設けても
よい。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のスロッ
トマシンによれば、操作パネル内に副表示手段を設けた
ので、副表示手段にて表示される情報を容易に確認でき
るようになる。主表示手段の上方のスペースを副表示手
段に割り当てる必要もないので、その部分を例えば全面
的にタイトルパネルに利用してスロットマシンの装飾効
果を大いに高めることもできる。そして、特に操作パネ
ル内の入力手段とは別に、主表示手段の表示面またはそ
の周辺に入力手段を設けた場合には、副表示手段を操作
パネルに設置してもゲームの進行に必要な入力手段を確
実に確保でき、しかも各入力手段がプレイヤーの通常の
視線の移動範囲に収まるので、操作性が悪化することも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたスロットマシンの一実施形
態を示す斜視図。
【図2】図1のスロットマシンに設けられた操作パネル
の平面図。
【図3】図1のスロットマシンの制御系の概略を示すブ
ロック図。
【図4】メインディスプレイに表示される画面の例を示
す図。
【図5】メインディスプレイに表示される画面の他の例
を示す図。
【図6】サブディスプレイに表示されるメインメニュー
画面を示す図。
【図7】サブディスプレイとそれに隣接する押ボタンス
イッチとを利用して行われる消費金額および時間の設定
処理を示すフローチャート。
【図8】図7のフローチャートに対応したサブディスプ
レイ上の画面の表示例を示す図。
【図9】サブディスプレイとそれに隣接する押ボタンス
イッチとを利用して行われる他の処理におけるサブディ
スプレイ上の画面の表示例を示す図。
【図10】スロットマシンに設けたエラー診断機能にて
エラーを発見したときのサブディスプレイの表示例を示
す図。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 筐体 7 メインディスプレイ(主表示手段) 8 操作パネル 10 挿入部 20 操作部 21、22、23、24 押ボタンスイッチ(第1の入
力手段) 31 サブディスプレイ(副表示手段) 32、33、34、35 押ボタンスイッチ(副画面用
操作入力手段/第2の入力手段) 50 CPU 57 座標読取装置(第3の入力手段) 58 消費金額カウンタ 59 タイマ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に操作パネルが設けられた筐体と、 前記筐体の前記操作パネルの上方に設けられた主表示手
    段と、 前記操作パネル内に設けられた副表示手段と、を備えた
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記操作パネル内に設けられてプレイヤ
    ーの操作に応じた信号を出力する第1の入力手段と、 前記副表示手段の表示面上またはその周辺に設けられて
    プレイヤーの操作に応じた信号を出力する第2の入力手
    段と、前記第1および第2の入力手段からの信号に基づ
    いて、前記主表示手段にて表示されるゲームの進行を制
    御するゲーム進行制御手段と、を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記主表示手段の表示面上またはその周
    辺に設けられてプレイヤーの操作に応じた信号を出力す
    る第3の入力手段が設けられ、前記第3の入力手段から
    の信号に基づいても、前記主表示手段にて表示されるゲ
    ームの進行を制御するゲーム進行制御手段、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載のスロットマ
    シン。
  4. 【請求項4】 前記第2の入力手段からの信号に基づい
    て、前記副表示手段の表示内容を制御する副画面表示制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項2または3のい
    ずれかに記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記第2の入力手段として前記プレイヤ
    ーにより押し下げ操作される押ボタンスイッチが前記副
    表示手段の表示面外に設けられ、 前記副画面表示制御手段は、前記押ボタンスイッチに割
    り当てられた機能を指示するための画像を、前記副表示
    手段の表示面内の前記押ボタンスイッチに隣接する位置
    に表示することを特徴とする請求項4に記載のスロット
    マシン。
  6. 【請求項6】 前記操作パネルには、ゲーム用のメダル
    および/または紙片の挿入部と、ゲームを進行させるた
    めにプレイヤーにより操作される操作部材を備えた操作
    部とが設けられ、 前記操作パネルの一端側に前記挿入部が、他端側に前記
    副表示手段がそれぞれ配置されていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシン。
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