JP6652796B2 - コアスパン糸及びそれを用いた織編物 - Google Patents
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Description
スパン糸であって、弾性繊維と高強力繊維とがコア部に並列して配置され、芯成分に用いる高強力繊維の引張強度が10cN/dtex以上であり、撚り係数がインチ(2.54cm)方式で2.5〜5.5であることを特徴とするコアスパン糸によって達成される。
ポリエチレンテレフタレートを主成分とするポリエステル層は、エチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするエステルポリマーの層であり、エチレンテレフタレート単位以外の他のエステル結合を形成可能な共重合成分を20モル%以下の割合で含まれていてもよい。共重合可能な化合物として、例えば、イソフタル酸、セバシン酸、アゼライン酸、ダイマー酸、アジピン酸、シュウ酸、デカンジカルボン酸などのジカルボン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクトンなどのヒドロキシカルボン酸、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ハイドロキノン、ビスフェノールAなどのジオール類が挙げられる。また、必要に応じて、艶消し剤となる二酸化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗酸化剤としてヒンダードフェノール誘導体、着色顔料などが添加されていてもよい。
上記のようなPTTサイドバイサイド型複合繊維は、潜在捲縮性を有することから、伸縮性(ゴム弾性)を有し、特に、回復率、耐薬品性、長期耐久性、寸法安定性がポリウレタン弾性繊維に比べて優れている。
10cN/dtex未満であれば織編物としたときの引張強度、引裂強度、耐切創性に欠ける傾向にある。
また、本発明に用いる高強力繊維の伸度は、5.0%以下が好ましく、3.0%以下がより好ましい。
また、本発明における高強力繊維の単糸繊度は4.0dtex以下が好ましく、2.5dtex以下がより好ましい。また、フィラメント数の範囲は3〜1000が好ましく、10〜800がより好ましい。
上記範囲より少ないときは、伸縮性に欠ける傾向にあり、反対に上記範囲より多いときは、伸縮性が強すぎてかえって目標とする用途には不向きとなる傾向にある。
また、高強力繊維は、質量比率で、10〜40%であることが好ましい。
10%未満であると、織編物としたときの引張強度、引裂強度、耐切創性に欠ける傾向にあり、40%を超えると鞘繊維の割合が少なくなり被覆性が悪くなる傾向にある。
具体的には、まず、短繊維束である粗糸をドラフトし、精紡機のフロントローラーに供給する。一方、弾性繊維もドラフトにより引き伸ばした後、高強力繊維と引き揃え、これらを、前記ドラフトされた短繊維束の中心に重ね合せるようにフロントローラーに供給する。続いて、フロントローラーで重ね合せた短繊維束及び弾性繊維、高強力繊維を加撚することによりコアスパン糸を製造する。
並列でなく、弾性繊維と高強力繊維とを撚糸とした場合は、高強力繊維の利用率(芯成分の繊維の加工前の強力に対するコアスパン糸の強力比)が低下する傾向にある。
また、上記比率で高強力繊維の外周を通常の染料に可染性の短繊維(鞘成分)で被覆することにより、鞘成分を淡色に染色しても芯成分が透けて見えることはなく、淡色から濃色までの任意の色調の高強力複合紡績糸とすることができる。
1)繊維の強度、伸度
JIS L1013(2010)の標準時試験に準じ、引張り試験機(島津製作所製、AGS−500NX)を用い、試料長200mm、引張り速度200mm/分にて破断強伸度を求めた。
2)コアスパン糸の強力、伸張率
JIS L 1095 9.5に準じ、測定した。
3)コアスパン糸の風合い
手袋を編成し、着用試験により、肌触り、伸縮性の有無による着用感を評価した。◎は優良を、○は良好を、△はやや不良を、×は不良をそれぞれ示す。
4)コアスパン糸の染色性
筒編機にて編地を作成し、この編地を鞘成分の染色に適した染料で染色し、着色の均一性を比較した。◎は斑の無い均一着色を、○は僅かに霜降り調のものを、△は霜降り調を、×は不良をそれぞれ示す。
JIS L 1096 8.14に準じ、測定した。
6)織物の引裂強度
JIS L 1096 8.17 A法(シングルタング法)に準じ、測定した。
7)伸び率
JIS L 1096 8.16.1に準じ、測定した。
8)伸長回復率
JIS L 1096 8.16.2に準じ、測定した。
9)織物の風合い
織物の手触り、肌触りを官能評価した。◎は優良、○は良好、△はやや不良、×は不良をそれぞれ示す。
芯成分に、ポリウレタン繊維(東レオペロンテックス社製、「ライクラ」(登録商標)、78dtex/1f)と、全芳香族ポリエステル繊維(KBセーレン株式会社製、「Zxion」(登録商標)、110dtex/48f)とを使用し、鞘成分に綿繊維からなる粗糸(繊維長37mm)を使用して、コアヤーン用精紡機(豊田自動織機製、リング精紡機RY型70GX384SP)によりコアスパン糸を製造した。
即ち、精紡機のバックローラーに鞘成分用の綿繊維からなる粗糸(短繊維束)を供給し、フロントローラーとの間で低率ドラフトしてフロントローラーに供給し、一方、芯成分用のポリウレタン繊維をドラフト率4.65で張力をかけ、次いで、全芳香族ポリエステル繊維を前記ポリウレタン繊維と引き揃えて、短繊維束の中心に重ね合せるようにフロントローラーに供給し、フロントローラー通過後両者を加撚精紡し、巻き取った。
上記繊維の質量比率は、ポリウレタン繊維4%、全芳香族ポリエステル繊維30%、綿短繊維66%とした。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
実施例1と同様の繊維の組合せとし、それら繊維の質量比率を、ポリウレタン繊維3%、全芳香族ポリエステル繊維15%、綿短繊維82%した他は実施例1と同様にして、コアスパン糸を製造した。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
弾性繊維として、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとが1:1でサイドバイサイド型に複合されたポリエステル系複合長繊維の仮撚加工糸(東レ・オペロンテックス社製、T400、総繊度167dtex、単糸繊度4.9dtex)を用い、ドラフト率を2.5とし、繊維の質量比率を、弾性繊維25%、全芳香族ポリエステル繊維23%、綿短繊維52%とした他は実施例1と同様にして、コアスパン糸を製造した。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
弾性繊維として、ポリトリメチレンテレフタレート繊維の仮撚加工糸(帝人フロンティア社製、総繊度167dtex、単糸繊度4.9dtex)を用い、ドラフト率を2.5とし、繊維の質量比率を、弾性繊維25%、全芳香族ポリエステル繊維23%、綿短繊維52%とした他は実施例1と同様にして、コアスパン糸を製造した。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
高強力繊維として、アラミド繊維(東レ・デュポン社製、「ケブラー」(登録商標)、総繊度167dtex、単糸繊度1.6dtex)を用い、ドラフト率を2.5とし、繊維の質量比率を、ポリウレタン繊維4%、全芳香族ポリエステル繊維30%、綿短繊維66%とした他は実施例1と同様にして、コアスパン糸を製造した。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
芯成分に全芳香族ポリエステル繊維(KBセーレン株式会社製、「Zxion」、110dtex/48f)を使用し、鞘成分に綿繊維からなる粗糸(繊維長37mm)を使用して、実施例1と同様にしてコアスパン糸を製造した。
上記繊維の質量比率は、全芳香族ポリエステル繊維30%、綿短繊維70%とした。
得られたコアスパン糸について、各評価を行った。
その結果を表1に併せて示す。
タテ糸に、綿(20番手)、ヨコ糸に、実施例1のコアスパン糸と綿糸(16番手)とを1:1の割合で用い、タテ104本/インチ(2.54cm)、ヨコ56本/インチ(2.54cm)の織密度で、2/1綾織組織の織物を得た。
得られた織物を評価した。
その結果を表2に示す。
ヨコ糸として、実施例1のコアスパン糸の代わりに、通常のコアスパン糸(芯糸:ポリウレタン78dtex、鞘糸:綿、16番手)を用い、タテ115本/インチ(2.54cm)、ヨコ55本/インチ(2.54cm)の織密度で、その他は実施例1と同様にして、2/1綾織組織の織物を製造した。
得られた織物を評価した。
その結果を表2に示す。
ヨコ糸として、綿糸(16番手)のみを用い、タテ115本/インチ(2.54cm)、ヨコ70本/インチ(2.54cm)の織密度で、その他は実施例1と同様にして、2/1綾織組織の織物を製造した。
得られた織物を評価した。
その結果を表2に示す。
Claims (6)
- 芯成分に弾性繊維と高強力繊維を、鞘成分に短繊維を用いてなるコアスパン糸であって、弾性繊維と高強力繊維とがコア部に並列して配置され、芯成分に用いる高強力繊維の引張強度が10cN/dtex以上であり、撚り係数がインチ(2.54cm)方式で2.5〜5.5であることを特徴とするコアスパン糸。
- 芯成分に用いる高強力繊維が、全芳香族ポリエステル繊維、アラミド繊維、ポリパラフ
ェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、高強度ポリエチレン繊維から選択される高強力繊
維であることを特徴とする請求項1に記載のコアスパン糸。 - コアスパン糸中の弾性繊維及び高強力繊維の質量比率が、それぞれ1〜30%及び10〜40%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコアスパン糸。
- 芯成分に用いる弾性繊維が、ポリウレタン繊維であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のコアスパン糸。
- 芯成分に用いる弾性繊維が、ポリトリメチレンテレフタレート繊維であることを特徴と
する請求項1〜3いずれか1項に記載のコアスパン糸。 - 請求項1〜5いずれか1項に記載のコアスパン糸を少なくとも一部に用いてなることを特徴とする織編物。
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