JP6652050B2 - フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物 - Google Patents

フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物 Download PDF

Info

Publication number
JP6652050B2
JP6652050B2 JP2016523525A JP2016523525A JP6652050B2 JP 6652050 B2 JP6652050 B2 JP 6652050B2 JP 2016523525 A JP2016523525 A JP 2016523525A JP 2016523525 A JP2016523525 A JP 2016523525A JP 6652050 B2 JP6652050 B2 JP 6652050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
phenolic resin
parts
novolak
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016523525A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015182640A1 (ja
Inventor
直幸 原田
直幸 原田
貴夫 国実
貴夫 国実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Publication of JPWO2015182640A1 publication Critical patent/JPWO2015182640A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652050B2 publication Critical patent/JP6652050B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L61/00Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L61/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08L61/06Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/10Esters; Ether-esters
    • C08K5/101Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids
    • C08K5/105Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids with phenols
    • C08K5/107Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids with phenols with polyphenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3467Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3477Six-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L61/00Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L61/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08L61/06Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
    • C08L61/12Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols with polyhydric phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/05Polymer mixtures characterised by other features containing polymer components which can react with one another
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2312/00Crosslinking
    • C08L2312/04Crosslinking with phenolic resin

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Description

本発明は、フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物に関する。
フェノール樹脂は、耐熱性、機械的強度及び電気特性等の優れた特性を有している。特にノボラック型フェノール樹脂に硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを用いたフェノール樹脂組成物は、固形であるが故にハンドリングに優れ、成形材料、積層板、FRP、摩擦材、鋳型、砥石、断熱材、接着剤等の種々の用途に広く使用されている。
しかし、従来のフェノール樹脂組成物は、硬化速度が遅いという問題がある。そのため、生産性を向上させる目的で、成形速度を向上させたいという要望がある。そのため、これまで様々な硬化性向上の検討がなされてきた。そのような検討においては、ハイオルソノボラック型フェノール樹脂を用いる方法(例えば、特許文献1参照。)や、ノボラック型フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンへ有機酸を配合する方法(例えば、特許文献2参照。)等により、硬化性の向上を図ってきた。しかし、これらは、いずれも、硬化性の向上効果は十分とは言えず、また、硬化性が必ずしも実際の成形速度には寄与しないこともあり、成形速度のさらなる向上が望まれている。
特開平08−302158号公報 特開平06−049159号公報
本発明は、成形速度と機械的物性に優れるフェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物を提供することを目的とするものである。
このような目的は、下記の本発明(1)〜(10)により達成される。
(1)ノボラック型フェノール樹脂、レゾルシン樹脂及び硬化剤を含有し、固形であることを特徴とするフェノール樹脂組成物であって、前記レゾルシン樹脂の数平均分子量は300以上、3000以下である、フェノール樹脂組成物
(2)上記硬化剤がヘキサメチレンテトラミンを含む(1)に記載のフェノール樹脂組成物。
(3)上記レゾルシン樹脂の配合割合は、上記ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対して、1質量部以上、100質量部以下である(1)または(2)に記載のフェノール樹脂組成物。
)上記硬化剤の配合割合は、上記ノボラック型フェノール樹脂と上記レゾルシン樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上、25質量部以下である(1)から(4)のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
)上記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物において、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される曲げ強度が100MPa以上300MPa以下である、(1)から(5)のいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
)上記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物に対して、
240℃、100時間の熱処理試験をおこなったとき、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、上記熱処理試験前の上記硬化物シートの曲げ強度をRとし、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、上記熱処理試験後の上記硬化物シートの曲げ強度をRとしたとき、
100×(R−R)/Rにより算出される曲げ強度の変化率が35%以下である、(1)から()のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
)上記レゾルシン樹脂がノボラック型レゾルシン樹脂である(1)から()のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
)上記フェノール樹脂組成物の融点が50℃以上150℃以下である、(1)から()のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
)(1)から()のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とするフェノール樹脂硬化物。
本発明に従うと、成形速度に特に優れ、機械的物性にも優れることで、各種用途に好適に使用できるフェノール樹脂組成物を得ることができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物について説明する。本実施形態のフェノール樹脂組成物は、ノボラック型フェノール樹脂、レゾルシン樹脂及び硬化剤を含有し、固形であることを特徴とする。ノボラック型フェノール樹脂へレゾルシン樹脂と硬化剤を配合することにより、硬化剤とノボラック型フェノール樹脂との硬化反応を効果的に早めることができる。また、固形で有ることにより取り扱い性に優れ、幅広い用途へ使用することができる。したがって、フェノール樹脂組成物の成形速度に優れ、各種用途に用いたときに製品の成形時間を短くすることができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物は、固形であるという観点から、融点が50℃以上であることが好ましい。さらに好ましくは、55℃以上、特に好ましくは、60℃以上である。これにより、固形での取り扱い性に優れるものとすることができる。融点が上記下限値以上である場合、保管時にブロッキング等が発生することを抑制でき、取り扱い性を向上させることができる。また、本実施形態のフェノール樹脂組成物は、硬化性の観点から、融点が150℃以下であることが好ましい。さらに好ましくは、130℃以下、特に好ましくは、120℃以下である。これにより、硬化反応が比較的低い温度で始まるため、硬化性を高めることができる。融点が上記上限値以下である場合、成形時に型内での溶融開始までの時間がより短くなり、成形速度をより一層良好なものとすることができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられるノボラック型フェノール樹脂としては、特に限定されないが、例えば、フェノールノボラック型樹脂や、クレゾールノボラック型樹脂、クレゾール変性ノボラック型樹脂、キシレノールノボラック型樹脂、キシレノール変性ノボラック型樹脂、アルキルノボラック型フェノール樹脂、アルキル変性ノボラック型フェノール樹脂、ナフトールノボラック型樹脂、ナフトール変性ノボラック型樹脂、ビスフェノールAノボラック型樹脂、ビスフェノールA変性ノボラック型樹脂、フェノールアラルキルノボラック型樹脂、フェノールアラルキル変性ノボラック型樹脂、フェノールジフェニルアラルキルノボラック型樹脂、フェノールジフェニルアラルキル変性ノボラック型樹脂、フェノールナフタレンノボラック型樹脂、フェノールナフタレン変性ノボラック型樹脂、フェノールジシクロペンタジエンノボラック型樹脂、フェノールジシクロペンタジエン変性ノボラック型樹脂、及びカシューナッツ油、テルペン、トール油、ロジン、フェノキシ樹脂、キシレン樹脂等による変性ノボラック型フェノール樹脂、等が挙げられる。好ましくは、フェノールノボラック型樹脂、クレゾールノボラック型樹脂、クレゾール変性ノボラック型樹脂、アルキルノボラック型フェノール樹脂、アルキル変性ノボラック型フェノール樹脂、ビスフェノールAノボラック型樹脂、ビスフェノールA変性ノボラック型樹脂、フェノールアラルキルノボラック型樹脂、フェノールアラルキル変性ノボラック型樹脂、カシューナッツ油変性ノボラック型フェノール樹脂、フェノキシ樹脂変性ノボラック型樹脂、トール油変性ノボラック型樹脂、キシレン樹脂変性ノボラック型樹脂である。これらを単独又は2種類以上組み合わせて使用することができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられるレゾルシン樹脂は、後述するレゾルシン類モノマーとアルデヒド類との縮合物として入手することができる。レゾルシン樹脂に用いられるアルデヒド類としては、例えば、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ポリアセタール、トリオキサン、アセトアルデヒド、パラアルデヒド、ブチルアルデヒド、クロトンアルデヒド、アクロレイン等のアルデヒド類、又はこれらの混合物が挙げられる。また、これらのアルデヒド類の発生源となる物質、又はこれらのアルデヒド類の溶液を使用してもよい。レゾルシン樹脂の合成方法は特に限定されないが、例えば合成においてはレゾルシン類モノマーとアルデヒド類とを混合して加熱、又は、酸、塩基性触媒を用いて常温、加熱下で反応させる等の手法により得ることができる。また、レゾルシン樹脂としては、ノボラック型レゾルシン樹脂とレゾール型レゾルシン樹脂のいずれを用いてもかまわない。好ましくは、経時による変化が少ないことから、ノボラック型レゾルシン樹脂を含むものであり、特に好ましくは、コストと成形速度の観点から、レゾルシン・ホルムアルデヒドの縮合物を含むノボラック型レゾルシン樹脂である。
上述のレゾルシン類モノマーとしては、特に限定されないが、例えばレゾルシン、2−メチルレゾルシン、5−メチルレゾルシン、2,5−ジメチルレゾルシン等のメチルレゾルシン類、4−エチルレゾルシン、4−クロロレゾルシン、2−ニトロレゾルシン、4−ブロモレゾルシン、4−n−ヘキシルレゾルシン等が挙げられる。これらを単独あるいは2種以上を混合して使用することができる。これらの中でも、コストと成形性の観点からレゾルシン、メチルレゾルシン類から選ばれるものが好ましい。
レゾルシン樹脂の数平均分子量は、特に限定されるものではないが、150以上、10000以下であることが好ましい。数平均分子量は、GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)のポリスチレン換算の数平均分子量より求めることができる。レゾルシン樹脂の数平均分子量は、さらに好ましくは200以上、5000以下、特に好ましくは、300以上、3000以下である。これにより、優れた成形速度を示すフェノール樹脂組成物を得ることができる。数平均分子量を上記下限値以上とすることにより、硬化性のみならず、成形時の成形品の強度が高まり、成形速度をさらに高めることができる。数平均分子量が上記上限値以下である場合、流動性がより向上し、成形速度がより良好となる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられるノボラック型レゾルシン樹脂の合成において、レゾルシン類とアルデヒド類との反応モル比としては、特に限定されないが、レゾルシン1モルに対して、アルデヒド類0.20モル以上、1.5モル以下とすることが好ましい。さらに好ましくは、アルデヒド類0.3モル以上0.9モル以下である。モル比が下限値以上であると樹脂の取り扱いが容易であり、上限値以下であると反応制御が容易となる。
レゾルシン樹脂の配合割合は、ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対して、1質量部以上、100質量部以下であることが好ましい。より好ましくは、2質量部以上、80質量部以下であり、さらに好ましくは、3質量部以上、50質量部以下であり、特に好ましくは、5質量部以上、40質量部以下である。これにより、優れた硬化性を示すフェノール樹脂組成物を得ることができる。レゾルシン樹脂の配合割合を上記下限値以上とすることにより、硬化反応の促進効果がより向上し、成形速度をより良好なものとすることができる。また、レゾルシン樹脂の配合割合を上記上限値以下とすることにより、架橋密度が向上し、成形品の物性を向上させることができる。そのため、成形品の変形がより一層起こり難くなり、成形速度をより一層良好なものとすることができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられる硬化剤の配合割合は、特に限定されるものではないが、ノボラック型フェノール樹脂とレゾルシン樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上、25質量部以下であることが好ましい。さらに好ましくは、6質量部以上、20質量部以下であり、特に好ましくは、7質量部以上、18質量部以下である。これにより、成形速度を速めつつも得られる成形品は物性に優れるものを得ることができる。硬化剤の配合割合を上記下限値以上とすることにより、架橋密度が向上し、成形品の物性を向上させることができる。硬化剤の配合割合を上記上限値以下とすることにより、硬化剤由来の硬化ガスの発生をより一層抑制でき、ガスによる成形不良をより一層抑制することができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられる硬化剤としては、ヘキサメチレンテトラミン、ヘキサメチレンテトラミンとフェノール誘導体との付加物、及びヘキサメトキシメチロールメラミン等のアミン系のアルデヒド供給源、若しくは、パラホルムアルデヒド、及びポリアセタール樹脂等のアルデヒド供給源等から選択される一種または二種以上が挙げられる。これらの中でもヘキサメチレンテトラミンが硬化性に優れるため好ましい。
本実施形態のフェノール樹脂組成物には、各種充填材を配合することができる。各種充填材としては特に限定されないが、例えば、シリカ、アルミナ、マグネシア、カーボン、炭化ケイ素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、タルク、マイカ、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ウォラストナイト、金属粉等の無機粉末充填材や、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維、金属繊維等の強化繊維等が挙げられる。これらの充填材は、単独で用いても、二種類以上を併用しても差し支えない。また、本実施形態のフェノール樹脂組成物には、必要に応じて、着色剤、離型剤、硬化触媒、硬化助剤、カップリング剤、低応力化剤、難燃剤、溶剤等から選択される一種または二種以上を適宜添加することができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物に用いられる充填材の配合割合は、特に限定されるものではないが、ノボラック型フェノール樹脂とレゾルシン樹脂と硬化剤の合計100質量部に対して、5質量部以上300質量部以下であることが好ましい。さらに好ましくは、10質量部以上200質量部以下であり、特に好ましくは20質量部以上150質量部以下である。これにより、成形速度を速めつつも得られる成形品の機械的物性をより一層良好なものとすることができる。
本実施形態のフェノール樹脂組成物は、フェノール樹脂組成物の機械的特性を向上させる観点から、以下の測定方法により測定される曲げ強度が100MPa以上300MPa以下であることが好ましく、150MPa以上250MPa以下であることがより好ましい。
(測定方法)
本実施形態のフェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより厚み4mmの硬化物を得る。次いで、この硬化物に対し、JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で曲げ強度を測定する。
本実施形態のフェノール樹脂組成物は、高温下でのフェノール樹脂組成物の機械的特性を向上させる観点から、以下の測定方法により測定される曲げ強度の変化率が35%以下であることが好ましく、30%以下であることがより好ましく、28%以下がさらに好ましく、25%以下が特に好ましい。
(測定方法)
本実施形態のフェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより厚み4mmの硬化物を得る。次いで、この硬化物に対し、240℃、100時間の熱処理試験をおこなう。JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、上記熱処理試験前の上記硬化物シートの曲げ強度をRとし、JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、上記熱処理試験後の上記硬化物シートの曲げ強度をRとしたとき、曲げ強度の変化率は100×(R−R)/Rにより算出される。
本実施形態のフェノール樹脂組成物を得る方法としては、特に限定されないが、例えば、上記配合物を所定の配合割合でミキサー、ブレンダー等で乾式混合したり、加熱ロール、コニーダ、二軸押出機等の混練機を使用して溶融混練したりした後、冷却・粉砕又は造粒する方法、あるいは、上記配合物をそのまま又は上記配合物に溶剤等を添加して、乾式又は湿式のミキサーを用いて混合する方法等により得ることができる。
本実施形態のフェノール樹脂硬化物は、圧縮成形、移送成形、射出成形等の通常の成形方法により、本実施形態のフェノール樹脂組成物を加熱硬化成形することで得ることができる。このようにして得られた樹脂硬化物(成形品)は、成形時間が短いにも関わらず強度に優れるため、自動車用、汎用機械用、家庭電化製品用及びその周辺機器用等、広範な用途に適用できる。
以下、実施形態の例を付記する。
1. ノボラック型フェノール樹脂、レゾルシン樹脂及び硬化剤を含有し、固形であることを特徴とするフェノール樹脂組成物。
2. 前記硬化剤がヘキサメチレンテトラミンを含む1.に記載のフェノール樹脂組成物。
3. 前記レゾルシン樹脂の数平均分子量は150以上、10000以下である1.または2.に記載のフェノール樹脂組成物。
4. 前記レゾルシン樹脂の配合割合は、前記ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対して、1質量部以上、100質量部以下である1.から3.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
5. 前記硬化剤の配合割合は、前記ノボラック型フェノール樹脂と前記レゾルシン樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上、25質量部以下である1.から4.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
6. 前記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物において、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される曲げ強度が100MPa以上300MPa以下である、1.から5.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
7. 前記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物に対して、
240℃、100時間の熱処理試験をおこなったとき、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、前記熱処理試験前の前記硬化物シートの曲げ強度をR とし、
JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、前記熱処理試験後の前記硬化物シートの曲げ強度をR としたとき、
100×(R −R )/R により算出される曲げ強度の変化率が35%以下である、1.から6.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
8. 前記レゾルシン樹脂がノボラック型レゾルシン樹脂である1.から7.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
9. 前記フェノール樹脂組成物の融点が50℃以上150℃以下である、1.から8.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物。
10. 1.から9.のいずれかに記載のフェノール樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とするフェノール樹脂硬化物。
以下、本発明について実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制約されるものではない。また、実施例、比較例で示される「部」は全て「質量部」、「%」は全て「質量%」を表す。
なお、レゾルシン樹脂の数平均分子量(Mn)は、テトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定し、ポリスチレン換算で算出した。
GPCの測定条件を以下に示す。
装置 :HLC−8320(東ソー株式会社製)
検出器:RI
カラム:TSK−GEL G1000H(東ソー株式会社製)の1連及びTSK−GEL G2000H(東ソー株式会社製)の2連を、この順番で直列に連結して使用した。
温度 :40℃
溶媒 :THF
流速 :1.0ml/分
試料 :濃度1質量%の試料を50μl注入
(レゾルシン樹脂の合成1)
レゾルシン1000部、蓚酸3部の混合物を100℃になるまで加熱して、37%ホルマリン400部を30分かけて逐添した。その後、1時間反応させ、反応混合物の温度が140℃になるまで、常圧蒸留で脱水し、更に、0.9kPaまで、徐々に減圧しながら、反応混合物の温度が180℃になるまで減圧蒸留で脱水、脱モノマーし、ノボラック型レゾルシン樹脂A910部を得た。数平均分子量は505であった。
(実施例1)
ノボラック型フェノール樹脂(住友ベークライト(株)製、PR−53195)100部、レゾルシン樹脂A15部、ヘキサメチレンテトラミン(三菱ガス化学(株)製)15部を衝撃式粉砕機を備えた乾式ミキサーで混合し、フェノール樹脂組成物Aを得た。
(実施例2)
ノボラック型フェノール樹脂100部、レゾルシン樹脂Aを50部、ヘキサメチレンテトラミンを12部としたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Bを得た。
(実施例3)
ノボラック型フェノール樹脂100部、レゾルシン樹脂Aを120部、ヘキサメチレンテトラミンを20部としたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Cを得た。
(実施例4)
ノボラック型フェノール樹脂100部、レゾルシン樹脂A15部、ヘキサメチレンテトラミン5部としたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Dを得た。
(実施例5)
ノボラック型フェノール樹脂100部、レゾルシン樹脂A15部、ヘキサメチレンテトラミン30部としたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Eを得た。
(実施例6)
ノボラック型フェノール樹脂の代わりに、カシューナッツ油変性ノボラック型フェノール樹脂(住友ベークライト(株)製、PR−12686E)を用いたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Fを得た。
(実施例7)
ノボラック型フェノール樹脂の代わりに、フェノールアラルキルノボラック型樹脂(住友ベークライト(株)製、PR−54869)を用いたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Gを得た。
(比較例1)
ノボラック型フェノール樹脂100部、ヘキサメチレンテトラミン10部とし、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Hを得た。
(比較例2)
ノボラック型フェノール樹脂の代わりに、カシューナッツ油変性ノボラック型フェノール樹脂を用いたほかは、比較例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Iを得た。
(比較例3)
ノボラック型フェノール樹脂の代わりに、フェノールアラルキルノボラック型樹脂を用いたほかは、比較例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Jを得た。
(比較例4)
ノボラック型フェノール樹脂100部、ヘキサメチレンテトラミン10部、サリチル酸2部を添加し、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Kを得た。
(比較例5)
レゾルシン樹脂Aの代わりに、レゾルシン(住友化学(株)製)を用いたほかは、実施例1と同様に作製を行い、フェノール樹脂組成物Lを得た。
(最短成形時間評価)
実施例及び比較例で得られたフェノール樹脂組成物の最短成形時間評価を下記の要領で行った。
フェノール樹脂組成物50部とガラスカットファイバー(CS3 SK−406、平均繊維径10μm、日東紡績製)50部とを90℃にて、ニーダーを用いて、5分間混合し、複合体(充填材を含有するフェノール樹脂組成物)を得た。得られた複合体をJIS K 6911「硬質プラスチックの曲げ試験方法」の曲げ試験片の金型を用い、180℃、面圧力10MPaで圧縮成形を行い、樹脂硬化物を得た。樹脂硬化物の外観、変形を確認し、膨れ、変形の起きない最短成形時間を5秒単位で確認し、成形速度の指標として評価に用いた。
(曲げ強度)
実施例及び比較例で得られたフェノール樹脂組成物の曲げ強度の測定を下記の要領で行った。
フェノール樹脂組成物50部とガラスカットファイバー(CS3 SK−406、平均繊維径10μm、日東紡績製)50部とを90℃にて、ニーダーを用いて、5分間混合し、複合体(充填材を含有するフェノール樹脂組成物)を得た。得られた複合体をJIS K 6911「硬質プラスチックの曲げ試験方法」の曲げ試験片の金型を用い、180℃、硬化時間3分間、面圧力10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより厚み4mmの硬化物を得た。次いで、この硬化物シートに対し、240℃、100時間の熱処理試験をおこなった。JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される上記熱処理試験前の上記硬化物シートの曲げ強度をRとし、JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される上記熱処理試験後の上記硬化物シートの曲げ強度をRとした。曲げ強度の変化率(%)は100×(R−R)/Rにより算出した。
(融点)
実施例及び比較例で得られたフェノール樹脂組成物の融点の測定は、JIS K 0064に従った。
Figure 0006652050
Figure 0006652050
表1および2に示す通り、実施例1、2、3、4、5では、レゾルシン樹脂を含まない比較例1よりも、最短成形時間は短く、良好な成形速度を示した。また、実施例1はレゾルシン樹脂の代わりにレゾルシンモノマーを用いた比較例5よりも曲げ強度の変化率が小さく、機械的物性に優れていた。また、一般的に実施されている有機酸添加による成形速度向上を狙った比較例4では、比較例1と比較し最短成形時間は短くなるものの、実施例1、2、3、4、5はそれを上回る成形速度を示した。また、硬化性が悪く、成形速度が遅いといわれているカシューナッツ油変性ノボラック型フェノール樹脂を用いた実施例6、フェノールアラルキルノボラック型樹脂を用いた実施例7においても、良好な成形速度を示し、レゾルシン樹脂を含まない比較例2、3よりも成形速度は大きく向上した。
したがって、これらの結果より、本実施形態のフェノール樹脂組成物、及びそれにより得られる硬化物は、成形速度と機械的物性に優れ、各種用途に好適に使用できるものである。
本発明に従うと、従来のフェノール樹脂組成物と比較して成形速度に特に優れ、機械的物性にも優れるため、本発明のフェノール樹脂組成物は成形の時間短縮、及び時間当たりの生産性を向上させることができる。このため、本フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物は、各種バインダーや成形品向け等に広く使用できるものである。
この出願は、2014年5月30日に出願された日本出願特願2014−112632号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (9)

  1. ノボラック型フェノール樹脂、レゾルシン樹脂及び硬化剤を含有し、固形であることを特徴とするフェノール樹脂組成物であって、
    前記レゾルシン樹脂の数平均分子量は300以上、3000以下である、フェノール樹脂組成物
  2. 前記硬化剤がヘキサメチレンテトラミンを含む請求項1に記載のフェノール樹脂組成物。
  3. 前記レゾルシン樹脂の配合割合は、前記ノボラック型フェノール樹脂100質量部に対して、1質量部以上、100質量部以下である請求項1または2に記載のフェノール樹脂組成物。
  4. 前記硬化剤の配合割合は、前記ノボラック型フェノール樹脂と前記レゾルシン樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上、25質量部以下である請求項1からのいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
  5. 前記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物において、
    JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される曲げ強度が100MPa以上300MPa以下である、請求項1からのいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
  6. 前記フェノール樹脂組成物を180℃、硬化時間3分間、10MPaの条件で圧縮成形し、その後、180℃、8時間の条件で後硬化することにより得られる、厚み4mmの硬化物に対して、
    240℃、100時間の熱処理試験をおこなったとき、
    JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、前記熱処理試験前の前記硬化物シートの曲げ強度をRとし、
    JIS K 6911に準じて25℃雰囲気下で測定される、前記熱処理試験後の前記硬化物シートの曲げ強度をRとしたとき、
    100×(R−R)/Rにより算出される曲げ強度の変化率が35%以下である、請求項1からのいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
  7. 前記レゾルシン樹脂がノボラック型レゾルシン樹脂である請求項1からのいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
  8. 前記フェノール樹脂組成物の融点が50℃以上150℃以下である、請求項1からのいずれか一項に記載のフェノール樹脂組成物。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載のフェノール樹脂組成物を加熱硬化してなることを特徴とするフェノール樹脂硬化物。
JP2016523525A 2014-05-30 2015-05-27 フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物 Active JP6652050B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014112632 2014-05-30
JP2014112632 2014-05-30
PCT/JP2015/065195 WO2015182640A1 (ja) 2014-05-30 2015-05-27 フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015182640A1 JPWO2015182640A1 (ja) 2017-04-20
JP6652050B2 true JP6652050B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=54698964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016523525A Active JP6652050B2 (ja) 2014-05-30 2015-05-27 フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10144823B2 (ja)
EP (1) EP3150667A4 (ja)
JP (1) JP6652050B2 (ja)
CN (1) CN106459557A (ja)
WO (1) WO2015182640A1 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3237841B2 (ja) * 1990-11-21 2001-12-10 名古屋油化株式会社 硬化方法
JPH0649159A (ja) * 1992-07-29 1994-02-22 Sumitomo Durez Co Ltd 摩擦材用ノボラック型フェノール樹脂組成物
JPH08302158A (ja) 1995-04-27 1996-11-19 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂成形材料
US20060111508A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-25 Indspec Chemical Corporation Process for making phenolic resins
JP2010070747A (ja) * 2008-08-19 2010-04-02 Bridgestone Corp ゴム組成物
JP2010235671A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂組成物
EP2418243B1 (en) * 2009-03-30 2016-05-11 Bridgestone Corporation Rubber composition and tire using same
JP5772224B2 (ja) * 2011-05-30 2015-09-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5772227B2 (ja) * 2011-05-30 2015-09-02 横浜ゴム株式会社 重荷重用タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
EP3103839B1 (en) * 2014-02-07 2020-08-19 Sumitomo Bakelite Co.,Ltd. Phenolic resin composition for friction material, friction material, and brake

Also Published As

Publication number Publication date
US10144823B2 (en) 2018-12-04
EP3150667A1 (en) 2017-04-05
EP3150667A4 (en) 2018-01-10
US20170190900A1 (en) 2017-07-06
WO2015182640A1 (ja) 2015-12-03
CN106459557A (zh) 2017-02-22
JPWO2015182640A1 (ja) 2017-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6515812B2 (ja) 摩擦材用フェノール樹脂組成物、摩擦材及びブレーキ
JP5915331B2 (ja) バイオマス変性フェノール樹脂の製造方法、バイオマス変性フェノール樹脂、バイオマス変性フェノール樹脂組成物及びバイオマス変性フェノール樹脂硬化物
JP2016190968A (ja) 摩擦材用レゾール型フェノール樹脂、その製造方法、摩擦材用接着剤及び湿式摩擦板
WO2016067833A1 (ja) フェノール樹脂組成物および成形体
JP6652050B2 (ja) フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物
JP2015057454A (ja) 摩擦材用フェノール樹脂組成物及び摩擦材
JP2009286888A (ja) 熱硬化性樹脂組成物、熱硬化性樹脂成形材料及びその硬化物
JP2011202075A (ja) フェノール樹脂成形材料
JP2007246689A (ja) 摩擦材用フェノール樹脂組成物、及び摩擦材
JP4129508B2 (ja) 耐火物用結合剤
JP4661087B2 (ja) 固形レゾール型フェノール樹脂の製造方法
JP2009242472A (ja) 熱硬化性樹脂組成物および熱硬化性樹脂成形材料
JP2015187229A (ja) フェノール樹脂成形材料及び成形物
JP5381573B2 (ja) 熱硬化性樹脂成形材料
JP2011202056A (ja) フェノール樹脂成形材料
JP2021100998A (ja) 成形材料
JPH08157692A (ja) フェノール樹脂組成物及び成形材料
JPH06228256A (ja) フェノール樹脂組成物及び成形材料
JP6405746B2 (ja) フェノール樹脂成形材料
JP2001329049A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP2001049079A (ja) フェノール樹脂組成物及びその製造方法
JP2020105275A (ja) フェノール樹脂成形材料および成形品
JP2019210316A (ja) フェノール樹脂組成物および成形品
JP2007091820A (ja) 熱硬化性樹脂組成物および熱硬化性樹脂成形材料
JP2019210321A (ja) フェノール樹脂組成物および成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150