JP6647874B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents

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本発明は、天板昇降式什器に関する。
従来、工場や配送センター、オフィスなどでは、各種作業を行うことのできる天板を備えたデスクやテーブル、作業台、実験台などの什器が用いられている。これらの什器において、使用者の姿勢や体格、性別、好みなどによって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なっている。天板の高さが一定である什器ではこのような実情に対応できないため、天板の高さを上下方向に変更可能な天板昇降式什器が広く用いられている。こうした什器を用いることによって、使用者に対して作業性の良い環境を提供することができ、作業効率を向上させるとともに、使用者の体への負担を低減することができる。
特許文献1には、天板と、天板を昇降可能に支持する支持脚(昇降ユニット)と、を備える天板昇降式什器が開示されている。支持脚には、伸縮駆動装置が内蔵されている。天板の下面には制御ユニットが固定されており、この制御ユニットにより支持脚の昇降動作が制御されている。
特開2015−186572号公報
特許文献1に記載された天板昇降式什器において、支持脚の伸縮駆動装置と制御ユニットとをケーブルを介して電気的に接続する必要がある。しかしながら、このケーブルが外部に露出した状態では、什器の見栄えが悪くなるとともに、天板の下側に配置されるワゴンなどの什器がケーブルに引っ掛かり、ケーブルが断線する可能性がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、昇降ユニットに接続されるケーブルを外部への露出を低減させて安全に引き回すことが可能な天板昇降式什器を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、天板昇降式什器は、天板を有する上部構造体と、床面上に設置され、前記上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、を備える。前記下部構造体は、伸縮可能な昇降ユニットと、前記昇降ユニットの上端部に設けられ、前記上部構造体を支持する上部支持体と、を有する。前記上部支持体は、前記上部構造体と前記昇降ユニットとの間に設けられた内部空間と、前記内部空間と連通し、前記昇降ユニットの前記上端部と対向するように形成された第一開口と、前記内部空間と連通し、前記天板の下面に沿う第一方向に開口するように形成された第二開口と、を有し、前記天板の前記下面において、前記下部構造体に対して前記第一方向で対向する位置には、前記昇降ユニットを制御する制御ユニットが配置され、前記昇降ユニットから延びるケーブルは、前記第一開口及び前記第二開口を通じて前記制御ユニットに接続され、前記第二開口から引き出された前記ケーブル、及び前記制御ユニットを下方から覆う配線収容部材を備えている。
このような天板昇降式什器によれば、昇降ユニットの上端部に対向する上部支持体の第一開口から第二開口まで内部空間を介して連通している。このため、昇降ユニットの上端部に接続されるケーブルを、第一開口から第二開口まで上部支持体の内部を挿通させることができ、外部への露出を低減させて安全に引き回すことができる。
上記の天板昇降式什器において、前記上部支持体は、前記内部空間と連通し、前記天板の前記下面に沿う方向のうち、前記第一方向に直交する第二方向に前記内部空間を挟むように形成された一対の第三開口をさらに有していてもよい。
このような天板昇降式什器によれば、上部支持体の一対の第三開口のそれぞれから第二開口まで内部空間を介して連通している。このため、昇降ユニットのケーブルのほか、天板昇降式什器において使用されるケーブルを、第三開口から第二開口まで上部支持体の内部を挿通させることができ、外部への露出を低減させて安全に任意の方向に引き回すことができる。
上記の天板昇降式什器において、前記上部支持体は、前記第二開口を囲むように前記第一方向に延びて形成された接続部と、前記一対の第三開口をそれぞれ囲むように前記第二方向に延びて形成された一対のアーム部と、をさらに有していてもよい。
このような天板昇降式什器によれば、第二開口の周囲を接続部が囲むとともに、一対の第三開口の周囲を一対のアーム部が囲んでいる。このため、第二開口および第三開口が外部から見えにくくなり、天板昇降式什器の外観の体裁を良好にすることができる。
上記の天板昇降式什器によれば、昇降ユニットに接続されるケーブルを外部への露出を低減させて安全に引き回すことができる。
本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器を示す斜視図である。 前記天板昇降式什器を斜め下方から見た斜視図である。 前記天板昇降式什器の上部を示す側面図である。 前記天板昇降式什器の上部支持体を斜め下方から見た斜視図である。 前記上部支持体における配線の状態を示す図である。 前記天板昇降式什器の配線収容部材を示す図である。 前記配線収容部材が前記天板昇降式什器の上部構造体から吊り下げられた状態を示す図である。 前記配線収容部材が前記上部構造体から吊り下げられた状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る天板昇降式什器1を示す斜視図である。図2は、天板昇降式什器1を斜め下方から見た斜視図である。図3は、天板昇降式什器1の上部を示す側面図である。
図1から図3に示すように、天板昇降式什器1は、天板21を有する上部構造体20と、床面F上に設置され、上部構造体20を支持する下部構造体10と、を備える。
下部構造体10は、床面F上に、天板21の長辺方向(以下、この方向を幅方向と適宜称する。)に間隔を空けて配置された一対の脚部材11、11と、一対の脚部材11、11の間に設けられた配線収容部材18と、を有する。各脚部材11は、下部支持体12と、昇降ユニット13と、上部支持体14と、を有する。
下部支持体12は、床面F上に配置され、天板21の短辺方向(以下、この方向を前後方向と適宜称する。)に延びている。下部支持体12の下面には、下部支持体12の高さおよびレベルの調整を行うアジャスター12aが設けられている。
昇降ユニット13は、上下方向に延びて形成され、下部支持体12と上部支持体14とを連結するように設けられている。また、昇降ユニット13は、上下方向に伸縮可能に構成されている。具体的には、昇降ユニット13は、下部筒状体13aと、中間筒状体13bと、上部筒状体13cと、を有する。下部筒状体13a、中間筒状体13b、および上部筒状体13cは、それぞれ上下方向に延びる四角形筒状に形成されている。下部筒状体13aの内部に中間筒状体13bが収納され、中間筒状体13bの内部に上部筒状体13cが収納されている。昇降ユニット13が有する図示しない駆動機構により、下部筒状体13aに対して中間筒状体13bおよび上部筒状体13cをそれぞれ上下方向に移動させることで、昇降ユニット13を上下方向に伸縮させることができる。これにより、下部構造体10は、上部構造体20を昇降可能に支持している。
両昇降ユニット13、13の伸縮動作を制御する制御ユニット13dは、配線収容部材18に配置されている。昇降ユニット13、13と制御ユニット13dとは、ケーブル13mにより互いに電気的に接続されている。また、昇降ユニット13の伸縮動作させるための操作入力を行う操作部13eは、天板21の前端部21fの下面21uに設けられている。操作部13eは、ケーブル13nにより制御ユニット13dに電気的に接続されている。
使用者が操作部13eに対して所定の操作を入力すると、ケーブル13nを介して、操作部13eから制御ユニット13dに操作信号が送信される。制御ユニット13dは、操作部13eから操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて昇降ユニット13、13に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。昇降ユニット13、13は、指令信号を受け取ると、その指令信号に応じて伸縮動作する。これにより、天板21の高さの調整が行われる。
図4は、上部支持体14を斜め下方から見た斜視図である。図4に示すように、上部支持体14は、昇降ユニット13の上端部13tに設けられ、上部構造体20を支持している。上部支持体14は、支持部15と、接続部16と、一対のアーム部17、17と、を有する。支持部15は、昇降ユニット13の上端部13tにボルトなどの固定手段により固定されている。接続部16は、支持部15から幅方向(第一方向)の内側に延びて形成されている。一対のアーム部17、17は、支持部15から前後方向(第二方向)の両側に延びて形成されている。
支持部15は、上部構造体20と昇降ユニット13との間に内部空間15Sを有するように構成されており、例えば箱状に形成されている。支持部15は、第一開口15aと、第二開口15bと、一対の第三開口15cと、を有する。
第一開口15aは、内部空間15Sと連通し、昇降ユニット13の上端部13tと対向するように形成されている。本実施形態では、第一開口15aは、支持部15の下面15uに形成されている。第二開口15bは、内部空間15Sと連通し、幅方向(天板21の下面21uに沿う第一方向)に開口するように形成されている。本実施形態では、第二開口15bは、支持部15の幅方向内側の側面15wに形成されている。一対の第三開口15c、15cは、内部空間15Sと連通し、前後方向(天板21の下面21uに沿う第二方向)に内部空間15Sを挟むように形成されている。本実施形態では、一対の第三開口15c、15cは、支持部15の前面15fおよび後面15rにそれぞれ形成されている。
第一開口15a、第二開口15b、および第三開口15c、15cには、ケーブル13mやケーブル13nなどの配線Wを挿通させている。このため、第一開口15a、第二開口15b、および第三開口15c、15cは、配線Wを挿通可能な開口寸法を有する。
接続部16は、第二開口15bを囲むように幅方向に延びて形成されている。本実施形態では、接続部16は、幅方向から見て第二開口15bを囲むように略逆U字状の断面を有し、支持部15の側面15wから幅方向内側に延びて形成されている。接続部16の上壁部16tにはボルトなどの固定手段を挿通するための貫通孔が形成されており、この固定手段により接続部16は上部構造体20に固定されている。また、接続部16の前壁部16fおよび後壁部16rには、貫通孔16hが形成されている。接続部16には、配線収容部材18がボルト18hにより貫通孔16hを介して着脱可能に締結されている。
一対のアーム部17、17は、一対の第三開口15c、15cを囲むように前後方向に延びて形成されている。本実施形態では、アーム部17、17は、前後方向から見て第三開口15c、15cを囲むように略逆U字状の断面を有する。一方のアーム部17は、支持部15の前面15fから前方に延びて形成され、他方のアーム部17は支持部15の後面15rから後方に延びて形成されている。
一対のアーム部17、17の上壁部17tにはボルトなどの固定手段を挿通するための貫通孔が形成されており、この固定手段によりアーム部17、17は上部構造体20に固定されている。アーム部17、17において幅方向外側の壁部である外壁部17aは、支持部15から離間するにつれて前後方向の寸法が小さくなるように形成されている。アーム部17、17において幅方向内側の壁部である内壁部17bは、下端部が折り曲げられ、幅方向外側に延びる延出片17cが形成されている。アーム部17、17の内壁部17bにおいて支持部15とは反対側の端部17dの近傍には、ケーブル13nなどの配線Wを挿通するための挿通孔17hが形成されている。また、アーム部17、17の端部17dには、前後方向から見て外壁部17aおよび内壁部17bの端部と第三開口15cとを覆うように、板状の端部片17eが形成されている。
図5は、上部支持体14における配線の状態を示す図である。上部支持体14の支持部15は、内部空間15Sと連通する第一開口15aおよび第二開口15bを有するので、図5に示すように、昇降ユニット13と制御ユニット13dとを接続するケーブル13mを第一開口15aから第二開口15bに支持部15の内部を挿通させることができる。
また、上部支持体14の支持部15は、内部空間15Sと連通する第二開口15bおよび第三開口15c、15cを有するので、図4に示すように、操作部13eと制御ユニット13dとを接続するケーブル13nを、内壁部17bの挿通孔17hを介して、第三開口15cから第二開口15bに支持部15の内部を挿通させることができる。さらに、必要に応じて、例えば床面Fから上方に延びる任意の配線Wを、後側の第三開口15cから第二開口15bに支持部15の内部を挿通させるようにしてもよい。
上部支持体14は、例えば金属板を折り曲げて形成することができる。
図6は、配線収容部材18を示す図である。図7および図8は、配線収容部材18が上部構造体20から吊り下げられた状態を示す図である。図7は、配線収容部材18を前方から見た図であり、図8は、配線収容部材18を後方から見た図である。
図6から図8に示すように、配線収容部材18は、一対の脚部材11、11の上部支持体14、14の間を延びて設けられ、配線Wや制御ユニット13dなどの物品を載置可能な載置部18aを有する。
載置部18aは、幅方向に延びる長板状に形成されている。載置部18aにおいて幅方向の両端部18b、18bを除く部分には、載置部18aから天板21の下面21uに沿う方向のうち後方に延びて形成された延出部18cが設けられている。すなわち、延出部18cは、操作部13eの反対側に配置されている。この延出部18c上にも、物品を載置することができる。載置部18aと延出部18cとは、段部18dにより連結されている。段部18dにより、延出部18cは、載置部18aよりも上方に配置されている。これにより、段部18dは、載置部18aに載置された物品が延出部18cに移動することを防止している。また、延出部18cには、延出部18cの後縁部を斜め上方に折り曲げることにより、突出片18eが形成されている。これにより、突出片18eは、延出部18cに載置された物品が延出部18cから落下することを防止している。延出部18cが設けられることによって、載置部18aにアクセス可能な開口が後述する後壁部18r、18rの間に形成されている。この開口は、配線収容部材18が上部支持体14、14に締結された後、載置部18aに載置された物品をメンテナンスなどする場合に使用される。
配線収容部材18は、上部構造体20に吊り下げ可能に取り付けられている。配線収容部材18の載置部18aにおいて延出部18cが設けられた側と前後方向の反対側には、載置部18aから上方に延びる前壁部18fが形成されている。前壁部18fの上端部18tには、上端部18tから載置部18aに向かって斜め下方に延びて形成された係合爪部18gが互いに離間して複数配置されている。係合爪部18gは、後述する上部構造体20の係合孔22hに係合することで、配線収容部材18を上部構造体20から吊り下がるように支持することが可能である。
また、配線収容部材18の両端部18b、18bはそれぞれ、ボルト18hにより上部支持体14、14に着脱可能に締結されている。配線収容部材18の載置部18aにおいて延出部18cが設けられた側の両端部18b、18bには、載置部18aから上方に延びる後壁部18r、18rが形成されている。各後壁部18rには、複数の貫通孔18iが形成されるとともに、後壁部18rの内側の面には貫通孔18iと同軸にボルト18hに螺合するナット18jが固定されている。図2に示すように、配線収容部材18の両端部18b、18bが上部支持体14、14に締結された状態では、後壁部18r、18rは上部支持体14、14の接続部16、16の内側に入り込んでいる。この状態で、ボルト18hは、接続部16の貫通孔16hおよび後壁部18rの貫通孔18iを挿通してナット18jと螺合している。これにより、配線収容部材18は上部支持体14、14に締結されている。また、ボルト18hをナット18jから取り外すことで、配線収容部材18と上部支持体14、14との締結を解除することができ、配線収容部材18を上部構造体20から吊り下がった状態にすることができる。
使用者は、配線収容部材18が上部構造体20から吊り下がった状態において、容易に配線Wや制御ユニット13dなどの物品を配線収容部材18の載置部18aに載置することができる。また、載置部18aにおいて係合爪部18gが設けられた前壁部18fとは反対側には段部18dが設けられているため、配線収容部材18が上部構造体20から吊り下がった状態でも、載置部18aに載置された物品が載置部18aから落下することが防止されている。
図1から図3に示すように、上部構造体20は、平面視で長方形の板状に形成された天板21と、配線収容部材18の延在方向、すなわち幅方向に沿って延びて形成された補強部材22と、を有する。天板21は、上面に作業面21tを有する。補強部材22は、天板21の下面21uに溶接などにより固定されている。
補強部材22は、天板21の幅方向のほぼ全長に渡って延びて設けられており、幅方向から見ていわゆるハット型の断面形状を有する。すなわち、補強部材22は、平板状の前端部22fと、平板状の後端部22rと、前端部22fと後端部22rとの間に設けられ、前端部22fおよび後端部22rから下方に凹むように形成された略U字状の断面形状を有する凹部22aと、を有する。補強部材22を設けることにより、天板21の撓みや捩れを抑制することができる。
本実施形態では、補強部材22は、天板21の下面21uに沿って前後方向に並列に二つ設けられている。二つの補強部材22は幅方向の両端部22b、22bにおいて、各上部支持体14の接続部16の上壁部16t上に配置されるように、天板21の下面21uに設けられている。上壁部16t上に配置された端部22bの凹部22aは、上壁部16tの貫通孔を挿通させたボルトなどの固定手段により、上壁部16tに固定されている。これにより、補強部材22は、上部支持体14、14の上側に固定されている。
また、補強部材22の前後方向の側面22sには、配線収容部材18の係合爪部18gに対応するように、矩形状の係合孔22hが複数形成されている。本実施形態では、前側に配置された補強部材22の前側の側面22sに形成された係合孔22hに、配線収容部材18の係合爪部18gが係合している。これにより、上述したように、配線収容部材18を上部構造体20から吊り下げた状態にすることができる。
本実施形態に係る天板昇降式什器1は、天板21を有する上部構造体20と、床面F上に設置され、上部構造体20を昇降可能に支持する下部構造体10と、を備える。下部構造体10は、伸縮可能な昇降ユニット13と、昇降ユニット13の上端部13tに設けられ、上部構造体20を支持する上部支持体14と、を有する。上部支持体14は、上部構造体20と昇降ユニット13との間に設けられた内部空間15Sと、内部空間15Sと連通し、昇降ユニット13の上端部13tと対向するように形成された第一開口15aと、内部空間15Sと連通し、幅方向に開口するように形成された第二開口15bと、を有する。
上述した構成によれば、昇降ユニット13の上端部13tに対向する上部支持体14の第一開口15aから第二開口15bまで内部空間15Sを介して連通している。このため、昇降ユニット13の上端部13tに接続されるケーブル13mを、第一開口15aから第二開口15bまで上部支持体14の内部を挿通させることができ、外部への露出を低減させて安全に引き回すことができる。
また、上部支持体14は、内部空間15Sと連通し、前後方向に内部空間15Sを挟むように形成された一対の第三開口15c、15cをさらに有する。
上述した構成によれば、上部支持体14の一対の第三開口15c、15cのそれぞれから第二開口15bまで内部空間15Sを介して連通している。このため、昇降ユニット13のケーブル13mのほか、天板昇降式什器において使用される配線Wを、第三開口15cから第二開口15bまで上部支持体14の内部を挿通させることができ、外部への露出を低減させて安全に任意の方向に引き回すことができる。
また、上部支持体14は、第二開口15bを囲むように幅方向に延びて形成された接続部16と、一対の第三開口15c、15cをそれぞれ囲むように前後方向に延びて形成された一対のアーム部17、17と、をさらに有する。
上述した構成によれば、第二開口15bの周囲を接続部16が囲むとともに、一対の第三開口15c、15cの周囲を一対のアーム部17、17が囲んでいる。このため、第二開口15bおよび第三開口15cが外部から見えにくくなり、天板昇降式什器1の外観の体裁を良好にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
1 天板昇降式什器
10 下部構造体
13 昇降ユニット
14 上部支持体
15 支持部
15a 第一開口
15b 第二開口
15c 第三開口
15S 内部空間
16 接続部
17 アーム部
20 上部構造体
21 天板
F 床面

Claims (3)

  1. 天板を有する上部構造体と、
    床面上に設置され、前記上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、
    を備え、
    前記下部構造体は、
    伸縮可能な昇降ユニットと、
    前記昇降ユニットの上端部に設けられ、前記上部構造体を支持する上部支持体と、
    を有し、
    前記上部支持体は、
    前記上部構造体と前記昇降ユニットとの間に設けられた内部空間と、
    前記内部空間と連通し、前記昇降ユニットの前記上端部と対向するように形成された第一開口と、
    前記内部空間と連通し、前記天板の下面に沿う第一方向に開口するように形成された第二開口と、
    を有し、
    前記天板の前記下面において、前記下部構造体に対して前記第一方向で対向する位置には、前記昇降ユニットを制御する制御ユニットが配置され、
    前記昇降ユニットから延びるケーブルは、前記第一開口及び前記第二開口を通じて前記制御ユニットに接続され、
    前記第二開口から引き出された前記ケーブル、及び前記制御ユニットを下方から覆う配線収容部材を備えている
    天板昇降式什器。
  2. 請求項1に記載の天板昇降式什器であって、
    前記上部支持体は、
    前記内部空間と連通し、前記天板の前記下面に沿う方向のうち、前記第一方向に直交する第二方向に前記内部空間を挟むように形成された一対の第三開口をさらに有する
    天板昇降式什器。
  3. 請求項2に記載の天板昇降式什器であって、
    前記上部支持体は、
    前記第二開口を囲むように前記第一方向に延びて形成された接続部と、
    前記一対の第三開口をそれぞれ囲むように前記第二方向に延びて形成された一対のアーム部と、
    をさらに有する
    天板昇降式什器。
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