JP6639792B2 - 情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、データ構造、および路線図情報生成方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、データ構造、および路線図情報生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、路線図情報データ、記憶媒体、および路線図情報生成方法に関する。
従来、地図上にバス路線を表示するバス路線表示システムが知られている。このようなシステムによれば、バス停の有無やバス路線の有無を地図と対応づけて把握することができる。
特許文献1には、ユーザに対して施設の所在地を知らせるとともに、当該施設の最寄りのバス停をも知らせることが可能なバス案内システムが開示されている。
特開2008−176018号公報
従来の路線表示システムでは、停留所の有無や路線の有無は確認できる。しかし、停留所や路線が地図上に一様に表示されているので、交通機関の利便性を分析するには、情報が不十分である。
そこで、本発明は、交通機関の利便性をより容易に把握することが可能な情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、路線図情報データ、記憶媒体、および路線図情報生成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、
交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
前記交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、交通機関の停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、交通機関の利便性をより容易に把握することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る端末装置の概略的な構成を示すブロック図である。 (a)は地図表示エリアが表示された入力画面の一例を示す図であり、(b)は地域入力部および路線入力部が表示された入力画面の一例を示す図である。 運行頻度路線図が重畳表示される地図の一例を概略的に示す図である。 (a)は路線形状の運行頻度路線図が地図上に重畳表示された出力画像の一例を示す図であり、(b)は、直線形状の運行頻度路線図が地図上に重畳表示された出力画像の一例を示す図である。 (a)は、路線形状の運行頻度路線図を表示した出力画像の一例を示す図であり、(b)は、直線形状の運行頻度路線図を表示した出力画像の一例を示す図である。 停留所情報の構造の一例を示す図である。 (a)は時刻表情報の構造の一例を示す図であり、(b)は時刻表情報の構造の他の一例を示す図である。 図1に示す端末装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例に係る端末装置の概略的な構成を示すブロック図である。 停留所間運行頻度情報の一例を示す図である。 複数の交通機関の運行頻度路線図をまとめて表示した一例を示す図である。 (a)は、アイコンの表示個数で運行頻度を示す一例を示す図であり、(b)は、アイコンの大きさで運行頻度を示す一例を示す図であり、(c)は、運行種別毎に運行頻度を示す一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 図13に示す情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 検索ログ情報の一例を示す図である。 図16に示す情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 (a)は、停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図の一例であり、(b)は、停留所間の路線検索頻度を示す検索頻度路線図の一例である。 需給バランス情報に基づいた路線図の一例を示す図である。 (a)は、人口ヒートマップの一例を示し、(b)は、(a)に示す人口ヒートマップに対応するエリアの運行頻度路線図の一例である。 (a)は、運行頻度路線図に人口ヒートマップを重畳して表示した出力画像の一例を示す図であり、(b)は、(a)の図にさらに分析情報を表示した出力画像の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 図23に示す情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 (a)は、運行頻度が異なる区間を有する路線の路線図が地図と重畳表示された一例を示す図であり、(b)は、(a)に示す路線と一部の区間が重複する路線の路線図が地図と重畳表示された一例を示す図である。 (a)は、図25(a)、(b)にそれぞれ示す路線の重複区間をまとめて表示する態様の一例を示す図であり、(b)は、当該重複区間を別々に表示する態様の一例を示す図である。 実質的に同じ路線を運行する交通機関の運行頻度をまとめて表示する変形例を示す。 起点が同じ停留所がまとめて表示される変形例を示す図である。 (a)は、ユーザが指定した駅のみを表示した路線図の一例を示す図であり、(b)は、ユーザが駅を指定するための入力画面の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。以下の実施形態では、本発明を交通機関の一例であるバスに適用した例について説明する。しかし、本発明では、交通機関はバスに限定されず、列車、船、飛行機、およびタクシー等も含む。そのため、本明細書における「停留所」は、バスの停留所だけでなく交通機関が乗客を乗り降りさせるために停留する場所を意味する。具体的には、交通機関が列車の場合には駅、交通機関が船の場合には港、交通機関が飛行機の場合には空港、交通機関がタクシーの場合はタクシー乗り場をそれぞれ意味する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る端末装置1について説明する。本発明の第1の実施形態は、端末装置1のみで構成されるスタンドアロンタイプのシステムに関する。
まず、本実施形態の端末装置1の構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る端末装置1の概略的な構成を示すブロック図である。端末装置1は、図1に示すように、入力部10と、制御部20と、記憶部30と、出力部40と、を備える。本実施形態の端末装置1は、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータである。端末装置1は、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末であってもよい。
入力部10は、ユーザが端末装置1に入力するためのインターフェースである。入力部10は、例えば、タッチパネル、キーボード、タッチパッドまたはダイヤルボタンなどで構成される。また、入力部10は、図2(a)や図2(b)に示すような入力画面に入力された情報を制御部20に出力する。
図2(a)に示す入力画面11aには、地図表示エリア12と、路線図表示要求ボタン13と、表示選択部14と、が表示されている。地図表示エリア12には、ユーザが指定した領域の地図が表示されている。また、地図表示エリア12に表示された地図をスクロールしたり拡縮したりするなどして、路線図表示を要求するエリアを指定可能にする。路線図表示要求ボタン13は、ユーザが端末装置1に対して路線図の表示を要求するためのボタンである。路線図表示要求ボタン13がクリックされると、入力画面11aに入力された情報が路線図表示要求として入力部10から制御部20に出力される。
表示選択部14には、路線図の表示形態の選択肢が示されている。本実施形態では、ユーザは表示選択部14で路線形状または直線形状を選択できる。路線形状は、停留所間を実際に走行する路線の形状に沿って表示する形態(第1の表示形態)である。この表示形態では、例えば、停留所間を地図に示された道路の形状に沿って表示する路線図と地図とが重畳表示される。一方、直線形状は、道路の形状を考慮することなく停留所間を直線形状で表示する路線図を地図と重畳表示する表示形態(第2の表示形態)である。図2(a)の例では、直線形状が選択されている。なお、表示選択部14には、地図を表示することなく路線図のみを表示する形態を指定する選択肢が示されていてもよい。
図2(b)に示す入力画面11bは、地図表示エリア12の代わりに地域入力部15および路線入力部16を表示する点で入力画面11aと異なる。地域入力部15には、ユーザが例えば市名などの地域名を入力する。路線入力部16には、ユーザが例えばバスの路線名などの交通機関の路線名を入力する。ここで、本実施形態の端末装置1は、地域名が入力された場合は、地域内を移動する交通機関に関する路線図を表示する。また、路線名が入力された場合は、路線名に対応する路線図を表示する。さらに、端末装置1は、地域名と路線名のどちらか一方の条件に基づいて路線図を表示してもいいし、両方の条件を満たす路線図を表示するようにしてもよい。
また、図示していないが、この他の条件として、交通機関の事業者名、特定の基点(例えば、特定のターミナル駅)を入力させるようにしてもよい。特定の基点が入力された場合は、この基点を発着する交通機関の路線図を表示するようにしてもよい。また、この基点が含まれる所定のエリア内の交通機関の路線図を表示するようにしてもよい。
再び図1に戻り、制御部20は、運行頻度情報取得部21と、路線図情報生成部22と、を備える。これら各部は、端末装置1内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。
運行頻度情報取得部21は、記憶部30に格納されている種々のデータベースに基づいて、交通機関の運行頻度情報を取得する。路線図情報生成部22は、運行頻度情報取得部21が取得した運行頻度情報および記憶部30に格納されている種々のデータベースに基づいて、交通機関の路線図情報を生成する。
出力部40は、路線図情報に基づく路線図を画像出力するインターフェースである。出力部40は、例えば液晶ディスプレイで構成される。
図3は、運行頻度路線図と重畳表示される地図の一例を概略的に示す図である。図4は、出力部40の出力画像を概略的に示す図であり、図4(a)は、路線形状の運行頻度路線図と地図とが重畳表示された出力画像の一例を示す図であり、図4(b)は、直線形状の運行頻度路線図と地図とが重畳表示された出力画像の一例を示す図である。図5(a)は、路線形状の運行頻度路線図を表示した出力画像の一例を示す図であり、図5(b)は、直線形状の運行頻度路線図を表示した出力画像の一例を示す図である。
図4(b)および図5(b)では、交通機関が各停留所に停車する各停L1と、交通機関が特定の停留所に停車する急行L2とが別々に示されている。直線形状で表示することにより、各停の運行頻度と急行の運行頻度を把握しやすくなる。また、図4(b)および図5(b)に示す運行頻度路線図では、運行頻度が高い各停路線L1が太く表示され、運行頻度が低い急行路線L2が細く表示されている。すなわち、運行頻度の高い路線ほど、路線の表示が太くなるような運行頻度路線図が表示されている。
再び図1に戻り、記憶部30は、路線ネットワーク情報データベース31と、時刻表情報データベース32と、を備える。路線ネットワーク情報データベース31には、停留所情報や路線形状情報等が格納されている。
図6は、停留所情報の構造の一例を示す図である。図6に示すように、停留所情報は、停留所IDと、停留所位置情報と、停留所名称と、次の停留所IDと、前の停留所IDとをそれぞれ対応づけた情報である。停留所位置情報において、停留所の位置は、緯度および経度で示されていてもよいし、住所で示されていてもよい。図6では、例えばB停留所については、停留所IDは「002」で識別され、位置情報は緯度および経度を示す「YYY」で特定され、次の停留所のIDにはC停留所の「003」が該当し、前の停留所IDにはA停留所の「001」が該当する。
路線形状情報は、停留所間を路線形状に沿った直線または曲線で結ぶための形状点に関する情報である。
一方、上述した図1に示す時刻表情報データベース32には、時刻表情報が格納されている。時刻表情報には、停留所間を発着する便が特定可能な形式で含まれている。図7(a)は、時刻表情報の構造の一例を示す図であり、図7(b)は、時刻表情報の構造の他の一例を示す図である。
具体的には、図7(a)に示す時刻表情報は、停留所に注目したもので、各停留所の到着時刻および出発時刻を曜日分類および運行種別にそれぞれ対応づけて示す情報である。曜日分類には、「平日」、「土曜」、「休日」、および「臨時便対応日」などが含まれる。運行種別には、各停留所に停車する「各停」、および特定の停留所に停車する「急行」などが含まれる。図7(a)に示す時刻表情報では、曜日分類が「平日」であり、停留所が「A停留所」である。例えば、A停留所において、X便の到着時刻が「08:00」、出発時刻は「08:01」、運行種別は「各停」、次の停留所は「B停留所」となる。
一方、図7(b)に示す時刻表情報には、便に注目したもので、便ごとに発着する停留所と該停留所での発着時刻が示されている。具体的には、X便の区間データの一例として、A停留所の出発時刻が08:01であってB停留所の到着時刻が08:05となることを示す第1のX便区間データがある。また、この第1のX便区間データの次の区間データとして、B停留所の出発時刻が08:06であってC停留所の到着時刻が08:10となることを示す第2のX便区間データがある。さらに、X便とは異なるY便の区間データの一例として、A停留所の出発時刻が08:03であってC停留所の到着時刻が08:09となることを示す第1のY便区間データがある。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る端末装置1の処理動作の一例について説明する。図8は、本実施形態に係る端末装置1の処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、入力部10が、路線図要求を制御部20に出力する(ステップS11)。具体的には、図2(a)において、ユーザが、入力画面11aの地図表示エリア12に路線図要求の対象となる地図を表示させ、表示選択部14で表示形態を選択し、路線図表示要求ボタン13をクリックすると、これらの情報が路線図表示要求として入力部10から制御部20に出力される。また、図2(b)において、ユーザが、入力画面11bの地域入力部15または路線入力部16に入力操作を行い、表示選択部14で表示形態を選択し、路線図表示要求ボタン13をクリックした場合も、入力部10は、これらの情報を路線図表示要求として制御部20に出力する。
制御部20では、入力された情報に基づいて、運行頻度情報取得部21が、停留所間の運行頻度情報を取得する(ステップS12)。本実施形態では、運行頻度情報取得部21は、時刻表情報データベース32を参照して運行頻度を取得する。例えば、隣接する停留所間の運行本数を算出することによって運行頻度情報を取得する。なお、「隣接する停留所間」とは、例えば、交通機関がA停留所、B停留所、及びC停留所に順次停車する場合、A−B間、B−C間を意味する。また、交通機関がA停留所を出発した後B停留所を通過してC停留所に停車する場合、「隣接する停留所間」はA−C間を意味する。
以下に、図7(b)に示す時刻表情報に基づく運行頻度の算出方法の一例として2つの算出方法を説明する。
まず、第1の算出方法を説明する。運行頻度情報取得部21は、各停と急行を区別して運行頻度を算出する。例えば、運行頻度情報取得部21は、図7(b)に示す時刻表情報を参照して、A停留所とB停留所間の運行本数は各停のX便の1本、B停留所とC停留所間の運行本数は各停のX便の1本、A停留所とC停留所間の運行本数は急行のY便の1本のように停留所間を運行する便を運行種別ごとに抽出し、単位時間当たりの運行本数、例えば、1日の運行本数を算出する。
次に、第2の算出方法を説明する。運行頻度情報取得部21は、各停と急行を区別しないで運行頻度を算出する。つまり、A停留所からC停留所まで各停留所に停車する各停のX便の運行本数と、A停留所とB停留所間を通行するがB停留所を通過してC停留所に到達する急行のY便の運行本数とを合算して算出する。例えば、運行頻度情報取得部21は、図7(b)に示す時刻表情報を参照して、A停留所とB停留所間の運行本数はX便とY便の2本、B停留所とC停留所間の運行本数はX便とY便の2本、A停留所とC停留所間の運行本数はX便とY便の2本のようにX便とY便の運行本数を合算する。
なお、第1の算出方法の場合、路線図の代表的な表示形態は直線形状となる。一方、第2の算出方法の場合、路線図の代表的な表示形態は路線形状表示となる。しかし、表示形態はこれに限られない。第1の算出方法に基づいて路線形状表示を行ってもよい。その場合、各停と急行の線が重ならないようにオフセットして表示し、線の総面積が増える程その停留所間の運行頻度が高いことを示す路線図情報を生成することができる。また、運行頻度を透過度で表現する場合は、線を重ねて表示すると透過度が下がるので、透過度が低いほど運行頻度が高いことを示す路線図情報を生成することができる。
ここで、運行頻度情報取得部21は、1日当たりの運行本数、各停留所での平均待ち時間、または停留所間の運行間隔等の形式で運行頻度を取得する。このとき、運行頻度情報取得部21は、平日、土曜日、休日、臨時便対応日等の曜日分類ごとに運行頻度を取得してもよい。
また、交通機関が複数の路線、系統を有している場合、運行頻度情報取得部21は路線毎、系統毎に運行頻度を算出してもよい。例えば、運行頻度情報取得部21は、交通機関がバスの場合、起点が同じバスについて系統毎に運行頻度を算出したり、停留所が共通するバスについて系統毎に運行頻度を算出したりする。また、交通機関が複数の運行種別を有している場合は、各運行種別毎(例えば、各駅、急行毎)に運行頻度を算出してもよい。運行頻度情報取得部21が運行頻度を算出する時間単位は、1日に限定されず、一時間、一週間、朝夕の通勤時間帯、曜日など任意の時間単位でよい。
なお、運行頻度情報取得部21が運行頻度情報を取得する方法は、上記の方法に限定されない。上記の方法では路線図の表示要求を受け付けると運行頻度情報を生成するように構成したが、予め運行頻度情報を生成してシステム内に記憶しておいてもよい。図9は、第1の実施形態の変形例に係る端末装置の概略的な構成を示すブロック図である。図9に示す端末装置1aは、記憶部30が停留所間運行頻度情報データベース33を備える点を除いて端末装置1と同じ構成である。
停留所間運行頻度情報データベース33には、停留所間運行頻度情報が格納されている。図10は、停留所間運行頻度情報の構造の一例を示す図である。図10に示す停留所間運行頻度情報は、予め算出済みの停留所間の運行頻度を曜日分類と運行種別と時間帯とに対応づけて示す情報である。このような停留所間運行頻度情報が停留所間運行頻度情報データベース33に格納されていれば、運行頻度情報取得部21は、都度、時刻表情報データベース32を参照して停留所間の運行頻度を算出しなくても停留所間運行頻度情報データベース33から停留所間の運行頻度情報を取得できる。
なお、停留所間運行頻度情報データベース33は時刻表データベース32に基づいて生成されるようにしてもよい。また、停留所間運行頻度情報データベース33は所定のタイミングで更新されるようにしてもよい。例えば、時刻表データベース32が更新されたタイミングで更新されるようにする。
運行頻度情報取得部21は、取得した運行頻度情報を路線図情報生成部22へ出力する。路線図情報生成部22は、運行頻度情報と停留所情報とに基づいて路線図情報を生成する(ステップS13)。この路線図情報は、交通機関の停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図を表示するためのデータである。ただし、ユーザが路線形状の表示形態を選択した場合、路線図情報は、図4(a)に示すように、地図に示された道路の形状に沿って停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図と地図とを重畳表示するためのデータである。また、ユーザが直線形状の表示形態を選択した場合、路線図情報は、図4(b)に示すように、道路の形状を考慮することなく直線形状で停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図と地図とを重畳表示するためのデータである。ユーザが地図上に重畳表示しない表示形態を選択した場合、路線図情報は、図5に示すように、地図上に重畳表示することなく停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図を表示するためのデータである。
その後、路線図情報生成部22は、生成した路線図情報を出力部40へ出力する。出力部40は、路線図情報に基づいた運行頻度路線図を表示する(ステップS14)。
本実施形態の運行頻度路線図は運行頻度に応じて路線(停留所間を接続する線)の太さを変更する態様で表示されている。しかし、変更する路線の表示態様は太さに限定されない。
例えば、運行頻度に応じて路線の色、線の種類(破線、直線等)、色の濃淡、および線の透過度の少なくとも一つを変更する表示態様を採用してもよい。また、複数の交通機関(例えば、バスと鉄道)の路線図をまとめて表示してもよい。
図11は、複数の交通機関の運行頻度路線図をまとめて表示した一例を示す図である。図11では、実線L3が路線バスの運行頻度路線図を示し、一点鎖線L4が高速バスの運行頻度路線図を示し、点線L5が鉄道の運行頻度路線図を示し、白丸Mが停留所を示す。また、図11では、各交通機関において運行頻度が高い路線ほど太線で表示されている。
図11に示す運行頻度路線図によれば、例えば、A停留所とB停留所間の交通機関に関し、移動距離を考慮すると鉄道は路線バスに比べて有利であるものの、利便性を考慮すると運行頻度が高い路線バスは鉄道に比べて有利といった分析が容易に可能となる。
なお、図11では、交通機関の種類を線の種類で変更する表示態様が採用されているが、色の種類や線の濃淡で変更する表示態様が採用されてもよい。
また、図12に示すようにアイコンを用いた表示態様を採用してもよい。図12(a)は、アイコンの表示個数で運行頻度を示す表示形態の一例を示す図である。図12(a)では、運行頻度が高いA−B間の路線には3つのアイコン41が表示され、運行頻度が低いB−C間の路線には1つのアイコン41が表示されている。つまり、運行頻度に応じて、アイコン41の表示個数を変化させている。具体的には、運行頻度が高くなるほど、アイコン41の数が多くなるように表示している。
図12(b)は、アイコンの大きさで運行頻度を示す表示形態の一例を示す図である。図12(b)では、運行頻度が高いA−B間の路線には大きなアイコン42aが表示され、運行頻度が低いB−C間の路線にはアイコン42aよりも小さなアイコン42bが表示されている。つまり、運行頻度に応じて、アイコン42a、42bの大きさを変化させている。具体的には、運行頻度が高くなるほど、アイコンが大きくなるように表示している。
また、運行種別に応じた表示態様を採用してもよい。図12(c)は、各停の運行頻度と急行の運行頻度とを個別に表示した態様を示す。図12(c)では、A−B間およびB−C間の運行種別は各停であり、A−C間の運行種別はB停留所に停車しない急行である。そして、図12(c)では急行の運行頻度を表示するときに、B停留所は接続対象から除外されている。なお、各停留所の位置関係により、各停と急行の個別表示が困難な場合には、いずれかの停留所を本来の位置からずらして配置する表示態様であってもよい。図12(c)では、B停留所が本来の位置から上側にずらして配置されている。つまり、各停留所の位置表示の精度よりも運行種別ごとの運行頻度の表示を優先している。図12(c)のような表示態様によれば、B停留所は、交通機関があまり停車しないために不便である等、停留所の利便性、停留所の設置エリアの利便性を容易に把握することができる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る端末装置によれば、運行頻度情報取得部21が運行頻度情報を取得し、路線図情報生成部22が運行頻度情報を反映させた路線図情報を生成する。これにより、従来は表示されていなかった停留所間の運行頻度を路線図に表示できるので、ユーザは交通機関の利便性をより容易に把握できるようになる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る情報処理システム100について説明する。
まず、本実施形態の情報処理システム100の構成について説明する。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施形態で説明した構成に相当する構成については詳細な説明を省略する。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。図13に示す情報処理システム100は、端末装置200と、サーバ300と、を備える。端末装置200とサーバ300とは、インターネット等のネットワーク400を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク400は、有線回線および無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。なお、端末装置200、サーバ300の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。
この図13に示すように、端末装置200は、入力部210と、制御部220と、記憶部230と、出力部240と、通信部250と、を備える。本実施形態の端末装置200は、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータである。端末装置200は、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末であってもよい。
入力部210は、第1の実施形態で説明した入力部10に相当し、ユーザが入力画面11a(図2(a)参照)または入力画面11b(図2(b)参照)に入力した情報を制御部220へ出力する。
制御部220は、各部の動作を制御する。制御部220は、端末装置200内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。記憶部230は、制御部220をプロセッサとして機能させるためのプログラム等種々のデータを格納する。
出力部240は、第1の実施形態で説明した出力部40に相当し、運行頻度に応じた路線図情報を路線図として出力する。
通信部250は、ネットワーク400を介して制御部220とサーバ300との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
サーバ300は、通信部310と、制御部320と、記憶部330と、を備える。通信部310は、ネットワーク400を介して制御部320と端末装置200との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
制御部320は、第1の実施形態で説明した制御部20に相当し、運行頻度情報取得部321と、路線図情報生成部322と、を備える。運行頻度情報取得部321は、第1の実施形態で説明した運行頻度情報取得部21に相当し、記憶部330に格納された種々のデータベースに基づいて、運行頻度情報を取得する。路線図情報生成部322は、第1の実施形態で説明した路線図情報生成部22に相当し、運行頻度情報取得部321が取得した運行頻度情報と停留所情報に基づいて路線図情報を生成する。
記憶部330は、第1の実施形態で説明した記憶部30に相当し、路線ネットワーク情報データベース331と、時刻表情報データベース332と、を備える。路線ネットワーク情報データベース331および時刻表情報データベース332は、第1の実施形態で説明した路線ネットワーク情報データベース31および時刻表情報データベース32にそれぞれ相当する。
次に、図14を参照して、本実施形態に係る情報処理システム100の処理動作の一例について説明する。図14は、本実施形態に係る情報処理システム100の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、端末装置200の入力部210が、第1の実施形態と同様に、ユーザが入力画面11aまたは入力画面11bに入力した情報を路線図表示要求として制御部220に出力する(ステップS21)。制御部220は、路線図表示要求の送信を通信部250に指示する。通信部250は、制御部220の指示に従って路線図表示要求をサーバ300へ送信する(ステップS22)。
サーバ300では、通信部310が路線図表示要求を受信する(ステップS23)。通信部310は、受信した路線図表示要求を制御部320に出力する。制御部320では、運行頻度情報取得部321が、停留所間の運行頻度情報を取得する(ステップS24)。なお、運行頻度情報の取得ステップは第1の実施形態のステップS12と同様であるので、詳細な説明は省略する。
運行頻度情報取得部321は、取得した運行頻度情報を路線図情報生成部322へ出力する。路線図情報生成部322は、運行頻度情報と停留所情報とに基づいて路線図情報を生成する(ステップS25)。なお、路線図情報の生成ステップは第1の実施形態のステップS13と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態の変形例と同様、停留所間運行頻度情報データベースを備えた構成を採用してよい。図15は、第2の実施形態の変形例に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。図15に示す情報処理システム100aは、サーバ300の記憶部330が停留所間運行頻度情報データベース333を備える点を除いて情報処理システム100と同じ構成である。停留所間運行頻度情報データベース333は、第1の実施形態で説明した停留所間運行頻度情報データベース33に相当する。
再び図13及び図14に示すように、路線図情報生成部322は、路線図情報の送信を通信部310に指示する。通信部310は、路線図情報生成部322の指示に従って路線図情報を端末装置200へ送信する(ステップS26)。ステップS26では、通信部310が送信する路線図情報のデータ形式は、ベクタデータ形式であってもよいし、ラスタデータ形式であってもよい。
端末装置200では、通信部250が路線図情報を受信する(ステップS27)。通信部250は、受信した路線図情報を制御部220に出力する。制御部220は、路線図情報に基づく路線図の表示を出力部240に指示する。出力部240は、制御部220の指示に従って路線図を表示する(ステップS28)。
以上説明したように、第2の実施形態に係る情報処理システムによれば、運行頻度情報取得部321が運行頻度情報を取得し、路線図情報生成部322が運行頻度情報を反映させた路線図情報を生成する。これにより、第1の実施形態と同様に、ネットワーク400を介して端末装置200をサーバ300に接続する環境下においてもユーザは交通機関の利便性をより容易に把握できるようになる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る情報処理システム101について説明する。本発明の第3の実施形態は、端末装置200とサーバ300から構成されるクライアントサーバシステムに関する。
まず、本実施形態の情報処理システム101の構成について説明する。以下、第2の実施形態と異なる点を中心に説明し、第2の実施形態で説明した構成に相当する構成については詳細な説明を省略する。
図16は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。図16に示すように、本実施形態に係る情報処理システム101は、端末装置200とサーバ300とを備える。
本実施形態に係る端末装置200は、図13に示す第2の実施形態に係る端末200と同様に、入力部210と、制御部220と、記憶部230と、出力部240と、通信部250と、を備える。一方、本実施形態に係るサーバ300も、第2の実施形態に係るサーバ300と同様に、通信部310と、制御部320と、記憶部330と、を備える。
ただし、本実施形態に係る制御部320は、運行頻度情報取得部321および路線図情報生成部322に加えて、新たに分析部323を備える点で第2の実施形態に係る制御部320と異なる。分析部320は、交通機関の停留所間の運行需要に関連する需要情報と、運行頻度情報取得部321で取得された運行頻度情報とに基づいて路線の需給を分析し、分析結果を示す分析情報を路線図情報生成部322へ出力する。なお、運頻度情報は、後述の供給情報の一例である。
また、記憶部330は、路線ネットワーク情報データベース331および時刻表情報データベース332に加えて、新たに需要情報データベース334を備える点で第2の実施形態に係る記憶部330と異なる。本実施形態では、需要情報データベース334には、検索ログ情報が上述した需要情報の一例として格納されている。
図17は、検索ログ情報の一例を示す図である。この検索ログ情報においては、例えば、A停留所とG停留所間を通過する経路の検索ログが、1日当たり20万件であることが示されている。つまり、図17に示す検索ログ情報は、停留所間の路線検索頻度に関連する情報である。
次に、図18を参照して、本実施形態に係る情報処理システム101の処理動作の一例について説明する。図18は、本実施形態に係る情報処理システム101の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
図18に示すシーケンス図は、ステップS24とステップS25との間にステップS24−1の処理動作を備える点で図14に示す第2の実施形態のシーケンス図と異なっている。つまり、本実施形態に係る情報処理システム101の処理動作は、このステップS24−1の動作を行う点で第2の実施形態に係る情報処理システム100の処理動作と異なっている。そこで、このステップS24−1の動作内容について、図19を参照しながら詳しく説明する。
図19(a)は、停留所間の運行頻度を示す運行頻度路線図の一例であり、図19(b)は、図19(a)に示す停留所間の路線検索頻度を示す検索頻度路線図の一例である。
図19(a)に示す運行頻度路線図に対応する運行頻度情報は、運行頻度情報取得部321から分析部323に出力される。一方、図19(b)に示す検索頻度路線図に対応する検索ログ情報は、分析部323によって需要情報データベース334から取得される。
分析部323は、停留所間の運行頻度を当該停留所間の路線検索頻度で除算した比の値を求める。この比の値が許容範囲内である場合、分析部323は停留所間の運行需給を「バランスOK」と分析する。また、この比の値が許容範囲の上限値よりも大きい場合、分析部323は「供給過多」と分析する。さらに、この比の値が許容範囲の下限値よりも小さい場合、分析部323は「供給不足」と分析する。
例えば、A−G停留所間の運行頻度が200本/日であり、路線検索頻度が20万/日である場合、比の値は0.001となる。許容範囲が0.0008〜0.0012の場合、この比の値は許容範囲内である。そのため、分析部323はAG停留所間の運行需給を「バランスOK」と分析する。
また、G−J停留所間における運行頻度と路線検索頻度との比の値が0.00125の場合、この比の値は、上述した許容範囲の上限値(0.0012)よりも大きい。そのため、分析部323はG−J停留所間の運行需給を「供給過多」と分析する。
さらに、J−K停留所間における運行頻度と路線検索頻度との比の値が0.00075の場合、この比の値は、上述した許容範囲の下限値(0.008)よりも小さい。そのため、分析部323はJ−K停留所間の運行需給を「供給不足」と分析する。
なお、路線の需給を分析する方法は上記の方法に限定されない。例えば、分析部323は、図19(a)、(b)に示す路線と運行頻度または路線検索頻度が同じである他の路線との比較により路線の需給を相対的に分析してもよい。
上述したように、分析部323は、運行頻度情報取得部321で取得された運行頻度情報と検索ログ情報とに基づいて路線の需給を分析し、分析結果を需給バランス情報として路線図情報生成部322へ出力する。これによりステップS24−1の動作が完了する。その後、路線図情報生成部322は、需給バランス情報に基づいた路線図情報を生成する。
図20は、需給バランス情報に基づいた需要ギャップ路線図の一例を示す図である。図20に示す需要ギャップ路線図では、A停留所からG停留所までの路線は、分析部323によって「バランスOK」と分析され、実線で結ばれている。また、G停留所からJ停留所までの路線は、分析部323によって「供給過多」と分析され、二重線で結ばれている。さらに、J停留所からK停留所までの路線は、分析部323によって「供給不足」と分析され、点線で結ばれている。
なお、図20に示す需要ギャップ路線図は、分析部323の分析結果に応じて停留所間を結ぶ線の種類を変更する表示態様を採用しているが、例えば線の色または線の濃淡を変更する表示態様を採用してもよい。また、本実施形態では、分析部323の分析結果が停留所間を結ぶ線に対応して表示されているが、分析結果の表示形態はこれに限定されない。例えば、分析結果を単にテキスト表示する表示形態であってもよい。
上述した第3の実施形態に係る情報処理システム101によれば、分析部323が、需要情報データベース334から検索ログ情報を取得し、取得した検索ログ情報と、運行頻度情報取得部321で取得された運行頻度情報とに基づいて需給バランス情報を生成し、生成した需給バランス情報を分析情報として路線図情報生成部322へ出力する。路線図情報生成部322は、この分析情報を路線図に表示するための路線図情報を生成する。これにより、路線の運行頻度と路線検索頻度とのギャップがある箇所を容易に見つけることが可能となる。
なお、需要情報データベース334に格納される需要情報は、本実施形態で説明した検索ログ情報に限定されない。例えば、需要情報として、地図上で予め区分けされた区域毎の人口密度情報を示す人口ヒートマップを用いてもよい。
図21(a)は、人口ヒートマップの一例を示し、図21(b)は、図21(a)に示す人口ヒートマップに対応するエリアの運行頻度路線図の一例である。図21(a)に示す人口ヒートマップでは、地図上で予め区分けされた区域毎に、人口密度が「高」、「中」、「低1」、「低2」の4段階に分けて表示されている。一方、図21(b)に示す運行頻度路線図では、運行頻度が高い路線ほど太い線で表示されている。
需要情報が人口ヒートマップの場合、分析部323は、需要情報データベース334から人口ヒートマップを取得した後、取得した人口ヒートマップと、運行頻度情報取得部321で取得された運行頻度情報とに基づいて路線の需給を分析する。
具体的には、まず、分析部323は、人口ヒートマップにおける区域毎に、人口密度情報と、その区域を運行する路線の有無または運行頻度を示す供給情報とを取得する。
次に、分析部323は、取得した供給情報を、人口密度情報に応じて予め定められた標準値と比較することによって、これらの差がしきい値を超える区域を特定する。あるいは、分析部323は、取得した供給情報を、人口密度が同じ他の区域の供給情報と比較することによって、これらの差がしきい値を超える区域を特定する。分析部323は、上記のようにして特定した区域を路線図情報生成部322へ出力する。
図22(a)は、図21(b)に示す運行頻度路線図に図21(a)と人口ヒートマップとを重畳して表示した出力画像の一例を示す図である。また、図22(b)は、図22(a)の図にさらに分析情報を表示した出力画像の一例を示す図である。図22(b)には、分析部323によって特定された区域とともに、当該区域の分析内容に関連するコメントが表示されている。
路線図情報生成部322が、図22(a)に示すように運行頻度路線図と人口ヒートマップとを重畳表示するための路線図情報を生成することにより、ユーザは、目視で運行頻度と人口密度のギャップがある箇所を容易に見つけることが可能となる。また、路線図情報生成部322が、図22(b)に示すように運行頻度路線図と人口ヒートマップと分析情報とを表示するための路線図情報を生成することにより、ユーザは、運行頻度と人口密度のギャップがある箇所をより容易に見つけることが可能となる。
以上説明した第3の実施形態において、図16の構成は一例で有り、サーバ300の構成要素の少なくとも一部または全部が端末装置200にあってもよい。例えば、制御部320および記憶部330を端末装置200の制御部220および記憶部230にそれぞれ統合して、端末装置200のみで構成してもよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る情報処理システム102について説明する。本発明の第4の実施形態は、端末装置200とサーバ300から構成されるクライアントサーバシステムに関する。
まず、本実施形態の情報処理システム102の構成について説明する。図23は、本発明の第4の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示すブロック図である。図23では、第2の実施形態に係る情報処理システム100と同様の構成要素には同じ符号を付している。
本実施形態に係る情報処理システム102は、端末装置200と、サーバ300と、を備える。この端末装置200は、入力部210と、制御部220と、記憶部230と、出力部240と、通信部250と、を備える。各部の構成は第2の実施形態に係る端末装置200と同様なので、説明を省略する。
本実施形態に係るサーバ300は、通信部310と、制御部320と、記憶部330と、を備える。通信部310は、ネットワーク400を介して制御部320と端末装置200との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
制御部320は、路線図情報生成部322と、検索ログ情報取得部324と、を備える。検索ログ情報取得部324は、記憶部330に格納された検索ログ情報を取得する。路線図情報生成部322は、検索ログ情報取得部324で取得された検索ログ情報に基づいて、交通機関の停留所間の路線検索頻度を示す検索頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する。
記憶部330は、路線ネットワーク情報データベース331と、検索ログ情報データベース335とを備える。路線ネットワーク情報データベース331は、第1の実施形態で説明した路線ネットワーク情報データベース31に相当し、図6に示す停留所情報や、停留所間を道路に沿った直線または曲線で結ぶための形状点に関する路線形状情報等を格納している。検索ログ情報データベース335は、第3の実施形態で説明した図17に示すような検索ログ情報を格納している。
次に、図24を参照して、本実施形態に係る情報処理システム102の処理動作の一例について説明する。図24は、本実施形態に係る情報処理システム102の処理動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、端末装置200の入力部210が、第2の実施形態と同様に、ユーザが入力画面11aまたは入力画面11bに入力した情報を路線図表示要求として制御部220に出力する(ステップS31)。制御部220は、路線図表示要求の送信を通信部250に指示する。通信部250は、制御部220の指示に従って路線図表示要求をサーバ300へ送信する(ステップS32)。
サーバ300では、通信部310が路線図表示要求を受信する(ステップS33)。通信部310は、受信した路線図表示要求を制御部320に出力する。
制御部320では、検索ログ頻度情報取得部324が、検索ログ情報データベース335から停留所間の検索ログ情報を取得する(ステップS34)。その後、検索ログ頻度情報取得部324は、取得した検索ログ情報を路線図情報生成部322へ出力する。
路線図情報生成部322は、検索ログ情報と停留所情報とに基づいて路線図情報を生成する(ステップS35)。その後、路線図情報生成部322は、路線図情報の送信を通信部310に指示する。
通信部310は、路線図情報生成部322の指示に従って路線図情報を端末装置200へ送信する(ステップS36)。ステップS36では、通信部310が送信する路線図情報のデータ形式は、ベクタデータ形式であってもよいし、ラスタデータ形式であってもよい。
端末装置200では、通信部250が路線図情報を受信する(ステップS37)。通信部250は、受信した路線図情報を制御部220に出力する。制御部220は、路線図情報に基づく路線図の表示を出力部240に指示する。出力部240は、制御部220の指示に従って検索頻度路線図を表示する(ステップS38)。
検査ログ路線図の一例は、第3の実施形態で説明した図19(b)に示されている。図19(b)の検査ログ路線図では、路線検索頻度が高い路線ほど太線で表示されているが、路線検索頻度に対応した表示形態は線の太さに限定されない。例えば、路線検索頻度に応じて線の色、線の種類、線の濃淡等を変更する表示形態であってもよい。
以上説明したように、第4の実施形態に係る情報処理システムによれば、検索ログ情報取得部324が検索ログ情報を取得し、路線図情報生成部322が検索ログ情報を反映させた路線図情報を生成する。これにより、ユーザは、路線検索頻度という運行需要の観点から交通機関の利便性をより容易に分析することが可能となる。
なお、第4の実施形態において、図23の構成は一例で有り、サーバ300の構成要素の少なくとも一部または全部が端末200にあってもよい。例えば、御部320および記憶部330を端末装置200の制御部220および記憶部230にそれぞれ統合して、端末装置200のみで構成してもよい。
(変形例)
以下、図25〜図29を参照して、その他の変形例について説明する。以下の変形例は、上述した第1の実施形態〜第4の実施形態のいずれにも適用可能である。
まず、図25、26に示す変形例について説明する。図25(a)は、運行頻度が異なる区間を有する路線図が地図と重畳表示された一例を示す図であり、図25(b)は、図25(a)に示す路線と一部の区間が重複する路線図が地図と重畳表示された一例を示す図である。また、図26(a)は、図25(a)、(b)にそれぞれ示す路線の重複区間をまとめて表示する態様の一例を示す図であり、図26(b)は、当該重複区間を別々に表示する態様の一例を示す図である。
図25(a)に示す路線L11、および図25(b)に示す路線L12では、運行頻度が高い区間ほど太い線で表示されている。また、図26(a)では、路線L11と路線L12との重複区間L13がまとめて表示されている。図26(b)では、重複区間L13が路線毎に別々に表示されている。
この変形例では、図26(a)に示すように路線L11、L12の全体を示す広域な地図を表示する場合、運行頻度情報取得部21、321は、重複区間L13の運行頻度を算出する際に路線L11の運行頻度と路線L12の運行頻度とを合算し、路線図情報生成部22、322は合算した運行頻度に基づく路線図情報を生成する。
また、図26(b)に示すように重複区間L13を拡大した地図を表示する場合には、運行頻度情報取得部21、321は、重複区間L13の運行頻度を算出する際に路線L11の運行頻度と路線L12の運行頻度とを別々に算出し、路線図情報生成部22、322は、算出した運行頻度に基づく路線図情報を生成する。
上述した変形例では、運行頻度情報取得部21、321が地図の縮尺に応じて重複区間の運行頻度の算出方法を変更している。なお、この変形例を第4の実施形態に適用する場合、運行頻度情報取得部21、321が地図の縮尺に応じて重複区間の運行頻度の算出方法を変更するのと同様に、検索ログ情報取得部324が重複区間の路線検索頻度の算出方法を変更する。
上述した変形例によれば、ユーザが図26(a)の表示態様を選択することにより重複区間の運行頻度または路線検索頻度がまとめて表示されるので路線図が見やすくなる。また、ユーザが図26(b)の表示態様を選択することにより重複区間における各路線の運行頻度または路線検索頻度が別々に表示されるので、重複区間における運行頻度または路線検索頻度をより詳細に把握することが可能となる。
次に、図27に示す変形例について説明する。図27では、α社がA停留所、B1停留所、C停留所に順次停車する路線を持ち、β社がA停留所、B2停留所、C停留所に順次停車する路線を持つ。この変形例では、B1停留所とB2停留所との距離Dが所定の範囲内である場合、運行頻度情報取得部21、321はα社の運行頻度とβ社の運行頻度を合算し、路線図情報生成部22、322は合算した運行頻度に基づく路線図情報を生成する。なお、この変形例を第4の実施形態に適用する場合、運行頻度情報取得部21、321がα社の運行頻度とβ社の運行頻度を合算するのと同様に、検索ログ情報取得部324が、α社の路線検索頻度とβ社の路線検索頻度を合算する。
上述した変形例によれば、実質的に同じ路線を運行する交通機関の運行頻度または路線検索頻度がまとめて表示されるので路線図が見やすくなる。よって、ユーザは交通機関の利便性をより適切に把握しやすくなる。
次に、図28に示す変形例について説明する。図28では、S駅を起点とする4つの停留所S1〜S4が存在する。この変形例では、路線図情報生成部22、322は、停留所S1〜S4がまとめて一つのS停留所として表示されるように路線図情報を生成する。例えば、鉄道の駅周辺に複数設置されたバス停を一つにまとめる。この変形例によれば、起点が同じ停留所がまとめて表示されるので路線図が見やすくなる。よって、ユーザは交通機関の利便性をより適切に把握しやすくなる。
次に、図29に示す変形例について説明する。図29では、ユーザが選択した停留所に基づいて生成した路線図が表示されている。図29(a)に示すように、実際の路線図では、T駅とN駅との間には3つの駅があり、N駅とK駅との間には1つの駅がある。ここで、図29(b)に示すように、ユーザが入力部10、210を操作して入力画面11cに表示された駅の中からT駅とN駅とK駅とを選択すると、路線図情報生成部22、322はT−N駅間の運行頻度およびN−K駅間の運行頻度を取得し、路線図情報生成部22、322は運行頻度に基づく路線図情報を生成する。なお、駅の選択は本願の情報処理システムが自動的に行ってもよい。例えば、広域地図を表示する際に本願の情報処理システムが表示する駅を間引くことがあるが、その際に間引かれずに残る駅を用いて路線図情報を生成するようにしてもよい。なお、この変形例を第4の実施形態に適用する場合、検索ログ情報取得部324がT−N駅間の路線検索頻度およびNK駅間の路線検索頻度を取得し、路線図情報生成部322は路線検索頻度に基づく路線図情報を生成する。
上述した変形例によれば、ユーザにとって必要な駅のみを表示できるので、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
上述した第1の実施形態に係る端末装置の少なくとも一部または第2〜4の実施形態に係る情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、端末装置の少なくとも一部または情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記憶媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記憶媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、第1の実施形態に係る端末装置の少なくとも一部の機能または第2〜4の実施形態に係る情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記憶媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、複数の情報処理装置によって情報処理システムを機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1つをコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システムの少なくとも1つの手段として機能が実現されてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1、1a 端末装置
10 入力部
11a、11b、11c 入力画面
12 地図表示エリア
13 路線図表示要求ボタン
14 表示選択部
15 地域入力部
16 路線入力部
20 制御部
21 運行頻度情報取得部
22 路線図情報生成部
30 記憶部
31 路線ネットワーク情報データベース
32 時刻表情報データベース
33 停留所間運行頻度情報データベース
40 出力部
41、42a、42b アイコン
100 情報処理システム
200 端末装置
210 入力部
220 制御部
230 記憶部
240 出力部
250 通信部
300 サーバ
310 通信部
320 制御部
321 運行頻度情報取得部
322 路線図情報生成部
323 分析部
324 検索ログ情報取得部
330 記憶部
331 路線ネットワーク情報データベース
332 時刻表情報データベース
333 停留所間運行頻度情報データベース
334 需要情報データベース
335 検索ログ情報データベース
400 ネットワーク

Claims (32)

  1. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度を線の太さで示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記路線図情報生成手段は、前記交通機関の種別に基づいて停留所間の表示態様を変更した路線図情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記運行頻度情報取得手段は、前記複数の交通機関の時刻表情報に基づいて、前記停留所間の運行頻度を算出することにより前記運行頻度情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記路線図情報生成手段は、地図と前記運行頻度路線図とを重ねて表示するための路線図情報を生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記路線図情報生成手段は、停留所間を直線で表示するための路線図情報を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記路線図情報生成手段は、ユーザの指定に基づいて、停留所間を路線形状に沿うように表示する第1の表示形態または停留所間を直線で表示する第2の表示形態を決定し、前記決定された表示態様に基づいて路線図情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記路線図情報生成手段は、前記複数の交通機関の停留所間の運行需要に関連する需要情報と前記運行頻度路線図とを重ねて表示するための路線図情報を生成することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記需要情報と前記運行頻度情報とに基づいて需給バランス情報を生成する分析手段をさらに備え、
    前記路線図情報生成手段は、前記需給バランス情報を前記運行頻度路線図とともに表示するための表示情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記需要情報は、地図上で予め区分けされた区域毎の人口密度情報を示す人口ヒートマップに関する情報であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記運行頻度情報と前記需要情報と基づいて需給バランス情報を生成する分析手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需給バランス情報とに基づいて、交通機関の停留所間の需給バランスを線の太さで示す需給バランス路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  11. 前記需要情報は、前記複数の交通機関の停留所間の路線検索頻度に関連する検索ログ情報であることを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需要情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需要を線の太さで示す需要路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  13. 前記需要情報は、前記複数の交通機関の停留所間の路線検索頻度に関連する検索ログ情報であることを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  14. コンピュータを、
    複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段、および
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度を線の太さで示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段、
    として機能させるための路線図情報生成プログラム。
  15. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度を線の太さで示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えた情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  16. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項1から9のいずれかに記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータのうちの1つを請求項1から9のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  17. コンピュータを、請求項1から9のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  18. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得するステップと、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度を線の太さで示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成するステップと、を備えることを特徴とする路線図情報生成方法。
  19. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記運行頻度情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度を線の太さで示す運行頻度路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  20. 出力部、制御部、記憶部を備えるコンピュータに用いられ、前記記憶部に記憶される運行頻度路線図を前記出力部に表示するためのデータ構造であって、
    複数の交通機関の停留所の位置情報データと、
    前記複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報データと、
    を含み、
    前記制御部が、前記出力部に停留所間の運行頻度を線の太さで示させるように表示するよう、前記記憶部から前記位置情報データと運行頻度情報データとを取得する処理に用いられる、
    ことを特徴とする運行頻度路線図を表示するためのデータ構造。
  21. コンピュータを、
    複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段、
    前記複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段、
    前記運行頻度情報と前記需要情報と基づいて需給バランス情報を生成する分析手段、および
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需給バランス情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需給バランスを線の太さで示す需給バランス路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段、
    として機能させるための路線図情報生成プログラム。
  22. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記運行頻度情報と前記需要情報と基づいて需給バランス情報を生成する分析手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需給バランス情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需給バランスを線の太さで示す需給バランス路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えた情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  23. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項10または11に記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータのうちの1つを請求項10または11に記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  24. コンピュータを、請求項10または11に記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  25. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得するステップと、
    前記複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得するステップと、
    前記運行頻度情報と前記需要情報と基づいて需給バランス情報を生成するステップと、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需給バランス情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需給バランスを線の太さで示す需給バランス路線図を表示するための路線図情報を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする路線図情報生成方法。
  26. 複数の交通機関の停留所間の運行頻度情報を取得する運行頻度情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記運行頻度情報と前記需要情報と基づいて需給バランス情報を生成する分析手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需給バランス情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需給バランスを線の太さで示す需給バランス路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  27. コンピュータを、
    複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段、および
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需要情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需要を線の太さで示す需要路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段、
    として機能させるための路線図情報生成プログラム。
  28. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需要情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需要を線の太さで示す需要路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えた情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  29. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項12または13に記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータのうちの1つを請求項12または13に記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  30. コンピュータを、請求項12または13に記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための路線図情報生成プログラム。
  31. 複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得するステップと、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需要情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需要を線の太さで示す需要路線図を表示するための路線図情報を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする路線図情報生成方法。
  32. 複数の交通機関の停留所間の需要情報を取得する需要情報取得手段と、
    前記複数の交通機関の停留所の位置情報と前記需要情報とに基づいて、前記複数の交通機関の停留所間の需要を線の太さで示す需要路線図を表示するための路線図情報を生成する路線図情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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