JP2013195221A - 情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時刻表のある移動手段の出発時刻に間に合うか否かを示す情報を提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、サーバ10と端末装置30とを備え、時刻条件を取得する条件取得部126と、時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する出発施設特定部128と、目的施設を特定する目的施設特定部130と、第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、時刻表を示す時刻表情報と、を取得する経路ネットワーク情報取得部122と、時刻条件と、経路ネットワーク情報と、時刻表情報と、に基づいて、目的施設に至る経路である案内経路を探索する経路探索部124と、第1移動手段が出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定する移動可能範囲特定部132とを備え、移動可能範囲情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に、時刻表のある移動手段の出発時刻に間に合うか否かを示す情報を提供する情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、列車の出発時刻を計算する路線検索技術が普及している。これにより、路線検索技術を用いて様々なサービスが提供されている。
例えば、特許文献1には、目的駅へ向かう最終電車の出発時刻が直感的に把握できるように、最終電車の出発時刻を駅毎に表示する発明が開示されている。また、特許文献2には、特定の位置へ特定の時間経過後に到着可能な複数の位置を決定し、決定した複数の位置を結ぶ等時刻線を地図上に表示する発明が開示されている。
特開2000−231332号公報 特開2010−44256号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、現在位置が駅の場合において、目的駅に向かう最終電車に間に合うための現在位置(即ち、駅)の電車の出発時刻が駅毎に把握できるものの、現在位置が駅以外の場合には、最終電車に間に合うための現在位置の出発時刻は把握できない、という問題点がある。
また、特許文献2に記載の発明では、単一の移動手段において、現在位置から移動可能な等時刻線が表示されるに過ぎないので、目的駅に向かう最終電車に間に合うか否かは把握できない、という問題点がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、時刻表のある移動手段の出発時刻に間に合うか否かを示す情報を提供することを目的とするものである。
本発明の実施形態の情報処理システムは、サーバと、前記サーバと接続された端末装置と、を備える。この情報処理システムは、時刻条件を取得する条件取得手段と、時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する出発施設特定手段と、目的施設を特定する目的施設特定手段と、前記第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得する経路ネットワーク情報取得手段と、前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索する経路探索手段と、前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定する移動可能範囲特定手段と、前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力する出力制御手段と、を備える。
本発明によれば、時刻表のある移動手段の出発時刻に間に合うか否かを示す情報を提供することができる。
本実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図。 本実施形態の情報処理のシーケンス図。 本実施形態のユーザ指示を受け付けるためのUI(User Interface)の一例を示す図。 本実施形態の情報処理の第1例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第2例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第3例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第4例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第5例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第6例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第7例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第8例により得られる画像データを示す図。 本実施形態の情報処理の第9例により得られる画像データを示す図。
本実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の用語の定義について説明する。
本実施形態において、第1移動手段とは、時刻表のある移動手段である。即ち、第1移動手段は、原則として、時刻表で規定された時刻に、所定の区間を移動する。例えば、第1移動手段は、電車、バス、フェリー、又は船である。
本実施形態において、第2移動手段とは、時刻表のない移動手段である。即ち、第2移動手段は、任意の時刻に、任意の区間を移動する。例えば、第2移動手段は、徒歩、自動車、自転車又はタクシーである。
本実施形態の情報処理システム1の構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
情報処理システム1は、サーバ10と、端末装置30と、ネットワーク50と、を備える。サーバ10及び端末装置30は、ネットワーク50を介して互いに接続される。サーバ10及び端末装置30の数は、それぞれ、1台であっても良いし、複数台であっても良い。ネットワーク50は、有線ネットワークであっても良いし、無線ネットワークであっても良い。
サーバ10は、サーバ制御部12と、サーバ記憶部14と、サーバ通信部16と、を備える。
サーバ制御部12は、サーバ通信制御部120と、経路ネットワーク情報取得部122と、経路探索部124と、条件取得部126と、出発施設特定部128と、目的施設特定部130と、移動可能範囲特定部132と、サーバ出力制御部134と、を備える。サーバ制御部12の各部については、後述する。
サーバ記憶部14には、サーバ制御部12が取り扱うデータが記憶される。例えば、サーバ記憶部14には、経路ネットワーク情報と、時刻表情報と、ユーザ情報と、移動情報と、が記憶される。経路ネットワーク情報とは、第1移動手段及び第2移動手段の経路ネットワークを示す情報である。経路ネットワークは、複数のノードと、複数のノード間を接続するリンクと、を含む。時刻表情報とは、交通機関の時刻表を示す情報である。ユーザ情報とは、ユーザに固有のユーザIDと、ユーザIDに関連付けられた情報を含むものである。移動情報とは、第2移動手段の速度を示す情報である。移動情報は、第2移動手段の移動速度に応じた複数のモード(例えば、「早歩きモード」及び「ゆっくりモード」など)を含んでも良い。また、移動情報は、固定情報であっても良いし、ユーザが操作部38を介して任意に変更可能な情報(可変情報)であっても良い。
なお、サーバ記憶部14は、サーバ10の外部に設けられ、ネットワーク50を介して、サーバ10と接続されても良い。
サーバ通信部16は、サーバ10とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
端末装置30は、端末制御部32と、端末記憶部34と、端末通信部36と、操作部38と、位置情報取得部40と、表示部42と、を備える。例えば、端末装置30は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はカーナビゲーションシステムである。
端末制御部32は、端末通信制御部320と、端末出力制御部322と、を備える。端末制御部32の各部については、後述する。
端末記憶部34には、端末制御部32が取り扱うデータが記憶される。例えば、端末記憶部34には、ユーザ情報が記憶される。
端末通信部36は、端末装置30とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
操作部38は、ユーザ指示を受け付ける。例えば、操作部38は、キーボード、マウス、及びタッチパネルである。
位置情報取得部40は、端末装置30の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部40は、GPS(Global Positioning System)レシーバである。
表示部42は、様々な情報を出力する。例えば、表示部42は、液晶ディスプレイである。
本実施形態の情報処理について説明する。図2は、本実施形態の情報処理のシーケンス図である。
<S1−300> 端末制御部32が、サーバ10に対する情報処理命令を発行する。次いで、端末通信制御部320が、端末通信部36及びネットワーク50を介して、情報処理命令をサーバ10に送信する。例えば、操作部38がユーザ指示を受け付けると、端末制御部32は、ユーザ指示に応じた情報処理命令を発行する。
情報処理命令は、時刻条件を含む。時刻条件とは、出発時刻条件及び到着時刻条件の少なくとも1つである。出発時刻条件とは、第1移動手段が出発施設を出発する出発時刻を指定する条件である。到着時刻条件とは、任意の移動手段(例えば、第1移動手段など)を利用して、目的施設に到着する到着時刻を指定する条件である。到着時刻条件は、任意の到着時刻を指定する任意到着時刻条件及び最終移動手段(例えば、最終電車)を指定する終電時刻条件の少なくとも1つである。
図3は、本実施形態のユーザ指示を受け付けるためのUI(User Interface)の一例を示す図である。図3に示すようなスライドバー形式の画像が表示部42に表示される。ユーザは、図3の矢印カーソルCをスライドさせることにより、任意の時刻を示す指示を操作部38に与える。これにより、操作部38は、ユーザ指示を受け付けることができる。この場合には、ユーザ指示に対応する時刻が、時刻条件に対応する。
なお、情報処理命令は、出発施設条件、目的施設条件、位置情報及びユーザIDのうち少なくとも1つを含んでも良い。
出発施設条件とは、出発施設を指定する条件である。出発施設条件は、ユーザ指示によって決まる。例えば、ユーザが、出発施設を決定した場合には、出発施設条件は、ユーザが決定した乗降施設(例えば、駅、空港、バス停などの、時刻に紐付けられる場所)を、出発施設として指定する条件である。
目的施設条件とは、目的施設を指定する条件である。目的施設条件は、ユーザ指示によって決まる。例えば、ユーザが、任意の場所(例えば、乗降施設又は自宅)を指示した場合には、目的施設条件は、ユーザが指示した場所を、目的施設として指定する。
位置情報は、位置情報取得部40が取得する情報である。
ユーザIDは、ユーザに固有の情報である。ユーザIDは、端末記憶部34に記憶された情報であっても良いし、操作部38が受け付けたユーザ指示に含まれる情報であっても良い。
<S1−100> サーバ通信制御部120が、ネットワーク50及びサーバ通信部16を介して、情報処理命令をサーバ10から受信する。次いで、条件取得部126が、情報処理命令から時刻条件を取得する。
<S1−102> 出発施設特定部128が、時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する。
例えば、情報処理命令に出発施設条件が含まれる場合には、出発施設特定部128は、出発施設条件が指定する乗降施設を、出発施設として特定する。
例えば、情報処理命令に位置情報が含まれる場合には、出発施設特定部128は、位置情報が示す端末装置30の位置から最も近い乗降施設又は位置情報が示す端末装置30の位置から所定範囲内にある複数の乗降施設を、出発施設として特定する。
例えば、情報処理命令にユーザIDが含まれる場合には、出発施設特定部128は、サーバ記憶部14及び端末記憶部34の少なくとも1つに記憶されたユーザ情報から、当該ユーザIDに関連付けられた情報が示す乗降施設(例えば、ユーザが予め登録した乗降施設又はユーザが頻繁に利用する乗降施設)を、出発施設として特定する。
<S1−104> 目的施設特定部130が、目的施設を特定する。
例えば、情報処理命令に目的施設条件が含まれる場合には、目的施設特定部130は、目的施設条件が指定する場所(例えば、乗降施設又は自宅)を、目的施設として特定する。
例えば、情報処理命令にユーザIDが含まれる場合には、目的施設特定部130は、サーバ記憶部14及び端末記憶部34の少なくとも1つに記憶されたユーザ情報から、当該ユーザIDに関連付けられた情報が示す場所(例えば、ユーザが予め登録した場所(乗降施設又は自宅)、ユーザが頻繁に利用する乗降施設、又は自宅から最も近い乗降施設)を、目的施設として特定する。
<S1−106> 経路ネットワーク情報取得部122が、サーバ記憶部14から、第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、時刻表を示す時刻表情報と、を取得する。
<S1−108> 経路探索部124が、経路ネットワーク情報と、時刻表情報と、に基づいて、案内経路を探索する。案内経路とは、第1移動手段を利用して出発施設から目的施設に至る経路である。
<S1−110> 移動可能範囲特定部132が、移動情報(即ち、第2移動手段の速度)に基づいて、出発施設を基準位置として、時刻表がない第2移動手段を利用するときに、出発施設への到着期限までに移動できる範囲である移動可能範囲を特定する。到着期限とは、第1移動手段の出発時刻に応じて決まる。例えば、到着期限は、出発時刻から所定時間(例えば、4分)前の時刻である。換言すると、移動可能範囲とは、移動情報が示す速度と、到着期限までの残り時間(例えば、移動可能範囲特定部132が移動可能範囲を特定する時刻と到着期限との差に相当する時間)と、に応じて決まる距離の範囲である。
<S1−112> サーバ出力制御部134が、移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力する。次いで、サーバ通信制御部120が、サーバ通信部16及びネットワーク50を介して、移動可能範囲情報を端末装置30に送信する。
<S1−302> 端末通信制御部320が、ネットワーク50及び端末通信部36を介して、移動可能範囲情報をサーバ10から受信する。次いで、端末出力制御部322が、移動可能範囲情報に対応する画像データを生成し、当該画像データを出力する。これにより、表示部42に、移動可能範囲情報に対応する画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第1例について説明する。図4は、本実施形態の情報処理の第1例により得られる画像データを示す図である。
S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sを中心とする所定領域(例えば、半径1kmの円)を、移動可能範囲Aとして特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲Aが地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図4の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第1例によれば、移動可能範囲特定部132は、所定領域を移動可能範囲Aとして特定する。これにより、ユーザは、図4の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否かを容易に知ることができる。
なお、上述の情報処理の第1例では、出発施設を決定した後に、案内経路を探索する例について述べたが、本発明の範囲は、これに限られるものではない。本発明は、案内経路を探索した後に、出発施設特定部128が、出発施設を決定する場合にも適用可能である。例えば、情報処理命令に、出発位置を示す出発位置情報が含まれている場合には、経路探索部124が、出発位置から目的施設までの案内経路を探索し、出発施設特定部128が、案内経路に含まれる第1移動手段の乗降施設のうち、最初に利用する乗降施設を、出発施設として決定しても良い。
本実施形態の情報処理の第2例について説明する。図5は、本実施形態の情報処理の第2例により得られる画像データを示す図である。
S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sから、所定距離(例えば、1km)分の到達圏を、移動可能範囲Rとして特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲Rが地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図5の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第2例によれば、移動可能範囲特定部132は、到達圏を移動可能範囲Rとして特定する。これにより、ユーザは、図5の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否かを容易に知ることができる。
本実施形態の情報処理の第3例について説明する。図6は、本実施形態の情報処理の第3例により得られる画像データを示す図である。
1回目のS1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sを中心とする所定半径(例えば、1km)の円を、移動可能範囲A1として特定する。1回目のS1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A1と、到着期限までの残り時間(例えば、10分)と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図6(A)の画像データが表示される。
1回目のS1−110において移動可能範囲A1が特定されてから所定時間(例えば、5分)が経過すると、2回目のS1−110が実行される。2回目のS1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sを中心とする所定半径(例えば、500m)の円を、移動可能範囲A2として特定する。即ち、2回目のS1−100において特定される移動可能範囲A2の半径は、1回目のS1−100において特定された移動可能範囲A1の半径より小さい。2回目のS1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A2と、到着期限までの残り時間(例えば、5分)と、が地図上に示された画像データを生成する。即ち、移動可能範囲A2に対応する残り時間は、移動可能範囲A1に対応する残り時間より短い。これにより、表示部42に、図6(B)の画像データが表示される。
2回目のS1−110において移動可能範囲A2が特定されてから所定時間(例えば、2分)が経過すると、3回目のS1−110が実行される。3回目のS1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sを中心とする所定半径(例えば、300m)の円を、移動可能範囲A3として特定する。即ち、3回目のS1−100において特定される移動可能範囲A3の半径は、2回目のS1−100において特定された移動可能範囲A2の半径より小さい。3回目のS1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A3と、到着期限までの残り時間(例えば、3分)と、が地図上に示された画像データを生成する。即ち、移動可能範囲A3に対応する残り時間は、移動可能範囲A2に対応する残り時間より短い。これにより、表示部42に、図6(C)の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第3例によれば、移動可能範囲特定部132は、所定時間毎に、移動可能範囲A1〜A3を特定する。即ち、移動可能範囲A1〜A3は、時間の経過に伴って変化する。これにより、ユーザは、図6(A)〜(C)の画像データから、操作部38を操作することなく、残り時間に応じた移動可能範囲A1〜A3を容易に知ることができる。
なお、上述の情報処理の第3例では、移動可能範囲に加えて、ユーザの現在位置を示す現在位置情報(例えば、位置情報取得部40が取得した情報)を表示しても良い。さらに、この場合に、移動可能範囲が所定時間毎に変化するにつれて、移動可能範囲と現在位置との関係に変化があった場合(例えば、現在位置情報が移動可能範囲の外の位置を示す(即ち、ユーザが移動可能範囲の外に出た)場合)に、所定の通知処理(メッセージの表示、端末の振動、音声の出力等)を行っても良い。即ち、所定の条件(例えば、移動可能範囲と現在位置との距離が短くなった場合や、移動可能範囲の境界線と現在位置が重なった場合等)を満たすときに通知処理を行う。
本実施形態の情報処理の第4例について説明する。図7は、本実施形態の情報処理の第4例により得られる画像データを示す図である。
S1−102において、出発施設特定部128は、複数の出発施設(駅S1及びS2)を特定する。S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅S1及びS2をそれぞれの中心とする所定領域(例えば、半径1kmの円)を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A1及びA2と、駅S1及びS2の駅名と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図7の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第4例によれば、移動可能範囲特定部132は、複数の出発施設を基準とする所定領域を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。これにより、ユーザは、図7の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに到着できる出発施設を容易に知ることができる。
なお、上述の情報処理の第4例では、出発施設を決定した後に、案内経路を探索する例について述べたが、本発明の範囲は、これに限られるものではない。本発明は、案内経路を探索した後に、出発施設特定部128が、出発施設を決定する場合にも適用可能である。例えば、情報処理命令に、出発位置を示す出発位置情報が含まれている場合には、経路探索部124が、出発位置から目的施設までの複数の案内経路を探索し、出発施設特定部128が、複数の案内経路に含まれる第1移動手段の乗降施設を、複数の出発施設として決定しても良い。
本実施形態の情報処理の第5例について説明する。図8は、本実施形態の情報処理の第5例により得られる画像データを示す図である。
S1−110において、移動可能範囲特定部132は、複数の到着期限毎に、出発施設である駅Sを中心とする複数の所定領域(例えば、半径1kmの円及び半径1.5kmの円)を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。例えば、移動可能範囲A1は、最終電車の1本前の電車の出発時刻に対応する、到着期限に対応し、移動可能範囲A2は、最終電車の出発時刻に対応する、到着期限に対応する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A1及びA2と、第1移動手段の種別(例えば、最終電車の1本前の電車及び最終電車)を示す情報と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図8の画像データが表示される。複数の到着期限を設ける例としては、目的地施設への到着時刻に幅を持たせる場合や、同一の出発施設を利用する複数候補経路があり、利用する第1移動手段の出発時刻が異なる場合がある。
本実施形態の情報処理の第5例によれば、移動可能範囲特定部132は、複数の到着期限毎に、複数の所定領域を、複数の移動可能範囲A1及びA2として特定する。これにより、ユーザは、図8の画像データから、第1移動手段の種別毎に、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否かを、容易に知ることができる。
本実施形態の情報処理の第6例について説明する。図9は、本実施形態の情報処理の第6例により得られる画像データを示す図である。なお、図9では、移動可能範囲R(P)が、実線で表され、駅S1から位置Pまでの間で移動できない範囲が、破線で表されている。
S1−300において、端末制御部32は、時刻条件及び位置情報を含む情報処理命令を発行する。S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sから位置情報が示す端末装置30の位置Pまでの到達圏を、移動可能範囲R(P)として特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲R(P)と、位置Pと、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図9(A)又は(B)の画像データが表示される。
図9(A)の画像データは、位置Pが到達圏内にあることを示す。換言すると、図9(A)の画像データは、第2移動手段を利用することにより、到着期限までに駅Sに到着できることと、第2移動手段を利用して位置Pから駅Sに至る経路と、を示す。
図9(B)の画像データは、位置Pが到達圏外にあることを示す。換言すると、図9(B)の画像データは、到着期限までに駅Sに到着できないことを示す。
本実施形態の情報処理の第6例によれば、移動可能範囲特定部132は、位置Pに対応する到達圏を移動可能範囲R(P)として特定する。これにより、ユーザは、図9の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否かと、位置Pから駅Sまでの経路と、を容易に知ることができる。
本実施形態の情報処理の第7例について説明する。図10は、本実施形態の情報処理の第7例により得られる画像データを示す図である。
S1−102において、出発施設特定部128は、複数のユーザID「001」及び「002」に対応する複数の出発施設(駅S1及びS2)を特定する。S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅S1及びS2をそれぞれの中心とする所定領域(例えば、半径1kmの円)を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A1及びA2と、ユーザID「001」及び「002」と、当該ユーザIDに対応する電車の種別(例えば、最終電車)と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図10の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第7例によれば、移動可能範囲特定部132は、複数のユーザIDに対応する複数の出発施設を基準とする所定領域を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。これにより、複数のユーザは、図10の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに到着できる出発施設を容易に知ることができる。また、ユーザは、図10の画像データから、複数のユーザが、第2移動手段を利用することによって到着期限までに対応する出発施設に到着可能な領域(即ち、図10の移動可能範囲A1及びA2が重複する領域)を容易に知ることができる。
本実施形態の情報処理の第8例について説明する。図11は、本実施形態の情報処理の第8例により得られる画像データを示す図である。
S1−110において、移動可能範囲特定部132は、出発施設である駅Sを中心とする所定領域(例えば、半径1kmの円)を、移動可能範囲Aとして特定する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲Aと、第1移動手段が駅Sを出発する出発時刻を示す出発時刻情報と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図11の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第8例によれば、端末出力制御部322は、移動可能範囲Aと、出発時刻情報と、が地図上に示された画像データを生成する。する。これにより、ユーザは、図11の画像データから、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否か、且つ、乗車すべき第1移動手段の出発時刻と、を容易に知ることができる。
本実施形態の情報処理の第9例について説明する。図12は、本実施形態の情報処理の第9例により得られる画像データを示す図である。
S1−110において、移動可能範囲特定部132は、複数の第1移動手段の種別に対応する複数の到着期限毎に、出発施設である駅Sを中心とする複数の所定領域(例えば、半径1kmの円及び半径1.5kmの円)を、移動可能範囲A1及びA2として特定する。例えば、移動可能範囲A1は、急行の出発時刻に対応する、到着期限に対応し、移動可能範囲A2は、各停の出発時刻に対応する、到着期限に対応する。S1−302において、端末出力制御部322は、移動可能範囲A1及びA2と、第1移動手段の種別(例えば、急行及び各停)を示す情報と、が地図上に示された画像データを生成する。これにより、表示部42に、図12の画像データが表示される。
本実施形態の情報処理の第9例によれば、移動可能範囲特定部132は、複数の第1移動手段の種別に対応する複数の到着期限毎に、複数の所定領域を、複数の移動可能範囲A1及びA2として特定する。これにより、ユーザは、図12の画像データから、第1移動手段の種別毎に、第2移動手段を利用することによって到着期限までに駅Sに到着することができるか否かを、容易に知ることができる。
なお、本実施形態の情報処理の第1例〜第9例は、互いに組み合わせ可能である。
仮に、本実施形態の情報処理が行われなかった場合には、移動可能範囲情報が出力されない。この場合には、ユーザは、第2移動手段を利用して、端末装置30の位置から当該乗降施設まで移動し、第1移動手段を利用して、当該乗降施設から目的施設まで移動することができるか否か(例えば、最終電車に間に合うか否か)を知ることはできない。
これに対して、本実施形態によれば、ユーザが第1移動手段の乗降施設にいない場合に、出発施設への到着期限までに移動できる範囲(即ち、移動可能範囲)を示す移動可能範囲情報が出力される。これにより、ユーザは、第2移動手段を利用して、端末装置30の位置から出発施設まで移動し、第1移動手段を利用して、出発施設から目的施設まで移動することができるか否か(例えば、最終電車に間に合うか否か)を容易に知ることができる。
なお、図1の構成は一例である。例えば、サーバ10の構成の少なくとも一部が端末装置30に設けられても良いし、端末装置30の構成の少なくとも一部がサーバ10に設けられても良い。例えば、サーバ制御部12の構成が、端末制御部32に設けられ、サーバ記憶部14に記憶されたデータが端末記憶部34に記憶される場合には、端末装置30は、ネットワーク50を介してサーバ10と通信することなく、本実施形態の情報処理を実行しても良い。
本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成しても良いし、ソフトウェアで構成しても良い。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させても良い。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも良い。
また、本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布しても良い。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布しても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化される。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明が形成可能である。例えば、上述した実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 情報処理システム
10 サーバ
12 サーバ制御部
120 サーバ通信制御部
122 経路ネットワーク情報取得部
124 経路探索部
126 条件取得部
128 出発施設特定部
130 目的施設特定部
132 移動可能範囲特定部
134 サーバ出力制御部
14 サーバ記憶部
16 サーバ通信部
30 端末装置
32 端末制御部
320 端末通信制御部
322 端末出力制御部
34 端末記憶部
36 端末通信部
38 操作部
40 位置情報取得部
42 表示部
50 ネットワーク

Claims (19)

  1. サーバと、前記サーバと接続された端末装置と、を備える情報処理システムであって、
    時刻条件を取得する条件取得手段と、
    時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する出発施設特定手段と、
    目的施設を特定する目的施設特定手段と、
    経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得する経路ネットワーク情報取得手段と、
    前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定する移動可能範囲特定手段と、
    前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記出発施設特定手段は、複数の出発施設を特定し、
    前記経路探索手段は、前記複数の出発施設から前記目的施設に至る複数の案内経路を探索し、
    前記移動可能範囲特定手段は、前記複数の出発施設に対応する複数の移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記移動可能範囲特定手段は、所定時間経過毎に、前記移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記出力制御手段は、前記現在位置情報をさらに出力し、且つ、前記移動可能範囲と前記現在位置との位置関係に変化があった場合に、通知処理を行う、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記移動可能範囲特定手段は、前記出発施設を中心とする到達圏で、前記移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理システム。
  6. 前記移動可能範囲特定手段は、前記第2移動手段の速度に基づいて、前記移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理システム。
  7. 前記移動可能範囲特定手段は、複数の到着期限に対応する複数の移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理システム。
  8. ユーザの位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記移動可能範囲特定手段は、前記位置情報が示す位置から前記出発施設までの前記第2移動手段を利用する経路に沿って移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の情報処理システム。
  9. 前記目的施設特定手段は、複数の目的施設を特定し、
    前記出発施設特定手段は、前記複数の目的施設に対応する出発施設を特定し、
    前記移動可能範囲特定手段は、前記出発施設に対応する移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の情報処理システム。
  10. 前記時刻条件は、前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻を指定する出発時刻条件、及び前記第1移動手段が前記目的施設に到着する到着時刻を指定する到着時刻条件の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の情報処理システム。
  11. 前記到着時刻条件は、最終移動手段を指定する終電時刻条件である、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。
  12. スライドバー形式のユーザインタフェースで前記時刻条件に関するユーザ指示を受け付ける操作部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の情報処理システム。
  13. 前記出力制御手段は、前記出発時刻を示す出発時刻情報をさらに出力する、ことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の情報処理システム。
  14. 前記移動可能範囲特定手段は、前記第1移動手段の種別毎の移動可能範囲を特定する、ことを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の情報処理システム。
  15. 時刻条件を取得する条件取得手段と、
    時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する出発施設特定手段と、
    目的施設を特定する目的施設特定手段と、
    前記第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得する経路ネットワーク情報取得手段と、
    前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定する移動可能範囲特定手段と、
    前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  16. 端末装置と接続可能なサーバであって、
    時刻条件を取得する条件取得手段と、
    時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定する出発施設特定手段と、
    目的施設を特定する目的施設特定手段と、
    前記第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得する経路ネットワーク情報取得手段と、
    前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定する移動可能範囲特定手段と、
    前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力する出力制御手段と、
    前記移動可能範囲情報を前記端末装置に送信する通信制御手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  17. サーバと接続可能な端末装置であって、
    時刻表のある第1移動手段が出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を、前記サーバから受信する通信制御手段と、
    前記移動可能範囲情報を出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする端末装置。
  18. 時刻条件を取得するステップと、
    時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定するステップと、
    目的施設を特定するステップと、
    前記第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得するステップと、
    前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索するするステップと、
    前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定するステップと、
    前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。
  19. 時刻条件を取得するステップと、
    時刻表のある第1移動手段の乗降施設の中から、出発施設を特定するステップと、
    目的施設を特定するステップと、
    前記第1移動手段の経路ネットワークを示す経路ネットワーク情報と、前記時刻表を示す時刻表情報と、を取得するステップと、
    前記時刻条件と、前記経路ネットワーク情報と、前記時刻表情報と、に基づいて、前記目的施設に至る経路である案内経路を探索するするステップと、
    前記第1移動手段が前記出発施設を出発する出発時刻に応じた到着期限までに、時刻表がない第2移動手段を利用して前記出発施設に移動できる範囲である、移動可能範囲を特定するステップと、
    前記移動可能範囲を示す移動可能範囲情報を出力するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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