JP6275295B1 - 判定装置、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents

判定装置、判定方法、及び判定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6275295B1
JP6275295B1 JP2017007616A JP2017007616A JP6275295B1 JP 6275295 B1 JP6275295 B1 JP 6275295B1 JP 2017007616 A JP2017007616 A JP 2017007616A JP 2017007616 A JP2017007616 A JP 2017007616A JP 6275295 B1 JP6275295 B1 JP 6275295B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
demand
information
determination
input information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017007616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018116551A (ja
Inventor
孝太 坪内
孝太 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2017007616A priority Critical patent/JP6275295B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275295B1 publication Critical patent/JP6275295B1/ja
Publication of JP2018116551A publication Critical patent/JP2018116551A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定する。【解決手段】本願に係る判定装置は、取得部と、判定部とを有する。取得部は、ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する。判定部は、ユーザによる入力情報の入力後のユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。【選択図】図4

Description

本発明は、判定装置、判定方法、及び判定プログラムに関する。
従来、ユーザにおける需要の発生を予測する技術が提供されている。例えば、地図の表示範囲となる商圏を拠点ごとに設定し、ユーザの満足度を向上させる技術が提供されている。
特開2012−141749号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することが難しい場合がある。例えば、ユーザの検索行動等の行動履歴を単純に用いるのみでは、ユーザが情報(知識)を必要として検索した場合等、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することが難しい場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定する判定装置、判定方法、及び判定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る判定装置は、ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得部と、前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る判定システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る判定装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る位置情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る需要情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る判定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る需要マップの生成の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る判定処理の他の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る需要情報記憶部の他の一例を示す図である。 図13は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る判定装置、判定方法、及び判定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る判定装置、判定方法、及び判定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.判定処理〕
図1を用いて、実施形態に係る判定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。図1の例では、入力情報としてユーザが検索に用いたクエリに関する情報を用いる場合を示す。図1では、判定装置100がユーザによるクエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する場合を示す。また、図1に示す判定処理には、クエリに対応する対象に関する需要がユーザに発生したと判定した場合、ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要が発生したポイント(以下、「発生ポイント」ともいう)を特定する処理が含まれる。なお、需要の発生の有無を判定する判定処理には、発生ポイントを特定する処理が含まれなくてもよい。
図1の例では、判定装置100がユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」ともいう)について、クエリに対応する対象に関する需要がユーザU1に発生したと判定したかどうかを判定する場合を示す。なお、ユーザU1は、端末装置10を利用するユーザであり、判定装置100は端末装置10が有するGPS(Global Positioning System)センサ等の機能により端末装置10の位置を取得する。図1に示す地図情報MP10は、ユーザU1の位置を模式的に示す。また、地図情報MP10において、端末装置10(を所有するユーザ)の位置を位置LC11〜LC16により示す。なお、位置LC11〜LC16を区別しない場合は、位置LCとする場合がある。また、以下では、判定装置100がユーザU1の位置やユーザU1の行動情報をリアルタイムに取得する場合を示すが、判定装置100は適宜のタイミングでユーザU1の位置やユーザU1の行動情報に基づいて判定処理を行ってもよい。例えば、判定装置100は、定期的(例えば1日おき)に各ユーザの位置や行動情報を取得し、判定処理を行ってもよい。
まず、ユーザU1は、日時dt11にクエリ「カフェX」を用いて検索を行う(ステップS11)。例えば、判定装置100は、日時dt11にユーザU1がクエリ「カフェX」を用いて検索を行ったことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt11にユーザU1が位置LC11に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt12に位置LC12まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt12にユーザU1が位置LC12に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt13にクエリ「カフェX 行き方」を用いて検索を行う(ステップS12)。例えば、判定装置100は、日時dt13にユーザU1がクエリ「カフェX 行き方」を用いて検索を行ったことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt13にユーザU1が位置LC13に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt14に位置LC14まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt14にユーザU1が位置LC14に位置することを示す位置情報を取得する。その後、ユーザU1は、日時dt15に位置LC15まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt15にユーザU1が位置LC15に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、図1中にショップSP11として示す対象「カフェX」において日時dt16にコーヒーを購入する(ステップS13)。例えば、判定装置100は、対象「カフェX」において日時dt16にコーヒーを購入したことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt16にユーザU1が位置LC16に位置することを示す位置情報を取得する。
そして、判定装置100は、需要の発生の有無を判定する(ステップS14)。図1の例では、ユーザU1は、位置LC11において日時dt11にクエリ「カフェX」を用いて検索を行い、その後、日時dt16に対象「カフェX」においてコーヒーを購入している。そのため、判定装置100は、ユーザU1にカフェXに対する需要が発生したと判定する。
そして、判定装置100は、ステップS14においてユーザU1にカフェXに対する需要が発生したと判定したため、ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する(ステップS15)。ここで、図1の例では、ユーザU1は、日時dt16に対象「カフェX」においてコーヒーを購入する前の時点である日時dt11において、クエリ「カフェX」を用いて検索を行っている。そのため、判定装置100は、ユーザU1が日時dt11において、クエリ「カフェX」を用いて検索を行った地点を需要が発生した発生ポイントとして特定する。図1の例では、判定装置100は、ユーザU1が日時dt11にクエリ「カフェX」を用いて検索を行った地点である位置LC11をユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が発生した発生ポイントとして特定する。
上述したように、判定装置100は、ユーザによるクエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。また、判定装置100は、クエリに対応する対象に関する需要がユーザに発生したと判定した場合、ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の位置を適切に特定することができる。このように、判定装置100は、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の位置を特定することにより、適切に商圏を特定することができる。このような判定装置100が特定した情報を利用することにより、新店舗の立地計画や需要推定などが可能になる。
例えば、上述した例では、日時dt11においてユーザU1がクエリ「カフェX」を用いて検索を行った時点で、ユーザU1が対象「カフェX」が提供するコーヒーを飲みたくなり検索をしたかどうかを適切に判定することは難しい。例えば、ユーザが日時dt11に位置する位置LC11において、対象「カフェX」への行き方を調べるために検索したり、対象「カフェX」でアルバイト等の労働をしたくなったりした場合等の他のユーザの意図に基づく検索である場合がある。このように、検索が行われた時点において、ユーザの意図を適切に推定することは難しい。
一方、判定装置100は、ユーザによるクエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。例えば、判定装置100は、ユーザによるクエリの使用後のユーザの行動情報に基づくことにより、対象「カフェX」への行き方を調べるために検索したり、対象「カフェX」でアルバイト等の労働をしたくなったりした場合等の他のユーザの意図に基づく検索を、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生ではないと適切に判定することができる。このように、判定装置100は、クエリを用いた検索の後の行動をクエリに関連する行動をして、クエリを意図の推定に用いることにより、クエリの意図を適切に推定可能になり、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
〔1−1.行動情報〕
上述した例では、ユーザの実空間における行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する場合を示したが、行動情報は実空間における行動情報に限らず、ユーザの種々の行動情報が用いられてもよい。例えば、判定装置100は、ユーザのウェブ上の行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。例えば、判定装置100は、検索においてクエリ使用後のユーザが閲覧したウェブページに関する情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。
〔1−2.実空間及びウェブに対応する時空間〕
上述した例では、ユーザが検索を行った地理的な位置を発生ポイントとして特定する場合を示したが、発生ポイントは、地理的な位置に限らず種々のポイントであってもよい。例えば、判定装置100は、実空間における位置情報に限らず、種々のポイントを発生ポイントとして特定してもよい。例えば、判定装置100は、ウェブ上における需要の発生ポイントを特定してもよい。例えば、判定装置100は、発生ポイントとして、ユーザのウェブ上におけるポイント(例えば、URL(Uniform Resource Locator)等)を特定してもよい。例えば、判定装置100は、ウェブ上で提供されるサービスのマップにおける発生ポイントを特定してもよい。
また、例えば、判定装置100は、需要の発生ポイントをウェブに対応する時空間(=時間×ウェブサイトの構成図)で表現してもよい。例えば、判定装置100は、需要の発生ポイントをウェブに対応する時空間(=時間×ウェブサイトの構成図(サイトマップ))において特定してもよい。例えば、判定装置100は、「ウェブにおけるショッピングで○○の靴を買ったこと」をウェブに対応する時空間(=時間×ウェブサイトの構成図)により表現することで、ウェブに対応する時空間における発生ポイントを特定してもよい。
また、例えば、判定装置100は、需要の発生ポイント及び後述する消化ポイントについて、実空間及びウェブに対応する時空間のいずれの組合せで特定してもよい。例えば、判定装置100は、需要の発生ポイントを実空間において特定し、需要の消化ポイントをウェブに対応する時空間において特定してもよい。例えば、判定装置100は、需要の発生ポイントをウェブに対応する時空間において特定し、需要の消化ポイントを実空間において特定してもよい。例えば、判定装置100は、需要の発生ポイント及び消化ポイントの両方をウェブに実空間において特定してもよい。例えば、判定装置100は、需要の発生ポイント及び消化ポイントの両方をウェブに対応する時空間において特定してもよい。このように、判定装置100は、需要の発生ポイント及び消化ポイントがいずれの空間において生じるかに関わらず、その組合せを特定してもよい。また、例えば、判定装置100は、上述した各組合せにおける需要マップを生成してもよい。
〔1−3.需要の強度〕
例えば、判定装置100は、クエリに対応する対象に関するユーザの行動頻度に応じて、クエリに対応する対象に対するユーザの需要の強度を判定してもよい。例えば、図1の例では、ユーザU1がカフェXにおいてコーヒーを購入した後、継続してカフェXでコーヒーを購入している場合、ユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が強いと判定してもよい。また、例えば、図1の例では、ユーザU1がカフェXにおいてコーヒーを購入した後、殆どカフェXでコーヒーを購入していない(例えば0回や年に1回等)場合、ユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が弱いと判定してもよい。
また、例えば、図1の例では、ユーザU1のカフェXにおけるコーヒーの購入後、ユーザU1のカフェXでのコーヒーを購入頻度の多寡に応じて、ユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が強弱を判定してもよい。例えば、図1の例では、ユーザU1のカフェXにおけるコーヒーの購入後、ユーザU1がカフェXで毎日コーヒーを購入している場合、ユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が強いと判定してもよい。例えば、図1の例では、ユーザU1のカフェXにおけるコーヒーの購入後、ユーザU1がカフェXで週1回コーヒーを購入している場合、ユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が中程度と判定してもよい。例えば、図1の例では、ユーザU1のカフェXにおけるコーヒーの購入後、ユーザU1がカフェXで数か月に1回コーヒーを購入している場合、ユーザU1の対象「コーヒー」に対する需要が弱いと判定してもよい。
〔1−4.類似対象〕
上述した例では、ユーザU1が検索に用いたクエリ「カフェX」と、ユーザU1がコーヒーを購入した対象「カフェX」とが同じである場合を示したが、判定装置100は、クエリに類似する対象に関する行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。例えば、判定装置100は、クエリに対応する対象に類似する他の対象に関する前記ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。なお、この点の詳細については後述する。
〔1−5.対象〕
また、上述した例では、需要の発生を判定する対象が「カフェX」というショップSP11(店舗)である場合を示したが、需要の発生を判定する対象は、需要を生む対象、すなわちユーザの欲求の対象となるものであれば、どのような対象であってもよい。例えば、判定装置100は、所定の商品またはサービスを対象として、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。例えば、判定装置100は、所定の商品またはサービスを対象として、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定してもよい。
〔1−6.検索〕
例えば、判定装置100は、一のクエリを検索に用いられた場合、その検索が一のクエリを用いた検索の何回目であるに応じて、判定処理の対象とするかどうかを決定してもよい。例えば、例えば、判定装置100は、ユーザが一のクエリを検索に用いて複数回検索を行った場合、最初の検索のみを対象としてもよい。例えば、判定装置100は、一のクエリを検索に用いられた場合、最初の検索が行われた地点を発生ポイントとして、判定処理を行ってもよい。この場合、判定装置100は、一度検索したが、向かっている途中でわからなくなり、再度同じクエリを用いて場所を調べた場合を判定対象とすることを抑制できる。また、この場合、判定装置100は、前に一度行ったことあるが、場所がわからず調べた場合を判定対象とすることを抑制できる。
また、例えば、判定装置100は、ユーザが一のクエリを検索に用いて複数回検索を行った場合であっても、検索が所定の期間(例えば1時間や1日等)が経過した後に行われた場合、2回目以降の検索が行われた地点を発生ポイントとして、判定処理を行ってもよい。また、例えば、判定装置100は、ユーザが一のクエリを検索に用いて複数回検索を行った場合であっても、検索が異なる日に行われた場合、2回目以降の検索が行われた地点を発生ポイントとして、判定処理を行ってもよい。
〔1−7.入力情報〕
上述した例では、入力情報として、ユーザが検索に用いたクエリに関する情報を用いる場合を示したが、判定装置100は、ユーザが入力する情報であれば、どのような情報を入力情報として用いてもよい。例えば、判定装置100は、入力情報として、ユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報を用いてもよい。例えば、判定装置100は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS:Social Networking Service)においてユーザが投稿した投稿情報を用いてもよい。例えば、判定装置100は、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等においてユーザが投稿した投稿情報を用いてもよい。例えば、判定装置100は、ユーザがTwitterにおいて投稿した文章(文字情報)を用いてもよい。例えば、判定装置100は、ユーザがメッセージサービスにおいて入力した入力情報を用いてもよい。例えば、判定装置100は、ユーザがLINE(登録商標)等のメッセージサービスにおいて入力した入力情報を用いてもよい。例えば、判定装置100は、電子メールにおいて入力した入力情報を用いてもよい。また、例えば、判定装置100は、ユーザが入力する情報であれば、文字情報や、音声情報や、画像情報や、動画情報(映像)等の種々の情報を入力情報として用いてもよい。
〔2.生成処理〕
次に図2を用いて、実施形態に係る生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。図2では、判定装置100が図1に示すような判定処理により特定した発生ポイントに関する情報を用いて、ユーザの需要発生タイミングとその位置との関係を示す需要マップを生成する場合を示す。
図2に示す例において、判定装置100は、判定処理により収集した需要情報に基づいて需要マップを生成する(ステップS20)。例えば、判定装置100は、需要情報記憶部124に記憶された需要情報に基づいて需要マップVM10を生成する。なお、需要マップVM10の位置関係は、地図情報MP10に対応しており、需要マップVM10中の位置LC11は地図情報MP10中の位置LC11に対応する。
図2中の需要情報記憶部124に示す「需要ID」は、ユーザの需要が発生した対象を識別するための識別情報を示す。また、図2中の需要情報記憶部124に示す「対象」は、ユーザの需要が発生した対象の名称を示す。また、図2中の需要情報記憶部124に示す「発生情報」は、各対象について発生した需要の各種情報を示す。
図2中の需要情報記憶部124に示す「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、図2中の需要情報記憶部124に示す「位置」は、対応する対象について対応するユーザの需要が発生した位置情報を示す。また、図2中の需要情報記憶部124に示す「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。
例えば、図2中の需要情報記憶部124は、需要ID「DM1」により識別される需要発生の対象は「カフェX」であることを示す。また、図2中の需要情報記憶部124は、対象「カフェX」については、ユーザID「U1」により識別されるユーザやユーザID「U25」により識別されるユーザや、ユーザID「U188」により識別されるユーザ等の需要が発生したことを示す。
例えば、図2中の需要情報記憶部124は、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、位置「LC11」において、対象「カフェX」について需要が発生したことを示す。また、例えば、図2中の需要情報記憶部124は、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、日時「dt11」において、対象「カフェX」について需要が発生したことを示す。
例えば、判定装置100は、上述したような需要情報を用いて需要マップVM10を生成する。図2中の需要マップVM10には、カフェXに関する需要が発生した位置である位置LC11やLC21やLC31等が含まれる。なお、需要マップVM10中の「○」が需要に対応しており、「○」が密集している位置がより多くの需要が発生している位置となる。図2の例では、需要マップVM10中のエリアAR11に「○」が密集しており、エリアAR11付近でカフェXの需要が多く発生することを示す。
このように、判定装置100は、特定した発生ポイントに基づいて、クエリに対応する対象に関する需要マップを生成することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生に関する需要マップを適切に生成することができる。例えば、図2の例のように、判定装置100は、多数(例えば100万や1000万等)のユーザに関する需要の発生ポイントを示す情報を収集し、その発生ポイントの分布を示す需要マップを生成することにより、需要マップを適切に生成することができる。このように、判定装置100は、不特定多数ユーザを分析対象とすることにより、各ユーザにおける諸事情等を吸収し、一般化した需要マップを適切に生成することができる。
〔2−1.発生ポイント〕
例えば、判定装置100は、多数のユーザに関する需要の発生ポイントの地理的な位置を示す情報を収集し、その発生ポイントの分布を示す需要マップを生成することにより、どの位置で需要発生したかを示す需要マップを適切に生成することができる。例えば、判定装置100は、多数のユーザに関する需要の発生ポイントのウェブ上の地点(例えば、URL等)を示す情報を収集し、その発生ポイントの分布を示す需要マップを生成することにより、ウェブ上のどの地点で需要発生したかを示す需要マップを適切に生成することができる。
〔2−2.時間的な変遷〕
例えば、判定装置100は、多数のユーザに関する需要の発生ポイントを所定の期間(例えば、1日や1ヶ月や1年等)ごとに収集し、所定の期間ごとにその発生ポイントの分布を示す需要マップを生成してもよい。これにより、判定装置100は、所定の期間ごとに発生ポイントの変遷を示す需要マップを適切に生成することができる。
〔2−3.曜日に関する変遷〕
例えば、判定装置100は、多数のユーザに関する需要の発生ポイントを曜日に関する期間(例えば、月曜や水曜や休日等)ごとに収集し、所定の期間ごとにその発生ポイントの分布を示す需要マップを生成してもよい。これにより、判定装置100は、曜日に関する期間について、いつどのように発生ポイントが発生するかを示す需要マップを適切に生成することができる。
〔2−4.コンテキスト〕
上述した例に限らず、判定装置100は、例えば、時間、ユーザ属性、行動経緯、行動予定等の種々のコンテキストに応じて、需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、ユーザ属性に応じた需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、30代男性のユーザに関する需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、20代女性のユーザに関する需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、運動している状態のユーザに関する需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、ランニング中のユーザに関する需要マップを生成してもよい。
〔2−5.消化ポイント〕
上述した例では、発生ポイントを示す需要マップVM10を示したが、需要マップには種々の情報が含まれてもよい。例えば、判定装置100は、発生した需要が消化された地点である消化ポイントを含む需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、検索履歴(検索行動)と、移動履歴(各検索行動の後の移動行動)とに基づく需要ポイントと消化ポイントとにより商圏を特定してもよい。例えば、判定装置100は、需要ポイントと消化ポイントとセットデータに基づいて、商圏を特定してもよい。
〔2−6.需要マップ〕
なお、上述した例では、判定装置100は、対象「カフェX」のみの発生ポイントに基づく需要マップを生成する場合を示したが、判定装置100は、複数の対象に関する発生ポイントに基づく需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、クエリに対応する対象の属性に関する需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、クエリ「カフェX」に対応する対象の属性「コーヒーショップ」に関する需要マップを生成してもよい。この場合、判定装置100は、対象「カフェX」や他のカフェの発生ポイントに基づいて「コーヒーショップ」に関する需要マップを生成してもよい。例えば、判定装置100は、クエリ「カフェX」に対応する対象の対象「飲食店」に関する需要マップを生成してもよい。この場合、判定装置100は、対象「カフェX」や他の飲食店(例えばレストランA等)の発生ポイントに基づいて対象「飲食店」に関する需要マップを生成してもよい。
〔3.判定システムの構成〕
図3に示すように、判定システム1は、端末装置10と、判定装置100とが含まれる。端末装置10と、判定装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。図3は、実施形態に係る判定システムの構成例を示す図である。なお、図3に示した判定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の判定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる種々の操作を受け付ける。なお、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、上述した端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。例えば、端末装置10は、判定装置100に位置情報等の行動情報を送信する。
判定装置100は、ユーザによる入力情報の入力後のユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する情報処理装置である。また、判定装置100は、ユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する情報処理装置である。例えば、判定装置100は、特定した発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要マップを生成する。
〔4.判定装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る判定装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る判定装置の構成例を示す図である。図4に示すように、判定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、判定装置100は、判定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワーク(例えば図3中のネットワークN)と有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図4に示すように、ユーザ情報記憶部121と、行動情報記憶部122と、位置情報記憶部123と、需要情報記憶部124とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報やユーザの行動に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図5に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
例えば、図5に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、図5に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、年齢や性別に加えて他のデモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、自宅、勤務地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザの履歴情報として、ユーザのコンテキストに関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121には、ユーザが「通勤中」や、ユーザが「骨折中」や、ユーザが「渋滞に巻き込まれているサラリーマン」や、ユーザが「気分が悪い学生」等の種々のコンテキストに関する情報を記憶してもよい。また、例えば、判定装置100は、このようなコンテキストに関する情報を加味してモデルの生成等を行ってもよい。例えば、判定装置100は、このようなコンテキストによって確率が変動する確率モデルを生成してもよい。これにより、判定装置100は、多様なシミュレーションを行うことができる。
(行動情報記憶部122)
実施形態に係る行動情報記憶部122は、ユーザの行動に関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動情報記憶部122は、各ユーザの行動等の各種の行動情報を記憶する。図6に示す行動情報記憶部122には、「ユーザID」、「行動ID」、「日時」、「種別」、「内容」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「行動ID」は、ユーザの行動を識別する情報を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。なお、図6の例では、「dt11」等で図示するが、「日時」には、「2016年12月28日19時31分52秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。また、「種別」は、対応するユーザの行動の種別に関する情報を示す。また、「内容」は、対応するユーザの行動において対象となった内容を示す。
例えば、図6に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、行動ID「AC12」や行動ID「AC12」や行動ID「AC30」等により各々識別される行動を行ったことを示す。例えば、図6に示す例においてユーザU1は、日時dt11において、クエリ「カフェX」を用いた検索(行動AC11)を行ったことを示す。また、例えば、例えば、図6に示す例においてユーザU1は、日時dt13において、クエリ「カフェX 行き方」を用いた検索(行動AC12)を行ったことを示す。また、例えば、図6に示す例においてユーザU1は、日時dt16において、ショップSP11においてコーヒーの購入(行動AC30)を行ったことを示す。
なお、行動情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図6では、ユーザIDごとに行動情報が行動情報記憶部122に記憶される場合を示したが、行動情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。
(位置情報記憶部123)
実施形態に係る位置情報記憶部123は、エージェントに関する各種情報を記憶する。例えば、位置情報記憶部123は、エージェント属性に関する各種情報やエージェントの行動に関する各種情報を記憶する。図7は、実施形態に係る位置情報記憶部の一例を示す図である。図7に示す位置情報記憶部123は、「ユーザID」、「位置情報」といった項目が含まれる。「位置情報」には、「日時」、「位置」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「位置情報」は、ユーザの位置情報の履歴を示す。「日時」は、各位置情報が取得された日時を示す。なお、図7の例では「日時」を抽象的な符号「dt11」等で図示するが、「日時」には、「2016年12月28日19時31分52秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。また、「位置」は、対応する日時における対応するユーザの位置情報を示す。なお、図7の例では「位置」を抽象的な符号「LC11」等で図示するが、「位置」には、具体的な緯度経度情報等が記憶されてもよい。
例えば、図7に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの位置「LC11」が、日時「dt11」に取得されたことを示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザが利用する端末装置10の位置「LC11」が、日時「dt11」に取得されたことを示す。例えば、図7に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの位置「LC12」が、日時「dt12」に取得されたことを示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザが利用する端末装置10の位置「LC13」が、日時「dt13」に取得されたことを示す。
なお、位置情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、位置情報記憶部123は、ユーザのコンテキストに関する情報を記憶してもよい。
(需要情報記憶部124)
実施形態に係る需要情報記憶部124は、発生したユーザの需要に関する各種情報を記憶する。図8は、実施形態に係る需要情報記憶部の一例を示す図である。例えば、需要情報記憶部124は、各ユーザの需要情報を記憶する。図8に示す需要情報記憶部124には、「需要ID」、「対象」、「発生情報」といった項目が含まれる。「発生情報」には、「ユーザID」、「位置」、「日時」といった項目が含まれる。
「需要ID」は、ユーザの需要が発生した対象を識別するための識別情報を示す。また、「対象」は、ユーザの需要が発生した対象の名称を示す。また、「発生情報」は、各対象について発生した需要の各種情報を示す。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「位置」は、対応する対象について対応するユーザの需要が発生した位置情報を示す。なお、図8の例では「位置」を抽象的な符号「LC11」等で図示するが、「位置」には、具体的な緯度経度情報等が記憶されてもよい。また、「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。なお、図8の例では、「dt11」等で図示するが、「日時」には、「2016年12月28日19時31分52秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
例えば、図8に示す例において、需要ID「DM1」により識別される需要発生の対象は「カフェX」であることを示す。また、図8に示す例において、対象「カフェX」については、ユーザID「U1」により識別されるユーザや、ユーザID「U25」により識別されるユーザや、ユーザID「U188」により識別されるユーザ等の需要が発生したことを示す。
例えば、図8に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、位置「LC11」において、対象「カフェX」について需要が発生したことを示す。また、例えば、図8に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、日時「dt11」において、対象「カフェX」について需要が発生したことを示す。
なお、需要情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図8では、ユーザIDごとに需要情報が需要情報記憶部124に記憶される場合を示したが、需要情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。また、需要情報記憶部124は、ユーザのコンテキストに関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、判定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムや生成プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、判定部132と、特定部133と、生成部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザ情報記憶部121や行動情報記憶部122や位置情報記憶部123や需要情報記憶部124等の記憶部120から各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザが検索に使用したクエリに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、入力情報として、ユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザがメッセージサービスにおいて入力した入力情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、日時dt11にユーザU1が検索にクエリ「カフェX」を用いたことを示す情報を取得する。図1の例では、取得部131は、日時dt13にユーザU1が検索にクエリ「カフェX 行き方」を用いたことを示す情報を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10から位置情報等の行動情報を取得する。
(判定部132)
判定部132は、各種情報を判定する。例えば、判定部132は、ユーザによる入力情報の入力後のユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。例えば、判定部132は、ユーザによるクエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。例えば、判定部132は、ユーザによる投稿情報の投稿後のユーザの行動情報に基づいて、投稿情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。例えば、判定部132は、入力情報に対応する対象に関するユーザの行動頻度に応じて、入力情報に対応する対象に対するユーザの需要の強度を判定する。例えば、判定部132は、入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関するユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。
(特定部133)
特定部133は、各種情報を特定する。例えば、特定部133は、判定部132により入力情報に対応する対象に関する需要がユーザに発生したと判定された場合、ユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する。例えば、特定部133は、ユーザの実空間における行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した位置を発生ポイントとして特定する。例えば、特定部133は、ユーザのウェブ上の行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生したウェブにおけるポイントを発生ポイントとして特定する。
(生成部134)
生成部134は、各種情報を生成する。例えば、生成部134は、特定部133により特定された発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要マップを生成する。例えば、生成部134は、特定部133により特定された発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象の属性に関する需要マップを生成する。例えば、生成部134は、ユーザのコンテキストに応じた需要マップを生成する。例えば、生成部134は、ユーザの属性に応じた需要マップを生成する。
(提供部135)
提供部135は、各種情報を提供する。例えば、提供部135は、端末装置10に各種情報を提供する。例えば、提供部135は、生成部134により生成された需要マップに基づいて、種々のサービスを提供してもよい。
〔5.判定処理のフロー〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る判定システム1による判定処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る判定処理の一例を示すフローチャートである。また、図9に示す判定処理には、需要の発生ポイントを特定する特定処理が含まれる。
図9に示すように、判定装置100は、対象に関するクエリを取得する(ステップS101)。例えば、判定装置100は、行動情報記憶部122(図6参照)に示すような行動履歴から、ユーザが検索に用いた対象に関するクエリを取得する。図1の例では、判定装置100は、端末装置10から対象「カフェX」に関するクエリを取得する。
また、判定装置100は、クエリに対応する対象について所定の行動が有ったかどうかを判定する(ステップS102)。例えば、判定装置100は、クエリに対応する対象について、対象を提供する提供元の利益につながる行動をユーザが行ったかどうかを判定する。図1の例では、判定装置100は、端末装置10を利用するユーザU1が対象「カフェX」が提供するコーヒーを購入したかどうかを判定する。
判定装置100は、クエリに対応する対象について所定の行動が未だないと判定した場合(ステップS102:No)、ステップS102の処理を繰り返す。なお、判定装置100は、ユーザの所定の行動がないままステップS102の判定を所定期間(例えば1時間等)繰り返した場合、ユーザの需要が発生しなかったと判定して処理を終了してもよい。
判定装置100は、クエリに対応する対象について所定の行動があったと判定した場合(ステップS102:Yes)、クエリに対応する対象に関する需要の発生有と判定する(ステップS103)。図1の例では、判定装置100は、端末装置10を利用するユーザU1が対象「カフェX」が提供するコーヒーを購入した場合、ユーザU1に対象「カフェX」に対する需要が発生したと判定する。
そして、判定装置100は、対象に関するクエリにより検索が行われた地点を発生ポイントとして特定する(ステップS104)。図1の例では、判定装置100は、端末装置10を利用するユーザU1が最初にクエリ「カフェX」を用いて対象「カフェX」を検索した位置LC11をユーザU1に対象「カフェX」に対する需要が発生した発生ポイントと特定する。
〔6.需要マップの表示態様〕
なお、判定装置100は、図2に示すような需要マップに限らず、種々の表示態様の需要マップを生成してもよい。この点について、図10を用いて以下説明する。図10は、実施形態に係る需要マップの生成の一例を示す図である。
図10に示す例において、判定装置100は、需要マップVM10に基づいて需要の分布を示す分布マップを生成する(ステップS30)。例えば、判定装置100は、需要情報記憶部124に記憶された需要情報と、種々の従来技術を適宜用いて、分布マップPM10を生成するために分布情報を生成する。なお、判定装置100は、分布情報の生成にガウシアン分布等の種々の従来技術を適宜用いてもよい。
例えば、判定装置100は、需要情報記憶部124に記憶された需要情報に基づいて分布マップPM10を生成する。なお、分布マップPM10の位置関係は、地図情報MP10に対応する。図10に示すように、分布マップPM10は、各位置における需要の多寡をヒートマップのような表示態様で示す。図10の例では、ハッチングが濃い程需要が密集していることを示す。図10の例では、分布マップPM10中のエリアAR11のハッチングが最も濃く、エリアAR11付近でカフェXの需要が多く発生することを示す。
このように、判定装置100は、特定した発生ポイントに基づいて、クエリに対応する対象に関する需要マップを生成することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生に関する需要マップを適切に生成することができる。
〔7.類似の対象による需要の消化〕
図1の例では、ユーザU1がカフェXを検索し、カフェXにおいてコーヒーを購入したことにより、カフェXの需要が発生したと判定したが、クエリに対応する対象と、ユーザが購入等した対象とが一致しなくても、クエリに対応する需要が発生したと判定してもよい。例えば、判定装置100は、クエリの対象と需要が消化された対象とが所定の類似関係を有する場合、クエリに対応する需要が発生したと判定してもよい。例えば、判定装置100は、カフェXと検索したユーザU1がカフェXに類似するショップで商品を購入した場合、カフェXの需要が発生したと判定してもよい。この点について、図11を用いて説明する。
まず、ユーザU1は、日時dt41にクエリ「カフェX」を用いて検索を行う(ステップS41)。例えば、判定装置100は、日時dt41にユーザU1がクエリ「カフェX」を用いて検索を行ったことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt41にユーザU1が位置LC41に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt42に位置LC42まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt42にユーザU1が位置LC42に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt43にクエリ「カフェX 行き方」を用いて検索を行う(ステップS42)。例えば、判定装置100は、日時dt43にユーザU1がクエリ「カフェX 行き方」を用いて検索を行ったことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt43にユーザU1が位置LC43に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、日時dt44に位置LC44まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt44にユーザU1が位置LC44に位置することを示す位置情報を取得する。その後、ユーザU1は、日時dt45に位置LC45まで移動する。例えば、判定装置100は、日時dt45にユーザU1が位置LC45に位置することを示す位置情報を取得する。
その後、ユーザU1は、図11中にショップSP41として示す対象「カフェY」において日時dt46にコーヒーを購入する(ステップS43)。例えば、判定装置100は、対象「カフェY」において日時dt46にコーヒーを購入したことを示す行動情報を取得する。また、例えば、判定装置100は、日時dt46にユーザU1が位置LC46に位置することを示す位置情報を取得する。
そして、判定装置100は、需要の発生の有無を判定する(ステップS44)。図11の例では、ユーザU1は、位置LC41において日時dt41にクエリ「カフェX」を用いて検索を行い、その後、日時dt46に対象「カフェX」に類似する対象「カフェY」においてコーヒーを購入している。そのため、判定装置100は、ユーザU1にカフェXに対する需要が発生したと判定する。
そして、判定装置100は、ステップS44においてユーザU1にカフェXに対する需要が発生したと判定したため、ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する(ステップS45)。ここで、図11の例では、ユーザU1は、日時dt46に対象「カフェY」においてコーヒーを購入する前の時点である日時dt41において、クエリ「カフェX」を用いて検索を行っている。そのため、判定装置100は、ユーザU1が日時dt41において、クエリ「カフェX」を用いて検索を行った地点を需要が発生した発生ポイントとして特定する。図11の例では、判定装置100は、ユーザU1が日時dt41にクエリ「カフェX」を用いて検索を行った地点である位置LC41をユーザU1の対象「カフェX」に対する需要が発生した発生ポイントとして特定する。
上述したように、判定装置100は、クエリに対応する対象に類似する他の対象に関するユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。また、判定装置100は、クエリに対応する対象に関する需要がユーザに発生したと判定した場合、ユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の位置を適切に特定することができる。
また、図2や図8に示す需要情報記憶部124においては、対象を「カフェX」や「コンビニA」等とする場合を示したが、判定装置100は、対象をより抽象化して需要情報を記憶してもよい。この点について、図12を用いて説明する。
(需要情報記憶部124A)
図12に示す需要情報記憶部124Aは、発生したユーザの需要に関する各種情報を記憶する。図12は、実施形態に係る需要情報記憶部の一例を示す図である。例えば、需要情報記憶部124Aは、各ユーザの需要情報を記憶する。図12に示す需要情報記憶部124Aには、「需要ID」、「対象」、「発生情報」といった項目が含まれる。「発生情報」には、「ユーザID」、「位置」、「日時」といった項目が含まれる。
「需要ID」は、ユーザの需要が発生した対象を識別するための識別情報を示す。また、「対象」は、ユーザの需要が発生した対象の名称を示す。また、「発生情報」は、各対象について発生した需要の各種情報を示す。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図11の例に示したユーザU1に対応する。また、「位置」は、対応する対象について対応するユーザの需要が発生した位置情報を示す。なお、図12の例では「位置」を抽象的な符号「LC41」等で図示するが、「位置」には、具体的な緯度経度情報等が記憶されてもよい。また、「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。なお、図12の例では、「dt41」等で図示するが、「日時」には、「2016年12月28日19時31分52秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
例えば、図12に示す例において、需要ID「DM41」により識別される需要発生の対象は「コーヒーショップ」であることを示す。このように、図12においては、対象を「コーヒーショップ」としており、「カフェX」や「カフェY」等を含む種々のコーヒーショップが含まれる。また、図12に示す例において、対象「コーヒーショップ」については、ユーザID「U1」により識別されるユーザや、ユーザID「U25」により識別されるユーザや、ユーザID「U188」により識別されるユーザ等の需要が発生したことを示す。なお、図1や図11に示すように、ユーザU1はカフェXやカフェYについて需要が発生したため、図12に示す例においては、ユーザU1は対象「コーヒーショップ」について複数回需要が発生したことを示す。
例えば、図12に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、位置「LC11」において、カフェXを抽象化した対象「コーヒーショップ」について需要が発生したことを示す。また、例えば、図12に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、日時「dt11」において、対象「コーヒーショップ」について需要が発生したことを示す。
例えば、図12に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、位置「LC41」において、カフェYを抽象化した対象「コーヒーショップ」について需要が発生したことを示す。また、例えば、図12に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、日時「dt41」において、対象「コーヒーショップ」について需要が発生したことを示す。
このように、判定装置100は、対象を抽象化して需要情報を生成することにより、種々のレベルでの需要マップを生成することができる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る判定装置100は、取得部131と、判定部132とを有する。取得部131は、ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する。判定部132は、ユーザによる入力情報の入力後のユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザによる入力情報の入力後のユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100は、特定部133を有する。特定部133は、判定部132により入力情報に対応する対象に関する需要がユーザに発生したと判定された場合、ユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、需要が発生したと判定した場合にユーザの需要発生の位置を特定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の位置を適切に特定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、特定部133は、ユーザの実空間における行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した位置を発生ポイントとして特定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザの実空間における行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生した位置を発生ポイントとして特定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生のポイント(地点)を適切に特定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、特定部133は、ユーザのウェブ上の行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生したウェブにおけるポイントを発生ポイントとして特定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザのウェブ上の行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要が発生したウェブにおけるポイントを発生ポイントとして特定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生のポイントを適切に特定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100は、生成部134を有する。生成部134は、特定部133により特定された発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要マップを生成する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、特定した発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要マップを生成することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生に関する需要マップを適切に生成することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、生成部134は、特定部133により特定された発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象の属性に関する需要マップを生成する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、特定した発生ポイントに基づいて、入力情報に対応する対象の属性に関する需要マップを生成することにより、対象を概念化したうえで、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生に関する需要マップを適切に生成することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、生成部134は、ユーザのコンテキストに応じた需要マップを生成する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザのコンテキストに応じた需要マップを生成することにより、ユーザのコンテキストに応じた需要マップを適切に生成することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、生成部134は、ユーザの属性に応じた需要マップを生成する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザの属性に応じた需要マップを生成することにより、ユーザの属性情報に応じた需要マップを適切に生成することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部132は、入力情報に対応する対象に関するユーザの行動頻度に応じて、入力情報に対応する対象に対するユーザの需要の強度を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、入力情報に対応する対象に関するユーザの行動頻度に応じて、入力情報に対応する対象に対するユーザの需要の強度を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部132は、入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関するユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関するユーザの行動情報に基づいて、入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、取得部131は、入力情報として、ユーザが検索に使用したクエリに関する情報を取得する。判定部132は、ユーザによる前記クエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザによる前記クエリの使用後のユーザの行動情報に基づいて、クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定することにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、取得部131は、入力情報として、ユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報を取得する。判定部132は、ユーザによる投稿情報の投稿後のユーザの行動情報に基づいて、投稿情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザによる投稿情報の投稿後のユーザの行動情報に基づいて、投稿情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定するにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、取得部131は、ユーザがメッセージサービスにおいて入力した入力情報を取得する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、ユーザがメッセージサービスにおいて入力した入力情報を用いることにより、ユーザにおける所定の対象に対する需要の発生の有無を適切に判定することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る判定装置100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る判定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 判定システム
100 判定装置
121 ユーザ情報記憶部
122 行動情報記憶部
123 位置情報記憶部
124 需要情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 特定部
134 生成部
135 提供部
10 端末装置
N ネットワーク

Claims (18)

  1. ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得部と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象を提供する提供元の利益につながる行動を示す行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 前記判定部により前記入力情報に対応する対象に関する需要が前記ユーザに発生したと判定された場合、前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要が発生した発生ポイントを特定する特定部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記特定部は、
    前記ユーザの実空間における行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要が発生した位置を前記発生ポイントとして特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定装置。
  4. 前記特定部は、
    前記ユーザのウェブ上の行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要が発生したウェブにおけるポイントを前記発生ポイントとして特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定装置。
  5. 前記特定部により特定された前記発生ポイントに基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要マップを生成する生成部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の判定装置。
  6. 前記生成部は、
    前記特定部により特定された前記発生ポイントに基づいて、前記入力情報に対応する対象の属性に関する需要マップを生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の判定装置。
  7. 前記生成部は、
    前記ユーザのコンテキストに応じた前記需要マップを生成する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の判定装置。
  8. 前記生成部は、
    前記ユーザの属性に応じた前記需要マップを生成する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の判定装置。
  9. 前記判定部は、
    前記入力情報に対応する対象に関する前記ユーザの行動頻度に応じて、前記入力情報に対応する対象に対する前記ユーザの需要の強度を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の判定装置。
  10. 前記判定部は、
    前記入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関する前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の判定装置。
  11. 前記取得部は、
    前記入力情報として、ユーザが検索に使用したクエリに関する情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記ユーザによる前記クエリの使用後の前記ユーザの行動情報に基づいて、前記クエリに対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の判定装置。
  12. 前記取得部は、
    前記入力情報として、ユーザが所定のサービスにおいて投稿した投稿情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記ユーザによる前記投稿情報の投稿後の前記ユーザの行動情報に基づいて、前記投稿情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の判定装置。
  13. ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得部と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関する前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする判定装置。
  14. 前記取得部は、
    前記ユーザがメッセージサービスにおいて入力した前記入力情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の判定装置。
  15. コンピュータが実行する判定方法であって、
    ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得工程と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象を提供する提供元の利益につながる行動を示す行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定工程と、
    を含むことを特徴とする判定方法。
  16. ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得手順と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象を提供する提供元の利益につながる行動を示す行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
  17. コンピュータが実行する判定方法であって、
    ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得工程と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関する前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定工程と、
    を含むことを特徴とする判定方法。
  18. ネットワークを介したサービスにおいてユーザが入力した入力情報を取得する取得手順と、
    前記ユーザによる前記入力情報の入力後の前記ユーザの行動情報であって、前記入力情報に対応する対象に類似する他の対象に関する前記ユーザの行動情報に基づいて、前記入力情報に対応する対象に関する需要の発生の有無を判定する判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
JP2017007616A 2017-01-19 2017-01-19 判定装置、判定方法、及び判定プログラム Active JP6275295B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017007616A JP6275295B1 (ja) 2017-01-19 2017-01-19 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017007616A JP6275295B1 (ja) 2017-01-19 2017-01-19 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6275295B1 true JP6275295B1 (ja) 2018-02-07
JP2018116551A JP2018116551A (ja) 2018-07-26

Family

ID=61158288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017007616A Active JP6275295B1 (ja) 2017-01-19 2017-01-19 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275295B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020004058A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 Zホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044088A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Commercial Science & Research Inc アンケート調査システム及びそのシステム運営装置
JP2015501061A (ja) * 2012-01-19 2015-01-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited カテゴリシステムの知的ナビゲーション
JP2016177201A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、路線図情報データ、記憶媒体、および路線図情報生成方法
JP6007300B1 (ja) * 2015-10-13 2016-10-12 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法および算出プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044088A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Commercial Science & Research Inc アンケート調査システム及びそのシステム運営装置
JP2015501061A (ja) * 2012-01-19 2015-01-08 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited カテゴリシステムの知的ナビゲーション
JP2016177201A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理装置、情報処理システム、路線図情報生成プログラム、路線図情報データ、記憶媒体、および路線図情報生成方法
JP6007300B1 (ja) * 2015-10-13 2016-10-12 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法および算出プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020004058A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 Zホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018116551A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Saroia et al. Investigating university students’ intention to use mobile learning management systems in Sweden
US10869158B2 (en) Methods and systems for surfacing a user-customized segment within a geospatial navigation application
US9871876B2 (en) Sequential behavior-based content delivery
JP2010009315A (ja) 推薦店舗提示システム
JP2014518408A (ja) スケジュール生成方法及びスケジュール生成方法に係る通信端末装置
AU2015398707A1 (en) Systems and methods for creating calls to action for social networking system resources
CN109446415B (zh) 一种应用推荐、获取方法及设备
US11436293B2 (en) Characterizing a place by features of a user visit
JP2019153222A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2019191659A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2018142285A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2018156420A (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6732639B2 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6275295B1 (ja) 判定装置、判定方法、及び判定プログラム
JP2018156393A (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP6702625B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2018045306A (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
KR20170098877A (ko) 콜 투 액션을 생성, 선택, 표시 및 실행하기 위한 시스템 및 방법
JP2012174122A (ja) キーワード選定装置、キーワード提示システム、キーワード提示方法及びプログラム
JP2015079471A (ja) 判定装置、判定方法及び判定プログラム
KR20170095998A (ko) 콜 투 액션을 생성, 선택, 표시 및 실행하기 위한 시스템 및 방법
JP6415618B2 (ja) 抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラム
JP2018156187A (ja) 生成装置、生成方法、及び生成プログラム
JP7146037B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2019152918A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350