JP6007300B1 - 算出装置、算出方法および算出プログラム - Google Patents

算出装置、算出方法および算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際の人気度を優先度に反映させること。【解決手段】本願に係る算出装置は、選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した入力情報とを取得する取得部と、前記行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、前記入力情報のうち、前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、算出装置、算出方法および算出プログラムに関する。
従来、インターネットオークションやEC(Electronic Commerce)サイト等、インターネットを介した電子商取引が行われている。このような電子商取引の一例として、利用者の購入意欲を高めるため、商品やサービス(以下、単に商品と記載する。)が有する人気度を推定し、推定した人気度が高い商品を優先的に提示する手法が知られている。例えば、検索クエリに対応する商品の検索結果に基づく優先度を、商品のウェブ検索を行った結果に基づく優先度で補正することで、検索クエリに関連する検索の傾向を反映させた優先度を算出し、算出した優先度に基づく順に商品を表示する技術が知られている。
特開2010−61420号公報
しかしながら、上述した技術では、実際の人気度を優先度に反映させることができない場合がある。例えば、上述した技術では、検索クエリに対応する商品の検索結果に基づく優先度を、商品のウェブ検索を行った結果に基づく優先度で補正するので、話題となり実際に売れている商品、すなわち、実際に人気がある商品よりも、日常的に検索されたり購入されたりする商品が優先的に提示される場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、実際の人気度を優先度に反映させることができる算出装置、算出方法および算出プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る算出装置は、選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した入力情報とを取得する取得部と、前記行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、前記入力情報のうち、前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、実際の人気度を優先度に反映させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報配信装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報配信装置と他の装置との接続関係の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる情報配信装置が有する機能構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る対象情報データベースに登録された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るクエリログデータベースに登録された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るクリックログデータベースに登録された情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる紐付ログデータベースに登録された情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態にかかる検索指標値データベースに登録された情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態にかかる選択指標値データベースに登録された情報の一例を示す図である。 図10は、実施形態にかかる話題度データベースに登録された情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報配信装置が話題度を算出する処理の一例を示す図である。 図12は、実施形態にかかる情報配信装置が実行する算出処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図13は、実施形態にかかる情報配信装置が実行する紐付処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図14は、実施形態にかかる情報配信装置が話題度を算出する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 図15は、情報配信装置の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る算出装置、算出方法および算出プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る算出装置、算出方法および算出プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報配信装置〕
まず、図1を用いて、算出装置の一例である情報配信装置10の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報配信装置の一例を示す図である。なお、図1には、情報配信装置10が、ECサイト等の電子商取引の対象となる商品やサービスの情報である対象情報を、利用者が使用する利用者端末100に配信する処理の概要について記載した。なお、以下の説明では、電子商取引の対象となる商品やサービスを取引対象と総称する。
例えば、図1に示す例では、情報配信装置10は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、利用者端末100と相互に通信可能であるものとする。なお、情報配信装置10は、任意の数の利用者端末100に対して、対象情報を配信可能である。
情報配信装置10は、取引対象の情報を管理し、取引対象の情報を利用者端末100に対して配信することで、取引対象を利用者に提示する装置、すなわち、電子商取引のサービスを提供するシステムのフロントエンド側のサーバである。例えば、情報配信装置10は、サーバ等の情報処理装置により実現されてもよく、クラウドシステム等、複数の情報処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。より具体的な例を説明すると、情報配信装置10は、KVS(Key-Value Store)形式の情報や、HDFS(Hadoop Distributed File System)形式の情報を用いて、以下に説明する表示処理を実現するサーバ群により実現される。
なお、以下の説明では、取引対象は、各種サービスの提供、音声コンテンツの配信、静止画像または動画像の配信等、任意の役務の提供を含むものとし、対象情報は、これらの役務の情報を含むものとする。また、電子商取引の対象となる商品やサービスは、ECサイト等で取引される商品やサービスのみならず、オークションサイト等で取引される商品やサービスを含むものとする。
また、電子商取引の対象となる商品やサービスの提供においては、取引が行われる都度、対価の授受が発生してもよく、発生しなくともよい。例えば、以下に説明する取引対象には、無料の動画配信サービスや、月賦方式で料金が発生する動画配信サービス等が含まれていてもよい。なお、以下の説明では、取引対象である商品やサービスを単に商品と総称する場合がある。
利用者端末100は、利用者が使用する端末装置であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等により実現される。
例えば、利用者端末100は、ECサイト等にアクセスした場合、情報配信装置10に対して対象情報の配信を要求する。このような場合、情報配信装置10は、1つまたは複数の対象情報を利用者端末100に対して配信する。この結果、利用者端末100は、対象情報を表示することで、利用者に取引対象を提示する。そして、利用者端末100は、情報配信装置10から対象情報の配信を受け付けた後は、図示を省略した他のサーバ装置と通信を行うことで、取引対象の購買を行うウェブページの表示や取引対象の購入、及び決済等を実行する。
〔2.情報配信装置が実行する算出処理〕
ここで、ECサイトのトップページ等には、複数の対象情報がランキング形式で表示される場合がある。このような対象情報のランキングは、取引対象の新しさや価格順だけではなく、取引対象がどれくらい売れているかや、取引対象がどれくらい配信されているか、取引対象がどれくらい話題となっているかに応じた順序、すなわち、話題度の順で生成される場合もある。このように、話題度の順に対象情報を並べて表示した場合には、情報配信装置10は、現在話題となっている取引対象を優先的に提示することができるので、利用者が購買対象を明確に定めていない場合にも、流行に敏感な利用者を電子商取引のサイトに誘導することができる。
しかしながら、従来技術では、取引対象の検索履歴に基づいた優先度を、取引対象の名称を検索クエリとするウェブ検索の結果に基づいた優先度で補正するので、実際の人気度を優先度に反映することができない場合がある。例えば、従来技術では、日用品等、日常的に検索されたり購買されたりする商品や、SEO(Search Engine Optimization)対策が行われた商品、単純に話題となっているだけであまり売れていない商品等の優先度が上昇する。このため、従来技術では、実際に話題となった結果売れている商品や、アーリーマジョリティとなる利用者が購入する商品等、実際に人気のある商品を優先的に提示することができない場合がある。
そこで、情報配信装置10は、以下の算出処理を実行し、算出処理の実行結果に基づいて作成した対象情報のランキングを、利用者端末100に配信する。具体的には、情報配信装置10は、選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した入力情報とを取得する。そして、情報配信装置10は、行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、検索クエリの履歴のうち、所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、その所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する。
〔2−1.選択情報について〕
ここで、選択対象とは、利用者が選択した対象を示す情報であり、例えば、取引対象そのものや、取引対象の購買を行うウェブページ、取引対象の購買を行うウェブページへのリンク、取引対象を取り扱う店舗等、取引対象と関連する情報や物体等の対象を示す情報である。例えば、情報配信装置10は、行動情報として、取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す情報を取得する。
例えば、ウェブ検索を行った場合には、検索クエリと関連する取引対象の販売を行うウェブページや、取引対象の情報が掲載されたウェブページ等へのリンクが表示される。そこで、情報配信装置10は、ウェブ検索の結果に含まれるリンクの中から利用者が選択したリンクの履歴を示す情報であるクリックログを行動情報として取得する。
また、情報配信装置10は、クリックログを用いて、利用者が選択した選択対象を特定する。そして、情報配信装置10は、行動情報と、その行動情報に関連する選択対象とを紐付ける。例えば、情報配信装置10は、利用者が選択したリンクが選択された際に表示されるウェブページ(以下、リンク先と記載する。)を特定し、特定したリンク先と関連する選択対象を特定する。より具体的には、情報配信装置10は、特定したリンク先で販売されている商品やサービス、リンク先に対象情報が掲載されている商品やサービス、リンク先に配置された動画像等を取引対象として特定する。そして、情報配信装置10は、クリックログとそのクリックログから特定した取引対象とを紐付けた紐付ログを生成する。
〔2−2.入力情報について〕
また、入力情報とは、利用者が入力した任意の情報である。例えば、情報配信装置10は、入力情報として、ウェブ検索における検索クエリの履歴を入力情報として取得し、取得した入力情報のうち、所定の選択対象を示す情報を含む入力情報を用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。なお、情報配信装置10は、SNSやマイクロブログ等に投稿された情報、すなわち、利用者によってウェブ上に投稿された情報等を入力情報として取得してもよい。
〔2−3.優先度の算出について〕
ここで、取引対象の購入履歴は、その取引対象を利用者が実際に選択しようとする意欲の指標になりえる。また、実際に取引対象を購入したり選択したりした利用者だけではなく、ウェブ検索の結果、取引対象が掲載されたウェブページに遷移した利用者は、その取引対象を実際に購入する意思が強いと考えられる。このため、ウェブ検索の結果に含まれるリンク先と関連する取引対象は、実際に購入される可能性が高い取引対象、すなわち、人気のある取引対象であると予測される。この結果、ある取引対象と紐付られたクリックログは、取引対象を実際に購入しようとする意欲等、取引対象を利用者が実際に選択しようとする意欲の指標となりえる。
また、取引対象の購入以外にも、動画像等の配信履歴や、任意の選択対象について、その選択対象に関連するリンク先を選択した行動の履歴、すなわち、ある選択対象と紐付けることができる行動情報は、その選択対象を実際に選択しようとする意欲の指標になりえる。そこで、情報配信装置10は、選択対象ごとに、その選択対象の選択に関する行動情報から、その選択対象を選択しようとする意欲の指標となる第1の指標(以下、選択指標値と記載する。)を算出する。
また、利用者が入力した情報は、その情報と関連する選択対象の話題性の指標となりえる。例えば、話題性が高い取引対象の名称は、話題性が低い取引対象の名称よりも、ウェブ検索の回数、ECサイトやオークションサイト等における検索回数、ウェブ上に投稿される数等が多いと考えらえる。そこで、情報配信装置10は、選択対象ごとに、その選択対象を示す情報を含む入力情報から、その選択対象の話題性の指標となる第2の指標(以下、検索指標値と記載する。)を算出する。
そして、情報配信装置10は、選択対象ごとに、算出した選択指標値と検索指標値とを用いて、その選択対象の優先度を算出する。すなわち、情報配信装置10は、選択対象を実際に選択しようとする意欲の指標と、その選択対象の話題性の指標とを用いて、話題となっており、かつ、実際に選択されているかを示す優先度、すなわち、実際の人気度が反映された優先度を算出する。そして、情報配信装置10は、算出した優先度に基づいて、選択対象を示す情報(例えば、対象情報)をランキング形式で並べたウェブページを生成し、生成したウェブページを利用者端末100に送信する。
このように、情報配信装置10は、行動情報と入力情報とを取得し、所定の選択対象に関する行動情報と、所定の選択対象を示す情報を含む入力情報とを用いて、所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、実際の人気度が反映された優先度を算出することができる。
例えば、日用品等は、実際に購入される回数が多いため、選択指標値の値が高くなり得るが、話題にはならない為、検索指標値の値が低くなる。一方、SEO対策が行われた商品や、単に話題となっているだけで実際には売れていない商品は、検索指標値の値が高くなる一方で選択指標値の値が低くなる。しかしながら、実際に話題があり、実際に売れている商品、すなわち、実際に人気のある商品は、検索指標値および選択指標値の値が共に高くなる。このため、情報配信装置10は、アーリーマジョリティ等に対して実際に人気がある商品の優先度を他の商品の優先度よりも高い値にし、優先的に提示することができる。
〔2−4.情報配信装置10が実行する算出処理の一例〕
以下、図1を用いて、情報配信装置10が実行する算出処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、電子商取引の対象となる取引対象を選択対象とし、取引対象ごとに優先度を算出する処理の一例について説明する。
まず、情報配信装置10は、任意の取引対象に関連する行動情報を取得する(ステップS1)。より具体的には、情報配信装置10は、ウェブ検索の履歴から、取引対象と関連する検索クエリである選択クエリが含まれる履歴を特定する。そして、情報配信装置10は、特定した選択クエリが入力された際の検索結果から、利用者が選択したリンク先のURLを特定し、選択クエリとURLとを対応付けたクリックログを行動情報として取得する。
図1中(A)に示す例では、複数の単語からなる検索クエリである「選択クエリ#A#B」が入力された際の検索結果から、利用者が「ウェブページA」へのリンクを選択した旨を示すウェブ検索の履歴が存在する。ここで、「選択クエリ#A#B」は、検索クエリとして、「選択クエリ#A」と「選択クエリ#B」とが入力された旨を示す。このような場合、情報配信装置10は、図1中(B)に示すように、「ウェブページA」のURLである「URL#A」と「選択クエリ#A#B」とを対応付けたクリックログを取得する。
また、情報配信装置10は、入力情報として、ウェブ検索の履歴から入力された検索クエリの履歴、すなわち、クエリログを取得する(ステップS2)。例えば、情報配信装置10は、「検索クエリ#A」や「検索クエリ#C」等といった検索クエリを取得する。なお、情報配信装置10は、「検索クエリ#A#B」、「検索クエリ#B#C」等といった複数の単語からなる検索クエリの履歴をクエリログとして取得するものとする。
かかる場合、情報配信装置10は、クリックログから選択対象となる取引対象を特定し、取引対象と行動情報とを対応付けた紐付ログを生成する(ステップS3)。例えば、情報配信装置10は、クリックログに含まれる「URL#A」から、「ウェブページA」で販売されている商品等、「ウェブページA」と関連する取引対象を特定する。
ここで、取引対象の特定手法については、任意の手法が適用可能である。例えば、電子商取引を行うサイトや、動画の配信を行うサイトでは、サイトごとの正規表現で取引対象を識別する情報がURLに含まれると考えられる。そこで、情報配信装置10は、クリックログに含まれるURLから取引対象を識別する情報を特定し、特定した情報から取引対象の識別子を取得してもよい。例えば、情報配信装置10は、「URL#A」から取引対象の識別子(以下、商品IDと記載する。)である「商品ID#A」を抽出し、抽出した「商品ID#A」と「選択クエリ#A#B」とを対応付けた紐付ログを生成する。なお、商品IDは、いわゆる商品のみならず、サービス等を含むの任意の取引対象の識別子であるものとする。
また、情報配信装置10は、取引対象ごとに、第1の指標である選択指標値を紐付ログから算出する(ステップS4)。例えば、情報配信装置10は、「商品ID#A」を含む紐付ログを特定し、特定した紐付ログの数から、「商品ID#A」が示す取引対象を選択しようとする意欲の指標となる「選択指標値#A」を算出する。そして、情報配信装置10は、「商品ID#A」と「選択クエリ#A#B」と「選択指標値#A」とを対応付けて記憶する。なお、選択指標値は、いわゆるバズスコアと同様の算出処理により算出されてよい。
続いて、情報配信装置10は、検索クエリごとに、第2の指標である検索指標値をクエリログから算出する(ステップS5)。例えば、情報配信装置10は、クエリログに「検索クエリ#A」が含まれる数に基づいて、「検索クエリ#A」の「検索指標値#A」を算出する。また、情報配信装置10は、クエリログに「検索クエリ#B」が含まれる数に基づいて、「検索クエリ#B」の「検索指標値#B」を算出する。なお、検索指標値の算出は、いわゆる検索クエリのバズスコアと同様の算出処理により算出されてよい。
そして、情報配信装置10は、算出した選択指標値と検索指標値とから、取引対象を表示する優先度である話題度を算出する(ステップS6)。例えば、情報配信装置10は、図1中(C)に示すように、「商品ID#A」が示す取引対象の話題度を算出する場合、「商品ID#A」と対応付けられた「選択クエリ#A」と「選択指標値#A」とを特定する。
続いて、情報配信装置10は、「商品ID#A」が示す取引対象と関連する情報を含んだ検索クエリを特定する。例えば、情報配信装置10は、図1中(D)に示すように、「選択クエリ#A#B」に含まれる検索クエリ「検索クエリ#A」、「検索クエリ#B」を特定する。なお、情報配信装置10は、「選択クエリ#A#B」と同一の検索クエリである「検索クエリ#A#B」をさらに特定するものとする。
そして、情報配信装置10は、特定した検索クエリと対応付けられた検索指標値と、「商品ID#A」の選択指標値とを用いて、「商品ID#A」が示す取引対象の話題度である「話題度#A」を算出する。例えば、情報配信装置10は、「検索クエリ#A」の検索指標値である「検索指標値#A」、「検索クエリ#B」の検索指標値である「検索指標値#B」、および図示を省略した「検索クエリ#A#B」の検索指標値である「検索指標値#A#B」と、「商品ID#A」の選択指標値である「選択指標値#A」とを用いて、「商品ID#A」が示す取引対象の話題度である「話題度#A」を算出する。そして、情報配信装置10は、「商品ID#A」と「話題度#A」とを対応付けて保持する。
その後、情報配信装置10は、例えば、利用者端末100から、取引対象の検索クエリを受信した場合は、検索クエリと対応する取引対象を特定し、特定した取引対象を示す対象情報を、取引対象の話題度が高い順に並べたランキングを生成する(ステップS7)。例えば、情報配信装置10は、取引対象の検索クエリと対応する取引対象として、「商品ID#A」が示す取引対象と「商品ID#B」が示す取引対象とを特定する。
このような場合、情報配信装置10は、「商品ID#A」と対応付けられた話題度である「話題度#A」、および、「商品ID#B」と対応付けられた話題度である「話題度#B」を特定し、特定した「話題度#A」および「話題度#B」の順に「商品ID#A」が示す取引対象の対象情報と「商品ID#B」が示す取引対象が示す対象情報とを並べたランキングを生成する。そして、情報配信装置10は、生成したランキングを利用者端末100に送信する(ステップS8)。
上述したように、情報配信装置10は、行動情報としてクリックログを取得し、入力情報としてクエリログを取得する。そして、情報配信装置10は、クリックログのうち所定の取引対象に関するクリックログと、クエリログのうちその取引対象に関するクエリログとを用いて、その取引対象の話題度を算出する。このため、情報配信装置10は、取引対象が有する実際の人気度を反映させた優先度である話題度を算出することができる。
〔3.情報配信装置の接続〕
以下、図1に示した算出処理を実現する情報配信装置10が有する機能構成の一例について説明する。まず、図2を用いて、情報配信装置10と他の装置との接続関係の一例について説明する。図2は、実施形態にかかる情報配信装置と他の装置との接続関係の一例を示す図である。
図2に示すように、情報配信装置10は、インターネット等のネットワークNを介して、利用者端末100、ウェブ検索ログサーバ110、ショッピング検索ログサーバ120、オークション検索ログサーバ130、LP(Landing Page)ログサーバ140と通信可能に接続されている。
情報配信装置10は、上述した表示処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置といった単体の情報処理装置、または、クラウドシステム等といった複数の情報処理装置が協調して動作することで実現される。
利用者端末100は、ウェブページ等の各種ウェブコンテンツを閲覧する利用者によって利用される情報処理装置である。例えば、利用者端末100は、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
例えば利用者端末100は、利用者による操作にしたがって、情報配信装置10に対し、取引対象の検索クエリを情報配信装置10に送信する。そして、利用者端末100は、情報配信装置10からランキングを受信すると、受信したランキングを表示する。
ウェブ検索ログサーバ110は、任意の利用者によって実行されたウェブ検索の履歴を収集する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、ウェブ検索ログサーバ110は、ウェブ検索が実行された日時、検索クエリの内容等を対応付けたウェブ検索ログを収集する。
ショッピング検索ログサーバ120は、ECサイト等のショッピングサイトで任意の利用者によって実行された取引対象の検索処理の履歴を収集する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、ショッピング検索ログサーバ120は、ショッピング検索が実行された日時、検索クエリの内容、検索結果から利用者が選択した取引対象等を対応付けたショッピング検索ログを収集する。
オークション検索ログサーバ130は、オークションサイトで任意の利用者によって実行された取引対象の検索処理の履歴を収集する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、オークション検索ログサーバ130は、オークション検索が実行された日時、検索クエリの内容、検索結果から利用者が選択した取引対象等を対応付けオークション検索ログを収集する。
LPログサーバ140は、ウェブ検索等の結果から利用者が選択したリンク先を示すLPログを収集する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
このような接続関係の元、情報配信装置10は、以下の処理を実行する。まず、情報配信装置10は、ウェブ検索ログサーバ110からウェブ検索ログを取得する。そして、情報配信装置10は、取得したウェブ検索ログをクエリログとして保持する。
また、情報配信装置10は、LPログサーバ140からLPログを取得し、取得したLPログに対応する検索ログを特定する。そして、情報配信装置10は、取得したLPログと特定した検索ログから、ウェブ検索において利用者が選択したリンク先のURLと、そのウェブ検索において入力された検索クエリ(すなわち、選択クエリ)とを対応付けたクリックログを生成し、生成したクリックログを保持する。
なお、情報配信装置10は、上述した処理と同様の処理を実行することで、ショッピング検索ログサーバ120やオークション検索ログサーバ130等からショッピング検索ログやオークション検索ログを取得する。そして、情報配信装置10は、取得したショッピング検索ログやオークション検索ログから、クエリログやクリックログを生成して保持してもよい。
〔4.情報配信装置が有する機能構成の一例〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる情報配信装置10が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態にかかる情報配信装置が有する機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、情報配信装置10は、通信部20、記憶部30、制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100、ウェブ検索ログサーバ110、ショッピング検索ログサーバ120、オークション検索ログサーバ130、およびLPサーバ140との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、対象情報データベース31、クエリログデータベース32、クリックログデータベース33、紐付ログデータベース34、検索指標値データベース35、選択指標値データベース36、および話題度データベース37(以下、各データベース31〜37と総称する場合がある。)が登録されている。
以下、図4〜図10を用いて、記憶部30が記憶する各データベース31〜37に登録された情報の一例について説明する。
まず、図4を用いて、対象情報データベース31に登録された情報の一例について説明する。図4は、実施形態に係る対象情報データベースに登録された情報の一例を示す図である。図4に示す例では、対象情報データベース31には、取引対象の対象情報と、取引対象の識別子である商品IDが対応付けて登録される。
例えば、図4に示す例では、商品ID「商品ID#A」と、商品ID「商品ID#A」が示す取引対象の対象情報「対象情報#A」が対応付けて登録されている。なお、図4に示す例では、対象情報の一例として「対象情報#A」といった概念的な値を記載したが、実際には、取引対象の説明や価格等といった情報が対象情報として格納される。
次に、図5を用いて、クエリログデータベース32に登録された情報の一例について説明する。図5は、実施形態に係るクエリログデータベースに登録された情報の一例を示す図である。図5に示す例では、クエリログデータベース32には、クエリログとして、検索クエリと検索日時とが対応付けて登録されている。
ここで、検索クエリとは、ウェブ検索に用いられた検索クエリを示す情報である。また、検索日時とは、ウェブ検索が実行された日時を示す情報である。例えば、図5に示す例では、クエリログデータベース32には、検索クエリ「検索クエリ#A」を用いたウェブ検索が検索日時「2015/01/02/03:04」に行われた旨が登録されている。なお、クエリログデータベース32には、クエリログとして、ウェブ検索に関する他の情報が対応付けて登録されていてもよい。
次に、図6を用いて、クリックログデータベース33に登録された情報の一例について説明する。図6は、実施形態に係るクリックログデータベースに登録された情報の一例を示す図である。図6に示す例では、クリックログデータベース33には、クリックログとして、選択クエリと、クリックURLと、操作日時とが対応付けて登録されている。
ここで、選択クエリとは、利用者が検索結果からリンク先を選択したウェブ検索等における検索クエリである。また、クリックURLとは、利用者が検索結果から選択したリンク先のURLである。また、操作日時とは、利用者がリンク先を選択した日時、すなわち、利用者が選択対象を選択する操作を実行した日時である。
例えば、図6に示す例では、クリックログデータベース33には、選択クエリ「選択クエリ#A#B」を用いたウェブ検索の結果から利用者が選択したリンク先のURLが「URL#A」であり、リンク先を選択した操作日時が「2015/01/02/04:04」である旨が登録されている。なお、クリックログデータベース33には、クリックログとして、利用者が選択対象を選択する操作に関連する各種の情報がさらに対応付けて登録されていてもよい。
次に、図7を用いて、紐付ログデータベース34に登録された情報の一例について説明する。図7は、実施形態にかかる紐付ログデータベース34に登録された情報の一例を示す図である。図7に示す例では、紐付ログデータベース34には、選択クエリ、商品ID、および日付が対応付けて登録されている。ここで、商品IDとは、対応付けられた選択クエリに関連する取引対象を示す識別子である。また、日付とは、対応付けられた選択クエリを含む各クリックログに含まれる操作日時である。
例えば、図7に示す例では、紐付ログデータベース34には、選択クエリ「選択クエリ#A#B」に関連する取引対象の商品IDが「商品ID#A」であり、選択クエリ「選択クエリ#A−1」を用いたウェブ検索が日時「2015/01/02/04:04」に実行された旨を示す。なお紐付ログデータベース34には、紐付ログとして、選択クエリを入力した際に商品IDが示す取引対象と関連するリンク先を選択する利用者の操作に関連する各種の情報がさらに対応付けて登録されていてもよい。また、紐付ログデータベース34には、そのウェブ検索を実行した利用者に対応するクッキーが登録されていてもよい。
次に、図8を用いて、検索指標値データベース35に登録された情報の一例について説明する。図8は、実施形態にかかる検索指標値データベースに登録された情報の一例を示す図である。図8に示すように、検索指標値データベース35には、検索クエリと、その検索クエリに関連する取引対象の検索指標値とが対応付けて登録されている。例えば、図8に示す例では、検索クエリ「検索クエリ#A」と、検索クエリ「検索クエリ#A」に関連する取引対象の話題性を示す検索指標値「検索指標値#A」とが対応付けて登録されている。
次に、図9を用いて、選択指標値データベース36に登録された情報の一例について説明する。図9は、実施形態にかかる選択指標値データベースに登録された情報の一例を示す図である。図9に示すように、選択指標値データベース36には、選択クエリと、商品IDと、その商品IDが示す取引対象の選択指標値とが対応付けて登録されている。例えば、図9に示す例では、選択クエリ「選択クエリ#A#B」と、商品ID「商品ID#A」と、商品ID「商品ID#A」が示す取引対象を選択する意欲を示す選択指標値「選択指標値#A#B」とが対応付けて登録されている。
次に、図10を用いて、話題度データベース37に登録された情報の一例について説明する。図10は、実施形態にかかる話題度データベースに登録された情報の一例を示す図である。図10に示すように、話題度データベース37には、商品IDと、その商品IDが示す取引対象について算出された話題度とが対応付けて登録されている。例えば、図10に示す例では、商品ID「商品ID#A」と、「商品ID#A」が示す取引対象について算出された話題度「話題度#A」とが対応付けて登録されている。
図3に戻り、情報配信装置10が有する機能構成の説明を続ける。制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報配信装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
図3に示すように、制御部40は、ログ取得部41、紐付部42、検索指標値算出部43、選択指標値算出部44、話題度算出部45、および商品情報配信部46を有する。
ログ取得部41は、選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する。例えば、ログ取得部41は、ウェブ検索ログ、ショッピング検索ログ、オークション検索ログ、およびLPログを取得する。そして、ログ取得部41は、取得した各種のログからクエリログを生成し、生成したクエリログをクエリログデータベース32に登録する。
また、ログ取得部41は、取得した各種のログから、電子商取引の対象となる取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報を取得する。例えば、ログ取得部41は、取得した各種のログから、ウェブ検索に用いられた選択クエリと、利用者が選択したリンク先のURL(すなわち、クリックURL)と、ウエブ検索を行った日時(すなわち、操作日時)との組を特定する。すなわち、ログ取得部41は、選択クエリと利用者が選択したリンク先のURLとの組を、ウェブ検索の結果に含まれる選択対象の中から利用者が選択した選択対象の履歴を示すクリックログとして取得する。そして、ログ取得部41は、クリックログをクリックログデータベース33に登録する。
紐付部42は、行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、その所定の選択対象とを紐付けた紐付ログを生成する。具体的には、紐付部42は、利用者によって選択されたリンク先のウェブページにおいて電子商取引の対象となる取引対象を特定し、特定した取引対象と、そのウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付けた紐付ログを生成する。より具体的には、紐付部42は、選択されたリンク先のウェブページと関連する選択対象を特定し、特定した選択対象と、そのウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付ける。
例えば、紐付部42は、クリックログデータベース33を参照し、以下の処理を実行する。まず、紐付部42は、クリックURLが示すウェブページで販売される取引対象を特定する。より具体的な例を説明すると、紐付部42は、クリックURLが示すウェブページの配信を行うサービスを特定し、特定したサービスにおいて、クリックURLのうち、どの範囲に商品IDと対応する情報が含まれているかを特定する。そして、紐付部42は、クリックURLのうち、特定した範囲の情報を、サービス毎に異なる正規化表現のパターンに合わせて変換することで、クリックURLが示すウェブページと関連する取引対象の商品IDを特定する。
そして、紐付部42は、各クリックログのクリックURLを特定した商品IDに変換し、変換後のクリックログを紐付ログとして紐付ログデータベース34に登録する。なお、紐付部42は、各クリックログに含まれる利用者のクッキーと、商品IDと、選択クエリとの組ごとに、クリックログの数(すなわち、クッキーが示す利用者が、その商品IDが示す取引対象を選択した回数)をクリック数として特定し、特定したクリック数と、商品IDと、選択クエリの組とを紐付ログとして登録してもよい。
検索指標値算出部43は、クエリログから検索指標値を算出する。例えば、検索指標値算出部43は、クエリログデータベース32からクエリログを取得する。そして、検索指標値算出部43は、検索クエリごとに、クエリログの数に基づいた検索指標値を算出する。より具体的な例を説明すると、検索指標値算出部43は、検索クエリごとに、2週間ごとの検索クエリの数(すなわち、検索数)を時系列順に算出し、検索指標値の算出ベースとなる検索数との相関分析を行い、相関係数を算出する。そして、検索指標値算出部43は、算出した相関係数を検索指標値として、検索クエリと対応付けて検索指標値データベース35に登録する。
選択指標値算出部44は、クリックログから選択指標値を算出する。例えば、選択指標値算出部44は、クリックログデータベース33から、選択クエリと商品IDとの組ごとに、2週間ごとのクリックログの数(すなわち、クリック数)を時系列順に算出し、選択指標値の算出ベースとなる検索数との相関分析を行い、相関係数を算出する。そして、選択指標値算出部44は、算出した相関係数を選択指標値として、選択クエリと商品IDとの組に対応付けて選択指標値データベース36に登録する。
以下、話題度算出部45は、行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、入力情報のうち、所定の選択対象に関する情報を含む入力情報とを用いて、所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する。より具体的には、話題度算出部45は、行動情報のうち、所定の取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、所定の取引対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、所定の取引対象を提示する際の優先度を算出する。
すなわち、話題度算出部45は、所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報と、所定の選択対象と紐付られた行動情報とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。換言すると、話題度算出部45は、所定の選択対象と紐付られた行動情報と、その行動情報に含まれる選択クエリを含む入力情報とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。より具体的には、話題度算出部45は、所定の選択対象に関連する検索指標値と選択指標値とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。
以下、話題度算出部45が実行する処理の一例を具体的に説明する。まず、話題度算出部45は、検索指標値データベース35に登録された検索クエリと、選択指標値データベース36に登録された選択クエリとのマッチングを行う。例えば、話題度算出部45は、選択指標値データベース36に登録された選択クエリと商品IDとの組を処理対象として1つ抽出する。次に、話題度算出部45は、抽出した組に含まれる選択クエリと関連する検索クエリの検索指標値を、検索指標値データベース35から抽出する。
例えば、話題度算出部45は、「選択クエリ#A#B」と商品ID「商品ID#A」との組を抽出する。このような場合、話題度算出部45は、「選択クエリ#A#B」と関連する検索クエリとして、「選択クエリ#A#B」と同一の検索クエリや、「検索クエリ#A#B」に含まれる全ての検索クエリを特定する。
例えば、「選択クエリ#A」が映画の名称を示す単語であり、「選択クエリ#B」が取引対象の種別を示す単語(例えば、「DVD(Digital Video Disc)」といった記録媒体や、「マグカップ」といったグッズ等を示す単語)であるものとする。このような場合、話題度算出部45は、映画の名称を含む検索クエリである「検索クエリ#A」や、グッズの種類を示す検索クエリである「検索クエリ#B」を特定する。なお話題度選択部45は、「選択クエリ#A」や「選択クエリ#B」と関連する検索クエリ(例えば、映画に出演する役者の名称等)を合わせて特定してもよい。
そして、話題度算出部45は、特定した検索クエリと対応付けられた全ての検索指標値を検索指標値データベース35から抽出する。すなわち、話題度算出部45は、「選択クエリ#A#B」に対応付けられた取引対象と関連する情報を含んだ検索クエリを特定し、特定した検索クエリと対応付けられた全ての選択指標値を抽出する。例えば、図8に示す例では、話題度算出部45は、「検索クエリ#A」に対応付けられた検索指標値「検索指標値#A」、「検索クエリ#B」に対応付けられた検索指標値「検索指標値#B」、および「検索クエリ#A#B」に対応付けられた検索指標値「検索指標値#A#B」等を抽出する。
続いて、話題度算出部45は、抽出した検索指標値の平均値を算出する。そして、話題度算出部45は、所定のパラメータを考慮して、処理対象である組に対応付けられた選択指標値と、抽出した検索指標値の平均値との和(以下、指標和と記載する。)を算出する。例えば、話題度算出部45は、検索指標値の平均値に所定のパラメータαを積算した値と、処理対象である組に対応付けられた選択指標値に所定のパラメータβを積算した値との和を指標和として算出する。ここで、αとβとの値は、その和の値が1となる値であるものとする。
また、話題度算出部45は、全ての選択クエリと商品IDとの組ごとに、上述した指標和の値を算出する。そして、話題度算出部45は、算出した指標和の値の分布に基づいて、商品IDごとの優先度を算出する。例えば、話題度算出部45は、指標和の値の標準偏差を算出し、指標和の値の分布が正規分布に従うものと仮定し、各指標和の値が、分布のうちどの領域に属するかを判定するための閾値を算出する。例えば、話題度算出部45は、各指標和の値が、80%未満の範囲、80%から90%までの範囲、90%から96%までの範囲、96%以上の範囲のいずれかに属するように、閾値を計算する。なお、かかる閾値の値は、指標和の値の平均と、指標和の値の標準偏差に所定の係数を積算した値との和の値となり、係数の値を変更することで、各領域の境界となる閾値を算出できる。
次に、話題度算出部45は、各指標和が属する範囲に合わせて、スコアの算出を行う。まず、話題度算出部45は、各指標和が属する範囲に応じたスコアの範囲の条件を設定する。例えば、話題度算出部45は、80%未満の範囲に属する指標和から算出されるスコアの値を50〜60とし、80%から90%までの範囲に属する指標和から算出されるスコアの値を65〜79とする。また、話題度算出部45は、90%から96%までの範囲に属する指標和から算出されるスコアの値を80〜84とし、96%以上の範囲に属する指標和から算出されるスコアの値を95〜100とする。
そして、話題度算出部45は、優先度の値をy、指標和の値をxとして、上述した条件を満たすように、一次関数(アフィン関数)y=ax+bのaおよびbの値を学習する。すなわち、話題度算出部45は、検索指標値や選択指標値の分布を素性として、検索指標値と選択指標値との和の値から話題度を算出するモデルの学習を行う。そして、話題度算出部45は、学習したモデルを用いて、取引対象ごとの話題度を算出し、算出した話題度と取引対象の商品IDとを対応付けて話題度データベース37に登録する。
なお、利用者の行動によっては、1つの選択対象に対して複数の選択クエリが紐付けられる場合がある。このような場合、話題度算出部45は、所定の選択対象と検索クエリとの組ごとに優先度を全て算出し、算出した各優先度の値に基づいて、その所定の選択対象の優先度を算出すればよい。例えば、話題度算出部45は、ある商品IDを含む選択クエリと商品IDとの組を全て特定し、特定した組ごとに優先度を算出し、算出した優先度のうち最も大きい値を、その商品IDが示す選択対象の話題度としてもよい。
商品情報配信部46は、商品情報の配信を行う。例えば、商品情報配信部46は、利用者端末100から検索クエリを受信すると、受信した検索クエリと対応する取引対象の商品IDを特定し、特定した商品IDと対応付けられた話題度を話題度データベース37から特定する。そして、商品情報配信部46は、受信した検索クエリと対応する取引対象の商品情報を、特定した話題度の値が高い方から順に並べたランキングを生成し、生成したランキングを利用者端末100に送信する。
〔5.クエリの対応について〕
次に、図11を用いて、話題度を算出する処理の一例について説明する。図11は、実施形態に係る情報配信装置が話題度を算出する処理の一例を示す図である。なお、図11に示す例では、「キャラクター#A」という単語と関連している取引対象「商品#A」の話題度を算出する処理の一例について説明する。例えば、利用者は、「キャラクター#A」を検索クエリQ01とするウェブ検索を行う。かかる場合、利用者端末100は、「キャラクター#A」と関連するウェブページへのリンクL01〜L03が配置された検索結果W01を表示する。
このように検索結果W01が表示された際、例えば、利用者がカーソルC01の位置をリンクL01に合わせてクリックした場合、すなわち、利用者がリンクL01を選択した場合は、情報配信装置10は、検索クエリQ01と、リンクL01のリンク先のURLとを対応付けたクリックログを取得する。例えば、情報配信装置10は、図11中(A)に示すように、「キャラクター#A」と「URL#A」とを対応付けたクリックログを取得する。このような場合、情報配信装置10は、図11中(B)に示すように、「URL#A」が示すウェブページと関連する商品「商品#A」を特定し、特定した「商品#A」と「キャラクター#A」とを紐付けた紐付ログを生成する。なお、図11に示す例では、「キャラクター#A」を選択クエリとした検索結果から、「URL#A」をリンク先とするリンクL01が「1000回」選択されたものとする。
一方、情報配信装置10は、ウェブ検索等の検索クエリの履歴Q02を取得する。かかる場合、情報配信装置10は、各検索クエリが検索された回数を計数する。例えば、情報配信装置10は、図11中(C)に示すように、検索クエリ「キャラクター#A」が検索された回数「2000回」を計数する。
ここで、取引対象の検索を考慮すると、利用者は、所定の映画が記録された媒体を検索する場合、映画の名称のみならず、映画に登場するキャラクターの名称等を検索クエリとして入力し、検索結果から映画の記録媒体を販売するウェブページを選択する場合がある。また、例えば、利用者は、ある映画の名称を検索クエリとする検索結果から、映画の記録媒体を販売するウェブページを選択する場合や、映画の関連グッズを販売するウェブページを選択する場合もある。一方で、ウェブ検索の内容を考慮すると、利用者は、ある映画が人気となっている場合に、映画の名称を用いてウェブ検索を行うだけではなく、映画に登場するキャラクター等の名称を用いてウェブ検索を行うと考えられる。
このため、情報配信装置10は、取引対象の商品名を用いてクリックログとクエリログとのマッチングを行った場合、取引対象が有する実際の人気度を話題度に反映させることができない場合がある。例えば、情報配信装置10は、クエリログのうち、取引対象の商品名と関連する検索クエリを含むクエリログをマッチング対象とした場合、商品名とは関連しないが、取引対象の人気度に関連する検索クエリを含むクエリログをマッチング対象から除外してしまう。
そこで、情報配信装置10は、図11中(D)に示すように、取引対象と紐付られたクリックログの選択クエリと、クエリログに含まれる検索クエリとのマッチングを行う。例えば、図11に示す例では、情報配信装置10は、選択クエリ「キャラクター#A」を含むクリックログと、検索クエリ「キャラクター#A」を含むクエリログとをマッチングさせることで、図11中(E)に示すように、検索クエリ「キャラクター#A」の検索回数を考慮して、取引対象である「商品#A」の話題度を算出する。
すなわち、情報配信装置10は、選択クエリと同一の検索クエリ、および、選択クエリに含まれる全ての検索クエリの検索回数を考慮して、選択クエリに関連する商品の話題度を算出する。この結果、情報配信装置10は、「商品#A」の名称のみならず、「商品#A」と関連する検索クエリの検索回数を考慮して「商品#A」の話題度「話題度#A」を算出するので、実際の人気度を反映させた話題度を算出できる。例えば、情報配信装置10は、ある映画や映画の出演者が話題である際に、その映画に関連するグッズ等の話題度を上昇させることができる。
〔6.情報配信装置が実行する処理の手順〕
次に、図12〜図14を用いて、情報配信装置10が実行する処理の流れについて説明する。まず、図12を用いて、情報配信装置10が実行する算出処理の流れを説明する。図12は、実施形態にかかる情報配信装置が実行する算出処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
例えば、情報配信装置10は、クエリログとクリックログとを取得する(ステップS101)。続いて、情報配信装置10は、クエリログから検索指標値を算出する(ステップS102)。続いて、情報配信装置10は、クリックログと取引対象とを紐付ける紐付処理を実行し(ステップS103)、紐付ログから選択指標値を算出する(ステップS104)。そして、情報配信装置10は、検索指標値と選択指標値とを用いて、取引対象の話題度を算出し(ステップS105)、処理を終了する。
次に、図13を用いて、図12中ステップS103に示した紐付処理の流れについて説明する。図13は、実施形態にかかる情報配信装置が実行する紐付処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
例えば、情報配信装置10は、クリックログから、選択クエリと対応付けられたクリックURLを特定する(ステップS201)。続いて、情報配信装置10は、特定したURLから取引対象を示す文字列を抽出する(ステップS202)。そして、情報配信装置10は、サイトに応じたルールに従って、抽出した文字列を取引対象を示す商品IDに変換し(ステップS203)、選択クエリと商品IDとを対応付けた紐付ログを生成して(ステップS204)、処理を終了する。
次に、図14を用いて、図12中ステップS105に示した話題度を算出する処理の流れについて説明する。図14は、実施形態にかかる情報配信装置が話題度を算出する処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
例えば、情報配信装置10は、ある選択クエリに関連する検索クエリ、すなわち、選択クエリと同一の検索クエリや、選択クエリに含まれる全ての検索クエリに対応付けられた検索指標値を抽出し(ステップS301)、抽出した検索指標値の平均値を算出する(ステップS302)。続いて、情報配信装置10は、選択指標値に所定のパラメータを積算した値と平均値に所定のパラメータを積算した値との和を指標和として算出する(ステップS303)。
そして、情報配信装置10は、全ての取引対象について指標和を算出したか否かを判定し、算出していない場合は(ステップS304:No)、ステップS301を実行する。一方、情報配信装置10は、全ての取引対象について指標和を算出した場合は(ステップS304:Yes)、算出した指標和の標準偏差に基づいて、話題度を算出するための閾値、すなわち、各指標和が属する領域を切り分けるための閾値を算出する(ステップS305)。また、情報配信装置10は、閾値に区切られる範囲に合わせて、話題度を算出するモデルを学習する(ステップS306)。そして、情報配信装置10は、モデルを用いて、各指標和から各取引対象の話題度を算出し(ステップS307)、処理を終了する。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る情報配信装置10は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報配信装置10の他の実施形態について説明する。
〔7−1.選択対象の特性を考慮した処理について〕
例えば、各種の検索においては、「デザインAのスカート」、「デザインBのワンピース」、「デザインCのトートバック」というように、選択対象となる商品(「スカート」、「ワンピース」、「トートバック」等)と、その商品が有する特性(「デザインA」、「デザインB、「デザインC」等」)との組が検索クエリとして入力される場合がある。このような検索が行われる場合、優先度は、商品とその商品が有する特性との組ごとに算出された方がよい。
そこで、情報配信装置10は、選択対象の特性を考慮して話題度等の優先度を算出してもよい。例えば、情報配信装置10は、選択対象と選択対象が有する特性との組ごとに、選択対象の選択に関する行動情報と、その組に関連する情報を含む入力情報とを用いて、優先度の算出を行ってもよい。
例えば、情報配信装置10は、選択対象に関連する選択クエリと、その選択対象が有する特性との組に対して、利用者が選択したURLを対応付けたクリックログを取得する。このような場合、情報配信装置10は、取得したクリックログに、URLと対応する選択対象とを紐付ける。すなわち、情報配信装置10は、選択クエリと特性との組に対し、対応する選択対象を紐付ける。
そして、情報配信装置10は、選択クエリと特性との組に関連する検索クエリや、その組に含まれる選択クエリと関連する検索クエリを含むクエリログを特定し、取得したクリックログと特定したクエリログとを用いて、選択クエリと特性との組ごとに優先度を算出してもよい。このような処理を実行することで、情報配信装置10は、同一の商品であっても、デザインや色彩等の特定ごとに人気度を考慮した優先度を算出することができる。
〔7−2.入力情報および行動情報について〕
なお、情報配信装置10は、選択対象を選択する利用者の行動を示すログであれば、ウェブ上における任意の行動を示す情報のみならず、実世界における利用者の任意の行動を示す情報を行動情報として採用してもよい。例えば、情報配信装置10は、ウェブ検索のクリックログだけではなく、例えば、オークションサイトにおける取引対象の検索におけるクリックログや、ECサイト等における取引対象の検索におけるクリックログから、紐付ログを生成してもよい。
また、例えば、情報配信装置10は、クレジットカードの利用履歴や、ECサイト上で購入された取引対象の履歴、選択対象の購入履歴を行動情報として取得し、取得した行動情報のうち所定の選択対象に関連する行動情報を、所定の選択対象の優先度の算出に用いてもよい。例えば、情報配信装置10は、選択対象の購入履歴を用いて、その選択対象と対応する選択指標値の値を補正してもよい。このような処理を実行することで、情報配信装置10は、任意の電子商取引サイトや、実店舗における選択対象の購入履歴に基づいて、選択対象の優先度を算出するので、選択対象が有する実際の人気度を考慮した優先度を精度良く算出できる。
また、情報配信装置10は、例えば、SNSやマイクロブログ等に投稿された情報、すなわち、ウェブ上に投稿された所定の選択対象に関する情報を、入力情報としてもよい。また、情報配信装置10は、ツイート等をリアルタイム解析し、どれくらいツイートされているかといった指標に基づいて、入力情報の検索指標値を補正してもよい。
例えば、情報配信装置10は、いわゆるインフルエンサーといわれる利用者の投稿に基づいて、選択対象の優先度を補正することで、流行すると予測される選択対象の優先度を増加させることができる。なお、情報配信装置10は、SNSに情報を投稿する利用者を所定のルールに従ってクラスタ化し、各クラスタにおける投稿数等に応じて、検索クエリの検索指標値を補正してもよい。
〔7−3.位置情報を考慮した処理について〕
また、情報配信装置10は、ウェブ検索等が実行された位置を考慮して優先度を算出してもよい。例えば、情報配信装置10は、行動情報と、当該行動情報が示す行動が行われた位置との組を取得する。そして、情報配信装置10は、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴と、所定の選択対象を示す情報を含む検索クエリの候補とに基づいて、各行動が行われた位置に基づく重みづけを考慮し、優先度を算出してもよい。例えば、情報配信装置10は、所定の選択対象に関連する検索クエリが、その所定の選択対象を取り扱う店舗で行われたウェブ検索の検索クエリである場合は、かかる検索クエリの検索指標値の値をより高い値に補正してもよい。
また、情報配信装置10は、店舗に位置情報と、店舗が取り扱う選択対象のカテゴリを示すタグ情報とを予め対応付けておき、その店舗に対応付けた位置情報を用いて、その店舗の近傍で行われたウェブ検索に関する検索クエリを収集する。また、情報配信装置10は、収集した検索クエリが、その店舗に対応付けたタグ情報が示すカテゴリに属する検索クエリであるものとして、そのカテゴリにおいて人気の検索クエリを特定する。そして、情報配信装置10は、特定した検索クエリの検索指標値を用いて、そのカテゴリに関連する選択対象の優先度を算出してもよい。
〔7−4.算出処理の適用対象について〕
なお、上述した算出処理は、電子商取引の対象となる商品やサービスのみならず、実際の店舗で購買対象となる商品やサービス、ニュース等の任意のデジタルコンテンツに対しても適用可能である。また、情報配信装置10は、無料の動画配信サービスで配信される動画像や、無料サンプル、各種サービスのモニター募集等、対価の授受を必要としない対象を選択対象として優先度を算出してもよい。また、情報配信装置10は、月賦方式で対価が発生する各種のサービスを選択対象として優先度を算出してもよい。また、情報配信装置10は、ECサイトやオークションサイトにおける取引対象の検索結果として、取引対象ごとに算出した優先度に基づくランキングを生成してもよい。
〔7−5.選択クエリに関連する情報を含む検索クエリについて〕
上述した算出処理では、情報配信装置10は、選択クエリに関連する情報を含む検索クエリを特定し、特定した検索クエリの検索指標値を用いて、選択クエリに対応する取引対象の優先度を算出した。例えば、情報配信措置10は、選択クエリに関連する情報を含む検索クエリとして、選択クエリと同一の検索クエリ、および、選択クエリに含まれる全ての検索クエリを特定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
例えば、情報配信装置10は、ある役者が話題になっている場合、その役者が出演した映画の優先度を情報させてもよいと考えられる。そこで、情報配信装置10は、選択クエリがある映画の名称であり、選択クエリに対応付けられた取引対象が映画の記録媒体である場合、その映画に出演した役者の名称を含む検索クエリの検索指標値を用いて、その映画の記録媒体の優先度を算出してもよい。すなわち、情報配信装置10は、選択クエリと関連する情報を含む任意の検索クエリを用いて、優先度を算出してよい。少なくとも、情報配信装置10は、ある検索クエリが、ある選択クエリと対応する取引対象を示唆することができるのであれば、かかる検索クエリの検索指標値をもちいて、その取引対象の優先度を算出してもよい。
〔7−6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報配信装置10は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、情報配信装置の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(ネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報配信装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部30内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.効果〕
上述したように、情報配信装置10は、選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する。そして、情報配信装置10は、行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、入力情報のうち、所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、選択対象を提示する際の優先度に、実際の人気度を反映させることができる。
また、情報配信装置10は、選択対象として、電子商取引の対象となる取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報を取得する。そして、情報配信装置10は、行動情報のうち、所定の取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、所定の取引対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、所定の取引対象を提示する際の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、例えば、電子商店街等で取引対象となる商品やサービスの優先度に対し、実際の人気度を反映させることができる。
また、情報配信装置10は、行動情報として、ウェブ検索の結果に含まれる選択対象の中から利用者が選択した選択対象の履歴を示す情報を取得する。例えば、情報配信装置10は、上述したクリックログを取得する。このため、情報配信装置10は、ウェブ検索の結果、利用者が選択対象を選択する行為に基づいて、選択対象の優先度を算出することができる。
また、情報配信装置10は、行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、所定の選択対象とを紐付ける。そして、情報配信装置10は、所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報と、所定の選択対象と紐付られた行動情報とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。
例えば、情報配信装置10は、行動情報として、ウェブ検索の結果に含まれるリンクのうち、利用者によって選択されたリンクを示す情報を取得する。そして、情報配信装置10は、選択されたリンクが示すウェブページと関連する選択対象を特定し、特定した選択対象と、ウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付ける。
また、例えば、情報配信装置10は、選択されたリンクが示すウェブページにおいて電子商取引の対象となる取引対象を特定し、特定した取引対象と、ウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付ける。そして、情報配信装置10は、所定の取引対象に関連する情報を含む入力情報と、所定の取引対象と紐付られた行動情報とを用いて、所定の取引対象の優先度を算出する。
また、例えば、情報配信装置10は、行動情報として、ウェブ検索に用いられた検索クエリである選択クエリと、選択クエリを用いたウェブ検索の結果に含まれるリンクのうち選択されたリンクを示す情報との組を取得する。そして、情報配信装置10は、所定の選択対象と紐付られた行動情報と、行動情報に含まれる選択クエリに関連する情報を含む入力情報とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。
このように、情報配信装置10は、選択対象と紐付けられる行動情報を用いて、選択対象の優先度を算出するので、選択対象が有する実際の人気度を優先度に反映させることができる。
また、情報配信装置10は、所定の選択対象と所定の選択対象が有する特性との組ごとに、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、その組に関連する情報を含む入力情報とを用いて、優先度を算出する。このように、情報配信装置10は、選択対象と、その特性との組ごとに優先度を算出するので、例えば、各商品の商品情報を、その商品の特性ごとに異なる優先度で提示することができる。例えば、情報配信装置10は、同一の商品であっても、その色彩やデザイン等に応じて異なる優先度で提示することができる。
また、情報配信装置10は、行動情報から所定の選択対象を利用者が選択しようとする意欲の指標となる選択指標値を算出し、所定の選択対象を示す情報を含む入力情報から所定の選択対象の話題性の指標となる検索指標値を算出し、選択指標値と検索指標値とを用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。また、情報配信装置10は、選択対象ごとに、選択指標値に所定のパラメータを積算した値と、検索指標値に所定のパラメータを積算した値との和である指標和を算出し、算出した指標和の値の分布に基づいて、選択対象ごとの優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、行動情報と検索履歴とから、選択対象の優先度を精度良く算出することができる。
また、情報配信装置10は、算出した指標和の値の分布を素性として、指標和の値から優先度を算出するモデルを学習し、学習したモデルを用いて、選択対象ごとの優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、各選択対象の優先度を適切に算出することができる。
また、情報配信装置10は、入力情報として、ウェブ検索における検索クエリの履歴のうち、所定の選択対象に関連する情報を含む検索クエリの履歴を用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、直近における人気度を選択対象の優先度に反映させることができる。
また、情報配信装置10は、入力情報として、ウェブ上に投稿された所定の選択対象に関する情報に基づいて、所定の選択対象の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、例えば、SNSやマイクロブログ等で人気となっている選択対象の優先度を適切に算出することができる。
また、情報配信装置10は、行動情報として、所定の選択対象の購入履歴を用いて、所定の選択対象の優先度を算出する。このため、情報配信装置10は、電子商取引のみならず、実際の店舗における購入履歴に基づいて、選択対象の優先度を算出することができるので、実際の人気度を優先度に反映させることができる。
また、情報配信装置10は、行動情報と、行動情報が示す行動が行われた位置との組を取得する。そして、情報配信装置10は、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、所定の選択対象に関連する情報を含む検索クエリの候補とに基づいて、行動情報が示す行動が行われた位置に応じた重みづけを考慮して、選択対象の優先度を算出する。このように、情報配信装置10は、選択対象を選択する操作が行われた位置に応じた優先度を算出するので、実際の人気度を優先度に反映させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
10 情報配信装置
20 通信部
30 記憶部
31 対象情報データベース
32 クエリログデータベース
33 クリックログデータベース
34 紐付ログデータベース
35 検索指標値データベース
36 選択指標値データベース
37 話題度データベース
40 制御部
41 ログ取得部
42 紐付部
43 検索指標値算出部
44 選択指標値算出部
45 話題度算出部
46 商品情報配信部
100 利用者端末
110 ウェブ検索ログサーバ
120 ショッピング検索ログサーバ
130 オークション検索ログサーバ
140 LPログサーバ

Claims (17)

  1. 選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する取得部と、
    前記行動情報のうち所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す所定の行動情報と、前記入力情報のうち前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報であって、前記所定の行動情報が示す行動に至るために前記利用者が入力した情報と関連する入力情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出部と
    を有することを特徴とする算出装置。
  2. 前記取得部は、前記選択対象として、電子商取引の対象となる取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報を取得し、
    前記算出部は、前記行動情報のうち、所定の取引対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、前記所定の取引対象に関連する情報を含む入力情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の取引対象を提示する際の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の算出装置。
  3. 前記取得部は、前記行動情報として、ウェブ検索の結果に含まれる選択対象の中から利用者が選択した選択対象の履歴を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の算出装置。
  4. 前記取得部が取得した行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、当該所定の選択対象とを紐付ける紐付部を有し、
    前記算出部は、前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報と、当該所定の選択対象と紐付られた行動情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  5. 前記取得部は、前記行動情報として、ウェブ検索の結果に含まれるリンクのうち、前記利用者によって選択されたリンクを示す情報を取得し、
    前記紐付部は、選択されたリンクが示すウェブページと関連する選択対象を特定し、特定した選択対象と、当該ウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付ける
    ことを特徴とする請求項4に記載の算出装置。
  6. 前記紐付部は、選択されたリンクが示すウェブページにおいて電子商取引の対象となる取引対象を特定し、特定した取引対象と、当該ウェブページへのリンクを選択する操作を示す行動情報とを紐付けし、
    前記算出部は、所定の取引対象に関連する情報を含む入力情報と、当該所定の取引対象と紐付られた行動情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の取引対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の算出装置。
  7. 前記取得部は、前記行動情報として、前記ウェブ検索に用いられた検索クエリである選択クエリと、当該選択クエリを用いたウェブ検索の結果に含まれるリンクのうち選択されたリンクを示す情報との組を取得し、
    前記算出部は、前記所定の選択対象と紐付られた行動情報と、当該行動情報に含まれる選択クエリに関連する情報を含む入力情報とを用いて、当該所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の算出装置。
  8. 前記算出部は、前記所定の選択対象と当該所定の選択対象が有する特性との組ごとに、当該所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、当該組に関連する情報を含む入力情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、前記優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  9. 前記算出部は、前記行動情報から前記所定の選択対象を利用者が選択しようとする意欲の指標となる第1の指標を算出し、前記所定の選択対象を示す情報を含む入力情報から当該所定の選択対象の話題性の指標となる第2の指標を算出し、前記第1の指標と前記第2の指標とを用いて、前記所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  10. 前記算出部は、前記選択対象ごとに、前記第1の指標に所定のパラメータを積算した値と前記第2の指標に所定のパラメータを積算した値との和を算出し、算出した和の値の分布に基づいて、前記選択対象ごとの優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項9に記載の算出装置。
  11. 前記算出部は、算出した和の値の分布を素性として、当該算出した和の値から前記優先度を算出するモデルを学習し、学習したモデルを用いて、前記選択対象ごとの優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の算出装置。
  12. 前記算出部は、前記入力情報として、ウェブ検索における検索クエリの履歴のうち、前記所定の選択対象に関連する情報を含む検索クエリの履歴を用いて、当該所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  13. 前記算出部は、前記入力情報として、ウェブ上に投稿された当該所定の選択対象に関する情報に基づいて、当該所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  14. 前記算出部は、前記行動情報として、前記所定の選択対象の購入履歴を用いて、当該所定の選択対象の優先度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか1つに記載の算出装置。
  15. 選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、当該行動情報が示す行動が行われた位置と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する取得部と、
    前記行動情報のうち、所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、前記入力情報のうち、前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報とを用いて、当該行動情報が示す行動が行われた位置に応じた重みづけを考慮して、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出部と
    を有することを特徴とする算出装置。
  16. 算出装置が実行する算出方法であって、
    選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する取得工程と、
    前記行動情報のうち所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す所定の行動情報と、前記入力情報のうち前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報であって、前記所定の行動情報が示す行動に至るために前記利用者が入力した情報と関連する入力情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出工程と
    を含むことを特徴とする算出方法。
  17. 選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す行動情報と、利用者が入力した情報である入力情報とを取得する取得手順と、
    前記行動情報のうち所定の選択対象の選択に関する利用者の行動の履歴を示す所定の行動情報と、前記入力情報のうち前記所定の選択対象に関連する情報を含む入力情報であって、前記所定の行動情報が示す行動に至るために前記利用者が入力した情報と関連する入力情報とを特定し、特定した所定の行動情報と入力情報とを用いて、当該所定の選択対象を提示する際の優先度を算出する算出手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする算出プログラム。
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