JP6639207B2 - 車両用バックドア - Google Patents

車両用バックドア Download PDF

Info

Publication number
JP6639207B2
JP6639207B2 JP2015234081A JP2015234081A JP6639207B2 JP 6639207 B2 JP6639207 B2 JP 6639207B2 JP 2015234081 A JP2015234081 A JP 2015234081A JP 2015234081 A JP2015234081 A JP 2015234081A JP 6639207 B2 JP6639207 B2 JP 6639207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
outer panel
adhesive
back door
inner panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015234081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017100529A (ja
Inventor
山口 剛史
剛史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Daikyo Nishikawa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikyo Nishikawa Corp filed Critical Daikyo Nishikawa Corp
Priority to JP2015234081A priority Critical patent/JP6639207B2/ja
Publication of JP2017100529A publication Critical patent/JP2017100529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6639207B2 publication Critical patent/JP6639207B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、インナパネルとアウタパネルとが接着剤で接合された構造を有する車両用バックドアに関する。
この種のバックドアとして、アウタパネルが上下に2分割されたタイプのバックドアが知られている(例えば、特許文献1参照)。このバックドアでは、インナパネルに窓用開口が形成され、アウタパネルがアッパアウタパネルとロアアウタパネルとで構成されている。アッパアウタパネルは、インナパネルのうち窓用開口よりも上側の部分に対応する形状とされており、車幅方向における両端部に、下方に向かって延びる延出部を有する。他方、ロアアウタパネルは、インナパネルのうち窓用開口よりも下側の部分に対応する形状とされており、車幅方向における両端部に、上方に向かって延びる延出部を有する。
これらアッパアウタパネル及びロアアウタパネルは、延出部を含め、インナパネルに接着固定されている。アッパアウタパネルの延出部とロアアウタパネルの延出部との間では、インナパネルのうち窓用開口の車幅方向における両側の部分を構成するピラー部が外部に露出している。そして、窓用開口の周縁部に相当する、各々延出部を含むアッパアウタパネル及びロアアウタパネルと両ピラー部には、窓用開口を塞ぐ窓パネルが接着剤を介して接着固定されている。
そして、このようなバックドアでは、インナパネルのうちアッパアウタパネル及びロアアウタパネルの各延出部が重ね合わせられる部分を、これら両アウタパネルから露出する部分に対し段差を介して前方に位置させ、それら両部分での窓パネルの接着面を揃えるようにする構成が一般的に採用されている。このため、アッパアウタパネル及びロアアウタパネルとインナパネルとの接合体には、上記段差の前後両側で接着剤による接合部分に沿う方向において屈曲する屈曲部が設けられている。
特開2011−219000号公報
上述したバックドアにおいては、アッパアウタパネル又はロアアウタパネルをインナパネルに接合するときに、当該アウタパネルを接合する接着剤が屈曲部で谷側形状に追従できず、屈曲部の角に隙間を生じることがある。この隙間は、僅かであっても水の通路となり得るため、バックドアのシール性を損なう要因となっている。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、屈曲部の角で接着剤に隙間が生じても水の進入を防いで、バックドアのシール性を高めることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、バックドアのうち接着剤に隙間が生じるおそれのある屈曲部に追従性の良好な軟質のシール部材を設けるようにした。
具体的には、本発明は、互いに対向して外周部分同士が接着剤で接合されたインナパネル及びアウタパネルを備え、これらインナパネルとアウタパネルとの接合部分に、その接合部分に沿う方向において屈曲した屈曲部が設けられた車両用バックドアを対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、インナパネルとアウタパネルとの間において、接着剤と重なる部分又は車幅方向における接着剤よりも外側で屈曲部に跨る箇所には、軟質のシール部材が圧縮された状態で挟み込まれていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車両用バックドアにおいて、シール部材が、少なくとも、インナパネルとアウタパネルとにより挟み込まれているか、又はインナパネル若しくはアウタパネルと接着剤とにより挟み込まれていることを特徴とする。
の発明は、第1又は第2の発明の車両用バックドアにおいて、屈曲部が、インナパネルとアウタパネルとの接合部分のうち車幅方向における側辺部に設けられている構成を有する。シール部材は、屈曲部よりも上側で接着剤と交差する交差部と、その交差部のうち接着剤の車幅方向における外側に位置する端部から接着剤に沿って下方に延びる縦条部とを有している。そして、第2の発明は、縦条部が屈曲部に跨って配置されていることを特徴とする。
の発明は、第の発明の車両用バックドアにおいて、シール部材の交差部が、車幅方向における外側に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つの車両用バックドアにおいて、インナパネル及びアウタパネルのシール部材を挟み込む面部分同士が互いに正対していることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか1つの車両用バックドアにおいて、インナパネルとアウタパネルとの間でシール部材の周囲には空間が設けられていることを特徴とする。
第1の発明によれば、インナパネルとアウタパネルとの間において接着剤と重なる部分又は車幅方向における接着剤よりも外側に、軟質のシール部材を、屈曲部を跨らせて圧縮した状態で挟み込むようにしたので、屈曲部におけるインナパネルとアウタパネルとの間の空間がシール部材又はシール部材と接着剤によって密閉される。これによって、アウタパネルをインナパネルに接合するときに屈曲部の角で接着剤に隙間が生じても、シール部材によってその隙間への水の進入を防いで、バックドアのシール性を高めることができる。
の発明によれば、シール部材が接着剤と交差する交差部と接着部の外側に沿って延びる縦条部とを有する構成としたので、交差部にて接着剤の重なり代を最小限としながら、シール部材を接着剤によって確実に固定することができる。また、縦条部によって屈曲部におけるインナパネルとアウタパネルの間の空間が密閉され、且つ交差部によってシール部材と縦条部との間に上方から流下した水が流れ込むことが防止されるので、第1の発明の作用効果が具体的に奏される。
の発明によれば、シール部材の交差部をバックドアの外側方に向けて斜め下方に延びる構成としたので、上方から流下してきた水を交差部に伝わせて車幅方向における外側に案内し、速やかにバックドアの外側方に排出することができる。
実施形態に係るバックドアを後側から見た全体斜視図である。 実施形態に係るバックドアの分解斜視図である。 実施形態に係るバックドアにおける図2のIIIで囲んだ部分の拡大斜視図である。 ロアアウタパネルをインナパネルに位置決めして貼り付けた状態を示す図3対応図である。 図3対応部分の後面図である。 図5のVI−VI線におけるバックドアの断面図である。 図5のVII−VII線におけるバックドアの断面図である。 図5のVIII−VIII線におけるバックドアの断面図である。 インナパネルに接着剤を塗布した状態を示す図6対応図である。 インナパネルに接着剤を塗布した状態を示す図7対応図である。 インナパネルに接着剤を塗布した状態を示す図8対応図である。 インナパネルにロアアウタパネルを組み付ける際の動作を示す図6対応図である。 インナパネルにロアアウタパネルを組み付ける際の動作を示す図7対応図である。 インナパネルにロアアウタパネルを組み付ける際の動作を示す図8対応図である。 インナパネルとアウタパネルとの接合体に窓パネルを組み付ける際の動作を示す図6対応図である。 インナパネルとアウタパネルとの接合体に窓パネルを組み付ける際の動作を示す図7対応図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」と称し、車両前方を向いて車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称し、車高方向における上側を「上」、下側を「下」と称する。
図1に、この実施形態に係るバックドア1を後側から見た全体斜視図を示す。図2に、バックドア1の分解斜視図を示す。図3に、バックドア1における図2のIIIで囲んだ部分の拡大斜視図を示す。図4に、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置合わせして貼り合わせた状態の図3対応図を示す。図5に、図3対応部分の後面図を示す。図6に、図5のVI−VI線におけるバックドア1の断面図を示す。図7に、図5のVII−VII線におけるバックドア1の断面図を示す。図8に、図5のVIII−VIII線におけるバックドア1の断面図を示す。
−バックドアの概略構成−
図1に示すバックドア1は、ハッチバック車の車体101後端に設けられたバックドア開口103を開閉する上下開閉式のバックドアである。このバックドア1は、図2に示すように、車内側(前側)に位置するインナパネル3と、車外側(後側)に位置するアウタパネル5及び窓パネル7とを備える。これらインナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7は、互いに接着剤9,81により接合されている。
−インナパネルの構成−
インナパネル3は、射出成形などで成形される一枚物の樹脂製パネルであって、例えば、ガラス繊維入りポリプロピレン(PP−GF:Polypropylene Glass Fiber)や炭素繊維入りポリプロピレン(PP−CF:Polypropylene Carbon Fiber)などの繊維補強材を含有する熱可塑性樹脂からなる。このインナパネル3の剛性は、アウタパネル5(後述するアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33)の剛性よりも高くなっている。
インナパネル3の上半部分には、車幅方向に延びる略台形状の窓用開口11が形成されている。インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分には、後方に立ち上がった内側立ち壁13と、この内側立ち壁13の後端から窓用開口の内方へ突出した内側接合片15とが設けられている。さらに、インナパネル3の外周縁部には、後方に立ち上がった外側立ち壁17と、この外側立ち壁17の後端から外側方へ突出した外側接合片19とが設けられている。内側接合片15及び外側接合片19の突出端には、後方へ突出したサイド片16,20がそれぞれ設けられている。
このように、インナパネル3は、窓用開口11周りの内周縁部と外周縁部とが後方に立ち上がった凹形状とされている。そして、インナパネル3のうち窓用開口11の車幅方向における両側の部分は、図2〜図5に示すように、後方に開口を向ける水平断面凹状に形成されたピラー部21をそれぞれ構成している。ピラー部21は、凹状部分の底面を構成する底面部23と、車幅方向における内側に位置する内側壁25と、車幅方向における外側に位置する外側壁27とで構成されている。
内側壁25は、内側立ち壁13及び内側接合片15の一部で形成されている。外側壁27は、外側立ち壁17及び外側接合片19の一部で形成されている。各ピラー部21には、それら内側壁25と外側壁27とを左右に橋渡しして連結する橋絡片29が、当該ピラー部21の上下両側に1つずつ一対に設けられている。それによって、ピラー部21の剛性を向上させており、車両事故などによって外的な負荷が加えられたとしてもピラー部21が変形したり破損したりするのを抑制するようになっている。
−アウタパネルの構成−
アウタパネル5は、図1及び図2に示すように、上下に2分割されており、上側に位置するアッパアウタパネル31と、下側に位置するロアアウタパネル33とで構成されている。アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33は、射出成形などによって成形される樹脂製パネルであって、例えば、タルク入りポリプロピレン(PP−T:Polypropylene Talc)やそれにエチレンプロピレンジエンメチレンゴム(EPDM:Ethylene Propylene Diene Monomer)を混合した合成樹脂からなる。
アッパアウタパネル31は、インナパネル3のうち窓用開口11よりも上側の部分に対向し、同部分に対応した横長の帯板状に形成されている。このアッパアウタパネル31の下縁部には、前後方向に延びる段差部を介して前方に位置するアッパ接合片35が、車幅方向における全体に亘って設けられている。このアッパ接合片35の左右の両端部には、ピラー部21に沿って上側の橋絡片29に対応する箇所にまで下方へ延びる延出部37がそれぞれ設けられている。
このアッパアウタパネル31の延出部37は、対応する橋絡片29と係合させることでアッパアウタパネル31をインナパネル3に組み付ける際の位置決めに用いられる。アッパアウタパネル31は、それら両延出部37を含め、インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分に相当する内側接合片15の上辺部と、インナパネル3の外周部分に相当する外側接合片19のうち左右両側の側辺部におけるピラー部21の上端寄りの部分からそれよりも上側にかけての部分及び上辺部とに接着剤9で接合されている。
他方、ロアアウタパネル33は、インナパネル3のうち窓用開口11よりも下側の部分に対向し、同部分に対応した形状とされている。このロアアウタパネル33の上縁部には、前後方向に延びる段差部38を介して前方に位置するロア接合片39が、車幅方向における全体に亘って設けられている。このロア接合片39の左右の両端部には、ピラー部21に沿って下側の橋絡片29に対応する箇所にまで上方へ延びる延出部41がそれぞれ設けられている。
このロアアウタパネル33の延出部41は、対応する橋絡片29と係合させることでロアアウタパネル33をインナパネル3に組み付ける際の位置決めに用いられる。ロアアウタパネル33は、それら両延出部41を含め、インナパネル3のうち窓用開口11の周縁部分に相当する内側接合片15の下辺部と、インナパネル3の外周縁部に相当する外側接合片19のうち左右両側の側辺部におけるピラー部21の下端寄りの部分からそれよりも下側にかけての部分及び下辺部とに接着剤9で接合されている。
このように、アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33とインナパネル3とは、互いに対向して外周部分同士が接着剤9で接合されている。これらアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33とインナパネル3とを接着する接着剤9は、ゴム弾性を有する接着剤、いわゆる弾性接着剤である。弾性接着剤としては、例えばウレタン系接着剤を採用することができる。
−位置決め構造及びその周辺構成−
インナパネル3の各橋絡片29とアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の各延出部37,41とには、それら両者を位置決めするための位置決め構造が設けられている。このバックドア1では、アッパアウタパネル31とインナパネル3との位置決め構造及びその周辺構成(後述する、ロアアウタパネル33に傾斜接着面75が設けられた構成、インナパネル3に段差面57,61及び前側縦面59が設けられた構成、及びシール部材67が設けられた構成を含む、以下同じ)と、ロアアウタパネル33とインナパネル3との位置決め構造及びその周辺構成とに、いずれも同じ位置決め構造及びその周辺構成が採用されている。この位置決め構造及びその周辺構成について、ロアアウタパネル33側の位置決め構造及びその周辺構成を例に挙げて説明する。
ロアアウタパネル33の各延出部41のうち左右方向における中程には、図3、図4及び図6に示すように、上方に突出した突出片43が設けられている。この突出片43には、インナパネル3の橋絡片29と対向する係合面部45を底面とする凹部47が設けられている。この凹部47の係合面部45は、前方に向かって斜め下方に延び、延出部41のうち突出片43を除く部分の後面に対して傾斜している。係合面部45には、タッピングネジ50が挿通される挿通孔49と位置決め孔51とが左右に並べて設けられている。
他方、インナパネル3の各ピラー部21下側の橋絡片29には、後方に向けて突出した位置決め用の位置決めピン53と、締結孔を有するボス部55とが左右に並べて設けられている。位置決めピン53の軸Aは、後述する傾斜接着面61が臨む方向、例えば当該傾斜接着面61と直交又は略直交(90度±10度)する方向に延びている。この位置決めピン53は、ロアアウタパネル33の位置決め孔51に挿通されて、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置決めしている。ボス部55の締結孔には、対応する延出部41の挿通孔49を挿通したタッピングネジ50が締結されている。
また、ロアアウタパネル33の各延出部41のうち左右両側の部分は、インナパネル3の内側接合片15及び外側接合片19に接着剤9を介して接合されている。インナパネル3の内側接合片15及び外側接合片19のうちロアアウタパネル33の各延出部41が接合される接着部3aは、ピラー部21のうち各延出部41が接着されない非接着部3bに対し段差を介して前方に位置しており、その段差を形成する段差面57を後面として有する。この段差面57は、前方に向かって斜め下方に延びる傾斜面とされている。
ロアアウタパネル33は、インナパネル3における段差面57よりも下側の部分、つまり相対的に前方に位置する部分に嵌め込まれている。そして、ロアアウタパネル33の延出部41の後面は、インナパネル3におけるピラー部21の内側接合片15及び外側接合片19のうちアウタパネル5(31,33)から露出する部分の後面と、前後方向における位置が揃えられている。
また、インナパネル3の外側接合片19に設けられた段差面57の下側の部分には、ロアアウタパネル33の延出部41に対向する前側縦面59と、この前側縦面59の下側でロアアウタパネル33の段差部38に対向し、その段差部38に沿って延びる段差面61とを後面として有している。これら段差面57,61及び前側縦面59は、前方に向けて凹んだ凹形状を形成している。また、インナパネル3とアウタパネル5との接合体のうち前側縦面59及び下側の段差面61に対応する部分は、これら両パネル3,5の接合部分に沿う方向において屈曲した屈曲部63を構成している。
インナパネル3において屈曲部63及びその上側部分、つまりピラー部21の車幅方向における外側で下隅部分には、サイド片20が設けられていない。このピラー部21の下隅部分は、図4に示すように、アウタロアパネル33と組み合わせられた状態で、インナパネル3とロアアウタパネル33との接合部分を外側方に開放しており、外側接合片19を伝って上方から流下した水W(図5参照)をバックドア1の外側方に排出する排水口65を形成している。
そして、この排水口65の内方においてインナパネル3とロアアウタパネル33との間には、軟質のシール部材67が設けられている。このシール部材67は、例えばEPDMなどの発泡体からなり、インナパネル3とロアアウタパネル33との間に圧縮された状態で挟み込まれている。シール部材67は、接着剤9と交差する交差部69と、この交差部69のうち接着剤9の車幅方向における外側に位置する端部から接着剤9に沿って下方に延びる縦条部71とを有する。
シール部材67の交差部69は、屈曲部63よりも上方であって且つ上側の段差面57よりも下方の位置で接着剤9と交差しており、車幅方向における外側に向かって下方に傾斜している。そのことで、当該交差部69は、上方から流下してきた水Wが接着剤9と縦条部71との間に入り込むのを防止すると共に、その流下してきた水Wを交差部69に伝わせて排水口65からバックドア1の外側方に速やかに排出するようになっている。他方、シール部材67の縦条部71は、屈曲部63に跨って前側縦面59と下側の段差面61とさらにその下方の縦面62とに亘って設けられていて、屈曲部63におけるインナパネル3とロアアウタパネル33との間の空間を密閉している。
また、ロアアウタパネル33の各延出部41のうち突出片43の左右両側で窓用開口11の車幅方向における両側、つまりピラー部21に臨む端末部73には、図7に示すように、インナパネル3との接着面、つまり車幅方向における内側の端末部73にあっては内側接合片15との接着面、車幅方向における外側の端末部73にあっては外側接合片19との接着面をそれぞれ形成する傾斜接着面75が設けられている。
この傾斜接着面75は、前方に向かって斜め下方に延びる平坦な面であって、ロアアウタパネル33の厚さ方向に対して傾斜しており、端末部73の端面全体を構成している。この傾斜接着面75が設けられた端末部73は、当該傾斜接着面75によって尖鋭状に形成されている。また、この傾斜接着面75は、接着剤9を介してインナパネル3における上側の段差面57と対向し、当該段差面57を接合されている。端末部73の上方には、傾斜接着面75と段差面57との間からはみ出した接着剤9が後方に盛り上がっている。
−窓パネルの構成−
窓パネル7は、図1及び図2に示すように、バックドア1の左右両端に亘って車幅方向における全体に延びる横長パネルであって、アッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との間に嵌め込まれてインナパネル3の窓用開口11を後側で塞ぐと共に、両ピラー部21の開口を覆っている。この窓パネル7は、樹脂製又はガラス製の透明な本体パネル77と、この本体パネル77の外周部分の車内側の面に全周に亘って設けられた黒色のセラミックス等からなる隠蔽層79とを備える。
窓パネル7のうち隠蔽層79の内側に位置する領域は、窓用開口11に対応し、本体パネル77の一部からなる採光可能な窓領域7aを構成している。窓パネル7のうち隠蔽層79が設けられた領域は、当該領域との重なり部分を隠蔽する隠蔽領域7bを構成している。この隠蔽領域7bは、両ピラー部21、アッパ接合片35及びロア接合片39に対応する部分を含む。そのことで、インナパネル3とアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33と窓パネル7との重なり部分は、車外側から視認されないようになっている。
この窓パネル7は、インナパネル3の外側接合片19のうち左右両側の側辺部と、アッパアウタパネル31のアッパ接合片35と、ロアアウタパネル33のロア接合片39とに図6及び図7に示す接着剤81で接合されている。この窓パネル7を接合する接着剤81は、インナパネル3とアウタパネル5とを接合する接着剤9と同じウレタン系接着剤などの弾性接着剤である。
この接着剤81は、アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の上述した端末部73末端を跨いで延出部37,41とインナパネル3の外側接合片19とに亘って設けられている。外側接合片19と窓パネル7との接着部分には、傾斜接着面61と段差面57との間からはみ出した接着剤9が介在している。この接着剤9と窓パネル7を接着する接着剤81とは、一体化されて繋がっている。
−バックドアの組立て方法−
上記バックドア1の組立て方法について、以下に、図9〜図16を参照しながら説明する。図9は図6対応図、図10は図7対応図、図11は図8対応図であって、それぞれインナパネル3に接着剤9を塗布した状態を示す。図12は図6対応図、図13は図7対応図、図14は図8対応図であって、それぞれインナパネル3にロアアウタパネル33を組み付ける際の動作を示す。また、図15は図6対応図、図16は図7対応図であって、それぞれインナパネル3とアウタパネル5との接合体に窓パネル7を組み付ける際の動作を示す。
バックドア1を組み立てるには、まず、図3及び図9〜図11に示すように、インナパネル3の各屈曲部63を跨ぐ所定の箇所にシール部材67を両面テープや接着剤で貼り付ける。次いで、インナパネル3のうちアッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33との接着面に接着剤9を塗布する。その後に、図4に示すように、インナパネル3の下半部にロアアウタパネル33を重ね合わせ、両者を貼り合わせる。
具体的には、ロアアウタパネル33を、図12に示すように、インナパネル3に対して上側部分が相対的に接近し且つ下側部分が相対的に離間するように傾斜させた姿勢とし、その状態で、ロアアウタパネル33の両延出部41の位置決め孔51に対し対応する橋絡片29の位置決めピン53をそれぞれ挿入することにより、ロアアウタパネル33をインナパネル3に位置決めする。このとき、ロアアウタパネル33の下側部分は、位置決め孔51が設けられた部分を中心に、位置決めピン53を位置決め孔51に挿入していくに従ってインナパネル3に接近するように回動させる。そして、ロアアウタパネル33の全体をインナパネル3に位置決めしつつ重ね合わせる。
こうしてロアアウタパネル33をインナパネル3に重ね合わせる過程において、図13及び図14に示すように、シール部材67が接着剤9と共に押圧されてインナパネル3とロアアウタパネル33との間で圧縮された状態となり、屈曲部63におけるこれら両パネル3,33の間の空間を密閉する。また、ロアアウタパネル33の端末部73が接着剤9を介してインナパネル3に押し付けられ、その際に、接着剤9が当該端末部73に設けられた傾斜接着面61によって端末部73の末端側に積極的に押し出される。それによって、ロアアウタパネル33における延出部41の端末と接着剤9との間に隙間が発生することが防止される。
次いで、ロアアウタパネル33の各延出部41に設けられた挿通孔49にタッピングネジ50を挿通し、橋絡片29に設けられたボス部55の締結孔に締結する。そのことで、ロアアウタパネル33はインナパネル3に仮固定される。
また、アッパアウタパネル31を、ロアアウタパネル33と同様な手順で位置合わせしながらインナパネル3の上部に接着剤9を介して重ね合わせ、両者を貼り合わせた後にタッピングネジ50で仮固定する。
さらに、窓パネル7の接着面に接着剤81を塗布し、その窓パネル7を、図15及び図16に示すように、インナパネル3とアウタパネル5との接合体に対し、アッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との間に嵌め込んで接着剤81を介して重ね合わせ、両者を貼り合わせる。
しかる後、これらインナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7を貼り合わせた接合体を乾燥炉に搬送し、乾燥炉で接着剤9,81を完全に硬化させることにより、インナパネル3、アウタパネル5及び窓パネル7を互いに接合させる。以上の手順により、バックドア1を組み立てることができる。
−実施形態の効果−
この実施形態に係るバックドア1によれば、インナパネル3とロアアウタパネル33との間に、軟質のシール部材62を、屈曲部63を跨らせて圧縮した状態で挟み込むようにしたので、屈曲部63におけるインナパネル3とロアアウタパネル33との間の空間がシール部材62によって密閉される。これによって、ロアアウタパネル33をインナパネル3に接合するときに屈曲部63の角で接着剤9に隙間が生じても、シール部材67によってその隙間への水の進入を防いで、バックドア1のシール性を高めることができる。
さらに、この実施形態に係るバックドア1によれば、シール部材67が接着剤9と交差する交差部69と接着剤9の外側に沿って延びる縦条部71とを有する構成としたので、交差部69にて接着剤9の重なり代を最小限としながら、シール部材67を接着剤9によって確実に固定することができる。また、シール部材67の交差部69をバックドア1の外側方に向けて斜め下方に延びる構成としたので、上方から流下してきた水Wを交差部69に伝わせて車幅方向における外側に案内し、速やかにバックドア1の外側方に排出することができる。
以上のように、ここに開示する技術の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、ここに開示する技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、インナパネル3のうちアッパアウタパネル31との接合部分とロアアウタパネル33との接合部分との両方にシール部材67が設けられている形態を例に挙げて説明したが、これに限らず、シール部材67は、インナパネル3とアッパアウタパネル31との接合部分のみに設けられていてもよく、インナパネル3とロアアウタパネル33との接合部分のみに設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、シール部材67が交差部69でのみ接着剤9と重なり合う形態を例に挙げて説明したが、これに限らず、シール部材67は、交差部69に加えて屈曲部63よりも下側の部分、つまり段差面61やその下側の縦面62で接着剤9と重なっていてもよいし、その全体に亘って接着剤9と重なっていても構わない。
また、上記実施形態では、シール部材67がインナパネル3側に貼り付けられている形態を例に挙げて説明したが、これに限らず、シール部材67は、ロアアウタパネル33側に貼り付けられていてもよい。つまり、シール部材67の交差部69が接着剤9とロアアウタパネル33との間に位置していてもよい。また、シール部材67は、インナパネル3とロアアウタパネル33との両方に設けられていても構わない。要は、1つ又は複数のシール部材67が、インナパネル3とアッパアウタパネル31又はロアアウタパネル33との間に、接着剤9と重なる部分又は車幅方向における接着剤9よりも外側で屈曲部63に跨って圧縮された状態で挟み込まれていればよい。
また、上記実施形態では、傾斜接着面75がロアアウタパネル33の端末部73の端面全体を形成する平坦な面であるとしたが、これに限らず、傾斜接着面75は、インナパネル3の段差面57側に張り出すように湾曲した面であってもよい。また、傾斜接着面75は、当該端末部73の端面のうちインナパネル3側の一部を部分的に形成し、当該端末部73が尖鋭状とされていなくてもよい。
これらの構成であっても、ロアアウタパネル33の端末部73を接着剤9を介してインナパネル3に押し付けた際に、接着剤9が傾斜接着面75によって当該端末部73の末端側に積極的に押し出されるので、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、ロアアウタパネル33の左右両側に延出部41がそれぞれ設けられていて、それら各延出部41の端末部73に傾斜接着面75が設けられているとしたが、これに限らず、ロアアウタパネル33が延出部41を備えず、ロア接合片39のうち上記実施形態での各延出部41の基端に相当する左右両側の部分において窓用開口11の両側に臨む端末部に、上記実施形態と同様な傾斜接着面75が設けられていてもよい。このことは、アッパアウタパネル31についても同じである。
また、上記実施形態では、インナパネル3の橋絡片29に位置決めピン53が設けられ、ロアアウタパネル33の延出部37に位置決め孔51が設けられているとしたが、これに限らず、インナパネル3の橋絡片29に位置決め孔51が設けられ、ロアアウタパネル33の延出部37に位置決めピン53が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、アッパアウタパネル31及びロアアウタパネル33の両方において端末部73に傾斜接着面75が設けられているとしたが、これに限らず、アッパアウタパネル31の端末部73のみに傾斜接着面75が設けられていてもよいし、ロアアウタパネル33の端末部73のみに傾斜接着面75が設けられていても構わない。
また、上記実施形態では、アウタパネル5がアッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との2つの分割体で構成されている形態を例示したが、これに限らず、アウタパネル5は、一枚物のパネルで構成されていてもよい。この場合、アウタパネル5は、例えばアッパアウタパネル31とロアアウタパネル33との間に窓用開口が形成されたミドルパネルを設けた構成を有し、これら3者を一体的に成形することで製造される。
以上説明したように、本発明は、インナパネルとアウタパネルとが接着剤で接合された構造を有する車両用バックドアについて有用である。
1…バックドア、3…インナパネル、3a…接着部、3b…非接着部、
5…アウタパネル、7…窓パネル、7a…窓領域、7b…隠蔽領域、9…接着剤、
11…窓用開口、13…内側立ち壁、15…内側接合片、17…外側立ち壁、
19…外側接合片、21…ピラー部、23…底面部、25…内側壁、27…外側壁、
29…橋絡片、31…アッパアウタパネル、33…ロアアウタパネル、
35…アッパ接合片、37…延出部、38…段差部、39…ロア接合片、
41…延出部、43…突出片、45…係合面部、47…凹部、49…挿通孔、
50…タッピングネジ、51…位置決め孔、53…位置決めピン、55…ボス部、
57…段差面、59…前側縦面、61…段差面、62…縦面、63…屈曲部、
65…排水口、67…シール部材、69…交差部、71…縦条部、73…端末部、
75…傾斜接着面、77…本体パネル、79…隠蔽層、81…接着剤、
101…車体、103…バックドア開口

Claims (6)

  1. 互いに対向して外周部分同士が接着剤(9)で接合されたインナパネル(3)及びアウタパネル(5)を備え、
    前記インナパネル(3)と前記アウタパネル(5)との接合部分に、該接合部分に沿う方向において屈曲した屈曲部(63)が設けられた車両用バックドアであって、
    前記インナパネル(3)と前記アウタパネル(5)との間において、前記接着剤(9)と重なる部分又は車幅方向における前記接着剤(9)よりも外側で前記屈曲部(63)に跨る箇所には、軟質のシール部材(67)が圧縮された状態で挟み込まれている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  2. 請求項1に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記シール部材は、少なくとも、前記インナパネル(3)と前記アウタパネル(5)とにより挟み込まれているか、又は前記インナパネル(3)若しくは前記アウタパネル(5)と前記接着剤(9)とにより挟み込まれている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  3. 請求項1又は2に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記屈曲部(63)は、前記インナパネル(3)と前記アウタパネル(5)との接合部分のうち車幅方向における側辺部に設けられ、
    前記シール部材(67)は、前記屈曲部(63)よりも上側で前記接着剤(9)と交差する交差部(69)と、該交差部(69)のうち前記接着剤(9)の車幅方向における外側に位置する端部から前記接着剤(9)に沿って下方に延びる縦条部(71)とを有し、
    前記縦条部(71)が前記屈曲部(63)に跨って配置されている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  4. 請求項に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記シール部材(67)の交差部(69)は、車幅方向における外側に向かって下方に傾斜している
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記インナパネル(3)及び前記アウタパネル(5)の前記シール部材(67)を挟み込む面部分同士は互いに正対している
    ことを特徴とする車両用バックドア。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された車両用バックドアにおいて、
    前記インナパネル(3)と前記アウタパネル(5)との間で前記シール部材(67)の周囲には空間が設けられている
    ことを特徴とする車両用バックドア。
JP2015234081A 2015-11-30 2015-11-30 車両用バックドア Active JP6639207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234081A JP6639207B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用バックドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234081A JP6639207B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用バックドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017100529A JP2017100529A (ja) 2017-06-08
JP6639207B2 true JP6639207B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=59015871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015234081A Active JP6639207B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用バックドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6639207B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6862623B2 (ja) * 2017-07-13 2021-04-21 ダイハツ工業株式会社 車両用バックドア
JP6935754B2 (ja) * 2018-01-24 2021-09-15 トヨタ自動車株式会社 車両用バックドア

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136218U (ja) * 1984-02-22 1985-09-10 日産自動車株式会社 自動車用ドア構造
JPH0586630U (ja) * 1992-04-30 1993-11-22 トヨタ車体株式会社 ドアハンドルの汚れ防止装置
JP5278763B2 (ja) * 2009-07-13 2013-09-04 株式会社リコー プローブユニット、基板検査装置及び基板検査システム
JP2012006486A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Toyota Motor Corp 車両用開閉体構造
JP6343523B2 (ja) * 2014-08-28 2018-06-13 ダイキョーニシカワ株式会社 車両の後部パネル
JP6373165B2 (ja) * 2014-10-29 2018-08-15 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用バックドア

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017100529A (ja) 2017-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5903374B2 (ja) 車両用バックドア
JP6254428B2 (ja) 樹脂パネル及びその製造方法
JP6051070B2 (ja) 車両の窓部材固定構造
CN105691167A (zh) 车辆用树脂后尾门结构
JP6373165B2 (ja) 車両用バックドア
JP6242107B2 (ja) 車両用バックドアの組立て構造
JP2018127093A (ja) 車体上部構造
JP6639207B2 (ja) 車両用バックドア
JP2015123847A (ja) サンルーフ装置
US7140671B2 (en) Multi-piece roof with reinforcement
JP6623974B2 (ja) 車両用樹脂ウインドウパネルの固定構造
JP2015047942A (ja) 車両用バックドア
US9884543B2 (en) Automobile back-door structure
JP2016124346A (ja) 車両用バックドア
JP2016203893A (ja) ガラスランの固定構造
JP6639206B2 (ja) 車両用バックドア
JP4322200B2 (ja) バックドア
KR20150131486A (ko) 자동차용 윈드쉴드 글래스와 카울탑 커버 간의 조립 장치
JP2018154155A (ja) 車両用バックドア
KR100522556B1 (ko) 모서리 보강재가 삽입된 조립식 창호의 모서리 연결구 및이를 이용한 조립식 창호구조
JP2018167728A (ja) 車両用バックドア及びその製造方法
JP2018002032A (ja) 車両のルーフ固定構造
JP2017185834A (ja) 樹脂外板
JP2017100511A (ja) 車両用バックドア
JP6567913B2 (ja) 車両のバックドア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6639207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250