JP6343523B2 - 車両の後部パネル - Google Patents
車両の後部パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6343523B2 JP6343523B2 JP2014173444A JP2014173444A JP6343523B2 JP 6343523 B2 JP6343523 B2 JP 6343523B2 JP 2014173444 A JP2014173444 A JP 2014173444A JP 2014173444 A JP2014173444 A JP 2014173444A JP 6343523 B2 JP6343523 B2 JP 6343523B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- plate
- outer panel
- shielding
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 90
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 43
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 51
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 38
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 24
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 23
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 22
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- -1 Polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 239000000454 talc Substances 0.000 description 1
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
本実施形態に係る後部パネルは、車両のバックドア10を構成している。バックドア10は、ハッチバック車の車体の後部のバックドア開口部(図示省略)を開閉する。図1に示すように、バックドア10の下部は、下方に向かうにつれて左右の幅が徐々に狭くなるような形状をしている。
窓部材15は、ガラス製あるいは樹脂製の透過性の材料で構成される。図1及び図2に示すように、窓部材15は、横長の略矩形板状に形成される。窓部材15の外周縁部には、矩形枠状の第1領域16が形成され、第1領域16の内側に略矩形状の第2領域17が形成される。第1領域16は、黒色のセラミクス等によって覆われている。第2領域17は、透明色であり、アウタパネル20の窓用開口部43に対応するように配置される。
アウタパネル20の構成について、図1、図2、図5〜図7を参照しながら説明する。アウタパネル20は、インナパネル40よりも柔軟な樹脂材料で構成される。アウタパネル20は、例えばタルク入りPP(Polypropylene)等の熱可塑性樹脂で構成される。なお、アウタパネル20は、金属材料によって構成してもよい。図1及び図2に示すように、アウタパネル20は、互いに分割されたアッパアウタパネル21及びロアアウタパネル22によって構成される。
アッパアウタパネル21は、左右に横長の略矩形板状に形成されている。アッパアウタパネル21の下端部の全域には、前方に向かって凹むアッパ側段差部21aが形成されている(図2を参照)。
ロアアウタパネル22は、図示しない車体に取り付けられたテールランプを避けるように、下方に向かうにつれて左右の幅が狭くなるような台形板状に形成される。ロアアウタパネル22の上端部の全域には、前方に向かって凹むロア側段差部22aが形成される(図2を参照)。ロア側段差部22aの左右両端には、上方に突出する突出片23が1つずつ設けられている。各突出片23の上部には、インナパネル40の位置決め凸部45が挿入される位置決め孔23aが1つずつ形成される。
インナパネル40の構成について、図2〜図4、図6、図7を参照しながら説明する。インナパネル40は、樹脂材料で構成される。具体的に、インナパネル40は、PP−GF(Poly propylene Glass Fiber)、PP−CF(Polypropylene Carbon Fiber)等の繊維補強材を含有する熱可塑性樹脂で構成される。インナパネル40は、射出成形によって一体に成形される。図3に示すように、インナパネル40の上部は略台形形状に形成され、インナパネル40の下部はロアアウタパネル22と同様に下方に向かうにつれて左右の幅が狭くなっている。
図3に示すように、インナパネル40の下部の左右方向の中間部には、収納ユニット60が形成される。この収納ユニット60の詳細構造について、図3、図4、図6、図7を参照しながら説明する。
下部ユニット61は、外形が前後に扁平な直方体形状に形成されている。下部ユニット61の下部には、直方体状のロック装置収納空間62が形成されている。ロック装置収納空間62の下端には、ロック装置(図示省略)が取り付けられるロック装置取付部62aが設けられる(図3を参照)。このロック装置は、車体側のストライカ(図示省略)に着脱可能に構成される。
図4及び図6に示すように、上部ユニット70の下部の左右方向の中間部には、インナ側凹部71(凹部)が形成されている。インナ側凹部71は、上部ユニットの下側の角部を切り欠くようにして前方へ凹んでいる。インナ側凹部71は、左右に横長に形成され、その内部に台形柱状の収納空間S1が形成されている。図6に示すように、収納空間S1は、ロアアウタパネル22の横板部26及び上部縦板部29の内側(裏側)に形成される。つまり、インナ側凹部71は、横板部26及び上部縦板部29の内側に収納空間S1を区画するように構成される。
図4に示すように、収納ユニット60には、上部ユニット70と下部ユニット61とに亘る2本の閉ループ状の凸条部81,82が形成される。各凸条部(81,82)は、その基端側から外方へ向かって突出している。これらの凸条部81,82は、外周側に形成される外側凸条部81と、該外側凸条部81に囲まれる内側凸条部82とで構成される。これらの凸条部81,82は、前面視において略矩形状に形成される。外側凸条部81と内側凸条部82とは、全域に亘って互いに等間隔を置くように平行となっている。
インナパネル40には、各中間シール部84cでの水漏れを防止するための2つの遮蔽板90(遮蔽部)が一体形成されている。各遮蔽板90は、インナパネル40のインナ側凹部71の内部の収納空間S1に配置されている。具体的には、図4に示すように、2枚の遮蔽板90は、収納空間S1の右側寄りに配置される第1遮蔽板90aと、収納空間S1の左側寄りに配置される第2遮蔽板90bとで構成される。
ところで、車両の洗浄時には、ユーザ等が、洗浄液(例えば洗浄水)でライセンスプレート30(取付板25)の近傍を洗浄することがある。このライセンスプレート30の上側には、横板部26が形成され、この横板部26には、1つのノブ用開口27と2つの投光用開口28,28とが形成される(図5を参照)。このため、洗浄水は、これらの開口27,28を通じて収納空間S1へ入り込んでしまうことがある。
上記実施形態では、収納空間S1の内部において、該収納空間S1を収納室S2と隔離室S3,S4とに仕切る遮蔽板90が設けられる。このため、横板部26の各開口27,28を通じて収納室S2に入り込んだ洗浄水が、遮蔽板90に当たり再び開口27,28へ導かれるため、この洗浄水を開口27,28より収納室S2の外部へ排出できる。
上述した実施形態については、以下のようは変形例の構成としてもよい。
変形例1に係るバックドア10は、上記実施形態について、インナパネル40の2つの横壁部77の表面にそれぞれ膨出部95を形成している。図10に示すように、各膨出部95は、互いに隣接する2組の中間外側凸条部81cと中間内側凸条部82cとの間に、それぞれ1つずつ配置されている。各膨出部95は、中間外側凸条部81cと中間内側凸条部82cとの間の中間部に位置している。
図12に示すように、変形例2に係るバックドア10は、上記実施形態のインナパネル40の各隔離室S3,S4にそれぞれ補助遮蔽板96(補助遮蔽部)を配置したものである。補助遮蔽板96は、例えば隔離室S3,S4の左右方向の中間部に配置される。補助遮蔽板96の構造は、上述した遮蔽板90と同様である。この変形例2では、収納室S2に入り込んだ洗浄水が、遮蔽板90及び補助遮蔽板96によって遮られるため、洗浄水が中間シール部84cへ至るのを一層確実に防止できる。なお、補助遮蔽板96の枚数は1枚に限らず、2枚以上であってもよい。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 アウタパネル
25 取付板(取付部)
26 横板部
27 ノブ用開口(開口)
28 投光用開口(開口)
29 上部縦板部
30 ライセンスプレート
40 インナパネル
71 インナ側凹部(凹部)
71a 開放縁部
72a 上側面
73a 奥側面
77 横壁部
84c 中間シール部(シール部)
90 遮蔽板(遮蔽部)
93 後縁部
94 下縁部
G1 縦長の隙間
G2 横長の隙間
S1 収納空間
S2 収納室
S3 第1隔離室(隔離室)
S4 第2隔離室(隔離室)
Claims (5)
- 樹脂性のインナパネル(40)と、該インナパネル(40)に重なり合うように取り付けられるアウタパネル(20)とを備えた車両の後部パネルであって、
上記アウタパネル(20)は、
ライセンスプレート(30)が取り付けられる取付部(25)と、
上記取付部(25)の上縁部から後方に延出するとともに、開口(27,28)が形成される横板部(26)と、
上記横板部(26)の後端部から上方に延出する上部縦板部(29)とを有し、
上記インナパネル(40)は、
上記横板部(26)及び上記上部縦板部(29)の内側に収納空間(S1)を区画するための凹部(71)と、
上記凹部(71)の開放縁部(71a)から上記横板部(26)に沿うように側方に延び、該横板部(26)との間にシール部(84c)を形成する横壁部(77)と、
上記収納空間(S1)に配置され、該収納空間(S1)を上記開口(27,28)と連通する収納室(S2)と、上記横壁部(77)に隣接する隔離室(S3,S4)とに仕切るように上記凹部(71)の内部の奥側面(73a)から後方に延出する遮蔽部(90)とを有している
ことを特徴とする車両の後部パネル。 - 請求項1において、
上記遮蔽部(90)は、上記横板部(26)の上記開口(27,28)に近接するように配置される
ことを特徴とする車両の後部パネル。 - 請求項1又は2において、
上記遮蔽部(90)は、上記凹部(71)の内部の上側面(72a)及び奥側面(73a)と連続して形成される板状に構成される
ことを特徴とする車両の後部パネル。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
上記遮蔽部(90)は、該遮蔽部(90)の後縁部(93)の全域と上記アウタパネル(20)の上記上部縦板部(29)との間に縦長の隙間(G1)を形成するように構成される
ことを特徴とする車両の後部パネル。 - 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
上記遮蔽部(90)は、該遮蔽部(90)の下縁部(94)と上記アウタパネル(20)の上記横板部(26)との間に横長の隙間(G2)を形成するように構成される
ことを特徴とする車両の後部パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014173444A JP6343523B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 車両の後部パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014173444A JP6343523B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 車両の後部パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016047695A JP2016047695A (ja) | 2016-04-07 |
JP6343523B2 true JP6343523B2 (ja) | 2018-06-13 |
Family
ID=55648858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014173444A Active JP6343523B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 車両の後部パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6343523B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6371232B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2018-08-08 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 車両の後部開閉パネル |
JP6639207B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2020-02-05 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 車両用バックドア |
CN109733300A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-05-10 | 常州信息职业技术学院 | 一种越野汽车防污车牌安装装置及其使用方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60161616U (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-26 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車車体の密閉構造 |
JPH03115513U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-29 | ||
JP5633994B2 (ja) * | 2012-04-18 | 2014-12-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用樹脂ドア構造 |
-
2014
- 2014-08-28 JP JP2014173444A patent/JP6343523B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016047695A (ja) | 2016-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5172260B2 (ja) | 車両用ドア | |
CN102460875B (zh) | 防水盒 | |
JP6254428B2 (ja) | 樹脂パネル及びその製造方法 | |
JP6343523B2 (ja) | 車両の後部パネル | |
JP6373165B2 (ja) | 車両用バックドア | |
JP5518989B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP6371232B2 (ja) | 車両の後部開閉パネル | |
JP2008068765A (ja) | 車両の樹脂ルーフ構造 | |
JP7121508B2 (ja) | 車両用クリーナ | |
JP4208655B2 (ja) | 車両の開閉体構造 | |
JP2013116688A (ja) | 車両用ドアのベルトモール取付部構造 | |
JP2009067167A (ja) | 車両の車体後部構造 | |
CN214005173U (zh) | 洗衣机 | |
JP2009078665A (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP7095184B2 (ja) | ウィンドウモールディングと係合するための一体型リープシール部分を伴うガラスランチャンネル | |
JP7151585B2 (ja) | 近赤外線センサのシール構造、及び近赤外線センサのシール方法 | |
JP4689351B2 (ja) | エンドキャップとカウルとの連結構造 | |
CN113954755B (zh) | 一种驾驶室及裙板结构 | |
JP2005008064A (ja) | 開閉体の水抜き構造 | |
JP7182473B2 (ja) | 車両用バックドア | |
JP2002193053A (ja) | 車両用バンパと車体パネルとの合わせ部管理構造 | |
JP7444676B2 (ja) | 車両用外装パネル | |
JPS5923605Y2 (ja) | 車両における換気口構造 | |
JP6601474B2 (ja) | 車両のトランク周辺構造 | |
JP2018083545A (ja) | ベント装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180426 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6343523 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |