JP6638318B2 - 押圧駆動機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押圧駆動機構及び当該押圧駆動機構を備える画像形成装置に関する。
従来、例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)等の複数色の画像処理ユニットを並べて備え、各画像処理ユニットの感光体上に各色の単色トナー画像を形成し、各色の単色トナー画像を順次転写して用紙にカラー画像を構成するタンデム型の画像形成装置が知られている。
近年、上記の画像形成装置では、多様な用紙種への対応が要求されている。特に、パッケージ等に用いられる厚紙への対応要求が大きくなっている。厚紙を使用する際の主要課題としては、二次転写部への進入時及び排出時に振動等により中間転写ベルトの速度が変動することで、画像にスジやムラが生じることが挙げられる。
そこで、上記の課題を解決すべく、用紙の厚みを検知する厚みセンサーと二次転写ローラーの位置を検知する距離センサーとを設けるとともに、二次転写ローラーを揺動可能に保持する揺動アームに偏心カムを突き当てていない状態で得られる距離センサー及び厚みセンサーによる検知結果に基づいて、偏心カムを揺動アームに突き当てた状態における二次転写ローラーの位置を調整する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術によれば、二次転写部への進入時及び排出時における中間転写ベルトの速度変動を抑制することができる。
特開2009−198596号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、二次転写ローラーの位置を検知する距離センサーを設ける必要があり、コストが掛かるうえ、装置が複雑化するという問題がある。
また、偏心カムの揺動アームへの突き当て状態を把握するには、「偏心カムを十分大きく回転し、偏心カムの回転に伴い距離センサーの検知結果が変化するカム角度域」と「偏心カムの回転によらず距離センサーの検知結果が一定となるカム角度域」とを見分ける必要がある。しかしながら、用紙を通過させる動作中に上記のカム角度域を見分けることは困難であり、その結果、温度変化や潰れなどに起因する二次転写ローラー径の短期変化を把握することができない。この状況においてばねによる押圧荷重を安定して得るには、偏心カムが揺動アームから確実に退避するように偏心カムを余計に回転させる必要があり、用紙の進入直前に二次転写ローラーを退避してから再度押圧するまでに時間を要するため、用紙の先端に転写不良領域を生じるという問題がある。
本発明は、中間転写ベルトの速度変動を抑制しつつ、低コストで用紙への転写不良を抑制することが可能な押圧駆動機構及び当該押圧駆動機構を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
トナー画像が一次転写される中間転写ベルトに押圧されて従回転することで前記トナー画像を用紙に二次転写する二次転写ローラーを、前記中間転写ベルトに押圧駆動させる押圧駆動機構において、
前記二次転写ローラーを、前記用紙の画像転写面に直交する方向である駆動方向に駆動させるための駆動力を発生させるモーターと、
前記モーターが発生させた駆動力を前記二次転写ローラーに伝達して前記二次転写ローラーを前記駆動方向に駆動させる伝達機構と、
前記モーターの駆動力を制御して、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の位置を制御する駆動制御部と、
を備え、
前記伝達機構は、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の変位をレバー又はリンク機構により拡大した後、歯車、ワイヤー又はベルトを介して前記モーターに伝達する構成を有し、
前記モーターは、ステッピングモーターであり、
前記駆動制御部は、前記モーターの励磁電流を低減し、当該モーターを脱調させることで、前記二次転写ローラーの所定の押圧位置に対応する当該モーターの回転位置を決定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の押圧駆動機構において、
前記伝達機構は、前記レバー又は前記リンク機構の接続点にかかる荷重方向と、接続点における前記レバー又は前記リンク機構の各構成要素の運動方向とが略一致することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の押圧駆動機構において、
前記伝達機構は、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の変位を前記リンク機構により拡大した後、前記歯車又は前記ベルトを介して前記モーターに伝達する構成を有し、前記二次転写ローラーへの荷重又は変位拘束により前記モーターを両方向に回転可能であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
画像形成装置において、
トナー画像が一次転写される中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトに押圧されて従回転することで前記トナー画像を用紙に二次転写する二次転写ローラーと、
前記中間転写ベルト及び前記二次転写ローラーを用いて前記用紙に二次転写されるトナー画像を感光体ドラム上に形成する画像形成ユニットと、
前記二次転写ローラーを前記中間転写ベルトに押圧駆動させる請求項1〜のいずれか一項に記載の押圧駆動機構と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、中間転写ベルトの速度変動を抑制しつつ、低コストで用紙への転写不良を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成部の概略構成を示す図である。 変形例1に係る画像形成部の概略構成を示す図である。 変形例2に係る画像形成部の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態の構成について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用したカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、図1に示すように、制御部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、記憶部50、通信部60を備えて構成され、各部は図示しないバスを介して接続されている。
制御部10は、CPU11、ROM12、RAM13等により構成される。制御部10のCPU11は、ROM12に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM13に展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置1各部の動作を集中制御する。
操作表示部20は、表示部21及び操作部22により構成される。
表示部21は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種キーを備え、ユーザによるキー操作を受け付けて、その操作信号を制御部10に出力する。また、操作部22は、表示部21のLCDの上面を覆うように透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを有し、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部10に出力する。なお、タッチパネルは、感圧式に限らず、他の静電式、光式等であってもよい。
画像処理部30は、通信部60等を介して入力された入力画像データ(濃度階調データ)に対して、シェーディング補正、色変換、階調補正、階調再現処理(スクリーン処理又は誤差拡散処理)等を施して画像形成部40に出力する。
画像形成部40は、画像処理部30から入力された入力画像データに基づいて、電子写真方式により用紙に画像形成を行う。本実施形態において、画像形成部40は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色の有色トナーを用いてカラーの画像形成を行う。
画像形成部40は、図2に示すように、画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kと、中間転写ベルト47と、ベルト駆動ローラー48と、二次転写部49と、押圧駆動機構400と、を備えて構成されている。各ユニットの符号のY、M、C、Kは、各ユニットで取り扱うトナー色を表しており、それぞれ順に、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー色を表すものとする。
画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kはそれぞれ、露光ユニット41Y、41M、41C、41Kと、現像ユニット42Y、42M、42C、42Kと、感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kと、帯電部44Y、44M、44C、44Kと、クリーニング部45Y、45M、45C、45Kと、一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kと、を備えて構成されている。画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kは、図2に示すように、中間転写ベルト47の走行方向に沿って所定間隔毎に並べて配置されている。画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kは、中間転写ベルト47を用いて用紙に転写されるトナー画像を感光体ドラム43Y、43M、43C、43K上に形成する。
露光ユニット41Y、41M、41C、41Kはそれぞれ、LD(Laser Diode)等のレーザー光源、ポリゴンミラー(ポリゴンミラー411Y、411M、411C、411K)、複数のレンズ等から構成される。露光ユニット41Y、41M、41C、41Kは、画像処理部30から送られる画像データに基づいて、それぞれ感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面をレーザービームにより走査露光する。このレーザービームの走査露光により、帯電部44Y、44M、44C、44Kによって帯電された感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kに潜像が形成される。
感光体ドラム43Y、43M、43C、43K上に形成された潜像は、対応する現像ユニット42Y、42M、42C、42Kにより各色成分のトナーが付着されることより顕像化され、各感光体ドラム43Y、43M、43C、43K上に各色成分のトナー画像が形成される。
感光体ドラム43Y、43M、43C、43K上に形成されて担持されたトナー画像は、図示しない電源より一定の電圧が印加された一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kにより、中間転写ベルト47上の所定位置に順次転写され、一次転写される。トナー画像の転写を終えた各感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面は、クリーニング部45Y、45M、45C、45Kによって残留トナーが除去される。
中間転写ベルト47は、複数のローラーに懸架され回転可能に支持された半導電性エンドレスベルトであり、ローラーの回転に伴って回転駆動される。中間転写ベルト47は、トナー画像の転写時に回転駆動される。
この中間転写ベルト47は、一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kにより、対向するそれぞれの感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kに圧着される。一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kのそれぞれには印加された電圧に応じた転写電流が流れる。これにより各感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面に現像された各トナー画像は、それぞれ各一次転写ローラー46Y、46M、46C、46Kにより順次中間転写ベルト47に転写(一次転写)される。
一方、給紙部及び搬送部(いずれも図示省略)では、給紙部により制御部10から指示された種類の用紙(図2においてSで示す)が給紙され、搬送部により二次転写ローラー491による転写位置に搬送される。
二次転写部49は、二次転写ローラー491と、二次転写対向ローラー492と、を備えて構成されている。二次転写ローラー491は、中間転写ベルト47に押圧されて従回転することで、当該中間転写ベルト47に転写されて形成されたYMCK各色のトナー画像を給紙部から搬送されてきた用紙Sに転写(二次転写)する。二次転写ローラー491は、中間転写ベルト47を介して二次転写対向ローラー492に当接して配置され、二次転写ローラー491と二次転写対向ローラー492との間で形成される転写ニップを用紙Sが通過することにより、中間転写ベルト47上のトナー画像が、用紙Sに二次転写される。
転写後、用紙Sは定着ユニット(図示省略)に搬送され、用紙Sに転写されたトナー画像が熱定着される。中間転写ベルト47の残留トナーはクリーニング部(図示省略)により除去される。
押圧駆動機構400は、図1及び図2に示すように、二次転写ローラー491を、用紙の画像転写面に直交する方向である駆動方向(上下方向)、より具体的には、二次転写対向ローラー492(中間転写ベルト47)に対して圧着する方向(上方向)又は離間する方向(下方向)に駆動させるための機構である。押圧駆動機構400は、第1レバー401と、第2レバー402と、モーター403と、センサー404と、を備えて構成されている。
第1レバー401は、当該第1レバー401に固定した軸受け401aにより、二次転写ローラー491を回転自在に受けている。第1レバー401は、一端(図2中左端)を挿通する揺動軸401bにより支持され、当該揺動軸401bを中心として揺動するようになっている。第1レバー401の他端(図2中右端)には、二次転写ローラー491側と反対側の面から突出する軸部材401cが設けられている。
第2レバー402の一端には、長手方向(図2中左右方向)に延在するスライド孔402aが設けられ、当該スライド孔402aを第1レバー401の軸部材401cが挿通することで、第1レバー401と第2レバー402とが連結される。また、上記のように、軸部材401cがスライド孔402aを挿通することで、軸部材401cのスライド孔402aに対する相対的な上下方向の移動が規制されるとともに、左右方向の移動が許容される。これにより、第1レバー401の第2レバー402に対する相対的な上下方向の移動が規制されるとともに、左右方向の移動が許容される。
第1レバー401及び第2レバー402は、上記の構成を備えることで、略上下方向に連動して移動する、即ち、駆動力が略上下方向の双方向に伝達される本発明のリンク機構として機能する。また、リンク機構(第1レバー401及び第2レバー402)の接続点にかかる荷重の方向(荷重方向)と、接続点におけるリンク機構の各構成要素(第1レバー401、第2レバー402)の運動方向とが略一致するようになっている。ここで、略一致とは、第1レバー401及び第2レバー402間の力の伝達損失を小さくして伝達効率が許容可能な範囲にあることを示しており、例えば、荷重方向と運動方向とが±30°以内にあることを示している。
第2レバー402は、スライド孔402aよりも他端側に設けられた揺動軸402bにより支持され、当該揺動軸402bを中心として揺動するようになっている。第2レバー402の揺動軸402bよりも他端側は、他端に向かうにつれて幅広となるように形成されている。第2レバー402の他端は、円弧状に形成されるとともに、モーター403のギア403aと噛み合うように歯車状に形成されている。
第1レバー401、第2レバー402及びギア403aは、モーター403が発生させた駆動力を二次転写ローラー491に伝達して二次転写ローラー491を駆動方向に駆動させる。即ち、第1レバー401、第2レバー402及びギア403aは、本発明の伝達機構として機能する。
モーター403は、発生するトルクを制御可能なDCモーターであり、回転軸に取り付けられたギア(歯車)403aを正転方向又は逆転方向に回転移動させることで、二次転写ローラー491を駆動方向に駆動させるための駆動力を発生させる。モーター403は、ギア403aを介して動力を第2レバー402に伝達することで、第2レバー402を回転させる。
センサー(検出部)404は、モーター403の回転角度を検出する回転角センサーである。
記憶部50は、不揮発性の半導体メモリーやHDD(Hard Disc Drive)等により構成され、画像形成装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、制御部10によって演算処理された処理結果のデータ等を記憶する。
通信部60は、モデム、LANアダプターやルーター等によって構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続されたPC(Personal Computer)等の外部装置との通信制御を行い、画像データ等の受信等を行う。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
ここで、制御部10は、モーター403の駆動力を制御して、二次転写ローラー491の駆動方向の位置を制御する駆動制御部として機能する。
具体的には、まず、制御部10は、用紙Sが二次転写部49に進入する前に、モーター403を制御して、二次転写ローラー491が中間転写ベルト47を押圧する方向(図1の上方向)に回転トルクをかける。具体的には、制御部10は、電圧相当量であるPWMデューティーを規定比率に設定するなどの制御を行う。
上記の制御により、二次転写ローラー491は、モーター403から第2レバー402を介して第1レバー401に伝達された駆動力と中間転写ベルト47からの反力とがつり合う位置で静止する。ここで、二次転写ローラー491が上記の位置で静止するのは、二次転写ローラー491への荷重(モーター403の駆動力に基づく中間転写ベルト47からの反力)によりモーター403を回転可能な機構を有するためである。より具体的には、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をリンク機構(第1レバー401及び第2レバー402)により拡大した後、歯車(ギア403a)を介してモーター403に伝達して、当該モーター403を両方向に回転可能な伝達機構を有するためである。
上記のように、制御部10は、モーター403の駆動力を制御して二次転写ローラー491を所定の押圧位置(二次転写ローラー491の静止位置)に駆動させる制御を行う。
次に、制御部10は、モーター403を制御して、上記の二次転写ローラー491の静止位置を基準に二次転写ローラー491を規定量だけ退避させることで、二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御を行う。ここで、規定量とは、用紙Sの厚さや剛度に応じて予め設定された量のことであり、所定の退避位置とは、二次転写ローラー491の静止位置から規定量だけ退避した位置のことである。なお、二次転写ローラー491を規定量だけ変位させる動作は、モーター403の特性を考慮して見込みで制御するようにしてもよいし、センサー404により検出されたモーター403の回転角度に基づいて当該モーター403の回転角度を所定値に制御するフィードバック制御を行うようにしてもよい。
次に、制御部10は、二次転写ローラー491を規定量だけ退避させた状態で用紙Sの先端を二次転写部49に進入させる。その直後に、制御部10は、モーター403を制御して、二次転写ローラー491が用紙Sを押圧する方向(図1の上方向)に回転トルクをかける。このとき、中間転写ベルト47(用紙S)からの反力が第1レバー401、第2レバー402及びギア403aを介してモーター403へと伝達されて当該モーター403が回転するので、センサー404により検出された当該モーター403の回転角度を記憶部50に記憶しておく。
上記の二次転写ローラー491の退避制御及び押圧制御により、中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
また、退避制御時における二次転写ローラー491の退避量を適切に制御することにより、用紙S進入後の押圧制御時における二次転写ローラー491の変位量を最小限にすることができるので、所望の押圧力を短時間で得ることができる。従って、用紙Sの先端に生じる転写不良領域を最小限にすることができる。
また、モーター403のトルクを適切な時間を掛けて徐々に大きくしていくことで、押圧力の急変による中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
また、用紙Sに対する押圧力は、モーター403が発生したトルクを制御することで、用紙種や用紙Sの搬送位置などに応じて、任意に変化させることができる。
次に、制御部10は、用紙Sの後端が二次転写部から排出される直前に、モーター403のトルクを漸減する。これにより、押圧力の急変による中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
用紙Sの排出後、制御部10は、次の用紙Sの進入に備えるべく、モーター403を制御して、二次転写ローラー491が中間転写ベルト47を押圧する方向(図1の上方向)に回転トルクをかける。以降、用紙Sを排出するまでの上記の処理を用紙S毎に繰り返す。
上記のように、制御部10は、二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御と、二次転写ローラー491を所定の押圧位置に駆動させる制御と、を用紙の二次転写ローラー491の通過に同期して切り替える。
なお、1枚目の用紙の搬送時には、二次転写ローラー491を予め設定された規定量だけ退避させるようにしているが、2枚目以降の用紙の搬送時には、記憶部50に記憶されたモーター403の回転角度に基づいて、退避量を調整するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1の押圧駆動機構400は、二次転写ローラー491を、用紙の画像転写面に直交する方向である駆動方向に駆動させるための駆動力を発生させるモーター403と、モーター403が発生させた駆動力を二次転写ローラー491に伝達して二次転写ローラー491を駆動方向に駆動させる伝達機構(第1レバー401、第2レバー402及びギア403a)と、モーター403の駆動力を制御して、二次転写ローラー491の駆動方向の位置を制御する駆動制御部(制御部10)と、を備える。また、伝達機構は、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をリンク機構(第1レバー401及び第2レバー402)により拡大した後、歯車(ギア403a)を介してモーター403に伝達する構成を有し、二次転写ローラー491への荷重によりモーター403を回転可能である。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、二次転写ローラー491の径や用紙の厚さなどのばらつきや変化に対して、二次転写ローラー491の位置や二次転写ローラー491への荷重の検出手段を用いることなく、二次転写ローラー491の駆動量を適切に調整することができるので、中間転写ベルト47の速度変動を抑制しつつ、低コストで用紙への転写不良を抑制することができる。
また、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、伝達機構は、リンク機構の接続点にかかる荷重方向と、接続点におけるリンク機構の各構成要素(第1レバー401、第2レバー402)の運動方向とが略一致する。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、リンク機構の構成要素間で力(駆動力等)を伝達する際の損失を小さくすることができるので、二次転写ローラー491の駆動量をより適切に調整することができる。
また、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、伝達機構は、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をリンク機構により拡大した後、歯車を介してモーター403に伝達する構成を有し、二次転写ローラー491への荷重によりモーター403を両方向に回転可能である。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、簡易な構成で二次転写ローラー491の駆動量を調整することができるので、より低コストで用紙への転写不良を抑制することができる。
また、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、モーター403は、発生するトルクを制御可能なDCモーターである。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、発生させるトルクの制御を容易に行うことができるので、二次転写ローラー491の駆動制御に係る負荷を軽減することができる。
また、本実施形態に係る押圧駆動機構400は、モーター403の回転角度を検出する検出部(センサー404)を備える。また、駆動制御部は、検出部により検出された回転角度に基づいて二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御と、モーター403の駆動力を制御して二次転写ローラー491を所定の押圧位置に駆動させる制御と、を用紙の二次転写ローラー491の通過に同期して切り替える。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400によれば、用紙の搬送位置に合わせて二次転写ローラー491を適切な位置に駆動することができるので、中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、図3に示す例では、実施形態の押圧駆動機構400と比べ、ばね405を備える点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
変形例1に係る押圧駆動機構400Aは、図3に示すように、第1レバー401と、第2レバー402と、モーター403と、センサー404と、ばね405と、を備えて構成されている。
ばね(付勢部材)405は、一端(図3中上端)が第1レバー401の軸受け401aよりも第1レバー401の他端(図3中右端)側であって且つ第1レバー401の下面に取り付けられ、他端(図3中下端)が移動不能に固定された図示しない取付面に固定されている。上記の構成により、ばね405は、第1レバー401を常時上方に付勢する。この付勢力が第1レバー401を介して二次転写ローラー491に伝達されて、二次転写ローラー491は中間転写ベルト47を押圧する方向(図3の上方向)に常時駆動される。即ち、ばね405を使用することで、実施形態のように、二次転写ローラー491を、モーター403が発生した駆動力により常時中間転写ベルト47を押圧する方向(図1の上方向)に駆動する必要がなくなる。
次に、変形例1に係る画像形成装置1の動作について説明する。
まず、制御部10は、用紙Sが二次転写部に進入する前に、モーター403の励磁電流をオフにする。
上記の制御により、二次転写ローラー491は、ばね405が第1レバー401を付勢する付勢力(押圧力)と中間転写ベルト47からの反力とがつり合う位置で静止する。ここで、二次転写ローラー491が上記の位置で静止するのは、二次転写ローラー491への変位拘束(ばね405による付勢力と中間転写ベルト47からの反力がつり合って変位が拘束されること)によりモーター403を回転する機構を有するためである。より具体的には、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をリンク機構(第1レバー401及び第2レバー402)により拡大した後、歯車(ギア403a)を介してモーター403に伝達して、当該モーター403を両方向に回転可能な伝達機構を有するためである。そして、上記の二次転写ローラー491の静止位置に対応するモーター403の回転角度が決定される。
上記のように、制御部10は、モーター403の駆動力を制御して二次転写ローラー491を所定の押圧位置(二次転写ローラー491の静止位置)に駆動させる制御を行う。
次に、制御部10は、モーター403を制御して、上記の二次転写ローラー491の静止位置を基準に二次転写ローラー491を規定量だけ退避させることで、二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御を行う。
次に、制御部10は、二次転写ローラー491を規定量だけ退避させた状態で用紙Sの先端を二次転写部49に進入させる。その直後に、制御部10は、二次転写ローラー491を規定量だけ退避させるべくばね405による付勢力に抗するトルクを発生していたモーター403の励磁電流をオフにして、二次転写ローラー491を用紙Sに押圧させる。
上記の二次転写ローラー491の退避制御及び押圧制御により、中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
次に、制御部10は、用紙Sの後端が二次転写部から排出される直前に、モーター403を制御して再びばね405による付勢力に抗するトルクを発生させ、二次転写ローラー491を用紙S排出時の規定量だけ退避させる。これにより、中間転写ベルト47の速度変動を抑制することができる。
上記のように、制御部10は、二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御と、二次転写ローラー491を所定の押圧位置に駆動させる制御と、を用紙の二次転写ローラー491の通過に同期して切り替える。
以上のように、変形例1に係る画像形成装置1の押圧駆動機構400Aによれば、伝達機構は、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をリンク機構(第1レバー401及び第2レバー402)により拡大した後、歯車(ギア403a)を介してモーター403に伝達する構成を有し、二次転写ローラー491への変位拘束によりモーター403を回転可能である。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400Aによれば、二次転写ローラー491への変位拘束によっても、実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
また、図4に示す例では、変形例1の押圧駆動機構400Aと比べ、第1レバー401及び第2レバー402の構成、並びに第1レバー401及び第2レバー402の接続方法が異なっている。なお、説明の簡略化のため、変形例1と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
変形例2に係る押圧駆動機構400Bは、図4に示すように、第1レバー406と、第2レバー407と、モーター403と、センサー404と、ばね405と、を備えて構成されている。
第1レバー406は、当該第1レバー406に固定した軸受け406aにより、二次転写ローラー491を回転自在に受けている。第1レバー406は、一端(図4中左端)を挿通する揺動軸406bにより支持され、当該揺動軸406bを中心として揺動するようになっている。
第2レバー407の一端には、二次転写ローラー491側と反対側の面から突出する軸部材407aが設けられ、当該軸部材407aの下面が第1レバー406と接触することで、第1レバー406と第2レバー407とが接続される。
第1レバー406及び第2レバー407は、上記の構成を備えることで、互いが接する方向に連動して移動する、即ち、駆動力が略上下方向の少なくとも一方向に伝達される本発明のレバーとして機能する。ここで、互いが接する方向に連動して移動するとは、第1レバー406が第2レバー407と接する略上方向に回転した場合、第1レバー406及び第2レバー407は略上方向に連動して移動し、第2レバー407が第1レバー406と接する略下方向に回転した場合、第1レバー406及び第2レバー407は略下方向に連動して移動することを示している。換言すれば、第1レバー406が第2レバー407と接しない略下方向に回転した場合又は第2レバー407が第1レバー406と接しない略上方向に回転した場合、第1レバー406及び第2レバー407は連動して移動しないようになっている。
また、レバー(第1レバー406及び第2レバー407)の接続点にかかる荷重の方向(荷重方向F)と、接続点におけるレバーの各構成要素(第1レバー406、第2レバー407)の運動方向G1、G2とが略一致するようになっている。
第2レバー407は、軸部材407aよりも他端(図4中右端)側に設けられた揺動軸407bにより支持され、当該揺動軸407bを中心として揺動するようになっている。第2レバー407の揺動軸407bよりも他端側は、他端に向かうにつれて幅広となるように形成されている。第2レバー407の他端は、円弧状に形成されるとともに、モーター403のギア403aと噛み合うように歯車状に形成されている。
なお、変形例2に係る押圧駆動機構400Bのように、駆動力が一方向にしか伝達されない伝達機構においては、DCモーターが発生した駆動力により又はステッピングモーターの脱調動作により、適宜第1レバー406と第2レバー407とを突き当てている状態にする必要がある。
以上のように、変形例2に係る画像形成装置1の押圧駆動機構400Bによれば、伝達機構は、二次転写ローラー491の駆動方向の変位をレバー(第1レバー406及び第2レバー407)により拡大した後、歯車(ギア403a)を介してモーター403に伝達する構成を有し、二次転写ローラー491への変位拘束によりモーター403を回転可能である。
従って、本実施形態に係る押圧駆動機構400Aによれば、駆動力が略上下方向の一方向のみに伝達されるレバーを利用した場合でも、実施形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、第2レバー402とモーター403との間で力を伝達する手段として、歯車(ギア403a)を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、歯車の代わりに、ベルトやワイヤーを利用するようにしてもよい。なお、ベルトを利用した場合、歯車と同様、モーター403を両方向に回転させることができる。
また、変形例1に係る押圧駆動機構400Aでは、発生するトルクを制御することが可能なDCモーター(モーター403)を利用するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、発生するトルクを制御することが不可能なステッピングモーターを利用するようにしてもよい。
ここで、ステッピングモーターは、駆動パルスの電圧波形に基づいてステップ駆動され、回転軸に取り付けられたギアを正転方向又は逆転方向に所定の角度ずつ回転移動させるモーターである。ステッピングモーターは、ギアを介して動力を第2レバー402に伝達することで、第2レバー402を回転させる。
なお、ステッピングモーターを利用する制御は、DCモーターを利用する変形例1の制御と同様である。即ち、制御部10は、ステッピングモーターの励磁電流をオフにして、ばね405により二次転写ローラー491を所定の押圧位置(二次転写ローラー491の静止位置)に駆動させる制御を行う。また、制御部10は、ステッピングモーターを制御して、所定の押圧位置を基準に二次転写ローラー491を規定量だけ退避させることで、二次転写ローラー491を所定の退避位置に駆動させる制御を行う。
以上のように、モーターとしてステッピングモーターを利用した場合であっても、実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、駆動制御部(制御部10)が、用紙の二次転写ローラー491の通過に同期して、ステッピングモーターの励磁電流をオフにして、付勢部材(ばね405)により二次転写ローラー491を所定の押圧位置に駆動させることで、励磁電流をオフにするという簡易な制御で駆動時の基準となる所定の押圧位置を決定することができるので、二次転写ローラー491の駆動制御に係る負荷を軽減することができる。
また、ステッピングモーターを利用する場合、ステッピングモーターの励磁電流をオフにして、ばね405により二次転写ローラー491を所定の押圧位置(二次転写ローラー491の静止位置)に駆動させる制御を行い、所定の押圧位置に対応するステッピングモーターの回転角度を決定する制御を行うようにしているが、これに限定されるものではない。
例えば、制御部10は、ステッピングモーターの励磁電流を通常時(用紙S押圧時)よりも弱い電流に低減し、二次転写ローラー491が中間転写ベルト47を押圧する方向又はばね405による付勢力に抗して退避する方向にステッピングモーターを回転させる。このとき、中間転写ベルト47(用紙S)からの反力又はばね405による付勢力が第1レバー401、第2レバー402及びギアを介してステッピングモーターへと伝達され、ステッピングモーターからの駆動力と中間転写ベルト47からの反力又はばね405による付勢力とがつり合う位置で当該ステッピングモーターが脱調(停止)する。これにより、二次転写ローラー491を所定の押圧位置(二次転写ローラー491の静止位置)に対応するステッピングモーターの回転位置が決定される。ここで、ステッピングモーターの予め設定されたホームポジションを検出するセンサー(図示省略)を設けるようにし、上記の脱調位置からホームポジションまでの退避量を検出させ、この脱調位置からホームポジションまでの退避量を記憶部50に記憶しておく。そして、制御部10は、用紙Sの進入時には、記憶部50に記憶された脱調位置からホームポジションまでの退避量に基づいて、ステッピングモーターの回転位置を決定し、二次転写ローラー491を駆動させる。
以上のように、駆動制御部(制御部10)が、ステッピングモーターの励磁電流を低減し、当該ステッピングモーターを脱調させて、二次転写ローラー491の所定の押圧位置に対応する当該ステッピングモーターの回転位置を決定することで、励磁電流を低減するという簡易な制御で駆動時の基準となる所定の押圧位置を決定することができるので、二次転写ローラー491の駆動制御に係る負荷を軽減することができる。
その他、押圧駆動機構及び画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部(駆動制御部)
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
40Y、40M、40C、40K 画像形成ユニット
47 中間転写ベルト
49 二次転写部
491 二次転写ローラー
492 二次転写対向ローラー
400 押圧駆動機構
401 第1レバー(伝達機構、レバー、リンク機構)
402 第2レバー(伝達機構、レバー、リンク機構)
403 モーター
403a ギア(伝達機構、歯車)
404 センサー(検出部)
405 ばね(付勢部材)
406 第1レバー(伝達機構、レバー)
407 第2レバー(伝達機構、レバー)
50 記憶部
60 通信部

Claims (4)

  1. トナー画像が一次転写される中間転写ベルトに押圧されて従回転することで前記トナー画像を用紙に二次転写する二次転写ローラーを、前記中間転写ベルトに押圧駆動させる押圧駆動機構において、
    前記二次転写ローラーを、前記用紙の画像転写面に直交する方向である駆動方向に駆動させるための駆動力を発生させるモーターと、
    前記モーターが発生させた駆動力を前記二次転写ローラーに伝達して前記二次転写ローラーを前記駆動方向に駆動させる伝達機構と、
    前記モーターの駆動力を制御して、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の位置を制御する駆動制御部と、
    を備え、
    前記伝達機構は、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の変位をレバー又はリンク機構により拡大した後、歯車、ワイヤー又はベルトを介して前記モーターに伝達する構成を有し、
    前記モーターは、ステッピングモーターであり、
    前記駆動制御部は、前記モーターの励磁電流を低減し、当該モーターを脱調させることで、前記二次転写ローラーの所定の押圧位置に対応する当該モーターの回転位置を決定することを特徴とする押圧駆動機構。
  2. 前記伝達機構は、前記レバー又は前記リンク機構の接続点にかかる荷重方向と、接続点における前記レバー又は前記リンク機構の各構成要素の運動方向とが略一致することを特徴とする請求項1に記載の押圧駆動機構。
  3. 前記伝達機構は、前記二次転写ローラーの前記駆動方向の変位を前記リンク機構により拡大した後、前記歯車又は前記ベルトを介して前記モーターに伝達する構成を有し、前記二次転写ローラーへの荷重又は変位拘束により前記モーターを両方向に回転可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の押圧駆動機構。
  4. トナー画像が一次転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトに押圧されて従回転することで前記トナー画像を用紙に二次転写する二次転写ローラーと、
    前記中間転写ベルト及び前記二次転写ローラーを用いて前記用紙に二次転写されるトナー画像を感光体ドラム上に形成する画像形成ユニットと、
    前記二次転写ローラーを前記中間転写ベルトに押圧駆動させる請求項1〜のいずれか一項に記載の押圧駆動機構と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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