JP6637744B2 - オイルパンのドレン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばオイルパンの底部に設けられる樹脂製ドレンプラグによってドレン孔を閉塞するオイルパンのドレン構造に関するものである。
例えば、自動車のエンジンの下部にはオイルを貯留しておくためのオイルパンが設けられている。近年、車両の軽量化の要求から、オイルパンを樹脂製にすることが行われている。オイルパンを樹脂製にした場合には、その底部に設けられるドレン孔を閉塞するためのプラグも樹脂製にすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、オイルパンの底部にドレン孔が形成されており、そのドレン孔を囲む外側環状壁部がオイルパンの外部へ突出するように設けられている。この外側環状壁部の外面には、周方向の一側へ行くほど高くなる突部が形成されている。また、オイルパンのドレン孔の周りには、オイルパンの内部へ突出する内側環状壁部が設けられており、この内側環状壁部の端部には、径方向内方へ突出する爪が形成されている。
一方、ドレンプラグは、ドレン孔の内部に挿入される柱状部を備えている。この柱状部の外周面には、上記爪が螺合するように螺旋条溝が形成されている。さらに、柱状部におけるオイルパンの外部に臨む部分には、可撓片が上記外側環状壁部の一部を覆うように形成されている。そして、ドレンプラグの柱状部をドレン孔に差し込んで回動させると、爪がドレンプラグの螺旋条溝に螺合してドレンプラグがねじ込まれていき、完全にねじ込まれた状態でドレンプラグの可撓片がオイルパンの外側環状壁部の突部に係合してドレンプラグの緩みが抑制されるようになっている。
米国特許第8,701,916号明細書
ところで、オイルパンは車両の下部に位置していることから走行時に前方から飛び石等の障害物が当たることや、例えば縁石等が当たることが考えられる。特許文献1では、ドレンプラグの緩み止め構造として、ドレンプラグにおけるオイルパンの外部に臨む部分に可撓片を設け、この可撓片をオイルパンの外側環状壁部の突部に係合させているので、可撓片に障害物等が当たり易い。可撓片は樹脂製であることから障害物が当たった際に破損し易く、可撓片が当たるとドレンプラグが緩んで非閉塞状態になり、ひいてはオイル漏れに繋がりやすいという問題が考えられる。
また、オイル交換時には工具等を使用して外部からドレンプラグを緩めて非閉塞状態にする必要があるが、ドレンプラグが障害物によって損傷していると工具等をドレンプラグに係合させることができない恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドレンプラグを樹脂製とする場合に、ドレンプラグが不意に非閉塞状態になってしまうのを未然に防止できるようにし、しかも、非閉塞状態にする必要がある場合には確実に非閉塞状態にできるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ドレンプラグにおけるオイルパンの外部に臨む部分を保護するようにした。
第1の発明は、
樹脂製オイルパン(1)の底部に形成されたドレン孔(10)を樹脂製ドレンプラグ(20)で閉塞するオイルパン(1)のドレン構造において、
上記ドレンプラグ(20)は、上記ドレン孔(10)に差し込まれて該ドレン孔(10)を閉塞する柱状の閉塞部(21)と、該閉塞部(21)と上記ドレン孔(10)の内面との間に介在するリング状のシール材(23)と、上記オイルパン(1)の外側に臨むように設けられ、該ドレンプラグ(20)を回動させるための工具が係脱する工具係脱部(22)とを備えるとともに、上記ドレン孔(10)の中心線周りに回動動作して閉塞状態と、非閉塞状態とに切り替えられ、
上記ドレンプラグ(20)の上記工具係脱部(22)には、上記中心線の径方向に延出するフランジ(24)が形成され、
上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)の外面には、螺旋溝(21a)が形成されるとともに、該螺旋溝(21a)よりも上記ドレン孔(10)への差込方向基端側において上記シール材(23)が嵌入する嵌入溝(21b)が周方向に連続するように形成され、
上記オイルパン(1)の底部における上記ドレン孔(10)の周りには、上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)を囲むように延びる環状壁部(11)が該オイルパン(1)の内部へ突出するように設けられ、該環状壁部(11)の突出方向先端部には、上記螺旋溝(21a)に螺合する螺合爪(11a)が形成され、
上記オイルパン(1)の底部における上記環状壁部(11)の基端部近傍には、当該環状壁部(11)の外側部分に、上記シール材(23)よりも上流側で開口するとともに、上記オイルパン(2)の内部から上記ドレン孔(10)に通じるオイル抜き穴(5a)が上記底部を貫通するように形成され、
上記オイル抜き穴(5a)は、上記ドレン孔(10)に差し込まれた上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)により閉塞され、
上記オイルパン(1)の外面(2)における上記ドレン孔(10)の周りと、上記フランジ(24)における上記オイルパン(1)の外面(2)と対向する面(24a)との少なくとも一方には、上記ドレンプラグ(20)が上記閉塞状態にあるときに上記工具係脱部(22)に係合して該ドレンプラグ(20)の回動を抑制する回動抑制部(2a、20e)が設けられ、他方には該回動抑制部(2a、20e)に係合する係合部(24b)が設けられ、
上記オイルパン(1)の外部における上記ドレン孔(10)の周りには、上記工具係脱部(22)を囲むように延び、該工具係脱部(22)を保護する保護壁部(13)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ドレンプラグの工具係脱部がオイルパンの外側に臨むように設けられているので、工具を工具係脱部に容易に係合させてドレンプラグを回動動作させることが可能になる。ドレンプラグを閉塞状態にすると、ドレンプラグの工具係脱部がオイルパンの回動抑制部に係合するので、ドレンプラグの回動が抑制される。このとき、工具係脱部が保護壁部によって保護されているので、例えば障害物等が工具係脱部に当たりにくくなり、工具係脱部の破損が防止される。よって、ドレンプラグが回動抑制部に係合した状態が維持され、ドレンプラグが非閉塞状態にならないようにすることが可能になる。
一方、ドレンプラグを閉塞状態から非閉塞状態に切り替える場合には、上述のように工具係脱部が保護されているので、工具を工具係脱部に確実に係合させて非閉塞状態に切り替えることが可能になる。
また、ドレンプラグのフランジにおけるオイルパンと対向する面に係合部を設けたので、係合部に障害物が当たることはなく、係合部の破損が未然に防止される。従って、係合部を回動抑制部に確実に係合させておくことが可能になる。
また、ドレンプラグが閉塞状態にあるときには、オイルパンの環状壁部がドレンプラグの閉塞部を囲むことになるので、ドレンプラグが閉塞状態で安定する。また、このときオイル抜き穴が閉塞されているのでオイル抜き穴からのオイル漏れはない。一方、オイルを抜く際には、ドレンプラグを非閉塞状態にすると、オイル抜き穴が開放されて環状壁部の基端部近傍からもオイルが抜けていく。よって、オイルパンにオイルが残らないようにすることが可能になる。
第1の発明によれば、オイルパンの外部におけるドレン孔の周りに、閉塞状態にあるドレンプラグの工具係脱部に係合して該ドレンプラグの回動を抑制する回動抑制部と、工具係脱部を保護する保護壁部とを設けたので、ドレンプラグが不意に非閉塞状態になってしまうのを未然に防止でき、しかも、非閉塞状態にする必要がある場合には工具を利用して容易に、かつ、確実に非閉塞状態にすることができる。
また、係合部と回動抑制部とを確実に係合させておくことができる。
また、オイルパンのドレン孔の周りに、ドレンプラグの閉塞部を囲む環状壁部を設け、環状壁部の基端部近傍にオイル抜き穴を形成したので、ドレンプラグを非閉塞状態にしたときにオイルパンにオイルが残らないようにすることができる。
本発明の実施形態1に係るオイルパンの断面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 実施形態1に係るオイルパンのドレン孔近傍を下方から見た斜視図である。 実施形態1に係るドレンプラグを側方から見た斜視図である。 実施形態1に係るドレンプラグを上方から見た斜視図である。 実施形態1の変形例に係る図2相当図である。 実施形態2に係るドレン孔近傍を下方から見た斜視図である。 実施形態2に係るドレンプラグを上方から見た斜視図である。 実施形態2に係るドレンプラグを下方から見た斜視図である。 図7におけるX−X線断面図である。 実施形態2の変形例1に係る図8相当図である。 実施形態2の変形例1に係る図9相当図である。 実施形態2の変形例1に係る図10相当図である。 実施形態2の変形例2に係る図7相当図である。 実施形態2の変形例2に係る図8相当図である。 実施形態2の変形例2に係る図9相当図である。 図14におけるXVII−XVII線断面図である。 実施形態2の変形例3に係る図8相当図である。 実施形態2の変形例3に係る図9相当図である。 実施形態2の変形例3に係る図14相当図である。 実施形態3に係るドレン孔近傍をオイルパンの上方から見た斜視図である。 実施形態3に係るドレン孔近傍をオイルパンの下方から見た斜視図である。 実施形態3に係るドレン孔近傍の平面図である。 実施形態3に係るドレン孔近傍の底面図である。 図24におけるXXV−XXV線断面図である。 ドレン孔が閉塞状態にある図25相当図である。 図24におけるXXVII−XXVII線断面図である。 ドレン孔が閉塞状態にある図27相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るオイルパンのドレン構造が適用されたオイルパン1を示すものである。このオイルパン1は、図示しないが、例えば自動車等に搭載されるエンジンの下部に設けられるものであり、全体が樹脂材からなる樹脂製オイルパンである。尚、本発明は、エンジンのオイルパン1以外にも、例えば図示しないが自動変速機のオイルパンや各種機械のオイルパン等に適用することができる。
オイルパン1は、底壁部2と、底壁部2の周縁部から上方へ延びる周壁部3と、周壁部3の上端部から外方へ延びるフランジ状の締結板部4とを備えており、底壁部2、周壁部3及び締結板部4は樹脂材を射出成形してなるものである。締結板部4には、複数のボルト挿通孔4aがオイルパン2の周方向に互いに間隔をあけて形成されている。ボルト挿通孔4aには、図示しないボルトが下方から挿通されるようになっている。これらボルトはエンジンブロックの下面に螺合し、これによりオイルパン1がエンジンに締結される。
オイルパン1の底部(底壁部2と周壁部3の下部とからなる部分)には、ドレンプラグ20が設けられている。オイルパン1の底部には、ドレン孔10(図3に示す)が形成されるドレン孔形成板部5が設けられている。ドレン孔形成板部5は、全体としてオイルパン1の内部に膨出するように形成されている。
ドレン孔10は、円形断面を有しており、図2に示すように、その中心線Aが傾斜するように形成されている。中心線Aの傾斜方向は、例えば図2の左側を車両前側としたときには、後側へ行くほど上に位置する方向であり、また、図2の左側を車両後側としたときには、前側へ行くほど上に位置する方向である。オイルパン1の内部におけるドレン孔10の周りには、環状壁部11が中心線A方向に突出するように形成されている。この環状壁部11の内径は、ドレン孔10の内径よりも小さく設定されている。また、環状壁部11は円筒状をなしており、ドレン孔10と同心上に位置している。
環状壁部11の突出方向先端部には、径方向内方へ突出する2つの螺合爪11a、11aが周方向に互いに間隔をあけて形成されている。この実施形態では、螺合爪11a、11aが互いに対向するように配置されている。一方の係合爪11aは他方の螺合爪11aよりも環状壁部11の突出方向基端側に位置付けられている。これは、後述するドレンプラグ20の螺旋溝21aに螺合させるためである。
また、ドレン孔形成板部5における環状壁部11の基端部近傍には、シール材23の組み付けられている位置よりも上流側(オイル排出時におけるオイル流れ方向上流側)で、オイルパン2の内部からドレン孔10に通じる複数のオイル抜き穴5a、5aが環状壁部11の周方向に互いに間隔をあけて形成されている。オイル抜き穴5a、5aは、環状壁部11の基端部近傍に溜まったオイルをオイルパン1の外部へ排出するためのものである。尚、オイル抜き穴5aの個数は1つであってもよく、少なくとも下部に形成されていればよい。また、ドレン孔形成板部5の環状壁部11の外側に段差12fを設けてもよく、こうすることで環状壁部11の外側に溜まったオイルを容易に排出することが可能になる。
オイルパン1の外部におけるドレン孔10の周りには、小径外側筒状部12が中心線A方向に突出するように形成されている。この小径外側筒状部12は、周方向に連続していてもよいし、部分的に不連続であってもよい。小径外側筒状部12の外径は、該小径外側筒状部12の基端側部12aから先端側部12bに亘って同じに設定される一方、内径は、該小径外側筒状部12の先端側部12bが基端側部12aに比べて大きくなるように設定されている。これにより、小径外側筒状部12の肉厚は、基端側部12aの方が厚くなるとともに、小径外側筒状部12の内面には段部12cが形成されることになる。
図3に示すように、小径外側筒状部12の突出方向先端面12dには、ドレンプラグ20が閉塞状態にあるときに該ドレンプラグ20に係合して該ドレンプラグ20の回動を抑制する回動抑制突部(回動抑制部)20e、20eが形成されている。回動抑制突部20e、20eの高さは、周方向一側へ向かって徐々に高くなるように設定されている。
オイルパン1の外部におけるドレン孔10の周りには、小径外側筒状部12の外側に、大径外側筒状部(保護壁部)13が中心線A方向に突出するように形成されている。この大径外側筒状部13は、周方向に連続していてもよいし、部分的に不連続であってもよい。大径外側筒状部13は小径外側筒状部12と同心上に位置する円筒状をなしている。大径外側筒状部13の内径は、小径外側筒状部12の外径よりも所定寸法だけ大きく設定されており、大径外側筒状部13の内面と小径外側筒状部12の外面との間には隙間が形成されている。また、大径外側筒状部13における中心線A方向の寸法は、小径外側筒状部12における中心線A方向の寸法よりも長く設定されている。したがって、大径内側筒状部13の突出方向先端面13aは、小径外側筒状部12の突出方向先端面12dよりも外方に位置することになる。
ドレンプラグ20は樹脂材を射出成形してなる樹脂製ドレンプラグであり、図2、図4及び図5に示すように、オイルパン1のドレン孔10に差し込まれて該ドレン孔10を閉塞する閉塞部21と、閉塞部21と一体成形された工具係脱部22と、シール材23とを有している。図2に示すように、閉塞部21は、ドレン孔10に差し込まれた状態で、オイルパン1の環状壁部11の先端部よりもオイルパン1の内方に位置するように、ドレン孔10の中心線A方向に長い柱状に形成されている。閉塞部21の先端部(ドレン孔10への差し込み方向先端部)は、先細形状とされている。また、閉塞部21の外面には螺旋溝21aが形成されている。螺旋溝21aには、オイルパン1の螺合爪11a、11aが入ることによって係合するようになっている。螺旋溝21aは、ドレンプラグ20を右に回すことで該ドレンプラグ20がドレン孔10へ次第に入っていくように、即ち、右ねじとなるように形成されている。
閉塞部21の螺旋溝21aよりも基端部(ドレン孔10への差し込み方向基端部)には、シール材23(図2にのみ示す)が嵌入する嵌入溝21bが該閉塞部21の全周に亘って連続するように形成されている。シール材23は、いわゆるOリングであり、ゴム等の弾性材からなり、閉塞部21とドレン孔10の内面との間に介在して両者の間からのオイル漏れを防止する。また、閉塞部21には、孔部21cが形成されている。孔部21cは、閉塞部21の先端面に開口して基端側へ延びており、閉塞部21の軸線上に位置している。閉塞部21は、ドレン孔10を閉塞した状態にあるとき、閉塞部21の外面がオイルパン1の環状壁部11によって囲まれるようになっている。また、閉塞部21は、オイル抜き穴5a、5aも閉塞するように構成されている。
工具係脱部22は、閉塞部21の基端側に一体成形され、該閉塞部21の嵌入溝21bが形成された部分よりも大径とされてオイルパン1の外側に臨むように設けられている。工具係脱部22におけるオイルパン1の外側に臨む面22aには、工具(図示せず)の先端部を挿入するための工具挿入孔22bが形成されている。工具挿入孔22bの断面形状は、例えば六角形や四角形とすることができ、工具の外形状と略一致して工具が空回りしない形状とすればよい。
工具係脱部22には、径方向外方へ突出するフランジ24が形成されている。フランジ24は図5等に示すように円形とされている。フランジ24の外径は、大径外側筒状部13の内径よりも小さく設定されている。ドレンプラグ20がドレン孔10を閉塞した状態では、フランジ24が大径外側筒状部13の先端面13aよりも基端側に位置し、大径外側筒状部13がフランジ24の外周面を囲むことになる。このとき、フランジ24の外周面と大径外側筒状部13の内面との間には隙間が形成される。また、工具係脱部22のフランジ24よりも閉塞部21側の部分は、小径外側筒状部12の内側に配置されるようになっている。
図4及び図5に示すように、フランジ24におけるオイルパン1と対向する面24aには、回動抑制突部20e、20eに係合する係合凹部(係合部)24b、24bが互いに周方向に間隔をあけて設けられている。尚、図示しないが、係合凹部をオイルパン1の底壁部2に設け、回動抑制突部をフランジ24におけるオイルパン1と対向する面24aに設けてもよい。
係合凹部24b、24bは、回動抑制突部20e、20eの周方向の突出高さの変化に対応するように、周方向一側へ行くほど深くなるように形成されている。これにより、各回動抑制突部20eが係合凹部24bにしっかりと嵌まるようになる。
次に、上記のように構成されたオイルパン1のドレン孔10をドレンプラグ20によって閉塞する場合について説明する。まず、ドレンプラグ20の工具挿入孔22bに工具を挿入するとともに、ドレンプラグ20の先端部をドレン孔10に挿入し、この状態でドレンプラグ20を右に回動させる。すると、ドレンプラグ20がドレン孔10の中心線A周りに回動動作し、このときにドレンプラグ20の螺旋溝21aに螺合爪11a、11aが入って係合するので、螺旋溝21aの形状によってドレンプラグ20がドレン孔10に差し込まれていく。ドレンプラグ20がドレン孔10に完全に差し込まれると、ドレン孔10を閉塞する閉塞状態となる。閉塞状態では、閉塞部21がオイル抜き穴5a、5aを閉塞するとともに、シール材23が閉塞部21とドレン孔10の内面との間をシールする。このとき、各回動抑制突部20eが係合凹部24bに嵌まるので、ドレンプラグ20が左方向へ回動しようとした際に回動が確実に抑制される。よって、オイル漏れを抑制することができる。
また、閉塞状態では、工具係脱部22のフランジ24よりも閉塞部21側の部分が小径外側筒状部12の内側に配置され、また、大径外側筒状部13がフランジ24を保護するように、該フランジ24を囲むように延びている。このため、例えば石等の障害物が飛んできた場合に、障害物が工具係脱部22及びそのフランジ24に当たりにくく、よって、工具係脱部22及びそのフランジ24の損傷を抑制することができる。
一方、閉塞状態にあるドレンプラグ20を左に回動させることでドレンプラグ20がドレン孔10から抜ける方向に移動していき、非閉塞状態になる。つまり、ドレンプラグ20は、ドレン孔10の中心線A周りに回動動作して閉塞状態と、非閉塞状態とに切り替えられる。非閉塞状態に切り替える際には、工具によって大きなトルクをかけることで回動抑制突部20eが係合凹部24bから抜け出てドレンプラグ20の回動が可能になる。オイルパン1の内部のオイルは、ドレン孔10から流出するとともに、オイル抜き穴5aからも流出するので、オイルパン1の内部にオイルが残りにくくなる。
以上説明したように、この実施形態1に係るオイルパン1のドレン構造によれば、ドレンプラグ20の工具係脱部22がオイルパン1の外側に臨むように設けられているので、工具を工具係脱部22に容易に係合させてドレンプラグ20を回動動作させることができる。ドレンプラグ20を閉塞状態にすると、ドレンプラグ20の工具係脱部22がオイルパン1の回動抑制突部20eに係合するので、ドレンプラグ20の回動を抑制することができる。このとき、工具係脱部22が大径外側筒状部13によって保護されているので、例えば障害物等が工具係脱部22に当たりにくくなり、工具係脱部22の破損を防止できる。よって、ドレンプラグ20を大径外側筒状部13に係合した状態で維持することができ、ドレンプラグ20が非閉塞状態にならないようにすることができる。
一方、ドレンプラグ20を閉塞状態から非閉塞状態に切り替える場合には、上述のように工具係脱部22が保護されているので、工具を工具係脱部22に確実に係合させて非閉塞状態に切り替えることができる。
また、図6に示す実施形態1の変形例のように、ドレン孔10はオイルパン1の底壁部2に設けることもできる。この場合、ドレン孔10の中心線Aは上下方向に延びることになる。また、ドレンプラグ20の閉塞部21は上下方向に延びる柱状である。
(実施形態2)
図7〜図10は本発明の実施形態2に係るものである。実施形態2では、小径外側筒状部12を省略して環状壁部11を延長させている点と、回動抑制突部(回動抑制部)2a、2aをオイルパン1の底壁部2の外面に設けている点とで実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図10にも示すように、オイルパン1の底壁部2の外面においてドレン孔10の周りには、ドレンプラグ20が閉塞状態にあるときに工具係脱部22に係合してドレンプラグ20の回動を抑制する回動抑制突部2a、2aが互いに周方向に間隔をあけて設けられている。これら回動抑制突部2a、2aは、実施形態1の回動抑制突部20e、20eと同様に、周方向一側へ行くに従って突出高さが高くなるように形成されている。
環状壁部11は、実施形態1のものに比べて突出方向に延長されている。これにより、シール材23とのシール面を十分に確保することができるとともに、環状壁部11によってドレンプラグ20の閉塞部21を保持することができ、ドレンプラグ20を安定させることができる。フランジ24の凹部24b、24bと工具係脱部22との間にスリット(切欠部)24k、24kを設けることによって、ドレンプラグ20の緩みを確実に抑制しながらも工具を使って容易に係脱させることができるようになる。
この実施形態2に係るオイルパン1のドレン構造によれば、実施形態1と同様に、ドレンプラグ20の回動を抑制することができるとともに、工具係脱部22が大径外側筒状部13によって保護されているので、工具係脱部22の破損を防止できる。よって、ドレンプラグ20を大径外側筒状部13に係合した状態で維持することができ、ドレンプラグ20が非閉塞状態にならないようにすることができる。また、ドレンプラグ20を閉塞状態から非閉塞状態に切り替える場合には、工具を工具係脱部22に確実に係合させて非閉塞状態に切り替えることができる。
また、図11〜図13に示す実施形態2の変形例1のように、ドレンプラグ20の工具係脱部22に突出部26を設け、この突出部26に工具挿入孔26bを形成してもよい。
また、図14〜図17に示す実施形態2の変形例2のように、ドレンプラグ20の締め過ぎを防止するためのストッパ2b、2bを設けてもよい。ストッパ2b、2bは、オイルパン1の底壁部2の外面においてドレン孔10の周りから突出しており、回動抑制突部2a、2aの間に位置付けられている。
一方、図15、図17等に示すように、ドレンプラグ20のフランジ24には、凸状部24d、24dが、係合凹部24b、24bの間に位置するように設けられている。したがって、ドレンプラグ20を右に回動させていくと、各ストッパ2bと凸状部24dとが周方向に互いに接近していき、やがて当接することによってドレンプラグ20の回動が停止し、これにより、ドレンプラグ20の締め過ぎを防止できる。ストッパ2b及び凸状部24dの数は1つであってもよい。
また、図18〜図20に示す実施形態2の変形例3のように、変形例2の構成を前提としてドレンプラグ20の工具係脱部22に突出部26を設け、この突出部26に工具挿入孔26bを形成してもよい。
(実施形態3)
図21〜図27は本発明の実施形態3に係るものである。実施形態3では、ドレンプラグ20をオイルパン1の内部に係合させるようにしている点で実施形態1、2のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態3では、オイルパン1の内部におけるドレン孔10の周りには環状壁部11が形成されており、この環状壁部11には、該環状壁部11の内方に向かって開放し、中心線方向に延びるガイド溝11b、11bが互いに周方向に間隔をあけて形成されている。これらガイド溝11b、11bの長手方向両端部は開放されている。
環状壁部11の突出方向先端面には、凹部(回動抑制部)11c、11cが形成されている。凹部11c、11cは、ガイド溝11b、11bの間に位置付けられている。また、凹部11c、11cの内面には、環状壁部11の突出方向に延びるストッパ面11d、11dが連続している。さらに、凹部11c、11cに隣接するようにロック用突出部11e、11eが形成されている。また、ガイド溝11b、11bに隣接するように、逆回転防止用突出部11f、11fが形成されている。
一方、ドレンプラグ20の閉塞部21の先端部には、径方向へ突出するピン形状部29、29が周方向に互いに間隔をあけて形成されている。ピン形状部29、29は、それぞれオイルパン1のガイド溝11b、11bに挿入されるようになっている。
実施形態3では、ドレンプラグ20のピン形状部29、29をガイド溝11b、11bに挿入し、ガイド溝11b、11bによって環状壁部11の突出方向先端側へ案内する。そして、ドレンプラグ20を下方から見て右に回動させると、環状壁部11の突出方向先端面上をピン形状部29、29が周方向に移動していく。このとき、逆方向(左方向)に回動させようとすると、ピン形状部29、29が逆回転防止用突出部11f、11fに当たることになり、逆回転が防止される。
ピン形状部29、29がロック用突出部11e、11eを乗り越えて凹部11c、11cに入るまでドレンプラグ20を回動させると、ピン形状部29、29がロック用突出部11e、11eと、ストッパ面11d、11dとによって凹部11c、11c内に留まるようになり、これにより、凹部11c、11cが閉塞部21のピン形状部29、29に係合して該ドレンプラグ20の回動が抑制され、ドレンプラグ20が閉塞状態になる。
一方、閉塞状態にあるドレンプラグ20を左に回動させると、ピン形状部29、29がロック用突出部11e、11eを乗り越えて凹部11c、11cから出て係合状態が解除される。そして、ドレンプラグ20のピン形状部29、29をガイド溝11b、11bに合わせた後、ドレンプラグ20を下方へ移動させるとドレンプラグ20が非閉塞状態になる。
この実施形態3では、ドレンプラグ20を閉塞状態にすると、ドレンプラグ20の閉塞部21のピン形状部29、29が凹部11c、11cに係合するので、ドレンプラグ20の回動が抑制される。このとき、ピン形状部29、29はドレン孔10に挿入される部位であることから、障害物等が当たることはなく、よってピン形状部29、29の破損が未然に防止され、ドレンプラグ20が非閉塞状態にならないようにすることができる。また、工具係脱部22が大径外側筒状部13によって保護されているので、例えば障害物等が工具係脱部22及びそのフランジ24に当たりにくくなり、工具係脱部22及びそのフランジ24の破損を防止できる。
尚、実施形態2、3において、ドレン孔10を実施形態1と同様にオイルパン1の周壁部3の下部近傍に設けてもよい。また、実施形態1〜3においても実施形態2のスリット(切欠部)24kを設けることができる。また、実施形態3においても実施形態1の段差12fを設けることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係るオイルパンのドレン構造は、例えば、エンジンに設けられる樹脂製オイルパンに適用することができる。
1 オイルパン
2 底壁部(オイルパンの外面)
2a 回動抑制突部(回動抑制部)
5a オイル抜き穴
10 ドレン孔
11 環状壁部
11c 凹部(回動抑制部)
13 大径外側筒状部(保護壁部)
20 ドレンプラグ
20e 回動抑制突部(回動抑制部)
21 閉塞部
22 工具係脱部
23 シール材
24 フランジ
24b 係合凹部(係合部)

Claims (1)

  1. 樹脂製オイルパン(1)の底部に形成されたドレン孔(10)を樹脂製ドレンプラグ(20)で閉塞するオイルパン(1)のドレン構造において、
    上記ドレンプラグ(20)は、上記ドレン孔(10)に差し込まれて該ドレン孔(10)を閉塞する柱状の閉塞部(21)と、該閉塞部(21)と上記ドレン孔(10)の内面との間に介在するリング状のシール材(23)と、上記オイルパン(1)の外側に臨むように設けられ、該ドレンプラグ(20)を回動させるための工具が係脱する工具係脱部(22)とを備えるとともに、上記ドレン孔(10)の中心線周りに回動動作して閉塞状態と、非閉塞状態とに切り替えられ、
    上記ドレンプラグ(20)の上記工具係脱部(22)には、上記中心線の径方向に延出するフランジ(24)が形成され、
    上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)の外面には、螺旋溝(21a)が形成されるとともに、該螺旋溝(21a)よりも上記ドレン孔(10)への差込方向基端側において上記シール材(23)が嵌入する嵌入溝(21b)が周方向に連続するように形成され、
    上記オイルパン(1)の底部における上記ドレン孔(10)の周りには、上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)を囲むように延びる環状壁部(11)が該オイルパン(1)の内部へ突出するように設けられ、該環状壁部(11)の突出方向先端部には、上記螺旋溝(21a)に螺合する螺合爪(11a)が形成され、
    上記オイルパン(1)の底部における上記環状壁部(11)の基端部近傍には、当該環状壁部(11)の外側部分に、上記シール材(23)よりも上流側で開口するとともに、上記オイルパン(2)の内部から上記ドレン孔(10)に通じるオイル抜き穴(5a)が上記底部を貫通するように形成され、
    上記オイル抜き穴(5a)は、上記ドレン孔(10)に差し込まれた上記ドレンプラグ(20)の上記閉塞部(21)により閉塞され、
    上記オイルパン(1)の外面(2)における上記ドレン孔(10)の周りと、上記フランジ(24)における上記オイルパン(1)の外面(2)と対向する面(24a)との少なくとも一方には、上記ドレンプラグ(20)が上記閉塞状態にあるときに上記工具係脱部(22)に係合して該ドレンプラグ(20)の回動を抑制する回動抑制部(2a、20e)が設けられ、他方には該回動抑制部(2a、20e)に係合する係合部(24b)が設けられ、
    上記オイルパン(1)の外部における上記ドレン孔(10)の周りには、上記工具係脱部(22)を囲むように延び、該工具係脱部(22)を保護する保護壁部(13)が設けられていることを特徴とするオイルパン(1)のドレン構造。
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