JP7249923B2 - 封止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、封止構造に関し、特に、ドレンプラグによるオイルパンの封止構造に関する。
例えばドレンプラグなど、所定部材の開口部を封止部材で封止する封止構造であって、所定の工具を使用するなどして逆転方向に回転させることにより所定部材から取り外される封止構造が知られている。このような封止構造の一例として、各弧状アーム部の先端部および前記ドレン孔の開口縁部の双方に形成されていて、互いに凹凸嵌合することで緩み止め機能を発揮する緩み止め噛み合い部と、を備えているオイルパンのドレンプラグ構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-100222号公報
特許文献1に記載されるような封止構造は、弧状アーム部を有するが、封止部材を逆転方向に回転させてオイルパンなどの所定部材から取り外すときに、この弧状アーム部15には、弧の接線と平行な方向に力が与えられていた。すなわち、弧状アーム部15に力が与えられる箇所と回転中心を結ぶ直線と、弧状アーム部15に与えられる力の方向がなす角度は直角であった。発明者の研究開発の結果、弧状アーム部15にこのような方向の力が与えられると、弧状アーム部15に径外向きに力が与えられ、封止部材を逆転方向に回転させると、弧状アーム部15先端の係合凸部(緩み止め噛み合い部)16が係合凹部(緩み止め噛み合い部)17の段差を乗り越える際の、段差面の乗り越え反力だけでなく、弧状アーム部15の回転方向の外方への撓みによる反力が大きく、操作に違和感が生じることが判明した。このため、封止部材を取り外すときの操作性には改善の余地があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、封止部材を所定部材から取り外すときの操作性を改善することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る封止構造は、開口部を有する所定部材と、所定部材の開口部を封止する封止部材と、を備える。封止部材は、本体部と、本体部に固定されたねじ部であって、本体部が正転方向に回転させられることにより所定部材の開口部にねじ込まれるねじ部と、一端が本体部に結合された、弾性変形可能なアーム部と、を有する。所定部材およびアーム部の一方に凸部が形成されており、他方に凹部が形成されている。本体部が正転方向に回転させられると、所定の回転位置に回転させられるまではアーム部の一部が所定部材の表面を滑動しながらアーム部が弾性変形し、所定の回転位置まで回転させられたときに凹部に凸部がはまり込みアーム部の弾性変形が戻ることにより、所定の回転位置からの本体部の回転が阻止される。所定の回転位置から本体部が逆転方向に回転させられると、アーム部が弾性変形しながら凸部が凹部の壁部を滑動して乗り越えることにより、所定の回転位置からの本体部の回転阻止が解除される。本体部が逆転方向に回転させられて凸部が壁部を滑動しているとき、本体部の回転中心方向に見て、所定部材からアーム部に与えられる力の方向と、凸部と壁部との接触箇所と本体部の回転中心とを結ぶ直線とが成す角度Aが90度未満となるように、凸部または凹部が形成されている。
この態様によれば、所定の工具を使用するなどして封止部材を逆転方向に回転させるときに、所定部材からアーム部に与えられる力によってアーム部が接触箇所を中心として回転させられることを抑制することができる。このため、封止部材を所定部材から取り外すときの操作性を改善することができる。
凸部と壁部との接触箇所とアーム部の本体部との結合箇所とを結ぶ直線と、凸部と壁部との接触箇所と本体部の回転中心とを結ぶ直線と、が成す角度を角度Bとして、
90度>角度A≧角度B
が成り立つように凸部または凹部が形成されていてもよい。
この態様によれば、所定部材からアーム部に与えられる力によってアーム部が接触箇所を中心として回転させられることをより抑制することができる。このため、封止部材を所定部材から取り外すときの操作性をより改善することができる。
角度Aが角度Bと等しくなるように凸部または凹部が形成されていてもよい。この態様によれば、所定部材からアーム部に与えられる力によってアーム部が接触箇所を中心として回転させられることを回避することができる。このため、封止部材を所定部材から取り外すときの操作性を大幅に改善することができる。
なお、所定部材に凹部が形成されており、アーム部に凸部が形成されていてもよい。また、所定部材に凸部が形成されており、アーム部に凹部が形成されていてもよい。
所定部材は樹脂から成っていてもよい。凸部が凹部にはまり込んでいることにより、封止部材を強いトルクで所定部材にねじ込まなくても、封止部材の逆転を阻止できる。このため所定部材が樹脂の場合においても、ねじ部の信頼性を向上させることができる。
所定部材は、オイルパンであり、封止部材は、ドレンプラグであってもよい。この態様によれば、ドレンプラグをオイルパンから取り外すときの操作性を改善することができる。
本発明によれば、封止部材を取り外すときの操作性を改善することができる。
第1の実施形態に係る封止構造を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るドレンプラグを示す斜視図である。 第1の実施形態に係るドレンプラグの正面図である。 第1の実施形態に係るドレンプラグの裏面図である。 第1の実施形態に係るドレンプラグ締結部を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るドレンプラグ締結部の正面図である。 回転中心を含む平面による封止構造の断面図である。 ドレンプラグ締結部にドレンプラグがねじ込まれたときの封止構造の正面図である。 図8のP-P断面図である。 第2の実施形態に係る封止構造を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るドレンプラグの正面図である。 第2の実施形態に係るドレンプラグの裏面図である。 第2の実施形態に係るドレンプラグ締結部を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るドレンプラグ締結部の正面図である。 ドレンプラグ締結部にドレンプラグがねじ込まれたときの封止構造の正面図である。 図15のQ-Q断面図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る封止構造10を示す斜視図である。封止構造10は、ドレンプラグ締結部20(所定部材)及びドレンプラグ30(封止部材)を有する。
図2は、第1の実施形態に係るドレンプラグ30を示す斜視図である。図3は、第1の実施形態に係るドレンプラグ30の正面図である。図4は、第1の実施形態に係るドレンプラグ30の裏面図である。ドレンプラグ30は、本体部30a、雄ねじ部30b、アーム部30cを有する。
本体部30aは概ね円柱状に形成されている。本体部30aが正転方向Xに回転させられることによりドレンプラグ締結部20の後述する排出孔にねじ込まれる。これによってドレンプラグ締結部20の排出孔が塞がれる。
アーム部30cは、本体部30aの回転中心Oと同軸の円弧状に形成されており、一端が本体部30aに結合されている。本体部30a、雄ねじ部30b、及びアーム部30cは樹脂により一体的に形成されている。このため、アーム部30cは弾性変形可能となっている。第1の実施形態では、ドレンプラグ30は2つのアーム部30cを有している。しかしながら、ドレンプラグ30は1つ、または3つ以上のアーム部30cを有していてもよい。
アーム部30cの他端30fに爪部30g(凸部)が形成されている。アーム部30cの他端30fは、本体部30aに結合している一端よりも逆転方向Yにある。爪部30gは、アーム部30cの下側、すなわち雄ねじ部30b側に形成されている。
爪部30gは、第1傾斜部30h及び第2傾斜部30iを有する。第1傾斜部30hは、第2傾斜部30iよりも逆転方向Yにある。第1傾斜部30h及び第2傾斜部30iは、爪部30gの突出方向に進むにしたがって互いが近づくように傾斜している。第2傾斜部30iは、回転中心Oを通過する直線上に延在している。第1傾斜部30hは、回転中心Oを通過する直線に対して、径外側に進むにしたがって正転方向Xに進むように傾斜している。
雄ねじ部30bは、本体部30aの一端部から本体部30aと同軸に延在するように形成されている。雄ねじ部30bは、らせん状の溝として形成されている。ドレンプラグ30を1回転未満でドレンプラグ締結部20に取り付けることができるように、雄ねじ部30bのピッチ及び溝の幅は通常のねじよりも非常に大きくなっている。
ドレンプラグ30は、工具挿入孔30dをさらに有する。工具挿入孔30dは、本体部30aの他端部に凹部として配置されている。第1の実施形態では、工具挿入孔30dは六角レンチが嵌め込まれるように正面から見て六角形の凹部として形成されている。しかし、工具挿入孔30dに代えて、例えば六角柱状の突出部が形成されていてもよい。
図5は、第1の実施形態に係るドレンプラグ締結部20を示す斜視図である。図6は、第1の実施形態に係るドレンプラグ締結部20の正面図である。ドレンプラグ締結部20は、ベース部20a、突出部20b、及び排出孔20cを有する。ベース部20aは、直方体状に形成されている。ベース部20aには、4つの取付孔20iが形成されており、この取付孔20iを通じて締結具を用いてオイルパン本体にドレンプラグ締結部20が固定される。したがって、ドレンプラグ締結部20はオイルパンの一部を構成する。
突出部20bは、ベース部20aの一面から突出する。突出部20bは円柱状に形成されている。突出部20b先端には、円環状の平面である頂面20dが形成されている。この頂面20dから凹むように凹部20eが形成されている。
凹部20eは、第1壁部20f及び第2壁部20gを有する。第1壁部20fは、第2壁部20gよりも逆転方向Yにある。ドレンプラグ30が逆転方向Yに回転させられたときに、第1壁部20fがドレンプラグ30の第1傾斜部30hに当接する。また、ドレンプラグ30が正転方向Xに回転させられたときに、第2壁部20gがドレンプラグ30の第2傾斜部30iに当接する。このため、第1壁部20fの傾斜角度は第1傾斜部30hと同じであり、第2壁部20gの傾斜角度は第2傾斜部30iと同じである。
第2壁部20gは、回転中心Oを通過する直線上に延在している。第1壁部20fは、回転中心Oを通過する直線に対して、径外側に進むにしたがって正転方向Xに進むように傾斜している。
突出部20bの中心に、排出孔20cが形成されている。排出孔20cには、雌ねじ部20hが形成されている。雌ねじ部20hは、排出孔20cから径内向きに突出する突出部として形成されている。
図7は、回転中心Oを含む平面による封止構造10の断面図である。封止構造10は、シール部材40をさらに備えている。シール部材40は、ドレンプラグ30とドレンプラグ締結部20の排出孔20cとの間の間隔をシールする。第1の実施形態では、爪部30gと凹部20eとの間に周方向の遊びがある。このため、ドレンプラグ締結部20の凹部20eにドレンプラグ30の爪部30gがはまり込んだ状態においても、ドレンプラグ30がドレンプラグ締結部20に対して僅かに回転可能になっている。しかしながら、ドレンプラグ30がドレンプラグ締結部20に対して僅かに回転可能になっている場合においても、このようにシール部材40によって排出孔20cを確実に封止することができる。
ドレンプラグ締結部20及びドレンプラグ30は樹脂から成っている。しかしながら、爪部30gが凹部20eにはまり込んでいることにより、ドレンプラグ30を強いトルクでドレンプラグ締結部20にねじ込まなくても、ドレンプラグ30の逆転を阻止できる。このためドレンプラグ締結部20及びドレンプラグ30が樹脂の場合においても、雌ねじ部20h及び雄ねじ部30bの信頼性低下を回避することができる。
図8は、ドレンプラグ締結部20にドレンプラグ30がねじ込まれたときの封止構造10の正面図である。図9は、図8のP-P断面図である。ドレンプラグ30の本体部30aの一端がドレンプラグ締結部20の排出孔20cに挿入されてドレンプラグ30が工具により正転方向Xに回転させられることにより、ドレンプラグ30の雄ねじ部30bがドレンプラグ締結部20の雌ねじ部20hに噛み合いながらドレンプラグ30がドレンプラグ締結部20にねじ込まれる。
工具を用いて本体部30aが正転方向Xに回転させられると、本体部30aが所定の回転位置に回転させられるまでは爪部30gがドレンプラグ締結部20の頂面20d(表面)を滑動しながらアーム部30cが弾性変形する。本体部30aが所定の回転位置まで回転させられたときに凹部20eに爪部30gがはまり込み、アーム部30cの弾性変形が戻る。こうして、所定の回転位置から本体部30aが工具を使用することなく回転することが阻止され、工具を使用することなくドレンプラグ締結部20からドレンプラグ30が外れることが回避される。
凹部20eに爪部30gがはまり込んでいるときに、工具を使用して本体部30aが逆転方向Yに回転させられると、アーム部30cが弾性変形しながら、爪部30gが凹部20eの第1壁部20f(壁部)を滑動して乗り越える。こうして所定の回転位置からの本体部30aの回転阻止が解除される。
本体部30aが逆転方向Yに回転させられて爪部30gが第1壁部20fを滑動しているとき、本体部30aの回転中心O方向に見て、爪部30gと第1壁部20fとの接触箇所と、本体部30aの回転中心Oと、を結ぶ直線を直線L1とする。また、第1壁部20fから爪部30gに与えられる力F、すなわちドレンプラグ締結部20からアーム部30cに与えられる力Fの方向を示す直線を直線L2とする。また、爪部30gと第1壁部20fとの接触箇所と、アーム部30cの本体部30aとの結合箇所30eと、を結ぶ直線を直線L3とする。さらに、直線L1と直線L2とが成す角度を角度A、直線L1と直線L3とが成す角度を角度Bとする。
第1の実施形態では、角度Aが角度Bと等しくなるように爪部30g及び凹部20eが形成されている。具体的には、回転中心Oの方向に見て、結合箇所30eと第1傾斜部30hの中心を結ぶ直線と、第1傾斜部30hの延在方向とが直角を成すように、第1傾斜部30hが形成されている。また、第1壁部20fは、第1傾斜部30hと当接するときに、第1傾斜部30hと同じ方向に延在しているように形成されている。これにより、第1壁部20fから爪部30gに与えられる力によってアーム部30cが接触箇所を中心として径外向きに回転させられることが回避される。このため、ドレンプラグ30をドレンプラグ締結部20から取り外すときの操作性を大幅に改善することができる。
なお、上記に限られず、角度Aが90度未満となるように、爪部30gまたは凹部20eが形成されていてもよい。また、90度>角度A≧角度B、が成り立つように爪部30gまたは凹部20eが形成されていてもよい。これにより、所定の工具を使用してドレンプラグ30を逆転方向に回転させるときに、第1壁部20fから爪部30gに与えられる力によってアーム部30cが接触箇所を中心として回転させられることを抑制することができる。このため、ドレンプラグ30をドレンプラグ締結部20から取り外すときの操作性を改善することができる。また、封止構造10は、オイルパンへのドレンプラグの締結以外の用途に使用されてもよい。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係る封止構造100を示す斜視図である。封止構造100は、ドレンプラグ締結部120(所定部材)及びドレンプラグ130(封止部材)を有する。
図11は、第2の実施形態に係るドレンプラグ130の正面図である。図12は、第2の実施形態に係るドレンプラグ130の裏面図である。ドレンプラグ130は、本体部130a、雄ねじ部130b、アーム部130cを有する。
本体部130aは概ね円柱状に形成されている。本体部130aが正転方向Xに回転させられることによりドレンプラグ締結部120の後述する排出孔にねじ込まれる。これによってドレンプラグ締結部120の排出孔が塞がれる。
アーム部130cは、本体部130aの中心と同軸の円弧状に形成されており、一端が本体部130aに結合されている。本体部130a、雄ねじ部130b、及びアーム部130cは樹脂により一体的に形成されている。このため、アーム部130cは弾性変形可能となっている。第2の実施形態では、ドレンプラグ130は2つのアーム部130cを有している。しかしながら、ドレンプラグ130は1つ、または3つ以上のアーム部130cを有していてもよい。
アーム部130cの途中箇所に凹部130gが形成されている。この凹部130gは、本体部130aに結合しているアーム部130cの一端よりも逆転方向Yにある。凹部130gは、アーム部130cの下側、すなわち雄ねじ部130b側に形成されている。
凹部130gは、第1壁部130h及び第2壁部130iを有する。第1壁部130hは、第2壁部130iよりも逆転方向Yにある。第1壁部130hは、回転中心Oを通過する直線上に延在している。第2壁部130iは、回転中心Oを通過する直線に対して、径外側に進むにしたがって正転方向Xに進むように傾斜している。
雄ねじ部130bは、本体部130aの一端部から本体部130aと同軸に延在するように形成されている。雄ねじ部130bは、らせん状の溝として形成されている。ドレンプラグ130を1回転未満でドレンプラグ締結部20に取り付けることができるように、雄ねじ部130bのピッチ及び溝の幅は通常のねじよりも非常に大きくなっている。
ドレンプラグ130は、工具挿入孔130dをさらに有する。工具挿入孔130dは、第1の実施形態の工具挿入孔30dと同様である。
図13は、第2の実施形態に係るドレンプラグ締結部120を示す斜視図である。図14は、第2の実施形態に係るドレンプラグ締結部120の正面図である。ドレンプラグ締結部120は、ベース部120a、突出部120b、及び排出孔120cを有する。ベース部120aは、直方体状に形成されている。ベース部120aには、4つの取付孔120iが形成されており、この取付孔120iを通じて締結具を用いてオイルパン本体にドレンプラグ締結部120が固定される。したがって、ドレンプラグ締結部120はオイルパンの一部を構成する。
突出部120bは、ベース部120aの一面から突出する。突出部120bは円柱状に形成されている。突出部120bの先端には、円環状の平面である頂面120dが形成されている。この頂面120dから突出するように凸部120eが形成されている。
凸部120eは、第1傾斜部120f及び第2傾斜部120gを有する。第1傾斜部120fは、第2傾斜部120gよりも逆転方向Yにある。第1傾斜部120f及び第2傾斜部120gは、凸部120eの突出方向に進むに従って互いに近づくように傾斜している。ドレンプラグ130が正転方向Xに回転させられたときに、第1傾斜部120fがドレンプラグ130の第1壁部130hに当接する。また、ドレンプラグ130が逆転方向Yに回転させられたときに、第2傾斜部120gがドレンプラグ130の第2壁部130iに当接する。このため、第1壁部130hの傾斜角度は第1傾斜部120fと同じであり、また、第2壁部130iの傾斜角度は第2傾斜部120gと同じである。
第1傾斜部120fは、回転中心Oを通過する直線上に延在している。第2傾斜部120gは、回転中心Oを通過する直線に対して、径外側に進むにしたがって正転方向Xに進むように傾斜している。
突出部120bの中心に、排出孔120cが形成されている。排出孔120cには、雌ねじ部120hが形成されている。排出孔120c、雌ねじ部120hは、第1の実施形態に係る排出孔20c、雌ねじ部20hと同様である。
第2の実施形態においても、封止構造100は、シール部材(図示せず)をさらに備えている。シール部材は、ドレンプラグ130とドレンプラグ締結部120の排出孔120cとの間の間隔をシールする。第2の実施形態では、凹部130gと凸部120eとの間に周方向の遊びがある。このため、凹部130gにドレンプラグ30の凸部120eがはまり込んだ状態においても、ドレンプラグ130がドレンプラグ締結部120に対して僅かに回転可能になっている。しかしながら、ドレンプラグ130がドレンプラグ締結部120に対して僅かに回転可能になっている場合においても、このようにシール部材によって排出孔120cを確実に封止することができる。
ドレンプラグ締結部120及びドレンプラグ130は樹脂から成っている。しかしながら、凸部120eが凹部130gにはまり込んでいることにより、ドレンプラグ130を強いトルクでドレンプラグ締結部120にねじ込まなくても、ドレンプラグ130の逆転を阻止できる点は第1の実施形態と同様である。
図15は、ドレンプラグ締結部120にドレンプラグ130がねじ込まれたときの封止構造100の正面図である。図16は、図14のQ-Q断面図である。ドレンプラグ130の本体部130aの一端がドレンプラグ締結部120の排出孔120cに挿入されてドレンプラグ130が工具により正転方向Xに回転させられることにより、ドレンプラグ130の雄ねじ部130bがドレンプラグ締結部120の雌ねじ部120hに噛み合いながらドレンプラグ130がドレンプラグ締結部120にねじ込まれる。
本体部130aが正転方向Xに回転させられると、所定の回転位置に回転させられるまではアーム部130cの一部がドレンプラグ締結部120の頂面120d(表面)を滑動しながらアーム部130cが弾性変形し、所定の回転位置まで回転させられたときに凹部130gに凸部120eがはまり込み、アーム部130cの弾性変形が戻る。こうして、所定の回転位置から本体部130aが工具を使用することなく回転することが阻止され、工具を使用することなくドレンプラグ締結部120からドレンプラグ130が外れることが回避される。
工具を使用して本体部130aが逆転方向Yに回転させられると、アーム部130cが弾性変形しながら凸部120eが凹部130gの第2壁部130i(壁部)を滑動して乗り越える。こうして所定の回転位置からの本体部130aの回転阻止が解除される。
本体部130aが逆転方向Yに回転させられて第2傾斜部120gが第2壁部130iを滑動しているとき、本体部130aの回転中心O方向に見て、第2傾斜部120gと第2壁部130iとの接触箇所と、本体部130aの回転中心Oと、を結ぶ直線を直線L1とする。また、第2傾斜部120gから第2壁部130iに与えられる力F、すなわちドレンプラグ締結部120からアーム部130cに与えられる力Fの方向を示す直線を直線L2とする。また、第2傾斜部120gと第2壁部130iとの接触箇所と、アーム部130cの本体部130aとの結合箇所130eと、を結ぶ直線を直線L3とする。さらに、直線L1と直線L2とが成す角度を角度A、直線L1と直線L3とが成す角度を角度Bとする。
第2の実施形態においても、角度Aが角度Bと等しくなるように凸部120e及び凹部130gが形成されている。具体的には、回転中心Oの方向に見て、結合箇所130eと第2壁部130iの中心を結ぶ直線と、第2壁部130iの延在方向とが直角を成すように、第2壁部130iが形成されている。また、第2傾斜部120gは、第2壁部130iと当接するときに、第2壁部130iと同じ方向に延在しているように形成されている。これにより、第2傾斜部120gから第2壁部130iに与えられる力Fによってアーム部130cが接触箇所を中心として径外向きに回転させられることが回避される。このため、ドレンプラグ130をドレンプラグ締結部120から取り外すときの操作性を大幅に改善することができる。
なお、上記に限られず、角度Aが90度未満となるように、凹部130g及び凸部120eが形成されていてもよい。また、90度>角度A≧角度B、が成り立つように凹部130g及び凸部120eが形成されていてもよい。これにより、所定の工具を使用してドレンプラグ130を逆転方向に回転させるときに、第2傾斜部120gから第2壁部130iに与えられる力Fによってアーム部130cが接触箇所を中心として回転させられることを抑制することができる。このため、ドレンプラグ130をドレンプラグ締結部120から取り外すときの操作性を改善することができる。また、封止構造100は、オイルパンへのドレンプラグの締結以外の用途に使用されてもよい。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて実施形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 封止構造,20 ドレンプラグ締結部,20c 排出孔,20d 頂面,20e 凹部,20f 第1壁部,20g 第2壁部,20h 雌ねじ部,30 ドレンプラグ,30a 本体部,30b 雄ねじ部,30c アーム部,30d 工具挿入孔,30e 結合箇所,30g 爪部,30h 第1傾斜部,30i 第2傾斜部,100 封止構造,120 ドレンプラグ締結部,120c 排出孔,120d 頂面,120e 凸部,120f 第1傾斜部,120g 第2傾斜部,120h 雌ねじ部,120i 取付孔,130 ドレンプラグ,130a 本体部,130b 雄ねじ部,130c アーム部,130d 工具挿入孔,130e 結合箇所,130g 凹部,130h 第1壁部,130i 第2壁部

Claims (7)

  1. 開口部を有する所定部材と、
    前記所定部材の前記開口部を封止する封止部材と、
    を備え、
    前記封止部材は、
    本体部と、
    前記本体部に固定されたねじ部であって、前記本体部が正転方向に回転させられることにより前記所定部材の前記開口部にねじ込まれるねじ部と、
    一端が前記本体部に結合された、弾性変形可能なアーム部と、
    を有し、
    前記所定部材および前記アーム部の一方に凸部が形成されており、他方に凹部が形成されており、
    前記本体部が正転方向に回転させられると、所定の回転位置に回転させられるまでは前記アーム部の一部が前記所定部材の表面を滑動しながら前記アーム部が弾性変形し、前記所定の回転位置まで回転させられたときに前記凹部に前記凸部がはまり込み前記アーム部の弾性変形が戻ることにより、前記所定の回転位置からの前記本体部の回転が阻止され、
    前記所定の回転位置から前記本体部が逆転方向に回転させられると、前記アーム部が弾性変形しながら前記凸部が前記凹部の壁部を滑動して乗り越えることにより、前記所定の回転位置からの前記本体部の回転阻止が解除され、
    前記本体部が逆転方向に回転させられて前記凸部が前記壁部を滑動しているとき、前記本体部の回転中心方向に見て、前記所定部材から前記アーム部に与えられる力の方向と、前記凸部と前記壁部との接触箇所と前記本体部の回転中心とを結ぶ直線とが成す角度Aが90度未満となるように、前記凸部または前記凹部が形成されていることを特徴とする封止構造
  2. 前記凸部と前記壁部との接触箇所と前記アーム部の前記本体部との結合箇所とを結ぶ直線と、前記凸部と前記壁部との接触箇所と前記本体部の回転中心とを結ぶ直線と、が成す角度を角度Bとして、
    90度>角度A≧角度B
    が成り立つように前記凸部または前記凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の封止構造。
  3. 前記角度Aが前記角度Bと等しくなるように前記凸部または前記凹部が形成されていることを特徴とする、請求項2記載の封止構造。
  4. 前記所定部材に凹部が形成されており、前記アーム部に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の封止構造。
  5. 前記所定部材に凸部が形成されており、前記アーム部に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の封止構造。
  6. 前記所定部材は樹脂から成ることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の封止構造。
  7. 前記所定部材は、オイルパンであり、
    前記封止部材は、ドレンプラグであることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の封止構造。
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