JP6635255B2 - インレットガイドベーン、圧縮機、インレットガイドベーンの取り付け方法、及び遠心圧縮機の製造方法 - Google Patents

インレットガイドベーン、圧縮機、インレットガイドベーンの取り付け方法、及び遠心圧縮機の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、インレットガイドベーン、圧縮機、インレットガイドベーンの取り付け方法、及び遠心圧縮機の製造方法に関する。
例えばターボ冷凍機に用いられる圧縮機では、外部の空気を吸い込むための吸込口に、可動式案内羽根(インレットガイドベーン)が設定されたものがある。インレットガイドベーンは、円形の吸込口の内径側で、周方向に間隔をあけて複数設けられる。具体的には、吸込口の周方向に配列された取付部に対して、各インレットガイドベーンが取り付けられる。
また、吸込口に内筒を設けない構成の圧縮機では、各インレットガイドベーンは、吸込口の内周面から、吸込口の中心まで延びる形状を有している。すなわち、吸込口の中心付近では、複数のインレットガイドベーンが、吸込口の径方向外側から集束している(下記特許文献1参照)。
特開2013−245575号公報
ところで、上記のようなインレットガイドベーンを吸込口に取り付けるに当たっては、各インレットガイドベーンを吸込口の内側から、吸込口に設けられた上記の取付部に挿入していく。ここで、ある特定の数以上のインレットガイドベーンを挿入するときには、すでに取り付けられた他のインレットガイドベーンと、取り付けようとするインレットガイドベーンとが干渉しないように、インレットガイドベーンの径方向内側の部分を、他の隣り合うインレットガイドベーン同士の間の間隙に挿入した後、径方向外側に移動させる必要がある。
このため、インレットガイドベーンの厚さは、上記インレットガイドベーン同士の間の間隙よりも小さい必要がある。一方で、インレットガイドベーンとしての性能向上を図る上では、各インレットガイドベーンの厚さを大きくすることが肝要とされている。このため、インレットガイドベーンとしての性能と組み立てやすさとを両立することが可能なインレットガイドベーンに対する要請が高まっている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、十分な性能と、組立てやすさとを有するインレットガイドベーン、圧縮機、インレットガイドベーンの取り付け方法、及び遠心圧縮機の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係るインレットガイドベーンは、回転軸の径方向に延びる腹面及び背面を有するベーン本体を備え、前記腹面及び前記背面のそれぞれが、翼断面形状を有する仮想翼型の表面に沿う翼型面を有し、前記腹面及び前記背面の少なくとも一方が、前記仮想翼型の表面よりも該仮想翼型の内側に後退する薄肉部形成面を有し、前記仮想翼型は、前記翼断面形状が径方向外側から内側に向かうにしたがって相似状に小さくなる
この構成によれば、ベーン本体の腹面及び背面の少なくとも一方に、薄肉部形成面が形成されている。したがって、複数のベーン本体を、圧縮機のケーシング(吸込口)の内周面に配列するに当たって、すでに取り付けられたベーン本体同士の間に形成される間隙に、これから取り付けようとするベーン本体を容易に通過させることができる。さらに、薄肉部形成面を除く他の部分には仮想翼型の表面に沿う翼型面が形成されていることから、インレットガイドベーンとしての性能も十分に確保することができる。
また、流体の流速が相対的に高まる径方向外側の領域で、仮想翼型の面積を相対的に大きく確保することができる。これにより、より効果的に流体を案内することができ、インレットガイドベーンとしての効率を向上させることができる。
本発明の第二の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記ベーン本体は、前記径方向内側の端部に先端面を有し、前記薄肉部形成面は、前記腹面及び前記背面の一方における前記先端面に接続された先端側領域に形成されており、前記腹面及び前記背面の一方の前記翼型面は、前記薄肉部形成面の径方向外側の基端側領域に形成されていてもよい。
この構成によれば、ベーン本体の先端側に薄肉部形成面が形成される。したがって、当該先端側同士を集束させた状態で複数のベーン本体を、圧縮機のケーシング(吸込口)の内周面に配列するに当たって、すでに取り付けられたベーン本体同士の径方向内側に形成される間隙に、これから取り付けようとするベーン本体を容易に通過させることができる。
本発明の第三の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記薄肉部形成面は、前記仮想翼型の翼中心線に沿って形成されていてもよい。
この構成によれば、薄肉部形成面を設けたことでベーン本体が過剰に薄くなることがない。これにより、ベーン本体の構造強度を維持しながらも、インレットガイドベーンとしての組み立てやすさを向上させることができる。
本発明の第四の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記先端面は、前記仮想翼型に沿う翼形状をなし、前記薄肉部形成面は、前記先端面における前記腹面及び前記背面の一方側の縁部から前記径方向外側に向かうにしたがって前記腹面及び前記背面の他方側に向かって延びるように形成されていてもよい。
この構成によれば、薄肉部形成面を設けてもベーン本体が過剰に薄くなることがない。これにより、ベーン本体の構造強度をさらに十分に確保することができる。
本発明の第五の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記腹面及び前記背面の一方が、前記翼型面と前記薄肉部形成面との段差を接続する接続面を有してもよい。
この構成によれば、接続面が形成されることで、腹面及び背面の一方に沿う流体の流れが剥離する可能性を低減することができる。
本発明の第六の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記薄肉部形成面は、前記腹面及び前記背面の一方に、前記径方向内側及び前記径方向外側の双方から前記翼型面に挟まれるように形成されていてもよい。
この構成によれば、薄肉部形成面を腹面及び背面の一方における径方向内側の端部を含む全域に形成した場合に比べて、薄肉部形成面の大きさを小さく抑えることができる。これにより、当該薄肉部形成面を形成したことによる流体の流れの剥離をさらに低減することができる。
本発明の第の態様に係るインレットガイドベーンでは、前記仮想翼型は、前記翼断面形状が翼中心線を対称軸とする線対称形状をなしていてもよい。
この構成によれば、ベーン本体の腹側、及び背側のいずれの面によっても、流体を効率的に案内することができる。
本発明の第の態様に係るは、上記第一から第のいずれか一態様に係るインレットガイドベーンと、前記インレットガイドベーンを支持する吸込口が形成されたケーシングと、前記吸込口から吸いこんだ流体を圧縮するインペラと、を備える。
この構成によれば、組立てやすいインレットガイドベーンを有する圧縮機を提供することができる。
本発明の第の態様に係るインレットガイドベーンの取り付け方法は、圧縮機のケーシングに形成された吸込口に、該吸込口の周方向に間隔をあけて複数のインレットガイドベーンを取り付けるためのインレットガイドベーンの取り付け方法であって、前記インレットガイドベーンは、腹面及び背面のそれぞれが、翼断面形状を有する仮想翼型の表面に沿う翼型面を有し、前記腹面及び前記背面の少なくとも一方が、前記仮想翼型の表面よりも該仮想翼型の内側に後退する薄肉部形成面を有し、前記仮想翼型は、前記翼断面形状が径方向外側から内側に向かうにしたがって相似状に小さくなり、ケーシングの内周側に、第一インレットガイドベーンを取り付ける工程と、前記第一インレットガイドベーンに対して、周方向に間隔をあけて第二インレットガイドベーンを取り付ける工程と、周方向における前記第一インレットガイドベーン、及び前記第二インレットガイドベーンの間に第三インレットガイドベーンを取り付ける工程と、を含み、前記第三インレットガイドベーンを取り付ける工程では、該第三インレットガイドベーンにおける前記薄肉部形成面を含む径方向内側の部分を、前記第一インレットガイドベーン、及び前記第二インレットガイドベーンの間の間隙に挿入した後、該第三インレットガイドベーンを径方向外側に移動させることを特徴とする。
この方法によれば、圧縮機のケーシングに形成された吸込口に、複数のインレットガイドベーンを互いに干渉させることなく容易に取り付けることができる。
本発明の第の態様に係る遠心圧縮機の製造方法は、前記ケーシング、及び複数の前記インレットガイドベーンを用意する工程と、上記第十の態様に記載されたインレットガイドベーンの取り付け方法の各工程と、回転軸、及びインペラを前記ケーシング内部に取り付ける工程と、を含む。
この方法によれば、容易に取り付け可能で、かつ十分な性能を持つインレットガイドベーンを備える遠心圧縮機を得ることができる。
本発明によれば、十分な性能と、組立てやすさとを有するインレットガイドベーン、これを備える圧縮機、及びインレットガイドベーンの取り付け方法を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る遠心圧縮機の構成を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係るインレットガイドベーンを示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係るベーン本体を軸線As方向から見た図である。 図3のIV−IV線における矢視断面図である。 本発明の第二実施形態に係るベーン本体を軸線As方向から見た図である。 図5のVI−VI線における矢視断面図である。 本発明の第三実施形態に係るベーン本体を軸線As方向から見た図である。 図7のVIII−VIII線における矢視断面図である。 本発明の第四実施形態に係るベーン本体を軸線As方向から見た図である。 図9のX−X線における矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の製造方法の各工程を示すフローチャートである。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る圧縮機(遠心圧縮機)は、図1に示すように、軸線Asに沿って延びる回転軸29と、回転軸29に一体に取り付けられた2つのインペラ(第一インペラ21、第二インペラ22)と、これら第一インペラ21、及び第二インペラ22を外周側から覆うことで流体(空気)を流通させるための流路を形成するケーシング28と、このケーシング28の軸線方向一方側に設けられたインレットガイドベーンVと、を備えている。
ケーシング28は、ケーシング本体28Aと、吸込ケーシング30Aと、を有している。ケーシング本体28Aの軸線As方向一方側には、冷媒ガスを外部から流入させる吸込口30(吸込ケーシング30A)が設けられている。詳しくは後述するが、吸込口30の内周側には、運転状況に応じて角度を変更することが可能なインレットガイドベーンVが取り付けられている。ケーシング本体28Aの軸線As方向他方側には、冷媒ガスを排出するスクロール31が設けられている。ケーシング本体28Aには、吸込口30とスクロール31とを連通させる内部空間32が形成されている。
第一インペラ21、及び第二インペラ22は、この内部空間32に配置されている。第一インペラ21は第一圧縮段、第二インペラ22は第二圧縮段をそれぞれ形成する。これら第一インペラ21、及び第二インペラ22は、軸線Asに対する径方向内側から外側に向かって延びる複数のブレードBを有している。
これら複数のブレードBは、軸線Asに対する周方向に間隔をあけて配列されている。周方向で互いに隣り合う一対のブレードB同士の間には、冷媒ガスが流通するための流路が形成されている。この流路は、軸線As方向一方側から他方側に向かうに従って、径方向内側から外側に向かって次第に湾曲している。
内部空間32は、第一インペラ21の流路の下流側に接続された戻り流路33と、戻り流路33と第二インペラ22の流路の上流側とを接続する吸込流路34(流入流路34)とを備えている。以降の説明では、特に戻り流路33を形成する遠心圧縮機2の実体部分を戻り流路形成部33Aと呼ぶ。すなわち、戻り流路33は、戻り流路形成部33Aとしてのケーシング28の一部を含んでいる。
戻り流路33は、第一インペラ21の径方向外側の径方向外側の流路出口から、第二インペラ22の径方向内側の流路入口に向かって冷媒ガスを流通させている。戻り流路33(戻り流路形成部33A)は、リターンベンド部36と、ストレート流路37と、リターンベーン38と、中間吸込口41と、を有している。
ディフューザ35は、第一インペラ21によって圧縮された冷媒ガスを径方向外側に案内する。ディフューザ35では、径方向内側から径方向外側に向かうに従って、径方向から見た流路面積が次第に増加している。軸線Asを含む断面上では、ディフューザ35における軸線As方向両側の壁面は、径方向内側から外側に向かって平行に延びている。ディフューザ35の径方向外側の端部は、リターンベンド部36を介して径方向内側に向かって反転された後、ストレート流路37に連通されている。なお、ディフューザ35における軸線As方向両側の壁面は、必ずしも完全に平行をなしている必要はなく、実質的に平行であればよい。
リターンベンド部36は、軸線Asを含む断面上で、その中央部が径方向外側に向かって湾曲している。言い換えると、リターンベンド部36は、軸線As側の一点を中心とする略円弧状に湾曲している。ストレート流路37は、リターンベンド部36の下流側の端部から径方向内側に向かって延びている。ストレート流路37には、複数のリターンベーン38が軸線Asを中心として放射状に配列されている。
戻り流路33の吸込流路34(すなわち、第二インペラ22の流路入口)には、運転状況に応じて角度を変更することが可能な可動ベーン50が設けられている。可動ベーン50は、軸線Asに対する周方向に間隔をあけて複数配列されている。これら複数の可動ベーン50は、駆動装置51によって駆動されて、その角度が変更される。
さらに、ストレート流路37中には、外部から導かれた冷媒ガスを第一インペラ21の吐出流に合流させて第二インペラ22に供給する中間吸込チャンバー40が設けられている。中間吸込チャンバー40は、第二インペラ22の入口部周囲を囲む円環状の空間である。中間吸込チャンバー40の径方向内側には、スリット状の中間吸込口41が設けられている。この中間吸込口41は、中間吸込チャンバー40の内部と、リターン流路のストレート流路37とを接続している。
次に、インレットガイドベーンVの詳細な構成について図2を参照して説明する。同図に示すように、本実施形態に係るインレットガイドベーンVは、吸込口30(吸込ケーシング30A)に形成された複数の取付部42Sと、これら取付部42Sによってそれぞれ支持される複数のベーン本体42と、を有している。
ここで、吸込ケーシング30A(吸込口30)は、図1に示すように、軸線Asを含む断面視で、おおむね円弧状の内周面を有している。また、図2に示すように、軸線As方向から見て、吸込口30は円形の断面を有している。すなわち、吸込口30は、軸線As上の一点を中心とする半球状の吸込空間を有している。
この吸込口30の内側であって、軸線Asから最も離間した領域には、ベーン本体42を支持するための取付部42Sが設けられている。取付部42Sは、吸込口30の内周面に沿って、軸線Asに対する周方向に間隔をあけて複数配列されている。本実施形態では、周方向に等間隔をあけて7つの取付部42Sが設けられている。これら取付部42Sには、ベーン本体42がそれぞれ取り付けられる。
ベーン本体42は、図1又は図2に示すように、薄板状に形成された翼状の部材である。ベーン本体42は、取付部42Sによって支持される支持部43と、取付部42Sによって支持された状態でこの支持部43から軸線Asに対する径方向内側に向かって延びる翼部44と、を有している。
支持部43は、取付部42Sに対して、軸線Asの径方向に延びる回動軸線回りに回転可能に取り付けられている。すなわち、支持部43は、翼部44がこの回動軸線回りに回動するための軸となる部材である。なお、以降の説明では、軸線Asに対する径方向に延びる軸線を径方向軸線Arと呼ぶ。
翼部44は、径方向軸線Arの延びる方向から見た断面が翼型をなすように形成されている。なお、図1と図2の例では、翼部44の翼中心線Awが軸線Asに沿った状態を示しており、以降の説明では、翼部44の構成を説明するに当たり、この状態における軸線Asと翼部44との位置関係に基づいて説明を行う。
図1に示すように、翼部44は、軸線Asを含む断面視で、おおむね扇形をなしている。言い換えれば、翼部44は、軸線Asに対する径方向外側から内側に向かうにしたがって、幅方向の寸法が次第に縮小するように形成されている。翼部44の径方向外側における端縁は、吸込口30の内周面の球面形状と対応するように略円弧状とされている。さらに図2に示すように、翼部44は、軸線As方向から見て、径方向外側から内側に向かうにしたがって次第に先細りとなるテーパ状の断面形状を有している。
以上のように構成されたベーン本体42を吸込ケーシング30Aの取付部42Sにそれぞれ取り付けるに当たっては、図2に一例を示すように、吸込ケーシング30Aの径方向内側にベーン本体42を収容した後、径方向外側に向かって移動させることで、取付部42Sに支持部43を挿入する。より具体的には、図2の例では、4つのベーン本体42がそれぞれ取付部42Sに取り付けられた状態から、5つ目のベーン本体42を取り付ける様子を示している。なお、ここでは、5つのベーン本体42のうち、反時計回りの前方側から数えて2つのベーン本体42をそれぞれ第一ベーン本体421(第一インレットガイドベーン)、第二ベーン本体422(第二インレットガイドベーン)とそれぞれ呼ぶ。さらに、新たに取り付けようとするベーン本体42を第三ベーン本体423(第三インレットガイドベーン)と呼ぶ。
同図に示すように、すでに他のベーン本体42(第一ベーン本体421、第二ベーン本体422)が取り付けられた状態では、第三ベーン本体423の径方向内側の端部が、これら既設のベーン本体42に干渉するおそれがある。このため、第三ベーン本体423を取り付ける場合、第三ベーン本体423が対向する第一ベーン本体421と第二ベーン本体422との間の間隙に当該第三ベーン本体423の径方向内側の部分を通したのち、軸線Asに対する径方向外側に向かって移動させることで、取付部42Sに取り付ける方法が採られる。
より具体的には図11に示すように、本実施形態に係る遠心圧縮機2の製造方法、及びインレットガイドベーンVの取り付け方法では、まず、ケーシング28、及び複数のベーン本体42(第一ベーン本体421、第二ベーン本体422、第三ベーン本体423、・・・)を用意する(S1)。
次いで、第一ベーン本体421を取り付ける(S2)。より詳細には、第一ベーン本体421の支持部43を、吸込ケーシング30Aにおける取付部42Sに取り付ける。
さらに、第二ベーン本体422を、当該第一ベーン本体421の取付部42Sに対して周方向に間隔をあけて隣接する取付部42Sに取り付ける(S3)。
次に、周方向における第一ベーン本体421、及び第二ベーン本体422の間の領域に設けられた他の取付部42Sに、第三ベーン本体423を取り付ける(S4)。より詳細には、第三ベーン本体423は、第一ベーン本体421、第二ベーン本体422が取り付けられる一対の取付部42S,42Sに対して、軸線Asの径方向において対向する取付部42Sに取り付けられる。さらに、他のベーン本体42を必要に応じて、対応するそれぞれの取付部42Sに取り付ける。以上により、インレットガイドベーンVが構成される。
最後に、回転軸29、インペラ(第一インペラ21、第二インペラ22)が予め組み付けられたケーシング本体28Aに、上記の吸込ケーシング30Aを取り付ける(S6)。以上により、本実施形態に係るインレットガイドベーンVの取り付け方法、及び遠心圧縮機2の製造方法の全工程が完了する。
上記のような取り付け方法を採るため、本実施形態に係るベーン本体42(翼部44)は、As方向から見て図3と図4に示すような断面形状を有している。翼部44は、翼中心線Awを対称軸として線対称形状を有する対称翼としての翼断面形状を有するとともに、軸線Asに対する径方向内側の端部の厚さが小さく設定されている。
翼中心線Awを含む断面視において、翼中心線Awを挟んで一方側の面は、流れてくる流体に対面する面である腹面S1とされ、他方側の面は、流れ去る流体に触れる背面S2とされている。すなわち、対称翼としての翼部44では、腹面S1及び背面S2のそれぞれが、対称翼としての仮想翼型Pvの表面に沿う翼型面を有している。なお、この翼部44では、径方向外側から径方向内側に向かうにしたがって、仮想翼型Pvが相似状に小さくなるように形成されている。
軸線Asに対する径方向外側の端部には、上記の支持部43が一体に設けられている。以降の説明では、翼部44における軸線Asに対する径方向外側の領域を基端側領域A1と呼ぶ。この基端側領域A1から見て径方向における反対側の領域を先端側領域A2と呼ぶ。さらに、翼部44の先端側の端部は、翼形状の平面をなす先端面Snとされている。
翼部44における先端側領域A2には、上述した仮想翼型Pvの表面よりも仮想翼型Pvの内側に後退する面(薄肉部形成面St)が形成されている。なお、本実施形態では、翼部44の腹面S1側に薄肉部形成面Stが形成された例について説明する。しかしながら、圧縮機の運転時に優先される開度(過開度状態、又は絞り状態)によっては、背面S2側に薄肉部形成面Stが形成されていてもよい。また、腹面S1と背面S2の両方に薄肉部形成面Stが形成されていてもよい。
薄肉部形成面Stの径方向外側の端部には、接続面Scが形成されている。この接続面Scは、上述した翼型面(仮想翼型Pv)と薄肉部形成面Stとの間の段差を接続する曲面である。具体的には、接続面Scは、翼型面をなす基端側領域A1の径方向内側の端部と、薄肉部形成面Stの径方向外側の端部とを接続する略円弧状の曲面である。接続面Scは、翼型面を基準として翼型面よりも内側に向かって凹没するように湾曲している。
以上のような構成によれば、ベーン本体42の先端側領域A2に薄肉部形成面Stが形成される。薄肉部形成面Stは、仮想翼型Pvよりも内側に後退しているため、当該領域における翼部44の厚さ寸法が薄くなっている。したがって、当該先端側同士を集束させた状態で複数のベーン本体42を、圧縮機のケーシング(吸込口)の内周面に配列するに当たって、すでに取り付けられたベーン本体42同士の径方向内側に形成される間隙に、これから取り付けようとするベーン本体42を容易に通過させることができる。
ここで、ベーン本体42における径方向内側の領域の厚さ寸法(軸線As方向から見た場合の軸線Asに対する周方向における翼部44の寸法)は、当該ベーン本体42が吸込口の内側で対向する一対のベーン本体42同士の間の間隙よりも小さく設定されている必要がある。
一方で、インレットガイドベーンVとしての性能向上・効率向上を図る上では、ベーン本体42の厚さ寸法はある程度厚く確保する必要がある。言い換えれば、ベーン本体42の厚さを小さくし過ぎると、インレットガイドベーンVとしての性能・効率が低下する可能性がある。
しかしながら、本実施形態では、上記のような構成を採っていることから、インレットガイドベーンVとしての性能・効率と、組立てやすさとを両立することができる。
さらに、本実施形態では、先端側領域A2のみに薄肉部形成面Stを設けていることから、翼部44全体(先端側領域A2と基端側領域A1とを含む全領域)を薄肉化した場合に比べて、インレットガイドベーンVとしての性能・効率を十分に確保することができる。
加えて、本実施形態では、仮想翼型Pvは、前記翼断面形状が径方向外側から内側に向かうにしたがって相似状に小さくなっている。
この構成によれば、流体の流速が相対的に高まる径方向外側の領域で、仮想翼型Pvの面積を相対的に大きく確保することができる。これにより、より効果的に流体を案内することができ、インレットガイドベーンVとしての効率を向上させることができる。
加えて、本実施形態におけるベーン本体42では、腹面S1が、翼型面と薄肉部形成面Stとの段差を接続する接続面Scを有している。この構成によれば、接続面Scが形成されることで、腹面S1に沿う流体の流れが剥離する可能性を低減することができる。
[第二実施形態]
続いて、本発明の第二実施形態について、図5と図6を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態におけるベーン本体242では、薄肉部形成面Stは、仮想翼型Pvの翼中心線Aw、及び径方向軸線Arがなす面に沿って形成されている。すなわち、ベーン本体242では、先端側領域A2が、上記第一実施形態におけるベーン本体42に比べて、相対的に薄く形成されている。
この構成によれば、上記第一実施形態と同様の効果が得られることに加えて、ベーン本体42の構造強度を維持しながらも、インレットガイドベーンVとしての組み立てやすさを向上させることができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について図7と図8を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るベーン本体342では、翼部44の断面形状が上記第一実施形態におけるベーン本体42とは異なっている。すなわち、ベーン本体342では、薄肉部形成面Stは、上述した先端面Snにおける腹面S1の縁部から径方向外側に向かうにしたがって背面S2に向かって延びるように形成されている。すなわち、薄肉部形成面Stは、先端面Sn側から径方向外側に向かって延びたのち、径方向軸線Arと交差して背側に入り込んでいる。先端面Snは、径方向軸線Arを基準として当該径方向軸線Arの両側に対称に広がっている。言い換えれば、ベーン本体342では、先端側領域A2が、上記第一実施形態におけるベーン本体42に比べて相対的に厚く形成されている。
このような構成によれば、上記第一実施形態と同様の効果が得られることに加えて、薄肉部形成面Stを設けたことでベーン本体42が過剰に薄くなることがない。これにより、ベーン本体42の構造強度をさらに十分に確保することができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について図9と図10を参照して説明する。本実施形態に係るベーン本体442では、薄肉部形成面Stは、腹面S1に、径方向内側及び径方向外側の双方から翼型面に挟まれるように形成されている。言い換えれば、ベーン本体442では、薄肉部形成面Stは、腹面S1における径方向の延在中途であって、翼部44の前縁及び後縁からともに離間した位置に形成されている。すなわち、上記第一実施形態から第三実施形態に比べて、薄肉部形成面Stの面積が小さい。
このような構成によれば、上記第一実施形態と同様の効果が得られることに加えて、薄肉部形成面Stを径方向内側の端部を含む全域に形成した場合に比べて、薄肉部形成面Stの大きさを小さく抑えることができる。これにより、当該薄肉部形成面Stを形成したことによる流体の流れの剥離をさらに低減することができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して説明した。上記実施形態は、あくまで一例に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更・改修を加えることが可能である。
例えば、上記の各実施形態では、遠心圧縮機2に設けられるインレットガイドベーンV、及びこれに用いられるベーン本体42について説明した。しかしながら、インレットガイドベーンV、ベーン本体42の適用対象は遠心圧縮機に限定されず、流体を内部に吸入する機械であって、かつその吸入量を調整する必要のある機械であれば、いかなる種のものにも適用することが可能である。
さらに、上記の各実施形態では、2つのインペラを備える2段圧縮式の遠心圧縮機2について説明した。しかしながら、遠心圧縮機2の段数はこれに限定されず、3段や4段以上であってもよい。
加えて、上記の各実施形態では、可動ベーン50、駆動装置51を備える遠心圧縮機2に基づいて説明した。しかしながら、遠心圧縮機2は、必ずしも可動ベーン50、及び駆動装置51を備える必要はない。
2…圧縮機 21…第一インペラ 22…第二インペラ 28…ケーシング 28A…ケーシング本体 29…回転軸 30…吸込口 30A…吸込ケーシング 31…スクロール 32…内部空間 33…戻り流路 34…吸込流路(流入流路) 35…ディフューザ 36…リターンベンド部 37…ストレート流路 38…リターンベーン 40…中間吸込チャンバー 41…中間吸込口 42…ベーン本体 43…支持部 44…翼部 50…可動ベーン 51…駆動装置 242…ベーン本体 342…ベーン本体 421…第一ベーン本体 422…第二ベーン本体 423…第三ベーン本体 442…ベーン本体 42S…取付部 A1…基端側領域 A2…先端側領域 Ar…径方向軸線 As…軸線 Aw…翼中心線 B…ブレード Pv…仮想翼型 S1…腹面 S2…背面 Sc…接続面 Sn…先端面 St…薄肉部形成面

Claims (10)

  1. 回転軸の径方向に延びる腹面及び背面を有するベーン本体を備え、
    前記腹面及び前記背面のそれぞれが、翼断面形状を有する仮想翼型の表面に沿う翼型面を有し、
    前記腹面及び前記背面の少なくとも一方が、前記仮想翼型の表面よりも該仮想翼型の内側に後退する薄肉部形成面を有し、
    前記仮想翼型は、前記翼断面形状が径方向外側から内側に向かうにしたがって相似状に小さくなるインレットガイドベーン。
  2. 前記ベーン本体は、前記径方向内側の端部に先端面を有し、
    前記薄肉部形成面は、前記腹面及び前記背面の一方における前記先端面に接続された先端側領域に形成されており、
    前記腹面及び前記背面の一方の前記翼型面は、前記薄肉部形成面の径方向外側の基端側領域に形成されている請求項1に記載のインレットガイドベーン。
  3. 前記薄肉部形成面は、前記仮想翼型の翼中心線に沿って形成されている請求項2に記載のインレットガイドベーン。
  4. 前記先端面は、前記仮想翼型に沿う翼形状をなし、
    前記薄肉部形成面は、前記先端面における前記腹面及び前記背面の一方側の縁部から前記径方向外側に向かうにしたがって前記腹面及び前記背面の他方側に向かって延びるように形成されている請求項2に記載のインレットガイドベーン。
  5. 前記腹面及び前記背面の一方が、前記翼型面と前記薄肉部形成面との段差を接続する接続面を有する請求項2から4のいずれか一項に記載のインレットガイドベーン。
  6. 前記薄肉部形成面は、前記腹面及び前記背面の一方に、前記径方向内側及び前記径方向外側の双方から前記翼型面に挟まれるように形成されている請求項1に記載のインレットガイドベーン。
  7. 前記仮想翼型は、前記翼断面形状が翼中心線を対称軸とする線対称形状をなしている請求項1からのいずれか一項に記載のインレットガイドベーン。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のインレットガイドベーンと、
    前記インレットガイドベーンを支持する吸込口が形成されたケーシングと、
    前記吸込口から吸いこんだ流体を圧縮するインペラと、
    を備える圧縮機。
  9. 圧縮機のケーシングに形成された吸込口に、該吸込口の周方向に間隔をあけて複数のインレットガイドベーンを取り付けるためのインレットガイドベーンの取り付け方法であって、
    前記インレットガイドベーンは、腹面及び背面のそれぞれが、翼断面形状を有する仮想翼型の表面に沿う翼型面を有し、
    前記腹面及び前記背面の少なくとも一方が、前記仮想翼型の表面よりも該仮想翼型の内側に後退する薄肉部形成面を有し、
    前記仮想翼型は、前記翼断面形状が径方向外側から内側に向かうにしたがって相似状に小さくなり、
    ケーシングの内周側に、第一インレットガイドベーンを取り付ける工程と、
    前記第一インレットガイドベーンに対して、周方向に間隔をあけて第二インレットガイドベーンを取り付ける工程と、
    周方向における前記第一インレットガイドベーン、及び前記第二インレットガイドベーンの間に第三インレットガイドベーンを取り付ける工程と、
    を含み、
    前記第三インレットガイドベーンを取り付ける工程では、該第三インレットガイドベーンにおける前記薄肉部形成面を含む径方向内側の部分を、前記第一インレットガイドベーン、及び前記第二インレットガイドベーンの間の間隙に挿入した後、該第三インレットガイドベーンを径方向外側に移動させることを特徴とするインレットガイドベーンの取り付け方法。
  10. 前記ケーシング、及び複数の前記インレットガイドベーンを用意する工程と、
    請求項に記載されたインレットガイドベーンの取り付け方法の各工程と、
    回転軸、及びインペラを前記ケーシング内部に取り付ける工程と、
    を含む遠心圧縮機の製造方法。
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