JP5029396B2 - インレットガイドベーン及びターボ圧縮機並びに冷凍機 - Google Patents

インレットガイドベーン及びターボ圧縮機並びに冷凍機 Download PDF

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Description

本発明は、インペラの回転によって流体が吸入される吸入口に設置されて流体の吸入量及び流れ方向を調節するためのインレットガイドベーン及びターボ圧縮機並びに冷凍機に関する。
水等の冷却対象物を冷却あるいは冷凍する冷凍機として、冷媒(流体)をインペラによって圧縮して排出するターボ圧縮機を備えるターボ冷凍機等が知られている。また、圧縮機においては、圧縮比が大きくなると圧縮機の吐出温度が高くなり容積効率が低下してしまうため、複数段に分けて冷媒の圧縮を行うように構成したものもある。例えば、特許文献1には、インペラとディフューザとを備える圧縮段を2つ備え、これらの圧縮段で冷媒を順次圧縮するターボ圧縮機が開示されている。
また、このようなターボ圧縮機には、第1圧縮段のインペラの回転によって冷媒を内部に吸入するための吸入口が設けられており、この吸入口に、冷媒の吸入量及び流れ方向を調節するための複数のインレットガイドベーンが周方向に並設されている。
インレットガイドベーンは、例えば棒状のシャフトと、このシャフトに互いの軸線方向を同軸に配した状態で繋げられた板状のベーン本体とを備え、鋳物として成形されている。そして、このインレットガイドベーンは、シャフトを駆動機構に繋げて支持させ、ベーン本体を吸入口の内周面から中心部に向けて径方向内側に突出させて設置される。そして、駆動機構によって各インレットガイドベーンをその軸線回りに回動させることにより、吸入される冷媒の吸入量及び流れ方向が各インレットガイドベーンの迎え角(回動角)に応じて調節される。
また、この種のインレットガイドベーンには、ベーン本体を平板状に形成したものや、冷媒の吸入量及び流れ方向の調節時に正圧になる側の側面及び負圧になる側の側面(インペラ側を向く側面)を曲面にし、翼状に形成したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−177695号公報 特開2007−120494号公報
しかしながら、ベーン本体を平板状に形成したインレットガイドベーンにおいては、その製作(成形)が容易である反面、吸入口の内周面から流速の大きい中心部側までベーン本体の厚さが一定であるため、冷媒の流れが乱されて圧力損失が大きくなってしまう。このため、ターボ圧縮機の性能低下を招くという問題があった。
一方、ベーン本体を翼状に形成したインレットガイドベーンにおいては、正圧側の側面及び負圧側の側面が曲面で形成されているため、冷媒の流れが乱されることなく冷媒の吸入量及び流れ方向が調節され、圧力損失を小さくすることができる。
しかしながら、この種のインレットガイドベーンは、鋳物として成形されるため、鋳造によって正圧側の側面及び負圧側の側面を曲面として精度よく形成することが難しい。また、鋳造後にシャフトを加工する必要があり、このときベーン本体を保持して基準出しを行うことになるが、ベーン本体の両側面が曲面で形成されていると基準出しが困難になる。このため、高精度でインレットガイドベーンを製作することが難しいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、シャフトの加工を容易に行うことが可能であるとともに、圧力損失を確実に低減させることが可能なインレットガイドベーン及びこれを備えたターボ圧縮機並びにこのターボ圧縮機を備えた冷凍機を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のインレットガイドベーンは、インペラの回転によって流体が吸入される吸入口に軸線回りに回動可能に設置されて、前記流体の吸入量及び流れ方向を調節するためのインレットガイドベーンであって、回動可能に支持させるための棒状のシャフトと、該シャフトに繋がり前記吸入口の内周面から中心部に向けて突設される板状のベーン本体とからなり、前記ベーン本体は、前記流体の吸入量及び流れ方向の調節時に正圧になる側の側面と負圧になる側の側面が、幅方向の外縁及び前記軸線方向先端側の外縁に向かうに従って近づくように形成されたテーパー部と、前記軸線上に配置され、前記正圧になる側の側面と前記負圧になる側の側面が前記軸線方向に沿って平行に形成された平行部とを備えていることを特徴とする。
この発明においては、ベーン本体のテーパー部の正圧になる側の側面(正圧側の側面)と負圧になる側の側面(負圧側の側面)が幅方向の外縁及び軸線方向先端側の外縁に向かうに従って近づくように、すなわち流体の流れ方向の外縁及び流速の大きい吸入口の中心部側に配される外縁に向かうに従ってベーン本体の厚さが小さくなるように形成されているため、ベーン本体を翼状に形成したインレットガイドベーンと同様に、流体の流れを乱すことなく流体の吸入量及び流れ方向を調節することができ、確実に圧力損失を小さくすることができる。
また、軸線上に、正圧側の側面と負圧側の側面が軸線方向に沿って平行に形成された平行部を備えているため、鋳造後のシャフトの加工時に、この平行部を保持することで容易に基準出しを行うことができる。これにより、インレットガイドベーンの製作コストを低減することが可能になる。
また、本発明のインレットガイドベーンにおいては、前記平行部が前記シャフトに繋がる前記軸線方向後端側に設けられていることが望ましい。
この発明においては、平行部を軸線方向後端側に設けることで、テーパー部を流速の大きい吸入口の中心部側に配置される先端側に大きく設けてベーン本体の先端側の厚さを確実に小さくすることが可能になる。これにより、確実に圧力損失を小さくすることが可能になる。
さらに、本発明のインレットガイドベーンにおいては、前記平行部が前記ベーン本体の前記軸線方向の長さの1/4以上で1/2以下の長さを備えて形成されていることがより望ましい。
この発明においては、平行部がベーン本体の長さの1/4以上の長さで形成されていることにより、シャフトの加工時に確実にこの平行部を保持して基準出しを行うことが可能である。また、平行部がベーン本体の長さの1/2以下の長さで形成されていることにより、流速の大きい吸入口の中心部側に配置される先端側に設けたテーパー部で、流体の流れを乱すことなく流体の吸入量及び流れ方向を調節することができ、確実に圧力損失を小さくすることができる。
本発明のターボ圧縮機は、インペラとディフューザとを備える圧縮手段が流体の流れに対して直列に複数段配置され、複数の前記圧縮手段にて前記流体を順次圧縮可能であると共に最終段の圧縮手段にて圧縮された前記流体を凝縮器に供給可能なターボ圧縮機であって、前記インペラの回転によって前記流体が吸入される吸入口に上記のいずれかのインレットガイドベーンが設置されていることを特徴とする。
この発明においては、上記のインレットガイドベーンを備えることで、ターボ圧縮機の消費動力を減少させることができ、性能を向上させることが可能になる。
本発明の冷凍機は、圧縮された冷媒を冷却液化する凝縮器と、液化された前記冷媒を蒸発させて冷却対象物から気化熱を奪うことによって前記冷却対象物を冷却する蒸発器と、前記蒸発器にて蒸発された前記冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機とを備える冷凍機であって、前記圧縮機として、上記のターボ圧縮機を備えることを特徴とする。
この発明においては、上記のターボ圧縮機を備えることで、冷凍機の消費動力を減少させることができ、性能を向上させることが可能になる。
本発明のインレットガイドベーンによれば、テーパー部を備えることで、流体の流れを乱すことなく流体の吸入量及び流れ方向を調節することができ、確実に圧力損失を小さくすることができる。また、平面部を備えることで、シャフトの加工時に容易に基準出しを行うことができ、容易にシャフトの加工を行うことが可能になり、高精度でインレットガイドベーンを製作することが可能になるとともに、製作コストを低減することが可能になる。
また、本発明のターボ圧縮機及び冷凍機によれば、本発明に係るインレットガイドベーンを備えることで、消費動力を減少させることができ、性能を向上させることが可能になる。冷凍機においては、COP(成績係数)を高めることが可能になる。
以下、図1から図8を参照し、本発明の一実施形態に係るインレットガイドベーン及びターボ圧縮機並びに冷凍機について説明する。なお、本実施形態は、水等の冷却対象物を冷却あるいは冷凍する冷凍機に関し、複数段に分けて冷媒の圧縮を行うように構成したターボ圧縮機を備える冷凍機に関するものである。
図1は、本実施形態におけるターボ冷凍機S1(冷凍機)の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるターボ冷凍機S1は、例えば空調用の冷却水を生成するためにビルや工場に設置されるものであり、図1に示すように、凝縮器1と、エコノマイザ2と、蒸発器3と、ターボ圧縮機4とを備えている。
凝縮器1は、気体状態で圧縮された冷媒(流体)である圧縮冷媒ガスX1が供給され、この圧縮冷媒ガスX1を冷却液化することによって冷媒液X2とするものである。この凝縮器1は、図1に示すように、圧縮冷媒ガスX1が流れる流路R1を介してターボ圧縮機4と接続されており、冷媒液X2が流れる流路R2を介してエコノマイザ2と接続されている。なお、流路R2には、冷媒液X2を減圧するための膨張弁5が設置されている。
エコノマイザ2は、膨張弁5にて減圧された冷媒液X2を一時的に貯留するものである。このエコノマイザ2は、冷媒液X2が流れる流路R3を介して蒸発器3と接続されており、エコノマイザ2にて生じた冷媒の気相成分X3が流れる流路R4を介してターボ圧縮機4と接続されている。なお、流路R3は、冷媒液X2をさらに減圧するための膨張弁6が設置されている。また、流路R4は、ターボ圧縮機4が備える後述する第2圧縮段22に気相成分X3を供給するようにターボ圧縮機4と接続されている。
蒸発器3は、冷媒液X2を蒸発させて水等の冷却対象物から気化熱を奪うことによって冷却対象物を冷却するものである。この蒸発器3は、冷媒液X2が蒸発されることによって生じる冷媒ガスX4が流れる流路R5を介してターボ圧縮機4と接続されている。なお、流路R5は、ターボ圧縮機4が備える後述する第1圧縮段21と接続されている。
ターボ圧縮機4は、冷媒ガスX4を圧縮して上記圧縮冷媒ガスX1とするものである。このターボ圧縮機4は、上述のように圧縮冷媒ガスX1が流れる流路R1を介して凝縮器1と接続されており、冷媒ガスX4が流れる流路R5を介して蒸発器3と接続されている。
このように構成されたターボ冷凍機S1においては、流路R1を介して凝縮器1に供給された圧縮冷媒ガスX1は、凝縮器1によって液化冷却されて冷媒液X2とされる。
冷媒液X2は、流路R2を介してエコノマイザ2に供給される際に膨張弁5によって減圧され、減圧された状態にてエコノマイザ2において一時的に貯留された後、流路R3を介して蒸発器3に供給される際に膨張弁6によってさらに減圧され、さらに減圧された状態にて蒸発器3に供給される。
蒸発器3に供給された冷媒液X2は、蒸発器3によって蒸発されて冷媒ガスX4とされ、流路R5を介してターボ圧縮機4に供給される。
ターボ圧縮機4に供給された冷媒ガスX4は、ターボ圧縮機4によって圧縮されて圧縮冷媒ガスX1とされ、再び流路R1を介して凝縮器1に供給される。
なお、冷媒液X2がエコノマイザ2に貯留されている際に発生した冷媒の気相成分X3は、流路R4を介してターボ圧縮機4に供給され、冷媒ガスX4と共に圧縮されて圧縮冷媒ガスX1として流路R1を介して凝縮器1に供給される。
そして、このようなターボ冷凍機S1では、蒸発器3にて冷媒液X2を蒸発される際に、冷却対象物から気化熱を奪うことによって、冷却対象物の冷却あるいは冷凍を行う。
ついで、ターボ圧縮機4についてより詳細に説明する。図2は、ターボ圧縮機4の水平断面図である。また、図3はターボ圧縮機4の垂直断面図である。また、図4は、ターボ圧縮機4が備える圧縮機ユニット20を拡大した垂直断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態におけるターボ圧縮機4は、モータユニット10と、圧縮機ユニット20と、ギアユニット30とを備えている。
モータユニット10は、出力軸11を有すると共に圧縮機ユニット20を駆動させるための駆動源となるモータ12と、該モータ12を囲むと共に上記モータ12を支持するモータハウジング13とを備えている。
なお、モータ12の出力軸11は、モータハウジング13に固定される第1軸受14と第2軸受15とによって回転可能に支持されている。
また、モータハウジング13は、ターボ圧縮機4を支持する脚部13aを備えている。そして、脚部13aの内部は、中空とされており、ターボ圧縮機4の摺動部位に供給される潤滑油が回収されると共に貯留される油タンク40として用いられる。
圧縮ユニット20は、冷媒ガスX4(図1参照)を吸入して圧縮する第1圧縮段21(圧縮手段)と、第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4をさらに圧縮して圧縮冷媒ガスX1(図1参照)として排出する第2圧縮段22(圧縮手段)とを備えている。
第1圧縮段21は、スラスト方向から供給される冷媒ガスX4に速度エネルギを付与してラジアル方向に排出する第1インペラ21a(インペラ)と、第1インペラ21aによって冷媒ガスX4に付与された速度エネルギを圧力エネルギに変換することによって圧縮する第1ディフューザ21bと、第1ディフューザ(ディフューザ)21bによって圧縮された冷媒ガスX4を第1圧縮段21の外部に導出する第1スクロール室21cと、冷媒ガスX4を吸入して第1インペラ21aに供給する吸入口21dを備えている。
なお、第1ディフューザ21b、第1スクロール室21c及び吸入口21dの一部は、第1インペラ21aを囲う第1ハウジング21eによって形成されている。
第1インペラ21aは、回転軸23に固定され、回転軸23がモータ12の出力軸11から回転動力を伝達されて回転されることによって回転駆動される。
また、第1圧縮段21の第1インペラ21aの回転によって冷媒ガスX4が吸入される吸入口21dには、複数のインレットガイドベーン24が設置されている。このインレットガイドベーン24は、図5及び図6に示すように、棒状のシャフト25と、このシャフト25の先端に互いの軸線O1を同軸上に配した状態で繋がる板状のベーン本体26とから構成されている。
ベーン本体26は、図6に示すように側面視で略扇状に形成され、すなわちシャフト25に繋がる軸線O1方向後端26a側が吸入口21dの内周面21g(図2から図4参照)と同等の曲率をもって円弧状に形成され、軸線O1方向後端26aから先端26bに向かうに従い漸次その幅B1が小となるように形成されている。また、ベーン本体26は、図5から図8に示すように、後端26a側の軸線O1上に配設されてシャフト25と繋がる平行部27と、この平行部27に繋がって幅方向B外側に延び且つ軸線O1方向先端26bまで延びるテーパー部28とで構成されている。
平行部27は、シャフト25に繋がる軸線O1方向後端27aから先端27bまで厚さH1が一定に形成されている。また、この平行部27は、軸線O1方向の長さL1がベーン本体26の長さL2の1/4以上で1/2以下となるように形成されている。
一方、テーパー部28は、第1テーパー部28aと第2テーパー部28bとからなり、第1テーパー部28aは、軸線O1上に配設され、後端が平行部27の先端27bに繋がりベーン本体26の先端26b近傍まで軸線O1方向に沿って延設されている。また、第1テーパー部28aは、後端から軸線O1方向先端(軸線O1方向先端側の外縁)に向かうに従い漸次その幅B2及び厚さH2が小となるように形成されている。第2テーパー部28bは、平行部27及び第1テーパー部28aの幅方向B両側にそれぞれ平行部27及び第1テーパー部28aに繋げて配設され、ベーン本体26の後端26aから先端26bまで延設されている。また、第2テーパー部28bは、幅方向B外側(幅方向Bの外縁)に向かうに従い且つ後端から先端(軸線O1方向先端側の外縁)に向かうに従い漸次その厚さH3が小となるように形成されている。
すなわち、本実施形態のインレットガイドベーン24のベーン本体26は、平行部27の両側面27c,27dが軸線O1方向に沿って平行する平面で形成され、第1テーパー部28aの両側面28c,28dが軸線O1方向先端26bに向かうに従って近づく(厚さ方向H内側に傾斜する)平面で形成され、第2テーパー部28bの両側面28e,28fが軸線O1方向先端26bに向かうに従って近づき(厚さ方向H内側に傾斜し)、且つ幅方向B外側に向かうに従って近づく(幅方向B内側に傾斜する)平面で形成されている。これにより、ベーン本体26(インレットガイドベーン24)の両側面は曲面を備えず平面を組み合わせて形成されている。なお、平行部27と第1テーパー部28aと第2テーパー部28bの各一側面27c,28c,28eが冷媒ガスX4の吸入量及び流れ方向の調節時に正圧になる側の側面であり、各他側面27d,28d,28fが負圧になる側の側面である。
そして、本実施形態のインレットガイドベーン24は、従来と同様に鋳造によって鋳物として成形される。このとき、ベーン本体26の両側面が平面を組み合わせて形成されているため、従来の翼状に形成する場合(両側面を曲面で形成する場合)と比較し、容易に精度よくベーン本体26が成形される。
また、シャフト25は、図5及び図6の破線で示すように予め寸法を大きく成形しておき、鋳造後に削り加工によって精度を確保することになる。このとき、ベーン本体26を保持してシャフト25の加工を行うことになるが、本実施形態では、ベーン本体26に平行部27によって互いに軸線O1方向に沿って平行する側面27c,27dが形成されているため、この平行部27を保持(把持)することで、すなわち平行部27の両側面27c,27dをつかみ代として利用することで、従来の翼状に成形したもの(両側面を曲面で形成したもの)と比較し、容易に軸線O1方向を所望の方向に合わせて基準出しが行える。特に、平行部27の長さL1がベーン本体26の長さL2の1/4以上で形成されていることにより、平行部27の両側面27c,27dをつかみ代として利用して、確実に基準出しが行える。これにより、シャフト25の加工が容易に行え、インレットガイドベーン24が高精度で製作されるとともに、その製作コストの低減が図られる。
そして、このように構成したインレットガイドベーン24は、図2から図4に示すように、第1ハウジング21eに固定された駆動機構21hにシャフト25を取り付けて支持させ、ベーン本体26を吸入口21dの内周面21gから内側に突出させた状態で設置される。また、複数のインレットガイドベーン24が吸入口21dの周方向に等間隔で並設される。このとき、インレットガイドベーン24が高精度で形成されていることで、軸線O1方向が吸入口21dの径方向に一致した状態で精度よく設置される。そして、各インレットガイドベーン24は、駆動機構21hの駆動によってベーン本体26の一側面(正圧側の側面)を冷媒ガスX4の流れ方向後方側に正対させた状態から流れ方向に沿う90度の範囲で軸線O1回りに回動可能に設置される。
第2圧縮段22は、第1圧縮段21にて圧縮されると共にスラスト方向から供給される冷媒ガスX4に速度エネルギを付与してラジアル方向に排出する第2インペラ22aと、第2インペラ22aによって冷媒ガスX4に付与された速度エネルギを圧力エネルギに変換することによって圧縮して圧縮冷媒ガスX1として排出する第2ディフューザ(ディフューザ)22bと、第2ディフューザ22bから排出された圧縮冷媒ガスX1を第2圧縮段22の外部に導出する第2スクロール室22cと、第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4を第2インペラ22aに導く導入スクロール室22dとを備えている。
第2インペラ22aは、上記回転軸23に第1インペラ21aと背面合わせとなるように固定され、回転軸23がモータ12の出力軸11から回転動力を伝達されて回転されることによって回転駆動される。
第2スクロール室22cは、圧縮冷媒ガスX1を凝縮器1に供給するための流路R1と接続されており、第2圧縮段22から導出した圧縮冷媒ガスX1を流路R1に供給する。
なお、第1圧縮段21の第1スクロール室21cと、第2圧縮段22の導入スクロール室22dとは、第1圧縮段21及び第2圧縮段22とは別体で設けられる外部配管(不図示)を介して接続されており、該外部配管を介して第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4が第2圧縮段22に供給される。この外部配管には、上述の流路R4(図1参照)が接続されており、エコノマイザ2にて発生した冷媒の気相成分X3が外部配管を介して第2圧縮段22に供給される構成となっている。
また、回転軸23は、第1圧縮段21と第2圧縮段22との間の空間50において第2圧縮段22の第2ハウジング22eに固定される第3軸受29aと、モータユニット10側において第2ハウジング22eに固定される第4軸受29bとによって回転可能に支持されている。
ギアユニット30は、モータ12の出力軸11の回転動力を回転軸23に伝達するためのものであり、モータユニット10のモータハウジング13と圧縮機ユニット20の第2ハウジング22eとによって形成される空間60に収納されている。
このギアユニット30は、モータ12の出力軸11に固定される大径歯車31と、回転軸23に固定されると共に大径歯車31と噛み合う小径歯車32とによって構成されており、出力軸11の回転数に対して回転軸23の回転数が増加するようにモータ12の出力軸11の回転動力を回転軸23に伝達する。
また、ターボ圧縮機4は、軸受(第1軸受14,第2軸受15,第3軸受29a,第4軸受29b)、インペラ(第1インペラ21a,第2インペラ22a)とハウジング(第1ハウジング21e,第2ハウジング22e)との間、及びギアユニット30等の摺動部位に油タンク40に貯留された潤滑油を供給する潤滑油供給装置70を備えている。
ついで、このように構成されたターボ圧縮機4の動作について説明し、本実施形態のインレットガイドベーン24及びターボ圧縮機4並びにターボ冷凍機S1の作用及び効果について説明する。
まず、潤滑油供給装置70によって、ターボ圧縮機4の摺動部位に油タンク40から潤滑油が供給され、その後モータ12が駆動される。そして、モータ12の出力軸11の回転動力がギアユニット30を介して回転軸23に伝達され、これによって圧縮機ユニット20の第1インペラ21aと第2インペラ22aとが回転駆動される。
第1インペラ21aが回転すると、第1圧縮段21の吸入口21dが負圧状態となり、流路R5からの冷媒ガスX4が吸入口21dを介して第1圧縮段21に流入する。このとき、駆動機構21hを駆動し、吸入口21dに設置された各インレットガイドベーン24を回動させて、ベーン本体26の正圧側の側面を冷媒ガスX4の流れ方向に対して適宜の迎え角(回動角)で回動させることにより、第1圧縮段21への冷媒ガスX4の吸入量及び流れ方向が調節される。
そして、本実施形態においては、ベーン本体26が、テーパー部28(第1テーパー部28a及び第2テーパー部28b)を備え、幅方向B外側に向かうに従い厚さH3が小さくなるように、且つ軸線O1方向先端26bに向かうに従い厚さH2,H3が小さくなるように形成されている。このため、従来の正圧側の側面及び負圧側の側面を曲面として翼状に形成した場合と同様に、第1インペラ21aの回転駆動に対してベーン本体26(インレットガイドベーン24)の吸入量及び流れ方向の調節に伴う圧力損失が小さくなる。特に、吸入口21dの中心部は最も冷媒ガスX4の流速が大きくなり、圧力損失がこの流速の2乗に比例するため、ベーン本体26の先端26b側の形状が大きく圧力損失に影響することになるが、ベーン本体25がテーパー部28を備え、軸線O1方向先端26bに向かうに従い、すなわち吸入口21dの中心部側に向かうに従い漸次その厚さH2,H3が小さく形成されていることで、確実に圧力損失が小さくなる。
このようにインレットガイドベーン24によって吸入量及び流れ方向が調節されて第1圧縮段21の内部に流入した冷媒ガスX4は、第1インペラ21aに確実にスラスト方向から流入し、第1インペラ21aによって速度エネルギを付与されてラジアル方向に排出される。このとき、インレットガイドベーン24によって吸入量及び流れ方向を調節する際の圧力損失が小さいため、スラスト方向から流入した冷媒ガスX4により、第1インペラ21aの消費動力ひいてはターボ圧縮機4の消費動力が確実に且つ効果的に減少する。
なお、第1ディフューザ21bから排出された冷媒ガスX4は、第1スクロール室21cを介して第1圧縮段21の外部に導出され、外部配管を介して第2圧縮段22に供給される。そして、第2圧縮段22に供給された冷媒ガスX4は、導入スクロール室22dを介してスラスト方向から第2インペラ22aに流入し、第2インペラ22aによって速度エネルギを付与されたラジアル方向に排出される。第2インペラ22aから排出された冷媒ガスX4は、第2ディフューザ22bによって速度エネルギを圧力エネルギに変換されることでさらに圧縮されて圧縮冷媒ガスX1とされる。
したがって、本実施形態のインレットガイドベーン24においては、ベーン本体26にテーパー部28が設けられていることにより、ベーン本体を翼状に形成したインレットガイドベーンと同様に、冷媒ガスX4の流れを乱すことなく吸入量及び流れ方向を調節することができ、確実に圧力損失を小さくすることができる。
また、ベーン本体26の両側面が平面を組み合わせて形成されているため、従来の翼状に形成する場合(両側面を曲面で形成する場合)と比較し、容易に精度よくベーン本体26を製作することができる。さらに、軸線O1上に、両側面27c,27dが軸線O1方向に沿って平行に形成された平行部27を備えているため、鋳造後のシャフト25の加工時に、この平行部27を保持することで容易に基準出しを行うことができる。これにより、インレットガイドベーン24の製作コストを低減することが可能になる。
また、平行部27がシャフト25に繋がる軸線O1方向後端26a側に設けられていることによって、テーパー部28を流速の大きい吸入口21dの中心部側に配置される先端26b側に大きく設けることができ、ベーン本体26の先端26a側の厚さH2,H3を確実に小さくすることが可能になる。これにより、確実に圧力損失を小さくすることが可能になる。
さらに、平行部27がベーン本体26の長さL2の1/4以上の長さL1で形成されていることにより、シャフト25の加工時に確実にこの平行部27を保持して基準出しを行うことが可能である。また、平行部27がベーン本体26の長さL2の1/2以下の長さL1で形成されていることにより、流速の大きい吸入口21dの中心部側に配置される先端26b側に設けたテーパー部28で、冷媒ガスX4の流れを乱すことなく吸入量及び流れ方向を調節することができ、確実に圧力損失を小さくすることができる。
そして、このようなインレットガイドベーン24を備えることにより、本実施形態のターボ圧縮機4及びターボ冷凍機S1の消費動力を減少させることができ、性能を向上させることが可能になる。また、ターボ冷凍機S1においては、COP(成績係数)を高めることが可能になる。
なお、本発明は、上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、インレットガイドベーン24のベーン本体26の平行部27がシャフト25に繋がるベーン本体26の軸線O1方向後端26aに設けられているものとしたが、平行部27はシャフト25に繋がる後端26aに設けることに特に限定する必要はない。
また、テーパー部28が、第1テーパー部28aと第2テーパー部28bとからなり、第1テーパー部28aは、後端から軸線O1方向先端に向かうに従い漸次その幅B2及び厚さH2が小となるように、第2テーパー部28bは、幅方向B外側(幅方向Bの外縁)に向かうに従い且つ後端から先端(軸線O1方向先端側の外縁)に向かうに従い漸次その厚さH3が小となるように形成されているものとして説明を行った。しかしながら、本発明においては、幅方向Bの外縁及び軸線O1方向先端26b側の外縁に向かうに従ってテーパー部28の両側面が近づくように形成されていればよく、一定の比率で第1テーパー部28aや第2テーパー部28bの厚さH2,H3が変化する必要はない。
また、本実施形態では、インレットガイドベーン24がターボ圧縮機4の吸入口21dに設置されるものとして説明を行ったが、本発明に係るインレットガイドベーンは、ターボ圧縮機に用いることに限定する必要はない。
本発明の一実施形態に係るターボ冷凍機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るターボ冷凍機が備えるターボ圧縮機の水平断面図である。 本発明の一実施形態に係るターボ冷凍機が備えるターボ圧縮機の垂直断面図である。 図3の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るインレットガイドベーンの正面図である。 本発明の一実施形態に係るインレットガイドベーンの側面図である。 図6のX1−X1線矢視図である。 図6のX2−X2線矢視図である。
符号の説明
1……凝縮器、3……蒸発器、4……ターボ圧縮機、21……第1圧縮段(圧縮手段)、21a……第1インペラ(インペラ)、21b……第1ディフューザ(ディフューザ)、21d……吸入口、21g……内周面、21h……駆動機構、22……第2圧縮段(圧縮手段)、22a……第2インペラ、22b……第2ディフューザ(ディフューザ)、24……インレットガイドベーン、25……シャフト、26……ベーン本体、26a……後端、26b……先端、27……平行部、27c……平行部の側面(正圧側の側面)、27d……平行部の側面(負圧側の側面)、28……テーパー部、X1……圧縮冷媒ガス、X2……冷媒液、X3……気相成分、X4……冷媒ガス(流体)、B……幅方向、H……厚さ、L1……平行部の長さ、L2……ベーン本体の長さ、O1……軸線、S1……冷凍機

Claims (5)

  1. インペラの回転によって流体が吸入される吸入口に軸線回りに回動可能に設置されて、前記流体の吸入量及び流れ方向を調節するためのインレットガイドベーンであって、
    回動可能に支持させるための棒状のシャフトと、該シャフトに繋がり前記吸入口の内周面から中心部に向けて突設される板状のベーン本体とからなり、
    前記ベーン本体は、前記流体の吸入量及び流れ方向の調節時に正圧になる側の側面と負圧になる側の側面が、幅方向の外縁及び前記軸線方向先端側の外縁に向かうに従って近づくように形成されたテーパー部と、
    前記軸線上に配置され、前記正圧になる側の側面と前記負圧になる側の側面が前記軸線方向に沿って平行に形成された平行部とを備えていることを特徴とするインレットガイドベーン。
  2. 請求項1記載のインレットガイドベーンにおいて、
    前記平行部が前記シャフトに繋がる前記軸線方向後端側に設けられていることを特徴とするインレットガイドベーン。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインレットガイドベーンにおいて、
    前記平行部が前記ベーン本体の前記軸線方向の長さの1/4以上で1/2以下の長さを備えて形成されていることを特徴とするインレットガイドベーン。
  4. インペラとディフューザとを備える圧縮手段が流体の流れに対して直列に複数段配置され、複数の前記圧縮手段にて前記流体を順次圧縮可能であると共に最終段の圧縮手段にて圧縮された前記流体を凝縮器に供給可能なターボ圧縮機であって、
    前記インペラの回転によって前記流体が吸入される吸入口に請求項1から請求項3のいずれかに記載のインレットガイドベーンが設置されていることを特徴とするターボ圧縮機。
  5. 圧縮された冷媒を冷却液化する凝縮器と、液化された前記冷媒を蒸発させて冷却対象物から気化熱を奪うことによって前記冷却対象物を冷却する蒸発器と、前記蒸発器にて蒸発された前記冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機とを備える冷凍機であって、
    前記圧縮機として、請求項4記載のターボ圧縮機を備えることを特徴とする冷凍機。
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