JP2007177695A - ターボ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機において、機器を大型化せず且つ部品点数も増大することなく両遠心インペラ間の流路を繋ぐことができ、さらに、注入ガスを主流と均一に混合できるターボ圧縮機を提供する。
【解決手段】第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26は、互いの背面側が対向する向きに配設されている。第1ハウジング24と第2ハウジング27には、第1圧縮段からの圧縮流体を第2圧縮段に導入する連結流路22(外側スクロール室32、出側流路33及び導入流路41)が形成されている。外側スクロール室32及び出側流路33は、第1ハウジング24に一体的に形成されている。導入流路41は第2ハウジング27に一体的に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ターボ圧縮機に関し、特に、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機に関するものである。
冷凍機においては、作動流体である冷媒ガスを圧縮して高温高圧の状態にするために遠心圧縮機、いわゆるターボ圧縮機が用いられる。
ところで、圧縮機においては、圧縮比が大きくなると圧縮機の吐出温度が高くなり容積効率が低下する。特に蒸発温度が低くなると圧縮比が大きくなるので、圧縮操作を2段または3段以上に分けて圧縮する場合がある。このように圧縮操作を多段で行うターボ圧縮機を多段ターボ圧縮機という。
2段ターボ圧縮機では、2つの遠心インペラが同一の回転軸に同一方向に固定されたものの他、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたものが知られている。その従来技術として、下記特許文献1に開示されたものがあり、その構成を図7に示す。
このターボ圧縮機80は、ハウジング81内に回転可能に設けられたモータ軸82の一端に1段圧縮羽根(遠心インペラ)83が固定され、上記モータ軸82の他端に2段圧縮羽根84が固定された1軸2段圧縮機であり、冷媒ガスは1段圧縮羽根83で圧縮されて、配管85を通って2段圧縮羽根84へと導入する。
このように、2つの遠心インペラが互いの背面側が対向する向きに固定されているターボ圧縮機では、両遠心インペラの入口が逆向きとなるため、両遠心インペラ間の流路を配管で繋ぐ構造としているものが一般的である。
ところで、多段ターボ圧縮機では、吸入口と吐出口との間の中間段又は最終段に気体を導入する中間吸込流路を備えるものがある。例えば、エコノマイザを有する冷凍サイクルに使用される冷凍機用多段ターボ圧縮機では、低圧側圧縮段で圧縮した冷媒ガスに、エコノマイザからの冷媒ガスを混合して高圧側圧縮段で再圧縮する。このようなターボ圧縮機は、例えば下記特許文献2に開示されており、その構成を図8に示す。
このターボ圧縮機90は、2つの遠心インペラ91,92が同一の回転軸93に同一方向に固定された2段ターボ圧縮機であり、ケーシング94内の中間段インペラ入口通路95に円環状の全周吸込チャンバ96を設け、中間吸込口97から供給される気体をインペラ入口通路95に導入するものである。チャンバ96の吸込口直近部分には、セパレータ板と一対のガイド板とからなるフローガイド98が配置されている。
このように、全周吸込チャンバ96とフローガイド98を設けることにより、周方向からガスを均一に供給し、主流と均一に混合させるようになっている。
なお、図8において、符号A,Bは、軸受であり、99はモータ、100はモータの出力軸、101は出力軸100に固定された大歯車、102は回転軸93に固定された小歯車である。
特開平5−223090号公報 特開2002−327700号公報
上記の特許文献1に示された従来技術のように、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機では、両遠心インペラ間の流路を配管で繋ぐ構造としているものが一般的である。
しかしながら、このように配管により両遠心インペラ間の流路を繋ぐ場合、配管径や曲がりの形状が影響するため、製品の大型化につながり、重量増大を招くという問題がある。
また、配管自体が別部品となることから、部品点数が増大し、その分、組み立て作業時間が余分に取られるため、コスト増大につながるという問題がある。
また、上記の特許文献2に示された従来技術では、2つの遠心インペラの間の流路にエコノマイザからの冷媒ガスを導入し、主流と均一に混合させるために、全周吸込チャンバとフローガイドを設けているが、このような特殊な構造や部品が必要となり、コスト増大につながるという問題がある。
また、特許文献2に示された従来技術は、2つの遠心インペラが同一の回転軸に同一方向に固定されたターボ圧縮機に関するものであるため、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機に対しては、特許文献2のような冷媒ガスと主流を均一に混合する構造を適用することはできない。このため、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機について、エコノマイザからの冷媒ガス(注入ガス)を主流と均一に混合するための有効な手段が必要である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機において、機器を大型化せず且つ部品点数も増大することなく両遠心インペラ間の流路を繋ぐことができ、さらに、注入ガスを主流と均一に混合できるターボ圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のターボ圧縮機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明のターボ圧縮機は、第1遠心インペラ及びこれを囲む第1ハウジングを有し流体を吸引して圧縮する第1圧縮段と、前記第1遠心インペラに回転軸を介して連結された第2遠心インペラ及びこれを囲む第2ハウジングを有し前記第1圧縮段からの圧縮流体をさらに圧縮する第2圧縮段とを備え、前記第1圧縮段と前記第2圧縮段とが互いに隣接する位置に配設されているターボ圧縮機であって、前記第1遠心インペラと前記第2遠心インペラは、互いの背面側が対向する向きに配設されており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングには、前記第1圧縮段からの圧縮流体を前記第2圧縮段に導入する連結流路が形成されており、該連結流路の上流側部位は前記第1ハウジング内に一体的に形成され、前記連結流路の下流側部位は前記第2ハウジング内に一体的に形成されている、ことを特徴とする。
このように、第1圧縮段からの圧縮流体を第2圧縮段に導入する連結流路が形成され、この連結流路の上流側部位が第1ハウジング内に一体的に形成され、下流側部位が第2ハウジング内に一体的に形成されているので、第1圧縮段と第2圧縮段の流路を繋ぐための配管を別途設ける必要が無い。そして、このように流路を一体形成とした場合、別部品として配管を取り付ける場合と比較して、流路径や曲がりの形状などの条件が製品の寸法に与える影響が小さく最小限の流路構造できるため、製品をコンパクトかつ軽量に製作することができる。
また、配管を別途取り付ける必要がないため、部品点数を削減することができ、その分、組み立て作業時間を短縮することができ、コスト削減につながる。
また、本発明のターボ圧縮機では、前記第1ハウジングは、前記第1遠心インペラを囲み第1遠心インペラからの流体が導入される第1スクロール室と、該第1スクロール室の末端部と連通し前記第2ハウジング側で開口する出口流路とを有し、前記第2ハウジングは、前記出口流路と連通するように前記第1ハウジング側で開口し前記第1圧縮段からの圧縮流体を導入するとともに軸方向から半径方向に曲がるように形成された導入流路と、前記回転軸の周りを環状に囲み導入流路からの流体を周方向に広げる吸入スクロール室と、該吸入スクロール室からの流体を前記第2インペラに導く吸入流路とを有し、前記出口流路と前記導入流路とにより前記連結流路が構成されている、ことを特徴とする。
このように構成された第1スクロール室、出口流路、導入流路、吸入スクロールおよび吸入流路により、第1遠心インペラと第2遠心インペラが互いの背面側が対向する向きに配設されているターボ圧縮機においても、第1遠心インペラ出口から第2遠心インペラ入口までの流路を一体的に形成することができ、別途の配管を取り付けることなく、第1圧縮段からの圧縮流体を第2圧縮段に導入することができる。
また、上記のターボ圧縮機において、前記第1スクロール室は、前記第1遠心インペラを環状に囲み第1遠心インペラからの流体が導入される内側スクロール室と、該内側スクロール室よりも半径方向外方に位置し該内側スクロール室の出口部と連通して少なくとも部分的に該内側スクロール室を囲むように周方向に延び且つ前記内側スクロール室より流路断面積が大きい外側スクロール室とから成り、該外側スクロール室は前記出口流路及び前記導入流路と共に前記連結流路を構成しており、該外側スクロール室、前記出口流路及び前記導入流路は、それぞれ流路断面が角型状になるように形成されている、ことを特徴とする。
このように、内側スクロール室の外側に、この内側スクロール室よりも流路断面積の大きい外側スクロール室が形成されており、外側スクロール室で流体の速度を低下させてから流路の曲がり部分が形成される出口流路と導入流路に導入するので、流体の剥離による流体損失の発生を抑制することができる。
また、外側スクロール室、出口流路及び導入流路は、それぞれ流路断面が角型状になるように形成されているので、流路面積を確保しつつ、第1ハウジングおよび第2ハウジングの外形寸法を小さくすることができる。
また、上記のターボ圧縮機において、前記連結流路の曲がり部分は、流体の剥離を抑制するように緩やかな曲がり流路に形成されている、ことを特徴とする。
このように、連結流路の曲がり部分が、流体の剥離を抑制するように緩やかな曲がり流路に形成されているので、圧縮性能の低下を抑制することができる。
また、上記のターボ圧縮機において、前記第1ハウジング又は前記第2ハウジングに、前記連結流路にガスを追加注入する為のガス注入部が設けられている、ことを特徴とする。
このように、連結流路にガスを追加注入する為のガス注入部が設けられているので、連結流路に注入されたガスは、連結流路内を流れる主流(圧縮流体)と混合し、その後、第2ハウジングの吸入スクロール室で周方向に広げられる。このため、主流と注入ガスが周方向に均一に混合された状態で、この混合流体を第2遠心インペラに導入することができる。
したがって、第1遠心インペラと第2遠心インペラが互いの背面側が対向する向きに配設されているターボ圧縮機においても、特殊な構造や部品を必要とすることなく注入ガスと主流を周方向に均一に混合することができる。
また、ある程度、主流の速度が低下している連結流路にガスを注入するので、ガス混合の乱れに起因して発生する流体損失を抑制することができる。
また、上記のターボ圧縮機において、前記ガス注入部は、連結流路の流体流れに沿う方向にガスを注入するように形成されたガス注入開口を有する、ことを特徴とする。
このように、ガス注入開口が連結流路の流体流れに沿う方向にガスを注入するように形成されているので、ガス混合の乱れに起因して発生する流体損失をより効果的に抑制することができる。
また、上記のターボ圧縮機において、前記ガス注入開口は、前記連結流路の曲がり部分に形成されている、ことを特徴とする。
このように、ガス注入開口が連結流路の曲がり部分に形成されているので、流路の中央部にガスを注入することができ、均一な混合を促進できる。
本発明のターボ圧縮機によれば、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機において、機器を大型化せず且つ部品点数も増大することなく両遠心インペラ間の流路を繋ぐことができ、さらに、注入ガスを主流と均一に混合できる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
また、以下では、冷凍機用のターボ圧縮機として本発明を説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、他の産業機械などで使用される、流体を圧縮する遠心型のターボ圧縮機にも適用することができる。
図1は、本発明のターボ圧縮機を適用したターボ冷凍機10の冷凍回路構成を示す図である。
図1において、ターボ冷凍機10は、ターボ圧縮機20、凝縮器14、膨張弁16a、16b、蒸発器18及びエコノマイザ19を備える。
ターボ圧縮機10は、第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26を備えた2段ターボ圧縮機であり、上流側の第1遠心インペラ23で冷媒ガスを圧縮し、その冷媒ガスをさらに第2遠心インペラ26に導入して圧縮した後、凝縮器14に送出する。
凝縮器14は、圧縮されて高温高圧となった冷媒ガスを冷却液化して冷媒液にする。
膨張弁16a、16bは、凝縮器とエコノマイザの間、およびエコノマイザと蒸発器との間にそれぞれ配設されており、凝縮器で液化された冷媒液を段階的に減圧する。
エコノマイザ19は、膨張弁16aで減圧された冷媒を一時的に貯留して冷却する。エコノマイザ19内の冷媒の気相成分は、ターボ圧縮機20の第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26との間の流路に、注入ガスとして注入される。
蒸発器18は、冷媒液をガス化して冷媒ガスにする。蒸発器18を出た冷媒ガスはターボ圧縮機20に吸入される。
図2は、本発明の実施形態にかかるターボ圧縮機20の構成を示す断面図である。図2に示すように、このターボ圧縮機20は、圧縮機構21、モータ60、増速機構70などの要素から構成される。
圧縮機構21は、第1遠心インペラ23及びこれを囲む第1ハウジング24からなる第1圧縮段21Aと、第2遠心インペラ26及びこれを囲む第2ハウジング27からなる第2圧縮段21Bとを備えており、第1圧縮段21Aと第2圧縮段21Bは互いに隣接する位置に配設されている。
第1ハウジング24と第2ハウジング27には、後述する軸受50によって軸心Xを中心に回転自在に支持された回転軸28が設けられている。回転軸28にはその一端側(図で吸入側)から第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26が、軸方向に間隔を置いて、互いの背面側が対向する向きで配設されている。
第1ハウジング24と第2ハウジング27は、互いにボルト等の締結手段によって固定されている。
出力軸61を有するモータ60が、モータケース64に収容されている。モータ60は圧縮機構21を回転駆動させる駆動源として機能する。
モータケース64は、上記の出側ハウジング27に、ボルト等の締結手段によって固定されている。
増速機構70は、モータケース64と第2ハウジング27とによって形成された空間に内蔵されており、出力軸61に固定された大歯車71と、回転軸28に固定された小歯車72とから構成されている。なお、小歯車72は回転軸28に一体形成されていてもよい。このように構成された増速機構70により、モータ機構60の出力軸61の回転力が増速されて、回転軸28に伝達される。
図3は、図2における圧縮機構21と増速機構70の拡大図である。
図3に示すように、入側ハウジング24には、第1段遠心インペラ23に冷媒ガスを導入するための吸込口29aが形成されている。吸込口29aには、吸込み容量を制御するための入口案内翼30が設けられている。
第1ハウジング24には、第1遠心インペラ23を囲み第1遠心インペラ23からの冷媒ガスが導入される第1スクロール室30が形成されており、この第1スクロール室30は、内側スクロール室31と外側スクロール室32とから成る。
内側スクロール室31は、第1遠心インペラ23を環状に囲むように形成されている。この内側スクロール室31と第1遠心インペラ23との間には、第1遠心インペラ23出口から半径方向外方に延びる環状の入側ディフューザ部34が形成されており、これにより第1遠心インペラ23によって加速されたガスを減速加圧して内側スクロール室31に導くようになっている。
第1ハウジング24の背面側(図で左側)には、回転軸28を貫通させる開口部が形成されている。
外側スクロール室32は、内側スクロール室31よりも半径方向外側に位置しており、内側スクロール室31よりも流路断面積が大きく、且つ流路断面が角型状に形成されている。ここで、「角型状」とは、内角が完全な直角であるものではなく、ある程度面取りされたものをいう。この面取りは、内部を流れる流体の剥離を発生させない程度に設定する。以下、他の部位の説明における「角型状」についても、上記と同様の意味であるものとする。
図4は、図3のA−A線断面における内側スクロール室31と外側スクロール室32の形状を示す図である。また、図5は、第1ハウジング24の斜め下方からの斜視図であり、第1ハウジング24内に形成された内側スクロール室31と外側スクロール室32の流れの様子を重ねて示したものである。
これらの図に示すように、外側スクロール室32は、内側スクロール室31の出口部31aと連通して、少なくとも部分的に内側スクロール室31を囲むように周方向に延びて形成されており、本実施形態では、内側スクロール室31の周りを半周程度囲むように形成されている。
また、この外側スクロール室32は、鋳物一体構造により、内側スクロール室31と共に第1ハウジング24内に一体的に形成されている。
図6は、図3におけるB−B線断面図である。
図3及び図6に示すように、第1ハウジング24には、外側スクロール室32の末端部から連通し、第2ハウジング27側で開口する出口流路33が形成されている。
この出口流路33は、外側スクロール室32と同様に、流路断面が角型状であり、且つ第2ハウジング27に設けられた導入流路41と連通するように形成されている。
また、この出口流路33は、鋳物一体構造により、第1ハウジング24内の他の流路(外側スクロール室32等)と共に第1ハウジング24内に一体的に形成されている。
図3に示すように、第2ハウジング27には、導入流路41と、吸入スクロール室42と、吸入流路43が形成されている。
導入流路41は、上記の出口流路33と連通するように第1ハウジング24側で開口し、第1圧縮段21Aからの冷媒ガスを第2ハウジング27に導入するように形成されている。また、導入流路41は、上記の外側スクロール室32及び出口流路33と同様に、流路断面が角型状に形成されている。
吸入スクロール室42は、回転軸28の周りを環状に囲み導入流路41からのガスを周方向に広げるように形成されている。
吸入流路43は、吸入スクロール室42のガスを、径方向内側に導いた後、第1遠心インペラ23の側に方向変更して第2遠心インペラ26まで導くように環状に形成されている。
また、第2ハウジング27には、第2遠心インペラ26を囲む環状の出側スクロール室46が形成されている。この出側スクロール室46と第2遠心インペラ26との間には、第2遠心インペラ26出口から半径方向に延びる環状の出側ディフューザ部47が形成されており、これにより第2遠心インペラ26によって加速されたガスを減速加圧して出側スクロール室46に導くようになっている。
出側ハウジング27の背面側(図で右側)には、回転軸28を貫通させる開口部が形成されている。
上記の導入流路41は、鋳物一体構造により、第2ハウジング27内の他の流路(吸入スクロール室42等)と共に第2ハウジング27内に一体的に形成されている。
上記のように構成された外側スクロール室32、出口流路33および導入流路41により、第1圧縮段21Aからの圧縮流体を第2圧縮段21Bに導入する連結流路22を構成している。
この連結流路22の曲がり部分は、流体の剥離を抑制するように緩やかな曲がり流路に形成されている。
具体的には、図6に示すように、外側スクロール室32、出口流路33および導入流路41に渡って曲がり流路が形成されているが、曲がり部分の半径方向外側部位における曲率半径R1が、この曲率半径R1方向の流路幅W1の例えば1.5倍以上となるように、流路が形成されているのがよい。
また、図3に示すように、導入流路41は、軸方向から半径方向に曲がるように形成されているが、この曲がり部分の半径方向外側部位における曲率半径R2が、この曲率半径R2方向の流路幅W2の例えば1.5倍以上となるように、流路が形成されているのがよい。
図3、図5および図6に示すように、圧縮機構21には、上記の連結流路22にエコノマイザ19(図1参照)からの冷媒ガスを追加注入する為のガス注入部35が設けられている。ただし、図3では、紙面の手前側の位置に設けられているガス注入部35を仮想線で示している。
また図3及び図6に示すように、本実施形態においてガス注入部35のガス取入れ口35aは第1ハウジング24に設けられており、連結流路22内にガスを吹き出すガス注入開口35bは第1ハウジング24と第2ハウジング27に跨るように形成されている。
ガス注入開口32bは、連結流路22の流体(冷媒ガスの主流)の流れに沿う方向にガスを注入するように、且つ連結流路22の曲がり部分に形成されている。
そして、このように構成されたガス注入部35により、第1遠心インペラ23で圧縮した冷媒ガスにエコノマイザ19からの冷媒ガスを混合して第2遠心インペラ26に供給するようになっている。
なお、ガス注入開口35bの開口位置は、本実施形態の位置に限られず、外側スクロール室32、出口流路33および導入流路41のいずれかの位置、又はこれらのうち2つに跨る位置とすることができる。また、この場合、ガス注入部35を設ける位置は、ガス注入開口35bの位置に合わせて、第1ハウジング24及び第2ハウジング27の一方又は双方の適宜の位置に設定される。
上記の第1ハウジング24と第2ハウジング27には、軸心Xを中心に回転軸28を回転自在に支持する軸受50が内蔵されている。
図3に示すように、本実施形態において、軸受50は、軸方向に離間した2つの支持位置のそれぞれにおいて回転軸28に作用するラジアル荷重を支持するジャーナル軸受51,52と、回転軸28に作用するスラスト荷重を支持するスラスト軸受53とからなる。
この軸受50のうち、一方の支持位置を支持するジャーナル軸受51(以下、「一方の軸受」ともいう)は、第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26との間に配置されており、第2ハウジングに設けられた軸受保持部56に固定されている。
また、この軸受50のうち、他方の支持位置を支持するジャーナル軸受52(以下、「他方の軸受」ともいう)は、第2遠心インペラ26を基準に第1遠心インペラ23とは軸方向反対側に配置されている。
これらの軸受51,52,53には、図示しない給油構造より潤滑油が供給され、その潤滑が確保されるようになっている。
なお、ジャーナル軸受51,52及びスラスト軸受53は、すべり軸受、転がり軸受、気体軸受、磁気軸受等、種々の軸受を採用することができる。
また、一方のジャーナル軸受51は、上記の位置に限定されず、回転軸28の軸方向部位のうち第2遠心インペラ26を基準に第1遠心インペラ23の軸方向反対側の部位(この図で、第2遠心インペラ26より左側の部位)に配置してもよいが、本実施形態のように配置すれば、回転軸28のオーバーハング量が減少するため、危険速度を上げることができる。
また、本実施形態では、上記の他方のジャーナル軸受52が、増速機構70の小歯車72の位置を基準に第2遠心インペラ26の反対側に配置されているが、そのような配置に代えて、他方のジャーナル軸受52を小歯車72と第2遠心インペラ26との間に配置してもよい。
次に、このように構成されたターボ圧縮機20の動作について説明する。
上記のターボ冷凍機10の稼働中、ターボ圧縮機20では、増速機構70によりモータ60の出力軸61の回転駆動力が増速されて回転軸28に伝達され、回転軸28に固定された第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26が回転駆動される。
第1ハウジング24の吸入口29aからは、蒸発器18からの冷媒ガスが吸入され、第1遠心インペラ23により加速される。加速された冷媒ガスは、入側ディフューザ部34を通過する過程で減速加圧されて内側スクロール室31、外側スクロール室32へと順次導入される。
外側スクロール室32を通過した冷媒ガスは、出口流路33、導入流路41を通って第1ハウジング24から第2ハウジング27へと移行する。またこのとき、エコノマイザ19からの冷媒ガスが、ガス注入部35から注入され主流と混合される。
この混合ガスは、吸入スクロール室42において周方向に均一に広げられた後、吸入流路43を通過して第2段インペラ26へと導入され、加速される。
加速された冷媒ガスは、出側ディフューザ部47を通過する過程で減速加圧されることにより、さらに高温高圧にされて第2スクロール室46へ導入された後、図示しない吐出部から吐き出されて上記の凝縮器14へ導入される。
次に、本実施形態にかかる上記のターボ圧縮機20の作用・効果について説明する。
本実施形態にかかるターボ圧縮機20によれば、第1圧縮段21Aからの圧縮流体を第2圧縮段21Bに導入する連結流路22が形成され、この連結流路22の上流側部位が第1ハウジング24内に一体的に形成され、下流側部位が第2ハウジング27内に一体的に形成されているので、第1圧縮段21Aと第2圧縮段21Bの流路を繋ぐための配管を別途設ける必要が無い。そして、このように流路を一体形成とした場合、別部品として配管を取り付ける場合と比較して、流路径や曲がりの形状などの条件が製品の寸法に与える影響が小さく最小限の流路構造できるため、製品をコンパクトかつ軽量に製作することができる。
また、配管を別途取り付ける必要がないため、部品点数を削減することができ、その分、組み立て作業時間を短縮することができ、コスト削減につながる。
また、第1スクロール室30、出口流路33、導入流路41、吸入スクロール42および吸入流路43により、第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26が互いの背面側が対向する向きに配設されているターボ圧縮機においても、第1遠心インペラ23出口から第2遠心インペラ26入口までの流路を一体的に形成することができ、別途の配管を取り付けることなく、第1圧縮段からの圧縮流体を第2圧縮段に導入することができる。
また、内側スクロール室31の外側に、この内側スクロール31室よりも流路断面積の大きい外側スクロール室32が形成されており、外側スクロール室32で流体の速度を低下させてから流路の曲がり部分が形成される出口流路33と導入流路41に導入するので、流体の剥離による流体損失の発生を抑制することができる。
また、連結流路22(外側スクロール室32、出口流路33及び導入流路41)は、それぞれ流路断面が角型状になるように形成されているので、流路面積を確保しつつ、第1ハウジング24および第2ハウジング27の外形寸法を小さくすることができる。
また、連結流路22における流路の曲がり部分が緩やかに形成されているので、流路内の流体の剥離を抑制することができ、圧縮性能の低下を抑制することができる。
また、連結流路22にガスを追加注入する為のガス注入部35が設けられているので、連結流路に注入されたガスは、連結流路内を流れる主流(圧縮流体)と混合し、その後、第2ハウジング27の吸入スクロール室42で周方向に広げられる。このため、主流と注入ガスが周方向に均一に混合された状態で、この混合流体を第2遠心インペラ26に導入することができる。
したがって、第1遠心インペラ23と第2遠心インペラ26が互いの背面側が対向する向きに配設されているターボ圧縮機においても、特殊な構造や部品を必要とすることなく注入ガスと主流を周方向に均一に混合することができる。
また、ある程度、主流の速度が低下している連結流路22にガスを注入するので、ガス混合の乱れに起因して発生する流体損失を抑制することができる。
また、ガス注入開口35bが連結流路22の流体流れに沿う方向にガスを注入するように形成されているので、ガス混合の乱れに起因して発生する流体損失をより効果的に抑制することができる。
また、ガス注入開口35bが連結流路22の曲がり部分に形成されているので、流路の中央部にガスを注入することができ、均一な混合を促進できる。
このように、本発明のターボ圧縮機によれば、2つの遠心インペラが同一の回転軸に互いの背面側が対向する向きに固定されたターボ圧縮機において、機器を大型化せず且つ部品点数も増大することなく両遠心インペラ間の流路を繋ぐことができ、さらに、注入ガスを主流と均一に混合できる、という優れた作用・効果が得られる。
なお、上記の実施形態では、回転軸28の駆動力がモータ60から伝達される側から離れた順に第1圧縮段21Aと第2圧縮段21Bが配置されていたが、これとは逆に、回転軸28の駆動力がモータ60から伝達される側から順に第1圧縮段21Aと第2圧縮段21Bが配置される構成であってもよい。
また、上記の実施形態では、増速機構70を介してモータ60の回転駆動力を回転軸28に伝達していたが、モータ60の回転速度などの仕様如何によっては、回転軸28とモータ機構60の出力軸61が直結された型式のものであってもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明のターボ圧縮機を適用したターボ冷凍機の冷凍回路の構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるターボ圧縮機の構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるターボ圧縮機の構成を示す部分拡大図である。 図3のA−A線断面における内側スクロール室と外側スクロール室の形状を示す図である。 本発明の実施形態にかかるターボ圧縮機における第1ハウジングの斜視図である。 図3のB−B線断面図である。 従来のターボ圧縮機の構成を示す図である。 従来のターボ圧縮機の構成を示す図である。
符号の説明
10 ターボ冷凍機
14 凝縮器
16a,16b 膨張弁
18 蒸発器
19 エコノマイザ
20 ターボ圧縮機
21 圧縮機構
21A 第1段圧縮段
21B 第2段圧縮段
23 第1遠心インペラ
24 第1ハウジング
26 第2遠心インペラ
27 第2ハウジング
28 回転軸
30 第1スクロール室
31 内側スクロール室
32 外側スクロール室
33 出口流路
35 ガス注入部
35a ガス取入れ口
35b ガス注入開口
41 導入流路
42 吸入スクロール室
43 吸入流路
46 第2スクロール室
50 軸受
60 モータ
70 増速機構

Claims (7)

  1. 第1遠心インペラ及びこれを囲む第1ハウジングを有し流体を吸引して圧縮する第1圧縮段と、前記第1遠心インペラに回転軸を介して連結された第2遠心インペラ及びこれを囲む第2ハウジングを有し前記第1圧縮段からの圧縮流体をさらに圧縮する第2圧縮段とを備え、前記第1圧縮段と前記第2圧縮段とが互いに隣接する位置に配設されているターボ圧縮機であって、
    前記第1遠心インペラと前記第2遠心インペラは、互いの背面側が対向する向きに配設されており、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングには、前記第1圧縮段からの圧縮流体を前記第2圧縮段に導入する連結流路が形成されており、
    該連結流路の上流側部位は前記第1ハウジング内に一体的に形成され、前記連結流路の下流側部位は前記第2ハウジング内に一体的に形成されている、
    ことを特徴とするターボ圧縮機。
  2. 前記第1ハウジングは、前記第1遠心インペラを囲み第1遠心インペラからの流体が導入される第1スクロール室と、該第1スクロール室の末端部と連通し前記第2ハウジング側で開口する出口流路とを有し、
    前記第2ハウジングは、前記出口流路と連通するように前記第1ハウジング側で開口し前記第1圧縮段からの圧縮流体を導入するとともに軸方向から半径方向に曲がるように形成された導入流路と、前記回転軸の周りを環状に囲み導入流路からの流体を周方向に広げる吸入スクロール室と、該吸入スクロール室からの流体を前記第2インペラに導く吸入流路とを有し、
    前記出口流路と前記導入流路とにより前記連結流路が構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のターボ圧縮機。
  3. 前記第1スクロール室は、前記第1遠心インペラを環状に囲み第1遠心インペラからの流体が導入される内側スクロール室と、該内側スクロール室よりも半径方向外方に位置し該内側スクロール室の出口部と連通して少なくとも部分的に該内側スクロール室を囲むように周方向に延び且つ前記内側スクロール室より流路断面積が大きい外側スクロール室とから成り、該外側スクロール室は前記出口流路及び前記導入流路と共に前記連結流路を構成しており、
    該外側スクロール室、前記出口流路及び前記導入流路は、それぞれ流路断面が角型状になるように形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載のターボ圧縮機。
  4. 前記連結流路の曲がり部分は、流体の剥離を抑制するように緩やかな曲がり流路に形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載のターボ圧縮機。
  5. 前記第1ハウジング又は前記第2ハウジングに、前記連結流路にガスを追加注入する為のガス注入部が設けられている、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のターボ圧縮機。
  6. 前記ガス注入部は、連結流路の流体流れに沿う方向にガスを注入するように形成されたガス注入開口を有する、ことを特徴とする請求項5に記載のターボ圧縮機。
  7. 前記ガス注入開口は、前記連結流路の曲がり部分に形成されている、ことを特徴とする請求項6に記載のターボ圧縮機。
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