JP2014173499A - 遠心圧縮機及びこれを備えた冷凍装置 - Google Patents

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弘高 東森
Atsushi Koga
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Abstract

【課題】中間圧力抽気式の2段圧縮機の冷凍能力を確保しながら、2段圧縮機の構成を簡素化かつ低コスト化する。
【解決手段】インペラ14は、主ハブ面22aに放射状に設けられ、主軸16の軸方向上流から流入し半径方向外側へ吐出する被圧縮気体の第1の流路Fを形成する複数の主ブレード24と、背面に流入口34aが形成され、主ハブ面22aに流出口34bが形成された被圧縮気体の複数の第2の流路Fとを有している。第2の流路Fは、主軸16の回転方向に並列に配置され、主ブレード24側に向けて主軸16の回転方向cにおける主ブレード24の傾斜方向と同一方向へ傾斜し、流出口34bは、主軸16の回転軸Oに対し流入口34aより半径方向外側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、段間に中間吸い込み流路を有し、2つのインペラから構成される従来の2段圧縮機の機能を有し、構成、加工を簡素化した1体のインペラから構成される遠心圧縮機、及び該遠心圧縮機を組み込んだ冷凍装置に関する。
図13は、単段圧縮機を備え、冷凍サイクルを構成する従来の冷凍装置100Aを示し、図14は冷凍装置100Aのモリエル線図である。図14中、aは飽和液線であり、bは飽和蒸気線である。図13において、冷媒循環路102に、単段圧縮機104及び単段圧縮機104を駆動する電動機106と、凝縮器108と、膨張弁110と、蒸発器112とが設けられている。図14に示すように、冷凍装置100Aの冷凍サイクルは、凝縮器108による放熱過程(B→C)後に、膨張弁110で所定の圧力まで等エンタルピー膨張(C→F)を行い、低温の冷媒を作る(F)。次に、蒸発器112で、冷熱を放出(熱を吸収)し、他の媒体を冷却する(F→A)。
図15は、2段圧縮機を備え、中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルを構成する従来の冷凍装置100Bを示し、図16は冷凍装置100Bのモリエル線図である。図15において、冷媒循環路102に、2段圧縮機114及び2段圧縮機114を駆動する電動機106と、凝縮器108と、第1膨張弁116と、エコノマイザ(気液分離器)118と、第2膨張弁120と、蒸発器112とが設けられている。2段圧縮機114は、低圧圧縮機114aと高圧圧縮機114bとからなり、エコノマイザ118で冷媒液と分離された冷媒ガスは、中間吸込み流路122から2段圧縮機114の中間圧力部に供給される。
図16に示すように、冷凍装置100Bでは、低圧圧縮機114aによる圧縮過程(A→A’)及び高圧圧縮機114bによる圧縮過程(A’→B)からなる2段階の圧縮過程を行うと共に、第1膨張弁116による膨張過程(C→D)及び第2膨張弁120による膨張過程(E→F)からなる2段階の膨張過程を行う。これによって、蒸発過程の開始点Fを図中左に移動させ、(F―A)間を従来の冷凍装置100Aに比べ広げることで、冷媒の単位流量当りの冷凍能力を増加可能にしている。
従来の2段圧縮機114の構成は、中間圧力部で冷媒ガスの中間吸込みを可能にするため、圧縮機を低圧圧縮機と高圧圧縮機の2段に分割し、中間圧力部に中間吸込み流路を接続している。このように、圧縮機を2段に分割しているので、圧縮機の構成が複雑になり、高コストとなっている。
特許文献1(図1)及び特許文献2には、吸込み方向に発生する軸スラストを軽減するため、インペラのハブ部にインペラの背面側と正面側とを連通させるバランスホールを形成した遠心圧縮機が開示されている。
特開昭63−88896号公報(図1) 特開2007−85223号公報
前述のように、冷凍装置においては、圧縮機を2段にし、中間圧力部に冷媒ガスを注気することで、冷凍能力を向上できる。一方、2段圧縮機は、単段圧縮機と比べて、構成が複雑となり、高コストとなる。そのため、構成の簡素化及び低コスト化が求められている。
特許文献1及び2に開示された手段は、遠心圧縮機の軸スラストの軽減を目的としており、中間圧力抽気式の冷凍装置に組み込まれる2段圧縮機に適用できるものでもなく、また、2段圧縮機の構成を簡素化するものでもない。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、低圧部と高圧部とからなる2段遠心圧縮機の機能を維持しつつ、その構成を簡素化かつ低コスト化することを目的とする。また、本発明は、構成を簡素化かつ低コスト化した遠心圧縮機を冷凍装置に組み込み、かつ従来の2段圧縮機で得られる冷凍能力を確保することを第2の目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の遠心圧縮機は、インペラが、ハブ面に放射状に設けられ、主軸の回転によって主軸の軸方向上流から流入し半径方向外側へ吐出する被圧縮気体の第1の流路を形成する複数の主ブレードと、前記インペラのハブ部に形成され、インペラの背面に流入口を有すると共に、主ブレード間でインペラのハブ面に流出口を有する被圧縮気体の複数の第2の流路、とを有している。
そして、複数の第2の流路は、主軸の回転方向に並列に配置され、主ブレード側に向けて主軸の回転方向における主ブレードの傾斜方向と同一方向へ傾斜すると共に、第2の流路の流出口は、主軸の回転中心に対し第2の流路の流入口より半径方向外側に配置されている。
かかる構成により、第2の流路に流入した被圧縮気体は、インペラの回転で発生する遠心力により加圧されながら、主軸に対し流入口より外側にある流出口に向かい、インペラのハブ面に開口した流出口から流出する。このとき、インペラの流出口に向かう第1の流路と第2の流路とを流れる被圧縮気体の流れが混合した被圧縮気体のポンプ作用により、後続の被圧縮気体が第2の流路に吸引されるので、第2の流路を流れる被圧縮気体の流量を維持できる。
第2の流路の流出口から流出する被圧縮気体は、第1の流路を流れ圧縮過程にある被圧縮気体と同等の圧力となっている。この流出口で第2の流路から流出した被圧縮気体と第1の流路の被圧縮気体とが混合した後、主ブレードの外側端から高圧となって吐出する。
本発明の遠心圧縮機によれば、従来の中間圧力抽気式の2段圧縮機と同様の冷凍サイクルを構成しながら、構成、加工及び組立等を簡素化かつ低コスト化できる。また、第2の流路から第1の流路へ流出する被圧縮気体は、ハブ面で主ブレード間を流れる被圧縮気体の流れ方向と同一方向へ流出するので、両者は無衝突で混合し、衝突時の圧力損失を最小限に抑制できる。また、第2の流路の流入口から吸い込まれる被圧縮気体の流れは、第1の流路に吸い込まれる被圧縮気体の流れと軸方向で反対の向きとなる。
従来のインペラでは、インペラの背面に加わる圧力が、第1の流路の流入口側からインペラに加わる圧力より大きいので、主軸に加わるスラスト力は、インペラの背面側から第1の流路の流入口側に向けて作用する。本発明では、第2の流路がインペラのハブ面で第1の流路と連通するので、この連通部で両者の圧力は同一となる。これによって、第2の流路の流入口から半径方向内側領域でインペラの背面に加わる圧力が低減されるので、主軸に働くスラスト力を低減できるという副次的効果が得られる。
本発明の一態様として、複数の第2の流路は、インペラのハブ部とこのハブ部を取り巻くシュラウドとの間に架設された複数の従ブレードで形成することができる。別な態様として、複数の第2の流路は、インペラのハブ部に穿設された孔によって形成することができる。
本発明のさらに別な態様として、複数の第2の流路の流入部を形成するハブ部を、回転軸の半径方向の分離面で主ハブ部と従ハブ部とに分離し、かつ該流入部を形成する従ハブ部に設けられた複数の従ブレードの外側端を開放することができる。
これによって、第2の流路の流入部を形成するハブ部と他のハブ部とを別々に加工できるので、インペラの加工が容易になる。また、第2の流路の流入部は、ハブ部から放射状に設けられた複数の従ブレードを備えてなる、所謂オープンインペラの形態にすることができるため、第2の流路の流入部の従ブレードは、半径方向外側に配置された加工機によって容易に加工できる。
さらに、本発明の別な態様として、複数の第2の流路の流入部を形成するハブ部を、回転軸の半径方向の分離面で主ハブと従ハブ部とに分離し、かつ該流入部を形成する従ハブ部に設けられた複数の従ブレードの外側に円環形のシュラウドを配置し、このシュラウドを前記インペラの背板と一体に形成することができる。
インペラに設けられたブレードとケーシングとの間の隙間は遠心圧縮機の圧縮効率の低下を招くが、従ブレードの外側を円環形のシュラウド部で囲むことで、従ブレードとシュラウドとの間の隙間を最小限にすることができる。これによって、圧縮効率の低下を防止できる。
本発明のさらに別な態様として、複数の第2の流路の流入口から流出口までの全長を同径の管状流路で形成することができる。これによって、該流路をドリルを用いた1切削工程で容易に形成でき、第2の流路の加工に要する手間を省くことができる。
また、さらに別な態様として、複数の第2の流路が流入口から流出口に向かって徐々に縮径された円錐形流路を有するように加工することができる。これによって、第2の流路を流れる被圧縮気体の圧縮比を高めることができる。
また、さらに第2の流路の別な態様として、上記管状流路や円錐型流路をインペラの主ブレード間に複数設けても良い。さらに、第2の流路の形状は、円管状や円錐状だけでなく、矩形断面や三角形状の断面、さらに円形断面が連続して形成される任意の断面形状から構成されても良い。例えば、これらの流路形状はボールエンドミルの側面にて切削加工することができる。
また、本発明の冷凍装置は、前記構成の遠心圧縮機を備え、中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルを構成したものである。即ち、冷媒循環路と、冷媒循環路に順に設けられた前記構成の遠心圧縮機、凝縮器、第1の膨張弁、気液分離器、第2の膨張弁及び蒸発器と、気液分離器で気液分離された中間圧力の冷媒ガスを前記構成の遠心圧縮機のインペラに設けられた複数の第2の流路に供給する冷媒ガス流路とを備えている。
かかる構成において、凝縮器を出た冷媒液は、第1の膨張弁を通過して遠心圧縮機の中間圧力部の圧力と同等の圧力となる。この中間圧力を有し、気液分離器で冷媒液と分離された冷媒ガスは、冷媒ガス流路を通って、遠心圧縮機のインペラに設けられた複数の第2の流路に吸引される。こうして、第2の流路に中間圧力を有する冷媒ガスが吸入され、この冷媒ガスは、インペラの回転により第2の流路内で圧縮され、第2の流路の流出口で、第1の流路の冷媒ガスと同等の圧力で合流する。そして、合流した冷媒ガスが、主ブレードの外側端で高圧となって吐出される。
これによって、本発明の冷凍装置は、中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルを構成できる。そのため、高い冷凍能力を維持しながら、圧縮機を単段圧縮機と同等の簡素化された構成とすることができる。そのため、加工及び組立等の作業を含め、圧縮機を低コスト化できる。
なお、本発明の遠心圧縮機は、冷凍装置だけでなく、被圧縮気体の流入口を2個有し、被圧縮気体の吐出口を1個有する各種用途の遠心圧縮機に適用できる。
本発明の遠心圧縮機によれば、従来の中間圧力抽気式の2段圧縮機と同等の機能を有しつつ、構成、加工及び組立等を簡素化かつ低コスト化できると共に、被圧縮気体の圧力損失を最小限に抑えることができる。
また、本発明の遠心圧縮機を組み込んだ本発明の冷凍装置は、従来の中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルと同等の冷凍能力を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る遠心圧縮機の側面図である。 前記遠心圧縮機の子午面を示す断面図である。 前記遠心圧縮機の正面図である。 前記遠心圧縮機を組み込んだ冷凍装置の系統図である。 前記冷凍装置のモリエル線図である。 本発明の第2実施形態に係る遠心圧縮機の子午面を示す断面図である。 前記第2実施形態に係る遠心圧縮機の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る遠心圧縮機の子午面を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遠心圧縮機の子午面を示す断面図である。 前記第4実施形態に係る遠心圧縮機の正面図である。 前記第4実施形態の変形例に係る遠心圧縮機の正面図である。 前記第4実施形態の別な変形例に係る遠心圧縮機の正面図である。 従来の単段圧縮機を備えた冷凍装置の系統図である。 図13の冷凍装置のモリエル線図である。 従来の2段圧縮機を備えた冷凍装置の系統図である。 図15の冷凍装置のモリエル線図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1において、本実施形態の遠心圧縮機10Aは、ケーシング12の内部に、インペラ14が配置されている。インペラ14は主軸16に固定され、主軸16と共に回転駆動される。インペラ14は、一体となった主インペラ部18Aと従インペラ部20Aとで構成されている。主インペラ部18Aは、円錐形状を有する主ハブ部22と、主ハブ部22の主ハブ面22aから半径方向に放射状に突設された複数の主ブレード24とから構成されている。図示のように、主ブレード24の翼前縁24aは、主軸16の中心軸Oに対し60°前後の傾きをもち、主ブレード24の翼後縁24bに向けて半径方向且つ回転方向に滑らかに曲折している。
主ハブ部22の側面には円盤状の背板26が主ハブ部22を半径方向に延在するように一体に形成され、背板26の内側(図1中左側)には、インペラ14の背面に開口した流入口34aを有する第2の流路34が形成されている。主ハブ部22に設けられた第2の流路34を含む領域を従インペラ部20Aと呼ぶことにする。
この従インペラ部20Aは、第2の流路34を形成する円錐形状の周方向面を有する従ハブ部28と、主ブレードと類似の形状を有し互いに間隔を置いて複数の放射状に突設された部材である従ブレード30と、従ブレード30の外側に構成された短尺環状の部分である従シュラウド32、とで構成されている。
従ブレード30の翼前縁30aは、背板26を中心として主ブレード24の翼前縁24aの傾斜方向と面対称状となるように、主軸16の中心軸Oに対し60°前後の傾斜角をもって傾斜している。なお、主ブレード24及び従ブレード30は、主軸16の周方向全周に亘って設けられているが、図1には便宜のため一部のみ図示され、他は省略されている。
ケーシング12には、主ブレード24の翼後縁24bに対面して開口し、ケーシング壁12aで形成された吐出流路13が形成されている。また、従ブレード30間に構成された第2の流路34の流入口34aに対面した位置に開口したケーシング壁12bで形成される流入路15が形成されている。主軸16と共にインペラ14が回転すると、主インペラ部18Aでは、主軸16の外側(図1中右側)に位置する低圧の入口領域Rから被圧縮気体が主インペラ部18Aに吸引される。そして、主ブレード24の間を通る間に高圧となって、主ブレード24の翼後縁24bから吐出する被圧縮気体の第1の流れFが形成される。
同様に、従インペラ部20Aでは、第2の流れFは、従インペラ部20Aの回転によってケーシング壁12bで形成された流入路15から被圧縮気体が吸引され、従ブレード30の間に被圧縮気体の複数の第2の流れFが形成される。従インペラ部20Aは主ハブ部22に整形された円錐形状の第2の流路34で構成される。第2の流路34は従ブレード30間の流路で形成され、第2の流路34の流入口34aは流入路15に対向するように開口し、第2の流路34の流出口34bは主ハブ面22aに開口している。
第2の流路34の入り口34aから出口34bに至る従ブレード30の翼前縁30aから翼後縁30bまでの翼形状は、主ブレード24の翼前縁24aから第2の流路34の流出口34aまでの主ブレード24の入口側領域と同様の翼形状をもって形成されている。
これにより、第2の流れFは、第2の流路34の流入口34aから従インペラ部20Aに流入し、従ブレード30の作用により遠心力が与えられ、流れの圧力が上昇して流出口34bから流出する。
このとき、第2の流路34の流出口34bにおいて、第2の流れFの圧力と第1の流れFの圧力とは等しくなり、第1の流れFと第2の流れFとが合流する。
図1中、ラインOは、第1の流れFの流れ中心を示し、ラインOは、第2の流れFの流れ中心を示している。
図2は、インペラ14の子午面(ブレードの形状を回転の中心軸Oを含む断面に回転投影した図)を示している。図2に示す子午面での流れにおいて、主ブレード24は翼後縁24bに向けて回転方向に滑らかに曲折し、第1の流れFを背板26にほぼ平行になるように流出させる。従ブレード30は流出口34bに向けて回転方向に滑らかに曲折し、主ブレード24の翼前縁24aと軸方向反対側から流入する第2の流れFを背板26にほぼ平行になるように流出口34bから流出させる。
図3は、インペラ14を主インペラ部入口側から視た正面図である。流出口34bに於いて、従ブレード30と主ブレード24は連続する一枚の翼を構成し、従ブレード30の翼の勾配と主ブレード24の翼の勾配とがほぼ一致している。
そのため、第2の流れFは、流出口34bから第1の流れFとほぼ同一方向へ流出するため、第1の流れFとほぼ無衝突で合流できる。合流した流れ(F+F)は、流出口34bから翼後縁24bまでの主ブレード24により同じ仕事を受け、遠心力により高圧となってインペラ吐出口からケーシング壁12aで形成された吐出流路13に流出する。図中、矢印cは主軸16の回転方向を示す。
図2において、第2の流路34の流入口34aの平均半径(流入口34aの外径と内径の自乗平均径)r2は、主ブレード24の翼前縁24aの平均半径r1と同等又はそれより大きくなるように設定されている。また、流出口34bの平均半径r3は流入口34aの平均半径r2より大きくなるように設定されている。即ち、r1≦r2<r3<r4(主ブレード24の翼後縁24bの平均半径)となるように構成されている。
図3に示すように、従ブレード30の第2の流路34の出口端は、主軸回転方向において、主ブレード24と同一位置にあり、主ブレード24に連設されている。第2の流路34の流出口34bは環状に開口するが、複数の主ブレード24で主軸16の周方向に複数に仕切られるため、個々の流出口34bは矩形となっている。なお、各流出口34bの回転方向cの長さは、主ブレード24間の間隔の全幅に亘って形成してもよく、あるいは強度上必要であれば、主ブレード24間で部分幅となるように、従ブレード30の枚数を増加させてもよい。
遠心圧縮機10Aは、図4に示す冷凍装置60に設けられる。以下、図4により、冷凍装置60の構成を説明する。図4において、冷媒循環路62に、遠心圧縮機10Aが設けられ、減速機64を介して遠心圧縮機10Aを駆動する電動機66が設けられている。冷媒循環路62には、順々に凝縮器68と、第1膨張弁70と、エコノマイザ(気液分離器)72と、第2膨張弁74と、蒸発器76とが設けられている。エコノマイザ72で冷媒液と分離され、中間圧力を有する冷媒ガスは、中間吸込み流路78から遠心圧縮機10Aの流入路15に供給される。
図5に、冷凍装置60のモリエル線図を示す。主インペラ部18Aの入口領域Rには、被圧縮気体として、蒸発器76で蒸発した後のA点の状態の冷媒ガスが供給される。主インペラ部18Aに供給された冷媒ガスの第1の流れFは、流出口34b付近で圧力がH点まで上昇する。その後、主ブレード24に沿って流れる間にさらに圧力がB点まで連続的に上昇した後、吐出流路13に吐出される。
一方、エコノマイザ72で気液分離された冷媒ガスは、G点の状態で流入口34aに流入する。流入口34aの平均半径r2と流出口34bの平均半径r3の関係はr2<r3であるため、冷媒ガスの第2の流れFには、インペラ14の回転により遠心力が作用する。そのため、第2の流れFの圧力が上昇する。
そして、第2の流れFは、流出口34bで第1の流れFと混合し、H点の状態となる。その後、混合流(F+F)はさらに主ブレード24に沿って流れる間に圧力が上昇し、主ブレード24の出口端24bでB点の状態となり、吐出流路13に吐出される。その他の状態点の変化は、図16に示す中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルと同じである。
本実施形態によれば、1台の遠心圧縮機10Aで、2段分の圧力上昇と、中間圧力での抽気を行うことができる。また、遠心圧縮機10Aを冷凍装置60に組み込むことで、中間圧力抽気式の2段圧縮2段膨張冷凍サイクルを構成でき、冷凍能力を高めることができる。また、遠心圧縮機10Aは、従来の2段圧縮機と比べ、構成を簡素化でき、低コスト化できる。さらに、組立、分解等の作業量も削減でき、この点からもさらなる低コスト化が可能になる。
また、第2の流路34では、従ブレード30のポンプ作用により、後続の冷媒ガスが流入路15から流入口34aに吸引されるので、第2の流れFの流量を維持できる。また、主ハブ面22aから流出する冷媒ガスの第2の流れFは、冷媒ガスの第1の流れFとほぼ同一の方向へ流出するので、両者は無衝突で混合し、衝突時の圧力損失を最小限に抑制できる。
一般に、インペラ14の背面に加わる圧力は、第1の流れFの流入口側からインペラ14に加わる圧力より大きいので、スラスト力は、インペラ14の背面側から第1の流れFの流入口側に向けて作用する。しかし、本実施形態では、前述のように、流入口34aから半径方向内側領域で,従インペラ部20Aに加わる圧力が低減されるので、主軸16に働くスラスト力を低減できるという副次的効果が得られる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図6及び図7により説明する。図6において、本実施形態の遠心圧縮機10Bは、従インペラ部20Bが、主軸16の半径方向の分離面42を境界として主インペラ部18Aと別体に構成されている。従インペラ部20Bには、複数の従ブレード30Aが従ハブ面28aから半径方向に互いに間隔を置いて放射状に突設されている。従ブレード30Aの外側端にハウジング12の内壁が近接配置されている。
従ブレード30A間には、流入路15に連なる位置に流入口34aを有する被圧縮気体の第2の流路34の入口側領域が形成されている。主ハブ部22には、従ブレード30A間に形成された第2の流路34の入口側領域に連なる位置に、従ブレード30B間で構成される円錐形状の第2の流路34の出口側領域が形成されている。
即ち、第2の流路34は、従インペラ部20Bに形成された従ブレード30A間の流路と、主ハブ部22に貫通孔を形成し、隣り合う貫通孔間の部材でなる従ブレード30Bの間の流路、として形成され、これらの流路が連続するように構成されている。この第2の流路34は流入路15に対向するように流入口34aを有し、主インペラのハブ面22aに流出口34bが形成されている。
本実施形態の第2の流路34は、前記第1実施形態の従ブレード30間に形成される第2の流路34と同一の配置及び形状となるように構成されている。
従インペラ部20Bを固定する手段として、ライン40に示す位置で主インペラ部18Aにボルト結合してもよく、あるいは、主インペラ部18Aとは別個に主軸16に直接固定してもよい。
図7には、従ブレード30Aの入口端30a、従ブレード30Bの出口端30b、及び背板26及び主ハブ部22に形成された貫通孔(第2の流路)34の主ハブ面22aにおける流出口34bが図示されている。その他の構成は第1実施形態と同一であり、同一の機器又は部材には同一符号を付している。
本実施形態によれば、前記第1実施形態で得られる作用効果に加えて、従インペラ部20Bを主インペラ部18Aと別体に形成したので、従インペラ部20Bの加工が容易になるという利点がある。特に、従インペラ部20Bの従ブレード30Aは、外側端が開放されているので、半径方向外側から5軸NC加工機等で容易に加工できる。また、主ハブ部22及び背板26に貫通孔34を形成するだけで、第2の流路を形成できるので、第2の流路の加工が容易になるという利点がある。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図8により説明する。本実施形態の遠心圧縮機10Cでは、従インペラ部20Bは、主軸16の半径方向の分離面42を境界として主インペラ部18Bと別体に形成され、前記第2実施形態の従インペラ部20Bと同一の構成を有している。第2実施形態と異なる構成は、従インペラ部20Bのシュラウドの構成である。従シュラウド部44は、背板26と一体に形成され、従ブレード30Aの外側端と微小間隔をもって、従ブレード30Aの外側に配置されている。
従ブレード30Aの外側端とケーシング12の内面との間に隙間があると、該隙間からの漏れにより、遠心圧縮機の圧縮効率は低下する。本実施形態では、従シュラウド部44を設けたことで、従ブレード30Aと従シュラウド部44との間の隙間を最小限にすることができる。これによって、遠心圧縮機10Cの圧縮効率の低下を防止できるという利点がある。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態を図9及び図10により説明する。本実施形態の遠心圧縮機10Dでは、従インペラ部20Cは、背板26及び主ハブ部22と一体に形成されている。従インペラ部20Cに形成される第2の流路34は、一定直径のドリルで従インペラ部20C及び主ハブ部22に穿設された貫通孔50で形成されている。貫通孔50はドリルで切削されるため、長手方向に直線状の軸線50cを有している。貫通孔50は、前記第1実施形態から前記第3実施形態の第2の流路34と同様に、第2の流路の流入口34aにおける中心軸50cの角度は、回転の中心軸Oに対し60°前後の傾斜を有している。かかる形状を有する複数の貫通孔50が主軸16の周方向全周に形成されている。軸線50cは第2の流路34の内周面連続的な冷却中心Oと一致する。
貫通孔50の入口50aは、流入路12bの開口に対面した位置に配置され、出口50bは主インペラ部18Aの主ハブ面22aに開口している。入口50aは第2の流路34の流入口34aとなり、出口50bは第2の流路34の流出口34bとなる。
図9は、主軸16を含む断面に円周方向に投影した子午面を示す図である。貫通孔50で形成される第2の流路34は、前記第1実施形態の子午面形状(図2に図示)と同様に湾曲した子午面形状となり、第1実施形態の理想的な第2の流路34の形状と近似することができる。なお、図10では、貫通孔50の出口50bは、主ブレード24のブレード間のほぼ中央に開口されているが、主ブレード24の圧力面側に接するように形成されても、負圧面側に接するように形成されてもよい。
図10に示すように、第2の流路34は軸方向に対し回転方向cに鋭角に傾斜しているので、入口50a及び出口50bの形状は楕円となる。従って、被圧縮気体は、流入路12bから乱れることなく、入口50aに流入でき、かつ出口50bから乱れることなく流出し、かつ第1の流れFと無衝突で合流できる。
このように、従インペラ部20Cに形成される第2の流路34は、入口50aから主ハブ面22aに開口する出口50bまでの短い長さであるので、インシデンス損失や壁面摩擦損失によるエントロピーの上昇は少ない。従って、本実施形態のように、加工性を優先させ、ドリルを用い、1切削工程で第2の流路34を形成できるので、低コストとなる。
図11は前記第4実施形態の変形例を示す。本変形例では、円錐状のミルを用い、直線状の軸線52cを有し、入口52aの直径が大きく、出口52bの直径が小さい円錐形状の貫通孔52(第2の流路34)を形成している。円錐形状のミルを用いる代わりに、ドリルやミルの中心軸を円錐状に動作させて貫通孔52を形成してもよい。第2の流路34を形成する貫通孔52の流入口52aの断面を代表する中心線52cは、貫通孔50と同様に、中心軸Oに対し60°前後の傾斜を有している。かかる形状を有する複数の貫通孔52が主軸16の周方向全域に形成されている。
本変形例では、第4実施形態で得られる作用効果に加えて、出口52bの直径が小さい円錐形状の貫通孔52を形成することで、出口52bから流出する被圧縮気体の流速を調整し、出口52b(第2の流路34の流出口34b)における第1の流れFの流速とほぼ一致させることで、第2の流れFが第1の流れFと混合する際の損失を低減することができる。
図12は、第4実施形態のさらなる変形例を示す。本変形例では、第2流路34を複数の円管状または円錐状の貫通孔54で構成した例である。従インペラ部20Cの流入口54aは隣り合う貫通孔54が周方向に重なり合うように開口されてもよい。図12では、入口54aが1個で、出口54bが2個で、直線状の軸線54cを有する貫通孔54(第2の流路34)が形成されており、主ブレード24の翼間に穿孔された2つの貫通孔54が入口54aで周方向に重なり合っている例である。2個の出口54bは主ブレード24間に開口している。かかる構成の貫通孔54によっても、本発明の目的を達成できる。また、ドリルで容易に加工できる。
なお、本変形例とは別な構成として、隣り合う第2の流路34の貫通孔の入り口がすべて周方向に交差するように形成されていてもよい。あるいは、隣り合う第2の流路の入口の径が異なる流路としてもよい。いずれの例でも、加工が容易な第2の流路を形成できる。
本発明によれば、例えば、冷凍装置に適用可能な中間圧力抽気式の遠心圧縮機の構成を簡素化かつ低コスト化できる。
10A、10B、10C、10D 遠心圧縮機
12 ケーシング
12a、12b ケーシング壁
13 吐出流路
14 インペラ
15 流入路
16 主軸
18A、18B 主インペラ部
20A、20B、20C 従インペラ部
22 主ハブ部
22a 主ハブ面
24 主ブレード
24a 翼前縁
24b 翼後縁
26 背板
28 従ハブ部
28a 従ハブ面
30、30A、30B 従ブレード
30a 翼前縁
30b 翼後縁
32 従シュラウド
34 第2の流路
34a 流入口
34b 流出口
50、52、54 貫通孔(第2の流路)
50a、52a、54a 入口
50b、52b、54b 出口
42 分離面
44 従シュラウド部
60,100A、100B 冷凍装置
62,102 冷媒循環路
64 減速機
66,106 電動機
68,108 凝縮器
70,116 第1膨張弁
72,118 エコノマイザ(気液分離器)
74,120 第2膨張弁
76,112 蒸発器
78,122 中間吸込み流路
104 単段圧縮機
110 膨張弁
114 2段圧縮機
114a 低圧圧縮機
114b 高圧圧縮機
第1の流れ
第2の流れ
,O 流れ中心
中心軸
入口領域
a 飽和液線
b 飽和蒸気線
c 回転方向

Claims (9)

  1. 主軸及びインペラを内蔵したケーシングと、該ケーシング内で回転駆動される前記主軸に固定された前記インペラとを備えた遠心圧縮機において、
    前記インペラは、
    ハブ面に放射状に設けられ、前記主軸の回転によって前記主軸の軸方向上流から流入し半径方向外側へ吐出する被圧縮気体の第1の流路を形成する複数の主ブレードと、
    前記インペラのハブ部に形成され、前記インペラの背面に流入口を有すると共に、前記主ブレード間で前記インペラのハブ面に流出口を有する被圧縮気体の複数の第2の流路、とを有し、
    前記複数の第2の流路は、前記主軸の回転方向に並列に配置され、前記主ブレード側に向けて前記主軸の回転方向における前記主ブレードの傾斜方向と同一方向へ傾斜し、
    前記複数の第2の流路の流出口は、前記主軸の回転中心に対し前記複数の第2の流路の流入口より半径方向外側に配置されていることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 前記複数の第2の流路は、前記ハブ部とシュラウドとの間に架設された複数の従ブレードで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記複数の第2の流路は、前記インペラのハブ部に穿設された孔によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記複数の第2の流路の流入部を形成する前記ハブ部が、前記回転軸の半径方向の分離面で主ハブ部と従ハブ部とに分離され、
    前記流入部を形成する従ハブ部に設けられた前記複数の従ブレードの外側端は開放されていることを特徴とする請求項2に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記複数の第2の流路の流入部を形成する前記ハブ部が、前記回転軸の半径方向の分離面で主ハブ部と従ハブ部とに分離され、
    前記流入部を形成する従ハブ部に設けられた前記複数の従ブレードの外側に円環形のシュラウド部が配置され、前記シュラウド部は前記インペラの背板と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遠心圧縮機。
  6. 前記複数の第2の流路の前記流入口から前記流出口までの全長が同径の管状流路であることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  7. 前記複数の第2の流路が前記流入口から前記流出口に向かって徐々に縮径された円錐形を有していることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  8. 前記複数の第2の流路が前記インペラの主ブレード間に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  9. 請求項1〜8のいずれかの項に記載の遠心圧縮機を備え、冷凍サイクルを構成する冷凍装置であって、
    冷媒循環路と、
    該冷媒循環路に順に設けられた前記遠心圧縮機、凝縮器、第1の膨張弁、気液分離器、第2の膨張弁及び蒸発器と、
    前記気液分離器で気液分離された中間圧力の冷媒ガスを前記複数の第2の流路に供給する冷媒ガス流路とを備えていることを特徴とする冷凍装置。
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