JP6634589B2 - 送風機羽根車 - Google Patents

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Description

本発明は、居室内の天井や壁、床面に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される送風機に関するものである。
従来の送風機の羽根車の形状として、例えば、特許文献1に記載される構成が示されている。
以下、その構成について、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5に従来の送風機羽根車の吹き出し方向から見た形状を示す正面図、図6に従来の補助翼がついた送風機羽根車の吹き出し方向から見た正面図を示している。
図5に示すように、羽根車101は、回転軸を有するハブ102と、ハブ102の外周に形成される複数の翼103を具備している。さらに、翼103の形状は、前縁104と、後縁105を有している。回転駆動により前縁104から空気が流入し翼面で昇圧された後、後縁105から吹き出される。
また、図6に示すように、補助翼付き羽根車は、翼103の翼端側に補助翼106が回転方向に向かって鋭角的に突出して設けられ、先端は空気が流入する補助翼前縁107がある。回転駆動により、翼103の前縁104から空気が流入するとともに、補助翼106の補助翼前縁107からも空気が滑らかに流入し翼面で昇圧された後、翼103の後縁105から吹き出されるようにして、流量特性を向上させる。
特許第3077371号公報
従来の送風機羽根車、あるいは従来の補助翼付き羽根車では、羽根車直後の半径方向の風速分布は、翼端側に風速の最大値があり、そこから急激に速度が減少しているため、離れた場所では風が拡散してしまい、強い風が届かないという課題を見出した。
これは、例えば図5、図6に示す従来の送風機の場合、気流の流れを解析し、翼面の空気の流れを観察していくと、以下の様な気流になっていることが確認できたからである。
すなわち、空気は、羽根車101の前縁104から流入し、翼面で昇圧された後に、後縁105から吹き出される。羽根車101の翼端側は、回転中心に比べて半径が大きいため、周速度が大きくなり、そのため吹き出し風速の、半径方向の分布は、翼端側で速度の最大値を持つ形となる。また、従来の補助翼付き送風機羽根車においても、補助翼106から流入した気流は、羽根車101の後縁105から吹き出されており、送風効率は従来の送風機羽根車より良くなるが、羽根車直後の半径方向の風速分布は、従来の送風機羽根車と同様に翼端側で風速の最大値を持つ形となる。翼端側には、羽根車の周囲で静止している空気に近く、静止している空気と大きな速度差があるため、粘性作用により風速が減衰する。つまり、翼端側に風速の最大値があると、周囲の静止している空気と接触する面積が大きくなるため、風速が減衰しやすくなる。
そこで本発明は、上記課題を解決するものであり、離れた場所にも強い風が届く送風機羽根車を提供することを目的とする。
本願は、離れた場所にも強い風を届けるために、中心の風速を減衰しにくくする構成を考案したものである。
すなわち、本発明に係わる送風機羽根車は、回転中心に回転軸を有するハブと、前記ハブの周囲に複数配列した主翼を備え、前記主翼には、空気が流入する主翼前縁と、空気が流出する主翼後縁と、前記主翼の外周側で、前記主翼前縁の径方向の外側から前記主翼後縁の径方向の外側までの主翼翼端を有し、前記各主翼翼端に補助翼を設け、前記補助翼には、空気が流入する補助翼前縁と、空気が流出する補助翼後縁と、前記補助翼の外周側で、前記補助翼前縁の径方向の外側から前記補助翼後縁の径方向の外側までの補助翼翼端と、前記補助翼の内側で、前記補助翼前縁の径方向の内側から前記補助翼後縁の径方向の内側までの補助翼内翼端を有し、前記主翼には、翼弦長が最大の最大翼弦長Lmaxとなる箇所を有し、前記補助翼内翼端は、前記最大翼弦長Lmaxの0.25倍から0.7倍の長さで、前記補助翼内翼端は前記主翼翼端の一部と共有し、前記補助翼の取付角を、前記補助翼内翼端から前記補助翼翼端にかけて単調減少するように設定したものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、回転中心に回転軸を有するハブと、前記ハブの周囲に複数配列した主翼を備え、前記主翼には、空気が流入する主翼前縁と、空気が流出する主翼後縁と、前記主翼の外周側で、前記主翼前縁の径方向の外側から前記主翼後縁の径方向の外側までの主翼翼端を有し、前記各主翼翼端に補助翼を設け、前記補助翼には、空気が流入する補助翼前縁と、空気が流出する補助翼後縁と、前記補助翼の外周側で、前記補助翼前縁の径方向の外側から前記補助翼後縁の径方向の外側までの補助翼翼端と、前記補助翼の内側で、前記補助翼前縁の径方向の内側から前記補助翼後縁の径方向の内側までの補助翼内翼端を有し、前記主翼には、翼弦長が最大の最大翼弦長Lmaxとなる箇所を有し、前記補助翼内翼端は、前記最大翼弦長Lmaxの0.25倍から0.7倍の長さで、前記補助翼内翼端は前記主翼翼端の一部と共有し、前記補助翼の取付角を、前記補助翼内翼端から前記補助翼翼端にかけて単調減少するように設定したことにより、離れた場所にも強い風が届く送風機羽根車を提供するという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の送風機羽根車の正面図 本発明の実施の形態1の送風機羽根車の側面図 本発明の実施の形態1の主翼後縁と補助翼後縁が一致していない送風機羽根車の正面図 本発明の実施の形態2の送風機羽根車の正面図 従来の送風機羽根車の構成を示す正面図 従来の補助翼付き羽根車の構成を示す正面図
本発明の請求項1に係わる送風機羽根車は、回転中心に回転軸を有するハブと、前記ハブの周囲に複数配列した主翼を備え、前記主翼には、空気が流入する主翼前縁と、空気が流出する主翼後縁と、前記主翼の外周側で、前記主翼前縁の径方向の外側から前記主翼後縁の径方向の外側までの主翼翼端を有し、前記各主翼翼端に補助翼を設け、前記補助翼には、空気が流入する補助翼前縁と、空気が流出する補助翼後縁と、前記補助翼の外周側で、前記補助翼前縁の径方向の外側から前記補助翼後縁の径方向の外側までの補助翼翼端と、前記補助翼の内側で、前記補助翼前縁の径方向の内側から前記補助翼後縁の径方向の内側までの補助翼内翼端を有し、前記主翼には、翼弦長が最大の最大翼弦長Lmaxとなる箇所を有し、前記補助翼内翼端は、前記最大翼弦長Lmaxの0.25倍から0.7倍の長さで、前記補助翼内翼端は前記主翼翼端の一部と共有し、前記補助翼の取付角を、前記補助翼内翼端から前記補助翼翼端にかけて単調減少するように設定したものである。
これにより、羽根車直後の径方向の風速分布において、取付角が次第に小さくなる補助翼があるため、風速の最大値が内側に寄り、最大風速と周囲の静止している空気と接触する面積を小さくし、補助翼内翼端の長さが最大翼弦長Lmaxの0.25倍から0.7倍の長さで補助翼の取付角が次第に小さくなっているので、風速の最大位置から外周側に緩やかに速度を減少させることができるので、周囲の静止している空気の粘性作用による風速の減衰作用を緩和して、中心の風速を減衰しにくくするため、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
なお、補助翼内翼端の長さが最大翼弦長Lmaxの0.7倍より長いと主翼翼端の前縁寄りに流入する気流が阻害されて、最大風速が減少し、後縁から押し出される風の風速を確保することができなくなる。また、補助翼内翼端の長さが最大翼弦長Lmaxの0.25倍より短いと、補助翼での十分な昇圧効果が得られず、風速の最大位置から補助翼端にかけての速度勾配が大きくなり、周囲の静止している空気の粘性作用を受けやすくなる。
また、請求項2に係わる送風機羽根車は、前記主翼翼端と前記補助翼内翼端が共有している半径方向の位置は、羽根車外径の0.6倍から0.85倍としたものである。
これにより、羽根車直後の径方向の風速分布において、主翼翼端と補助翼内翼端が共有している半径方向の位置が羽根車外径の0.6倍から0.85倍にあると、風速の最大位置から外周側に緩やかに速度を減少させることができるので、中心の風速が減衰しにくくなるため、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
なお、主翼翼端と補助翼内翼端が共有している半径方向の位置が羽根車外径の0.6倍より小さいところから存在していると、主翼の翼面積が小さくなり、風量が低下し、主翼翼端と補助翼内翼端が共有している半径方向の位置が羽根車外径の0.85倍より大きいところから存在していると、風速最大位置が翼端側に寄り、風速最大位置から翼端にかけて速度の勾配が急になるので、風速の最大位置から外周側に緩やかに速度を減少させることはできない。
また、請求項3に係わる送風機羽根車は、前記主翼の取付角は、ハブ側から、前記主翼翼端にかけて単調減少するように設定したものである。
これにより、羽根車直後の径方向の風速分布において、風速の最大位置が、さらに内側に寄るため、中心の風速が減衰しにくくなり、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
また、請求項4に係わる送風機羽根車は、前記補助翼の後縁は、前記主翼の後縁と繋がっているものである。
これにより、風速の最大位置から外周側に緩やかに速度を減少させることができるので、中心の風速が減衰しにくくなるため、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
また、請求項5に係わる送風機羽根車は、前記補助翼前縁の形状は、回転方向に凹となっているものである。
これにより、補助翼前縁の凹んでいる部分から主翼側に空気が流入し、羽根車直後の径方向の風速分布において、中心の風速が減衰しにくくなり、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
また、請求項6に係わる送風機羽根車は、前記補助翼後縁は、回転方向と逆向きに突出した形状をしているものである。
これにより、羽根車直後の径方向の風速分布において、補助翼後縁が回転方向と逆向きに突出していない形状に比べて、風速の最大位置から外周側にさらに緩やかに速度を減少させることができるので、中心の風速が減衰しにくくなり、離れた場所にも強い風が届くという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明をする。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の羽根車の正面図である。図2は本発明の実施の形態1の羽根車の側面図である。図3は、本発明の実施の形態1の主翼後縁と補助翼後縁が一致していない羽根車の正面図である。
図1に示すように、羽根車1は、回転中心に回転軸を有するハブ2と、ハブ2の外周側から半径方向外側に突出した主翼3を備え、その外周側に補助翼4を具備している。主翼3には、空気が流入する主翼前縁5と、空気が流出する主翼後縁6があり、主翼3の外周側で主翼前縁5の径方向の外側から主翼後縁6の径方向の外側までの主翼翼端7がある。主翼翼端7には補助翼4が設けられており、補助翼4には、空気が流入する補助翼前縁8と、空気が流出する補助翼後縁9があり、補助翼4の外周で、補助翼前縁8の径方向の外側から補助翼後縁9の径方向の外側までの補助翼翼端10と、補助翼4の内側で、補助翼前縁8の径方向の内側から補助翼後縁9の径方向の外側までの補助翼内翼端11がある。
主翼3は、ハブの周りに放射状に配置していることと、送風仕事を主に行う箇所である、つまり送風量を確保することから内側に比べて外側の面積を大きくしている。このことから、主翼翼端7寄りに最大翼弦長Lmaxとなる箇所がある。補助翼4の補助翼内翼端11は、最大翼弦長Lmaxの0.7倍以下の長さとして、主翼翼端7の主翼前縁5寄りの領域に補助翼4が存在しない形状とすることで、主翼翼端7の主翼前縁5寄りの領域に空気を流入させることができる。
その理由は、主翼翼端7の主翼前縁5寄りの領域は、外側から空気が流入し、主翼3の翼面で昇圧されて、主翼後縁6から空気を流出させることで、主翼3の送風性能を向上させることができるからである。主翼翼端7の主翼前縁5寄りの領域から空気が流入しない場合には、主翼3の送風性能を向上させることはできない。
また、羽根車直後の半径方向の風速分布において、主翼3は、回転軌道をすることから主翼翼端7側に風速の最大値を持っているため、補助翼4は、その風速の最大値から補助翼翼端10側にかけて緩やかに速度を減少させて、周囲の静止している空気の粘性作用による風速の減衰作用を緩和して、中心の風速を減衰しにくくすることが重要である。図2に示すように、補助翼内翼端11から補助翼翼端10にかけて、取付角を単調減少するように設定し、補助翼翼端10寄りの部分では、送風仕事をしないようにして、吹出風速を小さくしている。
また、補助翼4の翼弦長が短いと、補助翼内翼端11寄りの部分で送風仕事を十分にすることができなくなるため、吹出直後の半径方向の風速分布において、主翼翼端7側の風速の最大位置から、補助翼翼端10にかけて急激に速度が低下するため、周囲の静止している空気の粘性作用により風速が減衰してしまうので、補助翼4の補助翼内翼端11の翼弦長は最大翼弦長Lmaxの0.25倍以上の長さが必要である。
一例として、羽根車1の大きさは、直径400mmで、主翼3の主翼翼端7は、回転中心から半径150mmの位置にあり、最大翼弦長Lmaxは250mmで、補助翼内翼端11の取付角は27°とした場合、吹出直後の半径方向の風速分布は、主翼3のハブ2側で7m/s、半径130mmの位置で風速最大値8m/sとなり、補助翼翼端10側にかけて速度が減少する。
一方、羽根車直径が400mmと羽根車1と同じ直径の従来品の羽根車直後の半径方向の風速分布は、ハブ2側で3.5m/s、半径150mmの位置で風速最大値7.5m/sとなり、翼端側にかけて速度が減少する。
羽根車1の羽根車直後の半径方向の風速分布は、羽根車直径が400mmと羽根車1と同じ直径の従来品と比較すると、本実施の形態の羽根車1は、内側よりの風速が増加し、風速最大位置が内側に寄っている。羽根車直径が同じ400mmであるため、外周側の風速が0m/sとなる位置は同じであるが、半径方向の風速最大位置が内側に寄っているため、風速の最大位置から外周側にかけて、速度の勾配を緩やかにすることができる。
また、主翼翼端と補助翼内翼端が共有している半径方向の位置は、羽根車1の直径の0.6倍から0.85倍とすることで、風速の最大位置から外周側に緩やかに速度を減少させることができるので、中心の風速が減衰しにくくなる。
一方、主翼翼端7と補助翼内翼端11が共有している半径方向の位置が羽根車1の直径の0.6倍より小さいところから存在していると、主翼3の翼面積が小さくなり、風量が低下し、また、主翼翼端7と補助翼内翼端11が共有している半径方向の位置が羽根車1の直径の0.85倍より大きいところから存在していると、半径方向の風速の最大位置が主翼翼端7側に寄り、風速の最大値から翼端にかけて速度の勾配が急になる。
また、主翼3の取付角を、ハブ2側から、主翼翼端7にかけて単調減少するように設定することで、羽根車直後の半径方向の風速分布において、風速の最大位置が、さらに内側に寄るため、中心の風速が減衰しにくくなる。
一例として、羽根車1の直径が400mmの場合、主翼3のハブ2側の取付角を30°として、主翼翼端7の取付角を20°とすることで、羽根車1の直後の半径方向の風速分布において、ハブ側の風速と、風速の最大位置での風速がほぼ同等となる。
また、主翼後縁6の主翼翼端7側と補助翼後縁9の補助翼内翼端11側を一致させることで、最大風速の減少を抑制することができる。
一方、図3に示すように、主翼後縁6の主翼翼端7側と補助翼後縁9の補助翼内翼端11側が一致せず、主翼後縁6の主翼翼端7側と補助翼後縁9の補助翼内翼端11側の間に主翼翼端7がある形状だと、羽根車直後の半径方向の風速分布において、主翼3の主翼翼端7側の風速と補助翼4の補助翼内翼端11側の風速の回転方向の位相がずれるため、主翼3の主翼翼端7側の風速と補助翼4の補助翼内翼端11側の風速の両方が減速されてしまう。
また、補助翼前縁8の形状が、回転方向に凹となっていると、補助翼前縁8の凹んでいる部分から主翼3側に空気が流入し、羽根車直後の径方向の風速分布において、主翼3の風速が速くなり、中心の風速が減衰しにくくなる。
(実施の形態2)
図4において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、補助翼4の補助翼後縁9が、回転方向と逆向きに突出した形状をしている。これにより、羽根車直後の径方向の風速分布において、補助翼後縁9が回転方向と逆向きに突出していない形状より、外周側に風速分布が広がり、速度の最大位置からさらに緩やかに速度が減少させることができるので、中心の風速が減衰しにくくなる。
本発明にかかる送風機羽根車は、離れた場所にも強風を届けることができるため、人に気流を当てて涼感を得るための扇風機や、室内の空気を循環させるためのサーキュレータとして有用である。
1 羽根車
2 ハブ
3 主翼
4 補助翼
5 主翼前縁
6 主翼後縁
7 主翼翼端
8 補助翼前縁
9 補助翼後縁
10 補助翼翼端
11 補助翼内翼端

Claims (6)

  1. 転中心に回転軸を有するハブと、前記ハブの周囲に複数配列した主翼を備え、
    記主翼には、空気が流入する主翼前縁と、空気が流出する主翼後縁と、前記主翼の外周側で、前記主翼前縁の径方向の外側から前記主翼後縁の径方向の外側までの主翼翼端を有し、前記主翼翼端に補助翼を設け、
    記補助翼には、空気が流入する補助翼前縁と、空気が流出する補助翼後縁と、前記補助翼の外周側で、前記補助翼前縁の径方向の外側から前記補助翼後縁の径方向の外側までの補助翼翼端と、前記補助翼の内側で、前記補助翼前縁の径方向の内側から前記補助翼後縁の径方向の内側までの補助翼内翼端を有し、
    記主翼には、翼弦長が最大の最大翼弦長Lmaxとなる箇所を有し、前記補助翼内翼端は、前記最大翼弦長Lmaxの0.25倍から0.7倍の長さで、前記補助翼内翼端は前記主翼翼端の一部と共有し、
    記補助翼の取付角を、前記補助翼翼端において略零となるまで前記補助翼内翼端から前記補助翼翼端にかけて単調減少するように設定したことを特徴とする送風機羽根車。
  2. 記主翼翼端と前記補助翼内翼端が共有している半径方向の位置は、羽根車外径の0.6倍から0.85倍であることを特徴とする求項1に記載の送風機羽根車。
  3. 記主翼の取付角は、前記ハブ側から、前記主翼翼端にかけて単調減少するように設定したことを特徴とする求項1または2に記載の送風機羽根車。
  4. 記補助翼後縁の内側は、前記主翼後縁の翼端側と繋がっていることを特徴とする求項1から3のいずれか一つに記載の送風機羽根車。
  5. 記補助翼前縁の形状は、回転方向に凹となっていることを特徴とする求項1から4のいずれか一つに記載の送風機羽根車。
  6. 記補助翼後縁は、回転方向と逆向きに突出した形状をしていることを特徴とする求項1から5のいずれか一つに記載の送風機羽根車。
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