JP6631647B2 - 走査型プローブ顕微鏡及び表面画像補正方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡及び表面画像補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、試料の表面に沿って相対変位されるカンチレバーを備えた走査型プローブ顕微鏡、及び、走査型プローブ顕微鏡により取得された試料の表面画像を補正するための表面画像補正方法に関するものである。
例えば光てこ方式の走査型プローブ顕微鏡では、カンチレバーの探針を試料の表面に沿って移動させ、カンチレバーの撓みを検出することにより、試料の表面画像(凹凸画像)を得ることができるようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。この種の走査型プローブ顕微鏡には、カンチレバーに向けて光を照射する光照射部と、カンチレバーからの反射光を受光する光検出部とが備えられている。
試料が水平に設置されていない場合には、本来は水平であるべき面が傾斜し、その傾斜に基づく輝度のばらつきが試料の表面画像に現れるため、正確な表面画像が得られないという問題がある。そこで、走査型プローブ顕微鏡の中には、試料の表面画像に対する傾斜補正の機能を備えているものもある。傾斜補正においては、例えば本来は水平であるべき面における表面画像中の各画素(例えば1ライン分の各画素)の輝度が抽出され、それらの各画素の輝度の平均値又は中央値などを用いて、試料の表面画像に対する画像処理が行われる。
図6は、観察対象となる試料100の一例を示した斜視図であり、試料100の一部分のみを示している。この試料100の表面には、一直線上に延びる複数の凸部101が、互いに凹部102を挟んで平行に並べて形成されている。例えば半導体部品などが試料として観察される場合には、図6に例示されるような表面形状を有する試料100が観察対象となる場合がある。
このような試料100の表面画像に対して傾斜補正を行う場合には、例えば凸部101に平行な直線103に沿って、凹部102に対応する表面画像中の各画素の輝度を抽出し、それらの各画素の輝度の平均値又は中央値などに基づいて、傾斜補正を行うことができる。
特開2014−211372号公報
上記のようにして各画素の輝度を抽出し、傾斜補正を行う場合、従来は、主走査方向(X方向)又は副走査方向(Y方向)のいずれかの方向に対して平行な直線に沿って各画素の輝度を抽出することしかできなかった。図6のように、直線103がY方向に対して平行であれば、当該直線103に沿って各画素の輝度を抽出することができる。しかしながら、凸部101がX方向及びY方向に対して傾斜するような方向で試料100が載置された場合には、直線103に沿って各画素の輝度を抽出することができない。
このような場合には、凸部101と凹部102とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することとなり、傾斜補正を適切に行うことができない。そのため、ユーザは、凸部101がX方向又はY方向に対して平行に延びるように配慮しながら試料100を設置しなければならず、試料の設置作業が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、試料の設置作業を簡略化することができる走査型プローブ顕微鏡及び表面画像補正方法を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る走査型プローブ顕微鏡は、カンチレバーと、走査処理部と、傾斜補正処理部とを備える。前記カンチレバーは、試料の表面に沿って相対変位される。前記走査処理部は、試料の表面に対して互いに交差するX方向及びY方向にそれぞれ前記カンチレバーを相対変位させることにより走査を行う。前記傾斜補正処理部は、前記走査処理部の走査により取得された試料の表面画像に対して、当該表面画像における前記X方向及び前記Y方向に交差するZ方向への傾斜を補正するための画像処理を行う。前記傾斜補正処理部は、前記表面画像から所定方向に沿って一直線上で複数の画素を抽出し、抽出された各画素の輝度に基づいて当該表面画像の傾斜を補正するものであり、前記X方向及び前記Y方向に対して交差する少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記一方向に沿って前記複数の画素を抽出できるように画像処理を行う。
このような構成によれば、X方向及びY方向に対して交差する少なくとも一方向に平坦面を有する試料の表面画像を補正する場合に、前記一方向に沿って複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される。これにより、凸部と凹部とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することがないため、ユーザは、前記一方向がX方向又はY方向に対して平行に延びるように配慮しながら試料を設置する必要がない。したがって、試料の設置作業を簡略化することができる。
(2)前記傾斜補正処理部は、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記所定方向が前記一方向と略一致するように、前記X方向及び前記Y方向に対して斜めに前記複数の画素を抽出してもよい。
このような構成によれば、試料の表面画像から一直線上で複数の画素を抽出するときの方向(所定方向)が、X方向及びY方向に対して斜めに設定されることにより、前記一方向と略一致する。したがって、試料が設置される方向にかかわらず、自動的に、前記一方向と略一致する所定方向に沿って複数の画素を抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができる。
(3)前記走査型プローブ顕微鏡は、画像表示処理部をさらに備えていてもよい。前記画像表示処理部は、前記傾斜補正処理部による補正後の前記表面画像を回転させることにより、前記一方向を回転前の前記X方向又は前記Y方向と略一致させて表示させる。
このような構成によれば、傾斜が補正された後の表面画像が回転されることにより、前記一方向を回転前のX方向又はY方向と略一致させて表面画像が表示されるため、X方向及びY方向に対して前記一方向が傾斜した状態のまま表面画像が表示される場合と比べて、ユーザが表面画像を観察しやすい。
(4)前記傾斜補正処理部は、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、当該表面画像を回転させることにより前記一方向を前記所定方向と略一致させた上で、前記複数の画素を抽出してもよい。
このような構成によれば、試料の表面画像が回転されることにより、表面画像から一直線上で複数の画素を抽出するときの方向(所定方向)が、前記一方向と略一致する。したがって、試料が設置される方向にかかわらず、自動的に、前記一方向と略一致する所定方向に沿って複数の画素を抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができる。
(5)前記傾斜補正処理部は、前記表面画像における前記所定方向の一端部から他端部まで前記複数の画素を抽出してもよい。
このような構成によれば、前記所定方向に沿って、表面画像の一端部から他端部まで複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される。したがって、より多くの画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができるため、傾斜補正の精度を向上することができる。
(6)本発明に係る表面画像補正方法は、試料の表面に沿って相対変位されるカンチレバーと、試料の表面に対して互いに交差するX方向及びY方向にそれぞれ前記カンチレバーを相対変位させることにより走査を行う走査処理部とを備える走査型プローブ顕微鏡により取得された試料の表面画像を補正するための表面画像補正方法であって、傾斜補正ステップを含む。前記傾斜補正ステップでは、前記走査処理部の走査により取得された試料の表面画像に対して、当該表面画像における前記X方向及び前記Y方向に交差するZ方向への傾斜を補正するための画像処理を行う。前記傾斜補正ステップは、前記表面画像から所定方向に沿って一直線上で複数の画素を抽出し、抽出された各画素の輝度に基づいて当該表面画像の傾斜を補正するものであり、前記X方向及び前記Y方向に対して交差する少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記一方向に沿って前記複数の画素を抽出できるように画像処理を行う。
(7)前記傾斜補正ステップでは、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記所定方向が前記一方向と略一致するように、前記X方向及び前記Y方向に対して斜めに前記複数の画素を抽出してもよい。
(8)前記傾斜補正ステップでは、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、当該表面画像を回転させることにより前記一方向を前記所定方向と略一致させた上で、前記複数の画素を抽出してもよい。
(9)前記傾斜補正ステップでは、前記表面画像における前記所定方向の一端部から他端部まで前記複数の画素を抽出してもよい。
本発明によれば、凸部と凹部とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することがないため、ユーザは、前記一方向がX方向又はY方向に対して平行に延びるように配慮しながら試料を設置する必要がなく、試料の設置作業を簡略化することができる。
本発明の一実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡の構成例を示した概略図である。 試料の構成例を示した平面図である。 試料の構成例を示した平面図である。 試料の構成例を示した平面図である。 図1の走査型プローブ顕微鏡の電気的構成を示したブロック図である。 傾斜補正の第1実施例について説明するための図であり、試料の表面画像の一例を示している。 傾斜補正の第1実施例について説明するための図であり、試料の表面画像の一例を示している。 傾斜補正の第2実施例について説明するための図であり、試料の表面画像の一例を示している。 観察対象となる試料の一例を示した斜視図であり、試料の一部分のみを示している。
1.走査型プローブ顕微鏡の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡の構成例を示した概略図である。この走査型プローブ顕微鏡(SPM)は、カンチレバー1、光照射部2、ビームスプリッタ3、ミラー4、光検出部5及び試料ステージ6などを備え、試料Sの表面に沿ってカンチレバー1を移動させることにより、試料ステージ6上に載置された試料Sの表面画像(凹凸画像)を得ることができる。
光照射部2は、例えば半導体レーザなどのレーザ光源を備えており、カンチレバー1に向けて光を照射する。光照射部2から照射された光は、ビームスプリッタ3を経て、カンチレバー1に入射する。カンチレバー1には、反射面11が備えられており、当該反射面11における反射光が、ミラー4で反射して光検出部5により受光されるようになっている。光検出部5としては、例えば4分割フォトダイオードなどのように、フォトダイオードを備えた構成を採用することができる。
光照射部2からカンチレバー1までの光路中には、例えばコリメートレンズやフォーカスレンズ(いずれも図示せず)などの他の光学部材が設けられていてもよい。この場合、光照射部2からの照射光をコリメートレンズにより平行光とした後、その平行光をフォーカスレンズで集光させてカンチレバー1側へと導くことができる。
ビームスプリッタ3の他、上記コリメートレンズ及びフォーカスレンズなどは、光照射部2からの照射光をカンチレバー1へと導くための光学系を構成している。ただし、光学系の構成は、これに限られるものではなく、上記のような各光学部材の少なくとも1つが備えられていないような構成などであってもよい。
カンチレバー1は、例えば長さが150μm程度、幅が30〜40μm程度の非常に小さい部材であり、反射面11とは反対側の面に探針12が設けられている。この探針12を試料Sの表面に沿って移動させることにより、試料Sの表面画像を得ることができるようになっている。
ここで、カンチレバー1の反射面11は、光照射部2からの照射光の光軸Lに直交する方向に対して所定の傾斜角度θで傾斜している。したがって、試料Sの表面の凹凸に沿ってカンチレバー1の探針12を移動させた場合には、カンチレバー1が撓み、反射面11の傾斜角度θが変化する。このとき、光検出部5において反射面11からの反射光を受光する位置が変化することにより、光検出部5からの検出信号が変化するため、光検出部5からの検出信号に基づいて試料Sの表面画像を得ることができる。
本実施形態では、カンチレバー1を試料Sの表面に沿って変位させるような構成となっているが、試料ステージ6を移動させることにより、カンチレバー1に対して試料Sを変位させるような構成であってもよい。すなわち、試料Sの表面に沿ってカンチレバー1が相対変位されるような構成であればよい。
2.試料の構成
図2A〜図2Cは、試料Sの構成例を示した平面図である。本実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡は、表面に凸部21及び凹部22を有する試料Sが観察対象となる場合に、その試料Sの表面画像に対する傾斜補正を容易に行うことができるような機能を備えている。試料Sの表面画像を取得する際には、試料Sの表面に沿って、主走査方向(X方向)及び副走査方向(Y方向)にカンチレバー1を相対変位させることとなる。
試料Sの表面に形成された凸部21及び凹部22は、それぞれの表面(上面)に多少の起伏を有しているが、凸部21と凹部22との間の段差は、そのような起伏よりも大きい高低差となっている。図2A〜図2Cでは、凸部21にハッチングを施して示しており、ハッチングが施された領域(凸部21)とハッチングが施されていない領域(凹部22)との境界が、凸部21と凹部22との間の段差部分となっている。
図2Aの例では、試料Sの表面に、一直線上に延びる複数の凸部21が互いに凹部22を挟んで平行に並べて形成されている。したがって、図2Aに示すように、各凸部21がY方向に対して平行に延びるように試料Sが試料ステージ6上に載置された場合には、X方向に凸部21及び凹部22が交互に現れる表面画像が得られることとなる。
試料Sの表面画像に対する傾斜補正を行う場合、例えばY方向に対して平行な直線23に沿って各画素の輝度が抽出される。試料Sが試料ステージ6上に水平に載置されていれば、直線23に沿って抽出された各画素の輝度はほぼ同じ値となる。しかしながら、試料Sが試料ステージ6上に水平に載置されていない場合には、本来は水平であるべき面が傾斜し、その傾斜に基づく輝度のばらつきが試料Sの表面画像に現れる。
そこで、傾斜補正においては、本来は水平であるべき面における表面画像中の各画素(例えば直線23に沿った各画素)の輝度を抽出し、それらの各画素の輝度の平均値又は中央値などを用いて、試料Sの表面画像に対する画像処理を行う。これにより、試料Sの傾斜に基づく輝度のばらつきが除去された傾斜補正後の表面画像を得ることができる。
図2Bの例では、試料Sの表面に、複数の凸部21が凹部22を挟んで格子状に並べて形成されている。したがって、図2Bに示すように、各凸部21がX方向及びY方向に対して平行に配列されるように試料Sが試料ステージ6上に載置された場合には、X方向及びY方向に凸部21及び凹部22が交互に現れる表面画像が得られることとなる。
この図2Bに例示されるような試料Sの表面画像に対して傾斜補正を行う場合には、Y方向に対して平行な直線24だけでなく、X方向に対して平行な直線25に沿って各画素の輝度を抽出することもできる。すなわち、Y方向又はX方向に対して平行な直線24,25に沿った各画素の輝度を抽出し、それらの各画素の輝度に基づいて試料Sの表面画像に対する画像処理を行うことにより、傾斜補正後の表面画像を得ることができる。
図2Cの例では、試料Sの表面に、複数の凸部21が凹部22を挟んで形成されているが、図2A又は図2Bのような規則的に凸部21が形成された構成ではない。このような構成であっても、例えばY方向に対して平行な直線26に沿って各画素の輝度を抽出し、それらの各画素の輝度に基づいて試料Sの表面画像に対する傾斜補正を行うことができる。
この図2Cに例示されるような試料Sの場合、Y方向だけでなく、例えばX方向及びY方向に対して交差する方向に延びる直線27に沿って各画素の輝度を抽出することができれば、それらの各画素の輝度に基づいて試料Sの表面画像に対する傾斜補正を行うことも可能である。
このように、試料Sは、少なくとも一方向に沿って直線(直線23〜27など)を引くことができるような平坦面を有している。当該平坦面は、凹部22の表面に沿った面であってもよいし、凸部21の表面に沿った面であってもよいが、試料Sの表面画像の一辺から他辺まで、直線を引くことができるような平坦面であることが好ましい。なお、前記平坦面には、凸部21と凹部22との間の段差よりも小さい多少の起伏や、微小な異物による起伏などを有する面も含まれる。
3.電気的構成
図3は、図1の走査型プローブ顕微鏡の電気的構成を示したブロック図である。この走査型プローブ顕微鏡は、制御部7、記憶部8及び表示部9などを備えている。また、図1では図示していないが、走査型プローブ顕微鏡には、カンチレバー1をX方向及びY方向にそれぞれ移動させるためのカンチレバー移動機構10も備えられている。
制御部7は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む構成であり、CPUがプログラムを実行することにより、走査処理部71、画像取得処理部72、傾斜補正処理部73及び画像表示処理部74などとして機能する。記憶部8は、例えばRAM(Random Access Memory)又はハードディスクなどにより構成されている。表示部9は、例えば液晶表示器により構成され、試料Sの表面画像などの各種画像を表示させることができる。
走査処理部71は、カンチレバー移動機構10を制御することにより、カンチレバー1を試料Sの表面に対して相対変位させる。これにより、試料Sの表面に対して、主走査方向(X方向)及び副走査方向(Y方向)にカンチレバー1を走査させることができる。
画像取得処理部72は、走査処理部71によるカンチレバー1の走査中における光検出部5からの検出信号に基づいて、試料Sの表面画像を取得する。このとき、試料Sの表面画像の各画素の輝度は、光検出部5からの検出信号の強度に応じた値となる。画像取得処理部72により取得された試料Sの表面画像は、記憶部8に記憶される。
傾斜補正処理部73は、試料Sの表面画像に対して、当該表面画像におけるX方向及びY方向に交差するZ方向への傾斜を補正するための画像処理を行う。具体的には、傾斜補正処理部73は、試料Sの表面画像から所定方向に沿って一直線上で複数の画素を抽出し、抽出された各画素の輝度に基づいて当該表面画像のZ方向の傾斜を補正する。
このとき、例えば抽出された各画素の輝度の平均値又は中央値を基準値として、当該基準値に対する前記直線上の各画素の輝度差が算出される。そして、前記直線上の各画素の輝度差を、前記直線に対して直交する方向に並ぶ各画素の輝度値に加算又は減算する演算を行うことにより、試料Sの表面画像全体の各画素に対して傾斜補正を行うことができる。本実施形態では、X方向及びY方向が水平面内で互いに直交しており、Z方向は鉛直方向(図1参照)となっているが、X方向、Y方向及びZ方向が互いに交差していれば、上記のような方向に限られるものではない。
画像表示処理部74は、傾斜補正処理部73により傾斜補正が行われた後の試料Sの表面画像を表示部9に表示させる。画像表示処理部74は、試料Sの表面画像を回転させる回転処理など、傾斜補正以外の画像処理を表面画像に対して行った上で表示部9に表示させることができてもよい。
4.傾斜補正の第1実施例
図4A及び図4Bは、傾斜補正の第1実施例について説明するための図であり、試料Sの表面画像の一例を示している。この例では、図2Aに示すような試料Sが、X方向及びY方向に対して交差する一方向(P方向)に各凸部21が延びるように試料ステージ6上に載置され、その状態でカンチレバー1が走査されることにより取得された試料Sの表面画像(図4A参照)を示している。
この場合、図2Aにおいて説明した場合と同様に、Y方向に対して平行な直線に沿って各画素の輝度を抽出すると、凸部21と凹部22とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することとなり、傾斜補正を適切に行うことができない。そこで、この例では、一直線上で複数の画素を抽出する際の直線28の方向(所定方向)が、P方向と略一致するように、傾斜補正処理部73が、X方向及びY方向に対して斜めに複数の画素を抽出するような構成となっている。
X方向又はY方向に対するP方向の傾斜角度は、例えば試料Sの表面画像からエッジ(凸部21と凹部22との間の段差部分)を抽出する処理を行い、そのエッジの傾斜角度を算出することにより決定することができる。ただし、このような構成に限らず、例えば前記傾斜角度をユーザが手動で入力するような構成などであってもよい。
この例では、X方向及びY方向に対して交差するP方向に平坦面を有する試料Sの表面画像を補正する場合に、P方向に沿って複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される(傾斜補正ステップ)。これにより、凸部21と凹部22とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することがないため、ユーザは、P方向がX方向又はY方向に対して平行に延びるように配慮しながら試料Sを設置する必要がない。したがって、試料Sの設置作業を簡略化することができる。
特に、この例では、試料Sの表面画像から一直線上で複数の画素を抽出するときの方向(所定方向)が、X方向及びY方向に対して斜めに設定されることにより、P方向と略一致する。したがって、試料Sが設置される方向にかかわらず、自動的に、P方向と略一致する所定方向に沿って複数の画素を抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができる。
傾斜補正処理部73による補正後の表面画像は、図4Bに示すように、画像表示処理部74により回転された上で表示部9に表示されてもよい。この場合、P方向が回転前のX方向又はY方向(図4Bの例ではY方向)と略一致するように表面画像が回転される。このときの表面画像の回転角度は、上述のようにして算出したX方向又はY方向に対するP方向の傾斜角度に基づいて決定することができる。
このように、傾斜が補正された後の表面画像が回転されることにより、P方向を回転前のX方向又はY方向と略一致させて表面画像(図4Bに示した表面画像)が表示されるため、X方向及びY方向に対してP方向が傾斜した状態のまま表面画像(図4Aに示した表面画像)が表示される場合と比べて、ユーザが表面画像を観察しやすい。
また、この例では、試料Sの表面画像における前記所定方向(直線28の方向)の一端部281から他端部282まで複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される。したがって、より多くの画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができるため、傾斜補正の精度を向上することができる。
ただし、直線28に沿って一端部281から他端部282まで複数の画素を抽出するような構成に限らず、直線28上の一部の画素のみを抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正するような構成であってもよい。
5.傾斜補正の第2実施例
図5は、傾斜補正の第2実施例について説明するための図であり、試料Sの表面画像の一例を示している。この例では、図2Aに示すような試料Sが、X方向及びY方向に対して交差する一方向(P方向)に各凸部21が延びるように試料ステージ6上に載置され、その状態でカンチレバー1が走査されることにより取得された試料Sの表面画像(図4A参照)を回転させた状態(図5参照)を示している。
この例において、一直線上で複数の画素を抽出する際の直線28の方向(所定方向)は、回転前のX方向又はY方向のいずれか(この例ではY方向)に予め設定されている。そこで、図5に示すように、試料Sの表面画像を回転させることによりP方向を前記所定方向(直線28の方向)と略一致させた上で、複数の画素を抽出するような構成となっている。
この例では、X方向及びY方向に対して交差するP方向に平坦面を有する試料Sの表面画像を補正する場合に、P方向に沿って複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される(傾斜補正ステップ)。これにより、凸部21と凹部22とを跨いだ直線に沿って各画素の輝度を抽出することがないため、ユーザは、P方向がX方向又はY方向に対して平行に延びるように配慮しながら試料Sを設置する必要がない。したがって、試料Sの設置作業を簡略化することができる。
特に、この例では、試料Sの表面画像が回転されることにより、表面画像から一直線上で複数の画素を抽出するときの方向(所定方向)が、P方向と略一致する。したがって、試料Sが設置される方向にかかわらず、自動的に、P方向と略一致する所定方向に沿って複数の画素を抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができる。
また、この例では、試料Sの表面画像における前記所定方向(直線28の方向)の一端部281から他端部282まで複数の画素が抽出され、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜が補正される。したがって、より多くの画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正することができるため、傾斜補正の精度を向上することができる。
ただし、直線28に沿って一端部281から他端部282まで複数の画素を抽出するような構成に限らず、直線28上の一部の画素のみを抽出し、それらの抽出された各画素の輝度に基づいて表面画像の傾斜を補正するような構成であってもよい。
なお、本発明に係る表面画像補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。この場合、前記プログラムは、記憶媒体に記憶された状態で提供されるような構成であってもよいし、有線通信又は無線通信を介してプログラム自体が提供されるような構成であってもよい。
1 カンチレバー
2 光照射部
3 ビームスプリッタ
4 ミラー
5 光検出部
6 試料ステージ
7 制御部
8 記憶部
9 表示部
10 カンチレバー移動機構
11 反射面
12 探針
21 凸部
22 凹部
71 走査処理部
72 画像取得処理部
73 傾斜補正処理部
74 画像表示処理部
281 一端部
282 他端部

Claims (9)

  1. 試料の表面に沿って相対変位されるカンチレバーと、
    試料の表面に対して互いに交差するX方向及びY方向にそれぞれ前記カンチレバーを相対変位させることにより走査を行う走査処理部と、
    前記走査処理部の走査により取得された試料の表面画像に対して、当該表面画像におけるX−Y平面と交差するZ方向への傾斜を補正するための画像処理を行う傾斜補正処理部とを備え、
    前記傾斜補正処理部は、前記表面画像から所定方向に沿って一直線上で複数の画素を抽出し、抽出された各画素の輝度に基づいて当該表面画像の傾斜を補正するものであり、前記X−Y平面に平行で且つ前記X方向及び前記Y方向に対して交差する少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記一方向に沿って前記複数の画素を抽出できるように画像処理を行うことを特徴とする走査型プローブ顕微鏡。
  2. 前記傾斜補正処理部は、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記所定方向が前記一方向と略一致するように、前記X方向及び前記Y方向に対して斜めに前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項1に記載の走査型プローブ顕微鏡。
  3. 前記傾斜補正処理部による補正後の前記表面画像を回転させることにより、前記一方向を回転前の前記X方向又は前記Y方向と略一致させて表示させる画像表示処理部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の走査型プローブ顕微鏡。
  4. 前記傾斜補正処理部は、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、当該表面画像を回転させることにより前記一方向を前記所定方向と略一致させた上で、前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項1に記載の走査型プローブ顕微鏡。
  5. 前記傾斜補正処理部は、前記表面画像における前記所定方向の一端部から他端部まで前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の走査型プローブ顕微鏡。
  6. 試料の表面に沿って相対変位されるカンチレバーと、試料の表面に対して互いに交差するX方向及びY方向にそれぞれ前記カンチレバーを相対変位させることにより走査を行う走査処理部とを備える走査型プローブ顕微鏡により取得された試料の表面画像を補正するための表面画像補正方法であって、
    前記走査処理部の走査により取得された試料の表面画像に対して、当該表面画像におけるX−Y平面と交差するZ方向への傾斜を補正するための画像処理を行う傾斜補正ステップを含み、
    前記傾斜補正ステップは、前記表面画像から所定方向に沿って一直線上で複数の画素を抽出し、抽出された各画素の輝度に基づいて当該表面画像の傾斜を補正するものであり、前記X−Y平面に平行で且つ前記X方向及び前記Y方向に対して交差する少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記一方向に沿って前記複数の画素を抽出できるように画像処理を行うことを特徴とする表面画像補正方法。
  7. 前記傾斜補正ステップでは、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、前記所定方向が前記一方向と略一致するように、前記X方向及び前記Y方向に対して斜めに前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項6に記載の表面画像補正方法。
  8. 前記傾斜補正ステップでは、前記少なくとも一方向に平坦面を有する試料の前記表面画像を補正する場合に、当該表面画像を回転させることにより前記一方向を前記所定方向と略一致させた上で、前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項6に記載の表面画像補正方法。
  9. 前記傾斜補正ステップでは、前記表面画像における前記所定方向の一端部から他端部まで前記複数の画素を抽出することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の表面画像補正方法。
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