JP6660774B2 - 高さデータ処理装置、表面形状測定装置、高さデータ補正方法、及びプログラム - Google Patents

高さデータ処理装置、表面形状測定装置、高さデータ補正方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、高さデータ処理装置、表面形状測定装置、高さデータ補正方法、及びプログラムに関する。
従来から、3次元物体の表面形状を非接触で測定する装置(以降、表面形状測定装置と記す)として、レーザ走査型共焦点顕微鏡装置、縞投影法を用いた装置などが知られている。
レーザ走査型共焦点顕微鏡装置で被検物の表面形状を測定する際には、レーザ走査型共焦点顕微鏡装置が実現する焦点深度の浅さが利用される。具体的には、対物レンズと被検物との光軸方向(Z方向ともいう)の相対距離を変えながら焦点深度の浅い共焦点画像を複数取得する。そして、複数の共焦点画像から各画素位置における最大輝度を与えるZ位置(つまり、合焦位置)を求めることで、被検物全面の表面形状の測定が行われる。なお、表面形状の測定データは、高さデータともいう。縞投影法を用いた装置においても、撮影条件を変更して取得した複数の画像から、高さデータが生成される。
表面形状測定装置で取得した高さデータを解析する場合、解析前にしばしば高さデータに対して傾き補正処理が行われる。この処理は、基準平面が対物レンズの光軸と直交するXY平面と平行になるように、高さデータ全体を補正する処理である。例えば、補正前の高さデータが図1(a)に示すような断面プロファイルを表す場合であれば、傾き補正処理は、基準平面RP1が水平になるように、図1(b)に示すような断面プロファイルを表す補正後の高さデータを生成する。補正後の高さデータを用いることで、補正前の高さデータを用いて解析する場合に比べて、基準平面RP1と平面P2の間に生じた段差STの解析が容易になる。その他、基準平面RP1からの高さが閾値Th以上にある部分のみを画像から抽出する二値化処理も容易に行うことが可能となるなど、様々なメリットがある。
さらに、傾き補正処理は、高さデータを用いて行われる各種解析を容易にするばかりではなく、解析の精度向上にも寄与する。このため、レーザ走査型共焦点顕微鏡装置を用いた表面形状の測定のように高い精度が要求される場合には、特に効果的である。
特許第3847422号公報
ところで、傾き補正処理を行うためには、基準平面を決定する必要がある。基準平面の決定方法としては、装置の操作者が高さデータの中から3点以上を指定し、指定された点をもとにして最小二乗平面を算出し、算出した最小二乗平面を基準平面に決定する方法が知られている。
この方法は、操作者が指定した点数が少ないほど結果がばらつきやすく、操作者の選択によっては基準平面が測定対象物の表面と大きく乖離してしまう可能性がある。より多くの点を操作者に指定させることで結果のばらつきを抑えることができるが、多くの点を指定する作業は操作者へ過度に負担を強いることになり望ましくない。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、操作者に対して過度に負担を強いることなく、傾き補正処理の基準平面を適切に決定する技術を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出する平面抽出手段と、高さ軸方向と、前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面から選択された基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する傾き補正手段と、前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記基準平面に選択する平面選択手段と、を備える高さデータ処理装置を提供する。
本発明の別の態様は、測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出し、抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記1つ以上の平面から基準平面に選択し、高さ軸方向と前記1つ以上の平面から選択された前記基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する高さデータ補正方法を提供する。
本発明のさらに別の態様は、測定対象物の表面形状を測定する表面形状測定装置のコンピュータを、前記測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出する手段、抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記1つ以上の平面から基準平面に選択する手段、高さ軸方向と前記1つ以上の平面から選択された前記基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する手段として機能させるプログラムを提供する。
本発明によれば、操作者に対して過度に負担を強いることなく、傾き補正処理の基準平面を適切に決定する技術を提供することができる。
傾き補正処理前後の高さデータで表された断面プロファイルの例示した図である。 第1の実施形態に係る共焦点顕微鏡装置100の構成を例示した図である。 共焦点顕微鏡装置100で取得した複数の共焦点画像の画像データを例示した図である。 共焦点顕微鏡装置100で生成される輝度変化曲線を例示した図である。 第1の実施形態に係る高さデータ補正装置70の機能ブロック図である。 高さデータ補正装置70で行われる高さデータ補正処理のフローチャートである。 高さデータ補正装置70で行われる平面抽出処理のフローチャートである。 全焦点画像を例示した図である。 高さヒストグラスを例示した図である。 基準平面の候補の表示例を示した図である。 基準平面の候補の別の表示例を示した図である。 傾き補正処理を説明するための図である。 高さデータ補正装置70で行われる別の平面抽出処理のフローチャートである。 第2の実施形態に係る高さデータ補正装置80の機能ブロック図である。 高さデータ補正装置80で行われる高さデータ補正処理のフローチャートである。 高さデータ補正装置80で行われる平面選択処理のフローチャートである。 高さデータ補正装置80で行われる別の平面選択処理のフローチャートである。
[第1の実施形態]
図2は、本実施形態に係る共焦点顕微鏡装置100の構成を例示した図である。共焦点顕微鏡装置100は、レーザ1を備えるレーザ走査型共焦点顕微鏡装置であり、被検物14の3次元形状を非接触で測定する表面形状測定装置である。被検物14は、例えば、半導体基板などである。まず、図2を参照しながら、共焦点顕微鏡装置100の構成について説明する。
共焦点顕微鏡装置100は、共焦点顕微鏡本体20と、共焦点顕微鏡本体20を制御する制御装置30と、制御装置30に接続されたコンピュータ40と、コンピュータ40に接続された表示装置50及び指示入力装置60と、を備える。
共焦点顕微鏡本体20は、レーザ1から出射したレーザ光が被検物14へ至る照明光路上に、ビームスプリッタ2、二次元偏向器3、投影レンズ4、Zスキャナ5、対物レンズ7、及び、被検物14が配置されるステージ8を備える。
レーザ1は、レーザ光を平行光として出射する光源である。レーザ1から出射されるレーザ光の光量は、制御装置30からの入力に基づいて制御される。具体的には、例えば、レーザ1の駆動電流が制御装置30によって変更されることで、レーザ1からの出射光量が変化する。
ビームスプリッタ2は、例えば、偏光ビームスプリッタ、ハーフミラーなどである。ビームスプリッタ2は、レーザ1からのレーザ光を透過させ、被検物14からの反射光を反射する。
二次元偏向器3は、レーザ1からのレーザ光を所望の方向に偏向させる装置であり、レーザ光で被検物14を対物レンズ7の光軸15と直交する二次元方向に走査するスキャナである。二次元偏向器3は、対物レンズ7の瞳と光学的に共役な位置又はその近傍に配置された、例えば、ガルバノミラー、レゾナントスキャナ、音響光学素子などである。二次元偏向器3は、レーザ光をX方向とY方向にそれぞれ独立に偏向するように構成されている。二次元偏向器3は、制御装置30からの偏向タイミングの指示に基づいて、レーザ光のX方向についての偏向角度θとY方向についての偏向角度θを変更する。なお、図2では、偏向角度θが異なる複数の光束が図示されている。
投影レンズ4は、対物レンズ7の瞳を二次元偏向器3又はその近傍へ投影するレンズである。投影レンズ4は、投影レンズ4の物体側の焦点位置が対物レンズ7の後側焦点位置16近傍に位置するように配置される。投影レンズ4は、レーザ1から出射した平行光であるレーザ光の径を拡大して、対物レンズ7へ入射させる。
Zスキャナ5は、対物レンズ7とステージ8との相対距離を変更する装置であり、被検物14を対物レンズ7の光軸15に沿った方向(以降、光軸方向、Z方向又は高さ軸方向と記す)に走査するスキャナである。Zスキャナ5は、Z方向に移動するように構成されている。Zスキャナ5には、Zスキャナ5のZ方向への移動によって生じる変位量、即ち、対物レンズ7とステージ8との相対距離の変化量を測定する変位計6が設けられている。変位計6は、例えば、光学式のリニアエンコーダである。また、静電容量式の変位計、その他の変位計であってもよい。変位計6で測定された変位量は、制御装置30へ出力される。
対物レンズ7は、Zスキャナ5に装着されていて、Zスキャナ5がZ方向へ移動することでZ方向へ移動する。被検物14は、ステージ8上で対物レンズ7の前側焦点位置付近に配置される。ステージ8は、対物レンズ7の光軸15と直交するX方向とY方向に移動する可動ステージである。ステージ8は、電動ステージであっても手動ステージであってもよい。
共焦点顕微鏡本体20は、さらに、被検物14を反射したレーザ光がAD変換器13に至る検出光路上に、対物レンズ7、Zスキャナ5、投影レンズ4、二次元偏向器3、ビームスプリッタ2、結像レンズ9、共焦点絞り10、光検出器11を備える。
結像レンズ9、共焦点絞り10、光検出器11は、ビームスプリッタ2で反射したレーザ光が進行する反射光路上に設けられている。共焦点絞り10は、結像レンズ9の焦点位置に、共焦点絞り10に設けられたピンホールが位置するように配置される。共焦点絞り10の後段に配置された光検出器11は、例えば、フォトマルチプライヤ(PMT)、アバランシェフォトダイオード(APD)などである。
共焦点顕微鏡本体20は、さらに、光検出器11から出力されるアナログ信号を増幅する増幅器12と、増幅器12で増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器13を備える。
増幅器12での増幅率は、制御装置30からの入力によって決定される。具体的には、例えば、増幅器12への印加電圧によって決定される。また、ここでは、光検出器11とは別体の増幅器12によって光検出器11から出力したアナログ信号の増幅率を変更する例が示されている。しかしながら、アナログ信号の増幅率は、光検出器11内での増幅率、即ち、光検出器11から出力するアナログ信号の増幅率を変更することで、変更されてもよい。例えば、制御装置30は、光検出器11であるフォトマルチプライヤ又はアバランシェフォトダイオードへの印加電圧を変更することで、増幅率を変更してもよい。AD変換器13は、増幅器12で増幅されたアナログ信号を、例えば、12ビット或いは16ビットのデジタル信号に変換し、制御装置30へ出力する。
上述した構成を有する共焦点顕微鏡本体20は、制御装置30の制御下で被検物14を走査して、光検出器11で検出した被検物14からの反射光量に応じた信号と変位計6で測定された変位量を制御装置30へ出力する。
制御装置30は、共焦点顕微鏡本体20からの信号に基づいて共焦点画像の画像データを生成し、コンピュータ40へ出力する。また、変位計6で測定された変位量についても、コンピュータ40へ出力する。さらに、制御装置30は、顕微鏡の操作者が指示入力装置60を用いてコンピュータ40へ入力した指示に従って、共焦点顕微鏡本体20を制御する。例えば、制御装置30は、被検物14の走査のため、二次元偏向器3及びZスキャナ5を制御する。
コンピュータ40は、画像入力部41、記憶部42、演算処理部43、インターフェース部44を備える。画像入力部41は、制御装置30から共焦点画像の画像データの入力を受け付ける。記憶部42は、例えば、ハードディスク装置、半導体メモリなどである。記憶部42には、共焦点画像、全焦点画像などの画像データ、その他のデータが記憶される。演算処理部43は、例えば、中央演算処理装置(CPU)などであり、記憶部42に記憶されているプログラムを実行することで、各種の演算を行う。例えば、制御装置30から入力された共焦点画像の画像データ及びZ方向の変位量に基づいて、被検物14の三次元形状(表面高さ)の測定と解析を行う。より具体的には、被検物14の高さデータを生成し、生成した高さデータを基準平面に応じて補正し、補正された新たな高さデータを生成することで、被検物14の三次元形状を測定する。また、補正された高さデータに基づいて、種々の解析を行う。インターフェース部44は、コンピュータ40と他の装置との間で必要なデータをやり取りする。
表示装置50は、被検物14の共焦点画像、全焦点画像、三次元画像、及び、基準平面の候補などを表示する装置である。表示装置50は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tub)ディスプレイなどである。指示入力装置60は、操作者がコンピュータ40に指示を入力するための装置であり、例えば、キーボード、マウスなどである。表示装置50及び指示入力装置60は、コンピュータ40と一体に構成されていても良く、コンピュータ40の一部であってもよい。
以上のように、共焦点顕微鏡装置100では、共焦点顕微鏡本体20と制御装置30は、測定対象物である被検物14の共焦点画像を取得する画像取得装置である。また、コンピュータ40は、高さデータを生成し、補正する高さデータ処理装置である。
次に、共焦点顕微鏡装置100における共焦点画像を取得し共焦点画像の画像データを生成する方法について説明する。レーザ1から出射したレーザ光は、ビームスプリッタ2を透過して二次元偏向器3を介して投影レンズ4に入射する。投影レンズ4に入射した平行光であるレーザ光は、投影レンズ4によりその光束径が拡大されて、対物レンズ7に入射する。その後、レーザ光は、対物レンズ7の屈折力により、対物レンズ7の前側焦点面上にスポット状に集光し、対物レンズ7の前側焦点位置近傍に配置された被検物14に照射される。
前側焦点面上におけるレーザ光の集光位置は、二次元偏向器3でレーザ光が偏向された方向によって決定される。このため、二次元偏向器3におけるレーザ光の偏向角度θと偏向角度θを制御することで、レーザ光の集光位置が焦点面上でX方向とY方向に変化する。共焦点顕微鏡装置100では、例えば、ラスタスキャンが行われるように、制御装置30が二次元偏向器3を制御する。これにより、被検物14が二次元に走査される。
被検物14から反射したレーザ光は、対物レンズ7、投影レンズ4を介して二次元偏向器3へ入射する。二次元偏向器3でビームスプリッタ2に向けて偏向されたレーザ光は、ビームスプリッタ2で反射し、結像レンズ9を介して共焦点絞り10に入射する。そして、共焦点絞り10に設けられたピンホールを通過したレーザ光のみが光検出器11で検出される。
光検出器11は、検出したレーザ光の光量に応じたアナログ信号を増幅器12へ出力する。AD変換器13は、増幅器12で増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換して制御装置30へ出力する。なお、AD変換器13から制御装置30に入力されたデジタル信号は、現在のレーザ光の集光位置に対応する輝度値を表す。
共焦点顕微鏡装置100では、制御装置30が二次元偏向器3を制御することで変化した集光位置毎に輝度値を取得し、取得した輝度値を二次元にマッピングすることで、共焦点画像が取得される。即ち、制御装置30は、集光位置毎に取得した輝度値を、その集光位置に対応する画素の画素値に設定することで、共焦点画像の画像データを生成する。制御装置30で生成された共焦点画像の画像データは、コンピュータ40の画像入力部41に出力されて、その後、表示装置50に表示される。
次に、共焦点顕微鏡装置100における高さデータ生成方法と全焦点画像取得方法について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、共焦点顕微鏡装置100で取得した複数の共焦点画像の画像データを例示した図である。図4は、共焦点顕微鏡装置100で生成される輝度変化曲線を例示した図である。
制御装置30は、Zスキャナ5で対物レンズ7とステージ8との相対距離を変更するZ走査を行い、各Z位置で共焦点画像を取得する。これにより、それぞれ異なるZ位置で取得した複数の共焦点画像が取得され、それら複数の共焦点画像の画像データがコンピュータ40の記憶部42に記憶される。図3には、記憶部42に記憶された、k枚の共焦点画像の画像データが例示されている。なお、各共焦点画像には1からk(kは自然数)の画像番号が付される。画像番号nの共焦点画像の各画素の輝度値は、輝度値In(x,y)で表される。ここで、x,yは対象とする画素の、X方向の位置(X位置)、Y方向の位置(Y位置)を示す。
相対距離を変更すると、光検出器11で検出される被検物14上の点からの反射光量(即ち、輝度)が変化する。この輝度変化の軌跡は、対物レンズ7の開口数、レーザ光の波長、共焦点絞り10の開口(ピンホール)の大きさによって概ね決まった形となる。以降では、この輝度変化の軌跡を輝度変化曲線と呼ぶ。演算処理部43は、異なるZ位置で取得した複数の共焦点画像の画像データに基づいて、XY位置毎に輝度変化曲線を推定する。
ある位置(x0,y0)の輝度変化曲線を推定する場合について、図4を参照しながら説明する。まず、取得したk枚の共焦点画像の各々から位置(x0,y0)の画素の輝度値を取得する。そして、それらの輝度値を、縦軸が輝度値(I)を示し横軸がZ位置(Z)を示すI-Z空間上にプロットする。図4に示す黒丸は、プロットされた点を示している。なお、これらの点のZ位置は、共焦点画像を取得する際に変位計6から受信した変位量によって決定される。その後、プロットされた最も高い輝度値を示す点とその近傍の数点から数十点を抽出する。さらに、抽出した点のデータ(輝度値とZ位置)を使用して近似曲線ACを算出し、算出した近似曲線ACを輝度変化曲線として推定する。なお、近似曲線の算出では、近似対象の曲線として2次多項式あるいはさらに高次の多項式又はガウス曲線などが用いられる。また、使用される近似手法としては、最小二乗法が代表的である。
演算処理部43は、さらに、推定した輝度変化曲線から輝度値が最大となるピーク輝度値とそのピーク輝度値が得られるZ位置(以降、ピークZ位置と記す)を推定する。この処理も、輝度変化曲線の推定処理と同様に、XY位置毎に行われる。その結果、全てのXY位置でのピークZ位置の集合を示すピークZ位置分布Zp(x,y)と、全てのXY位置でのピーク輝度値の集合を示すピーク輝度値分布Ip(x,y)が算出される。
共焦点顕微鏡装置100では、レーザ光の集光位置に被検物14の表面がある(換言すると、被検物14の表面の位置が合焦位置である)ときに輝度値が最大になる。従って、ピークZ位置分布Zp(x,y)は被検物14の表面の高さ分布(即ち、表面形状)を示す高さデータである。コンピュータ40は、ピークZ位置分布Zp(x,y)を算出する上述の方法により、被検物14の高さデータを生成することができる。
また、ピークZ位置分布Zp(x,y)と共に算出されるピーク輝度値分布Ip(x,y)は、合焦位置であるピークZ位置における輝度値の集合である。従って、ピーク輝度値分布Ip(x,y)は、被検物14の表面の全て位置に焦点の合った全焦点画像の画像データそのものである。このため、コンピュータ40は、ピーク輝度値分布Ip(x,y)を算出する上述した方法により、全焦点画像を取得し、全焦点画像の画像データを生成することができる。
次に、操作者に対して過度に負担を強いることなく、基準平面を適切に決定して高さデータを補正する方法について説明する。図5は、高さデータ補正装置70の機能ブロック図である。コンピュータ40である高さデータ補正装置70は、図5に示すように、高さデータ生成手段71と、平面抽出手段72と、平面選択手段73と、傾き補正手段74と、表示制御手段75を備えている。これらの手段は、コンピュータ40の演算処理部43が所定のプログラムを実行することで実現される。
高さデータ生成手段71は、画像取得装置により取得された複数の共焦点画像の画像データから被検物14の高さデータ及び全焦点画像データを生成する。平面抽出手段72は、高さデータ生成手段71で生成された被検物14の高さデータに基づいて、被検物14の表面を構成する1つ以上の平面を抽出する。平面選択手段73は、入力装置60からの基準平面を指定する入力に従って平面抽出手段72により抽出された1つの平面から基準平面を選択する。傾き補正手段74は、平面選択手段73で選択された基準平面に応じて、高さデータ生成手段71で生成された高さデータを補正する。表示制御手段75は、表示装置50に基準平面の候補として平面抽出手段72で抽出された1つ以上の平面を表示させる。
図6は、高さデータ補正装置70で行われる高さデータ補正処理のフローチャートである。図7は、高さデータ補正装置70で行われる平面抽出処理のフローチャートである。高さデータ補正装置70で図6に示す高さデータ補正処理が開始されると、平面抽出手段72が、高さデータ生成手段71で生成された高さデータに基づいて1つ以上の平面を抽出する平面抽出処理を行う(ステップS10)。
平面抽出処理では、図7に示すように、まず、平面抽出手段72が、高さデータ中の異常なデータを特定し(ステップS11)、後述する高さヒストグラム作成処理の処理対象から除外する。なお、異常なデータを特定する方法については特に限定されず、任意のアルゴリズムが採用し得る。
次に、平面抽出手段72は、異常なデータが除外された高さデータから高さヒストグラムを作成する(ステップS12)。図9は、図8に示す全焦点画像で表される被検物14の高さデータから生成された高さヒストグラムの一例である。高さヒストグラムが作成されると、平面抽出手段72は、その高さヒストグラムに基づいて、基準平面の候補として1つ以上の平面を抽出する(ステップS13)。例えば、平面抽出手段72は、高さヒストグラムに表れる峰(ピーク)毎に、各峰に含まれる多数のデータを用いて最小二乗法により対応する平面を算出することで、高さデータから平面を抽出する。図9に示す高さヒストグラムを用いた場合、4つの峰(ピークA1からA4)が特定されて、対応する4つの平面(平面B1から平面B4)が抽出される。
平面抽出処理により1つ以上の平面が抽出されると、表示制御手段75は、抽出された平面を基準平面の候補として表示装置50に表示させる(ステップS20)。図10には、図9に示す高さヒストグラムを用いて抽出された4つの平面B1からB4が基準平面の候補として別々に表示されている例が示されている。なお、図10(a)から図10(d)では、基準平面の候補(つまり、候補面)であることが分かるように抽出された各平面が網掛けで表示されている。
なお、抽出された平面の表示方法は、特に限定されない。例えば、候補面毎に色を変えて表示することで1つの画像中に識別可能にすべての候補面を表示してもよい。また、図10では、全焦点画像上の全ての位置がいずれかの平面に含まれる例を示したが、抽出された平面は画像中の全ての位置を網羅していなくてもよい。また、図10では、2次元画像中に候補面を表示する例を示したが、候補面は3次元画像中に表示してもよい。例えば、図11に示すように、被検物14の3次元画像中に、候補面C1からC4が表示されてもよい。
操作者が入力装置60を用いて表示装置50に表示された候補面から基準平面を指定すると、平面選択手段73は、入力装置60からの基準平面を指定する入力に従って、候補面から基準平面を選択する(ステップS30)。
基準平面が選択されると、傾き補正手段74は、高さ軸方向と、選択された基準平面の法線方向とが一致するように高さデータを補正する傾き補正処理を実行する(ステップS40)。具体的には、傾き補正手段74は、補正後の高さデータにおいて、基準平面の法線方向が高さ軸方向(つまり、z方向)を向くように、高さデータ生成手段71で生成された高さデータを補正する。高さ軸方向とは、高さデータが表す高さの基準となる方向であり、共焦点顕微鏡装置100のz方向であり、対物レンズ7の光軸方向である。従って、換言すると、傾き補正手段74は、図12(a)に示すように高さ軸方向と基準平面の法線方向が一致していない(つまり、基準平面がxy平面と平行でない)ときに、図12(b)に示すように高さ軸方向と基準平面の法線方向が一致する(つまり、基準平面がxy平面と平行になる)ように、高さデータを補正する。これにより基準平面の傾き(より詳細には、xy平面に対する基準平面の傾き)が補正される。生成された補正後の高さデータは記憶部42に記憶され、表示制御手段75により表示装置50に表示されてもよい。なお、基準平面の傾き、基準平面の法線方向は、選択された基準平面内の可能な限り多くの点における高さデータを用いて算出される。
上述した高さデータ補正処理によれば、操作者は、高さデータが生成された後に、表示装置50に表示される基準平面の候補の中から基準平面を指定するだけ、基準平面に対する傾きが補正された高さデータを得ることができる。このため、操作者に負担を強いることなく、基準平面を決定して傾き補正処理を行うことができる。また、基準平面は、高さヒストグラムを用いた処理によって抽出された候補面から選択される。また、選択された基準平面の傾きは、コンピュータ40によって多数の点における高さデータから算出される。このため、従来の方法に比べて基準平面又は基準平面の傾きのばらつきを抑えることが可能であり、基準平面を適切に決定することができる。従って、解析の都度結果が異なるなどの事態を避けることができる。
図13は、高さデータ補正装置70で行われる別の平面抽出処理のフローチャートである。図7では、高さデータを1つ以上の平面から高さヒストグラムを用いて抽出する例を示したが、平面を抽出する方法は高さヒストグラムを使用するものに限られず、任意の方法が採用し得る。例えば、図13に示す方法で平面が抽出されてもよい。
まず、平面抽出手段72が、高さデータ中の異常なデータを特定する(ステップS11)。この処理は、図7のステップS11と同様である。その後、平面抽出手段72は、サンプルコンセンサス法を用いて1つ以上の平面を抽出してもよい(ステップS14)。サンプルコンセンサス法については、例えば、非特許文献1(Martin A. Fischler and Robert C. Bolles (June 1981). "Random Sample Consensus: A Paradigm for Model Fitting with Applications to Image Analysis and Automated Cartography". Comm. of the ACM 24)に記載されている。
図7に示す平面抽出処理の代わりに図13に示す平面抽出処理を行っても、操作者に対して過度に負担を強いることなく、傾き補正処理の基準平面を適切に決定することができる。
[第2の実施形態]
図14は、本実施形態に係る高さデータ補正装置80の機能ブロック図である。なお、本実施形態に係る表面形状測定装置の構成は、第1の実施形態に係る共焦点顕微鏡装置100の構成と同様である。図14に示すコンピュータ40である高さデータ補正装置80は、平面選択手段73の代わりに平面選択手段83を備える点、表示制御手段75の代わりに表示制御手段85を備える点が、図5に示す高さデータ補正装置70と異なっている。その他の点は、高さデータ補正装置70と同様である。
平面選択手段83は、操作者からの入力に従って基準平面を選択するのではなく、高さデータに基づいて所定の基準に従って基準平面を自動的に選択する点が、平面選択手段73とは異なる。また、表示制御手段85は、基準平面の候補を表示装置50に表示しない点が、平面選択手段83とは異なる。なお、高さデータ補正装置80を構成する手段は、コンピュータ40の演算処理部43が所定のプログラムを実行することで実現される。
図15は、高さデータ補正装置80で行われる高さデータ補正処理のフローチャートである。図16は、高さデータ補正装置80で行われる平面選択処理のフローチャートである。
高さデータ補正装置80で図15に示す高さデータ補正処理が開始されると、平面抽出手段72が、高さデータ生成手段71で生成された高さデータに基づいて1つ以上の平面を抽出する平面抽出処理を行う(ステップS110)。この平面抽出処理は、図6のステップS10における平面抽出処理と同様である。例えば、高さヒストグラムやサンプルコンセンサス法を用いて平面が抽出される。
平面抽出処理により1つ以上の平面(候補面)が抽出されると、平面選択手段83は、高さデータ生成手段71で生成された高さデータに基づいて、候補面から基準平面を選択する平面選択処理を実行する(ステップS120)。
平面選択処理では、図16に示すように、平面選択手段83は、まず、平面抽出手段72で抽出された平面毎に、その平面の面積を算出する(ステップS121)。そして、平面抽出手段72で抽出された候補面の面積に基づいて、基準平面に選択する(ステップS122)。ここでは、例えば、面積が最も大きな平面を選択してもよい。
基準平面が選択されると、傾き補正手段74は、高さ軸方向と選択された基準平面の法線方向とが一致するように高さデータを補正する傾き補正処理を実行する(ステップS130)。この傾き補正処理は、図6のステップS40における傾き補正処理と同様である。
上述した高さデータ補正処理によっても、第1の実施形態の高さデータ補正処理と同様に、操作者に対して過度に負担を強いることなく、傾き補正処理の基準平面を適切に決定することができる。また、本実施形態では、基準平面を高さデータ補正装置80が自動的に決定するため、操作者の負担をさらに低減することが可能であり、また、結果のばらつきもより小さく抑えることができる。
図17は、高さデータ補正装置80で行われる別の平面選択処理のフローチャートである。図16では、高さデータから算出した平面の面積を用いて基準平面を選択する例を示したが、基準平面を選択する方法は面積を使用するものに限られず、任意の方法が採用し得る。例えば、図17に示す方法で基準平面が選択されてもよい。
まず、平面選択手段83が、平面抽出手段72で抽出された平面毎に、その平面の平均高さを算出する(ステップS123)。そして、平面抽出手段72で抽出された候補面の平均高さに基づいて、基準平面に選択する(ステップS124)。ここでは、予め選択された設定に従って、例えば、平均高さが最も高い平面が選択されてもよく、最も低い平面が選択されてもよい。なお、平均高さの代わりに、例えば、高さの中央値などの他の高さに基づいて平面を選択してもよい。
図16に示す平面選択処理の代わりに図17に示す平面選択処理を行っても、操作者に対して過度に負担を強いることなく、傾き補正処理の基準平面を適切に決定することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の高さデータ処理装置、表面形状測定装置、高さデータ補正方法、及びプログラムは、特許請求の範囲に記載した範囲内で、さまざまな変形、変更が可能である。例えば、図2では、表面形状測定装置の一例として共焦点顕微鏡装置を例示したが、表面形状測定装置は、例えば、縞投影法を用いた装置であってもよい。
1・・・レーザ、2・・・ビームスプリッタ、3・・・二次元偏向器、4・・・投影レンズ、5・・・Zスキャナ、6・・・変位計、7・・・対物レンズ、8・・・ステージ、9・・・結像レンズ、10・・・共焦点絞り、11・・・光検出器、12・・・増幅器、13・・・AD変換器、14・・・被検物、15・・・光軸、16・・・後側焦点位置、20・・・共焦点顕微鏡本体、30・・・制御装置、40・・・コンピュータ、41・・・画像入力部、42・・・記憶部、43・・・演算処理部、44・・・インターフェース部、50・・・表示装置、60・・・入力装置、70、80・・・高さデータ補正装置、71・・・高さデータ生成手段、72・・・平面抽出手段、73、83・・・平面選択手段、74・・・傾き補正手段、75、85・・・表示制御手段、100・・・共焦点顕微鏡装置

Claims (10)

  1. 測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出する平面抽出手段と、
    高さ軸方向と、前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面から選択された基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する傾き補正手段と、
    前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記基準平面に選択する平面選択手段と、を備える
    ことを特徴とする高さデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載の高さデータ処理装置において、さらに、
    前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面の高さに基づいて、前記基準平面に選択する平面選択手段を備える
    ことを特徴とする高さデータ処理装置。
  3. 請求項1に記載の高さデータ処理装置において、さらに、
    前記基準平面を指定する入力に従って、前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面から前記基準平面を選択する平面選択手段を備える
    ことを特徴とする高さデータ処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の高さデータ処理装置において、
    前記平面抽出手段は、前記高さデータから生成された高さヒストグラムに基づいて、前記1つ以上の平面を抽出する
    ことを特徴とする高さデータ処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の高さデータ処理装置において、
    前記平面抽出手段は、サンプルコンセンサス法を用いて、前記1つ以上の平面を抽出する
    ことを特徴とする高さデータ処理装置。
  6. 測定対象物の複数の画像を取得する画像取得装置と、
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の高さデータ処理装置と、を備え、
    前記高さデータ処理装置は、更に、前記画像取得装置で取得した前記測定対象物の前記複数の画像から前記測定対象物の高さデータを生成する高さデータ生成手段を、備え、
    前記傾き補正手段は、前記高さデータ生成手段で生成された前記高さデータを補正することを特徴とする表面形状測定装置。
  7. 請求項に記載の表面形状測定装置において、
    前記画像取得装置は、前記測定対象物の共焦点画像を取得する
    ことを特徴とする表面形状測定装置。
  8. 請求項又は請求項に記載の表面形状測定装置において、
    前記高さデータ処理装置は、更に、表示装置に前記基準平面の候補として前記平面抽出手段で抽出された前記1つ以上の平面を表示させる表示制御手段を備える
    ことを特徴とする表面形状測定装置。
  9. 測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出し、
    抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記1つ以上の平面から基準平面に選択し、
    高さ軸方向と前記1つ以上の平面から選択された前記基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する
    ことを特徴とする高さデータ補正方法。
  10. 測定対象物の表面形状を測定する表面形状測定装置のコンピュータを、
    前記測定対象物の高さデータに基づいて、前記測定対象物の表面を構成する1つ以上の平面を抽出する手段、
    抽出された前記1つ以上の平面の面積に基づいて、前記1つ以上の平面から基準平面に選択する手段、
    高さ軸方向と前記1つ以上の平面から選択された前記基準平面の法線方向とが一致するように、前記高さデータを補正する手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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