JP6629395B2 - 食品用乳化用組成物 - Google Patents
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Description
本発明の第二の課題は、人体に安全であって乳化作用に優れた新規食品用乳化用組成物を提供することである。
本発明の第三の課題は、例えば、包装体への油染み又は油移りが少ないシュー皮を提供することである。
本発明の第四の課題は、例えば、柔らかい、口当たりがよい、風味が改善された、及びきめの細かいから選択される1以上の特長を有する、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を提供することである。
本発明の第五の課題は、例えば、甘味の感じ方が増強された、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を提供することである。
本発明の第六の課題は、油脂成分及び水分を原料として含有する食品の、包装体ヘの油染みを軽減する方法を提供することである。
本発明の第七の課題は、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を柔らかくし、口当たりがよくし、又はきめ細かくする方法を提供することである。
〔1〕γ−オリザノールを含有することを特徴とする食品用乳化用組成物。
〔2〕γ−オリザノールを含有する食用油脂と水分とを混合することを特徴とする食品素材の乳化方法。
〔3〕食用油脂中のγ−オリザノールの割合が約0.15〜2.0質量%程度であることを特徴とする前記〔2〕に記載の方法。
〔4〕前記〔2〕又は〔3〕に記載の方法で得られた乳化されている食品素材。
〔5〕前記〔4〕に記載の食品素材を原料として調理されている食品。
〔6〕スポンジケーキ又はシフォンケーキである前記〔5〕に記載の食品。
〔7〕シュー皮である前記〔5〕に記載の食品。
〔8〕以下の工程(1)〜(3)を包含することを特徴とする、食品の、包装体への油染み又は油移り軽減方法。
(1)γ−オリザノールを含有する食用油脂と水分とを混合して混合物を得る工程
(2)得られた混合物を原料として使用して食品を製造する工程
(3)得られた食品と包装体を接触させる工程
〔9〕食用油脂中のγ−オリザノールの割合が約0.15〜3.0質量%程度であることを特徴とする前記〔8〕に記載の方法。
〔10〕以下の工程(A)及び(B)を包含することを特徴とする、菓子を柔らかくし、口当たりがよくし、又はきめ細かくする方法。
(A)γ−オリザノールを約0.15〜2.0質量%程度含有する食用油脂と水分とを混合して混合物を得る工程
(B)得られた混合物と他の原料とを混合して菓子を製造する工程
第二に、本発明によれば、人体に安全であって乳化作用に優れた食品用乳化用組成物を提供することができる。
第三に、本発明によれば、例えば、包装体への油染み又は油移りが少ないシュー皮を提供することができる。
第四に、本発明によれば、例えば、柔らかい、口当たりがよい、風味が改善された、及びきめの細かいから選択される1以上の特長を有する、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を提供することができる。
第五に、本発明によれば、例えば、甘味の感じ方が増強された、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を提供することができる。
第六に、本発明によれば、油脂成分及び水分を原料として含有する食品の、包装体ヘの油染みを軽減する方法を提供することができる。
第七に、本発明によれば、例えばスポンジケーキ、シフォンケーキ、カステラ等の菓子を柔らかくし、口当たりがよくし、又はきめ細かくする方法を提供することができる。
本開示は、第一に、γ−オリザノールを含有することを特徴とする食品用乳化用組成物(以下、本発明の乳化用組成物ともいう)を提供することができる。本発明の乳化用組成物は、γ−オリザノールのみからなっていてもよく、γ−オリザノールを含み、さらに他の成分を含む組成物であってもよい。
γ−オリザノールは、フェルラ酸と植物ステロールもしくはトリテルペンアルコールのエステルの混合物である。植物ステロールとしては、例えば、カンペステロール、β−シトステロール、スチグマステロール等が挙げられる。トリテルペンアルコールとしては、シクロアルテノール、24−メチレンシクロアルタノール、シクロブラノール、シクロサドール等が挙げられる。
γ−オリザノールを含み、さらに他の成分を含む組成物としては、γ−オリザノールを含有する食用油脂が好ましい。γ−オリザノールを含有する食用油脂としては、例えば、米油、コーン油等が挙げられ、また、これらのいずれか又は両方の油脂と、γ−オリザノールを含有しない油脂、例えば、パーム油、ナタネ油、大豆油、ゴマ油、綿実油、ココナッツ油、オリーブ油、ヤシ油、サフラワー油、ヒマワリ油、アーモンド油、カシュー油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、モンゴンゴ油、ペカン油、松の実油、クルミ油、ツバキ油、茶油、牛脂、ラード、鶏油、馬油および魚油からなる群より選択される1種または2種以上とを混合したものであってもよい。γ−オリザノールを含有する食用油脂として、中でもγ−オリザノールを含有する米油が好ましい。
γ−オリザノールを含有する米油として、例えば、こめ油(築野食品工業株式会社製、γ−オリザノール0.2質量%)、米胚芽油PRO−15(築野食品工業株式会社製、γ−オリザノール1.5質量%)、P&Bオイル(築野食品工業株式会社製、γ−オリザノール1.5質量%)等を使用することができる。
また、γ−オリザノールを含有する食用油脂は、食用油脂中のγ−オリザノールの割合が約0.15〜2.0質量%程度であることが好ましい。食用油脂中のγ−オリザノールの割合が上記範囲内にあることにより、本発明の第一の課題、第二の課題、第三の課題、第四の課題、第五の課題、第六の課題、及び第七の課題が有利に解決され得る。
G=(A×5000)/(X×359)
n−ヘキサン量を2〜5g/100mLの範囲内の任意の量を使用した場合に、約0.15〜3.0質量%である場合は課題が有利に解決され得る。
卵黄に含まれるレシチンが乳化作用を有することが知られているが、本開示において、驚くべきことに、米油に含まれるγ−オリザノールが乳化作用を有するため、米油又は米油を含む食用油脂に水分を混合し、撹拌することで乳化物を得られ得る。
混合方法又は撹拌方法は、公知の方法を採用してよい。
米油又は米油を含む食用油脂は、水分と混合する場合に、乳化機能を備えた油脂であるということもできる。
本開示において、水分は、蒸留水、精製水、水道水、イオン交換水又は浄水を包含し、さらに、水を含有する食品原料に含まれる水分を包含する。
乳化の形態は、水中油型(O/W型)であってもよく、油中水型(W/O型)であってもよく、W/O/W型又はO/W/O型等の複合型であってもよい。
乳化作用により、食品になめらかさを付与し、又は品質を安定化することができる。
本開示は、第二に、γ−オリザノールを含有する食用油脂(好ましくは米油)と水分とを混合することを特徴とする食品素材の乳化方法(以下、本発明の乳化方法ともいう)を提供することができる。
本開示は、第三に、本発明の乳化方法で得られた乳化されている食品素材(以下、本発明の食品素材ともいう)を提供することができる。
尚、本発明の乳化方法で得られたシュー生地とそうでない方法で得られたシュー生地とでは、それを原料とする食品シュー皮の、包装体(例えば、濾紙等)への油染み又は油移りの程度が異なる(例えば、図1及び2をご参照)。しかし、シュー生地の原料割合や、大きさ、包装体との接触時間等により、包装体への油染み又は油移りの程度は変わりうるため、上記シュー生地の状態または特徴を、例えば包装体への油染み又は油移りの程度を数値化する等して、文言により一概に特定することは不可能であり、実際的ではない。
本開示は、第四に、本発明の食品素材を原料として調理されている食品(以下、本発明の食品ともいう)を提供することができる。
また、本発明の食品は、流動食、離乳食、介護食、栄養バランス食、非常食等として使用され得る。また、本発明の食品は、機能性表示食品、栄養補助食品、特定保健用食品、サプリメント等として使用され得る。
本発明の食品は、γ−オリザノールを乳化用組成物として使用する以外は、公知の方法(例えば、混合、焼成等)により製造され得る。
(食品の包装体への、食品の油染み又は油移り)
食品の包装体への、食品の油染み又は油移りに関して、例えば、本発明の食品、及び、γ−オリザノールを含有しない原料で製造した食品のそれぞれを、同条件(同じ質の紙、同じ時間等)で、紙等の包装体に接触させ、接触後の包装体への油染み又は油移りの面積を画像解析ソフト(例えば、image J、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が開発したフリーソフト)で測定することにより、有意差又は有意傾向がある場合に、改善されたと判断することができる。
食品の包装体として、食品包装に有用なものであれば特に限定されないが、その素材が、紙、不織布、プラスチック、ガラス、金属であるもの等が挙げられる。紙として、例えば、濾紙、銀紙等が挙げられる。
食品の柔らかさ、口当たり、きめ細かさ、甘味の感じ方、及び風味に関して、例えば、本発明の食品と、γ−オリザノールを含有しない原料で製造した食品との食味試験を行い、有意差又は有意傾向がある場合に、改善されたと判断することができる。
柔らかさ、口当たり及びきめ細かさに関して、動的粘弾性測定装置(例えば、レオメーター、株式会社サン科学製)を用いて、その添付の説明書類に従って測定した応力が、10〜20Nであることが好ましく、15〜20Nであることがより好ましい。
本開示は、以下の工程を包含することを特徴とする、食品の、包装体への油染み又は油移り軽減方法を提供することができる。
(1)γ−オリザノールを含有する食用油脂と水分とを混合して混合物を得る工程
(2)得られた混合物を原料として使用して食品を製造する工程
(3)得られた食品と包装体を接触させる工程
油染み又は油移り軽減の程度の確認方法について、上記を参照してよい。
γ−オリザノールを含有する食用油脂、水分、γ−オリザノールを含有する食用油脂と水分との混合割合、及び混合方法等について、上記を参照してよい。
得られた混合物は、食品原料として使用され得る。食品の製造方法として、自体公知の方法を採用してよい。
接触方法は、通常食品を包装体で包装する方法に従ってよい。
本開示は、以下の工程(A)及び(B)を包含することを特徴とする、菓子を柔らかくし、口当たりがよくし、又はきめ細かくする方法を提供することができる。
(A)γ−オリザノールを約0.15〜2.0質量%程度含有する食用油脂と水分とを混合して混合物を得る工程
(B)得られた混合物と他の原料とを混合して菓子を製造する工程
そのため、菓子としては特に、シュー皮、シュークリーム、スポンジケーキ、シフォンケーキ等が好ましい。菓子の柔らかさ、口当たりのよさ、又はきめ細かさは、上記した方法によって確認され得る。
食用油脂、水分、γ−オリザノールを約0.15〜2.0質量%含有する食用油脂と水分との混合割合、及び混合方法等について、上記を参照してよい。
得られた混合物は、菓原料、菓素材等として使用され得る。他の原料として、目的の菓子の他の原料として公知のものを使用してよい。菓子・パンの製造方法として、自体公知の方法を採用してよい。
γ−オリザノールを5質量%含有する米油500gに、蒸留水を1ml/1秒で添加し、マグネティックスターラーを用いて撹拌(撹拌条件:4回転/秒)したところ、細かな数多くの気泡が発生し、油脂中に白濁、及び乳化が確認された。一方、γ−オリザノールを5質量%含有する米油をγ−オリザノールを含有しないパーム油に置換えて、同じ実験をしたところ、エマルションは生じず、水は油脂中に分散されず、泡立ちが起こらなかった。この実験から、γ−オリザノールの乳化作用が確認された。
〔シュー皮の製造〕
水160質量部と各油脂85質量部を鍋に入れ、その後撹拌しながら火にかけて沸騰させた。強力粉(商品名カメリア(登録商標);株式会社日清製粉グループ本社製)60質量部および薄力粉(商品名フラワー(登録商標);株式会社日清製粉グループ本社製)60質量部を一気に加え、しっかりと練り合わせた。全卵(卵黄と卵白の総量)240質量部を4〜5回に分けて加え合わせ、生地を仕上げた。絞り袋に当該生地を入れて、オーブンの天板に直径4cmの大きさに間隔をあけて生地を絞り出した。200℃に設定したオーブンで30分間焼成して、シュー皮を製造した。
サンプル1:キャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)
サンプル2:γ-オリザノールを0.15質量%含有する米油(商品名こめ油;築野食品工業株式会社製)
サンプル3:γ-オリザノールを1.5質量%含有する米油(サンプル2にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル4:γ-オリザノールを2.0質量%含有する米油(サンプル2にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル5:γ-オリザノールを3.0質量%含有する米油(サンプル2にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
焼成後、濾紙(JIS P3801−1995)の上にシュー皮(縦4cm、横4cm、高さ3cm)を置き、2時間静置した。静置したシュー皮を濾紙から取り除き、油染みの程度を確認した。画像解析ソフトimage Jを用いて、その添付文書に記載の方法に従って、油染みの面積を測定した。
〔スポンジケーキの製造〕
全卵230g及びグラニュー糖80gをボウルに入れ、湯煎で温めながら、泡立て器で砂糖が溶けるまで、混ぜ合わせた。ミキサーを用いて比重0.3となるまで撹拌した。ミキサーで、低速にてさらに30秒撹拌した後に、油脂20gを入れて、ミキサーでさっくりと混ぜ合わせた。篩にかけた薄力粉95gをさらに入れて、ミキサーで、混ぜ合わせた。170℃に予熱しておいたオーブンにて20分間焼成した後、荒熱をとり、得られたケーキを6cm四方に切り出した。
サンプル6:キャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)
サンプル7:γ-オリザノールを0.15質量%含有する米油(商品名こめ油;築野食品工業株式会社製)
サンプル8:γ-オリザノールを1.5質量%含有する米油(サンプル7にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル9:γ-オリザノールを2.0質量%含有する米油(サンプル7にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル10:γ-オリザノールを3.0質量%含有する米油(サンプル7にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
(1)官能試験
官能試験はランダムに選んだ男女20人で行った。
官能試験の評点を0〜7点とし、試験者に各サンプルにおける6項目を評価させた。下記に詳細を記載する。有意差検定は、T検定を用いて行った。
レオメーターを用いて、サンプル6〜8のそしゃく性を測定した。有意差検定は、T検定を用いて行った。
結果を図9に示した。図9から明らかなように、油脂としてγ−オリザノールを0.15〜1.5質量%含有する米油を使用したスポンジケーキの柔らかさ、及び口当たりは有意に改善された。このことから、γ−オリザノールが乳化作用により、スポンジケーキの柔らかさ、及び口当たりを改善したことが確認された。
実施例1における「γ−オリザノールを5質量%含有する米油500g」を「γ−オリザノールを5質量%含有するパーム油500g」に置換えて、実施例1と同様の試験を行った結果、実施例1の試験結果と同様に、細かな数多くの気泡が発生し、油脂中に白濁、及び乳化が確認される。したがって、実施例1でのγ−オリザノールを含有しないパーム油の実験結果と比較することにより、γ−オリザノールの有無による乳化への影響が確認される。
実施例2のサンプル2〜5における米油を、キャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)に置換えた以外は、実施例2と同様に試験を行った結果、実施例2の試験結果と同様に、油脂としてγ−オリザノールを含有するキャノーラ油を使用したシュー皮の油染みの程度は有意に抑制され、γ−オリザノールが乳化作用により、シュー皮に含まれる油脂の漏出を抑制することが確認される。
実施例3のサンプル6〜10における米油をキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)に置換えた以外は、実施例3と同様に試験を行った結果、実施例3の試験結果と同様に、油脂としてγ−オリザノールを含有するキャノーラ油を使用したスポンジケーキの柔らかさ、口当たり、きめ細かさ、甘味の感じ方及び風味は有意に改善される。このことから、γ−オリザノールが乳化作用により、スポンジケーキの柔らかさ、口当たり、きめ細かさ、甘味の感じ方、及び風味を改善したことが確認される。
実施例3のサンプル6〜10における米油をキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)に置換えて、実施例3のサンプル6〜10でなく下記サンプル11〜15を使用した以外は、実施例3と同様に、スポンジケーキの製造、スポンジケーキを用いた試験を行った。
サンプル11:キャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)
サンプル12:γ-オリザノールを0.15質量%含有するキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)(サンプル11にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル13:γ-オリザノールを1.5質量%含有するキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)(サンプル11にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル14:γ-オリザノールを2.0質量%含有するキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)(サンプル11にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
サンプル15:γ-オリザノールを3.0質量%含有するキャノーラ油(商品名日清キャノーラ油;日清オイリオグループ株式会社製)(サンプル11にγ−オリザノール(商品名γ−オリザノール;築野食品工業株式会社製)を添加して製造)
Claims (2)
- 乳化有効成分としてγ−オリザノールを1.5〜2.0質量%含む米油を含有することを特徴とする食品用乳化用組成物。
- 乳化有効成分としてγ−オリザノールを1.5〜5.0質量%含む米油を含有することを特徴とする食品用乳化用組成物。
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