JP6627542B2 - 搬送台車 - Google Patents
搬送台車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6627542B2 JP6627542B2 JP2016018071A JP2016018071A JP6627542B2 JP 6627542 B2 JP6627542 B2 JP 6627542B2 JP 2016018071 A JP2016018071 A JP 2016018071A JP 2016018071 A JP2016018071 A JP 2016018071A JP 6627542 B2 JP6627542 B2 JP 6627542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- stopper
- article
- state
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
図1に示すように、本発明の一実施形態である搬送台車20を用いた搬送システム1は、搬送台車20とフロアFに定置された定盤載置台50との間で物品を搬送するシステムとして構成される。物品としては、例えば、溶接用位置合わせゲージ(図示せず)を上面に配設した定盤Sが挙げられる。搬送台車20は、図示しない他の載置台から受け取った定盤Sを定盤載置台50まで運搬して受け渡す。定盤載置台50は、作業台としての機能を有する台で受け取った定盤Sをその台上に固定してその上でワークの溶接作業を行うことを可能とする。各図中、搬送台車20を定盤載置台50に対して近付けていく方向を前方とした場合の前、後、上、下、左、右、の各方向を示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。定盤Sが、特許請求の範囲の「物品」に相当する。定盤載置台50が特許請求の範囲の「ステーション」に相当する。
図1及び図5に示すように、搬送台車20は、金属製の角パイプが略直方体枠状に組まれて構成された搬送台車フレーム21と、搬送台車フレーム21の下部四隅に取付けられたキャスタ25と、搬送台車フレーム21の後上方部に取付けられた把持部26と、を備えている。さらに、搬送台車20は、搬送台車フレーム21の上部に配設された搬送路22と、搬送路22の前端部左側近傍に配設された搬送台車側ストッパ30と、を備えている。搬送路22は、搬送台車フレーム21の前後方向に延びる上辺部21uと、この上辺部21uの上端面に対して複数個均一な間隔で前後方向に並ぶように取付けられたボールキャスタ23と、から構成されている。搬送路22の後端部及び左右両端部には、規制板221が設けられており、搬送路22上に載置された定盤Sが後方及び左右方向に移動しないように位置規制している。なお、図1では、後方の規制板221rのみを図示し、左右方向の規制板221sは省略している。搬送路22が、特許請求の範囲の「搬送路」に相当する。後方の規制板221rが、特許請求の範囲の「固定ストッパ」に相当する。搬送台車側ストッパ30が、特許請求の範囲の「可動ストッパ」に相当する。
図1及び図6に示すように、搬送台車側ストッパ30は、搬送台車フレーム21の上下方向に延びる左側の前辺部21fの上端部右側面と前後方向に延びる左側の上辺部21uの前端部右側面とに跨って締結固定された基板31と、基板31の上側部位に配設されたストッパ板321と、ストッパ板321の動作を制御する制御機構30Sと、から構成されている。制御機構30Sは、ストッパ板321の右側に配設された保持板331及び押動板341と、基板31の下側部位から搬送台車フレーム21の下辺部21dにわたって配設された解除機構35と、基板31の下側部位に配設され解除機構35の動作により動く牽引機構36と、から構成されている。
図6及び図7に示すように、基板31は、右方から見て上下方向に長尺な略矩形状の板から後方上端部及び前方下端部を切り欠いたような形状に形成されており、左右方向に対して垂直な状態で搬送台車フレーム21に固定されている。基板31は、右方に突出するように固定された複数のブラケットを備えている。この複数のブラケットは、板材を断面L字状に折り曲げた形状となっており、L字の一辺部分が基板31に固定され、L字の他辺部分が基板31に起立された状態となっている。ブラケットは、主として、基板31の上下方向中間部より若干上方の前端部近傍に固定された第1ブラケット311と、基板31の上端部より若干下方の後端部近傍に固定された第2ブラケット312と、第2ブラケット312よりわずかに下方の前端部に固定された第3ブラケット313と、第2ブラケット312よりわずかに前下側に固定された第4ブラケット314と、基板31の上下方向中間部の前端部近傍に固定された固定側被当接部31Bと、が配設されている。なお、図7では、図を見易くするために、第2ブラケット312、第3ブラケット313及び第4ブラケット314を省略している。固定側被当接部31Bが、特許請求の範囲の「保持部材」に相当する。
図6及び図7に示すように、ストッパ板321は、後端部が弧となる略扇形に形成された板であり、基板31より右側に配設されている。ストッパ板321は、その前後方向中央部より若干前方の上側部位が、第1回転軸321Aを介して、基板31の上端部よりわずかに下方に枢支されている。ストッパ板321の前端部近傍には、右方に突出したローラ321Bが取付けられている。また、ストッパ板321の第1回転軸321Aとローラ321Bとの間の部位の右側面には、ばね321Eの一端部が連結されている。ばね321Eはその他端部が第1ブラケット311に取付けられており、これにより、ストッパ板321が図6において第1回転軸321Aを中心に時計回り方向に付勢された状態となっている。ストッパ板321の後上端部には、上方に張り出した物品当接部321Cが形成されている。搬送台車20の前端部側が定盤載置台50に当接していないとき、ストッパ板321はばね321Eの付勢力により、物品当接部321Cが搬送路22のボールキャスタ23の上端部をつないだ面より上方へ定盤Sの厚み寸法と同程度の高さ突出した突出状態を採る。なお、ストッパ板321の前後方向中央部の下端部には、切り欠き321Gが形成されている。ローラ321Bが、特許請求の範囲の「保持ピン」に相当する。
図6〜図8に示すように、保持板331は、上下方向に長尺な略矩形に形成された板であり、ストッパ板321より右側に配置されている。保持板331は、その中央部よりわずかに前側の部位が第2回転軸331Aを介して基板31に枢支されている。保持板331の第2回転軸331Aは、ストッパ板321の第1回転軸321Aの略真下に位置している。なお、第2回転軸331Aは、ストッパ板321が図6において反時計回り方向に回転した時にストッパ板321の切り欠き321Gに入り込むことでストッパ板321と干渉しない構成となっている。保持板331の下端部近傍の第2回転軸331Aの略真下の位置には、右方に突出したピン331Dが取付けられている。また、保持板331の第2回転軸331Aとピン331Dとの間の部位の右側面には、ばね331Eの一端部が連結されている。ばね331Eはその他端部が第2ブラケット312に取付けられており、これにより、保持板331は図6において第2回転軸331Aを中心に時計回り方向に付勢された状態となっている。なお、保持板331の前端の第2回転軸331Aより上側の部位である前端上側部331Bは、ストッパ板321が突出状態にあるときにローラ321Bに前方から当接される部位となっている。そして、保持板331に連結されたばね331Eのばね定数は、ストッパ板321に連結されたばね321Eのばね定数より弱いものとなっている。このため、保持板331は、ローラ321Bによって図6における反時計回り方向に回転するように押圧されることになる。これにより、保持板331は、その前端部下側が第3ブラケット313に固定されたピンP4に押し付けられて回転規制され、長手方向が上下方向と一致する非保持姿勢を採る。前端上側部331Bが、特許請求の範囲の「第1面部」に相当する。
図6及び図7に示すように、押動板341は、略矩形の板の後端部上側に上方へ突出する突部341Bを形成した形状であり、保持板331より右側に配置されている。押動板341は、その中央部より若干前側の部位が第3回転軸341Aを介して保持板331の前後方向中央部よりわずかに後下側に枢支されている。また、押動板341の前後方向中央部よりわずかに前側の下端部近傍の右側面には、ばね341Eの一端部が連結されている。ばね341Eは、その他端部が保持板331に連結されており、これにより、押動板341は保持板331に対して図6において第3回転軸341Aを中心に反時計回り方向に付勢された状態となっている。このため、押動板341の前端部下側は保持板331のピン331Dに当接した状態に維持される。図6及び図8に示すように、押動板341は、保持板331が非保持姿勢を採っている時には、突部341Bの上端部が搬送路22のボールキャスタ23の上端部をつないだ面より下側に位置した非突出状態を採り、保持板331が保持姿勢を採っている時には、突部341Bの上端部が搬送路22のボールキャスタ23の上端部をつないだ面より上方へ定盤Sの厚み寸法よりわずかに低い高さで突出した突出状態を採る。
図1、図6及び図12に示すように、解除機構35は、主として、搬送台車フレーム21の左右方向に延びる下辺部21dの下側を通って前後方向に延びる丸棒部材351と、丸棒部材351の後端部に一端が枢支された上面視略L字状のクランク部材352と、クランク部材352の他端に下端部が連結されたワイヤ353と、基板31に枢支されワイヤ353に引っ張られて動く伝達機構354と、から構成されている。
図6及び図7に示すように、牽引機構36は、上下方向に長尺な細長い略矩形状の板であり上端部がストッパ板321の右側面に枢支された垂下板363と、上下方向に延びる丸棒状の部材であり第2伝達板354Bの右側面に下端部が枢支された上下動部材365と、上下動部材365の上端部に枢支されたプレート366と、から構成されている。垂下板363は、支軸363Aを介して、ストッパ板321の後部上側の右側面に枢支されている。垂下板363は、その上下方向中央部近傍に、上下方向に長尺な長孔363Bを備え、下端部近傍に、右方に突出する水平な面状の突起である可動側被当接部363Cを備えている。垂下板363の長孔363Bには、基板31に固定されたピンP1が通されており、垂下板363の上下移動が直線的にガイドされるようになっている。上下動部材365は、基板31に固定された固定側被当接部31Bと、垂下板363の可動側被当接部363Cと、の間を通されてさらに上方へ延びている。上下動部材365の上端部右側には、プレート366の上側頂点部366uが第4回転軸366Aを介して枢支されている。プレート366は、右方から見て正面視略三角形の板材であり、基板31に対して平行に配設されている。プレート366は、自重作用により前側頂点部366fと後側頂点部366rとが水平に並んだ押し下げ姿勢を採っている。プレート366は、前側頂点部366fの左側に突出するように固定された固定側当接ピン366Bと、後側頂点部366rの左側に突出するように固定された可動側当接ピン366Cと、を備えている。なお、固定側当接ピン366Bは、固定側被当接部31Bに取付けられた上下方向に延びるピンP2に後側から当接された状態にある。このため、プレート366は、第4回転軸366Aを中心に固定側当接ピン366Bが前方移動するように回転することはできるが、固定側当接ピン366BがピンP2の位置を超えて後方移動するように回転することはできない構成となっている。なお、プレート366は、押し下げ姿勢を採っている時には、固定側当接ピン366Bが基板31の固定側被当接部31Bの真上に位置し、可動側当接ピン366Cが垂下板363の可動側被当接部363Cの真上に位置するように構成されている。垂下板363が、特許請求の範囲の「第1牽引部材」に相当する。可動側被当接部363Cが、特許請求の範囲の「係合部」に相当する。上下動部材365及びプレート366が、特許請求の範囲の「第2牽引部材」に相当する。
図1及び図5に示すように、定盤載置台50は、金属製の角パイプが略直方体枠状に組まれて構成された載置台フレーム51と、載置台フレーム51の上部に配設された搬送路52と、載置台フレーム51の下部四隅に取付けられた脚部55と、搬送路52の後端部左側近傍に配設された載置台側ストッパ60と、を備えている。搬送路52は、載置台フレーム51の前後方向に延びる上辺部51uと、上辺部51uの上端面に対して均一な間隔で複数個前後方向に並ぶように取付けられたボールキャスタ53と、から構成されている。搬送路52の前端部及び左右両端部には、規制板521が設けられており、搬送路52上に載置された定盤Sが前方及び左右方向に移動しないように位置規制している。なお、図1では、前方の規制板521のみを図示し、左右方向の規制板521は省略している。
図1に示すように、載置台側ストッパ60は、載置台フレーム51の前後方向に延びる左側の上辺部51uの後端部右側面に対して前上方に延びるように取付けられた略矩形状の支持部材623と、支持部材623の前端部に取付けられたストッパローラ621と、支持部材623から載置台フレーム51の左右方向に延びる下辺部51dにわたって配設された解除機構65と、から構成されている。支持部材623は、ストッパローラ621が搬送路52のボールキャスタ53の上端部をつないだ面より上方へ突出した姿勢と、当該面より下方に退避した姿勢と、の間で傾動可能な構成となっており、図1における反時計周り方向に付勢されている。図1及び図13に示すように、解除機構65は、主として、載置台フレーム51の左右方向に延びる下辺部51dの上面に取付けられた水平なブラケット51daと、ブラケット51daの上側に支軸652Aを介して枢支された長辺が右後方に延び短辺が左後方に延びる略L字状のクランク部材652と、クランク部材652の長辺の先端に取付けられた当接部材651と、クランク部材652の短辺の先端に下端部が連結されたワイヤ653と、から構成されている。当接部材651は、搬送台車20の前端部側が定盤載置台50に当接したときに搬送台車フレーム21の下辺部21dに当接して、図13の二点鎖線で示すように相対的に前方に押し動かされるようになっている。クランク部材652は、当接部材651が前方に押し動かされることによりワイヤ653を引っ張るように回転する構成となっている。図13に示すように、ワイヤ653は、いわゆるコントロールケーブルであり、詳細には、アウタチューブ653Aと、アウタチューブ653Aに内装されるインナワイヤ653Bと、から構成されており、アウタチューブ653Aの下端部は図示しないブラケットを介して載置台フレーム51の下辺部51dに固定され、インナワイヤ653Bの下端部がクランク部材652の当接部材651が無い側の端部に連結される構成となっている。図1に示すように、ワイヤ653のインナワイヤ653Bの上端部は支持部材623に連結されており、搬送台車20の前端部が定盤載置台50に当接してインナワイヤ653Bが引っ張られると、ストッパローラ621が搬送路52上から退避するように動かされることになる。なお、クランク部材652は、図示しない付勢手段により当接部材651が前方に押し動かされる前の状態(図13の実線参照)に戻るように付勢されている。
まず、図1及び図6に示すように、定盤Sを搬送台車20の搬送路22上へ載置する。このとき、搬送台車側ストッパ30のストッパ板321は、その物品当接部321Cが搬送路22のボールキャスタ23の上端部をつないだ面より上方へ突出する突出状態を採る。ストッパ板321は、ローラ321B及び保持板331を介してピンP4により回転規制されることで、ストッパ板321の物品当接部321Cが前方に押圧されても突出状態のまま当該押圧力を支持可能となっている。このため、定盤Sが搬送路22上で前方移動しようとしても、定盤Sの前端部がストッパ板321の物品当接部321Cの後側と当接して定盤Sの前方移動が阻止される。なお、ストッパ板321が突出状態にあるとき、ストッパ板321の後端部下側は第2ブラケット312に固定されたピンP3の前端部からわずかに離隔している。このため、ピンP3は、ストッパ板321の図6における時計回り方向及び反時計回り方向の回転に干渉しない構成となっている。しかし、例えば、定盤Sを勢いよく前方移動させる等してストッパ板321の物品当接部321Cに過大な荷重が印加されて保持板331の前端上側部331Bがローラ321Bからの押圧力により変形した場合等には、ストッパ板321の後端部下側にピンP3の前端部が当接しピンP3により当該荷重を受け止めることができる。
21 搬送台車フレーム(フレーム部)
22 搬送路
221r 後方の規制板(固定ストッパ)
30 搬送台車側ストッパ(可動ストッパ)
30S 制御機構
31B 固定側被当接部(保持部材)
321 ストッパ板
321A 第1回転軸
321B ローラ(保持ピン)
321C 物品当接部
331 保持板
331A 第2回転軸
331B 前端上側部(第1面部)
331C 上端前側部(第2面部)
341 押動板
341A 第3回転軸
36 牽引機構
363 垂下板(第1牽引部材)
363C 可動側被当接部(係合部)
365 上下動部材(第2牽引部材)
366 プレート(第2牽引部材)
366A 第4回転軸
366B 固定側当接ピン(ピンの他方)
366C 可動側当接ピン(ピンの一方)
50 定盤載置台(ステーション)
S 定盤(物品)
Claims (3)
- 物品を搬送する搬送台車であって、
前記物品を載置して直線方向に移動させることが可能な搬送路と、
該搬送路の直線方向の一端部側に配設され前記物品の移動を阻止する固定ストッパと、
前記搬送路の他端部側に配設され前記物品の移動を阻止する作動状態と前記物品の移動を許容する非作動状態とを選択的に採ることが可能な可動ストッパと、
を備え、
該可動ストッパは、
前記搬送台車の前記他端部側が前記物品を受け渡すステーション又は他の搬送台車に当接していないとき前記作動状態となり、
前記搬送台車の前記他端部側が前記ステーション又は他の搬送台車に当接した際に、前記可動ストッパが前記ステーション又は他の搬送台車により押される動作によって、前記非作動状態となって前記物品を前記搬送台車と前記ステーション又は他の搬送台車との間で移動可能にするとともに、前記物品を前記搬送台車から前記ステーション又は他の搬送台車に移動させたときは前記非作動状態のままで、前記物品を前記ステーション又は他の搬送台車から前記搬送台車に移動させたときは、前記可動ストッパが前記物品に押されることで、前記作動状態に復帰するように構成されている搬送台車。 - 請求項1において、
前記可動ストッパは、前記作動状態のとき前記物品に当接するストッパ板と、該ストッパ板の動きを制御する制御機構と、を備え、
前記ストッパ板は、前記搬送台車のフレーム部に対して前記直線方向に垂直で前記搬送路の上面と平行な方向に立設された第1回転軸に軸支された板状部材で、前記第1回転軸の前記一端部側に形成された物品当接部と、前記第1回転軸に対して前記物品当接部の反対側の前記ストッパ板に垂直に立設された保持ピンと、を有し、前記物品当接部が前記搬送路の上面から上方に突出した突出状態と該上面から下方に退避した退避状態との間で回転可能であり前記突出状態を維持するように回転付勢されて回転が止められており、
前記制御機構は、前記ストッパ板を前記退避状態に保持する保持板と、該保持板に軸支され前記ストッパ板の回転付勢方向とは逆の方向には前記保持板と一体に回転し前記ストッパ板の回転付勢方向には該保持板とは別に回転する押動板と、前記ストッパ板を前記突出状態に回転させる牽引機構と、を有し、
前記保持板は、前記フレーム部に対して前記突出状態の前記保持ピン位置より前記物品当接部側かつ下方において前記第1回転軸と平行に立設された第2回転軸に軸支された板状部材で、前記ストッパ板に対して前記保持ピンの立設側に配設されるとともに、前記フレーム部に対して前記ストッパ板の回転付勢と同じ方向に回転付勢されており、前記突出状態のとき前記保持ピンに当接することで前記保持板の回転が止められる第1面部と、前記ストッパ板が前記退避状態に至る間に前記保持ピンに対する前記第1面部の当接が外れて前記保持板が回転するとともに前記退避状態のとき前記保持板の回転が止められた状態で前記保持ピンに当接することで前記ストッパ板の回転を止める第2面部と、を有し、
前記押動板は、前記突出状態の前記保持板に対して前記第2回転軸より前記物品当接部側において前記第2回転軸と平行に立設された第3回転軸に軸支された板状部材で、前記保持板に対し前記ストッパ板の反対側に配設され、前記保持板に対して前記ストッパ板の回転付勢方向とは逆の方向に回転付勢されて前記突出状態のとき回転が止められており、
前記第3回転軸に対して前記第2回転軸位置とは反対側かつ上方において上方に突出した突部を有し、該突部は前記突出状態のとき前記搬送路の上面から下方に退避しており、前記退避状態のとき前記保持板とともに回転して前記搬送路の上面から上方に突出するように構成されており、
前記牽引機構は、前記ストッパ板の前記第1回転軸に対して前記物品当接部側に連結される第1牽引部材と、前記搬送台車が前記ステーション又は他の搬送台車に近接する動きが機構的に伝達されて前記搬送台車が前記ステーション又は他の搬送台車に近接するときに前記第1牽引部材に係合して該第1牽引部材を下方に牽引して前記搬送台車が前記ステーション又は他の搬送台車に当接したときに前記ストッパ板を前記退避状態にしたのち前記第1牽引部材との係合を解除する第2牽引部材と、を有する搬送台車。 - 請求項2において、
前記第1牽引部材は、上下方向に延びる部材で、上部が前記ストッパ板に軸支され下部に前記ストッパ板に対して垂直方向に延びる係合部が設けられて上下方向に移動可能に前記フレーム部に対して配設されており、
前記第2牽引部材は、前記フレーム部に対して上下方向に移動可能かつ上方に付勢されて配設され前記搬送台車が前記ステーション又は他の搬送台車に近接するとき引き下げられる上下動部材と、該上下動部材の上部に前記係合部と同じ方向に延びて配設された第4回転軸に揺動可能に取付けられたプレートと、該プレートの前記第4回転軸より下側に前記第4回転軸を挟んで前記プレートに垂直に設けられた一対のピンと、を有し、
前記フレーム部には、前記ピンの一方が前記係合部に上方から当接した状態で前記上下動部材が引き下げられるとき前記ストッパ板が前記退避状態となるまで前記プレートの前記上下動部材に対する回転を止め、前記ストッパ板が前記退避状態となった後は前記ピンの一方が前記係合部との当接から外れる方向に前記プレートを回転させるように前記ピンの他方を保持する保持部材が設けられている搬送台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018071A JP6627542B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | 搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018071A JP6627542B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | 搬送台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017136913A JP2017136913A (ja) | 2017-08-10 |
JP6627542B2 true JP6627542B2 (ja) | 2020-01-08 |
Family
ID=59566619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016018071A Expired - Fee Related JP6627542B2 (ja) | 2016-02-02 | 2016-02-02 | 搬送台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6627542B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200496467Y1 (ko) * | 2021-04-22 | 2023-02-06 | 이강원 | 로울러 트랙이 설치된 운반대차의 하물 이탈 방지 스토퍼 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5974772B2 (ja) * | 2012-09-24 | 2016-08-23 | いすゞ自動車株式会社 | 搬送台車 |
-
2016
- 2016-02-02 JP JP2016018071A patent/JP6627542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017136913A (ja) | 2017-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6627542B2 (ja) | 搬送台車 | |
JPWO2018042500A1 (ja) | 台車 | |
JP4831028B2 (ja) | 部品実装用装置の台車位置決め機構及び部品実装用装置用の台車 | |
JP2019167027A (ja) | 連結装置 | |
TWI605888B (zh) | 沖壓機自動換模系統 | |
JP2009517303A (ja) | ペーパークッション製造装置及び搬送車 | |
JP2019209828A (ja) | 搬送台車の連結装置及び搬送台車 | |
JP2006219206A (ja) | ロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置 | |
JP2020069911A (ja) | バッテリーキャリア | |
JP2008213504A (ja) | 搬送車用ブレーキ装置及びブレーキ装置付き搬送車 | |
JP3202445U (ja) | 搬送治具 | |
JP5434888B2 (ja) | 部品供給装置および部品実装装置 | |
JP2007308052A (ja) | 物品搬送装置における停止装置 | |
JP6192159B2 (ja) | パレット給排システム | |
JP5839285B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP6504007B2 (ja) | 箱交換装置 | |
TWM531896U (zh) | 沖壓機自動換模系統 | |
JP2531604Y2 (ja) | 自動切離しテレスコカバー | |
WO2014119504A1 (ja) | 板状部材運搬装置 | |
JP4831029B2 (ja) | 部品実装用装置の台車位置決め機構 | |
JP2021079874A (ja) | カゴ車搬送補助装置 | |
JP6673031B2 (ja) | 搬送車 | |
JP2007216941A (ja) | 搬送装置 | |
TWI798049B (zh) | 料盤移載裝置以及具料盤移載裝置之作業設備 | |
JP5311312B2 (ja) | 運搬用かご台車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20160216 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191118 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6627542 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |