JP6625889B2 - 内燃機関制御装置 - Google Patents

内燃機関制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6625889B2
JP6625889B2 JP2016017093A JP2016017093A JP6625889B2 JP 6625889 B2 JP6625889 B2 JP 6625889B2 JP 2016017093 A JP2016017093 A JP 2016017093A JP 2016017093 A JP2016017093 A JP 2016017093A JP 6625889 B2 JP6625889 B2 JP 6625889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
internal combustion
combustion engine
engine
correlation characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016017093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017137767A (ja
Inventor
佐々木 亮
亮 佐々木
隆広 加島
隆広 加島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Keihin Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Keihin Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016017093A priority Critical patent/JP6625889B2/ja
Priority to CN201680079617.4A priority patent/CN108884773B/zh
Priority to PCT/JP2016/088612 priority patent/WO2017134961A1/ja
Publication of JP2017137767A publication Critical patent/JP2017137767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6625889B2 publication Critical patent/JP6625889B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle

Description

本発明は、内燃機関制御装置に関し、特に、発電機等の汎用機や自動二輪車等の車両に適用される内燃機関制御装置に関する。
近年、発電機等の汎用機や小型自動二輪車等の車両においては、キャブレタシステムでは今後より厳しくなる排気ガス規制に対応することが困難になるため、排気ガスの低減を目的として燃料噴射システムの採用が推進されている。しかしながら、発電機等の汎用機や小型自動二輪車等の車両の販売価格は大型自動二輪車や四輪自動車等の車両の販売と比較して安価であるために、このような販売価格を考えた場合、キャブレタシステムと比較して高コストな燃料噴射システムをそのまま発電機等の汎用機や小型自動二輪車等の車両に採用することは困難である。このため、発電機等の汎用機や小型自動二輪車等の車両においては、燃料噴射システムに関する部品、特にセンサ類については、コストの低減が求められている。
ここで、例えば燃料噴射システムにおける温度センサは、内燃機関の暖機状態の検出のために用いられることが一般的である。具体的には、燃料噴射システムは、温度センサの出力に基づいて内燃機関の温度を算出し、このように算出した内燃機関の温度に基づいて内燃機関の暖機状態を検出して、点火時期及び燃料噴射の制御を行っている。このため、燃料噴射システムを採用する場合には、内燃機関に温度センサを装着する必要がある。更に、内燃機関に温度センサを設置する際には、配線用のワイヤやカプラを設置する必要がある上に、温度センサを設置する内燃機関の部位を加工する必要がある。この結果、販売価格における燃料噴射システムのコストの割合はキャブレタシステムのものと比較して高くなる。このため、特に発電機等の汎用機や小型自動二輪車等の車両において燃料噴射システムを制御する内燃機関制御装置においては、コストダウンを目的として燃料噴射システムから温度センサを省略することが求められている。
かかる状況下で、特許文献1は、内燃機関10の制御装置70に関し、内燃機関10又はその近傍に設けられた燃料噴射弁29及びクランク角センサ60と信号の入出力が可能であり、燃料噴射弁29のコイル(インジェクタコイル)の抵抗値又はクランク角センサ60の検出コイル(クランク角センサコイル)61の抵抗値を検出して、このように検出した抵抗値に基づいて、内燃機関の温度を算出する構成を開示する。
特開2014−206144号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1の構成のようにインジェクタコイルの抵抗値やクランク角センサコイルの抵抗値から内燃機関の温度を算出する場合に、外気温度等の内燃機関の雰囲気温度の影響によって内燃機関の温度を精度よく算出できない可能性が考えられる。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を算出可能な内燃機関制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、内燃機関搭載体に搭載された内燃機関の機能部品のコイル抵抗値から算出した温度に基づいて前記内燃機関の運転状態を制御する制御部を備えた内燃機関制御装置において、前記機能部品の前記温度に基づいて、前記内燃機関の運転状態を制御し、前記制御部は、所定の基準雰囲気温度において、前記機能部品の前記温度と、前記内燃機関の温度と、の関係を示す第1の基準相関特性、又は前記所定の基準雰囲気温度において、前記機能部品の前記温度及び前記内燃機関の雰囲気温度の差と、前記内燃機関の前記温度及び前記雰囲気温度の差と、の関係を示す第2の基準相関特性を用いて、前記第1の基準相関特性又は前記第2の基準相関特性を参照しながら、前記所定の基準雰囲気温度及び前記雰囲気温度の差に応じて、前記内燃機関の温度を算出することを第1の局面とする。
本発明は、第の局面に加えて、前記制御部は、前記基準雰囲気温度から前記雰囲気温度を減算した差分温度を、前記制御部が取得した前記機能部品の前記温度に加算して加算
温度を算出し、前記加算温度に基づき前記第1の基準相関特性を参照して内燃機関基準温度を算出し、前記内燃機関基準温度から前記差分温度を減算して前記内燃機関の前記温度を算出することを第の局面とする。
本発明は、第の局面に加えて、前記制御部は、前記機能部品の前記温度から前記雰囲気温度を減算した機能部品差分温度に基づき前記第2の基準相関特性を参照して内燃機関差分温度を算出し、前記雰囲気温度に前記内燃機関差分温度を加算して前記内燃機関の前記温度を算出することを第の局面とする。
本発明は、第1から第の局面のいずれかに加えて、前記内燃機関の機能部品はインジェクタであり、前記機能部品の前記コイルは前記インジェクタのソレノイドを駆動するコイルであることを第の局面とする。
本発明は、第1から第の局面のいずれかに加えて、前記雰囲気温度は、前記内燃機関制御装置の筐体内に配置された温度検出素子により検出されることを第の局面とする。
本発明の第1の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、制御部が、所定の基準雰囲気温度において、機能部品の温度と、内燃機関の温度と、の関係を示す第1の基準相関特性、又は所定の基準雰囲気温度において、機能部品の温度及び雰囲気温度の差と、内燃機関の温度及び内燃機関の雰囲気温度の差と、の関係を示す第2の基準相関特性を用いて、第1の基準相関特性又は第2の基準相関特性を参照しながら、所定の基準雰囲気温度及び内燃機関の雰囲気温度の差に応じて、内燃機関の温度を算出するものであるため、単一の基準相関特性を用いた簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、制御部が、基準雰囲気温度から雰囲気温度を減算した差分温度を、制御部が取得した機能部品の温度に加算して加算温度を算出し、加算温度に基づき第1の基準相関特性を参照して内燃機関基準温度を算出し、内燃機関基準温度から差分温度を減算して内燃機関の温度を算出するものであるため、単一の基準相関特性である第1の基準相関特性を用いた簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を確実に算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、制御部が、機能部品の温度から雰囲気温度を減算した機能部品差分温度に基づき第2の基準相関特性を参照して内燃機関差分温度を算出し、雰囲気温度に内燃機関差分温度を加算して内燃機関の温度を算出するものであるため、単一の基準相関特性である第2の基準相関特性を用いた簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を確実に算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、内燃機関の機能部品がインジェクタであり、機能部品のコイルがインジェクタのソレノイドを駆動するコイルであるものであるため、インジェクタの既存の構成部品を利用して全体のコストを抑制しな
がら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を確実に算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、雰囲気温度が、内燃機関制御装置の筐体内に配置された温度検出素子により検出されるものであるため、内燃機関制御装置の筐体内に温度検出素子を付加するだけの簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を確実に算出することができる。
図1(a)は、本発明の実施形態における内燃機関制御装置の構成を示す模式図であり、図1(b)は、図1(a)中のインジェクタの構成を示す模式図である。 図2(a)は、本実施形態における内燃機関制御装置が呈する複数の第1の相関特性曲線を代表的に示す図であり、図2(b)及び図2(c)は、本実施形態における内燃機関制御装置が参照する第1の基準相関特性曲線を示す図である。 図3は、本実施形態における内燃機関制御装置のエンジン温度算出処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、本実施形態における内燃機関制御装置のエンジン温度算出処理の変形例において参照する第2の基準相関特性曲線を示す模式図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関制御装置につき、詳細に説明する。
〔内燃機関制御装置の構成〕
まず、図1を参照して、本実施形態における内燃機関制御装置の構成について説明する。本実施形態における内燃機関制御装置は、典型的には、発電機等の汎用機や自動二輪車等の車両といった内燃機関搭載体に好適に搭載されるものであるが、以下、説明の便宜上、かかる内燃機関制御装置は、自動二輪車等の車両に搭載されるものとして説明する。
図1(a)は、本実施形態における内燃機関制御装置の構成を示す模式図であり、図1(b)は、図1(a)中のインジェクタの構成を示す模式図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態における内燃機関制御装置1は、いずれも図示を省略する車両に搭載されたガソリンエンジン等の内燃機関であるエンジンの機能部品の温度に基づいてエンジンの運転状態を制御するものであり、電子制御ユニット(Electronic Control Unit:ECU)10を備えている。
ECU10は、車両に搭載されたバッテリBからの電力を利用して動作するものであり、波形整形回路11、サーミスタ素子12(温度検出素子)、A/D変換機13、点火回路14、駆動回路15、抵抗値検出回路16、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)17、ROM(Read−Only Memory)18、RAM(Random Access Memory)19、タイマ20、及び中央処理ユニット(Central Processing Unit:CPU)21を備えている。かかるECU10の各構成要素は、ECU10の筐体10a内に収容される。また、典型的には、ECU10及びエンジンは、それらの周囲が外気に触れており、かつ、ECU10は、エンジンの放射熱及びエンジンからの伝熱の影響を受けないようにそれから離間して配置されるものである。
波形整形回路11は、クランク角センサ2から出力されたエンジンのクランクシャフト3の回転角に対応するクランクパルス信号を整形してデジタルパルス信号を生成する。波形整形回路11は、このように生成したデジタルパルス信号をCPU21に出力する。
サーミスタ素子12は、ECU10の筐体10a内において、典型的には点火回路14である発熱素子から離間してECU10の雰囲気側の位置(例えば、筐体10aへの距離が数ミリメータ程度である筐体10aに近接した位置)に配置されたチップサーミスタであり、ECU10の筐体10a外の周囲の大気温度である雰囲気温度(外気温)を検出する。具体的には、サーミスタ素子12は、その雰囲気温度に対応した電気抵抗値を呈して、その電気抵抗値に応じた電圧を示す電気信号をA/D変換機13に出力する。なお、かかる電気信号を出力可能なものであれば、サーミスタ素子12を熱電対等の他の温度センサに代替してもよい。なお、サーミスタ素子12が検出する温度は、エンジンの周囲の大気温度である雰囲気温度(外気温)に等しいものである。なお、サーミスタ素子12はECU10の他の構成要素と同様に図示しない回路基板に配置されるため、別途配線を設けて、これを介してサーミスタ素子12を電気的に接続する必要がない。
A/D変換機13は、スロットル開度センサ4から出力されたエンジンのスロットルバルブの開度を示す電気信号、酸素センサ5から出力されたエンジンに吸気される大気中の酸素濃度を示す電気信号、及びサーミスタ素子12から出力された雰囲気温度を示す電気信号を、アナログ形態からデジタル形態に各々変換する。A/D変換機13は、このようにデジタル形態に変換したこれらの電気信号をCPU21に出力する。
点火回路14は、CPU21からの制御信号に従ってオン/オフ制御されるトランジスタ等のスイッチング素子を備え、このスイッチング素子がオン/オフ動作することによって、図示を省略する点火プラグを介してエンジン内の燃料及び空気の混合気に点火するための2次電圧を発生する点火コイル6の動作を制御する。また、点火回路14は、典型的には半導体素子であるドライバIC(Integrated Circuit)であり、筐体10a内で発熱量が最も大きい構成要素である。
駆動回路15は、CPU21からの制御信号に従ってオン/オフ制御されるトランジスタ等のスイッチング素子を備え、このスイッチング素子がオン/オフ動作することによって、エンジンに燃料を供給するインジェクタ7のコイル7aの通電/非通電状態を切り換える。ここで、インジェクタ7は、エンジンの図示を省略する吸気管やシリンダヘッドに装着され、エンジンから生じる熱が伝熱される。また、特に図1(b)に示すように、インジェクタ7のコイル7aの等価回路7bは、インダクタンス成分Lと電気抵抗成分Rとから成る直列回路で表される。かかるコイル7aは、インジェクタ7のソレノイド7cを電気的に駆動するための構成部品であり、コイル7aの通電状態においてソレノイド7cが動作することにより、インジェクタ7から燃料が噴出されるものである。
抵抗値検出回路16は、インジェクタ7のコイル7aの電気抵抗成分に依存して変動する物理量である電気抵抗値(抵抗値)を測定し、このように測定した抵抗値を示す電気信号をCPU21に出力する。
EEPROM17は、燃料噴射量学習値やスロットル基準位置学習値といった各種学習値に関するデータ等を記憶する。なお、このような各種学習値に関するデータ等を記憶可能なものであれば、EEPROM17をデータフラッシュ等の他の記憶媒体に代替してもよい。
ROM18は、不揮発性の記憶装置によって構成され、後述するエンジン温度算出処理用等の制御プログラム、及びエンジン温度算出処理で用いられるインジェクタ温度テーブルに関するデータやエンジン温度テーブルに関するデータ等の各種制御データを格納している。
RAM19は、揮発性の記憶装置によって構成され、CPU21のワーキングエリアとして機能する。
タイマ20は、CPU21からの制御信号に従って計時処理を実行する。
CPU21は、ECU10全体の動作を制御する。本実施形態では、CPU21は、ROM18内に格納されているエンジン温度算出処理用の制御プログラムを実行することにより、インジェクタ7のコイル7aの抵抗値に対応するインジェクタ温度をエンジンの温度(エンジン温度)として算出し、このように算出したエンジン温度に基づいて点火回路14及び駆動回路15を制御することによって、エンジンの運転状態を制御する。なお、エンジンの機能部品の温度としては、その測定の簡便性等の観点からインジェクタ温度が好適な例として挙げられるが、エンジンの機能部品としては、エンジン温度に対応した抵抗値が測定できるものであればその他の機能備品を用いることができ、その機能備品の温度を、エンジンの機能部品の温度として用いてもよい。また、インジェクタ温度が相関を有するエンジン温度を取得する際には、エンジンの点火プラグ座の温度が実際のエンジン内部の温度に近いことを考慮して、エンジンの点火プラグ座の温度を実測し、これをエンジン温度とし取得することが簡便である。
このような構成を有する内燃機関制御装置1は、以下に示すエンジン温度算出処理を実行することによって、簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、エンジンの雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度でエンジンの温度を算出する。以下、図2及び図3をも参照して、本実施形態におけるエンジン温度算出処理を実行する際の内燃機関制御装置1の動作について、より具体的に説明する。
〔エンジン温度算出処理〕
図2(a)は、本実施形態における内燃機関制御装置1のインジェクタ温度が呈する複数の第1の相関特性曲線を代表的に示す図である。
まず、図2(a)に示すように、本発明者は、エンジンの機能部品であるインジェクタ7の温度(インジェクタ温度)Tinj(横軸)の値とインジェクタ7が装着されたエンジンの温度(エンジン温度)Teng(縦軸)の値との関係を規定する複数の相関特性曲線(第1の相関特性曲線)を計測してそれらの間の関係について検討したところ、以下の知見を得た。なお、かかる複数の第1の相関特性曲線は、エンジンの作動開始時点の雰囲気温度が異なる環境にて、エンジンの同一の運転条件で計測されたものである。また、かかる複数の第1の相関特性曲線としては、代表的に4種類の第1の相関特性曲線C1からC4を例示している。また、かかる複数の第1の相関特性曲線は、エンジンの運転状態を異ならせても同様に得られるものであった。
つまり、本発明者の検討によれば、各々の第1の相関特性曲線C1からC4において、インジェクタ温度Tinjの初期値(エンジンの作動開始時点のインジェクタ温度Tinjの値)とエンジン温度Tengの初期値(エンジンの作動開始時点のエンジン温度Tengの値)とは等しく、これらはインジェクタ温度Tinjの値及びエンジン温度Tengの値が各々最も小さな値を示す初期座標点(エンジンの作動開始時点の座標点)を規定しており、かつ、エンジンが作動してその運転状態が継続することに伴って、各々の第1の相関特性曲線C1からC4は、それらの初期座標点からインジェクタ温度Tinjの値が増加していくことに伴いエンジン温度Tengの値が共に非線形に増加していくプロファイルが互いに同一である相関特性を呈することが判明した。なお、各々の第1の相関特性曲線C1からC4のプロファイルが互いに同一であるという意味は、エンジンが作動してその運転状態が継続する際に、これらが実用上同一(実質同一)なものとして取り扱えるという意味である。
ここで、各々の第1の相関特性曲線C1からC4の初期座標点で、インジェクタ温度Tinjの初期値とエンジン温度Tengの初期値とが等しくなる理由は、エンジンの作動開始時点においてはエンジンの燃焼が開始する時点であり、その発熱によるエンジン及びインジェクタの温度上昇が生じていないため、これらの初期値が共にエンジンの作動開始時点のその雰囲気温度に等しくなるためである。また、各々の第1の相関特性曲線C1からC4の初期座標点では、サーミスタ素子12が検出する検出温度(サーミスタ温度Tthr)が、インジェクタ温度Tinjの初期値及びエンジン温度Tengの初期値と等しくなり、これらはその際のエンジンの雰囲気温度に等しいものである。つまり、図2(a)に示すように、各々の第1の相関特性曲線C1からC4において、インジェクタ温度Tinjの初期値は、サーミスタ温度Tthrの初期値に等しい値であって、このようにサーミスタ温度Tthrの初期値に等しいインジェクタ温度Tinjの初期値とエンジン温度Tengの初期値とが、それらの初期座標点c1からc4を成すことになる。
更に、エンジンの作動が開始されると、エンジンの発熱によりエンジン温度Tengが上昇すると共に、エンジンの発した熱がエンジンの金属製等の構成要素を介し伝熱してインジェクタ温度Tinjが上昇する。ここで、各々の第1の相関特性曲線C1からC4において、エンジンが作動してその運転状態が継続することに伴って、それらの初期座標点からインジェクタ温度Tinjの値及びエンジン温度Tengの値が共に増加していくプロファイルが、エンジンの運転条件によらず、互いに同一である相関特性を呈する理由は、エンジンの運転条件が互いに異なることに起因してエンジンの発熱状態が異なったとしても、エンジンの発熱によりエンジン温度Tengが上昇する経時変化の状態と、エンジンの発した熱が伝熱してインジェクタ温度Tinjが上昇する経時変化の状態と、の間の関係が、互いに等しくなるためである。
具体的には、図2(a)に示すように、インジェクタ温度Tinjがその初期値の−10℃から上昇する際の第1の相関特性曲線C1、インジェクタ温度Tinjがその初期値の0℃から上昇する際の第1の相関特性曲線C2、インジェクタ温度Tinjがその初期値の25℃から上昇する際の第1の相関特性曲線C3、及びインジェクタ温度Tinjがその初期値の40℃から上昇する際の第1の相関特性曲線C4間の相互の関係について代表的に観察すると、これらは、各々の初期座標点c1からc4を起点とし、エンジンの作動開始後に生じる熱がエンジン温度Tengを上昇させると共にインジェクタ7のコイル7aに伝熱されることに起因して、インジェクタ温度Tinjが上昇することに伴ってエンジン温度Tengが非線形に上昇するような実質同一なプロファイルを示している。
つまり、第1の相関特性曲線C2は、第1の相関特性曲線C1から横軸及び縦軸において各々10℃程正方向に平行移動しており、第1の相関特性曲線C3は、第1の相関特性曲線C1から横軸及び縦軸において各々35℃程正方向に平行移動しており、第1の相関特性曲線C4は、第1の相関特性曲線C1から横軸及び縦軸において各々50℃程正方向に平行移動していることが分かる。また、かかる傾向は、第1の相関特性曲線C2、第1の相関特性曲線C3、及び第1の相関特性曲線C4間においても同様であり、かつ第1の相関特性曲線C3、及び第1の相関特性曲線C4間においても同様であることが分かる。なお、本実施形態における各特性曲線は、その各々の値を順にプロットしてそれらを滑らかに繋いだものとして示しているが、エンジン温度算出処理では、かかる特性曲線は、数式として取り扱われてもよいし、データ値の集合として取り扱われてもよい。
以上の本発明者による検討結果から、複数の第1の相関特性曲線においては、各々の初期座標点が相違するのみで各々のプロファイルは実質同一なものであることが判明したので、エンジン温度算出処理においては、複数の第1の相関特性曲線を取り扱うことなく、エンジンの作動開始時点のその雰囲気温度の相違を考慮しながら、所定の基準雰囲気温度を初期座標点とする代表的な第1の相関特性曲線を単一の第1の基準相関特性曲線として用いれば足りることが分かる。
図2(b)及び図2(c)は、本実施形態における内燃機関制御装置1が参照する第1の基準相関特性曲線を示す図である。
ここで、図2(b)及び図2(c)に示すように、エンジン温度Tengを算出する際には、まず、所定の基準雰囲気温度に相当するサーミスタ基準温度Tthrr(図中では一例として25℃に設定)において、インジェクタ温度Tinj(横軸)とエンジン温度Teng(縦軸)との関係を規定する第1の基準相関特性曲線Cr1を予め与えておく。この際、インジェクタ温度Tinjの初期値は、サーミスタ温度Tthrの初期値に対応する値であり、インジェクタ温度Tinjの基準温度であるインジェクタ基準温度Tinjrの初期値は、サーミスタ温度Tthrの基準温度であるサーミスタ基準温度Tthrr相当する値である。
ついで、図2(b)に示すように、サーミスタ基準温度Tthrrからサーミスタ温度Tthrを減算した減算値(Tthrr−Tthr)を差分温度ΔTとして、インジェクタ温度Tinjに差分温度ΔTを加算した加算温度(Tinj+ΔT)を算出し、第1の基準相関特性曲線を示すテーブルデータ(エンジン温度テーブルのデータ)の検索により、加算温度(Tinj+ΔT)の値に対応するエンジン温度Tengの値をエンジン基準温度Tengrの値として求める。具体的には、図2(b)に示すように、サーミスタ温度Tthrの初期値を一例として−10℃とすると、インジェクタ温度Tinjがその初期値の−10℃から10℃に上昇する際に、エンジン基準温度Tengrは、その初期値の25℃から140℃に上昇することが分かる。
そして、図2(c)に示すように、エンジン基準温度Tengrから差分温度ΔTを減算した減算値(Tengr−ΔT)を算出して、この減算値(Tengr−ΔT)をエンジン温度Tengとして、エンジン温度Tengを算出する。具体的には、図2(c)に示すように、加算温度(Tinj+ΔT)がその初期値の25℃から45℃に上昇する際に、つまりインジェクタ温度Tinjがその初期値(サーミスタ温度Tthrの初期値に等しい)の−10℃から10℃に上昇する際に、エンジン温度Tengは、その初期値の−10℃から105℃に上昇することが分かる。一方で、かかるテーブルデータの検索時にこのように差分温度ΔTを反映しなければ、エンジン温度Tengは、その初期値の−10℃から10℃に上昇することとなって、実際のエンジン温度Tengの振る舞いから乖離してしまうことが分かる。
つまり、CPU21が、単一の基準相関特性を用いて、より詳しくは第1の基準相関特性曲線Cr1を用いて、制御データを簡素化して、雰囲気温度の相違による不要な影響を排した実用上の精度のよいエンジン温度Tengを算出することができる。これにより、エンジン温度を検出する温度センサを省略することができ、キャブレタシステムを燃料噴射システムに簡便に置換することが可能となる。
次に、図3を参照して、以上の考えに基づく本実施形態におけるエンジン温度算出処理の具体的な流れについて詳しく説明する。
図3は、本実施形態における内燃機関制御装置1のエンジン温度算出処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートは、車両のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り換えられてCPU21が稼働したタイミングで開始となり、エンジン温度算出処理はステップS1の処理に進む。かかるエンジン温度算出処理は、車両のイグニッションスイッチがオン状態でCPU21が稼働している間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、CPU21が、抵抗値検出回路16を介してインジェクタ7の抵抗値(INJ抵抗値)を検出し、インジェクタ7の抵抗値とインジェクタ温度Tinjの値との関係を示すインジェクタ温度テーブルから、検出されたインジェクタ7の抵抗値に対応するインジェクタ温度Tinjの値を検索する。これにより、ステップS1の処理は完了し、エンジン温度算出処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、CPU21が、サーミスタ素子12を介してエンジンの雰囲気温度(サーミスタ温度Tthr)を検出する。これにより、ステップS2の処理は完了し、エンジン温度算出処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、CPU21が、所定の基準雰囲気温度(サーミスタ基準温度Tthrr)からステップS2の処理において検出されたエンジンの雰囲気温度(サーミスタ温度Tthr)を減算した減算値(差分温度ΔT)をエンジン温度オフセット量として算出する。これにより、ステップS3の処理は完了し、エンジン温度算出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、CPU21が、ステップS1の処理において検索されたインジェクタ温度Tinjの値にステップS3の処理において算出されたエンジン温度オフセット量ΔTを加算した値をインジェクタ温度検索値(Tinj+ΔT)として算出する。これにより、ステップS4の処理は完了し、エンジン温度算出処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、CPU21は、第1の基準相関特性曲線を示すエンジン温度テーブルデータの検索により、インジェクタ温度検索値(Tinj+ΔT)に対応するエンジン温度Tengの値をエンジン基準温度Tengrの値として求める。これにより、ステップS5の処理は完了し、エンジン温度算出処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、CPU21が、ステップS4の処理において検索されたエンジン基準温度Tengrの値からステップS3の処理において算出されたエンジン温度オフセット量を減算した減算値をエンジン温度Tengとして算出する。これにより、ステップS6の処理は完了し、今回の一連のエンジン温度算出処理は終了する。
さて、本実施形態における内燃機関制御装置1のエンジン温度算出処理には種々の変形例が考えられる。以下、図4をも参照して、かかるエンジン温度算出処理の変形例について詳しく説明する。
〔変形例〕
図4は、本実施形態における内燃機関制御装置1のエンジン温度算出処理の変形例において参照する第2の基準相関特性曲線を示す模式図である。
図4に示すように、エンジン温度Tengを算出する際、原理的には、第1の相関特性曲線に代えて、図示のように、第1の相関特性曲線に関し、その横軸TinjをTinj−Tthr、及びその縦軸TengをTeng−Tthrに各々変換した直交座標系、つまり第1の相関特性曲線が規定される直交座標系をこのように変換した直交座標系で規定される第2の相関特性曲線を用いてもよい。ここで、図4に示すように、まず、サーミスタ基準温度Tthrrにおいて、インジェクタ温度Tinjからサーミスタ温度Tthrを減算したインジェクタ差分温度ΔTinjと、エンジン温度Tengからサーミスタ温度Tthrを減算したエンジン差分温度ΔTengと、の関係を規定する第2の基準相関特性曲線Cr2が予め与えられる。
ついで、CPU21が、インジェクタ温度Tinjからサーミスタ温度Tthrを減算した差分温度(Tinj−Tthr)を算出し、この差分温度(Tinj−Tthr)をインジェクタ差分温度ΔTinjとすると共に、第2の基準相関特性曲線Cr2を示すエンジン温度テーブルデータの検索により、インジェクタ差分温度ΔTinjの値に対応するエンジン差分温度ΔTengの値を求める。
そして、CPU21が、エンジン差分温度ΔTengにサーミスタ温度Tthrを加算した加算温度(ΔTeng+Tthr)を算出し、この加算温度(ΔTeng+Tthr)をエンジン温度Tengとして、エンジン温度Tengの値を算出する。
つまり、CPU21が、単一の基準相関特性を用いて、より詳しくは単一の第2の基準相関特性曲線Cr2を用いて、制御データを簡素化して、雰囲気温度の相違による不要な影響を排した実用上の精度のよいエンジン温度Tengを算出することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態におけるエンジン温度算出処理では、CPU21が、エンジンの雰囲気温度を反映しながらインジェクタ7の温度を算出し、インジェクタ7の温度に基づいて、エンジンの運転状態を制御するので、簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、エンジンの雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度でエンジンの温度を算出することができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
例えば、実施形態では、全条件領域において基準相関特性を一つだけで対応させているが、これに限定するものではなく、例えば、エンジンの負荷状態や回転数の領域に応じた複数の基準相関特性を用いてもよい。
また、本実施形態では、インジェクタ温度に対応するエンジン温度として、エンジンの点火プラグ座の温度を用いているが、これに限定するものではなく、例えば、エンジン冷却水温やシリンダー壁温等を用いてもよい。
また、本実施形態の構成は、単気筒エンジンのみならず多気筒エンジンに用いてもよい。その場合には、多気筒エンジンの各気筒のインジェクタのコイル抵抗値からその気筒の温度を推定し、各気筒の温度に合わせてその気筒の燃料噴射量等を制御することができる。
以上のように、本発明は、簡素な構成で全体のコストを抑制しながら、内燃機関の雰囲気温度の相違による不要な影響を排除した態様で、実用上充分な精度で内燃機関の温度を算出可能な内燃機関制御装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から発電機等の汎用機や自動二輪車等の車両の内燃機関制御装置に広く適用され得るものと期待される。
1…内燃機関制御装置
2…クランク角センサ
3…クランクシャフト
4…スロットル開度センサ
5…酸素センサ
6…点火コイル
7…インジェクタ
7a…コイル
7b…コイルの等価回路
7c…ソレノイド
10…ECU
10a…筐体
11…波形整形回路
12…サーミスタ素子
13…A/D変換機
14…点火回路
15…駆動回路
16…抵抗値検出回路
17…EEPROM
18…ROM
19…RAM
20…タイマ
21…CPU
B…バッテリ

Claims (5)

  1. 内燃機関搭載体に搭載された内燃機関の機能部品のコイルの抵抗値から算出した温度に基づいて前記内燃機関の運転状態を制御する制御部を備えた内燃機関制御装置において、
    記制御部は、所定の基準雰囲気温度において、前記機能部品の前記温度と、前記内燃機関の温度と、の関係を示す第1の基準相関特性、又は前記所定の基準雰囲気温度において、前記機能部品の前記温度及び前記内燃機関の雰囲気温度の差と、前記内燃機関の前記温度及び前記雰囲気温度の差と、の関係を示す第2の基準相関特性を用いて、
    前記第1の基準相関特性又は前記第2の基準相関特性を参照しながら、前記所定の基準雰囲気温度及び前記雰囲気温度の差に応じて、前記内燃機関の温度を算出することを特徴とする内燃機関制御装置。
  2. 前記制御部は、前記所定の基準雰囲気温度から前記雰囲気温度を減算した差分温度を、前記制御部が取得した前記機能部品の前記温度に加算して加算温度を算出し、前記加算温度に基づき前記第1の基準相関特性を参照して内燃機関基準温度を算出し、前記内燃機関基準温度から前記差分温度を減算して前記内燃機関の前記温度を算出することを特徴とする請求項に記載の内燃機関制御装置。
  3. 前記制御部は、前記機能部品の前記温度から前記雰囲気温度を減算した機能部品差分温度に基づき前記第2の基準相関特性を参照して内燃機関差分温度を算出し、前記雰囲気温度に前記内燃機関差分温度を加算して前記内燃機関の前記温度を算出することを特徴とする請求項に記載の内燃機関制御装置。
  4. 前記内燃機関の機能部品はインジェクタであり、前記機能部品の前記コイルは前記インジェクタのソレノイドを駆動するコイルであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の内燃機関制御装置。
  5. 前記雰囲気温度は、前記内燃機関制御装置の筐体内に配置された温度検出素子により検出されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の内燃機関制御装置。
JP2016017093A 2016-02-01 2016-02-01 内燃機関制御装置 Active JP6625889B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016017093A JP6625889B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 内燃機関制御装置
CN201680079617.4A CN108884773B (zh) 2016-02-01 2016-12-26 内燃机控制装置
PCT/JP2016/088612 WO2017134961A1 (ja) 2016-02-01 2016-12-26 内燃機関制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016017093A JP6625889B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 内燃機関制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017137767A JP2017137767A (ja) 2017-08-10
JP6625889B2 true JP6625889B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=59501085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016017093A Active JP6625889B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 内燃機関制御装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6625889B2 (ja)
CN (1) CN108884773B (ja)
WO (1) WO2017134961A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004300952A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Kubota Corp エンジンの温度測定方法及び測定装置
JP4379251B2 (ja) * 2004-08-02 2009-12-09 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置および制御方法
US20100082219A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Gm Global Technology Operations, Inc. Engine Using Glow Plug Resistance For Estimating Combustion Temperature
JP5903812B2 (ja) * 2011-09-13 2016-04-13 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置
DE102011085082B3 (de) * 2011-10-24 2013-02-28 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Schaltungsanordnung zur Ermittlung der Temperatur eines Kraftstoffeinspritzventils und Verfahren zur Regelung der Temperatur eines Kraftstoffeinspritzventils
JP6015535B2 (ja) * 2013-04-16 2016-10-26 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置
JP6519306B2 (ja) * 2015-05-11 2019-05-29 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN108884773A (zh) 2018-11-23
CN108884773B (zh) 2021-06-25
JP2017137767A (ja) 2017-08-10
WO2017134961A1 (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6413582B2 (ja) 内燃機関の制御装置
CN106164657B (zh) 湿度检测装置
JP2016098665A (ja) 燃料噴射制御装置
WO2018180466A1 (ja) 内燃機関制御装置
JP6625889B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP6739317B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2015197074A (ja) 内燃機関の制御装置
CN108474318B (zh) 内燃机控制装置
JP6692269B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2016176346A (ja) 内燃機関制御装置
JP6378738B2 (ja) 内燃機関制御装置
CN110582629B (zh) 内燃机控制装置
JP2018162749A (ja) 内燃機関制御装置
WO2018110229A1 (ja) 内燃機関制御装置
WO2018180468A1 (ja) 内燃機関制御装置
CN108506108B (zh) 电子电路装置及使用电子电路装置的车辆
JP2018071361A (ja) 内燃機関制御装置
US20190040838A1 (en) Method and system for ignition coil control
JP6393564B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JP6689723B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2016065474A (ja) 燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6625889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250