JP6393564B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射制御装置に関し、特に車両に搭載された内燃機関に適用される燃料噴射制御装置に関する。
一般に、車両に搭載された内燃機関の動作を制御する上で重要なパラメータの一つとして、内燃機関の温度が挙げられる。
このため、内燃機関の油温を検出する油温センサや内燃機関を冷却する冷却水の温度を検出する水温センサの検出信号に基づいて、内燃機関の温度を検出する内燃機関の燃料噴射制御装置が提案されている。
かかる状況下で、特許文献1は、エンジン制御装置に関し、エンジン1のシリンダブロック2に装着された水温センサ3を設けてエンジン1の温度を検出し、その検出値を電圧信号としてエンジン制御装置100に出力する構成を開示している。
特開2012−202255号
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1の構成においては、水温センサが設けられているため構成が煩雑となってコストも嵩む傾向にあり、また、元々高価な水温センサのコストダウンにも一定の限界が存在するものと考えられる。そして、かかる事情は、油温センサ等のその他の温度センサにおいても同様である。
このため、現状では、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行可能な内燃機関の燃料噴射制御装置の提供が期待されている状況にある。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行可能な内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、内燃機関と、前記内燃機関のクランクシャフトと共に回転自在なリラクタに形成された歯の移動に起因する磁界変化に応じた出力信号を出力自在なクランクセンサと、を有する車両に適用される燃料噴射制御装置において、前記クランクセンサに内蔵されて前記磁界変化に応じた前記出力信号を送出するコイル素子の両端子間の電圧を、前記両端子の一方の端子を電圧源の正電位に接続し、かつ、前記両端子の他方の端子をグランド電位に接続した状態で、第1の電圧として測定する第1の電圧測定部と、前記第1の電圧に基づいて前記内燃機関の燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部と、を備え、前記コイル素子の前記一方の端子及び前記出力信号の検出回路間を接続する第1の電気配線にその一方の端子が接続される抵抗素子、及び前記抵抗素子の他方の端子にそのカソード端子が接続されると共にそのアノード端子が電圧源の正電位に接続されるダイオード素子から成る電気回路と、前記ダイオード素子の前記カソード端子の電位と前記グランド電位との間の電位差を第2の電圧として測定する第2の電圧測定部と、を更に備え、前記燃料噴射量算出部は、前記第2の電圧に基づいて前記内燃機関の前記燃料噴射量を算出することを第1の局面とする。
また、本発明は、第の局面に加えて、前記内燃機関がクランキングされている状態にあるときは、前記第1の電圧測定部は、前記コイル素子の前記一方の端子から送出される電気信号の電圧波形の内で、前記リラクタの歯抜け部分に対応する区間における前記電気信号の電圧を前記第1の電圧として測定することを第の局面とする。
以上の本発明の第1の局面にかかる内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、クランクセンサに内蔵されて内燃機関のリラクタに形成された歯の移動に起因する磁界変化に応じた出力信号を送出するコイル素子の両端子間の電圧を、両端子の一方の端子を電圧源の正電位に接続し、かつ、両端子の他方の端子をグランド電位に接続した状態で、第1の電圧として測定する第1の電圧測定部と、第1の電圧に基づいて内燃機関の燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部と、を備えるものであるため、油温センサや水温センサを別途設けて用いることなく、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関の始動前に必要でその際の内燃機関の温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、コイル素子の一方の端子及び出力信号の検出回路間を接続する第1の電気配線にその一方の端子が接続される抵抗素子、及び抵抗素子の他方の端子にそのカソード端子が接続されると共にそのアノード端子が電圧源の正電位に接続されるダイオード素子から成る電気回路と、ダイオード素子のカソード端子の電位とグランド電位との間の電位差を第2の電圧として測定する第2の電圧測定部と、を更に備え、燃料噴射量算出部が、第2の電圧に基づいて内燃機関の燃料噴射量を算出するものであるため、油温センサや水温センサを別途設けて用いることなく、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関の始動以降に必要でその際の内燃機関の温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出することができる。
また、本発明の第の局面にかかる内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、内燃機関がクランキングされている状態にあるときは、第1の電圧測定部は、コイル素子の一方の端子から送出される電気信号の電圧波形の内で、リラクタの歯抜け部分に対応する区間における電気信号の電圧を第1の電圧として測定するものであるため、油温センサや水温センサを別途設けた用いることなく、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関の始動時に必要でその際の内燃機関の温度を反映した燃料噴射量を、始動時にクランキングが開始された場合であっても迅速に算出することができる。
図1(a)は、本発明の実施形態における内燃機関の燃料噴射制御装置の構成を示すブロック図であり、図1(b)は、本実施形態における燃料噴射制御装置の電圧検出回路の接続構成を示す模式的な等価回路である。 図2(a)は、本実施形態における燃料噴射制御装置が実行するエンジン始動時の燃料噴射量算出処理の流れを示すフローチャートであり、図2(b)は、本実施形態の燃料噴射制御装置におけるエンジン温度と第1電圧との関係を示すグラフであり、図2(c)は、本実施形態の燃料噴射制御装置におけるクランクセンサの出力電圧の時間変化及び第1電圧検出回路の出力電圧の時間変化を各々示す図であり、また、図2(d)は、本実施形態の燃料噴射制御装置におけるエンジン温度と第1電圧との補正関係を示すテーブルである。 図3(a)は、本実施形態における燃料噴射制御装置が実行するエンジン始動以降の燃料噴射量算出処理の流れを示すフローチャートであり、図3(b)は、本実施形態の燃料噴射制御装置におけるダイオード素子の順電圧の時間変化とエンジン温度の時間変化との関係を示すグラフである。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関の燃料噴射制御装置につき、詳細に説明する。
〔内燃機関及び燃料噴射制御装置の構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施形態における燃料噴射制御装置及びそれが適用される内燃機関の構成について、内燃機関から詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態における内燃機関の燃料噴射制御装置の構成を示すブロック図であり、図1(b)は、本実施形態における燃料噴射制御装置の電圧検出回路の接続構成を示す模式的な等価回路である。
図1(a)に示すように、本発明の実施形態における燃料噴射制御装置10が適用される内燃機関(エンジン)1は、図示を省略される車両に装着され、クランクシャフト2と同期して回転するリラクタ3を備えている。リラクタ3の外周面には、クランクシャフト2の回転角度を検出可能にするために、1箇所の歯抜け部分4を除いて、複数の歯5が、リラクタ3の周方向に沿って等間隔に突設した態様で配置されており、複数の歯5の間の間隔が最も長い部分を1箇所設定して歯抜け部分4とする。なお、歯5の個数は、1個であってもよく、この場合には、1個の歯5が設けられていない部分を歯抜け部分4とする。
内燃機関(エンジン)1には、クランクパルスセンサ(クランクセンサ)20が装着されている。クランクセンサ20は、エンジン1の温度(エンジン温度)の影響を受けるように、つまりエンジン温度を与える熱が直接的に伝熱するエンジン1のシリンダブロックやクランクケース等の伝熱構成要素に装着され、コイル素子21及び永久磁石22を備える公知のクランクセンサによって構成されている。コイル素子21は、典型的には金属製の線材から成って所定の電気的な抵抗値を有する。また、コイル素子21には、それと鎖交する永久磁石22の磁界の変化に応じた誘導起電力が発生する。ここで、クランクシャフト2の回転、つまりリラクタ3の回転に伴う歯5の移動に起因して永久磁石22の磁界が変化すると、コイル素子21には、この磁界の変化に応じた誘導起電力が発生する。なお、永久磁石22の配設位置は、このような磁界の変化を生じて、コイル素子21にこの磁界の変化に応じた誘導起電力を発生させるようにリラクタ3に対向しているものであればよく、コイル素子21の内部でそれに巻回されているものでもコイル素子21の外部にあるものでもかまわない。また、永久磁石22がコイル素子21の内部に配設される場合には、永久磁石22が芯材となってコイル素子21に巻回されていてもよく、永久磁石22がコイル素子21の外部に配設される場合には、図示を省略する鉄芯がコイル素子21に巻回されていてもよい。
次に、図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態における燃料噴射制御装置10は、エンジン1を搭載する図示を省略した車両に搭載され、車両が備える図示を省略したバッテリである電源から供給される電力を利用して動作する。燃料噴射制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を有するマイクロコンピュータ等の演算処理装置であり、典型的にはECU(Electronic
Control Unit)である。燃料噴射制御装置10は、メモリから必要な制御プログラム及び制御データを読み出して、詳細は後述する燃料噴射量算出処理用等の制御プログラムを実行する。
具体的には、燃料噴射制御装置10は、ケース10A、メモリ11、タイマ12、センサ出力電圧検出回路13、第1電圧検出回路14、第2電圧検出回路15、及びCPU16を備えている。
ケース10Aは、典型的には樹脂製又は金属製であり、エンジン温度の影響を受けるように、つまりエンジン温度を与える熱が車両の構成要素や空気を介して伝熱するようにエンジン1の周囲の車体等に固設されると共に、その内部にメモリ11、タイマ12、センサ出力電圧検出回路13、第1電圧検出回路14、第2電圧検出回路15、及びCPU16を各々収容する。このように、燃料噴射制御装置10のケース10Aを、エンジン温度の影響を受けるようにエンジン1の周囲に設ける観点からは、燃料噴射制御装置10が適用されるエンジン1を搭載する車両は、エンジン1とケース10Aとの距離が30cm程度以内となるような典型的には自動二輪車等の小型車両である。
メモリ11は、典型的には不揮発性の記憶装置によって構成され、燃料噴射量算出処理用等の制御プログラムや制御データを格納する。タイマ12は、CPU16からの制御信号に従って計時処理を実行する。
センサ出力電圧検出回路13は、燃料噴射制御装置10のケース10Aに設けられたコネクタ10a、10b及び電気配線31a、31b等を介して電気的に接続されたクランクセンサ20の出力電圧を検出し、このように検出した出力電圧を示す電気信号をCPU16に出力する。コネクタ10aは、車両のバッテリの正電位(正端子)に電気的に接続されたケース10A内の電気配線31a用に設けられる一方で、コネクタ10bは、車両のグランド電位に電気的に接続されたケース10A内の電気配線31b用に設けられる。なお、車両のバッテリの負端子は、車両のグランド電位に電気的に接続されている。
ここで、クランクセンサ20のコイル素子21の一方の端子21aは、符号を省略するケース10A外の電気配線及びコネクタ10aを順に介して電気配線31aに電気的に接続される一方で、クランクセンサ20のコイル素子21の他方の端子21bは、符号を省略するケース10A外の電気配線及びコネクタ10bを順に介して電気配線31bに電気接続されている。
更に、燃料噴射制御装置10は、抵抗素子32及びダイオード素子33を備える。
具体的には、ケース10A内において、電気配線31aに対して、ケース10A内に収容された抵抗素子32及びダイオード素子33を介して、所定の正電位を呈する電圧源34が電気的に接続されている。電圧源34は、典型的には車両のバッテリの電圧を利用するものであり、その電流を、ダイオード素子33及び抵抗素子32を順に介して、電気配線31aに流す。抵抗素子32の電気的な抵抗値は、kΩオーダであり、コイル素子21の電気的な抵抗値よりも大きく設定される。
抵抗素子32の一方の端子32aは、電気配線31aに電気的に接続される一方で、抵抗素子32の他方の端子32bは、ダイオード素子33に電気的に接続されている。
ダイオード素子33のカソード端子33aは、抵抗素子32の他方の端子32bに電気的に接続される一方で、ダイオード素子33のアノード端子33bは、電圧源34の所定の正電位に電気的に接続されている。
電圧源34は、車両のバッテリの電圧を利用してダイオード素子33に順方向電流を供給するもので、その電圧(正電位)は、クランクセンサ20の出力電圧の絶対値よりも大きく設定されている。
第1電圧検出回路14は、コイル素子21の両端子21a及び21b間の電圧を第1電圧として検出し、このように検出した第1電圧を示す電気信号をCPU16に出力する。ここで、コイル素子21の一方の端子21aは、電圧源34の正電位に電気的に接続される一方で、コイル素子21の他方の端子21bは、グランド電位に電気的に接続されている。なお、コイル素子21の一方の端子21aは、電圧源の構成の簡素化のために、符号を省略するケース10A外の電気配線、コネクタ10a、電気配線31a、抵抗素子32及びダイオード素子33を順に介して、電圧源34の正電位に電気的に接続されているが、同様の電圧源を別に設定して、その正電位に電気的に接続されてもかまわない。
第2電圧検出回路15は、ダイオード素子33のカソード端子33aの電位とグランド電位との間の電位差を第2電圧として検出し、このように検出した第2電圧を示す電気信号をCPU16に出力する。ここで、ダイオード素子33のカソード端子33aの電位は、電圧源34の正電位からダイオード素子33の順電圧(ダイオード素子33に順方向電流を流したときのダイオード素子33の降下電圧)に相当する電位差分だけ低下した電位となる。なお、第2電圧としては、より直接的に、ダイオード素子33の順電圧自体を採用してもよい。
CPU16は、メモリ11から読み出した制御プログラム及び制御データに従って燃料噴射制御装置10全体の動作を制御する。CPU16は、後述する燃料噴射量算出処理用の制御プログラムを実行することによって、回転数測定部16a及び燃料噴射量算出部16bとして機能し、燃料噴射量算出部16bは、第1電圧測定部16c、第2電圧測定部16d、第1補正量算出部16e及び第2補正量算出部16fの機能ブロックを各々有する。これら各部の機能の詳細については後述する。なお、第1電圧測定部16c及び第2電圧測定部16dは、燃料噴射量算出部16bとは別に設けられていてもよい。
このような構成を有する燃料噴射制御装置10は、以下に示すエンジン温度を反映した燃料噴射量算出処理を実行することにより、エンジン1の図示を省略するインジェクタから所望の燃料噴射を行わせる燃料噴射制御処理を実行する。以下、更に図2及び図3をも参照して、本実施形態における燃料噴射制御装置10が実行するエンジン1の始動時(エンジン始動時)の燃料噴射量算出処理の流れ及びエンジン1の始動後(エンジン始動後)の燃料噴射量算出処理の流れについて順に説明する。エンジン始動時の燃料噴射量算出処理は、特に、エンジン始動前に必要でその際のエンジン温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出するためのものであり、エンジン始動後の燃料噴射量算出処理は、特に、エンジン始動以降に必要でその際のエンジン温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出するためのものである。なお、原理的には、エンジン始動時の燃料噴射量算出処理及びエンジン始動後の燃料噴射量算出処理は、各々、単独で実行してもよいし併用してもよい。エンジン始動時の燃料噴射量算出処理のみを実行する場合には、第2電圧検出回路15、抵抗素子32、ダイオード素子33及びエンジン始動後の燃料噴射量算出処理を実行するCPU16の機能ブロックは不要となり、エンジン始動後の燃料噴射量算出処理のみを実行する場合には、第1電圧検出回路14及びエンジン始動時の燃料噴射量算出処理を実行するCPU16の機能ブロックは不要となる。
〔エンジン始動時の燃料噴射量算出処理〕
まず、図2を参照して、エンジン始動時の燃料噴射量算出処理の流れについて説明する。ここで、エンジン始動時の燃料噴射量算出処理とは、エンジン1が停止した状態からク
ランキングされる状態になる間で適用可能な燃料噴射量算出処理である。
図2(a)は、本実施形態における燃料噴射制御装置10が実行するエンジン始動時の燃料噴射量算出処理の流れを示すフローチャートであり、図2(b)は、本実施形態の燃料噴射制御装置10におけるエンジン温度Tと第1電圧Vとの関係を示すグラフであり、図2(c)は、本実施形態の燃料噴射制御装置10におけるクランクセンサ20の出力電圧の時間変化及び第1電圧検出回路14の出力電圧の時間変化を各々示す図であり、また、図2(d)は、本実施形態の燃料噴射制御装置10におけるエンジン温度Tと第1電圧Vとの補正関係を示すテーブルである。
図2(a)のフローチャートに示すように、本実施形態におけるエンジン始動時の燃料噴射量算出処理は、車両の図示を省略するイグニッションスイッチがオンされ、車両に搭載されたバッテリから燃料噴射制御装置10に対して電力が供給されてそれが稼働したタイミングで開始となり、燃料噴射量算出処理はステップS1の処理に進む。なお、かかる燃料噴射量算出処理は、所定の制御周期毎に繰り返し実行されると共に、イグニッションスイッチがオフされて燃料噴射制御装置10に対して電力が供給されなくなってそれが停止したタイミングで停止する。また、かかる燃料噴射量算出処理は、エンジン始動時に必要な燃料噴射量が算出できたならば停止してもかまわない。
ステップS1の処理では、回転数測定部16aが、センサ出力電圧検出回路13から出力されたクランクセンサ20の出力電圧を示す電気信号に基づいて、エンジン回転数NEを検出する。そして、回転数測定部16aは、このように検出したエンジン回転数NEがゼロであるか否かを判別することによってエンジン1がクランキングされているか否かを判別する。判別の結果、エンジン回転数NEがゼロである場合には、回転数測定部16aは、エンジン1はクランキングされていないと判別し、燃料噴射量算出処理をステップS3の処理に進める。一方、エンジン回転数NEがゼロでない場合には、回転数測定部16aは、エンジン1はクランキングされていると判別し、燃料噴射量算出処理をステップS2の処理に進める。
ここで、バッテリが搭載されている車両では、セルモータがオン状態になることによってエンジンがクランキングされる。これに対して、バッテリが搭載されていない車両では、足でキックレバーを操作する等の手動操作によってエンジンがクランキングされると初めて車両に搭載された図示を省略する発電機が稼働して発電がなされて燃料噴射制御装置10が動作し、バッテリが搭載されている車両でエンジンがクランキングされた場合の燃料噴射量算出処理に移行することができる。このため、バッテリが搭載されていない車両では、ステップS1の処理から常にステップS2の処理に移行するものとする。
ステップS2の処理では、第1電圧測定部16cが、第1電圧検出回路14からの出力信号を利用して、リラクタ3の歯抜け部分4がクランクセンサ20に対向している際の第1電圧を測定し、このように測定した第1電圧を示す電気信号を第1補正量算出部16eに出力する。
具体的には、図2(c)に示すように、リラクタ3の歯抜け部分4がクランクセンサ20に対向している区間Δtでは、クランクセンサ20の出力信号V1及び第1電圧検出回路14の出力信号V2は電圧が変動しないで実質一定の電圧波形になるので、これを利用して第1電圧を測定することができる。なお、図2(c)では、クランクセンサ20のコイル素子21の一方の端子21aから出力される電気信号(センサ出力信号)の電圧波形を出力信号V1として示し、この電圧を検出した第1電圧検出回路14から出力される電気信号の電圧波形を出力信号V2として示している。
詳しくは、第1電圧測定部16cは、歯5の位置に対応する第1電圧検出回路14の出力信号V2のエッジVEが検出されたタイミングでタイマ12を起動する。そして、第1電圧測定部16cは、タイマ12の計時時間が所定値になった時点における第1電圧検出回路14の出力信号V2の電圧値をクランクセンサ20がリラクタ3の歯抜け部分4に対向している区間における第1電圧として測定し、このように測定した第1電圧を示す電気信号を第1補正量算出部16eに出力する。これにより、ステップS2の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS3の処理では、第1電圧測定部16cが、第1電圧検出回路14からの出力信号を利用して第1電圧を測定し、このように測定した第1電圧を示す電気信号を第1補正量算出部16eに出力する。
具体的には、ステップS3の処理に進んだ場合には、エンジン回転数NEがゼロであるときであるので、エンジン1は停止しており、クランクセンサ20の出力信号V1及び第1電圧検出回路14の出力信号V2は電圧が変動しないで実質一定の波形になる。つまり、第1電圧測定部16cは、このような第1電圧検出回路14の出力信号V2の電圧値を第1電圧として測定する。これにより、ステップS3の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、第1補正量算出部16eが、第1電圧測定部16で測定された第1電圧に基づいて、燃料噴射量の第1補正量を算出する。ここで、具体的には、図2(b)に示すように、エンジン温度Tが低いときは、コイル素子21の電気的な抵抗値が小さくなるので、第1電圧Vは小さくなる一方で、エンジン温度Tが高いときには、コイル素子21の電気的な抵抗値が大きくなるので、第1電圧Vは大きくなる傾向がある。このことは、第1電圧測定部16cで測定された第1電圧の値がエンジン温度を反映していることを意味するから、エンジン温度に対応させた第1電圧で燃料噴射量の第1補正量を算出することにより、エンジン温度を反映した補正量である第1補正量を得ることを意味する。なお、第1補正量は、それと第1電圧との対応関係を示すメモリ11内のテーブルデータを参照して算出する。また、第1電圧Vは、リラクタ3とクランクセンサ20との距離や、クランクセンサ20自体の電気的特性といった燃料噴射制御装置10が搭載される車両の個体差によってばらつく可能性を考慮して、車両毎にエンジン温度Tが常温T0であるときの第1電圧V0を測定して学習し、メモリ11中に格納した図2(d)に示すテーブルデータを用いながら、エンジン温度Tが常温T0であるときの第1電圧V0を基準として、それに各々が所定値のVV1、VV2…を対応して加算や減算することにより、エンジン温度に対する第1電圧の対応関係を補正してもよい。これにより、ステップS4の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、燃料噴射量算出部16bが、車両の図示を省略するスロットルの開度等に応じて算出される基本燃料噴射量を、ステップS4の処理において算出された第1補正量で補正することにより、エンジン1の燃料噴射量を算出する。これにより、ステップS5の処理は完了し、今回の一連の燃料噴射量算出処理は終了する。なお、燃料噴射量算出部16bは、燃料噴射量を簡素化して、第1電圧測定部16で測定された第1電圧に基づいて、エンジン温度のみを反映した燃料噴射量を算出してもよい。
〔エンジン始動後の燃料噴射量算出処理〕
次に、図3を参照して、エンジン始動後の燃料噴射量算出処理の流れについて説明する。ここで、エンジン始動後の燃料噴射量算出処理とは、エンジン1がクランキングされる状態から完爆状態となっている間、つまり、エンジン1がクランキングされる状態からエンジン1の回転状態がアイドル回転状態やそれ以上の中、高回転状態になっている間で適用可能な燃料噴射量算出処理である。
図3(a)は、本実施形態における燃料噴射制御装置10が実行するエンジン始動以降の燃料噴射量算出処理の流れを示すフローチャートであり、図3(b)は、本実施形態の燃料噴射制御装置10におけるダイオード素子33の順電圧VFの時間変化とエンジン温度Tの時間変化との関係を示すグラフである。
図3(a)のフローチャートに示すように、本実施形態におけるエンジン始動後の燃料噴射量算出処理は、車両のイグニッションスイッチがオンされ、車両に搭載されたバッテリから燃料噴射制御装置10に対して電力が供給されてそれが稼働したタイミングで開始となり、燃料噴射量算出処理はステップS11の処理に進む。なお、かかる燃料噴射量算出処理は、所定の制御周期毎に繰り返し実行されると共に、イグニッションスイッチがオフされて燃料噴射制御装置10に対して電力が供給されなくなってそれが停止したタイミングで停止する。
ステップS11の処理では、回転数測定部16aが、センサ出力電圧検出回路13から出力されたクランクセンサ20の出力電圧を示す電気信号に基づいてエンジン回転数NEを検出する。そして、回転数測定部16aが、このように検出したエンジン回転数NEに基づいて、エンジン1の状態がクランキングされている状態又は完爆状態(エンジン回転数NEがアイドリング回転数又は中、高回転数である状態)のどちらであるかを判別する。判別の結果、エンジン1の状態がクランキングされている状態である場合には、回転数測定部16aは燃料噴射量算出処理をステップS12の処理に進める。一方、エンジン1の状態が完爆状態である場合には、回転数測定部16aは燃料噴射量算出処理をステップS14の処理に進める。
ステップS12の処理では、第1電圧測定部16cが、第1電圧検出回路14からの出力信号を利用して、リラクタ3の歯抜け部分4がクランクセンサ20に対向している際の第1電圧を測定し、このように測定した第1電圧を示す電気信号を第1補正量算出部16eに出力する。このステップS12の処理は、エンジン始動時の燃料噴射量算出処理におけるステップS2の処理と同じである。これにより、ステップS12の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS13の処理に進む。
ステップS13の処理では、第1補正量算出部16eが、第1電圧測定部16cから出力された第1電圧に基づいて、燃料噴射量の第1補正量を算出する。このステップS13の処理は、エンジン始動時の燃料噴射量算出処理におけるステップS4の処理と同じである。これにより、ステップS13の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS16の処理に進む。
ステップS14の処理では、第2電圧測定部16dが、第2電圧検出回路15からの出力信号を利用して第2電圧を測定し、このように測定した第2電圧を示す電気信号を第2補正量算出部16fに出力する。ここで、このように測定した第2電圧は、電圧源34の正電位がダイオード素子33の順電圧VFに相当する電位差分低下した電位とグランド電位との電位差に相当する。これにより、ステップS14の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS15の処理に進む。
ステップS15の処理では、第2補正量算出部16fが、第2電圧測定部16dで測定された第2電圧に基づいて、燃料噴射量の第2補正量を算出する。ここで、具体的には、エンジン温度の上昇に応じて、燃料噴射制御装置10を構成するケース10Aの温度が上昇し、ケース10A内のダイオード素子33の順電圧が変化する。即ち、図3(b)に示すように、曲線V3で示すダイオード素子33の順電圧VFは、曲線T1で示すエンジン温度Tの変化に応じて変化する傾向がある。このことは、第2電圧測定部16dで測定さ
れた第2電圧の値がエンジン温度を反映していることを意味するから、エンジン温度に対応させた第2電圧で燃料噴射量の第2補正量を算出することにより、エンジン温度を反映した補正量である第2補正量を得ることを意味する。なお、第2補正量は、それと第2電圧との対応関係を示すメモリ11内のテーブルデータを参照して算出する。これにより、ステップS15の処理は完了し、燃料噴射量算出処理はステップS16の処理に進む。
ステップS16の処理では、燃料噴射量算出部16bが、車両の図示を省略するスロットルの開度等に応じて算出される基本燃料噴射量を、ステップS13又はステップS15の処理において算出された第1補正量又は第2補正量で補正することにより、エンジン1の燃料噴射量を算出する。これにより、ステップS16の処理は完了し、今回の一連の燃料噴射量算出処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態における燃料噴射制御装置10では、クランクセンサ20に内蔵されて内燃機関1のリラクタ3に形成された歯5の移動に起因する磁界変化に応じた出力信号を送出するコイル素子21の両端子21a、21b間の電圧を、両端子の一方の端子21aを電圧源34の正電位に接続し、かつ、両端子の他方の端子21bをグランド電位に接続した状態で、第1の電圧として測定する第1の電圧測定部16cと、第1の電圧に基づいて内燃機関1の燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部16bと、を備えるものであるため、油温センサや水温センサを別途設けて用いることなく、内燃機関1の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関1の始動前に必要でその際の内燃機関1の温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出することができる。
また、本実施形態における燃料噴射制御装置10では、コイル素子21の一方の端子21a及び出力信号の検出回路13間を接続する第1の電気配線31aにその一方の端子32aが接続される抵抗素子32、及び抵抗素子32の他方の端子32bにそのカソード端子33aが接続されると共にそのアノード端子33bが電圧源34の正電位に接続されるダイオード素子33から成る電気回路と、ダイオード素子33のカソード端子33aの電位とグランド電位との間の電位差を第2の電圧として検出する第2の電圧測定部16dと、を更に備え、燃料噴射量算出部16bが、第2の電圧に基づいて内燃機関1の燃料噴射量を算出するものであるため、油温センサや水温センサを別途設けて用いることなく、内燃機関1の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関1の始動以降に必要でその際の内燃機関1の温度を反映した燃料噴射量を迅速に算出することができる。
また、本実施形態における燃料噴射制御装置10では、内燃機関1がクランキングされている状態にあるときは、第1の電圧測定部16cは、コイル素子21の一方の端子21aから送出される電気信号の電圧波形の内で、リラクタ3の歯抜け部分4に対応する区間における電気信号の電圧を第1の電圧として測定するものであるため、油温センサや水温センサを別途設けた用いることなく、内燃機関1の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制御処理を実行することができる。特に、かかる構成では、内燃機関1の始動時に必要でその際の内燃機関1の温度を反映した燃料噴射量を、始動時にクランキングが開始された場合であっても迅速に算出することができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明は、内燃機関の温度を簡便かつ安価な構成で反映した燃料噴射制
御処理を実行可能な燃料噴射制御装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の車両用の内燃機関の燃料噴射制御装置に広く適用され得るものと期待される。
1…エンジン(内燃機関)
2…クランクシャフト
3…リラクタ
4…歯抜け部分
5…歯
10…燃料噴射制御装置(ECU)
10A…ケース
11…メモリ
12…タイマ
13…センサ出力電圧検出回路
14…第1電圧検出回路
15…第2電圧検出回路
16…CPU
16a…回転数測定部
16b…燃料噴射量算出部
16c…第1電圧測定部
16d…第2電圧測定部
16e…第1補正量算出部
16f…第2補正量算出部
20…クランクセンサ(クランクパルスセンサ))
21…コイル素子
21a…一方の端子
21b…他方の端子
22…永久磁石
31a、31b…電気配線
32…抵抗素子
32a…一方の端子
32b…他方の端子
33…ダイオード素子
33a…カソード端子
33b…アノード端子
34…電圧源

Claims (2)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関のクランクシャフトと共に回転自在なリラクタに形成された歯の移動に起因する磁界変化に応じた出力信号を出力自在なクランクセンサと、を有する車両に適用される燃料噴射制御装置において、
    前記クランクセンサに内蔵されて前記磁界変化に応じた前記出力信号を送出するコイル素子の両端子間の電圧を、前記両端子の一方の端子を電圧源の正電位に接続し、かつ、前記両端子の他方の端子をグランド電位に接続した状態で、第1の電圧として測定する第1の電圧測定部と、
    前記第1の電圧に基づいて前記内燃機関の燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部と、を備え
    前記コイル素子の前記一方の端子及び前記出力信号の検出回路間を接続する第1の電気配線にその一方の端子が接続される抵抗素子、及び前記抵抗素子の他方の端子にそのカソード端子が接続されると共にそのアノード端子が電圧源の正電位に接続されるダイオード素子から成る電気回路と、
    前記ダイオード素子の前記カソード端子の電位と前記グランド電位との間の電位差を第2の電圧として測定する第2の電圧測定部と、
    を更に備え、
    前記燃料噴射量算出部は、前記第2の電圧に基づいて前記内燃機関の前記燃料噴射量を算出することを特徴とする燃料噴射制御装置。
  2. 前記内燃機関がクランキングされている状態にあるときは、前記第1の電圧測定部は、前記コイル素子の前記一方の端子から送出される電気信号の電圧波形の内で、前記リラクタの歯抜け部分に対応する区間における前記電気信号の電圧を前記第1の電圧として測定することを特徴とする請求項に記載の燃料噴射制御装置。
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