JP6623527B2 - 伝送装置及び伝送制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、伝送装置及び伝送制御方法に関する。
近年、通信事業者向けの伝送装置(以下、ノードともいう)として、光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)等に対応する伝送装置が提供されている。また、双方向に通信可能な光伝送ネットワークで複数の伝送装置をリング状に接続した双方向リングネットワークの技術が知られている。
そのような双方向リングネットワークに接続された伝送装置には、双方向リングネットワーク上の通信経路である第1の方路及び第2の方路が接続される。例えば、伝送装置は、1つの信号光を2つに分岐させる1×2光カプラを用いて、第1の方路から受信した信号光を2つの信号光に分岐させる。また、伝送装置は、分岐させた信号光のうち、一方の信号光を終端して出力し、他方の信号光を第2の方路に分配する。そして、伝送装置は、2つの信号光を1つの信号光に多重化する2×1WSS(Wavelength Selective Switch)を用いて、第2の方路に分配した信号光、及び他の伝送装置へ送信する信号光を多重化して第2の方路へ出力する。
ここで、双方向リングネットワーク及び他の光伝送ネットワークを連結して光伝送ネットワークを拡張した場合、各ネットワークのハブとなる伝送装置(以下、ハブノードともいう)は、いずれかの方路から受信した信号光を他の全ての方路へ分配する。例えば、2つの双方向リングネットワークが接続されたハブノードには、一方の双方向リングネットワーク上の通信経路である第1の方路及び第2の方路と、他方の双方向リングネットワーク上の通信経路である第3の方路および第4の方路が接続される。
そのようなハブノードは、1つの信号光を4つの信号光に分岐させる1×4光カプラを用いて、第1の方路から受信した信号光を4つの信号光に分岐させる。そして、ハブノードは、分岐させた信号光のうちいずれか1つの信号光を終端して出力し、残り3つの信号光を第2の方路、第3の方路及び第4の方路に分配する。
同様に、ハブノードは、第2の方路、第3の方路、及び第4の方路から受信した信号光をそれぞれ4つに分岐させ、分岐させた1つの信号光を終端し、残り3つの信号光を、受信した方路とは異なる方路に分配する。そして、ハブノードは、例えば、4つの信号光を1つの信号光に多重化する4×1WSSを用いて、第2の方路、第3の方路及び第4の方路から第1の方路に分配された3つの信号光、及び他の伝送装置へ送信する信号光を多重化し、第1の方路へ出力する。
特開2006−087062号公報 特開2010−283446号公報
しかしながら、上述した技術では、光伝送ネットワークの拡張に伴い、信号光の分岐先が増加するので、ポート数が多い光カプラやWSSを要する。その結果、例えば、光伝送ネットワークの拡張に伴うコストが増加してしまう。
1つの側面では、コストを増加させずに光伝送ネットワークの拡張を実現する伝送装置及び伝送制御方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、伝送装置は、双方向に通信を行うリングネットワーク上の通信経路である第1方路及び第2方路と、第1方路及び第2方路とは異なるネットワーク上の通信経路である第3方路とが接続された伝送装置である。また、伝送装置は、第1分岐部、第2分岐部及び第3分岐部を有する。第1分岐部は、信号光を終端する第1終端部、及び第2方路へ信号光を出力する第2出力部へ、第1方路から入力された信号光を分岐して出力する。第2分岐部は、信号光を終端する第2終端部、第1方路へ信号光を出力する第1出力部、及び第3方路へ信号光を出力する第3出力部へ、第2方路から入力された信号光を分岐して出力する。第3分岐部は、信号光を終端する第3終端部、及び第2出力部へ、第3方路から入力された信号光を分岐して出力する。
1つの側面では、コストを増加させずに光伝送ネットワークの拡張を実現できる。
図1は、実施例1に係る光伝送ネットワークの一例を示すブロック図である。 図2は、ハブノードが有する機能構成の一例を説明するブロック図である。 図3は、スイッチ部が有する機能構成の一例を説明するブロック図である。 図4は、ハブノードが通信を中継する処理の一例を説明する説明図である。 図5は、伝送ネットワークで生じる障害の一例を説明する説明図である。 図6は、ハブノードが実行する処理の一例を説明するブロック図である。 図7は、拡張前のハブノードが有する機能構成の一例を説明する説明図である。 図8は、拡張準備の一例を説明する説明図である。 図9は、光伝送ネットワークの拡張処理の一例を説明する図である。 図10は、従来のハブノードが有する機能構成の一例を説明する図である。 図11は、実施例2に係る光伝送ネットワークの一例を示すブロック図である。 図12は、ハブノードが有する機能構成の他の例を説明するブロック図である。 図13は、実施例3に係るハブノードが有する機能構成の一例を説明するブロック図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる伝送装置及び伝送制御方法の実施の形態を詳細に説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施例は、一例を示すに過ぎず、本願の開示する伝送装置の実施の形態が限定されるものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組み合わせてもよい。
図1は、実施例1に係る光伝送ネットワークの一例を示すブロック図である。図1に示すように、光伝送ネットワーク1は、ノード2、ノード3、ノード4及びハブノード10を円環状に接続したリングネットワーク1aを有する。また、光伝送ネットワーク1は、ノード5、ノード6、ノード7及びハブノード10を円環状に接続したリングネットワーク1bを有する。
ここで、リングネットワーク1aでは、ノード2とノード3、ノード3とノード4、ノード4とハブノード10、及びハブノード10とノード2の間が双方向通信可能な光伝送ネットワークで接続される。また、リングネットワーク1bでは、ノード5とノード6、ノード6とノード7、ノード7とハブノード10、及びハブノード10とノード5の間が双方向通信可能な光伝送ネットワークで接続される。なお、光伝送ネットワークは、WDM(Wavelength Division Multiplex)を用いた通信により実現される。
なお、以下の説明では、リングネットワーク1aのうち、ハブノード10及びノード4を接続する双方向の通信経路を方路#1と記載し、ハブノード10及びノード2を接続する双方向の通信経路を方路#2と記載する。また、リングネットワーク1bのうち、ハブノード10及びノード7を接続する双方向の通信経路を方路#3と記載し、ハブノード10及びノード5を接続する双方向の通信経路を方路#4と記載する。
ノード2〜7及びハブノード10は、光伝送ネットワークを介して、波長が異なる複数の信号光を多重化した波長多重信号光を送受信する。例えば、ノード2は、図示を省略した制御装置から、ノード2が用いる信号光の波長の指示を受付ける。その場合、ノード2は、ノード3から受信した波長多重信号光を2つに分岐させ、分岐させた波長多重信号光の一方を波長分割し、制御装置から指示された波長の信号光をノード2宛ての信号光として受信する。また、ノード2は、分岐させた他方の波長多重信号光に他のノード3〜7やハブノード10に送信する信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光をハブノード10に出力する。
同様に、ノード2は、ハブノード10から受信した波長多重信号光を2つに分岐させ、一方の波長多重信号光を波長分割してノード2宛ての信号光を取得する。また、ノード2は、分割させた他方の波長多重信号光に、他のノード3〜7やハブノード10に送信する信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光をノード3に出力する。また、他のノード3〜7は、ノード2と同様に、受信した波長多重信号光を2つに分岐させ、一方の波長多重信号光から自装置宛ての信号光を取得し、他方の波長多重信号光に送信対象となる信号光を多重化して出力する。
ハブノード10は、リングネットワーク1a、1bのハブとなるノードであり、例えば、ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)である。具体的には、図1に示すハブノード10は、方路#1から受信した波長多重信号光を方路#2に出力し、方路#3及び方路#4には出力しない。また、ハブノード10は方路#2から受信した波長多重信号光を方路#1と方路#3とに伝達し、方路#4には出力しない。また、ハブノード10は、方路#3から受信した波長多重信号光を方路#2と方路#4とに伝達し、方路#1には出力しない。また、ハブノード10は、方路#4から受信した波長多重信号光を方路#3に出力し、方路#1及び方路#2には出力しない。
すなわち、ハブノード10は、各方路#1〜#4を相互に接続せず、リングネットワーク1a、1bを超えた光伝送の経路を方路#2及び方路#3を介した経路に制限する。そのようなハブノード10は、波長多重信号光の分岐先の数を制限できるので、少ないノード数の光カプラやWSSでリングネットワーク1a、1bを相互に接続できる。その結果、ハブノード10は、ネットワークを拡張する際のコストを軽減できる。
なお、リングネットワーク1a、1bは、各ノード2〜7及びハブノード10を環状に接続する。そのため、ハブノード10は、方路#1及び方路#3、方路#1及び方路#4、方路#2及び方路#3、又は方路#2及び方路#4を介した経路のいずれか1つを中継すれば、各ノード2〜7及びハブノード10間の双方向通信を実現できる。
スイッチ部50は、有線若しくは無線LAN(Local Area Network)を介してハブノード10に接続するクライアントと、ハブノード10との通信を中継する中継装置である。例えば、スイッチ部50は、図示を省略したクライアントから送信対象となるデータを含む電気信号を受信すると、受信した電気信号をハブノード10に出力する。その場合、ハブノード10は、電気信号を信号光に変換し、変換した信号光を他のノード2〜7へ送信する。また、ハブノード10は、ハブノード10宛ての信号光を電気信号に変換し、変換後の電気信号をスイッチ部50に出力する。その場合、スイッチ50は、送信先となるクライアントに受信した電気信号を伝達する。
ここで、ハブノード10は、方路#2及び方路#3を介した経路を介して、波長多重信号光を伝達する。このため、ノード2〜4及びノード5〜7は、方路#2又は方路#3で障害が生じた場合には、リングネットワーク1a、1bを超えた光通信を行えない。そこで、ハブノード10は、方路#1から受信した波長多重信号光を電気信号に変換する。一方、スイッチ部50は、方路#3へ送信するデータの電気信号を受付けるポートに、方路#1から受信した波長多重信号光の電気信号を伝達する。その結果、ハブノード10は、方路#1からハブノード10が受信した波長多重信号光を、方路#3へ出力することができるので、方路#2で障害が生じた場合にも、リングネットワーク1a、1bを超えて波長多重信号光を伝達できる。
次に、ハブノード10の一例について説明する。図2は、ハブノードが有する機能構成の一例を説明するブロック図である。図2に示すハブノード10は、第1終端部11、第2終端部12、第3終端部13、第4終端部14、第1挿入部15、第2挿入部16、第3挿入部17、及び第4挿入部18を有する。また、ハブノード10は、複数の分岐部20〜23、複数の合波部24〜27、第1中継部30、及び第2中継部33を有する。また、第1中継部30は、合波部31及び分岐部32を有する。また、第2中継部33は、合波部34及び分岐部35を有する。
なお、以下の説明では、第1終端部11、第2終端部12、第3終端部13、及び第4終端部14を終端部11〜14と記載する場合がある。また、以下の説明では、第1挿入部15、第2挿入部16、第3挿入部17、及び第4挿入部18を挿入部15〜18と記載する場合がある。
終端部11〜14は、分岐部20〜23から入力された波長多重信号光の終端処理を行う。例えば、終端部11〜14は、入力された波長多重信号光を波長が異なる複数の信号光に分割し、波長多重信号光を波長ごとに分割した信号光からハブノード10が通信に用いる波長の信号光を選択する。そして、終端部11〜14は、選択した信号光を電気信号に変換し、変換後の電気信号をスイッチ部50に出力する。
なお、第1終端部11には、ハブノード10が方路#1から受信した波長多重信号光が入力され、第2終端部12には、ハブノード10が方路#2から受信した波長多重信号光が入力される。また、第3終端部13には、ハブノード10が方路#3から受信した波長多重信号光が入力され、第4終端部14には、ハブノード10が方路#4から受信した波長多重信号光が入力される。
挿入部15〜18は、各方路#1〜#4へ新たに送信されるデータの電気信号をスイッチ部50から受信すると、受信した電気信号を信号光に変換し、変換後の信号光を合波部24〜27に出力する。例えば、第1挿入部15は、方路#1へ出力される信号光として、変換後の信号光を合波部24に出力する。また、第2挿入部16は、方路#2へ出力される信号光として、変換後の信号光を合波部25に出力する。また、第3挿入部17は、方路#3へ出力される信号光として、変換後の信号光を合波部26に出力する。また、第4挿入部18は、方路#4へ出力される信号光として、変換後の信号光を合波部27に出力する。
分岐部20〜23、32、35は、入力された1つの信号光を2つの信号光に分岐させる。分岐部20〜23、32、35は、例えば、入力側に1つ、出力側に2つのポートを有する1×2光カプラにより実現される。また、合波部24〜27、31、34は、入力された2つの信号光を多重化し、1つの信号光を出力する。合波部24〜27、31、34は、例えば、入力側に2つ、出力側に1つのポートを有する2×1WSSにより実現される。
ここで、分岐部20は、第1終端部11及び合波部25に、方路#1から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。また、分岐部21は、合波部24及び第2中継部33の合波部34に、方路#2から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。また、分岐部22は、合波部27及び第1中継部30の合波部31に、方路#3から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。また、分岐部23は、第4終端部14及び合波部26に、方路#4から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。
合波部31は、第2挿入部16から入力された信号光、及び分岐部22から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を分岐部32に出力する。そして、分岐部32は、合波部25及び第3終端部13に、合波部31から入力された波長多重信号光を分岐して出力する。
すなわち、合波部31は、合波部25から方路#2へ出力される波長多重信号光として分岐部22が出力した波長多重信号光に、第2挿入部16から入力された波長多重信号光を多重化する。そして、分岐部32は、合波部25から方路#2へ出力される波長多重信号光として合波部31が出力した波長多重信号光を分岐させ、合波部25及び第3終端部13に出力する。
合波部34は、第3挿入部17から入力された信号光、及び分岐部21から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を分岐部35に出力する。そして、分岐部35は、合波部26及び第2終端部12に、合波部34から入力された波長多重信号光を分岐して出力する。
すなわち、合波部34は、合波部26から方路#3へ出力される波長多重信号光として分岐部21が出力した波長多重信号光に、第3挿入部17から入力された波長多重信号光を多重化する。そして、分岐部35は、合波部26から方路#3へ出力される波長多重信号光として合波部34が出力した波長多重信号光を分岐させ、合波部26及び第2終端部12に出力する。
また、合波部24は、第1挿入部15から入力された信号光、及び分岐部21から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#1から出力する。また、合波部25は、分岐部32から入力された波長多重信号光、及び分岐部20から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#2から出力する。また、合波部26は、分岐部35から入力された波長多重信号光、及び分岐部23から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#3から出力する。また、合波部27は、第4挿入部18から入力された信号光、及び分岐部22から入力された波長多重信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#4から出力する。
次に、図3を用いて、スイッチ部50の一例を説明する。図3は、スイッチ部が有する機能構成の一例を説明するブロック図である。スイッチ部50は、ライン側インターフェース51、電気スイッチ52、クライアント側インターフェース53を有する。また、スイッチ部50は、ライン側インターフェース51を介してハブノード10と接続し、クライアント側インターフェース53を介して、クライアント56〜59と接続する。
ライン側インターフェース51は、複数の入力ポート54a〜54d、及び複数の出力ポート55a〜55dを有する。クライアント側インターフェース53は、複数の入力ポート54e〜54h、及び複数の出力ポート55e〜55hを有する。
入力ポート54a〜54dは、ハブノード10が有する終端部11〜14が信号光から変換した電気信号を受信すると、受信した電気信号を電気スイッチ52に出力する。また、入力ポート54e〜54hは、接続されたクライアント56〜59から、ハブノード10から他のノード2〜7へ送信するデータの電気信号を受信すると、受信した電気信号を電気スイッチ52に出力する。
出力ポート55a〜55dは、電気スイッチ52から電気信号を受信すると、受信した電気信号をハブノード10が有する挿入部15〜18に出力する。また、出力ポート55e〜55hは、電気スイッチ52から電気信号を受信すると、受信した電気信号を接続されたクライアント56〜59に出力する。
電気スイッチ52は、各入力ポート54a〜54h、及び各出力ポート55a〜55hを接続する電気スイッチであり、例えば、クロスバスイッチ等で実現される。そのような電気スイッチ52は、電気信号の送信先に基づいて、各入力ポート54a〜54hから入力された電気信号を、各出力ポート55a〜55hに伝達する。
例えば、電気スイッチ52は、クライアント56が方路#3へ出力するデータの電気信号を入力ポート54eに入力した場合は、第3終端部13と接続された入力ポート54cに対し、入力された電気信号を伝達する。また、クライアント58を送信先とするデータの信号光を方路#2からハブノード10が受信した場合は、電気スイッチ52には、第2終端部12から入力ポート54bを介して、データの電気信号が入力される。そのような場合、電気スイッチ52は、入力されたデータの電気信号を、クライアント58に出力する出力ポート55gに伝達する。
また、電気スイッチ52は、方路#2に障害が発生した場合は、第1終端部11から入力ポート54aに入力された電気信号を、出力ポート55cに伝達し、第3挿入部17に出力させる。この結果、スイッチ部50は、方路#2に障害が生じた際に、方路#1から受信した波長多重信号光のデータを、方路#3へ出力させることができる。
なお、上述した電気スイッチ52の処理は、送受信の対象となるデータのヘッダ等を解析することで、電気スイッチ52が自律的に実行してもよく、電気スイッチ52が制御装置からの指示に従って実行してもよい。
次に、ハブノード10がリングネットワーク1a、1b間の通信を中継する処理の一例について説明する。図4は、ハブノードが通信を中継する処理の一例を説明する説明図である。図4に示すように、ハブノード10は、リングネットワーク1a、1b間の光通信を方路#2、及び方路#3を介した経路に制限する。一方、ノード2〜4は、図4の細実線及び太実線で示すように、双方向に通信可能な円環状のリングネットワーク1aで接続され、ノード5〜7は、図4の細点線及び太点線で示すように、双方向に通信可能な円環状のリングネットワーク1bで接続される。
例えば、図4中(A)に示すように、ノード2〜4及びハブノード10は、図4の太実線で示す経路を介し、ノード2、ハブノード10、ノード4、ノード3、ノード2の順で通信可能である。また、ノード2〜7及びハブノード10は、図4の太実線及び太点線で示す経路を介し、ノード4、ノード3、ノード2、ハブノード10、ノード7、ノード6、ノード5の順で通信可能である。また、ノード5〜7及びハブノード10は、図4の太点線で示す経路を介し、ノード5、ハブノード10、ノード7、ノード6、ノード5の順で通信可能である。
また、例えば、図4中(B)に示すように、ノード2〜4及びハブノード10は、図4の細実線で示す経路を介し、ノード2、ノード3、ノード4、ハブノード10、ノード2の順で通信可能である。また、ノード2〜7、及びハブノード10は、図4の細点線及び細実線で示す経路を介し、ノード5、ノード6、ノード7、ハブノード10、ノード2、ノード3、ノード4の順で通信可能である。また、ノード5〜7及びハブノード10は、図4の細点線で示す経路を介し、ノード5、ノード6、ノード7、ハブノード10、ノード5の順で通信可能である。
上述したように、各ノード2〜7及びハブノード10は、図4に示す経路を介し、通信することができる。そのため、各ノード2〜7及びハブノード10は、ハブノード10がリングネットワーク1a、1b間の光通信を方路#2、及び方路#3を介した経路に制限した場合にも、任意のノード間で双方向通信を実現できる。
ここで、図5は、伝送ネットワークで生じる障害の一例を説明する説明図である。例えば、図5中(A)で示すように、方路#2で障害が発生し、ハブノード10及びノード2が通信できなくなった場合には、各ノード2〜7は、リングネットワーク1a、1bを超えた光通信を行うことができない。例えば、図5中(B)に示すように、ハブノード10は、方路#1から方路#3や方路#4へ波長多重信号光を中継しないので、例えば、ノード4からノード7に信号光を送信できない。
そこで、ハブノード10は、方路#2で障害が生じた場合に、方路#1から受信した波長多重信号光を電気信号に変換し、スイッチ部50に出力する。その場合、スイッチ部50は、方路#3へ送信するデータの電気信号を入力するポート、すなわち第3挿入部17に、受信した電気信号を伝達する。その結果、ハブノード10は、第3挿入部17から入力された電気信号を信号光に変換し、方路#3に出力するので、方路#1から受信したデータを方路#3へ出力することができる。
図6は、ハブノードが実行する処理の一例を説明するブロック図である。例えば、分岐部20は、方路#2に障害が生じた場合は、方路#1から受信した波長多重信号光を分岐させ、一方を第1終端部11に出力する。その場合、第1終端部11は、受信した波長多重信号光を終端し、電気信号に変換してスイッチ部50に出力する。
一方、スイッチ部50は、受信した電気信号を第3挿入部17に伝達する。その場合、第3挿入部17は、受信した電気信号を波長多重信号光に変換し、変換後の波長多重信号光を第2中継部33を介して、合波部26に出力する。その結果、ハブノード10は、方路#1から受信した波長多重信号光を方路#3へ出力できる。
次に、図7〜図9を用いて、リングネットワーク1aとリングネットワーク1bとを接続することで、光伝送ネットワーク1を拡張する処理の一例について説明する。図7は、拡張前のハブノードが有する機能構成の一例を説明する説明図である。図8は、拡張準備の一例を説明する説明図である。図9は、光伝送ネットワークの拡張処理の一例を説明する図である。なお、以下の説明では、リングネットワーク1a、1bに、ノード2と同様の機能を発揮するハブノード10a、10bが設置され、ハブノード10a、10bを接続することで、図1に示すハブノード10として動作させる処理の一例を説明する。
例えば、リングネットワーク1aに設置されたハブノード10aは、図7に例示する機能構成を有する。具体的には、ハブノード10aは、第1終端部11、第2終端部12、第1挿入部15、第2挿入部16、分岐部20、21、及び合波部24、25を有する。
分岐部20は、第1終端部11及び合波部25に、方路#1から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。また分岐部21は、第2終端部12及び合波部24に、方路#2から受信した波長多重信号光を分岐して出力する。一方、合波部24は、分岐部21から受信した波長多重信号光、及び第1挿入部15から受信した信号光を多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#1に出力する。また、合波部25は、分岐部20から受信した波長多重信号光、及び第2挿入部16から受信した信号光とを多重化し、多重化した波長多重信号光を方路#2に出力する。
リングネットワーク1aとリングネットワーク1bとを接続する場合、リングネットワーク1aに設置されたハブノード10aには、図8に示すように、第1中継部30及び第2中継部33が追加される。具体的には、図8中の点線で示すように、第1中継部30の合波部31には、第2挿入部16が出力する信号光が入力され、第1中継部30の分岐部32が出力する波長多重信号光が合波部25に入力される。また、第2中継部33の合波部34には、分岐部21が出力する波長多重信号光が入力され、分岐部35が出力する波長多重信号光が第2終端部12に入力される。
一方、リングネットワーク1bのハブノード10bは、図7に示すハブノード10aと同様の機能構成を有する。そして、ハブノード10bは、ハブノード10aと同様に、第1中継部30及び第2中継部33との接続が追加される。具体的には、ハブノード10bは、図9に示すように、第3終端部13、第4終端部14、第3挿入部17、第4挿入部18、分岐部22、23、及び合波部26、27を有する。
第3挿入部17は、信号光を第2中継部33の合波部34に入力する。第2中継部33の分岐部35は、波長多重信号光を合波部26に入力する。また、分岐部22は、分岐させた波長多重信号光を第1中継部30の合波部31に入力する。また、第1中継部30の分岐部32は、分岐させた波長多重信号光を第3終端部13に入力する。この結果、ハブノード10a及びハブノード10bは、図2に示すハブノード10として動作する。
ここで、図8中の点線で示す接続を追加する際、方路#1及び方路#2を流れる波長多重信号光が阻害されない。同様に、図9中の点線で示す接続を追加する際、方路#3及び方路#4を流れる波長多重信号光が阻害されない。そのため、ハブノード10a、10bは、リングネットワーク1a、1bを運用したままで、光伝送ネットワーク1の拡張を実現できる。
一方、図10は、従来のハブノードが有する機能構成の一例を説明する図である。例えば、従来のハブノード70は、終端部11〜14、挿入部15〜18、分岐部60〜63、及び合波部64〜67を有する。図10に示すハブノード70は、各方路#1〜#4から受信した波長多重信号光を他の全ての方路へと伝達する。
例えば、分岐部60は、方路#2〜#4から波長多重信号光を出力する合波部65〜67及び第1終端部11に、方路#1から受信した波長多重信号光を分配して出力する。また、他の分岐部61〜63も同様に、波長多重化信号光を受信した方路以外の3つの方路、及び波長多重化信号光を終端する出力部に波長多重信号光を分岐して出力する。そのため、分岐部60〜63は、入力された信号光を4つに分岐させる1×4光カプラにより実現される。また、ハブノード70が有する合波部64〜67は、波長多重信号光を出力する方路以外の全ての方路から入力された3つの波長多重信号光、及び出力するデータの信号光を多重化する。そのため、合波部64〜67は、4つの信号光を多重化する4×1WSSにより実現される。
上述のように、ハブノード70は、各方路#1〜#4から受信した波長多重信号光を、他の全ての方路へと伝達する。そのため、ハブノード70は、ポート数が多い光カプラやWSSを要するため、光伝送ネットワーク1を拡張する際のコストを増大させてしまう。
一方、上述したハブノード10は、リングネットワーク1a、1bを超えた通信を行う際の経路を、方路#2及び方路#3を介した経路に限定する。より具体的には、上述したように、ハブノード10は、双方向に通信を行うリングネットワーク1a上の通信経路である方路#1及び方路#2と、リングネットワーク1b上の通信経路である方路#3及び方路#4とが接続される。また、ハブノード10は、分岐部20〜23を有する。
分岐部20は、第1終端部11、及び方路#2へ信号光を出力する合波部25へ、方路#1から受信した信号光を分岐して出力する。また、分岐部21は、第2終端部12、方路#1へ信号光を出力する合波部24、及び方路#3へ信号光を出力する合波部26へ、方路#2から受信した信号光を分岐して出力する。また、分岐部22は、第3終端部13、方路#4へ信号光を出力する合波部27、及び方路#2へ信号光を出力する合波部25へ、方路#3から受信した信号光を分岐して出力する。また、分岐部23は、第4終端部14、及び方路#3へ信号光を出力する合波部26へ、方路#4から受信した信号光を分岐して出力する。
そのため、ハブノード10は、リングネットワーク1aにリングネットワーク1bを接続する際に必要な光カプラやWSSのポート数を削減できる。例えば、ハブノード10は、1×2光カプラ及び2×1WSSを2セット追加するだけで、リングネットワーク1aとリングネットワーク1bとを接続することができる。この結果、ハブノード10は、コストを増加させずに光伝送ネットワークの拡張を実現できる。
なお、ハブノード10は、例えば、1×2光カプラや2×1WSS等、ハブノード10aが使用する部品を用いて、光伝送ネットワークを拡張できるので、新たな部品を準備する必要が無く、スモールスタートを実現できる。また、ハブノード10は、リングネットワーク1a、1b同士を接続するので、リングネットワーク1a、1bを超えた通信を行う際の経路を、方路#2及び方路#3を介した経路に限定しても、各ノード2〜7の双方向通信を実現できる。
また、第1終端部11は、方路#1から受信した波長多重信号光を電気信号に変換する。そして、スイッチ部50は、第1終端部11が出力した電気信号を第3挿入部17に伝達する。このため、ハブノード10は、例えば、方路#2に障害が生じた場合にも、各ノード2〜7の双方向通信を継続することができる。
また、ハブノード10は、合波部31、34、分岐部32、35を有する。合波部31は、分岐部22が合波部25へ出力した波長多重信号光、及び第2挿入部16が出力した信号光を多重化する。分岐部32は、合波部25及び第3終端部13に、合波部31が多重化した波長多重信号光を分岐して出力する。合波部34は、分岐部21が合波部26へ出力した波長多重信号光、及び第3挿入部17が出力した信号光を多重化する。分岐部35は、合波部26及び第2終端部12に、合波部34が多重化した波長多重信号光を分岐して出力する。そのため、ハブノード10は、1×2光カプラ及び2×1WSSを用いて、リングネットワーク1a、1bを接続できるので、光伝送ネットワーク1の拡張に伴うコストをさらに削減できる。
尚、上述のハブノード10は、2つのリングネットワーク1a、1bを接続した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、ハブノード10は、任意の数のネットワークや任意の形態のネットワークを接続してもよい。そこで、以下の実施例2では、1つのリングネットワークと、双方向に通信可能な線形のネットワークとを接続するハブノードについて説明する。
図11は、実施例2に係る光伝送ネットワークの一例を示すブロック図である。図11に示す例では、光伝送ネットワーク1cは、リングネットワーク1a、及び、線形ネットワーク1dとをハブノード10cが接続する形態を有する。ここで、線形ネットワーク1dは、双方向に通信可能な態様で、ハブノード10c、ノード8、ノード9を線形に接続したネットワークである。
図11に示す光伝送ネットワーク1cでは、ハブノード10cには、リングネットワーク1aの通信経路である方路#1と方路#2、及び、線形ネットワーク1dの通信経路である方路#3とが接続される。そのような光伝送ネットワーク1cでは、ハブノード10cは、方路#1から受信した波長多重信号光を方路#2に出力し、方路#2から受信した波長多重信号光を方路#1及び方路#3に出力し、方路#3から受信した波長多重信号光を方路#2に出力する。すなわち、ハブノード10cは、リングネットワーク1a及び線形ネットワーク1dを超えた通信経路を、方路#2及び方路#3を介する経路に限定する。
ここで、光伝送ネットワーク1cは、リングネットワーク1a及び線形ネットワーク1dを超えた通信経路を、方路#2及び方路#3を介する経路に限定された場合にも、各ノード2〜4、8、9の双方向通信を保障することができる。例えば、光伝送ネットワーク1cは、ノード9、ノード8、ハブノード10c、ノード2、ノード3、ノード4の順に、波長多重信号光を伝送することができる。
次に、図12を用いて、ハブノード10cが有する機能構成の一例を説明する。図12は、ハブノードが有する機能構成の他の例を説明するブロック図である。図12に示す例では、ハブノード10cは、終端部11〜13、挿入部15〜17、分岐部20〜22、32、35、及び合波部24〜26、31、34を有する。すなわち、ハブノード10cは、図2に示したハブノード10が有する機能構成のうち、分岐部23、合波部27、第4終端部14、第4挿入部18を有さない機能構成を有する。
そのような構成では、分岐部22は、方路#3から受信した波長多重信号光を合波部25に出力する。一方、合波部31は、分岐部22が合波部25に出力した波長多重信号光を、第2挿入部16からの信号光と多重化する。そして、分岐部32は、合波部25及び第3終端部13に、合波部31が多重化した波長多重信号光を分岐して出力する。また、合波部26は、分岐部35から受信した波長多重信号光を方路#3に出力する。
上述したように、ハブノード10cは、双方向に通信を行うリングネットワーク1a上の通信経路である方路#1及び方路#2と、線形ネットワーク1d上の通信経路である方路#3とが接続される。また、ハブノード10cは、分岐部20〜22を有する。
分岐部20は、第1終端部11、及び方路#2へ信号光を出力する合波部25へ、方路#1から受信した信号光を分岐して出力する。また、分岐部21は、第2終端部12、方路#1へ信号光を出力する合波部24、及び方路#3へ信号光を出力する合波部26へ、方路#2から受信した信号光を分岐して出力する。また、分岐部22は、第3終端部13、及び方路#2へ信号光を出力する合波部25へ、方路#3から受信した信号光を分岐して出力する。
上述したハブノード10cは、少ないポートを有する光カプラやWSSで、リングネットワーク1aと線形ネットワーク1dとを接続することができる。例えば、ハブノード10cは、1×2光カプラ及び2×1WSSを2セット追加するだけで、リングネットワーク1aと線形ネットワーク1dとを接続することができる。このため、ハブノード10cは、光伝送ネットワーク1cの拡張に伴うコストを削減できる。
なお、上述したハブノード10、10cは、分岐部21が合波部26に出力した波長多重信号光と第3挿入部17が出力した信号光とを合波し、第2終端部12及び合波部26に、合波した波長多重信号光を分岐して出力する第2中継部33を有する。また、上述したハブノード10、10cは、分岐部22が合波部25に出力した波長多重信号光と第2挿入部16が出力した信号光とを合波し、第3終端部13及び合波部25に、合波した波長多重信号光を分岐して出力する第1中継部30を有する。しかしながら、実施例はこれに限定されるものではない。そこで、以下の説明では、第1中継部30及び第2中継部33のバリエーションを実施例3として説明する。
図13は、実施例3に係るハブノードが有する機能構成の一例を説明するブロック図である。図13に示すように、ハブノード10dは、第1中継部30a及び第2中継部33aを有する。第1中継部30aは、合波部31a及び分岐部32aを有する。また、第2中継部33aは、合波部34a、及び分岐部35aを有する。
分岐部32aは、合波部31a及び第3終端部13に、分岐部22が出力した波長多重信号光を分岐して出力する。合波部31aは、分岐部32aが出力した波長多重信号光、及び第2挿入部16が出力した信号光を多重化し、合波部25に出力する。また、分岐部35aは、合波部34a及び第2終端部12に、分岐部21が出力した波長多重信号光を分岐して出力する。合波部34aは、分岐部35aが出力した波長多重信号光、及び第3挿入部17が出力した信号光を多重化し、合波部26に出力する。
すなわち、分岐部32aは、合波部25及び第3終端部13に、分岐部22が合波部25に出力した波長多重信号光を分岐して出力する。合波部31aは、分岐部32aが合波部25に出力した波長多重信号光、及び第2挿入部16が出力した信号光を多重化し、合波部25に出力する。分岐部35aは、合波部26、及び第2終端部12に、分岐部21が合波部26に出力した波長多重信号光を分岐して出力する。合波部34aは、分岐部35aが合波部26に出力した波長多重信号光及び第3挿入部17が出力した信号光を多重化し、合波部26に出力する。
このため、ハブノード10dは、方路#2及び方路#3に出力する波長多重信号光の強度が低下するのを防ぐごとができる。例えば、光カプラによって分岐された波長多重信号光の強度は、入力された波長多重信号光の強度と比較して低下する。このため、図2に示すハブノード10は、分岐部32により分岐された波長多重信号光を合波部25から方路#2に出力するので、方路#3から方路#2に出力される波長多重信号光の強度を低下させてしまう。
一方、ハブノード10dは、方路#3から受信した波長多重信号光を分岐部32aで先に分岐させ、その後、合波部31aで方路#2から出力数データの信号光と多重化した後に、合波部25に出力する。この結果、合波部25に出力される波長多重信号光の強度が、合波部31aでの多重化により増幅されるので、ハブノード10dは、方路#3から方路#2に出力される波長多重信号光の強度の低下を防ぐことができる。
これまで本発明の実施例について説明したが、実施例は、上述した実施例以外にも様々な異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として他の実施例を説明する。
[分岐部及び合波部について]
上述したハブノード10、10c、10dは、1×2光カプラ及び2×1WSSを用いて、各方路#1〜#4から受信した波長多重信号光を分岐させ、他の方路から受信した波長多重信号光を多重化して出力した。しかしながら、実施例はこれに限定されるものではない。例えば、ハブノード10、10c、10dは、1×2光カプラ及び2×1WSSの多段構成ではなく、例えば、1×3光カプラ等を組み合わせて用いてもよい。ハブノード10、10c、10dは、双方向リングネットワーク、及び他のネットワークを接続する際に、通信経路を限定することで、各ネットワークのノード間での双方向通信を実現しつつ、ネットワークの拡張に伴うコストを削減できる。
[ネットワークの拡張について]
また、上述したハブノード10、10c、10dは、双方向リングネットワークと他のネットワークとを接続するのであれば、任意の数のネットワークや任意の形態のネットワークを接続して良い。例えば、ハブノード10は、3つの双方向リングネットワークを接続してもよい。
[機能構成について]
上述した処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
1、1c 光伝送ネットワーク
1a、1b リングネットワーク
1d 線形ネットワーク
2〜9 ノード
10、10a〜10d、70 ハブノード
11〜14 終端部
15〜18 挿入部
20〜23、32、35 分岐部
24〜27、31、34 合波部

Claims (5)

  1. 双方向に通信を行う第1リングネットワーク上の通信経路である第1方路及び第2方路と、前記第1リングネットワークとは異なる第2リングネットワーク上の通信経路である第3方路とが接続された伝送装置であって、
    信号光を終端する第1終端部、及び前記第2方路へ信号光を出力する第2出力部へ、前記第1方路から入力された信号光を分岐して出力する第1分岐部と、
    信号光を終端する第2終端部、前記第1方路へ信号光を出力する第1出力部、及び前記第3方路へ信号光を出力する第3出力部へ、前記第2方路から入力された信号光を分岐して出力する第2分岐部と、
    信号光を終端する第3終端部、及び前記第2出力部へ、前記第3方路から入力された信号光を分岐して出力する第3分岐部と
    前記第3分岐部が前記第2出力部へ出力した信号光に、前記第2方路へ新たに出力される信号光を多重化する第1多重化部と、
    前記第2出力部及び前記第3終端部に、前記第1多重化部が多重化した信号光を分岐して出力する第5分岐部と、
    前記第2分岐部が前記第3出力部に出力した信号光に、前記第3方路へ新たに出力される信号光を多重化する第2多重化部と、
    前記第3出力部及び前記第2終端部に、前記第2多重化部が多重化した信号光を分岐して出力する第6分岐部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記伝送装置は、前記第1方路及び第2方路とは異なる前記第2リングネットワーク上の通信経路である前記第3方路及び第4方路が接続され、
    信号光を終端する第4終端部、及び前記第3出力部へ、前記第4方路から入力された信号光を分岐して出力する第4分岐部を有し、
    前記第3分岐部は、前記第3終端部、前記第2出力部、及び前記第4方路へ信号光を出力する第4出力部へ、前記第3方路から入力された信号光を分岐して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記第1終端部は、入力された信号光を電気信号に変換して出力し、
    入力された電気信号を信号光に変換して前記第3出力部に入力する入力部へ、前記第1終端部が出力した電気信号を伝達する伝達部
    を有することを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  4. 前記第3終端部及び前記第2出力部へ、前記第3分岐部が前記第2出力部に出力した信号光を分岐して出力する第5分岐部と、
    前記第5分岐部が前記第2出力部へ出力した信号光に、前記第2方路へ新たに出力される信号光を多重化する第1多重化部と、
    前記第2終端部及び前記第3出力部へ、前記第2分岐部が前記第3出力部に出力した信号光を分岐して出力する第6分岐部と、
    前記第6分岐部が前記第3出力部へ出力した信号光に、前記第3方路へ新たに出力される信号光を多重化する第2多重化部と
    を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の伝送装置。
  5. 双方向に通信を行う第1リングネットワーク上の通信経路である第1方路及び第2方路と、前記第1リングネットワークとは異なる第2リングネットワーク上の通信経路である第3方路とが接続された伝送装置が、
    信号光を終端する第1終端部、及び前記第2方路へ信号光を出力する第2出力部へ、前記第1方路から入力された信号光を分岐して出力し、
    信号光を終端する第2終端部、前記第1方路へ信号光を出力する第1出力部、及び前記第3方路へ信号光を出力する第3出力部へ、前記第2方路から入力された信号光を分岐して出力し、
    信号光を終端する第3終端部、及び前記第2出力部へ、前記第3方路から入力された信号光を分岐して出力し、
    前記第2出力部へ出力した信号光に、前記第2方路へ新たに出力される信号光を多重化し、
    前記第2出力部及び前記第3終端部に、前記第2方路へ新たに出力される、多重化した信号光を分岐して出力し、
    前記第3出力部に出力した信号光に、前記第3方路へ新たに出力される信号光を多重化し、
    前記第3出力部及び前記第2終端部に、前記第3方路へ新たに出力される、多重化した信号光を分岐して出力する
    処理を実行することを特徴とする伝送制御方法。
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