JP4937983B2 - 光伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送ネットワークにおいて信号光の挿入分岐や方路変換等を行う光伝送装置に関するものであり、特に、信号光の多波長化を経済的に実現することを可能とした光伝送装置に関するものである。
データ通信需要の増大に伴い、大容量のトラフィックを伝送できる波長分割多重技術を用いた光伝送ネットワークが普及しつつある。そのような光伝送ネットワークでは、光伝送装置として、パス(特定の波長の信号光)の方路を切り替える波長クロスコネクト装置(WXC : Wavelength Cross-Connects )や、リングネットワークからパスを分岐したり、パスを挿入したりする光分岐挿入多重化装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplex)等が用いられる。
図1に、光分岐挿入多重化装置の例を示す。図1に示すように、この光分岐挿入多重化装置10は、光カプラ11、1×N型のドロップ用波長選択スイッチ(以下、WSS( Wavelength Selectable Switch)と呼ぶ)12、及びN×1型のアド用WSS13、トランスポンダ14、15を備えている。ドロップ用WSS12は、入力ポートから信号光を入力し、N個の出力ポートのうちの任意の出力ポートに任意の波長の信号光を出力する機能を備え、アド用WSS13は、N個の入力ポートから入力されたそれぞれの信号光から任意の波長を選択し、波長多重して出力ポートから出力する機能を備えている。なお、「任意の」とは、遠隔操作等で適宜設定できるという意味である。
図1に示す光分岐挿入多重化装置10では、入力された信号光が光カプラ11でカプラ分岐され、一方はドロップ用WSS12に入力され、WSS12において特定の波長の信号光がドロップ信号光としてドロップされ、トランスポンダ14を介してクライアントネットワーク側に出力される。光カプラ11で分岐された他方の信号光はアド用WSS13に入力され、ドロップした波長の信号光がブロックされるとともに、クライアントネットワーク側からトランスポンダ15を介して別の信号光がアドされ、これらが多重された信号光が出力される。
図1に示した光分岐挿入多重化装置10では、ドロップ側の出力ポート、及びアド側の入力ポートにそれぞれ任意の波長を割り当てることができるので、波長が任意であるという意味でカラーレスの構成と呼ばれる。カラーレスの構成では、手動でポート間接続の切替等を行うことなく、波長をパスに柔軟に割り当てることが可能である。
E. Bert Basch, et.al, "Architectural Tradeoffs for Reconfigurable Dense Wavelength-Division Multiplexing Systems", IEEE journal of selected topics in quantum electronics, VOL.12, NO.4, JULY/AUGUST. 2006
さて、今後予想されるトラフィックの増加等により、上記のようなカラーレス機能を有する光伝送装置において信号光に多重する波長数を増やすことが必要とされている。
しかし、波長数を増加させると、カラーレス機能を有する光伝送装置に使用されるWSSのコストが増大するとともに、チャネルの光周波数間隔が狭まることにより、良好なフィルタリング特性を得るのが難しくなるという問題がある。
また、光伝送ネットワーク等の通信ネットワークでは、効率的な設備投資を行う観点から、一般にトラフィックの増加に応じて設備の量を増加できるような拡張性が求められているが、現状の光伝送装置においてWSSの波長数を増大させただけでは、最初から大きなトラフィック対応の光伝送装置しか提供できず、拡張性に乏しいという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、拡張性や経済性に優れ、かつ光フィルタリング特性を良好に保ったまま、多波長化を実現可能な光伝送装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、入力された信号光を、第1の種類の波長が多重された第1の信号光と、第2の種類の波長が多重された第2の信号光とに分離し、それぞれの信号光を出力する波長分離手段と、前記波長分離手段から出力される前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第1の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を出力する第1の光分岐挿入多重化手段と、前記波長分離手段から出力される前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第2の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を出力する第2の光分岐挿入多重化手段と、前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力される信号光と、前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力される信号光とを波長多重し、波長多重した信号光を出力する波長多重手段と、前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、アド信号光を分岐して、前記第1の光分岐挿入多重化手段及び第2の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、前記第1の光分岐挿入多重化手段と前記第2の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれか一方の光分岐挿入多重化手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断することを特徴とする光伝送装置として構成される。
また、本発明は、第1の種類の波長が多重された第1の信号光を伝送する第1のリングネットワークと、第2の種類の波長が多重された第2の信号光を伝送する第2のリングネットワークとに接続される光伝送装置であって、前記第1のリングネットワークに接続され、前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第1の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を前記第1のリングネットワークに出力する第1の光分岐挿入多重化手段と、前記第2のリングネットワークに接続され、前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第2の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を前記第2のリングネットワークに出力する第2の光分岐挿入多重化手段と、前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、アド信号光を分岐して、前記第1の光分岐挿入多重化手段及び第2の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、前記第1の光分岐挿入多重化手段と前記第2の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれか一方の光分岐挿入多重化手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断することを特徴とする光伝送装置として構成することもできる。
前記光伝送装置において、前記第1の光分岐挿入多重化手段は、前記第1の信号光の波長多重数に対応したドロップ用の波長選択スイッチと、前記第1の信号光の波長多重数に対応したアド用の波長選択スイッチとを備え、前記第2の光分岐挿入多重化手段は、前記第2の信号光の波長多重数に対応したドロップ用の波長選択スイッチと、前記第2の信号光の波長多重数に対応したアド用の波長選択スイッチとを備えたこ構成とすることができる。
また、本発明は、ある入力方路から入力された信号光を、第1の種類の波長が多重された第1の信号光と、第2の種類の波長が多重された第2の信号光とに分離し、それぞれの信号光を出力する波長分離手段と、前記波長分離手段から出力される前記第1の信号光に多重された波長の中から任意の波長を選択し、当該選択された波長の信号光を任意の出力方路に向けて送出する第1の方路選択手段と、前記波長分離手段から出力される前記第2の信号光に多重された波長の中から任意の波長を選択し、当該選択された波長の信号光を任意の出力方路に向けて送出する第2の方路選択手段と、各出力方路毎に備えられ、前記第1の方路選択手段から出力される信号光と前記第2の方路選択手段から出力される信号光とを波長多重して出力する波長多重手段と、を備えた光伝送装置であって、前記第1の方路選択手段は、前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力する手段と、アド信号光を入力し、他の信号光と多重して前記出力方路に向けて送出する手段とを備え、前記第2の方路選択手段は、前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力する手段と、アド信号光を入力し、他の信号光と多重して前記出力方路に向けて送出する手段とを備え、前記光伝送装置は、前記第1の方路選択手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の方路選択手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、アド信号光を分岐して、前記第1の方路選択手段及び第2の方路選択手段に送出する手段と、を更に備え、前記第1の方路選択手段と前記第2の方路選択手段のうちのいずれか一方の方路選択手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の方路選択手段は、当該アド信号光のアドを行わないことを特徴とする光伝送装置として構成することもできる。
前記第1の種類の波長は、偶数チャネルの波長であり、前記第2の種類の波長は、奇数チャネルの波長であることとすることができる。また、前記第1の種類の波長は、L帯の波長であり、前記第2の種類の波長は、C帯の波長であることとしてもよい。
また、本発明は、入力された波長多重信号光を、2つ以上の複数の信号光に分離する周期性のAWGと、前記AWGから出力される信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記AWGから出力される信号光からドロップ信号光を除いた信号光とアド信号光とを多重した信号光を出力する2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段と、前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段からの異なる出力信号光を波長多重し、波長多重した信号光を出力する波長多重手段と、前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段から出力される2つ以上の複数のドロップ信号光を合波して出力する手段と、アド信号光を分岐して、前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、前記複数の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれかが、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、当該アドを行う光分岐挿入多重化手段以外の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断する、ことを特徴とする光伝送装置として構成することもできる。
本発明によれば、拡張性や経済性に優れ、かつ光フィルタリング特性を良好に保ったまま、多波長化を実現可能な光伝送装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の機能を有する構成部には同一の参照符号を付与するものとする。
(第1の実施の形態)
図2に本発明の第1の実施の形態に係る光伝送装置20の構成図を示す。図2に示すように、この光伝送装置20は、光分岐挿入多重化装置を構成しており、光カプラ31、ドロップ用WSS32、及びアド用WSS33を有する光分岐挿入多重化部23と、光カプラ34、ドロップ用WSS35、及びアド用WSS36を有する光分岐挿入多重化部24と、インタリーバ21、インタリーバ22を有し、光分岐挿入多重化部23の光カプラ31の入力側及び光分岐挿入多重化部24の光カプラ34の入力側がインタリーバ21に接続され、光分岐挿入多重化部23のアド用WSS33の出力ポート、及び光分岐挿入多重化部24のアド用WSS36の出力ポートがインタリーバ22に接続されている。更に、光分岐挿入多重化装置20は、信号光合成部25、信号光分岐部26、トランスポンダ27、トランスポンダ28を有する。
本実施の形態における各WSSは、波長多重数が40波に対応するものである。また、図3に示すように、インタリーバ21は、光周波数軸上に等間隔に配置されたチャネル(図3では、λ1、λ2、λ3.....と標記)が最大で80波多重される信号光を入力し、奇数チャネルの信号光と、偶数チャネルの信号光を分離して、それぞれ異なる出力ポートから出力する装置である。
ここで、光周波数軸上に等間隔に配置された各チャネルの光周波数をf0±n×Δf(nは0以上の整数)と表せば、これら各チャネルの信号光が多重された信号光を受信するインタリーバ21は、光周波数がf0±(2n-1)×Δf(nは0以上の整数)である信号光が多重された信号光を一方の出力ポートから出力し、光周波数がf0±(2n)×Δf(nは0以上の整数)である信号光が多重された信号光を他方の出力ポートから出力するものである。
インタリーバ22は、上記インタリーバ21の入力と出力を逆にしたものに相当し、図4に示すとおり、2つの入力ポートのうちの一方の入力ポートから奇数チャネルの信号光を入力し、他方の入力ポートから偶数チャネルの信号光を入力し、これらのチャネルの信号光を波長多重して出力する装置である。
信号光合成部25は2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有し、2つの入力ポートは、奇数チャネル側のドロップ用WSS32の出力ポートと、偶数チャネル側のドロップ用WSS35の出力ポートにそれぞれ接続され、出力ポートはトランスポンダ27に接続されている。信号光合成部25は、各ドロップ用WSSの出力ポートから出力される信号光を受信し、受信した信号光を合波又は選択して、トランスポンダ側に出力する機能を有しており、例えば、光カプラ、インタリーバ、又は、セレクターにより実現できる。また、トランスポンダ27は、信号光合成部25から受信したドロップ信号光を分離し、クライアントネットワーク側に信号を送出する機能を有するものである。また、図2には、信号光合成部25を1つだけ示しているが、信号光合成部25を複数備えてもよい。
信号光分岐部26は、1つの入力ポートと2つの出力ポートを有し、入力ポートがトランスポンダ28に接続され、2つの出力ポートが、奇数チャネル側のアド用WSS33の入力ポート、及び偶数チャネル側のアド用WSS36の入力ポートにそれぞれ接続される。トランスポンダ28は、アド信号光を出力する機能を備えており、信号光分岐部26は、トランスポンダ28から入力されるアド信号光が奇数チャネルに対応する波長の信号光である場合に、当該信号光を奇数チャネル側のアド用WSS33が接続された出力ポートから出力し、偶数チャネルに対応する波長の信号光である場合、当該信号光を偶数チャネル側のアド用WSS36が接続された出力ポートから出力する機能を有している。信号光分岐部26は、インタリーバ、又はセレクターにより実現できる。また、信号光分岐部26として、光カプラを用いることとしてもよい。信号光分岐部26に用いるデバイスにより、動作に以下の相違がある。
信号光分岐部26にインタリーバ、セレクタを用いる場合、トランスポンダ28から出力した信号光は、当該信号光の波長に応じて奇数チャネル側アド用WSS33又は偶数チャネル側アド用WSS36のいずれか一方に出力され、他方には出力されない。しかし、信号光分岐部26に光カプラを用いる場合、信号光分岐部26から出力された信号光はWSS33とWSS36の両方に出力される為、当該信号光をアドしない側のWSSでは当該信号光を遮断する機能を備える。
上記の例のように、トランスポンダ27、28は、単一波長の信号光を送受信する機能を有するものであってもよいし、複数波長の信号光を送受信するものでもよい。トランスポンダ27、28が、複数波長の信号光を送受信するものである場合、信号光分岐部26、信号光合成部25に光カプラ、インタリーバを用いることにより、複数波長に奇数チャネルと偶数チャネルが含まれていても、各波長に対応するチャネル側のWSSと接続することができる。
図2に示す光伝送装置20の全体の動作を次に説明する。この実施の形態では、光伝送路で伝送される信号光の波長多重数は最大で80波であるものとする。まず、光伝送路からインタリーバ21に入力された信号光は、インタリーバ21により偶数チャネルの波長と奇数チャネルの波長に分離され、偶数チャネルの波長が多重された信号光が偶数チャネル側の出力ポートから出力され、奇数チャネルの波長が多重された信号光が奇数チャネル側の出力ポートから出力される。
奇数チャネル側の出力ポートから出力された信号光は、光カプラ31でカプラ分岐され、一方はドロップ用WSS32に入力され、ドロップ用WSS32において特定の波長の信号光がドロップ信号光としてドロップされる。光カプラ11で分岐された他方の信号光はアド用WSS33に入力され、ドロップした波長の信号光がブロックされるとともに、信号光分岐部26側から別の信号光がアドされ、これらが多重された信号光が出力される。偶数チャネル側の出力ポートから出力された信号光についても同様の処理がなされる。
そして、偶数チャネル側のアド用WSS36から出力された信号光(偶数チャネルの波長が多重された信号光)と、奇数チャネル側のアド用WSS33から出力された信号光(奇数チャネルの波長が多重された信号光)とがインタリーバ22に入力され、インタリーバ22でこれらの信号光が合成されて光伝送路に信号光が出力される。
本実施の形態における光伝送装置20では、WSSにおいて波長多重数を増加させることなく、WSSが扱う波長多重数よりも多波長化した信号光に対するアドドロップを行うことが可能となる。これにより、WSSの波長数を増大させるよりは全体としてのコストを低くして多波長に対応した光分岐挿入多重化装置を実現できる。また、WSSにおける処理単位となる光周波数間隔を、WSSを多波長化する場合に比べて広くすることができるので、フィルタリング特性のよい光分岐挿入多重化装置を提供できる。例えば、仮に80波のWSSにおけるチャネル間隔が50GHzであるとした場合において、上記の構成を採用して80波対応の光分岐挿入多重化装置を構成する場合において、その中で使用される40波対応のWSSにおけるチャネル間隔を100GHzとすることができるので、フィルタリング特性を良くすることができる。
また、上記の構成によれば、例えば、トラヒック量見合いで最初に偶数チャネル側のみの構成(偶数チャネル用のWSS等)を備えておき、トラヒック量が増加したら奇数チャネル側の構成を追加することができ、高い拡張性を実現できる。
なお、上記の構成では、光分岐挿入多重化部23、24を、奇数チャネル側と偶数チャネル側の2つに分けていたが、2つより多く分けてもよい。
例えば、図5に示す構成とすることができる。図5に示すように、この光伝送装置40は、3つの光分岐挿入多重化部43、44、45が、インタリーバ41とインタリーバ42の間に接続された構成である。この構成におけるインタリーバ41は、図6に示すように、3の倍数のチャネル、3の倍数−1のチャネル、3の倍数−2のチャネルを各出力ポートから出力する機能を有している。また、インタリーバ42は、インタリーバ41の入力と出力を逆にしたものである。このようなインタリーバは、例えば、周期性AWG(Arrayed Waveguide Grating)を用いて実現できる。図5の構成においても、信号光合成部46は、各ドロップ用WSSの出力ポートから出力される信号光を受信し、受信した信号光を合波又は選択して、トランスポンダ側に出力する機能を有しており、例えば、光カプラ、インタリーバ、又は、セレクターにより実現できる。また、信号光分岐部47も、インタリーバ、セレクター、又は光カプラーにより実現される。信号光分岐部47としてインタリーバ、セレクターを使用する場合、信号光分岐部47は、トランスポンダから入力されるアド信号光の波長に適合したWSSに当該アド信号光を送出する。信号光分岐部47として光カプラーを使用する場合は、信号光分岐部47は入力されたアド信号光を分岐して各WSSに送出する。
図5の構成によれば、フィルタリング特性を良好に保ったまま更なる多波長化を実現できる。一般的には、光分岐挿入多重化部の分割数をk(kは2以上の整数)としたときに、入力された信号光をf0±(kn)×Δf、f0±(kn-1)×Δf、f0±(kn-2)×Δf、.... 、f0±(kn-k+1)×Δfに分離し、k個の出力ポートから出力するインタリーバを用い、各出力ポートから出力されるチャネルに対応する各光分岐挿入多重化部を2つの当該インタリーバの間に挟む構成とすればよい。
(第2の実施の形態)
図7に、本発明の第2の実施の形態に係る光伝送装置50の構成図を示す。図7に示すように、この光伝送装置50は、光カプラ31、C帯の信号光に対応したドロップ用WSS61、及びC帯の信号光に対応したアド用WSS62を有する光分岐挿入多重化部53と、光カプラ34、L帯の信号光に対応したドロップ用WSS63、及びL帯の信号光に対応したアド用WSS64を有する光分岐挿入多重化部54と、L/C帯分離フィルタ51、L/C帯合成フィルタ52を有し、光分岐挿入多重化部53の光カプラ31の入力側及び光分岐挿入多重化部54の光カプラ34の入力側がL/C帯分離フィルタ51に接続され、光分岐挿入多重化部53のアド用WSS62の出力ポート、及び光分岐挿入多重化部54のアド用WSS64の出力ポートがL/C帯合成フィルタ52に接続されている。更に、光伝送装置50は、信号光合成部55、信号光分岐部56、トランスポンダ57、トランスポンダ58を有する。
第1の実施の形態における光伝送装置20が、インタリーバ21で信号光を偶数チャネルと奇数チャネルとに分けて、それぞれ光分岐挿入多重化部23、光分岐挿入多重化部24でアドドロップ処理を行っていたのに対し、本実施の形態では、信号光にC帯とL帯が多重されており、L/C帯分離フィルタ51でC帯の信号光とL帯の信号光に分けて、それぞれ、光分岐挿入多重化部53、光分岐挿入多重化部54でアドドロップ処理を行う構成になっている。また、本実施の形態における信号光合成部55、信号光分岐部56はそれぞれ第1の実施の形態と同様の接続構成を有する。信号光分岐部56は、光カプラ、L/C帯分離フィルタ、又はセレクターにより構成でき、信号光合成部55は、光カプラ、L/C帯合成フィルタ、又はセレクターにより構成できる。
この光伝送装置50において、まず、光伝送路からL/C帯分離フィルタ51に信号光が入力されると、当該信号光は、L/C帯分離フィルタ51によりC帯の波長とL帯の波長に分離され、C帯の波長が多重された信号光がC帯側の出力ポートから出力され、L帯の波長が多重された信号光がL帯側の出力ポートから出力される。
C帯側の出力ポートから出力された信号光は、光分岐挿入多重化部53でアドドロップ処理がなされ、L帯側の出力ポートから出力された信号光は、光分岐挿入多重化部54でアドドロップ処理がなされ、光分岐挿入多重化部53のアド用WSS62から出力されるC帯の信号光と、光分岐挿入多重化部54のアド用WSS64から出力されるL帯の信号光とがL/C合成フィルタ52において合成され、出力される。
本実施の形態における光伝送装置50では、L帯とC帯とを分離して、それぞれ光分岐挿入多重化部53と光分岐挿入多重化部54でアドドロップ処理を行うこととしたので、第1の実施の形態と同様に、WSSにおいて波長多重数を増加させることなく、WSSが扱う波長多重数よりも多波長化した信号光に対するアドドロップを行うことが可能となり、経済的に、拡張性に富んだ多波長化対応の光分岐挿入多重化装置を実現できる。
(第3の実施の形態)
図8に、本発明の第3の実施の形態に係る光伝送装置70の構成図を示す。図8に示すように、本実施の形態における光伝送装置70は、2リングの光伝送ネットワークに対応するものであり、光カプラ31、ドロップ用WSS81、及びアド用WSS82を有する光分岐挿入多重化部71がリング1に接続され、光カプラ34、ドロップ用WSS83、及びアド用WSS84を有する光分岐挿入多重化部72がリング2に接続された構成になっている。
例えば、リング1上に奇数チャネルの波長を多重した信号光を伝送させ、リング2上に偶数チャネルの波長を多重した信号光を伝送させる場合、本実施の形態における光伝送装置70は、第1の実施の形態の光伝送装置20からインタリーバ21、22を除いた構成と同様の構成となる。
また、リング1上にC帯の波長を多重した信号光を伝送させ、リング2上にL帯の波長を多重した信号光を伝送させることとした場合には、本実施の形態における光伝送装置70は、第2の実施の形態の光伝送装置50からL/C帯分離フィルタ51及びL/C帯合成フィルタ52を除いた構成となる。
本実施の形態では、1つの光伝送路を伝送させる波長数を増加させるかわりに、多リングに対応した構成とすることにより、第1、第2の実施の形態における多波長化と同等の性能を実現することができる。
(第4の実施の形態)
図9に、本発明の第4の実施の形態に係る光伝送装置90の構成図を示す。第1〜第3の実施の形態の光伝送装置は、多波長化(あるいは多波長化と同等の性能)を実現するための光分岐挿入多重化装置であったのに対し、第4の実施の形態に係る光伝送装置90は、多波長化を実現するための波長クロスコネクト装置である。また、この波長クロスコネクト装置は、信号光のアドドロップ機能を備えており、光分岐挿入多重化装置でもある。
図9に示すように、この波長クロスコネクト装置90は、各入力方路(1〜N、Nは1以上の整数)に接続されるN個のインタリーバ91、入力側の偶数チャネル用のN個の方路選択機能部A93(40波対応)、入力側の奇数チャネル用のN個の方路選択機能部A94(40波対応)、出力側の偶数チャネル用のN個の方路選択機能部B95(40波対応)、出力側の奇数チャネル用のN個の方路選択機能部B96(40波対応)、各出力方路に接続されるN個のインタリーバ92、各方路の奇数チャネル用及び偶数チャネル用のドロップ用WSS97(2N個)(40波対応)、各方路の奇数チャネル用及び偶数チャネル用のアド用WSS98(2N個)(40波対応)、信号光合成部99、信号光分岐部100、トランスポンダ101、トランスポンダ102を有する。
本実施の形態におけるインタリーバ91は、第1の実施の形態におけるインタリーバ21と同様のものであり、入力された信号光から偶数チャネルの波長と奇数チャネルの波長を分離して、それぞれ別の出力ポートから出力する。また、インタリーバ92は、第1の実施の形態におけるインタリーバ22と同様のものであり、偶数チャネルの波長と奇数チャネルの波長を合成して出力する。
各インタリーバ91には、偶数チャネル用の方路選択機能部A93と奇数チャネル用の方路選択機能部A94が接続される。偶数チャネル用の各方路選択機能部A93は、対応する1つのドロップ用WSS97に接続されるとともに、出力側の偶数チャネル用の全ての方路選択機能部B95に接続される。同様に、奇数チャネル用の各方路選択機能部A94は、対応する1つのドロップ用WSS97に接続されるとともに、出力側の奇数チャネル用の全ての方路選択機能部B96に接続される。
また、出力側の偶数チャネル用の各方路選択機能部B95は、対応する1つのアド用WSS98に接続されるとともに、入力側の偶数チャネル用の全ての方路選択機能部A93に接続される。同様に、出力側の奇数チャネル用の各方路選択機能部B96は、対応する1つのアド用WSS98に接続されるとともに、入力側の奇数チャネル用の全ての方路選択機能部A94に接続される。そして、出力側の各インタリーバ92の2つの入力ポートには、偶数チャネル用の方路選択機能部B95と、奇数チャネル用の方路選択機能部B96が1つづつ接続される。
各方路選択機能部Aは、入力された信号光を分岐して、接続先の機能部に信号光を送出するものである。また、各方路選択機能部Bは、受信した信号光を合成して送出するものである。方路選択機能部Aの構成例を図10(a)〜(c)に示し、方路選択機能部Bの構成例を図11(a)〜(c)に示す。
方路選択機能部Aを図10(a)、(b)のように光カプラで構成する場合、該当の出力方路に所望の波長を送り出すことができるように、対向の方路選択機能部Bにおいては、図11(c)のようにWSSを用いる構成が望ましい。また、方路選択機能部Aを図10(b)のように光カプラとWSSで構成する場合、例えば、光カプラの出力をドロップ用のWSSに接続し、WSSの出力を各方路選択機能部Bに接続する。
また、方路選択機能部Bにおいて光カプラを使用する場合は、各方路選択部Aにおいては図10(c)に示すようなWSSを用いる構成を採用し、当該WSSの出力と、方路選択機能部Bである光カプラを接続し、所望の波長を出力方路に送出できるようにする。つまり、方路選択機能部Aと方路選択機能部Bとで、信号光に多重された波長の中から任意の波長を選択し、当該選択された波長の信号光を任意の出力方路に向けて送出する機能を備えればよい。
本実施の形態における信号光合成部99は、他の実施の形態と同様のものであるが、本実施の形態では、ドロップ用WSSの数である2Nの入力ポートと、1つの出力ポートを備え、2Nの入力ポートから入力された信号光を合成又は選択し、出力する機能を備える。他の実施の形態と同様に、信号光合成部99は光カプラ、セレクタ等を使用して実現できる。
本実施の形態における信号光分岐部100も、他の実施の形態と同様のものであるが、本実施の形態では、アド用WSSの数である2Nの出力ポートと、1つの入力ポートを備え、入力された信号光、又は、当該信号光から選択された波長を各出力ポートから出力する機能を備え、他の実施の形態と同様に、信号光分岐部100は光カプラ、セレクタ等を使用して実現できる。
次に、図9に示す光伝送装置90の動作を説明する。以下の動作では、一例として、方路選択機能部Aが図10(a)に示すように光カプラで構成され、方路選択機能部Bが図11(c)に示すようにWSSで構成されている場合について説明する。また、各方路で伝送される信号光の波長多重数は最大で80波である。
ある入力方路からインタリーバ91に入力された信号光は、インタリーバ91により偶数チャネルの波長と奇数チャネルの波長に分離され、偶数チャネルの波長が多重された信号光が偶数チャネル用の方路選択機能部A93に入力され、奇数チャネルの波長が多重された信号光が奇数チャネル用の方路選択機能部A94に入力される。各方路選択機能部Aは、接続されているドロップ用WSS97と各方路選択機能部Bに信号光を送出する。信号光を受信した各ドロップ用WSS97は、所定の波長の信号光をドロップし、ドロップされた信号光は、信号光合成部99を介してトランスポンダ101に送られる。
一方、方路選択機能部A(93、94)からの信号光を受信した各方路選択機能部B(95、96)は、入力された信号光から該当の出力方路に送出すべき波長の信号光を選択し、接続されているインタリーバ92に送出する。各インタリーバ92では、偶数チャネル用の方路選択機能部B95から受信した信号光と、奇数チャネル用の方路選択機能部B96から受信した信号光とを合成して対応する出力方路から出力する。
上記の実施の形態では、インタリーバ91を、奇数チャネルと偶数チャネルに分けるものとしたが、第1の実施の形態と同様に、周期性AWGを用いて、分離数をより多くしてもよい。また、第2の実施の形態と同様に、インタリーバ91、92に換えてL/C帯分離フィルタ、L/C帯合成フィルタを用いる構成としてもよい。
本実施の形態によっても、第1の実施の形態等と同様に、経済的に、フィルタリング特性を良好に保ちながら、多波長に対応した波長クロスコネクト装置を実現できる。また、高い拡張性を実現できる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
光分岐挿入多重化装置の構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る光伝送装置20の構成図である。 インタリーバ21を示す図である。 インタリーバ22を示す図である。 第1の実施の形態に係る光伝送装置40の構成図である。 インタリーバ41を示す図である。 第2の実施の形態に係る光伝送装置50の構成図である。 第3の実施の形態に係る光伝送装置70の構成図である。 第4の実施の形態に係る光伝送装置90の構成図である。 方路選択機能部Aの構成例を示す図である。 方路選択機能部Bの構成例を示す図である。
符号の説明
10 光分岐挿入多重化装置
12 ドロップ用WSS
13 アド用WSS
14、15 トランスポンダ
20、50、70、90 光伝送装置
31、34 光カプラ
32、35、61、63、81、83、97 ドロップ用WSS
33、36、62、64、82、84、98 アド用WSS
23、24、43〜45、53、54、71、72 光分岐挿入多重化部
21、22、91、92 インタリーバ
25、46、55、73、99 信号光合成部
26、47、56、74、100 信号光分岐部
27、28、57、58、75、76、101、102 トランスポンダ
51 L/C分離フィルタ
52 L/C合成フィルタ
93、94 方路選択機能部A
95、96 方路選択機能部B

Claims (7)

  1. 入力された信号光を、第1の種類の波長が多重された第1の信号光と、第2の種類の波長が多重された第2の信号光とに分離し、それぞれの信号光を出力する波長分離手段と、
    前記波長分離手段から出力される前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第1の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を出力する第1の光分岐挿入多重化手段と、
    前記波長分離手段から出力される前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第2の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を出力する第2の光分岐挿入多重化手段と、
    前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力される信号光と、前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力される信号光とを波長多重し、波長多重した信号光を出力する波長多重手段と、
    前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、
    アド信号光を分岐して、前記第1の光分岐挿入多重化手段及び第2の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、
    前記第1の光分岐挿入多重化手段と前記第2の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれか一方の光分岐挿入多重化手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断する
    ことを特徴とする光伝送装置。
  2. 第1の種類の波長が多重された第1の信号光を伝送する第1のリングネットワークと、第2の種類の波長が多重された第2の信号光を伝送する第2のリングネットワークとに接続される光伝送装置であって、
    前記第1のリングネットワークに接続され、前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第1の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を前記第1のリングネットワークに出力する第1の光分岐挿入多重化手段と、
    前記第2のリングネットワークに接続され、前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記第2の信号光から前記ドロップ信号光を除いた信号光と、アド信号光とを多重した信号光を前記第2のリングネットワークに出力する第2の光分岐挿入多重化手段と、
    前記第1の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の光分岐挿入多重化手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、
    アド信号光を分岐して、前記第1の光分岐挿入多重化手段及び第2の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、
    前記第1の光分岐挿入多重化手段と前記第2の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれか一方の光分岐挿入多重化手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断する
    ことを特徴とする光伝送装置。
  3. 前記第1の光分岐挿入多重化手段は、前記第1の信号光の波長多重数に対応したドロップ用の波長選択スイッチと、前記第1の信号光の波長多重数に対応したアド用の波長選択スイッチとを備え、
    前記第2の光分岐挿入多重化手段は、前記第2の信号光の波長多重数に対応したドロップ用の波長選択スイッチと、前記第2の信号光の波長多重数に対応したアド用の波長選択スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送装置。
  4. ある入力方路から入力された信号光を、第1の種類の波長が多重された第1の信号光と、第2の種類の波長が多重された第2の信号光とに分離し、それぞれの信号光を出力する波長分離手段と、
    前記波長分離手段から出力される前記第1の信号光に多重された波長の中から任意の波長を選択し、当該選択された波長の信号光を任意の出力方路に向けて送出する第1の方路選択手段と、
    前記波長分離手段から出力される前記第2の信号光に多重された波長の中から任意の波長を選択し、当該選択された波長の信号光を任意の出力方路に向けて送出する第2の方路選択手段と、
    各出力方路毎に備えられ、前記第1の方路選択手段から出力される信号光と前記第2の方路選択手段から出力される信号光とを波長多重して出力する波長多重手段と、を備えた光伝送装置であって、
    前記第1の方路選択手段は、前記第1の信号光からドロップ信号光を選択して出力する手段と、アド信号光を入力し、他の信号光と多重して前記出力方路に向けて送出する手段とを備え、
    前記第2の方路選択手段は、前記第2の信号光からドロップ信号光を選択して出力する手段と、アド信号光を入力し、他の信号光と多重して前記出力方路に向けて送出する手段とを備え、前記光伝送装置は、
    前記第1の方路選択手段から出力されるドロップ信号光と前記第2の方路選択手段から出力されるドロップ信号光とを合波して出力する手段と、
    アド信号光を分岐して、前記第1の方路選択手段及び第2の方路選択手段に送出する手段と、を更に備え、
    前記第1の方路選択手段と前記第2の方路選択手段のうちのいずれか一方の方路選択手段が、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、他方の方路選択手段は、当該アド信号光のアドを行わない
    ことを特徴とする光伝送装置
  5. 前記第1の種類の波長は、偶数チャネルの波長であり、前記第2の種類の波長は、奇数チャネルの波長であることを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の光伝送装置。
  6. 前記第1の種類の波長は、L帯の波長であり、前記第2の種類の波長は、C帯の波長であることを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の光伝送装置。
  7. 入力された波長多重信号光を、2つ以上の複数の信号光に分離する周期性のAWGと、
    前記AWGから出力される信号光からドロップ信号光を選択して出力し、前記AWGから出力される信号光からドロップ信号光を除いた信号光とアド信号光とを多重した信号光を出力する2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段と、
    前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段からの異なる出力信号光を波長多重し、波長多重した信号光を出力する波長多重手段と、
    前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段から出力される2つ以上の複数のドロップ信号光を合波して出力する手段と、
    アド信号光を分岐して、前記2つ以上の複数の光分岐挿入多重化手段に送出する手段と、を備え、
    前記複数の光分岐挿入多重化手段のうちのいずれかが、前記分岐されたアド信号光のアドを行い、当該アドを行う光分岐挿入多重化手段以外の光分岐挿入多重化手段が、当該アド信号光を遮断する
    ことを特徴とする光伝送装置。
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