JP2011040997A - 光波長多重伝送システム - Google Patents

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Toshiya Matsuda
俊哉 松田
Akira Naga
明 那賀
Tsuyoshi Seki
剛志 関
Kazuhiro Oda
一弘 織田
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Abstract

【課題】Add/Drop信号の波長や方路を任意に設定、変更可能な光波長多重伝送システムを提供する。
【解決手段】光信号Add部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第1の周回性AWGを備え、目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号を第1の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として出力させ、さらに第1の周回性AWGの各出力ポートのWDM信号を目的の伝送路に接続された光カプラのAddポートに接続する構成であり、光信号Drop部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第2の周回性AWGを備え、Dropポートに分波されたWDM信号を第2の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、入力ポートに対応する出力ポートに分波して出力させ、さらに第2の周回性AWGの各出力ポートのDrop信号をそれぞれ所定の受信器に接続して受信する構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光波長多重信号(以下、WDM信号という)を合分波する波長選択スイッチ(以下、WSS(wavelength selective switch)という)を用いたノードにおいて、Add/Drop信号の波長や方路を任意に設定、変更可能なカラーレス・ディレクションレス機能をもつ光波長多重伝送システムに関する。
IPデータトラフィックの増大により、大規模なトラフィック変動に対応可能なネットワーク構成の動的制御を行うことが可能な大容量ネットワークシステムが求められている。WSSを用いたノードにおいて、カラーレス・ディレクションレス機能をもつ多方路ROADM(Re-configurable Optical Add Drop Multiplexer)システム(非特許文献1)が提案されているが、Add/Drop信号のチャネル数がWSSのポート数に制限されていた。現状実現しているWSSのポート数が1×9であるため、Add/Dropチャネル数は高々数チャネルとなり、大容量ネットワークシステムへの適用が困難になっていた。なお、WSSの多段接続によりチャネル数の増加も可能ではあるが、光損失の増加や構成の複雑化によるコスト増を招くことになる。
一方、Add/Dropチャネル数を大幅に増やすことが可能な大規模マトリックス光スイッチを用いたカラーレス・ディレクションレス光クロスコネクト(OXC)システムの構成が提案されている(非特許文献2)。現状で数100 ポート×数100 ポート規模のマトリックス光スイッチが実現しており、これを用いれば数Tbit/s のスループットのOXC型光スイッチが実現可能となる。
Prasanna, G.; Kishore, B.S.; Omprasad, G.K.; Raju, K.S.; Gowrishankar, R.; Venkataramaniah, K.; Johnson, R.; Voruganti, P., "Versatility of a colorless and directionless WSS based ROADM architecture ", Communication Systems and Networks and Workshops, Jan. 2009 pp.1-8 関 剛志,松田 俊哉,那賀 明,小谷川 喬,織田 一弘, "大規模3D−MEMS型光スイッチとWSSの組み合わせによるColorless / Directionless 光クロスコネクト検証実験", 信学技報 OCS2009-17, (2009)
非特許文献2に記載のOXC型光スイッチでは、n波WDM信号をm方路に切り替えようとすると、Add/Drop信号用のポートを除いても(n×m)×(n×m)のマトリックス光スイッチが必要となり、現状のマトリックス光スイッチのポート数を越える恐れがある。さらに従来の構成では、予め方路数を見込んだポート数のマトリックス光スイッチを用意する必要があり、拡張性に問題があった。
本発明は、Add/Drop信号の波長や方路を任意に設定、変更可能なカラーレス・ディレクションレス機能をもち、拡張性にも優れた光波長多重伝送システムを提供することを目的とする。
本発明は、伝送路のWDM信号の波長数をnとし、m本の伝送路にそれぞれ接続されるm個の波長選択スイッチとm個の光カプラ路との間でスルーポートを相互接続するとともに、光カプラのAddポートと光信号Add部とを接続して光信号Add部から送信されたAdd信号を伝送路に出力し、波長選択スイッチのDropポートと光信号Drop部とを接続してDrop信号を受信する光波長多重伝送システムにおいて、光信号Add部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第1の周回性AWGを備え、目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号を第1の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として出力させ、さらに第1の周回性AWGの各出力ポートのWDM信号を目的の伝送路に接続された光カプラのAddポートに接続する構成であり、光信号Drop部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第2の周回性AWGを備え、Dropポートに分波されたWDM信号を第2の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに対応する出力ポートに分波して出力させ、さらに第2の周回性AWGの各出力ポートのDrop信号をそれぞれ所定の受信器に接続して受信する構成である。
本発明の光波長多重伝送システムにおける光信号Add部は、送信波長が等間隔に連続するn波の1つを出力するp個の波長可変送信器と、波長可変送信器のの各光出力とそれぞれ接続されるp個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第1のマトリックス光SWと、第1のマトリックス光SWの出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第1の周回性AWGと、第1の周回性AWGの出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つ第2のマトリックス光SWとを備え、第2のマトリックス光SWのn個の出力ポートのうちm個の出力ポートを光カプラののAddポートにそれぞれ接続される構成であり、光信号Drop部は、波長選択スイッチのDropポートにそれぞれ接続されるm個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第3のマトリックス光SWと、第3のマトリックス光SWの出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第2の周回性AWGと、第2の周回性AWGの出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つ第4のマトリックス光SWと、第4のマトリックス光SWのn個の出力ポートのうちp個の出力ポートと接続されたp個の受信器とを備えた構成であり、第1のマトリックス光SWは、波長可変送信器から目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号をスイッチングして第1の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として出力させる機能を有し、第2のマトリックス光SWは、第1の周回性AWGの各出力ポートのWDM信号を目的の伝送路に接続された光カプラのAddポートにスイッチングする機能を有し、第3のマトリックス光SWは、波長選択スイッチのDropポートに分波されたWDM信号を第2の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに対応する出力ポートに分波したDrop信号を出力させる機能を有し、第4のマトリックス光SWは、第2の周回性AWGの各出力ポートのDrop信号を受信器に入力する機能を有する。
また、本発明の光波長多重伝送システムにおいて、光カプラに代えて、スルーポートとAddポートの光信号を合波して伝送路に出力する波長選択スイッチを用いた構成としてもよい。
また、本発明の光波長多重伝送システムを上りの伝送路および下りの伝送路にそれぞれ対応して設置し、上りの伝送路に接続される光信号Add部の波長可変送信器と、下りの伝送路に接続される光信号Drop部の受信器とをまとめて送受信器として構成し、下りの伝送路に接続される光信号Add部の波長可変送信器と、上りの伝送路に接続される光信号Drop部の受信器とをまとめて送受信器として構成してもよい。
また、本発明の光波長多重伝送システムにおいて、光信号Add部と同じ構成の増設用の光信号Add部を備え、増設用の光信号Add部を光カプラの空きポートに接続し、光信号Drop部と同じ構成の増設用の光信号Drop部を備え、増設用の光信号Drop部を波長選択スイッチの空きポートに接続する構成としてもよい。
本発明の光波長多重伝送システムは、光信号Add部および光信号Drop部に周回性AWGを用い、複数方路の合分波機能を1つに集約するとともに、方路選択機能の一部を持たせることにより装置構成の簡略化を実現することができる。さらに、周回性AWGの前後に比較的小規模のマトリックス光SWを配置することにより、任意の送受信装置、信号光波長を任意の方路に切り替えることができる。
また、本発明の光波長多重伝送システムに必要となるマトリックス光SWは、送受信合わせてn×2nが4つとなる。このとき最大n方路までの切り替えが可能となり、光スイッチ規模の大幅な低減が可能となる。また、Add/Dropチャネル数を増設する場合は、波長選択スイッチおよび光カプラの空きポート数に応じて、光信号Add部および光信号Drop部を増設することで対応することができる。
本発明の実施例1の構成例を示す図である。 周回性AWG12,22の入出力特性を示す図である。 周回性AWG12,22のポート設定を示す図である。 本発明の実施例2の構成例を示す図である。 本発明の実施例3の構成例を示す図である。 本発明の実施例4の構成例を示す図である。
図1は、本発明の実施例1の構成例を示す。
図1において、実施例1の光波長多重伝送システムは、WSS1〜WSSm、CPL(光カプラ)1〜CPLm、光信号Add部10および光信号Drop部20により構成される。ここで、mは1以上n以下の整数、nは伝送路のWDM信号の波長数であり2以上の整数である。
WSS1〜mは伝送路1−1〜1−mにそれぞれ接続され、伝送路1−1〜1−mから入力するWDM信号を分波してスルーポートまたはDropポートに振り分ける。CPL1〜mは、スルーポートおよびAddポートに入力する光信号を合波して伝送路2−1〜2−mに出力する。WSS1〜mのスルーポートとCPL1〜mのスルーポートは相互に接続される。
光信号Add部10は、送信波長が等間隔に連続するn波の1つを出力するp個(pは1以上n以下の整数)のTx(波長可変送信器)11−1〜11−pと、Txの各光出力とそれぞれ接続されるp個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つマトリックス光SW12と、マトリックス光SW12の出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ周回性AWG(アレイ導波路回折格子)13と、周回性AWG13の出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つマトリックス光SW14とを備える。マトリックス光SW14のn個の出力ポートのうちm個の出力ポートは、CPL1〜mのAddポートにそれぞれ接続される。なお、n>mの場合、マトリックス光SW14の出力ポートの一部は伝送路の増設に対応する空きポートになる。また、n>pの場合、マトリックス光SW12の入力ポートの一部はTxの増設に対応する空きポートになる。
光信号Drop部20は、WSS1〜mのDropポートにそれぞれ接続されるm個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つマトリックス光SW21と、マトリックス光SW21の出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ周回性AWG22と、周回性AWG22の出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つマトリックス光SW23と、マトリックス光SW23のn個の出力ポートのうちp個の出力ポートと接続されたp個のRx(受信器)24−1〜24−pとを備える。なお、n>mの場合、マトリックス光SW21の入力ポートの一部は伝送路の増設に対応する空きポートになる。また、n>pの場合、マトリックス光SW23の出力ポートの一部はRxの増設に対応する空きポートになる。
図2は、周回性AWG13,22の入出力特性を示す。ここでは、入力ポート1〜2nと出力ポート1〜2nとの間で入出力される波長λ1〜λnをその番号1〜nで示す。
周回性AWGは、ある入力ポートにWDM信号を入力した場合、波長に応じて分波される出力ポートが定まるが、同じWDM信号を隣接する入力ポートに入力すると、同じ出力ポートからは1つずれた波長の光信号が出力される。同様に、複数の入力ポートに入力された異なる波長の光信号がある1つの出力ポートにWDM信号として合波される場合、入力ポートを1つずらすとWDM信号が合波される出力ポートも1つずれることになる。入出力チャネル数および波長数がnの光信号の場合、AWG入出力ポート数が2n×2nであれば、任意の組み合わせのWDM信号をそれぞれ対応する出力ポートに合分波することができる。
ただし、図1の光信号Add部10において、Tx11と周回性AWG13だけでは任意の出力ポートを選択することはできないが、周回性AWG13の前後にn×2nのマトリックス光SW12および2n×nのマトリックス光SW14を配置することにより、任意の出力ポートに任意の波長のWDM信号を出力させることができる。すなわち、マトリックス光SW12は、Tx11−1〜11−pから目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号をスイッチングして周回性AWG13の対応する入力ポートに入力する。この任意の波長のAdd信号は、周回性AWG13の入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として合波される。マトリックス光SW14は、このWDM信号を目的の伝送路に接続されたCPLのAddポートにスイッチングし、WSSからのスルー信号と合波して目的の伝送路に出力する。
光信号Drop部20においても同様であり、WSSのDropポートに分波されたWDM信号は、n×2nのマトリックス光SW21を介して周回性AWG22の所定の入力ポートに入力され、対応する出力ポートに分波される。2n×nのマトリックス光SW23は、この分波されたDrop信号をスイッチングして対応するRx24にそれぞれ入力する。
以下、図3に示す周回性AWG13,22のポート設定に基づき、実施例1の具体的動作例について説明する。ここでは、各伝送路のWDM信号の波長数nを16、Addチャネル数pおよびDropチャネル数pを16、伝送路数mを4とする。
方路1へ出力するAdd信号がいかなる波長の組み合わせでも、図2より、1〜16のすべての波長を出力することができる周回性AWG13の出力ポートが少なくとも1つは存在するため、方路2へ出力するAdd信号は16−(方路1へのAddチャネル数) 内で任意の波長の組み合わせが可能である。同様に方路3以降のAdd波長も残りのチャネル数内で任意の波長の組み合わせが可能となる。
例えば図3において、伝送路2−1へ出力するAdd信号としてTx11−1の波長をλ2、Tx11−2の波長をλ14、伝送路2−2へ出力するAdd信号としてTx11−3の波長をλ1、Tx11−4の波長をλ15、伝送路2−3へ出力するAdd信号としてTx11−5の波長をλ1、Tx11−6の波長をλ13、伝送路2−4へ出力するAdd信号としてTx11−7〜11−16の波長をλ1〜λ10とする。
このとき、マトリックス光SW12により、Tx11−1,11−2の出力(λ2,λ14)をそれぞれ周回性AWG13の入力ポート1,13に接続すると、周回性AWG13の出力ポート15に合波されて出力される。同様に、Tx11−3,11−4の出力(λ1,λ15)をそれぞれ周回性AWG13の入力ポート3,17に、Tx11−5,11−6の出力(λ1,λ13)をそれぞれ周回性AWG13の入力ポート6,18に、Tx11−7〜11−16の出力(λ1〜λ10)をそれぞれ周回性AWG13の入力ポート19〜28に接続すると、Tx11−3,11−4の出力は周回性AWG13の出力ポート18に、Tx11−5,11−6の出力は周回性AWG13の出力ポート21に、Tx11−7〜11−16の出力は周回性AWG13の出力ポート2にそれぞれ合波されて出力される。
マトリックス光SW14は、周回性AWG13の出力ポート15から出力されるWDM信号をCPL1へ、周回性AWG13の出力ポート18から出力されるWDM信号をCPL2へ、周回性AWG13の出力ポート21から出力されるWDM信号をCPL3へ、周回性AWG13の出力ポート2から出力されるWDM信号をCPL4へ接続することにより、それぞれ目的のAdd信号設定が可能となる。
Drop信号については、WSS1にて波長λ2,λ14、WSS2にて波長λ1,λ15、WSS3にて波長λ1,λ13、WSS4にて波長λ1〜λ10をそれぞれ各Dropポートに設定する。マトリックス光SW21は、WSS1のDropポートを周回性AWG22の入力ポート15に接続すると、波長λ2,λ14の光信号がそれぞれ出力ポート1,13に出力される。同様に、WSS2のDropポートを周回性AWG22の入力ポート18に、WSS3のDropポートを周回性AWG22の入力ポート21に、WSS4のDropポートを周回性AWG22の入力ポート2に接続すると、各波長の光信号がそれぞれ対応する出力ポートに出力される。マトリックス光SW23は、周回性AWG22の各出力ポートを各Rx21−1〜21−16に接続することにより、目的のDrop信号設定が可能となる。
次に、Add/Drop信号の波長や方路の設定を任意に変更可能なカラーレス・ディレクションレス機能について説明する。例えば、伝送路2−1に出力するAdd信号を波長λ2からλ16に変更する場合には、Tx11−1の出力を波長λ2からλ16に変更し、マトリックス光SW12でTx11−1の出力を周回性AWG13の入力ポート1から入力ポート15に切り替える。これにより、周回性AWG13の出力ポート15には、波長λ14とλ16が合波され、以下同様にCPL1から伝送路2−1へ出力される。
また、Tx11−1から出力する波長λ2のAdd信号を伝送路2−1から伝送路2−2に変更する場合は、マトリックス光SW12でTx11−1の出力を周回性AWG13の入力ポート1から入力ポート4に切り替える。これにより、周回性AWG13の出力ポート18には、波長λ1,λ15とλ2が合波され、以下同様にCPL2から伝送路2−2へ出力される。
方路と波長を同時に変更する場合も同様である。例えば、Tx11−1の出力を波長λ2からλ16に変更し、マトリックス光SW12でTx11−1の出力を周回性AWG13の入力ポート1から入力ポート2に切り替える。これにより、周回性AWG13の出力ポート2には、波長λ1〜λ10とλ16が合波され、以下同様にCPL4から伝送路2−4へ出力される。このように、Add信号においてカラーレス・ディレクションレスの波長スイッチングが可能となる。
また、Drop信号の設定では、例えばWSS1のDrop波長をλ2,λ14からλ2に変更し、WSS4のDrop波長をλ1〜λ10からλ1〜λ10およびλ14に変更することにより、WSS1から周回性AWGの出力ポート13に分波された波長λ14がなくなり、代わりにWSS4から周回性AWGの出力ポート32に波長λ14が分波され、マトリックス光SW23の設定によって対応するRxに受信される。このように、Drop信号においてカラーレス・ディレクションレスの波長スイッチングが可能となる。
図4は、本発明の実施例2の構成例を示す。
図4において、実施例2の光波長多重伝送システムは、実施例1におけるWSS1〜mをWSS1−1〜1−mとし、CPL1〜mをWSS2−1〜2−mに置き換えた構成である。Add信号およびDrop信号の制御法は実施例1と同じである。
図5は、本発明の実施例3の構成例を示す。
図5において、実施例3の光波長多重伝送システムは、上りの伝送路E1〜Emと、下りの伝送路W1〜Wmに対して、それぞれ光信号Add部10E,10W、光信号Drop部20E,20Wを備え、さらに上りの光信号Add部10EのTxと下りの光信号Drop部20WのRxをまとめたTR(送受信器)31−1〜31−pを配置し、上りの光信号Drop部20WのRxと下りの光信号Add部10WのTxをまとめたTR(送受信器)32−1〜32−pを配置する。Add信号およびDrop信号の制御法は実施例1と同じである。
図6は、本発明の実施例4の構成例を示す。
図6において、実施例4の光波長多重伝送システムは、光信号Add部10aと増設用の光信号Add部10bをCPL1〜mに収容するとともに、光信号Drop部20aと増設用の光信号Drop部20bをWSS1〜mに収容する構成である。Add信号およびDrop信号の制御法は実施例1と同じである。
10 光信号Add部
11 Tx(波長可変送信器)
12 マトリックス光SW(n×2n)
13 周回性AWG(2n×2n)
14 マトリックス光SW(2n×n)
20 光信号Drop部
21 マトリックス光SW(n×2n)
22 周回性AWG(2n×2n)
23 マトリックス光SW(2n×n)
24 Rx(受信器)
31,32 TR(送受信器)

Claims (5)

  1. 伝送路のWDM信号の波長数をnとし、m本(mは1以上n以下の整数)の伝送路にそれぞれ接続されるm個の波長選択スイッチとm個の光カプラ路との間でスルーポートを相互接続するとともに、光カプラのAddポートと光信号Add部とを接続して光信号Add部から送信されたAdd信号を伝送路に出力し、波長選択スイッチのDropポートと光信号Drop部とを接続してDrop信号を受信する光波長多重伝送システムにおいて、
    前記光信号Add部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第1の周回性AWGを備え、目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号を前記第1の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として出力させ、さらに前記第1の周回性AWGの各出力ポートのWDM信号を目的の伝送路に接続された光カプラのAddポートに接続する構成であり、
    前記光信号Drop部は、2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを有する第2の周回性AWGを備え、前記Dropポートに分波されたWDM信号を前記第2の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに対応する出力ポートに分波して出力させ、さらに前記第2の周回性AWGの各出力ポートのDrop信号をそれぞれ所定の受信器に接続して受信する構成である
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  2. 請求項1に記載の光波長多重伝送システムにおいて、
    前記光信号Add部は、
    送信波長が等間隔に連続するn波の1つを出力するp個(pは1以上n以下の整数)の波長可変送信器と、
    前記波長可変送信器のの各光出力とそれぞれ接続されるp個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第1のマトリックス光SWと、
    前記第1のマトリックス光SWの出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第1の周回性AWGと、
    前記第1の周回性AWGの出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つ第2のマトリックス光SWと
    を備え、前記第2のマトリックス光SWのn個の出力ポートのうちm個の出力ポートを前記光カプラののAddポートにそれぞれ接続される構成であり、
    前記光信号Drop部は、
    前記波長選択スイッチのDropポートにそれぞれ接続されるm個の入力ポートを含むn個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第3のマトリックス光SWと、
    前記第3のマトリックス光SWの出力ポートと接続された2n個の入力ポートと2n個の出力ポートを持つ第2の周回性AWGと、
    前記第2の周回性AWGの出力ポートと接続された2n個の入力ポートとn個の出力ポートを持つ第4のマトリックス光SWと、
    前記第4のマトリックス光SWのn個の出力ポートのうちp個の出力ポートと接続されたp個の受信器とを備えた構成であり、
    前記第1のマトリックス光SWは、前記波長可変送信器から目的の伝送路に出力する任意の波長のAdd信号をスイッチングして前記第1の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに応じた出力ポートにWDM信号として出力させる機能を有し、
    前記第2のマトリックス光SWは、前記第1の周回性AWGの各出力ポートのWDM信号を目的の伝送路に接続された光カプラのAddポートにスイッチングする機能を有し、
    前記第3のマトリックス光SWは、前記波長選択スイッチのDropポートに分波されたWDM信号を前記第2の周回性AWGの所定の入力ポートに入力し、その入力ポートに対応する出力ポートに分波したDrop信号を出力させる機能を有し、
    前記第4のマトリックス光SWは、前記第2の周回性AWGの各出力ポートのDrop信号を前記受信器に入力する機能を有する
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  3. 請求項2に記載の光波長多重伝送システムにおいて、
    前記光カプラに代えて、スルーポートとAddポートの光信号を合波して前記伝送路に出力する波長選択スイッチを用いた構成である
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  4. 請求項2に記載の光波長多重伝送システムを上りの伝送路および下りの伝送路にそれぞれ対応して設置し、前記上りの伝送路に接続される前記光信号Add部の波長可変送信器と、前記下りの伝送路に接続される前記光信号Drop部の受信器とをまとめて送受信器として構成し、前記下りの伝送路に接続される前記光信号Add部の波長可変送信器と、前記上りの伝送路に接続される前記光信号Drop部の受信器とをまとめて送受信器として構成した
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  5. 請求項2に記載の光波長多重伝送システムにおいて、
    前記光信号Add部と同じ構成の増設用の光信号Add部を備え、増設用の光信号Add部を前記光カプラの空きポートに接続し、前記光信号Drop部と同じ構成の増設用の光信号Drop部を備え、増設用の光信号Drop部を前記波長選択スイッチの空きポートに接続する構成である
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
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