JP6060648B2 - 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置 - Google Patents

光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6060648B2
JP6060648B2 JP2012259434A JP2012259434A JP6060648B2 JP 6060648 B2 JP6060648 B2 JP 6060648B2 JP 2012259434 A JP2012259434 A JP 2012259434A JP 2012259434 A JP2012259434 A JP 2012259434A JP 6060648 B2 JP6060648 B2 JP 6060648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
optical
block
optical signal
wavelengths
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012259434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014107709A (ja
Inventor
由暢 松川
由暢 松川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012259434A priority Critical patent/JP6060648B2/ja
Priority to US14/033,894 priority patent/US9520959B2/en
Publication of JP2014107709A publication Critical patent/JP2014107709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6060648B2 publication Critical patent/JP6060648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0204Broadcast and select arrangements, e.g. with an optical splitter at the input before adding or dropping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0206Express channels arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0209Multi-stage arrangements, e.g. by cascading multiplexers or demultiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/021Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM]
    • H04J14/0212Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM] using optical switches or wavelength selective switches [WSS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/021Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM]
    • H04J14/02122Colourless, directionless or contentionless [CDC] arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0213Groups of channels or wave bands arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0215Architecture aspects
    • H04J14/0217Multi-degree architectures, e.g. having a connection degree greater than two
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/021Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明の一態様は、光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置に関する。
ネットワーク上の情報量が増大し、Wavelength Division Multiplexing(WDM)システムが普及してきている。WDMは、複数の波長を利用して複数の光信号を多重化して送信する。このため、WDMシステムにおいては、波長多重数を増やすことにより、伝送容量は増加する。
WDMシステムにおいては、全てのまたは一部の光ノードがOptical Add-Drop Multiplexer(OADM:光分岐挿入装置)を備えている。OADMは、光伝送路に波長単位で光信号を挿入し、また、光伝送路から波長単位で光信号を取り出すことができる。
WDM光信号に所望の波長の光信号を挿入する機能あるいは装置を光アド機能(あるいは光アド装置)と呼ぶ。また、WDM光信号から所望の波長の光信号を分岐する機能あるいは装置を光ドロップ機能(あるいは光ドロップ装置)と呼ぶ。なお、所望の波長の光信号を挿入および/または分岐するOADMは、Reconfigurable Optical ADM(ROADM)と呼ばれることがある。
ROADMを有するネットワークにおいては、Color less(波長依存性レス)、Direction less(方向性依存レス)、及び、Contention less(同波長衝突レス)の3つの機能が重要視されている。
ここで、Color lessとは、OADMの任意のポートに任意の波長を入力し、光伝送路のWDM信号に挿入することができ、任意のポートから任意の波長を光伝送路のWDM信号から分岐して、出力できる構成または機能を意味する。また、Direction lessは、OADMが複数の光伝送方路(Degree)を有する構成において、任意のポートから入力した光信号を任意の方路に挿入でき、任意の方路からの光信号を分岐して、任意のポートに出力できる構成または機能を意味する。さらに、Contention lessは、OADM内の挿入機能部及び分岐機能部において、同一波長の光信号の衝突を回避する構成または機能を意味する。
上記3つの構成あるいは機能を有するOADMをCDC OADMと呼び、Color lessとDirection lessの2つの機能を有するOADMをCD OADMと呼ぶことがある。
特開2012−015726号公報 特開2012−114640号公報 特開2012−182665号公報
CD機能は、光波長をアド/ドロップするブロックの接続ポートの波長依存性及び方路依存性を解消することにより、ファイバ接続変更作業無しに遠隔制御で波長ルートを変更することが可能である。したがって、運用コストを削減できる効果を有する。
しかし、ROADMの方路(Degree)数が多数存在するケースにおいては、Contention(同一波長衝突)が発生し易くなるため、Contention less機能が重要となる。例えば、ROADMを用いてリングネットワークを構成する場合には、使用する方路(Degree)数は2つ程度であり、Contentionは、それほど問題とはならない。
これに対し、メッシュネットワークやマルチリング構成の場合には、1つのROADMが収容する方路数は、多数(3や4以上)となるため、複数の方路に、同一波長を接続するケースが増加する。
ここで、CD機能のみでは、Contention(同一波長衝突)が生じ易くなるため、保守者が、光ファイバを接続する箇所(ブロック)がContentionするかしないかを調べてから、接続しなくてはならなくなる。Contention less機能によれば、自由に、光ファイバを任意のブロックに接続することが可能となるので、保守、運用コストを抑えることができる。
また、波長を入出力するトランスポンダ(TPあるいはTRPN)には、コヒーレント送受信器を使用することがある。コヒーレント送受信器を用いる場合、大容量伝送(例えば、400G/1T)のために波長配置を密に収容すべく、Grid less(グリッドレス)と呼ばれる、波長配置位置をフレキシブルにする技術が導入されることもある。
当該技術によれば、従来の固定帯域幅(50GHzや100GHz)ではなく、帯域幅を可変にすることが可能となる。これにより、1つのWDM光信号に収容可能な波長数を格段に増加できる。これに伴い、同一波長の使用頻度も増加する。
しかし、Contention less機能を実現するためには、CD機能に比べて、回路構成が大きくなり、高価となる。例えば、CDC機能を有するROADMは、Contention lessを実現するために、ノンブロッキングなスイッチブロックを有する必要がある。
そのため、大規模なN×M波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)やN×M光クロスコネクトスイッチ(OXC)等を使用したり、多数の光デバイスを組合せたりする必要がある。結果として、ROADMの高コスト化及びサイズ増大化につながる。これは、ROADMを初期導入する段階では、設備投資コストが高すぎる結果となる。
そこで、初期導入段階では、低コストの光デバイスを少ない数用いて実現できるCD機能をROADMに導入するケースが多い。しかし、運用後、波長を多数増設していき、方路も増設していくと、同一波長を増設するケースが増えることになる。その際に、波長を光ファイバによって接続可能なブロックを、その都度、判断するのは、非常に不便であり、運用コストの増加にもなる。
すなわち、方路数の増設やアド/ドロップする波長数の増設に伴い、Contention less機能を含むCDC機能の必要性が強くなってくる。
そこで、当初は、CD機能を導入するが、方路の増設・増設波長数の増加に伴い、CDC機能を追加できるような機能が求められている。
しかし、現状のCD機能構成は、途中からCDC機能をOADMに組み込むためには、装置構成ブロックを大きく取り替えねばならない。そのため、運用中(インサービス)の光信号への影響無しに、CDC機能をOADMにおいて増設することができなかった。
本発明の目的の1つは、波長分離ブロック及び/又は波長多重ブロックの単位で波長増設や方路増設に柔軟に対応できるようにすることにある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
光ドロップ装置の一態様は、複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光ドロップ装置であって、1方路の波長多重光信号をN波長ずつのM個(MはN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群に分割する、方路毎の波長分離部と、異なる前記波長分離部で分割された複数の波長群を入力とし、入力された波長群に含まれるいずれか1又は複数の波長の光信号をN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、を備える。
また、光ドロップ装置の他の一態様は、複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光ドロップ装置であって、1方路の波長多重光信号をM分岐(MはN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)する、方路毎の波長分離部と、異なる前記波長分離部で分岐された光信号を入力とし、入力された光信号をN波長ずつのM個の波長群単位で選択的にN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、を備える。
さらに、光アド装置の一態様は、複数の方路を有する光アド装置であって、N個(Nは2以上の整数)のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する、M個(MはN×M=1方路の波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長多重ブロックと、方路毎に設けられ、異なる波長多重ブロックから送信された波長多重光信号を波長単位で選択的に対応する方路へ出力する波長選択スイッチと、を備える。
また、光アド装置の他の一態様は、複数の方路を有する光アド装置であって、方路毎に設けられ、入力光信号を合波して対応する方路へ出力する波長合波部と、N個(Nは2以上の整数)のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号をN波長ずつのM個(MはN×M=1方路の波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群単位で選択的に異なる方路の前記波長合波部へ出力する、M個の波長多重ブロックと、を備える。
さらに、光アド/ドロップ装置の一態様は、複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光アド/ドロップ装置であって、1方路の波長多重光信号をN波長ずつのM個(MはN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群に分割する、方路毎の波長分離部と、異なる前記波長分離部で分割された複数の波長群を入力とし、入力された波長群に含まれるいずれか1又は複数の波長の光信号をN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、別のN個のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する、M個の波長多重ブロックと、方路毎に設けられ、異なる波長多重ブロックから送信された波長多重光信号を波長単位で選択的に対応する方路へ出力する波長選択スイッチと、を備える。
上述した装置の一態様によれば、波長分離ブロック及び/又は波長多重ブロックの単位で波長増設や方路増設に柔軟に対応できる。
関連技術の一例であるCDC ROADMの構成例を示す図である。 図1に例示するROADMにおける光クロスコネクトの構成例を示す図である。 関連技術の他の一例であるCD ROADMの構成例を示す図である。 図3に例示するROADMにおける光クロスコネクトの構成例を示す図である。 関連技術の他の一例であるCD ROADMの構成例を示す図である。 図5に例示した関連技術の構成を機能ブロック構成に簡易表現した構成例(2Degree構成)を示す図である。 図6に例示した構成から同一波長を増設するケースを説明する図である。 図7に例示した構成をNd Degreeに増設した場合の構成例を示す図である。 実施形態のCD構成(2 Degreeケース)のROADMの一例を示す図である。 図9に例示するROADMにおけるCD DMUX部の構成例を示す図である。 図9に例示するROADMにおけるCD MUX部の構成例を示す図である。 図9に例示するROADMにおいてドロップ側の各Degreeの波長が振り分けられるルートの一例を示す。 図9に例示するROADMにおいてアド側の各Degreeの波長が挿入されるルートの一例を示す。 図9に例示するROADMにおいてアド/ドロップする波長数が1WDM光信号の最大波長数を超えた際の増設ブロックの例を示す図である。 Degree数がNdの場合のROADMの構成例を示す図である。 図15に例示するROADMのCDC DMUX/MUX部の構成例を示す図である。 図15及び図16に例示するCDC DMUX部の動作例を示す図である。 図15及び図16に例示するCDC MUX部の動作例を示す図である。 図9に例示したCD ROADM(2Degree)の詳細構成例を示す図である。 図15に例示したCD/CDC混在構成(2Degree)の詳細構成例を示す図である。 図20に例示するCDC DMUX/MUX部の構成例を示す図である。 図19に例示した構成をDegree数Ndに一般化した場合の詳細構成例を示す図である。 図21に例示した詳細構成例においてCD機能とCDC機能とを混在させた例を示す図である。 図23に例示したCDC DMUX/MUX部の構成例を示す図である。 8DegreeフルCD構成のROADMの詳細構成例を示す図である。 8DegreeフルCDC構成のROADMの詳細構成例を示す図である。 8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの詳細構成例を示す図である。 図25に例示した8DegreeフルCD構成のROADMの詳細構成例の変形例を示す図である。 図28に例示した構成におけるドロップ経路及びアド経路の一例を示す図である。 図28に例示した構成において、DMUX/MUXブロックそれぞれを、CDC機能を有するブロックに置き換えた構成例を示す 図30に例示した構成におけるドロップ経路及びアド経路の一例を示す図である。 図28に例示した構成において、DMUX/MUXブロックの一部を、CDC機能を有するブロックに置き換えた構成例を示す図である。 図30に例示した8DegreeフルCDCのROADMの変形例を示す図である。 図28に例示した8DegreeフルCDのROADMの変形例を示す図である。 8DegreeフルCD/CDC混在 with ブリッジ/スイッチ for OUPSRの構成例を示す図である。 図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。 図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。 図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。 図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。 図28に例示した8DegreeフルCDのROADMの変形例を示す図である。 図32に例示したCD/CDC混在構成のROADMの変形例(12Degree)を示す図である。 図32に例示したCD/CDC混在構成のROADMの変形例(14Degree)を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
(関連技術1)
図1は、関連技術の一例であるCDC ROADMの構成例を示す図である。図1に示す例では、CDC OADMは、2本の方路(例えば、Degree#1およびDegree#2)を有している。Degree#1は、1組の入方路および出方路を含む。同様に、Degree#2も、1組の入方路および出方路を含む。
光アンプ511#1は、Degree#1から入力されるWDM光信号を増幅し、Degree#2へ出力されるWDM光信号を増幅する。同様に、光アンプ511#2は、Degree#2から入力されるWDM光信号を増幅し、Degree#1へ出力されるWDM光信号を増幅する。なお、各Degree#1及び#2のWDM光信号の最大波長多重数Lは、任意であるが、例示的に、128を想定する。
(ドロップ機能)
光スプリッタ(SPL)512#1は、Degree#1から入力されるWDM光信号を分岐し、波長選択スイッチ(WSS)513#2およびドロップ用WSS514#1に導く。同様に、光スプリッタ(SPL)512#2は、Degree#2から入力されるWDM光信号を分岐し、WSS513#1およびドロップ用WSS514#2に導く。
ドロップ用WSS514#1は、光スプリッタ512#1から導かれてくるWDM光信号から、図示を省略した波長パス制御部により指定される1または複数の波長の光信号を選択する。同様に、ドロップ用WSS514#2は、光スプリッタ512#2から導かれてくるWDM光信号から、波長パス制御部により指定される1または複数の波長の光信号を選択する。ドロップ用WSS514#1が選択する波長、およびドロップ用WSS514#2が選択する波長は、互いに異なっていてもよいし、互いに同じであってもよいし、互いに一部が重複していてもよい。
光スプリッタ(SPL)515#1−1及び515#1−2は、それぞれ、ドロップ用WSS514#1により選択された光信号をM分岐(例えば16分岐)する。同様に、光スプリッタ(SPL)515#2−1及び515#2−2は、それぞれ、ドロップ用WSS514#2により選択された光信号をM分岐する。
M分岐された光信号は、それぞれM個の異なるN×N(例えば8×8)光クロスコネクト(OXC:Optical Cross Connect)516に入力される。別言すると、光クロスコネクト516のそれぞれには、異なるDegree#1及び#2のWDM光信号に含まれる光信号が入力される。
よって、OADMにおいては、特定の波長の光信号を出力する方路(Degree)を切り替える際に、光デバイス間の光ファイバの接続を変更する必要はない。したがって、Direction lessを実現できる。Direction lessを実現する、SPL515#1−1、515#1−2、515#2−1及び515#2−2と各光クロスコネクト516との間の光ファイバ接続を「Direction less用配線」と呼ぶことがある。
また、SPL515#1−1及び515#1−2、並びに、SPL515#2−1及び515#2−2の出力ポートは、波長依存性を有していない。すなわち、SPL515#1−1及び515#1−2、並びに、SPL515#2−1及び515#2−2は、それぞれ「各出力ポートからは、それぞれ予め決められた特定の波長の光信号が出力されなければならない」という構成ではない。
よって、波長の異なる複数の光信号が、SPL515#1−1及び515#1−2、並びに、SPL515#2−1及び515#2−2からクロスコネクト516に導かれる場合、各光信号は、それぞれ任意のクロスコネクト516の入力ポートに入力することができる。すなわち、この構成によれば、Color lessが実現される。
光クロスコネクト516は、それぞれ、各入力光信号を、それぞれ波長パス制御部によって指定される出力ポートへ導く。光クロスコネクト516は、それぞれ、例えば図2に示すように、N個のN×1カプラ(CPL)と、N個の1×Nスイッチ(SW)と、N個のチューナブルフィルタを組み合わせて構成することができる。なお、アド機能の光クロスコネクト22についても光クロスコネクト516と同様の構成でよい。
1×Nスイッチを用いることで、複数の同じ波長の光信号を異なる経路で入出力することができる。従って、上述したColor less、Direction lessに加えてContention lessも実現できる。すなわち、CDC構成が実現できる。なお、後述するアド機能は、光学的にドロップ機能と可逆の動作となるので、アド機能についてもCDC構成が実現できる。
N×M個のTFは、それぞれ、光クロスコネクト516の対応する出力ポートから出力される光信号をフィルタリンングする。ここで、TFは、それぞれ、指定された波長以外の波長成分を除去する。TFの通過波長は、特に限定されるものではないが、互いに異ならせることができる。ただし、TFは、互いに重複する通過波長を含んでもよい。また、TF17の通過波長は、波長パス制御部によって指定されてもよい。
N×M個のトランスポンダ(TP)531は、それぞれ、対応するTFから出力される光信号を、対応する端局へ転送する。このとき、TP531は、必要に応じて、光信号の波長を変換する。なお、TP531から出力される光信号の波長は、互いに同じでもよいし、互いに異なってもよい。
(アド機能)
N×M個のTP532は、それぞれ、対応する端局から送信される光信号を、対応する光クロスコネクト522のN×M個のTF(図2参照)へ転送する。このとき、TP532は、必要に応じて、光信号の波長を変換する。なお、各端局から送信される光信号の波長は、互いに同じでもよいし、互いに異なってもよい。また、TP532から出力される光信号の波長は、特に限定されるものではないが、互いに異なるようにしてもよい。
光クロスコネクト522において、TFは、対応するトランスポンダ532から出力される光信号をフィルタリングする。ここで、TFは、それぞれ、指定された波長以外の波長成分を除去する。TFの通過波長は、例えば、互いに異なるように設定することができる。ただし、TFは、互いに重複する通過波長を含んでもよい。また、TFの通過波長は、波長パス制御部によって指定されてもよい。
光クロスコネクト522は、各入力光信号を、それぞれ波長パス制御部により指定される出力ポートへ導く。
光カプラ(CPL)523#1−1及び523#1−2は、それぞれ異なる光クロスコネクト22の出力ポートから出力される光信号を合波する。また、光カプラ(CPL)523#2−1及び523#2−2は、異なる光クロスコネクト522の他の出力ポートから出力される光信号を合波する。
アド用WSS524#1は、光カプラ523#1−1及び523#1−2から導かれてくる光信号から、波長パス制御部により指定される1または複数の波長の光信号を選択する。同様に、アド用WSS524#2は、光カプラ523#2−1及び523#2−2から導かれてくる光信号から、波長パス制御部により指定される1または複数の波長の光信号を選択する。アド用WSS524#1が選択する波長、およびアド用WSS524#2が選択する波長は、互いに異なっていてもよいし、互いに同じであってもよいし、互いに一部が重複してもよい。
WSS513#1は、波長パス制御部による制御に従って、Degree#2から光スプリッタ512#2を介して導かれてくる光信号およびアド用WSS524#1から導かれてくる光信号から、Degree#1へ出力するWDM光信号を生成する。
このとき、WSS513#1は、Degree#2から光スプリッタ512#2を介して導かれてくる光信号から、OADMを「通過(スルー)」する1または複数の任意の波長を選択する。また、WSS513#1は、アド用WSS524#1から導かれてくる光信号から、WDM光信号に「挿入」する1または複数の任意の波長を選択する。
同様に、WSS513#2は、波長パス制御部による制御に従って、Degree#1から光スプリッタ512#1を介して導かれてくる光信号およびアド用WSS524#2から導かれてくる光信号から、Degree#2へ出力するWDM光信号を生成する。
このとき、WSS513#2は、Degree#1から光スプリッタ512#1を介して導かれてくる光信号から、OADMを「通過」する1または複数の任意の波長を選択する。また、WSS513#2は、アド用WSS524#2から導かれてくる光信号から、WDM光信号に「挿入」する1または複数の任意の波長を選択する。
(関連技術2)
図3は、関連技術の他の一例であるCD ROADMの構成例を示す図である。図3に例示するCD ROADMは、図1に例示した構成に比して、ドロップ機能において、SPL515#1−1、515#1−2、515#2−1、515#2−2及び光クロスコネクト516に代えて、光カプラ(CPL)525#1、525#2、DMUX(AWG:Arrayed Waveguide Grating)526#1、526#2、及び、TF付きのL×L(例えば128×128)光クロスコネクト527を備える点が異なる。また、図3に例示するCD ROADMは、図1に例示した構成に比して、アド機能において、CPL523#1−1、523#1−2、523#2−1、523#2−2及び光クロスコネクト522に代えて、光スプリッタ(SPL)530#1、530#2、MUX(AWG)529#1、529#2、及び、TF付きのL×L(例えば128×128)光クロスコネクト528を備える点が異なる。
ドロップ機能において、CPL525#1及び525#2には、それぞれ、異なるDegree#1及び#2からWSS514#1及び514#2に入力され、当該WSS514#1及び514#2でそれぞれ選択された波長を含む光信号が入力される。別言すると、WSS514#1及び514#2とCPL525#1及び525#2との間にDirection less配線が設けられる。CPL525#1及び525#2は、それぞれ、入力光信号を合波する。
AWG526#1及び526#2には、対応するCPL525#1及び525#2で合波された光信号が入力される。AWG526#1及び526#2は、それぞれ、入力光信号を波長毎に分離して、分離した光信号を予め決められた出力ポートから出力する。別言すると、AWG526#1及び526#2は、出力ポート毎に出力波長が固定されている。そのため、同じAWGから複数の同一波長の光信号を出力することはできない。したがって、ドロップ経路にAWGを用いることで、Contention less機能は実現されない。また、AWGを利用しているため、グリッドレス(波長帯域幅可変)に対応することはできず、制約がある。
2個の128×128光クロスコネクト527のそれぞれは、例えば図4に示すように、128個の128×1光カプラ(CPL)と、128個の1×128スイッチ(SW)と、128個のTFとを組み合わせて構成される。光クロスコネクト527は、対応するAWG526#1及び526#2からいずれかの入力ポートに入力された光信号をいずれかの出力ポート(TP531)に選択的に出力することができる。
このとき、128×1光カプラ(CPL)に入力された任意の波長の光信号は、各1×128スイッチに入力され、個々の1×128スイッチで選択出力されるので、任意の波長の光信号を任意の出力ポート(TP531)へ出力することが可能である。別言すると、Color lessを実現できる。なお、アド機能の光クロスコネクト528についてもドロップ機能の光クロスコネクトと同様の構成でよい。
アド機能において、2個の光クロスコネクト528のそれぞれは、いずれかのTP532から入力された光信号をいずれかの出力ポートへ選択的に出力する。このとき、光クロスコネクト532は、異なる1×128スイッチの出力を128×1CPLにて合波する構成なので、任意の波長の光信号を任意の出力ポートへ出力することが可能である。別言すると、Color lessを実現できる。
AWG529#1及び529#2は、対応する光クロスコネクト528から出力される光信号を合波する。AWG529#1及び529#2は、入力ポート毎に波長が固定されている。そのため、複数の同一波長の光信号を同じ入力ポートに入力できない。したがって、アド経路にAWGを用いることで、Contention less機能は実現されない。また、AWGを利用しているため、グリッドレスに対応することはできず、制約がある。
SPL530#1及び530#2は、対応するAWG529#1及び529#2から入力される光信号を各方路のWSS524#1及び524#2に分岐する。別言すると、WSS524#1及び524#2とSPL530#1及び530#2との間にDirection less配線が設けられる。
(関連技術3)
図5は、関連技術の他の一例であるCD ROADMの構成例を示す図である。図5に例示するCD ROADMは、図3に例示した構成において、ドロップ機能におけるAWG526#1(526#2)及び光クロスコネクト527から成るブロックの機能を、1×MWSS541#1(541#2)及びM個の1×N光スプリッタ(SPL)542を用いて実現した構成を具備する。また、図5に例示するCD ROADMは、図3に例示した構成において、アド機能における光クロスコネクト528及びAWG529#1(529#2)から成るブロックの機能を、M個のN×1光カプラ(CPL)543及びM×1光カプラ(CPL)544#1(544#2)を用いて実現した構成を具備する。
図5に例示するCD構成では、ドロップ側は、各方路(Degree)からのWDM光信号がSPL515#1及び515#2で2分岐して、それぞれを方路#1及び#2別のWSS514#1及び514#2に入力する。
WSS514#1及び514#2は、異なる方路のSPL515#1及び515#2から導かれてくる光信号を波長単位で選択的に合波する。
WSS514#1及び514#2でそれぞれ合波された波長群は、対応する1×M WSS541#1及び541#2にて、TP531(コヒーレント受信器)が同時に受信できる波長数(N)に制限(M分割)される。なお、MとNとは、M×N=1Degreeあたりの最大波長数(例えば128)の関係にある。
M分割されてそれぞれ波長数をNに制限された光信号は、1×N光スプリッタ542にてN分岐されて、対応するTP531(コヒーレント受信器)に分配される。コヒーレント受信器が、同時に複数の波長を受信することをマルチチャネル受信と呼び、本機能により、関連技術1及び2で使用していたTFを取り除くことが可能となる。
一方、アド側では、TP532のコヒーレント送信器から出力された波長の光信号をN×1光カプラ543で合波し、更に、1Degree分の波長群にM×1光カプラ544#1及び544#2で合波する。
M×1光カプラ544#1及び544#2でそれぞれ合波された1Degree分の波長群は、対応する光スプリッタ530#1及び530#2で分岐され、それぞれ異なる方路のWSS524#1及び524#2に入力される。別言すると、光スプリッタ530#1及び530#2とWSS524#1及び524#2との間は、Direction less用のファイバ配線で接続されている。
WSS524#1は、Degree#1へ出力すべき波長を選択してWSS513#1へ出力する。WSS524#2は、Degree#2へ出力すべき波長を選択してWSS513#2へ出力する。
図5に例示する構成は、コヒーレントTPのマルチチャネル受信を利用した安価なCD機能の代表例である。安価な理由は、光カプラ及び光スプリッタという合波機能、分波機能を提供する安価なデバイスを使用することにより、関連技術1及び2に例示した光クロスコネクト(OXC)機能を削除したことにある。
しかしながら、CDC機能(特に、Contention less機能)を追加するためには、現在の技術では、光クロスコネクト(OXC)に相当する機能が必須である。図5に例示する構成に、Contention less機能を追加するためには、関連技術1(図1及び図2)に例示した構成へ変更する必要がある。
この変更を実現するには、WDM信号をアド/ドロップする上部のブロックから下のブロックを全て交換する必要がある。そのため、既にインサービス中の波長を一度落とさねばならなく、運用中からのCDC機能増設はできない。
図6に、図5に例示した関連技術3の構成を機能ブロック構成に簡易表現した構成例(2Degree構成)を示す。
(ドロップ側)
ドロップ側の波長分配部#1及び#2は、それぞれDegree#1及び#2に接続されるブロックであり、図5に示したSPL515#1及び515#2に相当する。また、ドロップ側の波長合波部#1は、図5に示したWSS514#1及び514#2に相当する。
これらの波長分配部#1及び#2と波長合波部#1との間は、Direction less用のファイバ配線で接続されている。CD DMUX部#1は、図5に示した1×MWSS541#1及び541#2とM個の1×N光スプリッタ542とを合わせたブロックに相当する。CD DMUX部#1は、図6の矢印Aに示すように、簡易的(機能的)に、1×N光スプリッタ(SPL)として表せる。
CD DMUX部#1に接続されたTP(コヒーレントトランスポンダ)は、同一波長が無い限りは、任意のポートに接続可能となり(Color less)、また、波長分配部#1、#2と波長合波部#1との間のファイバ配線を介して、Degree#1及び#2のどちらからもドロップ可能(Direction less)となる。
(アド側)
アド側の波長合波部#1及び#2は、それぞれDegree#1及び#2に接続されるブロックであり、図5に示したWSS524#1及び524#2に相当する。また、アド側の波長分配部#1は、図5に示したSPL530#1及び530#2に相当する。
これらの波長合波部#1及び#2と波長分配部#1との間は、Direction less用のファイバ配線で接続されている。CD MUX部#1は、図5に示したM×1光カプラ544#1及び544#2とM個のN×1光カプラ543とを合わせたブロックに相当する。CD MUX部#1は、図6の矢印Bに示すように、簡易的(機能的)に、1×N光カプラ(CPL)として表せる。
CD MUX部#1に接続されたTP(コヒーレントトランスポンダ)は、同一波長が無い限りは、任意のポートに接続可能となり(Color less)、また、波長合波部#1及び#2と波長分配部#1との間のファイバ配線を介して、Degree#1及び#2のどちらにもアド可能(Direction less)となる。
次に、図7に、図6に例示した構成から、同一波長を増設するケースを示す。
図7は、CD DMUX部#1及びCD MUX部#1に、TP−1によりDegree#1の波長λ1を接続している状態を表している。この状態で、増設TP−11によりDegree#2の波長λ1を接続しようとした場合を考える。
ここで、CD DMUX部#1及びCD MUX部#1は、CD機能は具備するがContention less機能を具備していない。すなわち、図5に例示したように、CD DMUX部#1及びCD MUX部#1は、いずれも光カプラと光スプリッタに相当する光デバイスを用いて構成されるため、同一波長λ1は、衝突してしまう。
そのため、増設TP−11は、CD DMUX部#1及びCD MUX部#1に接続することはできない。また、CD DMUX部#1及びCD MUX部#1の内部において、TP−1が接続されているブロック(光カプラ及び光スプリッタ)とは異なるブロックであっても、増設TP−11をCD DMUX部#1及びCD MUX部#1に接続することはできない。
TP−11のλ1を接続するには、新たに、ドロップ側は、波長合波部#2とCD DMUX部#2とを追加し、アド側は、波長分配部#2とCD MUX部#2とを追加しなくてはならない。
次に、図8に、図7に例示した構成をNd Degree(Ndは3以上の整数)に増設した場合の構成例を示す。本例では、TP−11にDegreeのλ1、TP−12にDgree#3のλ1、TP−1NdにDegree#Ndのλ1を増設する例を示している。
この際にも、図7で示した例と同様に、ドロップ側は、波長合波部#3…#NdとCD DMUX部#3…#Ndとを増設し、アド側は、波長分配部#3…#NdとCD MUX部#3…#Ndとを増設しなくてはならなくなる。
このように、上述したCD構成においては、同一波長を増設する際に、Degree単位に必要となる大きなブロックを増設しなければ、Contention(同一波長衝突)を回避することができない。また、CD機能に加えてContention less機能を追加するためには、波長合波部、波長分配部を含んだ大きなブロックを交換せねばならないため、CDC機能をインサービスで追加することができない。
そこで、本実施形態では、CD構成におけるContentionを回避するための増設ブロックを最小限のブロックに抑えるとともに、その最小限のブロックをインサービスで、完全なContention lessを提供するCDC機能部として増設することを可能とする。
(実施形態)
図9に、実施形態のCD構成(2 Degreeケース)のROADMの一例を示す。
図9に例示するCD ROADMは、2本の方路(例えば、Degree#1及び#2)を有している。Degree#1は、1組の入方路および出方路を含む。同様に、Degree#2も、1組の入方路および出方路を含む。
光アンプ11#1は、Degree#1から入力されるWDM光信号を増幅し、Degree#2へ出力されるWDM光信号を増幅する。同様に、光アンプ11#2は、Degree#2から入力されるWDM光信号を増幅し、Degree#1へ出力されるWDM光信号を増幅する。なお、各Degree#1及び#2のWDM光信号の最大波長多重数Lは、任意であるが、例示的に、128を想定する。
光スプリッタ(SPL)12#1は、Degree#1から入力されるWDM光信号を分岐し、波長選択スイッチ(WSS)13#2(スルー接続)および波長分離部#1に導く。同様に、光スプリッタ(SPL)12#2は、Degree#2から入力されるWDM光信号を分岐し、WSS13#1(スルー接続)およびドロップ用WSS514#2に導く。なお、図9において、符号100で示す点線は、Degree#1及び#2間にスルー接続が存在していることを表している。
波長分離部14#1及び14#2は、対応する光スプリッタ12#1及び12#2から導かれてくるWDM光信号を分岐する。波長分離部14#1及び#2には、波長分岐機能を有するWSSもしくは1×N光スプリッタ(SPL)を用いることができる。
波長分離部14#1及び14#2の配下には、波長分離部15−1#1及び15−1#2が備えられる。波長分離部15−1#1及び15−1#2は、1Degreeからドロップされる1つのWDM光信号が収容する最大波長数を最大マルチチャネル受信数に絞る機能を有する。最大マルチチャネル受信数は、TP(コヒーレントトランスポンダ)の受信器が同時に受信できる最大波長数を意味する。
したがって、波長分離部15−1#1及び15−1#2は、ドロップされてくるWDM光信号の波長数を、波長分離ブロックの一例であるCD DMUX部16#1〜16#Mに到達するまでに、最大マルチチャネル受信数に絞ることが可能である。波長分離部15−1#1及び15−1#2には、WSS等の波長数制限が可能な波長選択スイッチを用いることができる。
ここで、コヒーレントトランスポンダのマルチチャネル受信数は、トータル最大受信パワーの制限が支配的な要因で決定される。波長数が多いほど、トータルパワーは増加するため、受信できなくなる最大波長数が決まってくる。現状では、最大16波長程度が目安となるが、Nとしておく。
波長分離部15−1#1及び15−1#2のそれぞれにドロップされる波長数は、1Degreeの1本のWDM光信号に収容される波長数であり、1本のWDM光信号に収容される波長数をL(例えば128)とすると、波長分離部15−1#1及び15−1#2のそれぞれは、L(=128)波長をN波長単位で分割した出力本数Mを有する。
ここで、N、M、Lの関係は以下のとおりである。
N×M=L(1DegreeあたりのWDM光信号の最大波長数)
波長分離部15−1#1及び15−1#2の配下には、M個のCD DMUX部16#1〜16#M(以下、区別しない場合には「CD DMUX部16」と表記することがある。)を接続することができる。CD DMUX部16#1〜16#Mのそれぞれは、例えば図10に示すように、n×1光カプラ(CPL)と1×N光スプリッタ(SPL)とを用いて構成できる。なお、nはサポートするDegree数を表し、Nは最大マルチチャネル受信数を表す。
CD DMUX部16#1〜16#Mのそれぞれは、最大N個のコヒーレントトランスポンダの受信器と接続可能な最小ブロックとする。最小ブロックが接続、収容できる波長数(TP数)は、TPのコヒーレント受信器が、同時に受信できるマルチチャネル波長数Nによって、決定する。最小ブロックに分割することにより、後述するように部分的にCDC機能に置き換えることを可能とし、装置保守の自由度向上を図る。
そして、波長分離部15−1#1及び15−1#2とCD DMUX部16#1〜16#Mとの間にDirection less用ファイバ配線を設けることにより、CD機能のドロップ側の機能を実現することが可能となる。すなわち、M個のCD DMUX部16#1〜16#Mのそれぞれには、Direction less用ファイバ配線により、異なる波長分離部15−1#1及び15−1#2の出力が入力される。
図12にドロップ側の各Degreeの波長が、振り分けられるルートの一例を示す。
図12には、Degree#1からはλ1、λ2、及びλ3の3波長がドロップされ、Degree#2からはλ1、λ4、及びλ5の3波長がドロップされる様子を例示している。
波長分離部14#1及び14#2では、入力波長をそのまま分岐する。次に、波長分離部15−1#1では、コヒーレントトランスポンダTP−1及びTP−2が、CD DMUX16#1に接続され、コヒーレントトランスポンダTP−3がCD DMUX部16#2に接続されていることを判断する。
そして、例えば、CD DMUX部16#1にλ1及びλ2が振り分けられ(ドロップされ)、CD DMUX部16#2にλ3が振り分けられる(ドロップされる)。
波長分離部15−1#2でも同様に、コヒーレントトランスポンダTP−4、TP−5及びTP−6が接続されているCD DMUX部16#及び16#2を判断する。そして、例えば、λ4はCD DMUX部16#1にドロップされ、λ1及びλ5はCD DMUX部16#2にドロップされる。
CD DMUX16#1では、Degree#1のλ1及びλ2とDegree#2のλ4がドロップされてくるので、n×1光カプラと1×N光スプリッタとで、λ1、λ2及びλ4を合波して分岐する。これにより、コヒーレントトランスポンダTP−1、TP−2及びTP−4には、そのままマルチチャネル波長で、Degree#1のλ1及びλ2とDegree#2のλ4とが受信される。コヒーレントトランスポンダTP−1、TP−2及びTP−4は、それぞれ、コヒーレント受信器により、所望の波長を選択受信することができる。
同様に、CD DMUX部16#2においても、同様に、Degree#1のλ3とDegree#2のλ1及びλ5をコヒーレントトランスポンダTP−3、TP−5及びTP−6で受信することができる。このとき、コヒーレントトランスポンダTP−1及びTP−6は、それぞれ同一波長λ1を受信するが、異なるCD DMUX部16#1及び16#2に接続されているため、Contentionを回避できる。
次に、図9のアド側においては、コヒーレントトランスポンダの送信器と接続するM個のCD MUX部21#1〜21#M(以下、区別しない場合には「CD MUX部21」と表記することがある。)を有する。Mは、ドロップ側と対象性をもつことにより、保守ブロックを送信受信にて同数にする(アド側及びドロップ側を同じブロック数にする)ために、同じMとするが、必ずしも同じでなくともよい。
M個のCD MUX部21#1〜21#Mのそれぞれは、波長多重ブロックの一例であり、N個のコヒーレントトランスポンダと接続可能なポートを有する。CD MUX部21#1〜21#Mのそれぞれは、例えば図11に示すように、1×N光カプラ(CPL)とn×1光スプリッタ(SPL)とを用いて構成できる。
CD MUX部21#1〜21#Mの出力先には、波長合波部22−1#1及び22−1#2を有する。波長合波部22−1#1及び22−1#2には、WSS等の波長選択スイッチを用いることができる。波長合波部22−1#1及び22−1#2とCD MUX部21#1〜21#Mとの間に、Direction less用ファイバ配線を設けることにより、CD機能のアド側の機能が実現できる。すなわち、波長合波部22−1#1及び22−1#2のそれぞれには、Direction less用ファイバ配線により、異なるCD MUX部21#1〜21#Mから導かれる光信号が入力される。
波長合波部22−1#1の出力は、Degree#1の波長合波部23#1に入力される。波長合波部22−1#2の出力は、Degree#2の波長合波部23#2に入力される。波長合波部23#1は、波長合波部22#1の出力を合波してDegree#1のWSS13#1に出力する。波長合波部23#2は、波長合波部22#2の出力を合波してDegree#2のWSS13#2に出力する。
アド側の波長合波部22−1#1及び22−1#2には、入力光信号を波長単位で選択的に出力可能なWSSを用いるとよい。WSSを用いることで、M個のCD MUX21#1〜21#Mから波長が単純分配されて各出力間に同一波長が存在してもContention(同一波長衝突)を回避することが可能になる。すなわち、CD MUX21#1〜21#M間をContention lessにすることができる。
波長合波部23#1及び23#2は、波長合波部22−1#1及び22−1#2にてContentionが既に回避された波長群を合波する。そのため、波長合波部23#1及び23#2には、WSSを用いてもよいしCPLを用いてもよい。
図13に、アド側の各Degree#1及び#2の波長についての挿入ルートの一例を示す。図13には、Degree#1にλ1、λ2及びλ3の3波長がアドされ、Degree#2にλ1、λ4及びλ5の3がアドされる様子を例示している。
図13に例示するように、コヒーレントトランスポンダTP−1、TP−2、・・・、TP−16のうち、コヒーレントトランスポンダTP−1、TP−2及びTP−4がCD MUX部21#1に接続され、コヒーレントトランスポンダTP−3、TP−5及びTP−6がCD MUX部21#2に接続されている。
CD MUX部21#1では、1×N光カプラとn×1光スプリッタとにより、λ1、λ2及びλ4の3波長が合波されてから分岐される。したがって、CD MUX部21#1からは、Degree#1のλ1及びλ2とDegree#2のλ4が分岐、出力される。
CD MUX部21#2では、1×N光カプラとn×1光スプリッタとにより、λ1、λ3及びλ5の3波長が合波されてから分岐される。したがって、CD MUX部21#2からは、Degree#1のλ3とDegree#2のλ1及びλ5が分岐、出力される。
波長合波部22−1#1には、Direction less用ファイバ配線を介して、Degree#1のλ1及びλ2とDegree#2のλ4との波長群と、Degree#1のλ3とDegree#2のλ1及びλ5との波長群と、が入力される。
波長合波部22−1#1は、WSS相当の波長選択スイッチ機能により、Degree#1にアドするDegree#1のλ1、λ2及びλ3を選択して出力することにより、Degree#1にλ1、λ2及びλ3をアドすることができる。同様に、波長合波部22−1#2でも、Degree#2のλ1、λ4及びλ5を選択して出力することにより、Degree#2にλ1、λ4及びλ5をアドすることができる。このとき、波長合波部22−1#1及び22−1#2のそれぞれには、Degree#1とDegree#2の同一波長λ1が入力されるが、WSS相当の波長選択スイッチ機能により、Contentionを回避することが可能となる。
さて、図9に例示した構成を有するCD ROADMにおいて、コヒーレントトランスポンダTP−1のλ1(Degree#1用)は、CD DMUX部16#1とCD MUX部21#1とに接続されている。この状態で、コヒーレントトランスポンダTP−2のλ1(Degree#2用)を増設する場合を想定する。
CD DMUX部16#1及びCD MUX部21#1のポート間には、同一波長λ1がContentionするため、コヒーレントトランスポンダTP−2のλ1(Degree#2用)を接続できない。しかし、別のCD DMUX16#2〜16#Mのいずれか及びCD MUX部21#2〜21#Mのいずれかには、コヒーレントトランスポンダTP−2のλ1(Degree#2用)を接続可能である。
別言すると、CD DMUX部16#1〜16#M及びCD MUX部21#1〜21#Mという最小ブロックのみをCD機能にすることが可能となり、CD DMUX部16#1〜16#M間及びCD MUX部21#1〜21#M間はContention less化することができる。
次に、図14に、アド/ドロップする波長数が、1WDM光信号の最大波長数を超えた際の増設ブロックの例を示す。増設する波長数が1Degree分を超えた場合は、増設波長数に応じたブロックを追加することで対応できる。
図14の例では、ドロップ側は、波長分離部15−2#1及び15−2#2が増設されるとともに、CD DMUX部16#M+1…が増設される様子を示している。また、アド側は、波長合波部22−2#1及び22−2#2が増設されるとともに、CD MUX部21#M+1…が増設される様子を示している。
次に、図15に、Nd Degreeのケースを例示する。図15に例示するROADMでは、ドロップ側にDegree数Ndに応じた数の波長分離部14#1〜14#Ndが備えられるとともに、波長分離部14#1〜14#Ndそれぞれの配下に、波長分離部15−1#1〜15−Nd#1、15−1#2〜15−Nd#2、…、15−1#Nd〜15−Nd#Ndが備えられる。
波長分離部15−1#1〜15−Nd#1、15−1#2〜15−Nd#2、…、15−1#Nd〜15−Nd#Ndと、CD DMUX部16#1〜16#M、16#M+1、…(以下、区別しない場合には、「CD DMUX部16」と表記することがある。)又はCDC DMUX部31と、の間は、Direction less用配線により接続されている。
すなわち、CD DMUX部16又はCDC DMUX部31には、それぞれ、Nd個の異なる方路の波長分離部15−1#1〜15−Nd#1、15−1#2〜15−Nd、…、15−1#Nd〜15−Nd#Ndの出力が入力される。例えば、CD DMUX部16#1に着目すると、当該DMUX部16のNd個の入力ポートには、Nd個の波長分離部15−1#1、15−1#2、・・・、15−1#Ndの出力ポートが1つずつ接続される。
一方、アド側には、Degree数Ndに応じた数の波長合波部23#1〜23#Ndが備えられるとともに、波長合波部23#1〜23#Ndそれぞれの配下に、波長合波部22−1#1〜22−Nd#1、22−1#2〜22−Nd、…、22−1#Nd〜22−Nd#Ndが備えられる。
波長合波部22−1#1〜22−Nd#1、22−1#2〜22−Nd#2、…、22−1#Nd〜22−Nd#Ndと、CD MUX部21#1〜21#M、21#M+1、…(以下、区別しない場合には、「CD MUX部21」と表記することがある。)又はCDC MUX部41と、の間は、Direction less用配線により接続されている。
CD MUX部21又はCDC MUX部41のそれぞれは、Nd個の異なる方路の波長合波部22−1#1〜22−Nd#1、22−1#2〜22−Nd#2、…、22−1#Nd〜22−Nd#Ndへ光信号を分岐出力する。例えば、CD MUX部21#1に着目すると、当該MUX部21のNd個の出力ポートは、Nd個の波長合波部22−1#1、22−1#2、・・・、22−1#Ndの入力ポートに1つずつ接続される。
また、図15では、更に、ドロップ側のCD DMUX部16#1〜16#Mのうちのいずれか1つをCDC DMUX部31に置き換え、アド側のCD MUX部21#1〜21#M1のいずれか1つをCDC MUX部41に置き換えた例を示している。
CDC DMUX部31及びCDC MUX部41は、いずれも、例えば図16に示すように、N個の1×N光スイッチ(SW)とNd個のN×1光カプラ(CPL)とを組み合わせて構成できる。当該構成は、N×M光クロスコネクト(OXC)と同様の構成であり、CDC機能を実現する。
図17に、CDC DMUX部31の動作例を示す。
ドロップ側において、Degree#1、#2、…、#Ndから、同一波長λ1がドロップされたケースにおいて、それぞれのDegree#1〜#Ndの波長λ1が、波長分離部14#1〜14#Ndにより選択されて、CDC DMUX部31に接続される。
CDC DMUX部31は、図16に例示したようにN×1光カプラと1×Nd光スイッチとを組み合わせた構成であり、N×1光カプラにより、各λ1の光信号は、N個の1×Nd光スイッチに分岐される。1×Nd光スイッチでは、接続されているコヒーレントトランスポンダの受信波長を判断して、所望のDegree#1〜#Ndのλ1を選択することにより、Contention lessを可能とする。
一方、図18に、CDC MUX部41の動作例を示す。
アド側において、コヒーレントトランスポンダTP−1、TP−2、…、TP−Ndからそれぞれ同波長λ1をDegree#1、#2、…、#Ndにアドするケースを想定する。
CDC MUX部41は、1×Nd光スイッチとN×1光カプラとを組み合わせた構成(図16参照)であり、1×Nd光スイッチにより、接続されたコヒーレントトランスポンダTP−1〜TP−Ndの出力先のDegree#1〜#Ndを判断して、該当するDegree#1〜#Ndの波長合波部22−1#1、22−1#2、…、22−1#Ndの出力側を選択する。これにより、各Degree#1〜#Ndのλ1をContentionすることなく、アド接続することが可能となる。
以上のようなCDC DMUX部31及び/又はCDC MUX部41を、CD DMUX部16及び/又はCDC MUX部21の代わりに、増設することができる。これにより、図15に示すコヒーレントトランスポンダTP−2、TP−3、TP−4、…、TP−Ndのλ1を増設する際に、新たに別のCD DMUX部16及び/又はCDC MUX部21増設することなく、同一波長λ1を1組のCDC DMUX部31及び/又はCDC MUX部41に全て接続することが可能となる。
また、ドロップ及び/又はアド側のコヒーレントトランスポンダと接続する DMUX部及び/又はMUX部を全てCD DMUX部31及び/又はCD MUX部41にすることで、最小ブロックとなるCD DMUX部16及び/又はCD MUX部21がもつポート間でのみContentionが起きるCD ROADMを構成できる。
そして、波長増設や方路増設時に必要に応じて、CDC DMUX部31及び/又はCDC MUX部41を追加することで、そのブロックはContention less(CDC機能)化することが可能となる。その際に、CD DMUX部16及び/又はCD MUX部21や、CDC DMUX部31及び/又はCDC DMUX部41の単位でブロックの交換や増設が可能である。すなわち、その他のブロック(波長分離部や波長合波部)は、そのままでよいため、インサービスでのCDC機能追加が可能となる。
また、CD DMUX部16及び/又はCD MUX部21の全てをCDC DMUX部31及び/又はCDC MUX部41とすることで、完全な任意ポートのCDC ROADM(Full CDC ROADM)を実現することも可能となる。
以上のように、上述した実施形態によれば、大規模なブロック交換を必要としたCD機能からCDC機能の追加が、インサービスで可能となり、運用コスト削減を図ることができる。したがって、安価なCD機能を初期導入することで、設備投資コストを抑えることができる。
また、波長増設や方路増設等を行なう際には、必要に応じて、CDC機能ブロックを増設することで、柔軟にContention less化を実現することが可能となり、運用コストを抑えることが可能となる。
さらに、最小ブロックがCD/CDC機能互換のため、CDからCDCへのアップグレード等も最小限のブロック交換にて実現することが可能となる。
(CD構成詳細ブロック:2Degree)
次に、図19は、図9に例示したCD ROADM(2Degree)の詳細構成例を示す図である。図19に例示する構成では、ドロップ側の波長分離部14#1及び14#2にそれぞれWSS51を用いている。また、ドロップ側の分離部15−1#1及び15−1#2には、それぞれ2つの1×MWSS52を用いている。
WSS51は、それぞれSPL12#1又は12#2から導かれてくるWDM光信号を波長単位に選択的に出力することができ、ここでは、入力WDM光信号を2分岐して、2つの1×MWSS52に入力する。
1×M WSS52のそれぞれは、入力WDM光信号(例えば、L=128波長)をN本(波長)単位に分割した出力本数Mを有する。M本の出力ポートは、それぞれM個の異なるCD DMUX部16の入力ポートに接続されている。
CD DMUX部16は、例示的に、2×1光カプラ(CPL)と1×N光スプリッタ(SPL)とを組み合わせて構成できる。CD DMUX部16は、異なる方路から導かれる光信号を2×1光カプラで合波した後、1×N光スプリッタでN分岐する。N分岐された光信号は、それぞれN個のコヒーレントトランスポンダTPに入力される。
一方、アド側のCD MUX部21は、例示的に、N×1光カプラ(CPL)と1×2光スプリッタ(SPL)とを組み合わせて構成できる。CD MUX部21は、N個のコヒーレントトランスポンダTPから送信された光信号をN×1光カプラで合波した後、1×2光スプリッタで2分岐する。2分岐された光信号は、それぞれ異なる方路の波長合波部22−1#1及び22−1#2に入力される。
波長合波部22−1#1及び22−1#2のそれぞれは、例示的に、2つのM×1 WSS62を用いて構成される。M×1 WSS62は、M個の入力ポートを有し、M個の異なるCD MUX部21から出力された光信号を波長単位に選択的に該当方路#1又は#2の波長合波部23#1又は23#2に出力する。
波長合波部23#1及び23#2は、それぞれ、WSS61を用いて構成できる。WSS61は、それぞれ2つのM×1WSS62から導かれてくる光信号を波長単位に選択的にWSS13#1又は13#2に出力する。
(CD/CDC混在構成詳細ブロック:2Degree)
次に、図20は、図15に例示したCD/CDC混在構成(2Degree)の詳細構成例を示す図である。図20において、図19と同一符号を付した部分は、図19により上述した部分と同一若しくは同様の部分である。本例は、Degree数Nd=2の場合であり、CD DMUX部31及びCD MUX部41は、いずれも例えば図21に示すように、2つのN×1光カプラ(CPL)とN個の1×2光スイッチ(SW)とを組み合わせて構成できる。
(CD構成詳細ブロック:Nd Degree)
図22は、図19に例示した構成をDegree数Ndに一般化した場合の詳細構成例を示す図である。
本例の場合、ドロップ側のWSS51がDegree数Ndに対応してNd個設けられる。また、Nd個のWSS51のそれぞれに対して、M個の1×MWSS52が設けられる。
アド側のWSS61も、Degree数Ndに対応してNd個設けられ、Nd個のWSS61のそれぞれに対して、M個のM×1WSS62が設けられる。
さらに、CD DMUX部16は、それぞれ、Nd×1光カプラ(CPL)と1×N光スプリッタ(SPL)とを組み合わせて構成できる。CD DMUX部16は、Nd個の異なる方路からドロップされてくる光信号をNd×1光カプラで合波した後、1×N光スプリッタでN分岐する。N分岐された光信号は、それぞれN個のコヒーレントトランスポンダに入力される。
一方、アド側のCD MUX部21は、N×1光カプラ(CPL)と1×Nd光スプリッタ(SPL)とを組み合わせて構成できる。CD MUX部21は、N個のコヒーレントトランスポンダTPから送信された光信号をN×1光カプラで合波した後、1×Nd光スプリッタでNd分岐する。Nd分岐された光信号は、それぞれ異なる方路#1〜#NdのM×1WSS62に入力される。
M×1 WSS62は、M個の入力ポートを有し、M個の異なるCD MUX部21から出力された光信号を波長単位に選択的に該当方路#1又は#2のWSS61に出力する。
Nd個のWSS61は、それぞれ、Nd個のM×1 WSS62から導かれてくる光信号を波長単位に選択的にWSS13#1又は13#2に出力する。
(CD/CDC混在構成詳細ブロック:Nd Degree)
次に、図23は、図21に例示した詳細構成例において、CD機能とCDC機能とを混在させた例を示す。本例の場合、CDC DMUX部31及びCDC MUX部41は、それぞれ、例えば図24に示すように、Nd個のN×1光カプラ(CPL)とN個の1×Nd光スプリッタ(SPL)とを組み合わせて構成できる。
CDC DMUX部31の場合は、Nd個の異なる方路の1×M WSS52からNd個の入力ポートに導かれてくる光信号を合波した後、1×Nd光スイッチでドロップ波長を選択しN個の出力ポートから出力する。
CDC MUX部41の場合は、N個のコヒーレントトランスポンダTPから送信された光信号を1×Nd光スイッチで出力先方路選択(方路切り替え)した後、Nd個のN×1光カプラで合波する。合波されたNd本の光信号は、それぞれ異なる方路#1〜#NdのM×1WSS62に入力される。
(8DegreeフルCD)
次に、図25に、8DegreeフルCD構成のROADMの詳細構成例を示す。図25には、コヒーレントトランスポンダTPそれぞれの最大マルチチャネル受信数をN=16とし、1WDM光信号の最大波長数をL=128とした場合の実施例を示している。
図25に例示するROADMは、Degree#1〜#8のそれぞれについて、光アンプ11#1〜11#8、1×8光スプリッタ(SPL)120#1〜120#8及び1×8波長選択スイッチ(WSS)130#1〜130#8を備える。ただし、図25においては、光アンプ11#2〜11#7、1×8SPL120#2〜120#7及び1×8WSS130#2〜130#7の図示は省略している。
1×8光スプリッタ(SPL)120#j(j=1〜Nd(=8)のいずれか)は、Degree#jの光アンプ11#1で増幅されて入力されるWDM光信号を8分岐する。8分岐されたWDM光信号のうちの1つは対応するDegree#jのアド/ドロップブロック70#jに入力される。
8分岐されたWDM光信号のうちの残りの7つのWDM光信号は、それぞれ他のDegree#k(k=1〜8のいずれかで、k≠j)の1×8WSS130#kに入力(スルー接続)される。例えば、Degree#8についてのWDM光信号は、Degree#8の1×8WSS130#8に入力される。Degree#1についてのWDM光信号は、Degree#1の1×8WSS130#1に入力される。
1×8WSS130#jは、対応するアド/ドロップブロック70#jからのアド波長を含む光信号と他のDegree#kからスルーされてくるWDM光信号とを波長単位に選択的に光アンプ11#jへ出力する。
アド/ドロップブロック70#jは、例示的に、ドロップ機能の一例として、光アンプ71と1×8光スプリッタ(SPL)72とを備え、アド機能の一例として、8×1光カプラ73と光アンプ74とを備える。なお、光アンプ71及び74の一方又は双方は、入力光信号が十分な信号レベル及び信号品質を確保できる場合であれば、無くてもよい。
ドロップ側の1×8SPL72は、図22に例示したWSS51と同等の機能を果たす。1×8SPL72は、Degree#jからドロップされてくる光信号を8分岐し、それぞれを、Degree#jのアド/ドロップブロック80#jを成す異なる8つのアド/ドロップブロック81〜88に入力する。
アド側の8×1CPL73は、図22に例示したWSS61と同等の機能を果たす。8×1CPL73は、Degree#jのアド/ドロップブロック80#jを成す異なる8つのアド/ドロップブロック81〜88から導かれる光信号を合波する。
アド/ドロップブロック81〜88のそれぞれは、ドロップ側の波長分離部の一例として1×8WSS803を備え、アド側の波長合波部の一例として8×1WSS804を備える。
ドロップ側の1×8WSS803は、図22に例示したドロップ側のWSS52に相当し、入力光信号をTP(コヒーレント受信器)が同時に受信できる波長数N(例えば16)に制限(例えば8分割)する。
8分割された光信号のそれぞれは、DMUX/MUXブロック90#1〜90#64(以下、区別しない場合には、「DMUX/MUXブロック90」と表記することがある。)のうち異なる8つのDMUX/MUXブロックに入力される。DMUX/MUXブロック90は、8つのDegree#1〜#8に対してそれぞれ8ブロックずつの合計64ブロック設けられている。
アド側の8×1WSS804は、図22に例示したアド側のWSS62に相当し、DMUX/MUXブロック90#1〜90#64のうち異なる8つのDMUX/MUXブロックから導かれる光信号を波長単位に選択的に出力する。
DMUX/MUXブロック90のそれぞれは、CD DMUX部91とCD MUX部92とを備える。CD DMUX部91は、図22に例示したCD DMUX部16に相当し、CD MUX部92は、図22に例示したCD MUX部21に相当する。
なお、図25においては、CD DMUX部91及びCD MUX部92のそれぞれに光アンプが備えられているが、一方又は双方の光アンプは、入力光信号が十分な信号レベル及び信号品質を確保できる場合であれば、無くてもよい(以降において、同様)。
以上の構成により、8DegreeフルCD構成のROADMを実現できる。
(8DegreeフルCDC)
図26は、8DegreeフルCDC構成のROADMの詳細構成例を示す図である。図26に例示する構成は、図25に例示した構成において、CD DMUX部91をCDC DMUX部93に置き換え、CD MUX部92をCDC MUX部94に置き換えた構成に相当する。
CDC DMUX部93は、図23及び図24に例示したCDC DMUX部31に相当し、CDC MUX部94は、図23及び図24に例示したCDC MUX部41に相当する。
図26においては、CDC DMUX部93及びCDC MUX部94のそれぞれに光アンプが備えられているが、一方又は双方の光アンプは、入力光信号が十分な信号レベル及び信号品質を確保できる場合であれば、無くてもよい(以降において、同様)。
以上の構成により、8DegreeフルCDC構成のROADMが実現される。
(8DegreeフルCD/CDC混在ROADM)
図27は、8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの詳細構成例を示す図である。図27に例示する構成は、図25に例示した構成において、DMUX/MUXブロック90の一部(例えばブロック90#2)のCD DMUX部91をCDC DMUX部93に置き換え、CD MUX部92をCDC MUX部94に置き換えた構成に相当する。
図27に例示する構成によれば、CD機能とCDC機能とが混在した、8DegreeフルROADMが実現される。
(8DegreeフルCD)
図28は、図25に例示した8DegreeフルCD構成のROADMの詳細構成例の変形例を示す図である。
図28に例示する構成は、図25に例示した構成において、1×8SPL120#j及び1×8SPL72の機能を1×2光カプラ(CPL)及び1×14WSSによって実現した構成に相当する。また、図28に例示する構成は、図25に例示した構成において、8×1CPL73及び1×8WSS130#jの機能を1×15WSSによって実現した構成に相当する。
別言すると、各Degree#jの光アンプ11#jと接続するコア部分に関して、ドロップ側を1×2CPL121#jと1×14WSS122#jとで構成し、アド側を1×15WSS131#jで構成している。これは、図15に例示した波長分離部14#jの機能を1×14WSS122#jに組み込み、図15に例示した波長合波部23#jの機能を1×15WSS131#jに組み込んだ構成に相当する。
なお、1×15WSS131#j及び1×14WSS122#jは、両方とも1×20WSSを用いて、空きポートを未使用としてもよい。また、コア部分のドロップ側の1×2CPL121#j及び1×14WSS122#jの機能は、例えば図40に示すように、1つの1×15WSS123#j(又は、1×20WSS)によって実現してもよい。この場合、部品点数を減らせるほか、CPL121#jによる挿入損失を削減できる。
図29に、図28に例示した構成におけるドロップ経路及びアド経路の一例を示す。図29には、Degree#1及びDegree#8の波長λ1のドロップ経路を太実線矢印200及び300でそれぞれ示し、Degree#1及びDegree#8の波長λ1のアド経路を太実線矢印400及び500で示している。
ドロップ経路200及び300に例示するように、ドロップ波長λ1は、最小ブロックである異なるDMUX/MUXブロック90#1及び90#2に接続される限りにおいて衝突が発生しない(Contention less)。なお、太点線矢印301で示すドロップ経路は、同一DMUX/MUXブロック90#1内ではCD DMUX部91の1×8CPLで同一ドロップ波長λ1の衝突が生じる様子を示している。
一方、アド経路400及び500に例示するように、アド波長λ1は、最小ブロックである異なるDMUX/MUXブロック90#1及び90#2に接続される限りにおいて衝突が発生しない(Contention less)。なお、太点線矢印501で示すアド経路は、同一DMUX/MUXブロック90#1内ではCD MUX部92の1×16CPLで同一アド波長λ1の衝突が生じる様子を示している。
このように、最小ブロックであるDMUX/MUXブロック90#m(m=1〜64のいずれか)内では同一波長衝突を許容するが、異なるDMUX/MUXブロック90#m間では同一波長衝突が生じない。したがって、TPの光ファイバ接続先制限の少ない(別言すると、自由度の高い)CD ROADMを実現できる。
(8DegreeフルCDC)
次に、図30に、図28に例示した構成において、DMUX/MUXブロック90#mのそれぞれを、CDC機能を有するブロックに置き換えた構成例を示す。すなわち、図30に例示するDMUX/MUXブロック90#mのそれぞれは、図26に例示したCDC DMUX部93及びCDC MUX部94を備える。
別言すると、図30に例示する構成は、図26に例示した構成において、図28に例示した構成と同様に、各Degree#jの光アンプ11#jと接続するコア部分に関して、ドロップ側を1×2CPL121#jと1×14WSS122#jとで構成し、アド側を1×15WSS131#jで構成したものに相当する。
図31に、図30に例示した構成におけるドロップ経路及びアド経路の一例を示す。図31には、Degree#1及びDegree#8の波長λ1のドロップ経路を太実線矢印200及び300でそれぞれ示し、Degree#1及びDegree#8の波長λ1のアド経路を太実線矢印400及び500で示している。
ドロップ経路200及び300に例示するように、Degree#1及び#8の各ドロップ波長λ1は、最小ブロックである同じDMUX/MUXブロック90#1に接続されても、CDC DMUX部93において同一波長衝突は発生しない(Contention less)。
一方、アド経路400及び500に例示するように、Degree#1及び#8のアド波長λ1についても、最小ブロックである同じDMUX/MUXブロック90#1に接続されても、CDC MUX部94において同一波長衝突は発生しない(Contention less)。
このように、最小ブロックであるDMUX/MUXブロック90#m間のみならず同一DMUX/MUXブロック90#m内においても同一波長衝突の発生を回避できる。したがって、どのDMUX/MUXブロック90#mの任意のポートに同一波長を接続でき、TPの光ファイバ接続先制限の無いCDC ROADMを実現できる。
(8DegreeフルCD/CDC混在ROADM)
次に、図32は、図28に例示した構成において、DMUX/MUXブロック90#mの一部を、CDC機能を有するブロックに置き換えた構成例を示す。例えば図32には、DMUX/MUXブロック90#mのうち、DMUX/MUXブロック90#2のみを、CDC DMUX部93及びCDC MUX部94を具備するCDCブロックに置き換えた例を示している。
CDブロックとCDCブロックとを混在させることが可能であるため、当初は、安価なCD構成でROADMを運用し、TPを増設してゆく過程でContention less機能(CDCブロック)を必要に応じて増設することで、設備投資コストを低減できる。
また、Contention less機能により、保守者が、光ファイバを接続する箇所(ブロック)がContentionするかしないかを調べる必要がなくなる。したがって、Contention less機能によれば、自由に、光ファイバを任意のブロックに接続することが可能となり、保守、運用コストを抑えることができる。
さらに、CDブロックとCDCブロックとの混在化を可能とすることで、CD機能及びCDC機能のROADMを用途に応じて柔軟に実現することができる。
(8DegreeフルCDC with ブリッジ/スイッチ for OUPSR)
次に、図33に、図30に例示した8DegreeフルCDCのROADMにおいて、アド側のCDC MUX部94内の8×1SWを8×1CPLに置き換え、1×16CPLを1×16WSSに置き換えた例を示す。なお、CDC DMUX部93の構成は、図30に例示した構成と同様である。
上記置き換えを行なうことで、Optical Unidirectional Path Switched Ring(OUPSR)切り替え用のブリッジ/スイッチ機能を実現できる。すなわち、CDC MUX部94内の8×1CPLにて同一波長の光信号を2分岐することができるので、異なるDegree(例えば、Degree#1及び#8)に同一波長の光信号を冗長的にアドすることができる(太実線矢印410及び510参照)。したがって、OUPSRのブリッジ機能を実現できる。
一方、CDC DMUX部93内では、異なるDegree(例えば、Degree#1及び#8)から冗長的にドロップされてくる光信号(太実線矢印210及び310参照)を8×1SWで選択出力することができる。したがって、OPUSRのスイッチ機能を実現できる。
(8DegreeフルCD with ブリッジ/スイッチ for OUPSR)
次に、図34に、図28に例示した8DegreeフルCDのROADMにおいて、ドロップ側のCD DMUX部91内の1×8CPLを1×8WSSに置き換えた例を示す。なお、アド側のCD MUX部92の構成は、図28に例示した構成と同様である。
上記置き換えを行なうことで、OUPSR切り替え用のブリッジ/スイッチ機能を実現できる。すなわち、CD DMUX部91内の1×8WSSにて、異なるDegree(例えば、Degree#1及び#8)から冗長的にドロップされてくる光信号(太実線矢印210及び310参照)を選択出力することができる。したがって、OPUSRのスイッチ機能を実現できる。
一方、CD MUX部92では、1×8CPLにて同一波長の光信号を2分岐することができるので、異なるDegree(例えば、Degree#1及び#8)に同一波長の光信号を冗長的にアドすることができる(太実線矢印410及び510参照)。したがって、OUPSRのブリッジ機能を実現できる。
(8DegreeフルCD/CDC混在 with ブリッジ/スイッチ for OUPSR)
なお、図33及び図34に例示した構成は、例えば図35に示すように組み合わせてもよい。別言すると、図32に例示した構成において、ドロップ側のCD DMUX部91内の1×8CPLを1×8WSSに置き換え、アド側のCDC MUX部94内の8×1SWを8×1CPLに置き換え、1×16CPLを1×16WSSに置き換える。
これにより、CDブロックとCDCブロックとの混在化を可能としたROADMに、OUPSR切り替え用のブリッジ/スイッチ機能を組み込むことが可能となる。
(8DegreeフルCD/CDC混在ROADM)
図36は、図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図36に例示する構成は、図32に例示した構成において、アド側のCD MUX部92の1×8CPLを1×8WSSに置き換え、アド/ドロップブロック81〜88のアド側の8×1WSS804を8×1CPL805に置き換えた構成に相当する。
CD MUX部92の1×8CPLを1×8WSSに置き換えることで、DMUX/MUXブロック90間でContentionが発生することを回避できる。別言すると、図36に例示する構成でも、図32に例示した8DegreeCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
図37は、図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図37に例示する構成では、図32に例示した構成において、ドロップ側のCD DMUX部91の1×8CPLを1×8WSSに置き換え、ドロップ側のCDC DMUX部93の8×1SWを8×1WSSに置き換えている。また、アド/ドロップブロック81〜88のドロップ側の1×8WSS803が、1×8CPL806に置き換えられている。
CD DMUX部91の1×8CPLを1×8WSSに置き換え、当該1×8WSSにおいて、1Degreeからドロップされる1つのWDM光信号が収容する最大波長数を最大マルチチャネル受信数に絞ることができる。
同様に、ドロップ側のCDC DMUX部93の8×1SWを8×1WSSに置き換えることで、当該8×1WSSにおいて、1Degreeからドロップされる1つのWDM光信号が収容する最大波長数を最大マルチチャネル受信数に絞ることができる。
別言すると、図37に例示する構成でも、図32に例示した8DegreeCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
図38は、図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図38に例示する構成は、図36に例示した構成と図37に例示した構成とを組み合わせた構成に相当する。
すなわち、図38に例示する構成では、図32に例示した構成において、アド側のCD MUX部92の1×8CPLが1×8WSSに置き換えられ、アド/ドロップブロック81〜88のアド側の8×1WSS804が8×1CPL805に置き換えられる。また、ドロップ側のCD DMUX部91の1×8CPLが1×8WSSに置き換えられ、ドロップ側のCDC DMUX部93の8×1SWが8×1WSSに置き換えられる。さらに、アド/ドロップブロック81〜88のドロップ側の1×8WSS803が1×8CPL806に置き換えられる。
この構成によっても、図32に例示した8DegreeCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
図39は、図32に例示した8DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図39に例示する構成は、図38に例示した構成において、ドロップ側のCDC DMUX部93の8×1WSSを8×1SWに置き換え、当該CDC DMUX部93の1×16CPLを1×16WSSに置き換えた構成に相当する。
CDC DMUX部93の1×16CPLを1×16WSSに置き換えることで、当該1×16WSSにおいて、1Degreeからドロップされる1つのWDM光信号が収容する最大波長数を最大マルチチャネル受信数に絞ることができる。
この構成によっても、図32に例示した8DegreeCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
(12DegreeフルCD/CDC混在ROADM)
次に、図41は、図32に例示したCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図41には、Degree数NdをNd=12にした場合の構成を例示している。
Degree数Ndの増加に伴い、光アンプ11#j(j=1〜Ndのいずれか)に接続するコア部分に関し、図32に例示したドロップ側の1×CPL121#j及び1×14WSS122#j(あるいは図40に例示した1×15WSS123#j)が1×17WSS124#jに置き換えられている。アド側については、1×15WSS131#jが1×17WSS132#jに置き換えられる。
ドロップ側の1×17WSS124#jは、6本のドロップ出力と11本の他のDegreeへのスルー出力とを有する。アド側の1×17WSS132#jは、6本のアド入力と11本のほかのDegreeからのスルー入力とを有する。
Degree#jに対応する1×17WSS124#jの6本のドロップ出力は、Degree#jに対応するアド/ドロップブロック80#jを成す異なる8つのアド/ドロップブロック81〜86に入力する。
アド/ドロップブロック81〜86のそれぞれは、ドロップ側の波長分離部の一例として1×16WSS811を備え、アド側の波長合波部の一例として16×1WSS812を備える。1×17WSS124#jの6本のドロップ出力は、それぞれ異なる6個の1×16WSS811に入力される。
1×16WSS811は、1×17WSS124#1からの入力光信号をTP(コヒーレント受信器)が同時に受信できる波長数N(例えば16)に制限(例えば16分割)する。
16分割された光信号のそれぞれは、DMUX/MUXブロック90#1〜90#96のうち異なる16個のDMUX/MUXブロックに入力される。DMUX/MUXブロック90は、1Degree#jあたり6個のアド/ドロップブロック81〜86に対して16ブロックずつの合計96ブロック設けられている。
アド側の16×1WSS812は、DMUX/MUXブロック90#1〜90#96のうち異なる16個のDMUX/MUXブロックから導かれる光信号を波長単位に選択的に出力する。
図41では、DMUX/MUXブロック90#1〜90#96のうち、DMUX/MUXブロック90#2が、CDC DMUX部93及びCDC MUX部94を備える。残りのDMUX/MUXブロック90は、それぞれCD DMUX部91及びCD MUX部92を備える。
CD DMUX部91は、Degree数の増加(Nd=12)に伴い、図32に例示した構成に比して、1×8CPLが1×12CPLに置き換えられている点が異なる。当該1×12CPLは、12本の異なるDegree#jからのドロップ波長を合波する。CD MUX部92も、Degree数の増加に伴い、当該CD DMUX部91と同様の構成を有する。
CDC DMUX部93は、Degree数の増加に伴い、図32に例示した構成に比して、8個の1×16CPLが12個の1×16CPLに置き換えられるとともに、16個の8×1SWのそれぞれが12×1SWに置き換えられている点が異なる。12本のドロップ出力を16分岐し、16個の12×1SWでドロップ波長を選択する構成である。CDC MUX部93も、Degree数の増加に伴い、当該CDC DMUX部93と同様の構成を有する。
以上により、12DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
(14DegreeフルCD/CDC混在ROADM)
図42は、図32に例示したCD/CDC混在構成のROADMの変形例を示す図である。図42には、Degree数NdをNd=14にした場合の構成を例示している。
Degree数Ndの増加に伴い、光アンプ11#j(j=1〜Ndのいずれか)に接続するコア部分に関し、図32に例示したドロップ側の1×CPL121#j及び1×14WSS122#j(あるいは図40に例示した1×15WSS123#j)が1×20WSS125#jに置き換えられている。アド側については、1×15WSS131#jが1×20WSS133#jに置き換えられる。
ドロップ側の1×20WSS125#jは、7本のドロップ出力と13本の他のDegreeへのスルー出力とを有する。アド側の1×20WSS133#jは、7本のアド入力と13本のほかのDegreeからのスルー入力とを有する。
Degree#jに対応する1×20WSS125#jの7本のドロップ出力は、Degree#jに対応するアド/ドロップブロック80#jを成す異なる7つのアド/ドロップブロック81〜87に入力する。
アド/ドロップブロック81〜87のそれぞれは、ドロップ側の波長分離部の一例として1×16WSS811を備え、アド側の波長合波部の一例として16×1WSS812を備える。1×20WSS124#jの6本のドロップ出力は、それぞれ異なる7個の1×16WSS811に入力される。
1×16WSS811は、1×20WSS125#1からの入力光信号をTP(コヒーレント受信器)が同時に受信できる波長数N(例えば16)に制限(例えば16分割)する。
16分割された光信号のそれぞれは、DMUX/MUXブロック90#1〜90#112のうち異なる16個のDMUX/MUXブロックに入力される。DMUX/MUXブロック90は、1Degree#jあたり7個のアド/ドロップブロック81〜86に対して16ブロックずつの合計112ブロック設けられている。
アド側の16×1WSS812は、DMUX/MUXブロック90#1〜90#112のうち異なる16個のDMUX/MUXブロックから導かれる光信号を波長単位に選択的に出力する。
図42では、DMUX/MUXブロック90#1〜90#112のうち、DMUX/MUXブロック90#2が、CDC DMUX部93及びCDC MUX部94を備える。残りのDMUX/MUXブロック90は、それぞれCD DMUX部91及びCD MUX部92を備える。
CD DMUX部91は、Degree数の増加(Nd=14)に伴い、図32に例示した構成に比して、1×8CPLが1×14CPLに置き換えられている点が異なる。当該1×14CPLは、14本の異なるDegree#jからのドロップ波長を合波する。CD MUX部92も、Degree数の増加に伴い、当該CD DMUX部91と同様の構成を有する。
CDC DMUX部93は、Degree数の増加に伴い、図32に例示した構成に比して、8個の1×16CPLが14個の1×16CPLに置き換えられるとともに、16個の8×1SWのそれぞれが14×1SWに置き換えられている点が異なる。14本のドロップ出力を16分岐し、16個の14×1SWでドロップ波長を選択する構成である。CDC MUX部93も、Degree数の増加に伴い、当該CDC DMUX部93と同様の構成を有する。
以上により、14DegreeフルCD/CDC混在構成のROADMを実現できる。
11#1〜11#Nd,71,74 光アンプ
12#1〜12#Nd 光スプリッタ(SPL)
13#1〜13#Nd,51,61 波長選択スイッチ(WSS)
14#1〜14#Nd 波長分離部
15−1#1,…,15−Nd#1,15−1#2,…,15−Nd#2,15−1#Nd,…,15−Nd#Nd 波長分離部
16#1〜16#M,16#M+1… CD DMUX部
21#1〜21#M,21#M+1… CD MXU部
22−1#1,…,22−Nd#1,22−1#2,…,22−Nd#2,22−1#Nd,…,22−Nd#Nd 波長合波部
23#1〜23#Nd 波長合波部
31 CDC DMUX部
41 CDC MUX部
52 1×M波長選択スイッチ(WSS)
62 M×1波長選択スイッチ(WSS)
70#1〜70#8,80#1〜80#8,81〜88 アド/ドロップブロック
72,120#1〜120#8 1×8光スプリッタ(SPL)
73,805 8×1光カプラ(CPL)
90#1〜90#112 DMUX/MUXブロック
91 CD DMUX部
92 CD MUX部
93 CDC DMUX部
94 CDC MUX部
121#1〜121#8 1×2光カプラ(CPL)
122#1〜122#8 1×14WSS
123#1〜123#8 1×15WSS
124#1〜124#12,132#1〜132#12 1×17WSS
125#1〜125#14,133#1〜133#14 1×20WSS
130#1〜130#8,803 1×8WSS
131#1〜131#8 1×15WSS
804 8×1WSS
806 1×8CPL
811 1×16WSS
812 16×1WSS

Claims (15)

  1. 複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光ドロップ装置であって、
    1方路の波長多重光信号をN波長ずつのM個(Mは2以上の整数であってN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群に分割する、方路毎の波長分離部と、
    異なる前記波長分離部で分割された複数の波長群を入力とし、入力された波長群に含まれるいずれか1又は複数の波長の光信号をN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、を備え、
    前記M個の波長分離ブロックの一部又は全部は、異なる前記波長分離部で分割された波長群を入力とする光カプラと、前記光カプラの出力を前記N個のコヒーレントトランスポンダへ出力する光スプリッタと、を備えた、光ドロップ装置。
  2. 前記波長分離ブロックが、前記複数の波長群を合波し、合波した光信号を前記N個のコヒーレントトランスポンダへN分岐するCD(Color less and Direction less)ブロックである、請求項1に記載の光ドロップ装置。
  3. 前記波長分離ブロックが、前記複数の波長群のいずれかを選択して、前記コヒーレントトランスポンダへ出力するCDC(Color less,Direction less and Contention less)ブロックである、請求項1に記載の光ドロップ装置。
  4. 前記波長分離ブロックの一部が、前記複数の波長群を合波し、合波した光信号を前記N個のコヒーレントトランスポンダへN分岐するCD(Color less and Direction less)ブロックであり、
    前記波長分離ブロックの残りが、前記複数の波長群のいずれかを選択して、前記コヒーレントトランスポンダへ出力するCDC(Color less,Direction less and Contention less)ブロックである、請求項1に記載の光ドロップ装置。
  5. 前記波長多重光信号のいずれかの波長の光信号を異なる方路へ選択的にスルーするとともに、前記波長多重光信号の他のいずれかの波長の光信号を選択的に前記波長分離部に入力する波長選択スイッチを備えた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光ドロップ装置。
  6. 前記波長分離ブロックが、
    異なる方路から冗長的に入力される光信号を選択的に出力する、OUPSR(Optical Unidirectional Path Switched Ring)のスイッチ機能を有する、請求項1に記載の光ドロップ装置。
  7. 複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光ドロップ装置であって、
    1方路の波長多重光信号をM分岐(Mは2以上の整数であってN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)する、方路毎の波長分離部と、
    異なる前記波長分離部で分岐された光信号を入力とし、入力された光信号をN波長ずつのM個の波長群単位で選択的にN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、を備え、
    前記M個の波長分離ブロックの一部又は全部は、異なる前記波長分離部で分割された波長群を入力とする光カプラと、前記光カプラの出力を前記N個のコヒーレントトランスポンダへ出力する光スプリッタと、を備えた、光ドロップ装置。
  8. 複数の方路を有する光アド装置であって、
    N個(Nは2以上の整数)のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する、M個(Mは2以上の整数であってN×M=1方路の波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長多重ブロックと、
    方路毎に設けられ、異なる波長多重ブロックから送信された波長多重光信号を波長単位で選択的に対応する方路へ出力する波長選択スイッチと、を備え、
    前記M個の波長多重ブロックの一部又は全部は、前記コヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する光カプラと、前記光カプラの出力を前記波長選択スイッチに出力する光スプリッタと、を備えた、光アド装置。
  9. 前記波長多重ブロックが、前記N個のコヒーレントトランスポンダからの光信号を合波し、合波した光信号を異なる波長選択スイッチへ分岐するCD(Color less and Direction less)ブロックである、請求項8に記載の光アド装置。
  10. 前記波長多重ブロックが、前記N個のコヒーレントトランスポンダからの光信号を複数(最大N)選択して合波し、選択的に異なる方路の波長選択スイッチへ切り替え出力するCDC(Color less,Direction less and Contention less)ブロックである、請求項8に記載の光アド装置。
  11. 前記波長多重ブロックの一部が、前記N個のコヒーレントトランスポンダからの光信号を合波し、合波した光信号を異なる波長選択スイッチへ分岐するCD(Color less and Direction less)ブロックであり、
    前記波長多重ブロックの残りが、前記N個のコヒーレントトランスポンダからの光信号を複数(最大N)選択して合波し、選択的に異なる方路の波長選択スイッチへ切り替え出力するCDC(Color less,Direction less and Contention less)ブロックである、請求項8に記載の光アド装置。
  12. 前記波長選択スイッチから入力される光信号であって特定の方路へ出力すべき光信号と、他の異なる方路からスルー入力される光信号とを選択的に前記特定の方路へ出力する第2の波長選択スイッチを備えた、請求項8〜11のいずれか1項に記載の光アド装置。
  13. 前記波長多重ブロックが、
    異なる方路へ冗長的に出力すべき光信号を分岐する、OUPSR(Optical Unidirectional Path Switched Ring)のブリッジ機能を有する、請求項8に記載の光アド装置。
  14. 複数の方路を有する光アド装置であって、
    方路毎に設けられ、入力光信号を合波して対応する方路へ出力する波長合波部と、
    N個(Nは2以上の整数)のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号をN波長ずつのM個(Mは2以上の整数であってN×M=1方路の波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群単位で選択的に異なる方路の前記波長合波部へ出力する、M個の波長多重ブロックと、を備え、
    前記M個の波長多重ブロックの一部又は全部は、前記コヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する光カプラと、前記光カプラの出力を前記波長合波部に出力する光スプリッタと、を備えた、光アド装置。
  15. 複数の方路を有し、N波長(Nは2以上の整数)の光信号を同時受信可能なコヒーレントトランスポンダを収容する光アド/ドロップ装置であって、
    1方路の波長多重光信号をN波長ずつのM個(Mは2以上の整数であってN×M=前記波長多重光信号の波長多重数を満たす整数)の波長群に分割する、方路毎の波長分離部と、
    異なる前記波長分離部で分割された複数の波長群を入力とし、入力された波長群に含まれるいずれか1又は複数の波長の光信号をN個のコヒーレントトランスポンダへ出力する、M個の波長分離ブロックと、
    別のN個のコヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する、M個の波長多重ブロックと、
    方路毎に設けられ、異なる波長多重ブロックから送信された波長多重光信号を波長単位で選択的に対応する方路へ出力する波長選択スイッチと、を備え、
    前記M個の波長分離ブロックの一部又は全部は、異なる前記波長分離部で分割された波長群を入力とする第1光カプラと、前記第1光カプラの出力を前記N個のコヒーレントトランスポンダへ出力する第1光スプリッタと、を備え、
    前記M個の波長多重ブロックの一部又は全部は、前記コヒーレントトランスポンダから送信された光信号を波長多重する第2光カプラと、前記第2光カプラの出力を前記波長選択スイッチに出力する第2光スプリッタと、を備えた、光アド/ドロップ装置。
JP2012259434A 2012-11-28 2012-11-28 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置 Expired - Fee Related JP6060648B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259434A JP6060648B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置
US14/033,894 US9520959B2 (en) 2012-11-28 2013-09-23 Optical drop apparatus, optical add apparatus, and optical add/drop apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259434A JP6060648B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107709A JP2014107709A (ja) 2014-06-09
JP6060648B2 true JP6060648B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=50773392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259434A Expired - Fee Related JP6060648B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9520959B2 (ja)
JP (1) JP6060648B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2860571A4 (en) * 2012-06-11 2015-07-08 Fujitsu Ltd OPTICAL TRANSMISSION APPARATUS
US20190379479A1 (en) * 2013-06-22 2019-12-12 Mark E. Boduch Construction of optical nodes using programmable roadms
US10389470B2 (en) * 2013-06-22 2019-08-20 Mark E. Boduch Construction of optical nodes using programmable ROADMS
US9654852B2 (en) * 2013-12-24 2017-05-16 Nec Corporation Scalable hybrid packet/circuit switching network architecture
EP2963851B1 (en) * 2014-07-03 2018-05-09 Alcatel Lucent A multidirectional optical apparatus
EP2991253A1 (en) * 2014-08-25 2016-03-02 Xieon Networks S.à r.l. Reconfigurable add/drop multiplexing in optical networks
CA2968329A1 (en) * 2014-11-26 2016-06-02 Nistica, Inc. Colorless, directionless and contentionless network node
JP6455296B2 (ja) * 2015-04-24 2019-01-23 富士通株式会社 光伝送装置
US9866346B2 (en) * 2015-10-27 2018-01-09 Nec Corporation Redundancy protection for reconfigurable optical add/drop multiplexing (ROADM) branching unit
US10128971B2 (en) * 2016-09-13 2018-11-13 Mark E. Boduch Multi wavelength routing plane optical architecture
US11838101B2 (en) * 2018-01-26 2023-12-05 Ciena Corporation Upgradeable colorless, directionless, and contentionless optical architectures
CN110149165B (zh) * 2018-02-13 2021-06-15 华为技术有限公司 一种光交叉连接装置
US10771179B1 (en) * 2018-05-02 2020-09-08 Amazon Technologies, Inc. Wavelength routed networks with improved network utilization
US10615902B2 (en) * 2018-06-11 2020-04-07 Delta Electronics, Inc. Intelligence-defined optical tunnel network system and network system control method
EP3588819A1 (en) * 2018-06-26 2020-01-01 Koninklijke KPN N.V. Multi-degree colorless directionless roadm system
EP3588818A1 (en) * 2018-06-26 2020-01-01 Koninklijke KPN N.V. Multi-degree colorless directionless roadm system
JP7235964B2 (ja) * 2019-03-20 2023-03-09 日本電信電話株式会社 光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法
JP7243364B2 (ja) * 2019-03-26 2023-03-22 日本電信電話株式会社 光分岐挿入装置及び光分岐挿入装置を使用した光伝送システム
JP7243365B2 (ja) * 2019-03-26 2023-03-22 日本電信電話株式会社 光分岐挿入装置及び光分岐挿入装置を使用した光伝送システム
TWI728379B (zh) * 2019-06-10 2021-05-21 永滐投資有限公司 IoT網路架構及其波分IoT閘道器
WO2024161646A1 (ja) * 2023-02-03 2024-08-08 日本電信電話株式会社 通信装置、光アドドロップ装置、および信号処理方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001285323A (ja) 2000-04-03 2001-10-12 Hitachi Ltd 光ネットワーク
US20040179472A1 (en) * 2003-03-14 2004-09-16 Farid Khalilzadeh Shared path protection method and system
US7751714B2 (en) * 2006-04-20 2010-07-06 Nec Laboratories America, Inc. Centralized resource management in wavelength selective switch based wavelength cross connect systems
WO2009152860A1 (en) * 2008-06-19 2009-12-23 Nokia Siemens Networks Oy Wavelength division multiplex terminal with automatic configuration and supervision of switch connections
US8111995B2 (en) * 2009-02-11 2012-02-07 At&T Intellectual Property I, L.P. Shared, colorless add/drop configuration for a ROADM network using M×N wavelength switches
US8554074B2 (en) * 2009-05-06 2013-10-08 Ciena Corporation Colorless, directionless, and gridless optical network, node, and method
US8131151B2 (en) * 2009-10-09 2012-03-06 Fujitsu Limited Testing and measurement in optical networks
WO2011126943A2 (en) * 2010-04-09 2011-10-13 Nec Laboratories America, Inc. Power optimization of optical receivers
JP5614129B2 (ja) 2010-06-30 2014-10-29 富士通株式会社 光分岐挿入装置
JP5682256B2 (ja) * 2010-11-24 2015-03-11 富士通株式会社 光挿入装置および光分岐装置
US20130315602A1 (en) * 2011-02-09 2013-11-28 Nec Corporation Optical transmission device
JP5811549B2 (ja) 2011-03-01 2015-11-11 日本電気株式会社 光ノード装置、光ノード装置の接続確認方法、及びプログラム
JP5312553B2 (ja) * 2011-10-28 2013-10-09 日本電信電話株式会社 光分岐挿入多重化装置
CN104335513B (zh) * 2012-06-11 2018-02-23 瑞典爱立信有限公司 对于光网络的安全性监控

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014107709A (ja) 2014-06-09
US9520959B2 (en) 2016-12-13
US20140147121A1 (en) 2014-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6060648B2 (ja) 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置
JP5682256B2 (ja) 光挿入装置および光分岐装置
EP2002573B1 (en) Optical switching architectures for nodes in wdm mesh and ring networks
EP2618593B1 (en) Optical signal terminating apparatus for optical path network
JP5004914B2 (ja) 光クロスコネクト装置および光ネットワーク
JP4937983B2 (ja) 光伝送装置
EP1128585A2 (en) Node apparatus and optical wavelength division multiplexing network, and system switching method
EP2403172A2 (en) Optical add drop multiplexer
JP2006140598A (ja) 光伝送装置及び同装置の経路増設方法並びに同装置の経路増設用光スイッチモジュール
EP2979383B1 (en) Optical switch
US9112636B2 (en) Add and drop switch/aggregator for optical communications networks
US9496979B2 (en) Space switch device
JP5273679B2 (ja) 光通信ネットワーク用ノード装置のルーティング方法および光通信ネットワーク用ノード装置
JP6510444B2 (ja) 波長クロスコネクト装置及びモジュール
JP4852491B2 (ja) 光クロスコネクトスイッチ機能部及び光クロスコネクト装置
EP1408713B1 (en) Optical cross-connect system
US9154254B2 (en) Wavelength path multiplexing/demultiplexing apparatus and wavelength path multiplexing/demultiplexing method
CN109802744B (zh) 可重构光分插复用器、光网络及光信号处理方法
JP5622197B2 (ja) 光パスネットワークの階層型光パスクロスコネクト装置
JP4387234B2 (ja) 光分岐挿入装置及び光分岐挿入装置体
EP2928097A1 (en) Optical switching
JP2012195658A (ja) 光分岐装置および光通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6060648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees