JPWO2020195737A1 - 光分岐挿入装置および光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

[課題]異常の発生時にも動作を継続し、安定した伝送特性を維持することができる光分岐挿入装置を提供する。[解決手段]光分岐挿入装置を、第1の波長選択手段1と、計測手段2と、第2の波長選択手段3を備える構成とする。第1の波長選択手段1は、入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する。計測手段2は、入力された光信号の光パワーを計測する。第2の波長選択手段3は、第1の波長選択手段1に異常が発生した際に、第1の波長選択手段1に代わって、第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段を有する。また、第2の波長選択手段3は、第1の波長選択手段1が正常に動作している際に、入力される第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに計測手段2に出力する手段を有する。

Description

本発明は、光波長多重伝送システムに関するものであり、特に、光分岐挿入機能に関するものである。
陸上の光通信ネットワークに導入されているOADM(Optical Add/Drop Multiplexing)装置が、光海底ケーブルシステムに適用され始めている。そのため、光海底ケーブルシステムにおいても、ネットワークの多様性に対応することが可能となっている。しかし、光海底ケーブルシステムにおいては、OADM機能は海底に敷設される分岐装置に設けられる。そのため、OADM装置は、小型であるとともに高い信頼性を有することが望ましい。また、運用開始後にネットワーク構成を変更する場合に、外部から設定変更を行うことができないと、分岐装置を海底から陸に引き上げ、変更予定のネットワーク構成に合わせて光フィルタを交換するなどの対応が必要となり得る。
設置後のネットワーク構成の変更に対応するため、光海底ケーブルシステムにおいても、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)を用いた再構成可能な光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexing)が用いられている。そのような、波長選択スイッチを用いたROADM装置としては、例えば、特許文献1のようなROADM装置が開示されている。特許文献1のROADM装置は、分岐用と挿入用の波長選択スイッチを備え、光信号の経路の切り替えを行えるように構成されている。また、特許文献2には、冗長部を備えた光分岐挿入装置が開示されている。
特開2010−98545号公報 国際公開第2017/022231号
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。ROADM装置を海底に設置した場合には、高い信頼性が要求されるとともに、伝送路等の構成の変化や各機器の経時変化による特性変動が生じたような場合にも安定した伝送特性を維持できることが望ましい。特許文献1のROADM装置は、波長選択スイッチに故障が発生した場合や特性変化によっては波長特性が変化した場合に通信の維持や安定した伝送品質を維持できない恐れがある。そのため、特許文献1の技術は、光分岐挿入装置において安定した通信を維持するための技術としては十分ではない。
本発明は、上記の課題を解決するため、異常の発生時にも動作を継続し、安定した伝送特性を維持することができる光分岐挿入装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の光分岐挿入装置は、第1の波長選択手段と、計測手段と、第2の波長選択手段を備えている。第1の波長選択手段は、入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する。計測手段は、入力された光信号の光パワーを計測する。第2の波長選択手段は、第1の波長選択手段に異常が発生した際に、第1の波長選択手段に代わって、第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段を有する。また、第2の波長選択手段は、第1の波長選択手段が正常に動作している際に、入力される第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに計測手段に出力する手段を有する。
本発明の光伝送方法は、第1の波長選択スイッチにおいて入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する。本発明の光伝送方法は、第1の波長選択スイッチが正常に動作している際に、第2の波長選択スイッチにおいて、第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに分離して計測用信号として出力する。本発明の光伝送方法は、計測用信号の光パワーを計測する。本発明の光伝送方法は、第1の波長選択スイッチに異常が発生した際に、第1の波長選択スイッチに代わって、第2の波長選択スイッチにおいて、第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する。
本発明によると、異常の発生時にも動作を継続し、安定した伝送特性を維持することができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の光分岐挿入装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の制御回路の構成の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、異常が発生した際の状態を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態において、異常が発生した際の状態を模式的に示した図である。 本発明の第3の実施形態の光分岐挿入装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の制御回路の構成の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の光分岐挿入装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の制御回路の構成の例を示す図である。 本発明の光分岐挿入装置の他の構成の例を示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の光分岐挿入装置の構成の概要を示した図である。本実施形態の光分岐挿入装置は、第1の波長選択手段1と、計測手段2と、第2の波長選択手段3を備えている。第1の波長選択手段1は、入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する。計測手段2は、入力された光信号の光パワーを計測する。第2の波長選択手段3は、第1の波長選択手段1に異常が発生した際に、第1の波長選択手段1に代わって、第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段を有する。また、第2の波長選択手段3は、第1の波長選択手段1が正常に動作している際に、入力される第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに計測手段2に出力する手段を有する。
本実施形態の光分岐挿入装置の第2の波長選択手段3は、正常動作時は、光パワーの計測を行う計測手段2に所定の波長単位ごとに光信号を出力することでスペクトラムの計測を可能にしている。また、第2の波長選択手段3は、第1の波長選択手段1に異常が発生した際には第1の波長選択手段1の代替の動作を行っている。よって、本実施形態の光分岐挿入装置は、冗長性を有しつつ伝送特性を維持するために必要なデータを取得することができる。そのため、本実施形態の光分岐挿入装置を用いることで、異常の発生時にも動作を継続し、安定した伝送特性を維持することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態の光伝送システムの構成の概要を示したものである。本実施形態の光伝送システムは、第1のトランク局101、第2のトランク局102、ブランチ局103、および光分岐挿入装置10を備えている。
本実施形態の光伝送システムは、光海底ケーブルシステムとして構成されている。第1のトランク局101、第2のトランク局102およびブランチ局103は、光海底ケーブルシステムの陸揚局として備えられている。各陸揚局には、端局装置や給電装置等が備えられている。陸揚局は、光ファイバーケーブルを介した光波長多重信号の伝送や光ファイバーケーブル内に備えられている給電線を介した海底中継機器への給電を行う。
光分岐挿入装置10の構成について説明する。図3は、本実施形態の光分岐挿入装置10の構成の概要を示したものである。本実施形態の光分岐挿入装置10は、波長設定を再構成可能なROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexing)装置として構成されている。図3は、第1のトランク局101側から第2のトランク局102へ波長多重信号を伝送する際のブランチ局103への一部の光信号の分岐およびブランチ局から入力された光信号の挿入を行う機能について示したものである。図3は、第1のトランク局101から波長Aと波長Bの波長多重信号が光分岐挿入装置10へ入力され、波長A’と波長B’の波長多重信号がブランチ局103から光分岐挿入装置10へ入力された場合の例を示している。以下の説明で波長A、波長A’、波長Bおよび波長B’は、それぞれ複数の波長の光信号を含んだグループのことをいう。各グループに含まれる光信号は、1波長のみであってもよい。
本実施形態の光分岐挿入装置10は、第1の波長選択スイッチ11と、第2の波長選択スイッチ12と、第3の波長選択スイッチ13と、第1のスイッチ14と、第2のスイッチ15と、第3のスイッチ16とを備えている。また、本実施形態の光分岐挿入装置は、第1のカプラ17と、第2のカプラ18と、第3のカプラ19と、第4のカプラ20と、光検出器21と、制御回路22とを備えている。また、光分岐挿入装置10は、第2のトランク局102から第1のトランク局101へ波長多重信号を伝送するために同様の構成を反対方向への波長多重信号用に備えている。
第1の波長選択スイッチ11、第2の波長選択スイッチ12および第3の波長選択スイッチ13は、入力された光信号のうち選択された波長の光信号を、波長ごとに選択された経路に出力する。各波長選択スイッチは、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を用いて構成されている。各波長選択スイッチは、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)を用いて構成されていてもよい。
第1の波長選択スイッチ11は、第1のトランク局101が光分岐挿入装置10を介して他の陸揚局に光信号を伝送する際に各方路に光信号を振り分ける波長選択スイッチである。また、本実施形態の第1の波長選択スイッチ11の機能は、第1の実施形態の第1の波長選択手段1に相当する。
第2の波長選択スイッチ12は、第1の波長選択スイッチ11および第2の波長選択スイッチ12の正常時は、光パワーの計測用の光信号の波長を選択して、光検出器21に出力する。また、第2の波長選択スイッチ12は、第1の波長選択スイッチ11または第3の波長選択スイッチ13に異常が発生した際に、異常が発生した波長選択スイッチの代替の波長選択スイッチとして機能する。また、本実施形態の第2の波長選択スイッチ12の機能は、第1の実施形態の第2の波長選択手段3に相当する。
第3の波長選択スイッチ13は、ブランチ局103が光分岐挿入装置10を介して他の陸揚局に光信号を伝送する際に各方路に光信号を振り分ける波長選択スイッチである。
第1のスイッチ14は、制御回路22の制御に基づいて、入力された光信号の経路を選択して出力する。第1のスイッチ14は、入力された信号を第1の波長選択スイッチ11または第2のスイッチ15のいずれかに出力するスイッチ素子である。
第1のスイッチ14は、第1の波長選択スイッチ11が正常で通常の光信号の伝送が行われているとき、入力された光信号を第1の波長選択スイッチ11に出力する。また、第1のスイッチ14は、第1の波長選択スイッチ11の異常時に、第2の波長選択スイッチ12が代替の波長選択スイッチとして機能するとき、入力された光信号を第2の波長選択スイッチ12に接続している第2のスイッチ15に出力する。
第2のスイッチ15は、制御回路22の制御に基づいて、いずれかの経路から入力された光信号を選択して第3の波長選択スイッチ13に出力するスイッチ素子である。第2のスイッチ15は、第1のスイッチ14、第3のスイッチ16、第2のカプラ18または第4のカプラ20のいずれかから入力される光信号を選択して第3の波長選択スイッチ13に出力する。
第3のスイッチ16は、入力された光信号を第3の波長選択スイッチ13または第2のスイッチ15のいずれかに出力するスイッチ素子である。
第3のスイッチ16は、第3の波長選択スイッチ13が正常で通常の光信号の伝送が行われているとき、入力された光信号を第3の波長選択スイッチ13に出力する。また、第3のスイッチ16は、第3の波長選択スイッチ13の異常時に、第2の波長選択スイッチ12が代替の波長選択スイッチとして機能するとき、入力された光信号を第2の波長選択スイッチ12に接続している第2のスイッチ15に出力する。
第1のカプラ17および第3のカプラ19は、入力された信号を合波して出力する光カプラである。
第2のカプラ18および第4のカプラ20は、入力された信号を合波および分波して出力する光カプラである。
光検出器21は、入力された信号の光パワーを検出する。光検出器21は、フォトダイオードを備え、入力された光信号を電気信号に変換する。光検出器21は、光信号から変換した電流信号を電圧信号に変換し、電圧信号の振幅を検出し光パワーの計測結果とする。光検出器21は、計測した光パワーのピーク値または平均値を計測結果として制御回路22に出力する。また、本実施形態の光検出器21の機能は、第1の実施形態の計測手段2に相当する。
制御回路22は、各スイッチ素子の制御および光検出器21から入力される計測結果の処理を行う。制御回路22は、例えば、各制御用の半導体装置と不揮発性の半導体メモリを用いて構成されている。図4は、本実施形態の制御回路22の構成の例を示した図である。図4の制御回路22は、制御部201と、スイッチ制御部202と、波長選択スイッチ制御部203と、計測部204を備えている。
制御部201は、光分岐挿入装置10の全般を制御し、各部位の異常の有無等を監視する。また、制御部201は、伝送路を介して陸揚局の端局装置等との通信を行う。制御部201は、スイッチ制御部202および波長選択スイッチ制御部203を介して、各スイッチおよび波長選択スイッチを切り替え、光信号の経路を設定する。また、制御部201は、計測部204において光スペクトラムの計測を行う際に、スイッチ制御部202および波長選択スイッチ制御部203を介して、各スイッチおよび第2の波長選択スイッチ12の切り替えを行う。
スイッチ制御部202は、第1のスイッチ14、第2のスイッチ15および第3のスイッチ16のスイッチ素子の切り替えを制御する。
波長選択スイッチ制御部203は、第1の波長選択スイッチ11、第2の波長選択スイッチ12および第3の波長選択スイッチ13の内部の経路の切り替えを制御する。
制御回路22は、第1の波長選択スイッチ11、第2の波長選択スイッチ12、第3の波長選択スイッチ13、第1のスイッチ14、第2のスイッチ15および第3のスイッチ16それぞれと図示していない信号線を介して接続されている。
本実施形態の光伝送システムの動作について説明する。始めに、光分岐挿入装置10が正常に稼動している際の動作について説明する。以下では、波長Aと波長Bの波長多重信号が第1のトランク局101から光分岐挿入装置10に入力され、波長A’と波長B’がブランチ局から光分岐挿入装置10に入力されたとして説明する。
第1のトランク局101から入力された波長Aおよび波長Bの波長多重信号は、第1のスイッチ14を介して第1の波長選択スイッチ11に入力される。第1の波長選択スイッチ11は、波長Aの光信号を第1のカプラ17に送り、波長Bの光信号を第3のカプラ19に送る。
また、ブランチ局103から入力された波長A’と波長B’の波長多重信号は、第3のスイッチ16を介して第3の波長選択スイッチ13に送られる。第3の波長選択スイッチ13は、波長A’の光信号を第3のカプラ19に送り、波長B’の光信号を第1のカプラ17に送る。
第1のカプラ17は、波長Aと波長B’の光信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波し、合波した波長多重信号を第2のカプラ18に送る。第2のカプラ18は、波長Aと波長B’の波長多重信号を受け取ると、全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方を第2のトランク局102への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15に送る。光分岐挿入装置10から出力された波長Aと波長B’の波長多重信号は、伝送路を介して第2のトランク局102に伝送される。
第3のカプラ19は、波長A’と波長Bの波長多重信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波し、合波した波長多重信号を第4のカプラ20に送る。第4のカプラ20は、波長A’と波長Bの波長多重信号を受け取ると、全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方をブランチ局103への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15に送る。
光分岐挿入装置10から出力された波長A’と波長Bの波長多重信号は、伝送路を介してブランチ局103に伝送される。
次に、光検出器21による光信号の光パワーの計測について説明する。
光信号の光パワーの計測をする際に、制御回路22のスイッチ制御部202は、計測対象となる光信号が第2の波長選択スイッチ12に送られるように第2のスイッチ15を切り替える。
波長Aと波長B’の波長多重信号の光パワーの計測を行うとき、スイッチ制御部202は、第2のスイッチ15を制御し、第2のカプラ18から第2のスイッチ15に送られてくる波長Aと波長B’の波長多重信号を第2の波長選択スイッチ12に出力されるようにする。
波長Aと波長B’が第2の波長選択スイッチ12に入力されている状態になると、制御回路22の波長選択スイッチ制御部203は、第2の波長選択スイッチ12を制御し、各波長の光信号が順に光検出器21に出力されるようにする。
光信号が入力されると、光検出器21は、光パワーの計測を行って計測結果を制御回路22に送る。光パワーの計測結果が入力されると、制御回路22の計測部204は、第2の波長選択スイッチ12から光検出器21に出力されている光信号の波長と、光パワーの計測結果を関連づけて保存する。
全ての波長の光信号の出力と計測が終わると、制御回路22の計測部204は、波長Aと波長B’の波長多重信号のスペクトラムデータを生成する。
次に、波長A’と波長Bの波長多重信号の光パワーの計測を開始すると、制御回路22のスイッチ制御部202は、第2のスイッチ15を制御し、第4のカプラ20から第2のスイッチ15に送られてくる波長A’と波長Bの波長多重信号が第2の波長選択スイッチ12に出力されるようにする。
波長A’と波長Bが第2の波長選択スイッチ12に入力されている状態になると、制御回路22の波長選択スイッチ制御部203は、第2の波長選択スイッチ12を制御し、各波長の光信号が順に光検出器21に出力されるようにする。
光信号が入力されると、光検出器21は、光パワーの計測を行って計測結果を制御回路22に送る。光パワーの計測結果が入力されると、制御回路22の計測部204は、光検出器21に第2の波長選択スイッチ12から出力されている光信号の波長と、光パワーの計測結果を関連づけて保存する。
全ての波長の光信号の出力と計測が終わると、計測部204は、波長A’と波長Bの波長多重信号の光スペクトラムを生成する。
入力信号である波長Aと波長B、波長A’と波長B’についても、第1のスイッチ14または第3のスイッチ16を切り替えて第2のスイッチ15を介して第2の波長選択スイッチ12に送ることで、光パワーの計測とスペクトラムデータの生成を行うことができる。
次に、第1の波長選択スイッチ11または第3の波長選択スイッチ13のいずれかに異常が発生した場合の動作について説明する。始めに、第1の波長選択スイッチ11に異常が発生した場合について説明する。図5は、光分岐挿入装置10において第1の波長選択スイッチ11に異常が発生した場合の例を示したものである。
制御回路22の制御部201は、第1の波長選択スイッチ11の異常を検知すると、スイッチ制御部202を介して、第1のスイッチ14を切り替え、入力された光信号が第2のスイッチ15に送られるようにする。このとき、第1の波長選択スイッチ11には、光信号が入力されなくなる。
第1のスイッチ14を切り替えると、制御回路22の制御部201は、スイッチ制御部202を介して、第2のスイッチ15を切り替え、第1のスイッチ14から入力される波長Aと波長B’の波長多重信号が第2の波長選択スイッチ12に入力されるようにする。
第1のスイッチ14および第2のスイッチ15を切り替えると、制御回路22の制御部201は、波長選択スイッチ制御部203を介して、第2の波長選択スイッチ12を制御し、波長Aの光信号を第2のカプラ18に送り、波長Bの光信号を第4のカプラ20に送る状態に設定する。設定が変更されると、第2の波長選択スイッチ12は、入力された光信号のうち波長Aの光信号を第2のカプラ18に送り、波長Bの光信号を第4のカプラ20に送る。
第1のカプラ17は、第3の波長選択スイッチ13から波長B’の光信号を受け取ると、受け取った波長B’の光信号を第2のカプラ18に送る。第2のカプラ18は、第2の波長選択スイッチ12から波長A、第1のカプラ17から波長B’の光信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波し、合波した全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方を第2のトランク局102への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15への経路に送る。
光分岐挿入装置10から出力された波長Aと波長B’の波長多重信号は、伝送路を介して第2のトランク局102に伝送される。
第3のカプラ19は、第3の波長選択スイッチ13から波長A’の光信号を受け取ると、受け取った波長A’の光信号を第4のカプラ20に送る。第4のカプラ20は、第2の波長選択スイッチ12から波長B、第3のカプラ19から波長A’の光信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波する。第4のカプラ20は、合波した全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方をブランチ局103への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15に送る。
光分岐挿入装置10から出力された波長A’と波長Bの波長多重信号は、伝送路を介してブランチ局103に伝送される。
第1の波長選択スイッチ11の異常発生時のこのような動作により、第1の波長選択スイッチ11に代わり第2の波長選択スイッチ12が光信号の分岐を行うことで、光分岐挿入装置10は、異常の発生前と同様の処理を行うことができる。
次に、第3の波長選択スイッチ13に異常が発生した場合について説明する。図6は、光分岐挿入装置10において第3の波長選択スイッチ13に異常が発生した場合の例を示したものである。
制御回路22の制御部201は、第3の波長選択スイッチ13の異常を検知すると、スイッチ制御部202を介して、第3のスイッチ16を切り替え、入力された光信号が第2のスイッチ15に送られるようにする。このとき、第3の波長選択スイッチ13には、光信号が入力されなくなる。
第3のスイッチ16を切り替えると、制御回路22の制御部201は、スイッチ制御部202を介して、第2のスイッチ15を切り替え、第3のスイッチ16から入力される波長A’と波長B’の波長多重信号が第2の波長選択スイッチ12に入力されるようにする。
第3のスイッチ16および第2のスイッチ15を切り替えると、制御回路22の制御部201は、波長選択スイッチ制御部203を介して、第2の波長選択スイッチ12を制御し、波長A’の光信号を第4のカプラ20に送り、波長B’の光信号を第2のカプラ18に送る状態に設定する。設定が変更されると、第2の波長選択スイッチ12は、入力された光信号のうち波長A’の光信号を第4のカプラ20に送り、波長B’の光信号を第2のカプラ18に送る。
第1のカプラ17は、第1の波長選択スイッチ11から波長Aの光信号を受け取ると、受け取った波長Aの光信号を第2のカプラ18に送る。第2のカプラ18は、第1のカプラ17から波長A、第2の波長選択スイッチ12から波長B’の波長多重信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波する。第2のカプラ18は、合波された全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方を第2のトランク局102への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15への経路に送る。
光分岐挿入装置10から出力された波長Aと波長B’の波長多重信号は、伝送路を介して第2のトランク局102に伝送される。
第3のカプラ19は、第1の波長選択スイッチ11から波長Bの光信号を受け取ると、受け取った波長Bの光信号を第4のカプラ20に送る。第4のカプラ20は、第2の波長選択スイッチ12から波長A’、第3のカプラ19から波長Bの光信号を受け取ると、2つの波長グループの光信号を合波する。第4のカプラ20は、合波した全ての波長が出力先の2つの経路の両方に含まれるように分岐し、一方をブランチ局103への伝送路に出力し、もう一方を第2のスイッチ15に送る。
光分岐挿入装置10から出力された波長A’と波長Bの波長多重信号は、伝送路を介してブランチ局103に伝送される。
第3の波長選択スイッチ13の異常発生時のこのような動作により、第3の波長選択スイッチ13に代わり第2の波長選択スイッチ12が光信号の分岐を行うことで、光分岐挿入装置10は、異常の発生前と同様の処理を行うことができる。
本実施形態の光伝送システムの光分岐挿入装置10は、通常時に光信号の分岐動作を行う第1の波長選択スイッチ11および第3の波長選択スイッチ13に加え、予備系の波長選択スイッチとして第2の波長選択スイッチ12を備えている。第1の波長選択スイッチ11または第3の波長選択スイッチ13に異常が発生した際に、異常が発生した波長選択スイッチに代わって第2の波長選択スイッチ12が光信号を各方路に振り分ける処理を行うことができる。また、本実施形態の光伝送システムの光分岐挿入装置10は、第2の波長選択スイッチ12が、出力する波長を順番に変化させて光検出器21に、計測対象となる波長の光信号を出力している。このように、第2の波長選択スイッチ12が波長を変化させて光検出器21に出力することで、光検出器21が波長を切り出す機能を有していなくても、各波長の光信号の光パワーを計測することができる。よって、本実施形態の光分岐挿入装置10は、装置構成を大型化することなく波長選択スイッチの冗長化による信頼性の向上と、スペクトラムの計測による伝送品質の維持のためのデータの取得を行うことができる。そのため、本実施形態の光分岐挿入装置10を用いることで、異常の発生時にも動作を継続し、安定した伝送特性を維持することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図7は、本実施形態の光分岐挿入装置30の構成の概要を示したものである。本実施形態の光分岐挿入装置30は、波長設定を再構成可能なROADM装置として構成されている。本実施形態の光分岐挿入装置30は、第2の実施形態と同様の光伝送システムに用いることができる。すなわち、第2の実施形態の光伝送システムにおける光分岐挿入装置10に代えて、本実施形態の光分岐挿入装置30を用いることができる。
第2の実施形態の光分岐挿入装置10は、予備系の波長選択スイッチと光パワーの計測機能を備えている。本実施形態の光分岐挿入装置30は、第2の実施形態と同様の機能に加え、波長選択スイッチの各波長の透過率を制御し、出力するスペクトラムの調整を行うことを特徴とする。
本実施形態の光分岐挿入装置30は、第1の波長選択スイッチ31と、第2の波長選択スイッチ32と、第3の波長選択スイッチ33と、第1のスイッチ14と、第2のスイッチ15と、第3のスイッチ16とを備えている。また、本実施形態の光分岐挿入装置は、第1のカプラ17と、第2のカプラ18と、第3のカプラ19と、第4のカプラ20と、光検出器21と、制御回路34とを備えている。
本実施形態の第1のスイッチ14、第2のスイッチ15、第3のスイッチ16、第1のカプラ17、第2のカプラ18、第3のカプラ19、第4のカプラ20および光検出器21の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。
第1の波長選択スイッチ31、第2の波長選択スイッチ32および第3の波長選択スイッチ33は、第2の実施形態の同名称の部位と同様の機能を有する。また、第1の波長選択スイッチ31、第2の波長選択スイッチ32および第3の波長選択スイッチ33は、制御回路34の制御に基づいて、各波長の透過率を調整しスペクトラムの整形を行う機能を有する。
制御回路34は、各スイッチ素子の制御および光検出器21から入力される計測結果の処理を行う。図8は、本実施形態の制御回路34の構成の例を示した図である。図8の制御回路34は、制御部211と、スイッチ制御部212と、波長選択スイッチ制御部213と、計測部214と、波形制御部215とを備えている。
波長選択スイッチ制御部213は、第1の波長選択スイッチ31、第2の波長選択スイッチ32および第3の波長選択スイッチ33の内部の経路の切り替えを制御する。また、波長選択スイッチ制御部213は、波形制御部215が算出した透過率の補正量の情報を基に、各波長選択スイッチの各波長の透過率を制御し、各波長選択スイッチが出力する各波長の光信号の光パワーを調整する。
波形制御部215は、計測部214が生成したスペクトラムデータとあらかじめ保存されている基準データとを比較し、各波長選択スイッチにおける透過率の補正量を算出する。波形制御部215は、波長グループごとまたは出力先の伝送路ごとの波長多重信号の基準となるスペクトルデータを基準データとしてあらかじめ保存している。基準データは、端局装置から通信監視用の回線を介して光分岐挿入装置30に送られてもよい。
制御回路34は、第1の波長選択スイッチ31、第2の波長選択スイッチ32、第3の波長選択スイッチ33、第1のスイッチ14、第2のスイッチ15および第3のスイッチ16のそれぞれと、図示していない信号線を介して接続されている。
本実施形態の光分岐挿入装置30の動作について説明する。本実施形態の光分岐挿入装置30における通常時の動作、スペクトラムデータの取得時の動作および波長選択スイッチに異常が発生した際の動作は、第2の実施形態と同様である。そのため、以下では、計測したスペクトラムデータを基に、波長選択スイッチの出力信号のスペクトラムの調整を行う場合の動作について説明する。
計測部214がスペクトラムのデータを生成すると、制御回路34の波形制御部215は、生成されたスペクトラムのデータと基準データを比較し、計測データと基準データとの差を示す差分データを生成する。
差分データを生成すると、波形制御部215は、第1の波長選択スイッチ31または第2の波長選択スイッチ32の波長ごとの透過率の補正量をそれぞれ算出する。
波形制御部215が波長選択スイッチの透過率の補正量を算出すると、波長選択スイッチ制御部213は、透過率の補正量を反映した透過率となるように第1の波長選択スイッチ31および第2の波長選択スイッチ32を設定する。
第1の波長選択スイッチ31および第2の波長選択スイッチ32が新たな透過率に基づく設定となると、出力される波長多重信号のスペクトラムが調整された状態で通常時と同様に光信号の分岐や挿入の動作が行われる。
本実施形態の光分岐挿入装置30は、第2の波長選択スイッチ12および光検出器21で計測した出力信号のスペクトラムデータを基に、各波長選択スイッチにおける透過率を制御し、スペクトラムの整形を行っている。そのため、本実施形態の光分岐挿入装置30は、自装置から出力する波長多重信号のスペクトラムを調整することで、波長多重信号の伝送品質を向上することができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図9は、本実施形態の光分岐挿入装置40の構成の概要を示したものである。本実施形態の光分岐挿入装置40は、波長設定を再構成可能なROADM装置として構成されている。本実施形態の光分岐挿入装置40は、第2の実施形態と同様の光伝送システムに用いることができる。すなわち、第2の実施形態の光伝送システムにおける光分岐挿入装置10に代えて、本実施形態の光分岐挿入装置40を用いることができる。
第2の実施形態の光分岐挿入装置10は、予備系の波長選択スイッチと光パワーの計測する機能を備えている。本実施形態の光分岐挿入装置40は、第2の実施形態と同様の機能に加え、生成したスペクトラムデータを送信する光信号出力部を有することを特徴とする。
本実施形態の光分岐挿入装置40は、第1の波長選択スイッチ11と、第2の波長選択スイッチ41と、第3の波長選択スイッチ13と、第1のスイッチ14と、第2のスイッチ15と、第3のスイッチ16とを備えている。また、本実施形態の光分岐挿入装置は、第1のカプラ17と、第2のカプラ18と、第3のカプラ19と、第4のカプラ20と、光検出器21と、制御回路42と、信号出力部43とを備えている。
本実施形態の第1の波長選択スイッチ11、第3の波長選択スイッチ13、第1のスイッチ14、第2のスイッチ15、第3のスイッチ16、第1のカプラ17、第2のカプラ18、第3のカプラ19、第4のカプラ20および光検出器21の構成と機能は、第2の実施形態と同様である。
第2の波長選択スイッチ41は、第2の実施形態の第2の波長選択スイッチ12と同様の機能に加え、信号出力部43から入力された信号を第2のカプラ18または第4のカプラ20に出力する。
制御回路42は、第2の実施形態と同様の機能に加え、信号出力部43を制御して、スペクトラムデータを第2のトランク局102またはブランチ局103に送信する機能を有する。図10は、本実施形態の制御回路42の構成の例を示した図である。図10の制御回路42は、制御部221と、スイッチ制御部222と、波長選択スイッチ制御部223と、計測部224と、信号生成部225とを備えている。
本実施形態のスイッチ制御部222、波長選択スイッチ制御部223および計測部224の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。
制御部221は、第2の実施形態の制御部201と同様の機能に加え、信号生成部225を介して、信号出力部43からスペクトラムデータを端局装置に送信する。
信号生成部225は、計測部214が計測したスペクトラムデータを基に送信用のデータを生成し、信号出力部43に出力する。
信号出力部43は、制御回路42の制御に基づいてスペクトラムデータの送信用の光信号を生成し、第2の波長選択スイッチ41に出力する。信号出力部43は、連続波を出力する光源と変調器を備えている。光源から出力される光の波長は、光伝送システムの波長設計に基づいて、主信号の伝送に使用されていない波長が割り当てられる。信号出力部43は、制御回路42から入力される送信用のデータを基に変調を施した光信号を生成し、第2の波長選択スイッチ41に出力する。
本実施形態の光分岐挿入装置40の動作について説明する。本実施形態の光分岐挿入装置40における通常時の動作、スペクトラムデータの取得時の動作および波長選択スイッチに異常が発生した際の動作は、第2の実施形態と同様である。そのため、以下では、計測したスペクトラムデータを第2の波長選択スイッチ41を介して、端局装置に送信する動作についてのみ説明する。
制御回路42の計測部224がスペクトラムのデータを生成すると、信号生成部225は、スペクトラムのデータを伝送路での送信する際のデータに変換し、信号出力部43に出力する。送信用のスペクトラムのデータを受け取ると、信号出力部43は、受け取ったデータに基づく位相変調信号を生成し、第2の波長選択スイッチ41に出力する。
また、制御回路42の波長選択スイッチ制御部223は、第2の波長選択スイッチ41を制御して、信号出力部43が出力した信号が、送信先に対応する第2のカプラ18または第4のカプラ20に出力されるようにする。
第2の波長選択スイッチ41は、入力された光信号を制御回路42の制御に基づいて第2のカプラ18または第4のカプラ20に出力する。第2のカプラ18または第4のカプラ20に入力された光信号は、他の波長多重信号と合波されて各伝送路に出力され端局装置に伝送される。
本実施形態の光分岐挿入装置40は、光信号の伝送先の端局装置に、第2の波長選択スイッチ41を介してスペクトラムデータ等を送信する信号出力部43を備えている。予備系の波長選択スイッチおよび光パワーの計測用として備えられている第2の波長選択スイッチ41を用いて、スペクトラムデータの生成および送信を行うことで、データ送信に必要な装置構成を簡略化することができる。
図11は、第2の実施形態の光分岐挿入装置の他の構成の例を、光分岐挿入装置50として示したものである。図11の光分岐挿入装置50は、第2の実施形態と同様の構成の光分岐挿入装置において、各波長選択スイッチの後段に、第4のスイッチ51、第5のスイッチ52および第6のスイッチ53をさらに備えている。図11のような構成の光分岐挿入装置50も、第2の実施形態の光分岐挿入装置10と同様の機能を得ることができる。
第3の実施形態の光分岐挿入装置30は、波長選択スイッチが出力する波長多重信号のスペクトラムを調整する機能を有し、第4の実施形態の光分岐挿入装置40は、生成したスペクトラムデータを光信号として送信する機能を有している。そのような構成に代えて、光分岐挿入装置を第3の実施形態と第4の実施形態の光分岐挿入装置がそれぞれ有している機能の両方を併せて有する構成としてもよい。
第2乃至第4の実施形態において計測した結果に基づくスペクトラムデータは、光分岐挿入装置内や別に設置されている光アンプの利得等化器の制御に用いられてもよい。また、第2の波長選択スイッチを利得等化器として用いて、波長選択スイッチの各ポートの通過損失を制御することで、主信号帯域のスペクトラム形状を制御してもよい。
第2乃至第4の実施形態において、光分岐挿入装置をトランク局間の双方向の波長多重信号の伝送に対応する構成としたとき、予備系である第2の波長選択スイッチは、それぞれの方向に1個ずつ配置される。予備系である第2の波長選択スイッチの前後に配置したスイッチ素子で入出力を切り替えることで、1個の波長選択スイッチで両方向に対応するように構成されていてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する第1の波長選択手段と、
入力された光信号の光パワーを計測する計測手段と、
前記第1の波長選択手段に異常が発生した際に、前記第1の波長選択手段に代わって、前記第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段と、前記第1の波長選択手段が正常に動作している際に、入力される第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに前記計測手段に出力する手段とを有する第2の波長選択手段と
を備えることを特徴とする光分岐挿入装置。
[付記2]
前記第1の波長選択手段の異常時に、伝送路を介して入力された前記第1の波長多重信号を、前記第2の波長選択手段に出力するスイッチ手段をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の光分岐挿入装置。
[付記3]
前記計測手段による前記光パワーの計測結果を基に生成されたスペクトラムデータを、伝送路を介して接続された端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする付記1または2に記載の光分岐挿入装置。
[付記4]
前記スペクトラムデータを主信号に用いられていない波長の光信号として前記端局装置に送信する光出力手段をさらに備えることを特徴とする付記3に記載の光分岐挿入装置。
[付記5]
前記スペクトラムデータを光パワーの増幅用の励起光源の光を変調し、低周波成分として主信号に重畳して前記端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする付記3に記載の光分岐挿入装置。
[付記6]
前記計測手段による前記光パワーの計測結果を基に、前記第1の波長選択手段における各波長の光信号の透過率を制御することを特徴とする付記1から5いずれかに記載の光分岐挿入装置。
[付記7]
前記第1の波長多重信号とは異なる経路から入力された第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する第3の波長選択手段をさらに備え、
前記第2の波長選択手段は、前記第3の波長選択手段に異常が発生した際に、前記第3の波長選択手段に代わって、前記第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段をさらに有することを特徴とする付記1から6いずれかに記載の光分岐挿入装置。
[付記8]
付記1から7いずれかに記載の光分岐挿入装置と、
第1の伝送路を介して前記光分岐挿入装置に第1の波長多重信号を送信する第1の端局装置と、
前記光分岐挿入装置から第2の伝送路を介して第4の波長多重信号を受信する第2の端局装置と、
前記光分岐挿入装置から第3の伝送路を介して第5の波長多重信号と受信する第3の端局装置と
を備えることを特徴とする光伝送システム。
[付記9]
第1の波長選択スイッチにおいて入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力し、
前記第1の波長選択スイッチが正常に動作している際に、第2の波長選択スイッチにおいて、第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに分離して計測用信号として出力し、
前記計測用信号の光パワーを計測し、
前記第1の波長選択スイッチに異常が発生した際に、前記第1の波長選択スイッチに代わって、前記第2の波長選択スイッチにおいて、前記第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力することを特徴とする光伝送方法。
[付記10]
前記第1の波長選択スイッチの異常時に、伝送路を介して入力された前記第1の波長多重信号を、スイッチ素子を介して前記第2の波長選択スイッチに出力することを特徴する付記9に記載の光伝送方法。
[付記11]
前記光パワーの計測結果を基に前記第2の波長多重信号のスペクトラムデータを生成し、
伝送路を介して接続された端局装置に前記スペクトラムデータを送信することを特徴とする付記9または10に記載の光伝送方法。
[付記12]
前記スペクトラムデータを主信号に用いられていない波長の光信号として前記端局装置に送信する光出力手段をさらに備えることを特徴とする付記11に記載の光伝送方法。
[付記13]
前記スペクトラムデータを光パワーの増幅用の励起光源の光を変調し、低周波成分として主信号に重畳して前記端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする付記11に記載の光伝送方法。
[付記14]
前記光パワーの計測結果を基に、前記第1の波長選択スイッチにおける各波長の光信号の透過率を制御することを特徴とする付記9から13いずれかに記載の光伝送方法。
[付記15]
前記第1の波長多重信号とは異なる経路から入力された第3の波長多重信号の各波長の光信号を、第3の波長選択スイッチにおいて波長ごとに経路を選択して出力し、
前記第3の波長選択スイッチに異常が発生した際に、前記第2の波長選択スイッチは、前記第3の波長選択スイッチに代わって、前記第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力することを特徴とする付記9から14いずれかに記載の光伝送方法。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年3月25日に出願された日本出願特願2019−056433を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 第1の波長選択手段
2 計測手段
3 第2の波長選択手段
10 光分岐挿入装置
11 第1の波長選択スイッチ
12 第2の波長選択スイッチ
13 第3の波長選択スイッチ
14 第1のスイッチ
15 第2のスイッチ
16 第3のスイッチ
17 第1のカプラ
18 第2のカプラ
19 第3のカプラ
20 第4のカプラ
21 光検出器
22 制御回路
31 第1の波長選択スイッチ
32 第2の波長選択スイッチ
33 第3の波長選択スイッチ
34 制御回路
41 第2の波長選択スイッチ
42 制御回路
43 信号出力部
51 第4のスイッチ
52 第5のスイッチ
53 第6のスイッチ
101 第1のトランク局
102 第2のトランク局
103 ブランチ局
201 制御部
202 スイッチ制御部
203 波長選択スイッチ制御部
204 計測部
211 制御部
212 スイッチ制御部
213 波長選択スイッチ制御部
214 計測部
215 波形制御部
221 制御部
222 スイッチ制御部
223 波長選択スイッチ制御部
224 計測部
225 信号生成部

Claims (15)

  1. 入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する第1の波長選択手段と、
    入力された光信号の光パワーを計測する計測手段と、
    前記第1の波長選択手段に異常が発生した際に、前記第1の波長選択手段に代わって、前記第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段と、前記第1の波長選択手段が正常に動作している際に、入力される第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに前記計測手段に出力する手段とを有する第2の波長選択手段と
    を備えることを特徴とする光分岐挿入装置。
  2. 前記第1の波長選択手段の異常時に、伝送路を介して入力された前記第1の波長多重信号を、前記第2の波長選択手段に出力するスイッチ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光分岐挿入装置。
  3. 前記計測手段による前記光パワーの計測結果を基に生成されたスペクトラムデータを、伝送路を介して接続された端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光分岐挿入装置。
  4. 前記スペクトラムデータを主信号に用いられていない波長の光信号として前記端局装置に送信する光出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の光分岐挿入装置。
  5. 前記スペクトラムデータを光パワーの増幅用の励起光源の光を変調し、低周波成分として主信号に重畳して前記端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の光分岐挿入装置。
  6. 前記計測手段による前記光パワーの計測結果を基に、前記第1の波長選択手段における各波長の光信号の透過率を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光分岐挿入装置。
  7. 前記第1の波長多重信号とは異なる経路から入力された第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する第3の波長選択手段をさらに備え、
    前記第2の波長選択手段は、前記第3の波長選択手段に異常が発生した際に、前記第3の波長選択手段に代わって、前記第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力する手段をさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光分岐挿入装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の光分岐挿入装置と、
    第1の伝送路を介して前記光分岐挿入装置に第1の波長多重信号を送信する第1の端局装置と、
    前記光分岐挿入装置から第2の伝送路を介して第4の波長多重信号を受信する第2の端局装置と、
    前記光分岐挿入装置から第3の伝送路を介して第5の波長多重信号と受信する第3の端局装置と
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
  9. 第1の波長選択スイッチにおいて入力された第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力し、
    前記第1の波長選択スイッチが正常に動作している際に、第2の波長選択スイッチにおいて、第2の波長多重信号を所定の波長単位ごとに分離して計測用信号として出力し、
    前記計測用信号の光パワーを計測し、
    前記第1の波長選択スイッチに異常が発生した際に、前記第1の波長選択スイッチに代わって、前記第2の波長選択スイッチにおいて、前記第1の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力することを特徴とする光伝送方法。
  10. 前記第1の波長選択スイッチの異常時に、伝送路を介して入力された前記第1の波長多重信号を、スイッチ素子を介して前記第2の波長選択スイッチに出力することを特徴する請求項9に記載の光伝送方法。
  11. 前記光パワーの計測結果を基に前記第2の波長多重信号のスペクトラムデータを生成し、
    伝送路を介して接続された端局装置に前記スペクトラムデータを送信することを特徴とする請求項9または10に記載の光伝送方法。
  12. 前記スペクトラムデータを主信号に用いられていない波長の光信号として前記端局装置に送信する光出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の光伝送方法。
  13. 前記スペクトラムデータを光パワーの増幅用の励起光源の光を変調し、低周波成分として主信号に重畳して前記端局装置に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の光伝送方法。
  14. 前記光パワーの計測結果を基に、前記第1の波長選択スイッチにおける各波長の光信号の透過率を制御することを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の光伝送方法。
  15. 前記第1の波長多重信号とは異なる経路から入力された第3の波長多重信号の各波長の光信号を、第3の波長選択スイッチにおいて波長ごとに経路を選択して出力し、
    前記第3の波長選択スイッチに異常が発生した際に、前記第2の波長選択スイッチは、前記第3の波長選択スイッチに代わって、前記第3の波長多重信号の各波長の光信号を波長ごとに経路を選択して出力することを特徴とする請求項9から14のいずれかに記載の光伝送方法。
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