JPWO2009060522A1 - 光送受信モジュールおよびその管理制御方法,光送受信装置ならびに波長多重光送受信装置 - Google Patents

光送受信モジュールおよびその管理制御方法,光送受信装置ならびに波長多重光送受信装置 Download PDF

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Abstract

受信信号光の入力レベルを常に適正範囲に安定化させるため、本発明の光送受信モジュールは、光を出力する光出力部(1a)と、入力される光を受光し前記受光した光強度に応じた強度の電気信号を出力する受光部(1b′)と、光出力部(1a)から出力された光について可変減衰制御する第1可変減衰制御部(12)と、受光部(1b′)に入力される光について可変減衰制御する第2可変減衰制御部(13)と、第1可変減衰制御部(12)からの光について、光送信用方路か、又は前記光送信用方路と異なる他方路のいずれか一方を通じて選択的に切り替えて出力する第1スイッチ(3)と、外部からの光か又は第1スイッチ(3)の前記他方路からの光のいずれか一方を選択的に切り替えて第2可変減衰制御部(13)に出力する第2スイッチ(7)と、をそなえる。

Description

本発明は、光通信システムにおいて用いて好適の、光送受信モジュールおよびその管理制御方法,光送受信装置ならびに波長多重光送受信装置に関する。
光送受信モジュールは、例えば波長多重(WDM)光通信システムにおける1チャンネル(1波長)の光信号を送受信するものである。図6は上述の光送受信モジュールがWDM伝送装置に適用されたWDM光通信システムの一例を示す図である。図6に例示するWDM光通信システム100は、WDM伝送路101および光増幅中継装置102を介して、互いに対向するWDM伝送装置103が接続されて構成されている。
WDM伝送装置103は、チャンネル(波長λ1〜λn)ごとの信号光が波長多重されたWDM光を送受信するもので、チャンネル毎に各々二重化された送受信モジュール111をそなえた光送受信部112−1〜112−nとともに、冗長多重分離部113−1〜113−nをそなえ、かつ、チャンネルごとの信号光を多重/分離する光多重分離部114および光増幅部115をそなえる。
各光送受信部112をなす二重化された送受信モジュール111においては、ともに送信信号光を出力する構成とともに受信信号光を受光するフォトダイオードを有する光送受信回路116をそなえ、かつ、当該送受信モジュール111の現用/予備を切り替えるスイッチ117をそなえている。即ち、二重化された送受信モジュール111における各光送受信回路116においては、ともに同様の送信信号光を出力するが、現用に設定された送受信モジュール111の光スイッチ117においては、光送受信回路116からの送信信号光について後段の冗長多重分離部113に出力する一方で(スイッチオン)、予備に設定された送受信モジュール111の光スイッチ117においては、光送受信回路116からの送信信号光について後段の冗長多重分離部113への光方路を遮断する(スイッチオフ)。尚、受信信号光については、二重化された送受信モジュール111における各光送受信回路116において受光し電気信号としたのちに、いずれか一方を受信電気信号として選択するようになっている。
ここで、現用の送受信モジュール111においては、例えば、光送受信回路116から出力される送信信号光について、光増幅部115での増幅後にWDM光をなす各チャンネルの光レベルが等化されるように適宜可変減衰することが行なわれる。又、受信信号光についても、WDM伝送路101を伝送されてきた各チャンネルの光について、送受信モジュール111におけるフォトダイオードにおいて適正な受光レベルで受光できるように適宜可変減衰がなされる。
上述のごとき現用の送受信モジュール111においては、図示が省略された可変光減衰器(VOA)による送受信信号光についての減衰を通じたレベル調整を行なう。この可変光減衰器は、制御電気信号(例えば電流信号)を大きくしていくことによって、減衰量が大きくなるように制御され、電気信号を与えない場合には減衰量が「0」となるような構成が一般的である。しかし、制御電気信号の大きさと減衰量の大きさとの対応関係については、図7に示すようにVOA素子で個体差が大きい。従って、二重化された送受信モジュール111に搭載される各々のVOAにおいても、制御電気信号の大きさと減衰量の大きさとの対応関係は必ずしも一致するものではない。
そこで、各送受信モジュール111においては、例えば送信信号光を可変減衰させるために、可変光減衰器(VOA)を光送受信回路116と光スイッチ117との間に介装するとともに、このVOAに対する制御電気信号に応じた減衰量を、VOAの出力光パワーからフィードバック制御することを通じて、目標レベルとなる減衰量を安定的に得られるようにしている。又、受信信号光についても目標レベルに可変減衰させるため、受信信号光が送受信モジュール111に入力される前段の光路上にVOAを介装し、送受信モジュール111をなすフォトダイオードで受光し出力される電気信号に応じて当該VOAの減衰量をフィードバック制御することがおこなわれる。
なお、送受信モジュール111の現用/予備を当該送受信モジュール111内のスイッチ117にて切り替える構成とすることにより、冗長多重分離部113としては、各送受信モジュール111からの、および各送受信モジュール111への光方路を取りまとめるための受動素子としての光カプラ113a,113bで構成すれば足り、冗長多重分離部113における故障率の低下を抑制する一方で、故障率が比較的大きいと想定されるレーザーダイオード等の能動素子については光送受信部112にそなえることで、運用中の他チャンネルに影響を与えることなく部品交換を可能としている。
その他、本願発明に関連する技術として、下記の特許文献1に記載された技術がある。
特開2004−23295号公報
しかしながら、装備として搭載されているが未運用のチャンネルのための送受信モジュール111においては、受信信号光が入力されないので、上述のごときフィードバック制御によりVOAの減衰量を制御する機能部においては、制御対象のVOAについて、制御電気信号に対応した減衰量の対応関係について得ることができない。従って、受信信号光が入力されない状態では、目標とする減衰量へのVOA制御を安定的に行なうことが困難である。
この場合に、例えば、未運用から実運用に移行したとき、又は光送信部112自体の装備を交換した場合には、当該段階においては、制御対象のVOAについて、制御電気信号の大きさに対する減衰量の対応関係について得ることができないので、受信信号光の入力が開始される際において、光送受信回路116のフォトダイオードにおいて適正な受光レベル範囲内の光とすることに支障をきたす場合がある。
一例として、図8に示すように可変光減衰器121,122を搭載した送受信モジュール111を二重化した光受信部112を想定する。この図8に示すものにおいては、送信信号光を可変減衰させるために、各送受信モジュール111における光送受信回路116と光スイッチ117との間にそれぞれ可変光減衰器(VOA1,VOA3)121を介装する。更に、送受信モジュール111に入力される受信信号光を可変減衰させるべく可変光減衰器(VOA2,VOA4)122がそなえられる。但し、前述したように、いずれの可変光減衰器121,122においても、制御電気信号に対する減衰量の対応関係には個体差がある。
このため、この図8に示すように、可変光減衰器121を制御するVOA制御部125においては、可変光減衰器121から出力される送信信号光のパワー情報を光カプラ123および光モニタ(PD1,PD3)124を通じて得ることにより、可変光減衰器121に対する制御電気信号に応じた減衰量を、当該可変光減衰器121の出力光パワーからフィードバック制御している。
また、可変光減衰器122を制御するVOA制御部127においては、可変光減衰器122から出力される受信信号光のパワー情報を光送受信回路116のフォトダイオード(PD2,PD4)116aからの電気信号を通じて得ることにより、可変光減衰器122に対する制御電気信号に応じた減衰量を、当該可変光減衰器122の出力光パワーからフィードバック制御して、フォトダイオード116aに入力される受信信号光の光レベルを安定化させている。
しかしながら、図8に示す構成の光送受信部112について、未運用から実運用に移行したとき、又は装備を交換して運用を再開するときには、図9に示すように、受信信号光は未受信の状態であり、VOA制御部127では、制御対象である可変光減衰器122についての制御電気信号に対応した減衰量の対応関係は未知(未探索)であるので、その後受信信号光の入力が開始される際において、光送受信回路116のフォトダイオードにおいて適正な受光レベル範囲内の光とすることに支障をきたす場合があるのである。
そこで、本発明の目的の一つは、受信信号光の入力レベルを常に適正範囲に安定化させることにある。
なお、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の他の目的として位置づけることができる。
このため、本発明は以下の光送受信モジュールおよびその管理制御方法,光送受信装置ならびに波長多重光送受信装置を特徴とするものである。
(1)すなわち、本発明の光送受信モジュールは、光を出力する光出力部と、入力される光を受光し、前記受光した光強度に応じた強度の電気信号を出力する受光部と、該光出力部から出力された光について可変減衰制御する第1可変減衰制御部と、該受光部に入力される光について可変減衰制御する第2可変減衰制御部と、該第1可変減衰制御部からの光について、光送信用方路か、又は前記光送信用方路と異なる他方路のいずれか一方を通じて選択的に切り替えて出力する第1スイッチと、外部からの光か又は該第1スイッチの前記他方路からの光のいずれか一方を選択的に切り替えて該第2可変減衰制御部に出力する第2スイッチと、をそなえたことを特徴としている。
(2)また、上記(1)において、該第1可変減衰制御部は、該光出力部で出力された光について第1制御信号により減衰量可変で減衰させる第1減衰器と、前記第1制御信号を出力することにより該第1減衰器での減衰量を制御する第1減衰器制御部と、により構成され、該第2可変減衰制御部は、該受光部への光について第2制御信号により減衰量可変で減衰させる第2減衰器と、前記第2制御信号を出力することにより該第2減衰器での減衰量を制御する第2減衰器制御部と、により構成することとしてもよい。
(3)さらに、上記(2)において、該受光部は、該第1スイッチおよび該第2スイッチでの切り替えを通じて該光出力部からの光を受光して電気信号として出力しうるように構成され、該第1減衰器制御部は、該光出力部からの光について該受光部で受光して得られる電気信号に基づいて、該第1減衰器での減衰量を制御する一方、該第2減衰器制御部は、該光出力部からの光について該受光部で受光して得られる電気信号に基づいて、該第1および該第2減衰器での減衰量を制御することもできる。
(4)また、上記(3)において、前記光送信用方路から出力される光をモニタする光モニタ部をそなえ、該第1減衰器制御部は、該第1スイッチが前記光送信用方路から該第1可変減衰制御部からの光を出力する場合には、該光モニタ部でのモニタ結果に基づいて、該第1減衰器での減衰量を制御する一方、該第1スイッチの他方路への切り替えおよび該第2スイッチでの切り替えを通じて該光出力部からの光を該受光部で受光して電気信号として出力する場合には、該受光部からの電気信号に基づいて、該第1減衰器および該第2減衰器での減衰量を制御することもできる。
(5)さらに、上記(1)において、該第1および該第2スイッチの切り替えを制御するスイッチ制御部をそなえ、該スイッチ制御部は、少なくとも該第2スイッチを、前記外部からの光を該第2可変減衰制御部へ出力すべく切り替え制御する運用モードと、該第1スイッチを、前記他方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、第2スイッチを、前記第1スイッチの前記他方路からの光を該第2可変減衰制御部を介して該受光部へ出力すべく切り替え制御する非運用モードと、のいずれか一方の制御モードで該第1および該第2スイッチを切り替え制御することとしてもよい。
(6)また、本発明の光送受信装置は、上記(1)の光送受信モジュールを複数冗長にそなえるとともに、前記冗長にそなえられた光送受信モジュールのうちの一を現用とする一方、他を予備として動作させるべく各光送受信モジュールを制御する制御部をそなえたことを特徴としている。
(7)また、上記(6)において、該制御部は、前記現用とする前記光送受信モジュールをなす該第1スイッチを、前記光送信用方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、前記現用とする前記光送受信モジュールをなす該第2スイッチを、外部からの光を該第2可変減衰制御部に出力すべく切り替え制御する一方、前記予備とする前記光送受信モジュールをなす該第1スイッチを、前記他方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、第2スイッチを、前記第1スイッチの前記他方路からの光を該第2可変減衰制御部を介して該受光部へ出力すべく切り替え制御する送信非運用モードと、のいずれか一方の制御モードで該第1および該第2スイッチを切り替え制御することとしてもよい。
(8)さらに、上記(6)又は(7)において、前記複数冗長にそなえられた各光送受信モジュールからの光方路を束ねて伝送路へ送信出力する送信光カプラと、前記伝送路を通じて伝送されてきた光について前記各光送受信モジュールへの光方路に分岐する受信光カプラと、を更にそなえることとしてもよい。
(9)また、本発明の波長多重光送受信装置は、上記(6)の構成を有する光送受信装置が、送受信する光波長ごとに複数そなえられたことを特徴としている。
(10)さらに、本発明の光送受信モジュールの管理制御方法は、光を出力する光出力部と、入力される光を受光する受光部と、該光出力部から出力された光について第1制御信号により減衰量可変で減衰させる第1減衰器と、該受光部に入力される光について第2制御信号により減衰量可変で減衰させる第2減衰器と、をそなえた光送受信モジュールにおける該第1減衰器および該第2減衰器での可変減衰を管理制御する方法であって、前記光送受信モジュールにおける立ち上げ時は、減衰量を固定とした該第1減衰器からの光について、光送信用方路と異なる他方路を通じて、任意の減衰量とした該第2減衰器へ出力するとともに、該第2減衰器を制御する第2減衰器制御部は、該第2減衰器から出力された光の該受光部での受光結果に基づいて、該第2減衰器に対する第2制御信号と減衰量との関係を管理し、任意の減衰量とした該第1減衰器からの光について、光送信用方路と異なる他方路を通じて、減衰量を固定とした該第2減衰器へ出力するとともに、該第1減衰器を制御する第1減衰器制御部は、該第2減衰器から出力された光の該受光部での受光結果に基づいて、該第1減衰器に対する第1制御信号と減衰量との関係を管理することを特徴としている。
(11)さらに、上記(10)において、前記光送受信モジュールにおける運用時は、該光出力部から出力される光を該第1減衰器を介し光送信用方路を通じて出力する一方、該光送信用方路から出力された光をモニタし、該第1減衰器制御部は、前記モニタ結果に応じた前記第1制御信号を、該第1減衰器に出力することにより該第1減衰器の減衰量を制御するとともに、該第2減衰器制御部は、該受光部での受光結果に応じた前記第2制御信号を、該第2減衰器に出力することにより該第2減衰器の減衰量を制御することとしてもよい。
このように、本発明によれば、第1,第2スイッチにより、受信信号光が未入力であっても、第2可変減衰制御部での減衰量を制御することができるので、受信信号光の入力レベルを常に適正範囲に安定化させることができる利点がある。
本発明の一実施形態にかかる光送受信装置を示す図である。 本発明の一実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の関連技術を説明する図である。 本発明の関連技術を説明する図である。 本発明の関連技術を説明する図である。 本発明の関連技術を説明する図である。
符号の説明
1 光送受信回路
1a 光送信部(光出力部)
1b 光受信部
1b′ フォトダイオード(受光部)
2 可変光減衰器(第1減衰器)
3 光スイッチ(第1スイッチ)
4 カプラ
5 光モニタ(光モニタ部)
6 VOA制御部(第1減衰器制御部)
7 光スイッチ(第2スイッチ)
8 可変光減衰器(第2減衰器)
9 VOA制御部(第2減衰器制御部)
10 光送受信装置
11A,11B 光送受信モジュール
12 第1可変減衰制御部
13 第2可変減衰制御部
20 冗長監視制御部
100 WDM光通信システム
101 WDM伝送路
102 光増幅中継装置
103 WDM伝送装置(波長多重光送受信装置)
111 送受信モジュール
112−1〜112−n 光送受信部
113−1〜113−n 冗長多重分離部
113a,113b カプラ
114 光多重分離部
115 光増幅部
116 光送受信回路
117 スイッチ
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。又、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及び作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなる。
〔A〕本発明の一実施形態の説明
図1は本発明の一実施形態にかかる光送受信装置を示す図である。この図1に示す光送受信装置10は、例えば前述の図6に示すWDM伝送装置(波長多重光送受信装置)103においてWDMにおけるチャンネルごとの光送受信部(符号112参照)としてそなえることができるものである。即ち、光送受信装置10は、図6に示す符号113〜115の構成要素とともに波長多重光送受信装置を構成することができる。尚、図1中、図6,図8と同一の符号(113,113a,113b)は、ほぼ同様の部分を示している。
ここで、本実施形態における光送受信装置10においても、前述の図8に示すものと同様に、同一構成の2つの送受信モジュール11A,11Bが二重化されており、これらの送受信モジュール11A,11Bは、冗長監視制御部20による制御を通じて、運用中は一方を現用とし他方を予備として使用されるようになっている。ここで、各送受信モジュール11A,11Bは、ともに、光送受信回路1,可変光減衰器(VOA)2,光スイッチ(光SW)3,カプラ4,光モニタ(PD)5,VOA制御部6,光スイッチ(光SW)7,可変光減衰器(VOA)8およびVOA制御部9をそなえる。以下においては、特に区別する場合を除いて、各送受信モジュール11A,11Bにおける構成要素を共通に説明する。
光送受信回路1は、送信信号光(Tx)を出力する光送信部(光出力部)1aをそなえるとともに、冗長多重分離部113を通じて入力される受信信号光(Rx)を受光し電気信号として出力するフォトダイオード(受光部、PD)1b′を有する光受信部1bをそなえて構成される。
また、可変光減衰器(VOA)2は、光送信部1aから出力される送信信号光について減衰量可変で減衰させる第1減衰器である。更に、VOA制御部6は、第1制御信号を可変光減衰器2に出力することにより可変光減衰器2での減衰量を制御する第1減衰器制御部である。これにより、例えば、可変光減衰器2においては、VOA制御部6からの制御を受けて、他のチャンネルの送信信号光との間でレベルが等化されるように目標減衰量が設定されて、送信信号光を可変減衰させることができるようになっている。従って、上述の可変光減衰器2およびVOA制御部6により、光送信部1aから出力された光について可変減衰制御する第1可変減衰制御部12を構成する。
さらに、可変光減衰器(VOA)8は、光受信部1bをなすフォトダイオード1b′に入力される光について減衰量可変で減衰させる第2減衰器である。更に、VOA制御部9は、第2制御信号を可変光減衰器8に出力することにより可変光減衰器8での減衰量を制御する第2減衰器制御部である。これにより、例えば、可変光減衰器8においては、フォトダイオード1b′で受光する光について、適正な受光レベルに調整することができるようになる。従って、上述の可変光減衰器8およびVOA制御部9により、フォトダイオード1b′に入力される光について可変減衰制御する第2可変減衰制御部13を構成する。
さらに、光スイッチ(第1スイッチ)3は、可変光減衰器2からの送信信号光について、光送信用方路(A)か、又は光送信用方路(A)と異なる他方路(B)のいずれか一方を通じて選択的に切り替えて出力する、1入力2出力の光スイッチである。
さらに、光スイッチ(第2スイッチ)7は、外部からの光か又は光スイッチ3の上述の他方路(B)からの光のいずれか一方を選択的に切り替えて可変光減衰器8に出力する第2スイッチである。具体的には、冗長多重分離部113に接続されて外部からの光を導入する入力方路(C)と、上述の光スイッチ3の他方路(B)が接続された入力方路(D)と、をそなえ、これら2つの入力方路(C,D)のいずれか一方からの光を、可変光減衰器8に選択的に切り替えて出力する。
なお、上述の冗長監視制御部20は、上述の各送受信モジュール11A,11Bにおける光スイッチ3,7の切り替えを制御することにより、これら送受信モジュール11A,11Bにおける現用/予備を切り替えることができるようになっている。従って、冗長監視制御部20は、冗長にそなえられた光送受信モジュール11A,11Bのうちの一を現用とする一方、他を予備として動作させるべく各光送受信モジュール11A,11Bを制御する制御部である。
ここで、現用とすべき送受信モジュール(図1においては11A)においては、冗長監視制御部20による制御を通じて、光スイッチ3を光送信用方路(A)に切り替えるとともに光スイッチ7を冗長多重分離部113が接続された入力方路(C)に切り替えるように制御する。又、予備とすべき送受信モジュール(図1においては11Bを)の光スイッチ3については他方路(B)に切り替えるとともに、光スイッチ7については光スイッチ3の他方路(B)が接続された入力方路(D)に切り替える。
したがって、冗長監視制御部20は、光スイッチ3,7の切り替えを制御するスイッチ制御部であり、このスイッチ制御を通じて、各送受信モジュール11A,11Bを、運用モードおよび非運用モードのいずれか一方で動作するように切り替えることができる。ここで、運用モードは、少なくとも光スイッチ7を外部からの光を可変光減衰器8へ出力すべく、本実施形態においては更に光スイッチ3を光送信部1aからの送信信号光が冗長多重分離部113へ出力される動作モードである。
また、非運用モードは、光スイッチ3を、他方路(B)を通じて可変光減衰器2からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、光スイッチ7を、光スイッチ3の他方路(B)からの光を可変光減衰器2,8を介してフォトダイオード1b′へ出力すべく切り替え制御する動作モードである。
ここで、この図1に示すように、送受信モジュール11Aを現用とすることにより、当該送受信モジュール11Aと冗長多重分離部113との間で送信信号光および受信信号光がやり取りされるようになっている。一方、予備とした送受信モジュール11Bにおいては、光送受信回路1をなす光送信部1aから出力された送信信号光について、可変光減衰器2,光スイッチ3,7および後述の可変光減衰器8を通じて光受信部1bのフォトダイオード1b′で受信することができるようになっている。換言すれば、受光部をなすフォトダイオード1b′は、光スイッチ3,7での切り替えを通じて光送信部1aからの光を受光して電気信号として出力することができるようになっている。
また、カプラ4は、光スイッチ3から光送信用方路を通じて出力された送信信号光を2分岐し、一方は送信信号光出力として冗長多重分離部113に出力する一方、他方は光モニタ5に出力する。光モニタ5は、カプラ4で分岐された送信信号光パワーをモニタすることにより、その光パワーに応じた強度の電気信号をVOA制御部6に出力するようになっている。
これにより、例えば図1に示すように、現用とする送受信モジュール(ここでは11A)のVOA制御部6においては、光スイッチ3およびカプラ4を経由して光モニタ5に入力される送信信号光パワーのモニタ結果に基づいて、可変光減衰器2の減衰量を制御することができるので、送信信号光のレベルを調整することができるようになる。又、VOA制御部9においては、光スイッチ7を介して入力される受信信号光のフォトダイオード1b′でのモニタ信号に基づいて、可変光減衰器8の減衰量を制御することができる。
さらに、予備とする送受信モジュール(ここでは11B)のVOA制御部6においては、光スイッチ3,7を経由した光送信部1aからの光(送信信号光)のモニタ結果をフォトダイオード1b′から受け取ることにより、可変光減衰器2を制御することができ、これにより、待機時において可変光減衰器2に対する制御電気信号と光減衰量との対応について保持しておくことができる。又、予備とする送受信モジュール11BのVOA制御部9においては、同様に光スイッチ3,7を経由した光送信部1aからの光のモニタ結果をフォトダイオード1b′から受け取ることにより、可変光減衰器8を制御することができ、これにより、受信信号光が入力されていない待機時においても可変光減衰器8に対する制御電気信号と光減衰量との対応について保持しておくことができる。
したがって、第1減衰器制御部としてのVOA制御部6は、光スイッチ3が光送信用方路Aから可変光減衰器2からの光を出力する場合には、光モニタ部5でのモニタ結果に基づいて、可変光減衰器2での減衰量を制御する一方、光スイッチ3の他方路Bへの切り替えおよび光スイッチ7での切り替えを通じて、フォトダイオード1b′で光送信部1aからの光を受光して電気信号として出力する場合には、フォトダイオード1b′からの電気信号に基づいて、可変光減衰器2および可変光減衰器8での減衰量を制御することができる。
上述のごとく構成された光送受信装置1の動作について、特に送受信モジュール11Aでの動作に着目して、図2〜図5を参照しながら以下に説明する。
まず、光送受信装置10の立ち上げ時、例えば、図6に示すWDM伝送装置に適用した場合における当該光送受信装置10が担うチャンネルを増設するときにおいては、現用とする送受信モジュール(例えば11A)において、それぞれの可変光減衰器3の減衰量が最大となる制御電気信号の値(例えば電流値)を検出する。尚、予備とする送受信モジュールにおいても同様に制御電気信号の値を検出する。
たとえば、図3に示すように、冗長監視制御部20からの制御に基づいて、送受信モジュール11Aの光スイッチ3の出力方路Bと光スイッチ7の入力方路Dとを接続し、光送信部1aから出力される光を光受信部1b側に接続する(図2のステップA1)。
ついで、VOA制御部6からの制御電気信号(電流信号)を「0」とし、可変光減衰器2の減衰量を最小値(=0[dB])に固定とするとともに、可変光減衰器2を透過してきた光送信部1aからの出力光をフォトダイオード1b′で受光し、受光した光の強度に応じた電気信号(モニタ信号)をVOA制御部9に出力する。このとき、光送信部1aから出力される光の強度は、安全にフォトダイオード1b′で受光できるように定格を定めておくことができる。
そして、VOA制御部9では、フォトダイオード1b′から出力されたモニタ信号に基づいて、可変光減衰器8に対する制御電気信号の可変により減衰量を可変することを通じて、可変光減衰器8での減衰量が最大となる電流値(制御電気信号)を検出する(ステップA2)。このように検出された電流値については、VOA制御部9において保持しておく(ステップA3)。
ついで、VOA制御部9からの制御電気信号(電流信号)を「0」とし、可変光減衰器8の減衰量を最小値(=0[dB])に固定とするとともに、可変光減衰器2を透過してきた光送信部1aからの出力光をフォトダイオード1b′で受光し、受光した光の強度に応じた電気信号(モニタ信号)をVOA制御部6に出力する。そして、VOA制御部6では、フォトダイオード1b′から出力されたモニタ信号に基づいて、可変光減衰器2に対する制御電気信号の可変により減衰量を可変することを通じて、可変光減衰器2での減衰量が最大となる電流値(制御電気信号)を検出する(ステップA4)。更に、このように検出された電流値については、VOA制御部6において保持しておく(ステップA5)。
上述のごとく可変光減衰器2,8において最大減衰量が得られる制御電気信号の検出を完了すると、各VOA制御部6,9においては、それぞれ、可変光減衰器2,8を減衰量最大に固定制御することにより、送受信モジュール11Aの立ち上げ動作は終了となる(ステップA6)。
つぎに、上述のごとき立ち上げ動作が完了した後における通常運用動作の具体例について説明する。即ち、上述のごとき立ち上げ動作が完了すると、冗長監視制御部20による制御に基づいて、現用とする送受信モジュールと冗長多重分離部113との間で信号光を導通させるとともに、VOA2,8における減衰量を減少させて目標とする光レベルとなるように制御を行なう。
具体的には、例えば図5に示すように、現用とする送受信モジュール(図5では11A)における光スイッチ3の出力を出力方路Aに、光スイッチ7の入力方路を入力方路Cに、それぞれ切り替える(図4(a)のステップB1)。ついで、送信側のVOA制御部6では、フォトダイオード5の受光レベルに応じたモニタ信号に基づいて可変光減衰器2の減衰量を制御し、減衰量最大の状態から制御を開始し、徐々に減衰量を減少させて、最終目標の出力設定レベルとなり次第光レベル一定制御に移行し、以降継続して一定制御を行なう(ステップB2)。
さらに、受信側のVOA制御部9では、フォトダイオード1b′の受光レベルに応じたモニタ信号に基づいて可変光減衰器8の減衰量を制御し、減衰量最大の状態から制御を開始し、徐々に減衰量を減少させて、最終目標の光受信部1b(Rxポート)での最適受信レベルとなり次第光レベル一定制御に移行し、以降継続して一定制御を行なう(ステップB3)。
また、上述のごとき立ち上げ動作が完了した後の予備とする送受信モジュール(図5では11B)では、冗長監視制御部20での制御を通じて、光スイッチ3の出力方路Bと光スイッチ7の入力方路Dとを継続して接続させて(図4(b)のステップC1)、可変光減衰器2,8での減衰量を最大としながら、光送信部1aからの出力信号光を光受信部1bで受信することにより信号監視を開始し、以降継続して監視する(ステップC2)。尚、監視結果となる情報については、冗長監視制御部20に出力することができる。
このように、本実施形態によれば、光スイッチ3,7により、受信信号光が未入力であっても、受信信号光用の可変光減衰器での減衰量を制御することができるので、受信信号光の入力レベルを常に適正範囲に安定化させることができる利点がある。
〔B〕その他
本発明によれば、上述した実施形態にかかわらず、種々変形して実施することができる。
その他、上述した実施形態の開示により、当業者であれば本発明の装置を製造することが可能である。

Claims (11)

  1. 光を出力する光出力部と、
    入力される光を受光し、前記受光した光強度に応じた強度の電気信号を出力する受光部と、
    該光出力部から出力された光について可変減衰制御する第1可変減衰制御部と、
    該受光部に入力される光について可変減衰制御する第2可変減衰制御部と、
    該第1可変減衰制御部からの光について、光送信用方路か、又は前記光送信用方路と異なる他方路のいずれか一方を通じて選択的に切り替えて出力する第1スイッチと、
    外部からの光か又は該第1スイッチの前記他方路からの光のいずれか一方を選択的に切り替えて該第2可変減衰制御部に出力する第2スイッチと、をそなえたことを特徴とする、光送受信モジュール。
  2. 該第1可変減衰制御部は、該光出力部で出力された光について第1制御信号により減衰量可変で減衰させる第1減衰器と、前記第1制御信号を出力することにより該第1減衰器での減衰量を制御する第1減衰器制御部と、により構成され、
    該第2可変減衰制御部は、該受光部への光について第2制御信号により減衰量可変で減衰させる第2減衰器と、前記第2制御信号を出力することにより該第2減衰器での減衰量を制御する第2減衰器制御部と、により構成されたことを特徴とする、請求項1記載の光送受信モジュール。
  3. 該受光部は、該該第1スイッチおよび該第2スイッチでの切り替えを通じて該光出力部からの光を受光して電気信号として出力しうるように構成され、
    該第1減衰器制御部は、該光出力部からの光について該受光部で受光して得られる電気信号に基づいて、該第1減衰器での減衰量を制御する一方、
    該第2減衰器制御部は、該光出力部からの光について該受光部で受光して得られる電気信号に基づいて、該第1および該第2減衰器での減衰量を制御することを特徴とする、請求項2記載の光送受信モジュール。
  4. 前記光送信用方路から出力される光をモニタする光モニタ部をそなえ、
    該第1減衰器制御部は、該第1スイッチが前記光送信用方路から該第1可変減衰制御部からの光を出力する場合には、該光モニタ部でのモニタ結果に基づいて、該第1減衰器での減衰量を制御する一方、該第1スイッチの他方路への切り替えおよび該第2スイッチでの切り替えを通じて該光出力部からの光を該受光部で受光して電気信号として出力する場合には、該受光部からの電気信号に基づいて、該第1減衰器および該第2減衰器での減衰量を制御することを特徴とする、請求項3記載の光送受信モジュール。
  5. 該第1および該第2スイッチの切り替えを制御するスイッチ制御部をそなえ、
    該スイッチ制御部は、
    少なくとも該第2スイッチを、前記外部からの光を該第2可変減衰制御部へ出力すべく切り替え制御する運用モードと、
    該第1スイッチを、前記他方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、第2スイッチを、前記第1スイッチの前記他方路からの光を該第2可変減衰制御部を介して該受光部へ出力すべく切り替え制御する非運用モードと、のいずれか一方の制御モードで該第1および該第2スイッチを切り替え制御することを特徴とする、請求項1記載の光送受信モジュール。
  6. 請求項1記載の光送受信モジュールを複数冗長にそなえるとともに、
    前記冗長にそなえられた光送受信モジュールのうちの一を現用とする一方、他を予備として動作させるべく各光送受信モジュールを制御する制御部をそなえたことを特徴とする、光送受信装置。
  7. 該制御部は、
    前記現用とする前記光送受信モジュールをなす該第1スイッチを、前記光送信用方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、前記現用とする前記光送受信モジュールをなす該第2スイッチを、外部からの光を該第2可変減衰制御部に出力すべく切り替え制御する一方、
    前記予備とする前記光送受信モジュールをなす該第1スイッチを、前記他方路を通じて該第1可変減衰制御部からの光を出力すべく切り替え制御するとともに、第2スイッチを、前記第1スイッチの前記他方路からの光を該第2可変減衰制御部を介して該受光部へ出力すべく切り替え制御する送信非運用モードと、のいずれか一方の制御モードで該第1および該第2スイッチを切り替え制御することを特徴とする、請求項6記載の光送受信装置。
  8. 前記複数冗長にそなえられた各光送受信モジュールからの光方路を束ねて伝送路へ送信出力する送信光カプラと、前記伝送路を通じて伝送されてきた光について前記各光送受信モジュールへの光方路に分岐する受信光カプラと、を更にそなえたことを特徴とする、請求項6又は7記載の光送受信装置。
  9. 請求項6記載の構成を有する光送受信装置が、送受信する光波長ごとに複数そなえられたことを特徴とする、波長多重光送受信装置。
  10. 光を出力する光出力部と、入力される光を受光する受光部と、該光出力部から出力された光について第1制御信号により減衰量可変で減衰させる第1減衰器と、該受光部に入力される光について第2制御信号により減衰量可変で減衰させる第2減衰器と、をそなえた光送受信モジュールにおける該第1減衰器および該第2減衰器での可変減衰を管理制御する方法であって、
    前記光送受信モジュールにおける立ち上げ時は、
    減衰量を固定とした該第1減衰器からの光について、光送信用方路と異なる他方路を通じて、任意の減衰量とした該第2減衰器へ出力するとともに、
    該第2減衰器を制御する第2減衰器制御部は、該第2減衰器から出力された光の該受光部での受光結果に基づいて、該第2減衰器に対する第2制御信号と減衰量との関係を管理し、
    任意の減衰量とした該第1減衰器からの光について、光送信用方路と異なる他方路を通じて、減衰量を固定とした該第2減衰器へ出力するとともに、
    該第1減衰器を制御する第1減衰器制御部は、該第2減衰器から出力された光の該受光部での受光結果に基づいて、該第1減衰器に対する第1制御信号と減衰量との関係を管理することを特徴とする、光送受信モジュールの管理制御方法。
  11. 前記光送受信モジュールにおける運用時は、
    該光出力部から出力される光を該第1減衰器を介し光送信用方路を通じて出力する一方、
    該光送信用方路から出力された光をモニタし、
    該第1減衰器制御部は、前記モニタ結果に応じた前記第1制御信号を、該第1減衰器に出力することにより該第1減衰器の減衰量を制御するとともに、
    該第2減衰器制御部は、該受光部での受光結果に応じた前記第2制御信号を、該第2減衰器に出力することにより該第2減衰器の減衰量を制御することを特徴とする、請求項10記載の光送受信モジュールの管理制御方法。
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