JP2014175835A - 光伝送システム - Google Patents

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JP2014175835A JP2013046543A JP2013046543A JP2014175835A JP 2014175835 A JP2014175835 A JP 2014175835A JP 2013046543 A JP2013046543 A JP 2013046543A JP 2013046543 A JP2013046543 A JP 2013046543A JP 2014175835 A JP2014175835 A JP 2014175835A
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Abstract

【課題】光パス切替時の信号疎通を高速に行う。
【解決手段】光伝送システム10は、光信号を送信するトランスポンダ13Dと、トランスポンダ13Dからの光信号を2つに分岐する光分岐部17Dと、分岐された光信号をそれぞれ伝送する現用系光伝送路21および予備系光伝送路21’と、現用系光伝送路21および予備系光伝送路21’を通った2つの光信号からいずれか一つを選択する光スイッチ32Aであって、選択中の光信号が入力断となった場合に別の光信号に切り替える光スイッチ32Aと、光スイッチ32Aにより選択された光信号を受信するトランスポンダ13Aと、光スイッチ18Aに入力される複数の光信号の光レベルが略同一となるよう各光信号の光レベルを調整する現用系可変光減衰器20Aおよび予備系可変光減衰器20’とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、光伝送路を介して光信号の送受信を行う光伝送システムに関する。
従来のメトロ系の光伝送システムは、光ファイバによって単一のリングを形成した伝送路網(「リング網」と呼ぶ)が主に用いられている。リング網の構成では、一般的に、1つの波長に対してトランスポンダを2枚用いるLight Guard方式と、1つの波長に対してトランスポンダを1枚用いるOUPSR(Optical Unidirectional Path Switched Ring)方式という冗長方式をとることで、光ファイバ断線等の障害時に高速でサービス復旧を行うことができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、Light Guard方式を採用したリング状光伝送システムの一例を示す。図1に示す光伝送システム100は、第1ノード111A、第2ノード111B、第3ノード111C、第4ノード111D、および第5ノード111Eを備える。これら5つのノードは、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)装置であり、光ファイバによりリング状に接続されている。
ここでは、第4ノード111Dを送信側ノードとし、第1ノード111Aを受信側ノードとして説明する。送信側ノードである第4ノード111Dは、光分岐部117Dと、ある1つの波長に対応する2枚のトランスポンダ(現用系トランスポンダ113Dおよび予備系トランスポンダ113D’)と、OADM部112Dとを備える。受信側ノードである第1ノード111Aは、OADM部112Aと、1つの波長に対応する2枚のトンラスポンダ113A,113A’と、光結合部118Aとを備える。
第4ノード111Dの光分岐部117Dには、クライアント側の端末装置116Dから任意波長の光信号が入力される。この光信号は、光分岐部117Dにより二つに分岐され、現用系トランスポンダ113Dおよび予備系トランスポンダ113D’に入力される。現用系トランスポンダ113Dおよび予備系トランスポンダ113D’は、それぞれ、入力された光信号をナローバンドの光信号に変換し、OADM部112Dに出力する。OADM部112Dは、光信号の挿入、分岐および多重化を行う。
図1に示す光伝送システム100において、トランスポンダ113Dから出力された光信号(「現用系光信号」と呼ぶ)は、OADM部112Dを介して現用系光伝送路121に送出される。この現用系光信号は、現用系光伝送路121上に位置する第3ノード111C、第2ノード111Bを経由して、第1ノード111Aに到達する(現用系光信号の経路を実線で示す)。一方、トランスポンダ113Dから出力された光信号(「予備系光信号」と呼ぶ)は、OADM部112Dを介して予備系光伝送路121’に送出される。この予備系光信号は、予備系光伝送路121’上に位置する第5ノード111Eを経由して、第1ノード111Aに到達する(予備系光信号の経路を破線で示す)。
現用系光信号は、第1ノード111AのOADM部112Aにてドロップされ、現用系トランスポンダ113Aにより受信される。一方、予備系光信号は、OADM部112Aにてドロップされ、予備系トランスポンダ113A’により受信される。このようにLight Guard方式では、OADM部112Aでドロップされた現用系光信号と予備系光信号は、異なるトランスポンダで受信される。
通常運用状態においては、現用系トランスポンダ113Aは受信した現用系光信号を電気信号に変換し、所定の信号処理を行った後、再度光信号に変換して光結合部118Aに出力する。一方、予備系トランスポンダ113A’は受信した予備系光信号を電気信号に変換し、所定の信号処理を行った後、再度光信号に変換するが、光結合部118Aへの出力は停止する。これにより、光結合部118Aにおいて現用系トランスポンダ113Aおよび予備系トランスポンダ113A’からの光信号が衝突することなく、クライアント側の端末装置116Aは光信号を受信できる。
現用系光伝送路121に障害が発生したとき、予備系トランスポンダ113A’は、光結合部118Aへの光信号の出力を開始する。一方、現用系トランスポンダ113Aは光信号の出力を停止する。これにより、現用系光伝送路121から予備系光伝送路121’に光パスが切り替わり、通信サービスを復旧することができる。
図2は、OUPSR方式を採用したリング状光伝送システムの一例を示す。図2に示す光伝送システム200は、第1ノード211A、第2ノード211B、第3ノード211C、第4ノード211D、および第5ノード211Eを備える。これら5つのノードは、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)装置であり、光ファイバによりリング状に接続されている。
ここでは、第4ノード211Dを送信側ノードとし、第1ノード211Aを受信側ノードとして説明する。送信側ノードである第4ノード211Dは、1つの波長に対応する1枚のトランスポンダ213Dと、光分岐部217Dと、OADM部212Dとを備える。受信側ノードである第1ノード211Aは、OADM部212Aと、光スイッチ218Aと、1つの波長に対応する1枚のトランスポンダ213Aとを備える。
第4ノード211Dの光分岐部217Dには、クライアント側の端末装置216Dから任意波長の光信号が入力される。トランスポンダ213Dは、入力された光信号をナローバンドの光信号に変換し、光分岐部217Dに出力する。この光信号は、光分岐部217Dにより現用系光信号と予備系光信号とに分岐される。
現用系光信号は、OADM部212Dを介して現用系光伝送路221に送出される。この現用系光信号は、現用系光伝送路221上に位置する第3ノード211C、第2ノード211Bを経由して、第1ノード211Aに到達する(現用系光信号の経路を実線で示す)。一方、予備系光信号は、OADM部212Dを介して予備系光伝送路221’に送出される。この予備系光信号は、予備系光伝送路221’上に位置する第5ノード211Eを経由して、第1ノード211Aに到達する(予備系光信号の経路を破線で示す)。
現用系光信号は、第1ノード211AのOADM部212Aにてドロップされ、光スイッチ218Aに入力される。一方、予備系光信号もまた、OADM部112Aにてドロップされ、光スイッチ218Aに入力される。
通常運用状態においては、光スイッチ218Aは、光パスとして現用系光伝送路221を選択するよう設定されている。光スイッチ218Aから出力された現用系光信号は、トランスポンダ213Aに入力される。トランスポンダ213Aは受信した現用系光信号を電気信号に変換し、所定の信号処理を行った後、再度光信号に変換して端末装置216Aに出力する。
現用系光伝送路221に障害が発生したとき、光スイッチ218Aは、予備系光伝送路221’に光パスを切り替える。これにより、光スイッチ218Aからトランスポンダ213Aに予備系光信号が入力されるので、通信サービスを復旧することができる。
特開2011−259129号公報
上述したように、Light Guard方式は、1つの波長に対して2枚のトランスポンダを準備する必要があるため、コストが高くなりがちである。一方、OUPSR方式は、1つの波長に対して必要なトランスポンダは1枚であるため、低コストで冗長構成をとることができる。
しかしながら、OUPSR方式には以下のような課題がある。現用系光伝送路221と予備系光伝送路221’は、距離、中継ノード数、多重化される波長数などが異なる。そのため、伝送距離や伝送路損失の差などにより、光スイッチ218Aに入力される現用系光信号と予備系光信号との間に数dB程度の光レベル差(例えば7dB程度の光レベル差)が生じる。従って、OUPSR方式において、現用系光伝送路から予備系光伝送路に光パスが切り替えられた場合、トランスポンダ213Aに入力される光レベルが急激に切り替わることになる。
従来の例えば10Gbpsの光伝送システムでは、直接検波方式を採用しているため、現用系光信号と予備系光信号との間に数dB程度の光レベル差があっても、それがトランスポンダの受信器の入力ダイナミックレンジの範囲であれば、切り替え後の信号疎通までそれほど時間を要しなかった。例えば、高速デジタル通信方式の国際規格であるSONET/SDH規格では、障害発生時のサービス復旧は50msec以内に行わなければならないが、10Gbpsの光伝送システムでは特別な処理を行わずともこの規定を十分に満足することができた。
しかしながら、近年開発が進んでいる40Gbpsや100Gbpsの光伝送システムでは、通常、コヒーレント検波方式を採用しており、またDPSによって光信号の劣化の補償を行っているため、光パス切替時に現用系光信号と予備系光信号との間に光レベル差があると、信号疎通まで時間がかかり、例えばSONET/SDH規格である50msec以内のサービス復旧を達成できないおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、光パス切替時の信号疎通を高速に行うことのできる光伝送システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光伝送システムは、光信号を送信する光送信部と、光送信部からの光信号を複数に分岐する光分岐部と、分岐された光信号をそれぞれ伝送する複数の光伝送路と、複数の光伝送路を通った複数の光信号からいずれか一つを選択する光スイッチであって、選択中の光信号が入力断となった場合に別の光信号に切り替える光スイッチと、光スイッチにより選択された光信号を受信する光受信部と、光スイッチに入力される複数の光信号の光レベルが略同一となるよう各光信号の光レベルを調整する光レベル調整部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、光パス切替時の信号疎通を高速に行うことのできる光伝送システムを提供できる。
Light Guard方式を採用したリング状光伝送システムの一例を示す図である。 OUPSR方式を採用したリング状光伝送システムの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る光伝送システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光伝送システムにおける受信ノードの構成をより詳細に説明するための図である。 図5(a)および(b)は、本発明の実施形態における受信ノードの動作を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるトランスポンダへの入力光レベルの時間変化の一例を示す図である。 比較例における受信ノードの動作を説明するための図である。 比較例におけるトランスポンダへの入力光レベルの時間変化の一例を示す図である。 ノードの一実施形態を示す図である。 ノードの別の実施形態を示す図である。 ノードのさらに別の実施形態を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る光伝送システム10の構成を示す図である。図3に示す光伝送システム10は、第1ノード11A、第2ノード11B、第3ノード11C、第4ノード11D、および第5ノード11Eを備える。これら5つのノードは、OADM装置であり、光ファイバによりリング状に接続されている。光伝送システム10は、OUPSR方式を採用したリング型の光ネットワークを構成している。
ここでは、第4ノード11Dを送信側ノードとし、第1ノード11Aを受信側ノードとして説明するが、実際には各ノードは送信および受信の両方の機能を有する。
送信側ノードである第4ノード11Dは、1つの波長に対応する1枚のトランスポンダ13Dと、光分岐部としての光分岐部17Dと、OADM部12Dとを備える。
トランスポンダ13Dは、クライアント側から受信した任意波長の光信号を、光/電気変換し、クライアント側の光信号をOTU(Optical channel Transport Unit)フレームにマッピングしなおした後、ナローバンドの光信号に変換して光分岐部17Dに出力する。
光分岐部17Dは、トランスポンダ13Dからの光信号を現用系光信号と予備系光信号の2つに分岐し、OADM部12Dに出力する。なお、ここでは、光分岐部17Dは、光信号を2つに分岐しているが、3つ以上に分岐してもよい。この場合、2つ以上の予備系光信号が2つ以上の予備系光伝送路を通ることになる。
OADM部12Dは、光分岐部17Dからの現用系光信号および予備系光信号を、光伝送路にアド/ドロップ/スルー(Add/Drop/Through)する機能を有する。OADM部12Aは、例えば波長合波器、波長分波器および光スイッチから構成される。
現用系光信号は、OADM部12Dを介して現用系光伝送路21に送出される。この現用系光信号は、現用系光伝送路21上に位置する第3ノード11C、第2ノード11Bを経由して、第1ノード11Aに到達する(現用系光信号の経路を実線で示す)。一方、予備系光信号は、OADM部12Dを介して予備系光伝送路21’に送出される。この予備系光信号は、予備系光伝送路21’上に位置する第5ノード11Eを経由して、第1ノード11Aに到達する(予備系光信号の経路を破線で示す)。
受信側ノードである第1ノード11Aは、OADM部12Aと、OUPSR部32Aと、1つの波長に対応する1枚のトランスポンダ13Aとを備える。OUPSR部32Aは、現用系可変光減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)20Aと、予備系可変光減衰器20A’と、光スイッチ18とを備える。
現用系光伝送路21を通った現用系光信号は、第1ノード11AのOADM部12Aにてドロップされた後、現用系可変光減衰器20Aを介して光スイッチ18に入力される。一方、予備系光伝送路21’を通った予備系光信号は、OADM部12Aにてドロップされた後、予備系可変光減衰器20A’を介して光スイッチ18Aに入力される。
光スイッチ18Aは、現用系光信号および予備系光信号からいずれか一方を選択し、トランスポンダ13Aに出力する。通常運用状態においては、光スイッチ18Aは、現用系光信号を選択するよう設定されている。光スイッチ18Aから出力された現用系光信号は、トランスポンダ13Aに入力される。
現用系光伝送路21に障害が発生したとき、光スイッチ18Aは、予備系光信号を選択するよう切り替えられる。これにより、光スイッチ18Aからトランスポンダ13Aに予備系光信号が入力される。
トランスポンダ13Aは受信した現用系光信号または予備系光信号を光/電気変換し、OTUフレームをデマッピングした後、電気/光変換してクライアント側の端末装置16Aに出力する。
このように、本実施形態に係る光伝送システム10によれば、現用系光伝送路21に障害が発生したとしても、運用する光パスを予備系光伝送路21’に切り替えることができ、システムの信頼性を高めることができる。
図4は、本発明の実施形態に係る光伝送システムにおける受信ノードの構成をより詳細に説明するための図である。図4は、OADMノードの構成要素のうち、光信号の受信機能に関係する構成要素を図示している。
図4に示すように、受信ノード11は、OADM部12と、トランスポンダ13と、OADM部12とトランスポンダ13との間に設けられたOUPSR部32とを備える。
OUPSR部32は、光スイッチ18と、該光スイッチ18の前段に設けられた現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’と、現用系第1PD(Photo Diode)26と、予備系第1PD26’と、現用系第2PD27と、予備系第2PD27’と、現用系第1光分岐部28と、予備系第1光分岐部28’と、現用系第2光分岐部29と、予備系第2光分岐部29’と、監視制御部30とを備える。
現用系光伝送路21を通った現用系光信号は、受信ノード11のOADM部12にてドロップされた後、現用系第1光分岐部28に入力される。一方、予備系光伝送路21’を通った予備系光信号は、OADM部12Aにてドロップされた後、予備系第1光分岐部28’に入力される。
現用系可変光減衰器20の前段に設けられた現用系第1光分岐部28は、入力された現用系光信号を2つに分岐する。分岐された一方の現用系光信号は、現用系可変光減衰器20に入力され、他方の現用系光信号は、現用系第1PD26に入力される。現用系第1PD26は、現用系光信号の入力断検出を行うためのPDである。現用系第1PD26から出力される電気信号は、監視制御部30に出力される。
予備系可変光減衰器20’の前段に設けられた予備系第1光分岐部28’は、入力された予備系光信号を2つに分岐する。分岐された一方の予備系光信号は、予備系可変光減衰器20’に入力され、他方の予備系光信号は、予備系第1PD26’に入力される。予備系第1PD26’は、予備系光信号の入力断検出を行うためのPDである。予備系第1PD26’から出力される電気信号は、監視制御部30に出力される。
現用系可変光減衰器20は、入力された現用系光信号の減衰量、言い換えると現用系光信号の光レベルを調整し、現用系第2光分岐部29に出力する。現用系可変光減衰器20の減衰量は、監視制御部30により制御される。
予備系可変光減衰器20’は、入力された予備系光信号の減衰量、言い換えると予備系光信号の光レベルを調整し、予備系第2光分岐部29’に出力する。予備系可変光減衰器20’の減衰量は、監視制御部30により制御される。
現用系可変光減衰器20の後段に設けられた現用系第2光分岐部29は、入力された現用系光信号を2つに分岐する。分岐された一方の現用系光信号は、光スイッチ18に入力され、他方の現用系光信号は、現用系第2PD27に入力される。現用系第2PD27は、光スイッチ18に入力される現用系光信号の光レベルを検出するためのPDである。言い換えると、現用系可変光減衰器20の減衰量を調整するために設けられている。現用系第2PD27から出力される電気信号は監視制御部30に出力され、この電気信号に基づいて現用系可変光減衰器20の減衰量がフィードバック制御される。
予備系可変光減衰器20’の後段に設けられた予備系第2光分岐部29’は、入力された予備系光信号を2つに分岐する。分岐された一方の予備系光信号は、光スイッチ18に入力され、他方の予備系光信号は、予備系第2PD27’に入力される。予備系第2PD27’は、光スイッチ18に入力される予備系光信号の光レベルを検出するためのPDである。言い換えると、予備系可変光減衰器20’の減衰量を調整するために設けられている。予備系第2PD27’から出力される電気信号は監視制御部30に出力され、この電気信号に基づいて予備系可変光減衰器20’の減衰量がフィードバック制御される。
光スイッチ18は、監視制御部30からの指示に基づいて、入力された現用系光信号および予備系光信号からいずれか一方を選択し、トランスポンダ13に出力する2×1光スイッチである。通常運用状態においては、光スイッチ18は、現用系光信号を選択するよう設定されている。光スイッチ18から出力された現用系光信号は、トランスポンダ13に入力される。
現用系光伝送路21に障害が発生すると、現用系第1PD26により現用系光信号の入力断が検出されるので、監視制御部30は、選択光信号を予備系光信号に切り替えるよう光スイッチ18を制御する。光スイッチ18から出力された予備系光信号は、トランスポンダ13に入力される。
トランスポンダ13は、可変光減衰器22、受信した現用系光信号または予備系光信号を光/電気変換するナローバンドモジュール(NB Mod)23と、OTUフレームをデマッピングするLSI24と、LSI24からの信号を電気/光変換してクライアント側の端末装置16Aに出力するCFP25とから構成される。可変光減衰器22は、光スイッチ18からナローバンドモジュール23に入力される光信号の光レベルを調整するものである。本実施形態において、可変光減衰器22は必須の構成要素ではなく、省略されてもよい。可変光減衰器22が設けられる場合、可変光減衰器22の減衰量は固定値(例えば0dB)に設定されてよい。
OUPSR部32の監視制御部30は、現用系第1PD26、予備系第1PD26’からの信号に基づいて、現用系光信号、予備系光信号の入力断を検出する。また、監視制御部30は、現用系第1PD27、予備系第2PD27’からの信号に基づいて、現用系可変光減衰器20、予備系可変光減衰器20’の減衰量を制御する。ここで、本実施形態においては、監視制御部30は、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一となるよう現用系可変光減衰器20と予備系可変光減衰器20’の減衰量を制御する。
図5(a)および(b)は、本発明の実施形態における受信ノードの動作を説明するための図である。図5(a)は、通常運用時の動作を示し、図5(b)は、障害発生時の動作を示す。また、図6は、本発明の実施形態におけるトランスポンダへの入力光レベルの時間変化の一例を示す。図6において、実線はトランスポンダ13の可変光減衰器22への入力光レベルの時間変化を示し、点線はナローバンドモジュール23への入力光レベルの時間変化を示す。
図5(a)に示すように、通常運用時には、光スイッチ18は現用系光信号を選択してトランスポンダ13に出力する。図5(a)に示すように、OUPSR部32に入力される現用系光信号と予備系光信号との間には光レベル差がある(図5の例では、現用系光レベルよりも予備系光レベルが高い)が、監視制御部30が現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’の減衰量を制御することにより、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一に調整される。トランスポンダ13には、この光レベルが調整された現用系光信号が入力される。このとき、トランスポンダ13は光信号を正常に受信できている、すなわち信号疎通状態である(図6参照)。
現用系光伝送路に障害が発生して現用系光信号が入力断となると、監視制御部30は、予備系光信号を選択するよう光スイッチ18を切り替える(図5(b)参照)。このとき、トランスポンダ13への光入力が瞬間的に断となるので、信号疎通断が発生する(図6参照)。ここで、本実施形態では、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一に調整されているので、光スイッチ切替後にトランスポンダ13に入力される予備系光信号の光レベルは、光スイッチ切替前にトランスポンダ13に入力されていた現用系光信号の光レベルと略同一である(図6参照)。従って、光スイッチ切替後、すぐに信号を疎通させることができ、例えばSONET/SDH規格である50msec以内の高速のサービス復旧を達成できる。
ここで、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベル差の調整を行わない比較例について説明する。図7は、比較例における受信ノードの動作を説明するための図である。図7(a)は、通常運用時の動作を示し、図7(b)は、障害発生時の動作を示す。また、図8は、比較例におけるトランスポンダへの入力光レベルの時間変化の一例を示す。図8において、実線はトランスポンダ13の可変光減衰器22への入力光レベルの時間変化を示し、点線はナローバンドモジュール23への入力光レベルの時間変化を示す。
図7(a)および(b)に示すように、本比較例においては、OUPSR部32は、光スイッチ18の前段に現用系可変光減衰器および予備系可変光減衰器を備えていない。また、本比較例においては、ナローバンドモジュール23への入力光レベルが光スイッチ切替前後で略一定となるように、トランスポンダ13内の可変光減衰器22の減衰量が制御される。
図7(a)に示すように、通常運用時には、光スイッチ18は現用系光信号を選択してトランスポンダ13に出力する。図7(a)に示す受信ノードに到着した現用系光信号と予備系光信号との間には光レベル差がある(図7の例では、現用系光レベルよりも予備系光レベルが高い)が、この光レベル差は調整されずに、光スイッチ18からトランスポンダ13に現用系光信号が入力される。このとき、トランスポンダ13は光信号を正常に受信できている、すなわち信号疎通状態である(図8参照)。
現用系光伝送路に障害が発生して現用系光信号が入力断となると、監視制御部は、予備系光信号を選択するよう光スイッチ18を切り替える(図7(b)参照)。このとき、トランスポンダ13への光入力が瞬間的に断となるので、信号疎通断が発生する(図8参照)。ここで、本比較例では、現用系光信号と予備系光信号との間の光レベル差が調整されていないので、光スイッチ切替前とは異なる光レベルを有する予備系光信号がトランスポンダ13に入力される(図8の実線参照)。この段階では、光スイッチ切替前後で入力光レベルが急激に変化したことにより、信号を疎通させることができず、信号疎通断状態が継続している。その後、トランスポンダ13内の可変光減衰器22の減衰量が制御され、ナローバンドモジュール23への入力光レベルが光スイッチ切替前と略同一になると、信号が疎通している(図8の点線参照)。可変光減衰器22の減衰量制御には時間がかかるため、信号疎通断の期間が長くなり、例えばSONET/SDH規格である50msec以内の高速のサービス復旧を達成するのが難しくなる可能性がある。
なお、本実施形態では、上述したように光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一に調整されるが、「現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一」とは、現用系光信号と予備系光信号の光レベルが正確に一致している必要はなく、本発明の効果である高速な信号疎通を達成可能な程度に現用系光信号と予備系光信号の光レベル差が調整されていればよい。本発明者の実験および検討によれば、現用系光信号と予備系光信号の光レベル差を2dB以内とすれば、SONET/SDH規格である50msec以内のサービス復旧を達成可能である。
図9は、ノードの一実施形態を示す。図9に示すノード11は、図3に示すようなリング型の光ネットワークを構成するのに適したOADMノードである。ノード11は、第1方路と第2方路の2つの方路に光信号を伝送可能である。
図9に示すように、ノード11は、第1光アンプ部11aと、第2光アンプ部11bと、第1スイッチ部42aと、第2スイッチ部42bと、第1多重分離部34aと、第2多重分離部34bと、第1トランスポンダ13aと、第2トランスポンダ13bと、OUPSR部32とを備える。本実施形態では、第1トランスポンダ13aの前段にのみOUPSR部32が設けられている。第1スイッチ部42a、第2スイッチ部42bと、第1多重分離部34a、第2多重分離部34bとは、上述したOADM部を構成する。第1多重分離部34aは、MUX36aと、DMUX38aとを備える。第2多重分離部34bは、MUX36bと、DMUX38bとを備える。第1トランスポンダ13aと第2トランスポンダ13bは、異なる波長に対応するトランスポンダである。
第1光アンプ部40aは、第1方路から受信した波長多重光信号を増幅するとともに、第1スイッチ部42aからの波長多重光信号を増幅して第1方路に送出する機能を有する。第2光アンプ部40bは、第2方路から受信した波長多重光信号を増幅するとともに、第2スイッチ部42bからの波長多重光信号を増幅して第2方路に送出する機能を有する。
第1スイッチ部42aは、第1多重分離部34aのMUX36aからの光信号を波長多重光信号にアド(Add)する機能と、第1光アンプ部40aからの波長多重光信号から所定の波長の光信号をドロップ(Drop)して第1多重分離部34aのDMUX38aに出力する機能と、波長多重光信号をスルー(Through)する機能とを有する。第2スイッチ部42bは、第2多重分離部34bのMUX36bからの光信号を波長多重光信号にアドする機能と、第2光アンプ部40bからの波長多重光信号から所定の波長の光信号をドロップして第2多重分離部34bのDMUX38bに出力する機能と、波長多重光信号をスルー(Through)する機能とを有する。
MUX36a、36bは、入力された光信号を多重して第1スイッチ部42a、第2スイッチ部42bに出力する。DMUX38a、bは、入力された波長多重光信号を分波して、各波長に対応するトランスポンダに向けて出力する。
第1トランスポンダ13aの前段に設けられたOUPSR部32は、光分岐部17と、光スイッチ18と、現用系可変光減衰器20と、予備系可変光減衰器20’とを備える。
光分岐部17は、第1トランスポンダ13aのナローバンドモジュール23aから入力された光信号を2つに分岐する。分岐された一方の光信号は、第1多重分離部34aのMUX36aに入力され、他方の光信号は、第2多重分離部34bのMUX36bに入力される。
現用系可変光減衰器20には、第1多重分離部34aのDMUX38aで分波された光信号が入力される。予備系可変光減衰器20’には、第2多重分離部34bのDMUX38bで分波された光信号が入力される。なお、ここでは、第1方路からの光信号を現用系光信号とし、第2方路からの光信号を予備系光信号としている。
上述したように、現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’は、監視制御部(図4参照)により、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルが略同一となるよう減衰量が制御される。
光スイッチ18は、通常運用時には、現用系可変光減衰器20からの現用系光信号を選択して第1トランスポンダ13aに出力する。現用系光伝送路に障害が発生して現用系光信号が入力断となると、光スイッチ18は、選択する光信号を予備系光信号に切り替える。第1トランスポンダ13aに入力された現用系光信号または予備系光信号は、可変光減衰器22aを介してナローバンドモジュール23aに受信される。上述したように、光スイッチ18に入力される現用系光信号と予備系光信号の光レベルは略同一に調整されているので、光スイッチ切替後に第1トランスポンダ13aに入力される予備系光信号の光レベルは、光スイッチ切替前に第1トランスポンダ13aに入力されていた現用系光信号の光レベルと略同一である。従って、光スイッチ切替後、すぐに信号を疎通させることができ、高速に通信サービスを復旧できる。
図9に示すノード11において、第2トランスポンダ13bの前段にはOUPSR部が設けられていない。従って、第2トランスポンダ13bのナローバンドモジュール23bからの光信号は、直接第2多重分離部34bのMUX36bに入力される。また、第2多重分離部34bのDMUX38b分波された光信号は、直接第2トランスポンダ13bの可変光減衰器22bに入力される。
本実施形態においては、トランスポンダの前段にOUPSR部32を設けるだけで冗長構成を実現できるので、光伝送システム10の拡張性を高めることができる。また、本実施形態においては、冗長構成をとるトランスポンダ(ここでは第1トランスポンダ13a)と、冗長構成をとらないトランスポンダ(ここでは第2トランスポンダ13b)の構成を同じにできる。トランスポンダを別々の構成とする必要がないので、コスト的に有利である。
図10は、ノードの別の実施形態を示す。図10に示すノード50は、メッシュ型の光ネットワークを構成するのに適したROADM(Reconfigurable Add/Drop Multiplexer)ノードである。ROADMノードは、波長多重光信号から任意の波長の光信号をドロップできるとともに、逆に任意の波長の光信号を波長多重光信号にアドすることができる。図10に示すノード50において、図9に示すノード11と同一または対応する構成要素には同一の符号を付すとともに、重複する説明は適宜省略する。
図10に示すノード50において、第1スイッチ部42aは、1×8スプリッタ52aと、1×8WSS(波長選択スイッチ)モジュール54aとを備える。また、第2スイッチ部42bは、1×8スプリッタ52bと、1×8WSS(Wavelength Selective Switch)モジュール54bとを備える。本ノード50は、ROADM部に1×8WSSモジュール54a,54bを用いることにより、8方路の経路選択が可能である。
本実施形態に係るノード50においても、任意の2経路を現用系光伝送路、予備系光伝送路として使用することにより、OUPSRの構成が可能となる。本実施形態に係るノード50を用いてメッシュ型の光ネットワークを構成した場合も、光信号が通過するノード数や光伝送路の距離などにより、トランスポンダに入力される光レベルは異なるため、図9に示す実施形態と同様のOUPSR部32を具備することにより、OUPSR切替復旧時に信号疎通までに要する時間を短縮できる。
図11は、ノードのさらに別の実施形態を示す。図11に示すノード60において、図9に示すノード11、図10に示すノード50と同一または対応する構成要素には同一の符号を付すとともに、重複する説明は適宜省略する。
近年、激甚災害対策としてCDC(Color-less, Direction-less, Contention-less)機能を具備する光伝送装置が開発されている。CDC機能を具備すると遠隔から任意の方路に対し、任意の波長を選択してアド/ドロップすることが可能になる。また、40Gbps/100GbpsのWDM伝送では、ネットワーク側でコヒーレント検波を用いた検波方式が採用されている。コヒーレント検波では信号光とローカル光を干渉させて検波を行うため、ローカル光と異なる波長の信号が同時に入力しても所望の波長のみを検波することが可能になる。このため、トランスポンダに入力される光は所望の波長のみでなくても信号を疎通させることができ、コストを抑えるためトランスポンダに入力される信号はWSSモジュールを用いたり、チューナブルフィルタを用いて1波づつ分離することなく、複数波長を同時にトランスポンダに入力させることが可能になる。
図11は、CDC機能を具備したノード60の構成を示す。図11に示すノード60は、8波のCDC機能部62を具備している。第1トランスポンダ13aの出力した光信号は、OUPSR部32を介してCDC機能部62に入力される。CDC機能部62では、アド側は8×8スプリッタ64a,64bにて最大8方路の光伝送路にアドすることが可能になっている。
光伝送路からドロップされた光信号は、8×1WSSモジュール66a,66bにて配下のトランスポンダにドロップされる波長のみ選択され、光増幅器68a,68bにより増幅された後、1×8スプリッタ70a,70bにて分岐されて、トランスポンダに出力される。トランスポンダに出力される光信号は、1×8スプリッタ70a,70bにて分岐しているため、最大8波のWDM信号が出力される。
複数波長がトランスポンダに入力される場合、その前段にあるOUPSR部32の現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’はALC(Automatic Level Control)制御が難しくなる。OUPSR部32には、WDM信号が入力されるため所望の波長1波のみの光信号レベルを測定することができない。OCM(Optical Channel Monitor)72a,72bなどのデバイスを使用することにより可能になるが、コストが大幅に増大する。しかし、CDC機能部62は、任意の方路からの信号を選択してドロップするために、現用系可変光減衰器20、予備系可変光減衰器20’の前段に1×8WSSモジュール66a,66bが搭載されている。1×8WSSモジュール66a,66bは、内部に減衰量可変機能を持ち、波長単位で光レベル調整が可能であり、異なる2つの光伝送路から入力される光レベルの異なる2つの光信号は、CDC機能部62でレベル調整をすることが可能になる。従って、伝送距離などにより発生した2つの異なる光伝送路間の光レベル差は、CDC機能部62を介することにより、OUPSR部32への入力前に解消することが可能である。
このとき、OUPSR部32では、光レベル調整を行う必要が無いため、光スイッチ18の前段に位置する現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’は、全開放固定(すなわち減衰量0dBで固定)に制御される。現用系可変光減衰器20および予備系可変光減衰器20’に対してALC制御を行うか全開放制御を行うかは、監視制御部により設定される。図9、10にて説明した多重分離部とCDC機能部62を併用する場合、監視制御部は、OUPSR部32が多重分離部に接続するかCDC機能部62に接続するか外部からの設定が必要となるため、その設定情報によりOUPSR部32に対してどちらの制御を行うかを設定する。これにより、AWG(Arrayed Waveguide Grating)などで分波されて1波ずつトランスポンダに入力される場合においても、CDC機能部62のように複数波長が入力される場合においても同じ構成でOUPSR冗長構成が可能になる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 光伝送システム、 11,50,60 ノード、 12 OADM部、 13 トランスポンダ、 17 光分岐部、 18 光スイッチ、 20 現用系可変光減衰器、 20’ 予備系可変光減衰器、 21 現用系光伝送路、 21’ 予備系光伝送路、 23 ナローバンドモジュール、 30 監視制御部、 32 OUPSR部。

Claims (7)

  1. 光信号を送信する光送信部と、
    前記光送信部からの光信号を複数に分岐する光分岐部と、
    分岐された光信号をそれぞれ伝送する複数の光伝送路と、
    複数の前記光伝送路を通った複数の光信号からいずれか一つを選択する光スイッチであって、選択中の光信号が入力断となった場合に別の光信号に切り替える光スイッチと、
    前記光スイッチにより選択された光信号を受信する光受信部と、
    前記光スイッチに入力される複数の光信号の光レベルが略同一となるよう各光信号の光レベルを調整する光レベル調整部と、
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光レベル調整部は、前記光スイッチの前段に設けられた可変光減衰器を含むことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光スイッチに入力される各光信号に対して、前記可変光減衰器が設けられることを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。
  4. 前記可変光減衰器の前段に設けられた、光信号の入力断を検出するための第1光検出部をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の光伝送システム。
  5. 前記可変光減衰器の後段に設けられた、前記光スイッチへの入力光レベルを検出するための第2光検出部をさらに備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の光伝送システム。
  6. 前記光レベル調整部は、前記光スイッチの前段に設けられた、光信号の光レベルを調整可能な波長選択スイッチを含むことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  7. 前記波長選択スイッチと前記光スイッチとの間に位置する可変光減衰器を備え、
    前記波長選択スイッチは、前記光スイッチに入力される複数の光信号の光レベルが略同一となるよう各光信号の光レベルを調整し、
    前記可変光減衰器は、全開放状態に設定される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の光伝送システム。
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