JP7268708B2 - 中継器、通信システム及び中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は中継器及び中継方法に関し、特に、光増幅器を備える光中継器及びそれを用いた中継方法に関する。
図14は、一般的な海底光通信システム900の構成例を示す図である。陸上端局装置901から陸上端局装置902へ光信号を伝送するために、光増幅器を内蔵した中継器903が配置される。中継器903は、光ファイバを伝搬することにより低下した、光信号のパワーを増幅する。
図15は、中継器903に内蔵される光増幅器904の構成例を示す図である。光増幅器904は、一般的に、励起LD(Laser Diode)905、増幅媒体であるEDF(Erbium-Doped Fiber)906、合波部907を備える。合波部907は、伝送される光信号(例えば、波長多重光信号)と励起LD905から出力された励起光とを合波する。合波部907において光信号と合波された励起光は、EDF906を励起する。
図15に示した光増幅器904においては、励起LD905の高信頼化や中継器903の低消費電力化及び省スペース化が求められる。このため、1台の光増幅器が2個の励起LDを備えたり、励起光を2台の光増幅器に分配したりする構成が用いられる。本発明に関連して、特許文献1~3には、励起光を複数の光増幅器に分配する技術が記載されている。
国際公開第2012/053320号 特開2013-123205号公報 特開2003-174417号公報
海底光通信システム900には、通信のニーズに合わせて光信号の経路を切り替える機能や1本の光ファイバに多重される波長多重光信号の波長数や波長帯域を変更する機能といった、設定を柔軟に変更できる機能が求められる。そして、波長多重光信号の波長数や波長帯域が変更された場合でも波長多重光信号に含まれるキャリア毎のピークパワーが一定に保たれることが好ましい。このような柔軟性及びパワーへの要求に伴い、中継器903を構成する光増幅器904には、海底光通信システム900を構成する各光ファイバを伝送される波長多重光信号の波長数及び波長帯域の変化に対応して励起光のパワーを柔軟に制御することが求められる。
(発明の目的)
本発明の目的は、励起光のパワーを柔軟に制御可能な中継器を提供することにある。
本発明の中継器は、第1の励起光及び第2の励起光を生成する励起光供給手段と、前記第1の励起光を用いて第1の波長帯域の第1の波長多重光信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第2の励起光を用いて第2の波長帯域の第2の波長多重光信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域に応じて、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーをそれぞれ制御する制御手段と、を備え、前記第1の波長帯域はCバンドであり、前記第2の波長帯域はLバンドである、ことを特徴とする。
本発明の中継方法は、第1の励起光及び第2の励起光を生成し、前記第1の励起光を用いて第1の波長帯域の第1の波長多重光信号を増幅し、前記第2の励起光を用いて第2の波長帯域の第2の波長多重光信号を増幅し、前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域に応じて、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーをそれぞれ制御する、手順を含み、前記第1の波長帯域はCバンドであり、前記第2の波長帯域はLバンドである、ことを特徴とする。
手順を含む。
本発明は、励起光のパワーを柔軟に制御可能な中継器を提供できる。
第1の実施形態の海底光通信システム10の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の中継器100の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の中継器100の制御手順の例を示す図である。 第2の実施形態の中継器200の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部121の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部122の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部123の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部124の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部125の構成例を示すブロック図である。 励起光供給部126の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態の中継器300の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態の海底光通信システム20の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態の中継器400の構成例を示すブロック図である。 一般的な海底光通信システム900の構成例を示すブロック図である。 一般的な光増幅器904の構成例を示す図である。
本発明の実施形態について以下に説明する。なお、実施形態の説明及び図面において既出の要素には同一の参照符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の海底光通信システム10の構成例を示すブロック図である。海底光通信システム10は、陸上端局装置101及び102(第1及び第2の陸上端局装置)、中継器100を備える。海底には、光増幅器を内蔵した中継器100が所定の間隔で配置される。陸上端局装置101及び102、中継器100は光ファイバケーブルで接続される。中継器100は、光ファイバ中の伝搬により低下した光信号のパワーを増幅する。
陸上端局装置101と陸上端局装置102との間で波長多重(Wavelength Division Multiplexing、WDM)光信号が伝送される。陸上端局装置101と陸上端局装置102との間の伝送路は2系統あり、それぞれSYS(System)1、SYS2と記載される。SYS1で伝送されるWDM光信号(第1の波長多重光信号)及びSYS2で伝送されるWDM光信号(第2の波長多重光信号)の方向は同一でもよく、異なっていてもよい。また、SYS1で伝送されるWDM光信号及びSYS2で伝送されるWDM光信号の波長数及び波長帯域は同一でもよく、異なっていてもよい。
図2は、第1の実施形態の中継器100の構成例を示すブロック図である。中継器100は、制御部110、励起光供給部120、合波部131及び132、増幅部141及び142を備える。
励起光供給部120は、励起光を生成する励起光供給手段を担う。合波部131は、励起光と第1の波長多重光信号とを合波する第1の合波手段を担う。合波部132は、励起光と第2の波長多重光信号とを合波する第2の合波手段を担う。増幅部141は、励起光を用いて第1の波長多重光信号を増幅する第1の増幅手段を担う。増幅部142は、励起光を用いて第2の波長多重光信号を増幅する第2の増幅手段を担う。制御部110は、第1及び第2の波長多重光信号の波長の情報(以下、「波長情報」という。)に基づいて第1及び第2の合波手段へ出力する励起光のパワー(以下、「励起光パワー」という。)を制御する制御手段を担う。
これらを備える図2の中継器100は、光増幅器としての機能を具備する。なお、中継器100は光信号の監視機能や電源の制御機能を備えるが、これらの構成は一般的に知られており、図面への記載及び説明は省略される。
中継器100は、2本の光伝送路SYS1及びSYS2で伝送されるWDM光信号を増幅する。励起光供給部120は、少なくとも1個の励起光源を備える。励起光供給部120は、増幅部141及び142に対して、合波部131又は132を介して励起光を供給する。
制御部110は、励起光供給部120が増幅部141及び142へ供給する励起光を制御する。制御部110は、SYS1及びSYS2において伝送されるWDM光信号の波長情報に応じて、合波部131及び132へ分配する励起光の光パワーを制御する。合波部131及び132は、励起光供給部120が出力する励起光と入力されたWDM光信号とを合波する。合波部131及び132として、光カプラ(方向性結合器)、光波長合波器又は波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch、WSS)を用いることができる。増幅部141及び142は増幅媒体であり、励起光供給部120から供給された励起光によってWDM光信号を増幅する。
図3は、第1の実施形態の制御部110の動作のフローチャートの例である。制御部110は、SYS1及びSYS2の少なくとも一方において伝送されるWDM光信号の波長情報を取得する(図3のステップS01)。そして、制御部110は、取得した波長情報に応じたパワーの励起光の供給を励起光供給部120に指示する(ステップS02)。
励起光供給部120は、制御部110からの指示に基づくパワーの励起光を合波部131及び132へ出力する。合波部131及び132へ出力される励起光パワーは異なっていてもよい。増幅部141及び142は、供給された励起光パワーに応じてWDM光信号を増幅して中継器100から出力する。なお、制御部110はハードウエアとして中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)等のコンピュータ、及び、半導体メモリ等の記憶装置を備えてもよい。そして、図3の手順を記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムをCPUが実行することにより制御部110の機能が実現されてもよい。
このような構成を備える中継器100は、WDM光信号の波長情報に基づいて励起光供給部120が制御されるため、励起光パワーを柔軟に制御できる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の中継器200の構成例を示すブロック図である。中継器200は、第1の実施形態で説明した中継器100の一形態である。中継器200は、図2の増幅部141及び142として、エルビウム添加ファイバ(Er-Doped Fiber、EDF)143及び144を備える。SYS1及びSYS2は異なる回線であり、例えば、2か所の陸上端局装置101及び102を接続する上り回線及び下り回線である。このような、陸上端局装置を接続する2本の回線は「East-West回線」及び「West-East回線」と呼ばれることがある。
本実施形態において、SYS1とSYS2の伝送方向は同一でもよい。また、SYS1とSYS2とで、使用される波長数や波長帯域が異なっていてもよい。例えば、SYS1はC-BandのWDM光信号を伝送し、SYS2はL-BandのWDM光信号を伝送してもよい。ここで、「C-band」はおおむね1530nm~1565nmの波長帯域を意味し、「L-band」は、おおむね1570nm~1610nmの波長帯域を意味する。
励起光供給部120からSYS1及びSYS2へ供給される励起光パワーは、SYS1及びSYS2で伝送されるWDM光信号のキャリア毎のピークパワーが所定の値となるように制御される。キャリア毎のピークパワーが所定の値となるための励起光パワーは、WDM光信号の波長情報によって異なる。このため、制御部110は、WDM光信号の波長情報と、その波長情報のWDM光信号のキャリアを所定のピークパワーに増幅する場合に必要な励起光パワーと、の関係を記憶する。例えば、制御部110は、運用中のWDM光信号の波長情報に対応する励起LDのパワーをあらかじめ内部にテーブルとして記憶してもよい。励起LDに関しては図5以降で説明する。制御部110は、設定されたWDM光信号の波長情報をキーとして、テーブルから励起光パワーを検索できる。WDM光信号の波長情報は、中継器200の設置時に制御部110に設定されてもよい。設定された波長情報は中継器200の保守作業により変更可能であってもよい。制御部110は、設定されたWDM光信号の波長情報を取得し、当該情報に対応する励起光パワーの供給を励起光供給部120に指示する。励起光供給部120は、制御部110から指示されたパワーの励起光を合波部131及び132へ出力する。このような構成により、励起光供給部120は、励起光パワーの柔軟な制御を実現する。
なお、以降の実施形態では波長情報がWDM光信号の波長数の情報及び波長帯域の情報である場合について説明する。しかし、波長情報は、SYS1のWDM光信号の波長情報とSYS2のWDM光信号の波長情報の一方又は両方でもよい。また、波長情報は、WDM光信号の波長数の情報及び波長帯域の情報の一方又は両方でもよい。すなわち、波長情報は、SYS1のWDM光信号の波長数の情報、SYS1のWDM光信号の波長帯域の情報、SYS2のWDM光信号の波長数の情報、及び、SYS2のWDM光信号の波長帯域の情報、の少なくとも1つを含む。
以下に、励起光供給部120の具体的な構成例を励起光供給部121~126として説明する。図5は、励起光供給部121の構成例を示すブロック図である。励起光供給部121は、励起レーザダイオード(Laser Diode、LD)221及び222、分配部231を備える。励起LD221及び222のパワーは、SYS1及びSYS2で伝送されるWDM光信号の波長数及び波長帯域の情報に基づいて制御部110によって制御される。励起LD221及び222として、波長が0.98μm帯又は1.48μm帯の励起LDを用いることができる。励起LD221及び222はいずれか一方のみでもよいが、励起LDを2台備えることで、励起LDの冗長化及び励起光パワーの増強が可能である。励起LDは、EDF143及び144の励起光を生成する励起光源として機能する。
分配部231は、励起光源の出力を合波部131及び132へ分配する分配手段を担う。分配部231は入力された励起光をSYS1の合波部131及びSYS2の合波部132へ分配する。分配部231は例えば2×2光カプラである。しかし、以降の実施形態で説明するように、分配部231は2×2光カプラに限定されない。
励起光供給部121は、WDM光信号の波長数及び波長帯域の情報に応じた励起LD221及び222の制御によって、励起光パワーの柔軟な制御を実現する。
図6は、励起光供給部122の構成例を示すブロック図である。励起光供給部122は、励起LD221及び222、可変分岐カプラ232を備える。励起光供給部121と同様に、励起LD221及び222はいずれか一方のみでもよい。
可変分岐カプラ232は分岐比が可変であるカプラであり、制御部110は波長数及び波長帯域の情報に基づいて、励起LD221及び222のパワー及び可変分岐カプラ232の分岐比を制御する。すなわち、励起光供給部122は、SYS1及びSYS2へ分配する励起光パワーの比を変更できる。このため、SYS1とSYS2とでWDM光信号の波長数や波長帯域が異なる場合でも、励起光供給部122は、キャリア毎のピークパワーを所定の値とするために励起光をSYS1とSYS2とへ柔軟に分配できる。可変分岐カプラ232の具体例として、マッハツェンダ干渉計を用いた光導波路型2×2カプラが知られている。
このように、励起光供給部122は、可変分岐カプラ232を用いることで、励起光パワーの柔軟な制御を実現する。
図7は、励起光供給部123の構成例を示すブロック図である。励起光供給部123は、4個の励起LD221~224、カプラ240(第1のカプラ)、カプラ261及び262(第2及び第3のカプラ)、スイッチ250を備える。カプラ240、261及び262、スイッチ250が、図5の分配部231に対応する。カプラ240は入力が4ポート、出力が6ポートの4×6光カプラであり、スイッチ250は入力が6ポート、出力が12ポートの6×12光スイッチである。カプラ261及びカプラ262は、入力が6ポート、出力が1ポートの12×1光カプラである。図7のポート数は一例である。一般的に、図7の構成は、N個の励起LD221~22N、励起LD221~22Nの出力を結合して複数のポートから出力するN×M光カプラ240、M×2M光スイッチ250、2M×1光カプラ261及び262、として表現できる。Nは自然数、Mは2以上の自然数である。
すなわち、カプラ240とスイッチ250との間の光路はM本あり、スイッチ250とカプラ261との間の光路及びスイッチ250とカプラ262との間の光路もM本ある。
カプラ240は励起LDから出力されたN本の励起光を結合してM本に分岐して出力する。スイッチ250は、入力されたM本の励起光をカプラ261及びカプラ262の一方に出力するように内部の接続を切り替えることができる。カプラ261及び262は、スイッチ250において接続された励起光を結合して、合波部131及び132へそれぞれ出力する。図7は、N=4、M=6の場合を示す。
制御部110は、WDM光信号の波長数及び波長帯域の情報に基づいて、励起LD221~224のパワーを制御するとともにスイッチ250が接続する入力ポートと出力ポートとを選択する。スイッチ250は、カプラ261及びカプラ262と接続される励起光のポート数を選択することにより、合波部131及び132へ分配する励起光パワー及びその比率を制御できる。例えば、図7ではスイッチ250はカプラ261の4本のポートへ励起光を出力し、カプラ262の2本のポートに励起光を出力する。従って、SYS1の合波部131へ出力される励起光パワーは、SYS2の合波部へ出力されるそれの2倍となる。励起光供給部123は、スイッチ250によって接続される励起光の数を増減することで、SYS1及びSYS2へ供給される励起光パワーを独立に増減できる。
なお、スイッチ250とカプラ261との間の光路を2本とし、この2本の光路を偏波保持光ファイバで構成し、カプラ261に2×1偏波合成カプラを用いてもよい。2本の偏波保持光ファイバから出力される励起光を偏波合成することで、カプラ261は、入力された2本の励起光の合計のパワーの励起光を合波部131へ出力できる。同様に、スイッチ250とカプラ262との間を2本の偏波保持光ファイバで接続し、カプラ262に偏波合成カプラを用いることで、カプラ262は、入力された励起光の合計のパワーの励起光を合波部132へ出力できる。
このように、励起光供給部123は、スイッチ250を制御することで、励起光パワーの柔軟な制御を実現する。
図8は、励起光供給部124の構成例を示すブロック図である。励起光供給部124は、励起光供給部123の構成に加えて、可変光減衰器(Variable Optical Attenuator、VOA)291~293を備える。VOA291は、スイッチ250に入力される励起光パワーを光路毎に調整できる。VOA292及び293は、カプラ261及び262から出力される励起光パワーを調整できる。制御部110は、波長数及び波長帯域の情報に基づいて、VOA291~293の減衰量を制御する。このような構成により、励起光供給部124は、より精密に励起光を制御できる。
なお、励起光供給部124はVOA291~293のうち少なくとも1個を備えていればよい。VOAは励起LD221~224とカプラ261の出力との間に設置することができる。
図9は、励起光供給部125の構成例を示すブロック図である。励起光供給部125は、4個の励起LD221~224、カプラ241、242、263及び264、スイッチ251を備える。カプラ241、242、263及び264、スイッチ251が、図5の分配部231に対応する。カプラ241、242、263及び264は2×2光カプラであり、スイッチ251は4×4光スイッチである。スイッチ251とカプラ263との間の光路は2本であり、スイッチ251とカプラ264との間の光路も2本である。
カプラ263及び264は2×2光カプラであるため、カプラ263の出力をSYS1及びSYS2に出力し、カプラ264の出力をさらに他の伝送路であるSYS3及びSYS4が備える増幅部の励起光として出力できる。
スイッチ251は、カプラ241から入力された励起光の一方を、カプラ263又はカプラ264へ選択的に出力できる。また、スイッチ251は、カプラ242から入力された励起光の一方を、カプラ264又はカプラ263へ選択的に出力できる。このような構成により、励起光供給部125は、励起LD221~224の出力を、カプラ263及びカプラ264に分配できる。例えば、スイッチ251の内部が実線のように接続されている場合に励起LD223又は224が故障するとカプラ264から出力される励起光パワーが低下する。この場合、破線で示されるように、カプラ241からの一方の入力の出力先をカプラ263からカプラ264へ変更するようにスイッチ251を制御することで、カプラ264へ入力される励起光パワーの低下を補うことができる。その結果、SYS3及びSYS4に供給される励起光パワーの低下を抑制できる。同様に、励起LD221又は222が故障した際に、カプラ242の出力の一方がカプラ263へ出力されるようにスイッチ251を制御してもよい。
制御部110は、励起LD221~224の動作状態の取得及びパワーの制御、並びにスイッチ251の制御を行う。制御部110は、WDM光信号の波長数及び波長帯域の情報、励起LD221~224の動作状態、並びにスイッチ251の切り替え状態に対応する励起LD221~224のパワーをあらかじめ内部にテーブルとして記憶してもよい。
制御部110は、WDM光信号の波長情報、励起LD221~224の動作状態及びスイッチ251の切り替え状態をキーとして、テーブルから励起光パワーを検索してもよい。
なお、励起LD221と励起LD222とは同時に動作していてもよいし、正常時は励起LD221のみが動作し、一方が故障した際には励起LD222に切り替わる構成でもよい。励起LD223及び224に関しても同様である。
このように、励起光供給部125は、励起LD221~224及びスイッチ251を制御することで、励起光パワーの柔軟な制御を実現する。
図10は、励起光供給部126の構成例を示すブロック図である。スイッチ252、合波器281及び282(第3及び第4の合波手段)が、図5の分配部231に対応する。
励起LD271~274が生成する励起光の波長λ1~λ4は互いに異なる。スイッチ252は4入力8出力の4×8光スイッチである。スイッチ252の出力は合波器281に4本接続され、合波器282に4本接続される。合波器281及び282は、スイッチ252から入力された励起光を波長多重して出力する。
制御部110は、WDM光信号の波長数及び波長帯域の情報に基づいて、励起LD271~274のパワーを制御するとともにスイッチ252の入力ポートと出力ポートとの接続を切り替える。スイッチ252は、合波器281及び282と接続される励起光の波長及び数を選択することにより、SYS1及びSYS2へ分配される励起光パワー及びその比率を制御できる。すなわち、スイッチ252は、入力される4本の励起光(波長λ1~λ4)から1~4本を選択して合波器281に出力し、残りの励起光から1~4本を選択して合波器282に出力する。図10は、励起LD271~273(波長λ1~λ3)の励起光が合波部131に出力され、励起LD274(波長λ4)の励起光が合波部132に出力される例を示す。
制御部110は、スイッチ252を制御することで、合波器281へ入力される励起光と合波器282へ入力される励起光とを選択できる。励起LD271~274のそれぞれのパワーがほぼ等しい場合には、SYS1とSYS2とへ供給される励起光パワーは、スイッチ252で選択された励起光の本数におおむね比例する。このような構成を備える励起光供給部126も、波長多重する励起光の数を選択することで、励起光パワーを柔軟に制御できる。
図11は、第3の実施形態の中継器300の構成例を示すブロック図である。中継器300は、第2の実施形態の中継器200の構成に加えて、分岐部310及びモニタ部320を備える。分岐部310は、SYS1のWDM光信号及びSYS2のWDM光信号の少なくとも一方を分岐する分岐手段を担う。
分岐部310は、SYS1を伝搬するWDM光信号の一部を分岐してモニタ部320へ出力する。モニタ部320は、WDM光信号に含まれる波長数及びWDM光信号の波長帯域を検出する。このような機能は、WSS等の光フィルタ及び受光素子によって実現可能である。すなわち、モニタ部320は、SYS1を伝搬する光信号の波長情報を特定し、その結果を制御部110に通知する。
制御部110は、モニタ部320から通知されたSYS1を伝搬するWDM光信号の波長情報、及び、当該波長情報に対応する励起光パワーを示すテーブルに基づいて励起光供給部120を制御する。励起光供給部120として、上述の励起光供給部121~126のいずれかを用いることができる。また、分岐部310及びモニタ部320をSYS2側の伝送路用にも設置することで、制御部110はSYS1及びSYS2のWDM光信号から検出したWDM光信号の情報に基づいて励起光供給部120を制御してもよい。
中継器300は、実際に伝搬しているWDM光信号の情報を直接知ることができる。このため、中継器300は励起光パワーを柔軟に制御可能であるほか、WDM光信号の波長数や波長帯域が変更された場合でも励起光パワーの好ましい制御が可能である。
図12は、第4の実施形態の海底光通信システム20の構成例を示すブロック図である。陸上端局装置101、102あるいは海底光通信システム20に接続されたネットワークマネジメントシステムは、中継器400に向けて制御信号を送信する。中継器400は、制御信号を抽出して、制御部110に通知する。制御信号は、波長数及び波長帯域の情報、あるいは、励起光供給部120に指示する励起光パワーの情報を含む。
図13は、第4の実施形態の中継器400の構成例を示すブロック図である。分岐部310は、SYS1を伝搬するWDM光信号を分岐して制御信号抽出部330へ出力する。
WDM光信号には制御信号が重畳されている。制御信号は、通信に使用されない波長のキャリアや、WDM光信号の低周波変調によって伝送される。制御信号抽出部330は、波長フィルタやローパスフィルタを用いて制御信号を抽出し、制御部110に通知する。制御信号抽出部330は、分岐部310で分岐されたWDM光信号から合波部131及び132へ出力する励起光パワーを励起光供給部120に指示する制御信号を抽出し、抽出された制御信号を制御部110へ出力する制御信号抽出手段を担う。
制御部110は、制御信号に含まれる情報に基づいて、励起光供給部120を制御する。また、第3の実施形態と同様に、分岐部310及び制御信号抽出部330をSYS2側の伝送路用にも設置することで、制御部110はSYS1及びSYS2のWDM光信号から検出した制御信号に基づいて励起光供給部120を制御できる。なお、図12及び図13で制御信号に付された矢印は制御信号の向きを限定しない。
第4の実施形態の中継器400は、WDM光信号から抽出された制御信号を用いて励起光パワーを制御する。このため、中継器400は励起光パワーを柔軟に制御可能であるほか、WDM光信号の波長数や波長帯域に基づいて励起光パワーを制御するためのテーブルを中継器400に備える必要がない。
なお、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
(付記1)
励起光を生成する励起光供給手段と、
前記励起光と第1の波長多重光信号とを合波する第1の合波手段と、
前記励起光と第2の波長多重光信号とを合波する第2の合波手段と、
前記励起光を用いて前記第1の波長多重光信号を増幅する第1の増幅手段と、
前記励起光を用いて前記第2の波長多重光信号を増幅する第2の増幅手段と、
前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号の少なくとも一方の波長情報に基づいて前記第1の合波手段及び前記第2の合波手段へ出力する前記励起光のパワーを制御する制御手段と、
を備える中継器。
(付記2)
前記波長情報は、前記第1の波長多重光信号の波長数の情報、前記第1の波長多重光信号の波長帯域の情報、前記第2の波長多重光信号の波長数の情報、及び、前記第2の波長多重光信号の波長帯域の情報、の少なくとも1つを含む、付記1に記載された中継器。
(付記3)
前記励起光供給手段は、前記励起光を生成する励起光源と、前記励起光源の出力を前記第1の合波手段及び前記第2の合波手段へ分配する分配手段と、を備える付記1又は2に記載された中継器。
(付記4)
前記分配手段は分岐比が可変であるカプラであり、前記制御手段は前記波長情報に基づいて前記カプラの分岐比を制御する、付記3に記載された中継器。
(付記5)
前記分配手段は、
前記励起光源の出力を結合して複数のポートから出力する第1のカプラと、
入力された光を結合して前記第1の合波手段へ出力する第2のカプラと、
入力された光を結合して前記第2の合波手段へ出力する第3のカプラと、
前記第1のカプラから出力された前記励起光を前記第2のカプラ又は前記第3のカプラへ出力できるスイッチと、
を備える付記3に記載された中継器。
(付記6)
前記第1のカプラの出力、前記第2のカプラの出力、及び前記第3のカプラの出力の少なくとも1か所に可変光減衰器を備え、
前記制御手段は前記波長情報に基づいて前記可変光減衰器の減衰量を制御する、付記5に記載された中継器。
(付記7)
前記分配手段は、
前記励起光源の出力を結合して複数のポートから出力する第1のカプラと、
入力された光を結合して前記第1の合波手段及び前記第2の合波手段へ出力する第2のカプラと、
入力された光を結合して出力する第3のカプラと、
前記第1のカプラから出力された前記励起光を前記第2のカプラ又は前記第3のカプラへ出力できるスイッチと、
を備える付記3に記載された中継器。
(付記8)
前記励起光源は互いに波長が異なる前記励起光を生成し、
前記分配手段は、
入力された光を波長多重して前記第1の合波手段へ出力する第3の合波手段と、
入力された光を波長多重して前記第2の合波手段へ出力する第4の合波手段と、
前記励起光源から入力された前記励起光を前記第2の合波手段又は前記第3の合波手段へ出力できるスイッチと、
を備える付記3に記載された中継器。
(付記9)
前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号の少なくとも一方を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段で分岐された光信号の前記波長情報を抽出し、抽出された前記波長情報を前記制御手段へ出力するモニタ手段と、
をさらに備える付記1乃至8のいずれか1項に記載された中継器。
(付記10)
前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号の少なくとも一方を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段で分岐された光信号から前記第1の合波手段及び前記第2の合波手段へ出力する前記励起光のパワーを前記励起光供給手段に指示する制御信号を抽出し、抽出された前記制御信号を前記制御手段へ出力する制御信号抽出手段と、
をさらに備える付記1乃至8のいずれか1項に記載された中継器。
(付記11)
前記第1の波長多重光信号を出力する第1の陸上端局装置と、
前記第2の波長多重光信号を出力する第2の陸上端局装置と、
付記1乃至10のいずれか1項に記載された中継器と、
を備える通信システム。
(付記12)
励起光を生成し、
前記励起光と第1の波長多重光信号とを合波し、
前記励起光と第2の波長多重光信号とを合波し、
前記励起光を用いて前記第1の波長多重光信号を増幅し、
前記励起光を用いて前記第2の波長多重光信号を増幅し、
前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号の少なくとも一方の波長情報を取得し、
前記波長情報に基づいて前記励起光のパワーを制御する、
中継方法。
(付記13)
中継器のコンピュータに、
第1の波長多重光信号及び第2の波長多重光信号の少なくとも一方の波長情報を取得する手順、
前記波長情報に基づいて前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号のパワーを制御する手順、
を実行させるための中継器のプログラムを記録した記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年4月10日に出願された日本出願特願2017-077321を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20、900 海底光通信システム
100~400、903 中継器
101、102、901、902 陸上端局装置
110 制御部
120~126 励起光供給部
131、132、907 合波部
141 増幅部
221~22N、271~274、905 励起LD
231 分配部
232 可変分岐カプラ
240~242、261~264 カプラ
250~252 スイッチ
281、282 合波器
310 分岐部
320 モニタ部
330 制御信号抽出部
904 光増幅器

Claims (12)

  1. 第1の励起光及び第2の励起光を生成する励起光供給手段と、
    前記第1の励起光を用いて第1の波長帯域の第1の波長多重光信号を増幅する第1の増幅手段と、
    前記第2の励起光を用いて第2の波長帯域の第2の波長多重光信号を増幅する第2の増幅手段と、
    前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報を取得し、前記取得した前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報に応じて、前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号を所定のピークパワーに増幅するために必要なパワーを特定し、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーをそれぞれ、前記特定したパワーに制御する制御手段と、
    を備え、
    前記第1の波長帯域はCバンドであり、前記第2の波長帯域はLバンドである、
    中継器。
  2. 前記制御手段は、前記第1の波長多重光信号の第1の波長数及び前記第2の波長多重光信号の第2の波長数に応じて、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項1に記載の中継器。
  3. 前記励起光供給手段は、複数の励起光源と、前記複数の励起光源の出力を結合及び分配し、前記第1の励起光及び前記第2の励起光を出力する分配手段と、を備える、
    請求項1又は2に記載された中継器。
  4. 前記分配手段は分岐比が可変であり、前記制御手段は前記分配手段の分岐比を制御することで、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項3に記載された中継器。
  5. 前記分配手段は、
    前記複数の励起光源の出力を結合して複数のポートから出力する第1のカプラと、
    入力された光を結合して前記第1の励起光を出力する第2のカプラと、
    入力された光を結合して前記第2の励起光を出力する第3のカプラと、
    前記第1のカプラのポートから出力された励起光を前記第2のカプラ又は前記第3のカプラへ出力するスイッチと、を備え、
    前記制御手段は、前記第1のカプラのポートと記第2のカプラ又は前記第3のカプラとの接続を切り替えることで、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項3に記載された中継器。
  6. 前記制御手段は、前記第1のカプラ、記第2のカプラ又は前記第3のカプラのいずれかから出力される励起光の減衰量を制御することで、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項5に記載された中継器。
  7. 前記分配手段は、
    前記複数の励起光源のうち第1の励起光源群の出力を結合して複数のポートから出力する第1のカプラと、
    前記複数の励起光源のうち第2の励起光源群の出力を結合して複数のポートから出力する第2のカプラと、
    入力された光を結合して前記第1の励起光を出力する第3のカプラと、
    入力された光を結合して前記第2の励起光を出力する第4のカプラと、
    前記第1のカプラのポートから出力された励起光を前記第3のカプラ又は前記第4のカプラへ出力し、前記第2のカプラのポートから出力された励起光を前記第3のカプラ又は前記第4のカプラへ出力するスイッチと、を備え、
    前記制御手段は、前記第1のカプラのポートと記第3のカプラ又は前記第4のカプラとの接続を切り替え、前記第2のカプラのポートと記第3のカプラ又は前記第4のカプラとの接続を切り替えることで、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項3に記載された中継器。
  8. 前記複数の励起光源は互いに波長が異なる励起光を生成し、
    前記分配手段は、
    入力された光を波長多重して前記第1の励起光を出力する第1の合波手段と、
    入力された光を波長多重して前記第2の励起光を出力する第2の合波手段と、
    前記複数の励起光源から出力された励起光を前記第1の合波手段又は前記第2の合波手段へ出力するスイッチと、を備え、
    前記制御手段は、前記複数の励起光源と記第1の合波手段又は前記第2の合波手段との接続を切り替えることで、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項3に記載された中継器。
  9. 前記第1の波長多重光信号をモニタし、前記第1の波長帯域を検出する第1のモニタ手段と、
    前記第2の波長多重光信号をモニタし、前記第2の波長帯域を検出する第2のモニタ手段と、
    をさらに備える請求項1乃至8のいずれか1項に記載された中継器。
  10. 前記制御手段は、前記第1の波長多重光信号または前記第2の波長多重光信号から抽出される制御信号に基づいて、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーを制御する、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載された中継器。
  11. 第1の端局装置と、第2の端局装置と、前記第1の端局装置及び前記第2の端局装置の間に接続された中継器と、を備え、
    前記中継器は、
    第1の励起光及び第2の励起光を生成する励起光供給手段と、
    前記第1の励起光を用いて、前記第1の端局装置及び前記第2の端局装置の間で伝送される第1の波長帯域の第1の波長多重光信号を増幅する第1の増幅手段と、
    前記第2の励起光を用いて、前記第1の端局装置及び前記第2の端局装置の間で伝送される第2の波長帯域の第2の波長多重光信号を増幅する第2の増幅手段と、
    前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報を取得し、前記取得した前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報に応じて、前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号を所定のピークパワーに増幅するために必要なパワーを特定し、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーをそれぞれ、前記特定したパワーに制御する制御手段と、
    を備え、
    前記第1の波長帯域はCバンドであり、前記第2の波長帯域はLバンドである、
    通信システム。
  12. 第1の励起光及び第2の励起光を生成し、
    前記第1の励起光を用いて第1の波長帯域の第1の波長多重光信号を増幅し、
    前記第2の励起光を用いて第2の波長帯域の第2の波長多重光信号を増幅し、
    前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報を取得し、前記取得した前記第1の波長帯域及び前記第2の波長帯域の情報に応じて、前記第1の波長多重光信号及び前記第2の波長多重光信号を所定のピークパワーに増幅するために必要なパワーを特定し、前記第1の励起光のパワー及び前記第2の励起光のパワーをそれぞれ、前記特定したパワーに制御し、
    前記第1の波長帯域はCバンドであり、前記第2の波長帯域はLバンドである、
    中継方法。
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