JP7028256B2 - 海底光伝送装置及び海底光通信システム - Google Patents

海底光伝送装置及び海底光通信システム Download PDF

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Description

本発明は、海底光伝送装置及び海底光通信システムに関する。
基幹系の長距離光通信システムでは、大容量通信を実現するため、異なる波長の光信号を多重化して伝送する波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)方式が用いられている。
WDM方式の光通信システムでは、波長単位で信号の伝送を制御するROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)装置が設けられる。ROADM装置は、波長単位で信号の挿入(Add)及び分岐(Drop)を行うものである。
光海底ケーブルシステムにおいてもROADM装置の適用が進んでいる。このようなシステムでは、海底における光信号の伝送経路を制御するため、ROADM装置である海底光伝送装置が設けられている。海底光伝送装置には、例えば波長選択スイッチ(Wavelength Selectable Switch:以下、WSS)や光増幅装置(レーザー装置)などの各種の光コンポーネントが設けられる。
例えば、Add及びDropを実現するための光スイッチ及びフィルタなどの光コンポーネントを有する海底分岐装置が提案されている(特許文献1)。この例では、光コンポーネントは制御部により制御される。
また、主信号に重畳した制御信号を端局間で通信し、受け取った制御信号に応じて端局を制御する光信号の伝送システムが提案されている(特許文献2)。
国際公開第2012/132688号 特開2015-2474号公報
光海底ケーブルシステムの構成の複雑化にともない、敷設後であっても光信号の伝送を柔軟に制御することが求められる。海底光伝送装置においては、内部に設けられるWSSや光増幅装置などの光コンポーネントの設定を、同じく内部に設けられる制御部により変更することで、柔軟な光信号伝送に対応することが可能となる。ここで、光コンポーネントの設定を変更するために、制御部の設定を変更する必要が生じる場合がある。しかしながら、上述の技術では、敷設後の海底光伝送装置の制御部の設定を変更することはできない。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、敷設後の海底光伝送装置に設けられた制御部の設定変更を実現することを目的とする。
本発明の一態様である海底光伝送装置は、光伝送装置が出力した光信号を処理する光コンポーネントと、前記光コンポーネントを制御する制御部と、前記光信号と制御信号とを受信し、前記制御信号を電気信号に変換して前記制御部に出力する受信部と、を有し、前記制御部は、前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替える、ものである。
本発明の一態様である海底光通信システムは、光信号と制御信号とを出力する光伝送装置と、前記光伝送装置から前記光信号及び前記制御信号を受け取る海底光伝送装置と、を有し、前記海底光伝送装置は、前記光伝送装置が出力した光信号を処理する光コンポーネントと、前記光コンポーネントを制御する制御部と、前記光信号と前記制御信号とを受信し、前記制御信号を電気信号に変換して前記制御部に出力する受信部と、を有し、前記制御部は、前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替えるものである。
本発明によれば、敷設後の海底光伝送装置に設けられた制御部の設定変更を実現することができる。
実施の形態1にかかる海底光通信システムの構成を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる海底光伝送装置の構成を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる受信部の構成例を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる受信部の他の構成例を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかるプログラマブル制御部の構成を模式的に示す図である。 実施の形態2にかかる海底光伝送装置の構成を模式的に示す図である。 実施の形態2にかかる海底光伝送装置の変形例を模式的に示す図である。 実施の形態3にかかる海底光伝送装置の構成を模式的に示す図である。 実施の形態4にかかる海底光伝送装置の構成を模式的に示す図である。 実施の形態4にかかる海底光伝送装置に故障が発生した場合の光信号の伝送経路の切り替えを示す図である。 実施の形態4にかかる海底光伝送装置の変形例を示す図である。 実施の形態4にかかる海底光伝送装置の変形例に故障が発生した場合の光信号の伝送経路の切り替えを示す図である。 実施の形態5にかかる海底光通信システムの構成を模式的に示す図である。 実施の形態5にかかる海底光通信システムの変形例を示す図である。 実施の形態5にかかる光伝送装置の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面においては、同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
実施の形態1にかかる海底光通信システム100について説明する。図1に、実施の形態1にかかる海底光通信システム100の構成を模式的に示す。海底光通信システム100は、陸上に設置された端局T11及びT12を結ぶ海底光ケーブル上に、海底光伝送装置1が挿入される。端局T11及びT12は、トランク局またはブランチ局として構成されてもよい。図1では、端局T11と海底光伝送装置1とが海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFT1で接続され、端局T12と海底光伝送装置1とが海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFT2で接続される。
海底光伝送装置1について説明する。図2に、実施の形態1にかかる海底光伝送装置1の構成を模式的に示す。簡略化のため、図2では、端局T12を省略している。
陸上に設置された端局T11は、光伝送装置9を有する。海底光伝送装置1と光伝送装置9との間は、光ファイバFT1によって接続される。この例では、光ファイバFT1は、光伝送装置9から海底光伝送装置1へ光信号を伝送する下り通信用の光ファイバである。すなわち、光伝送装置9は、光ファイバFT1を介して、海底光伝送装置1へ光信号を出力する。
光伝送装置9が出力する光信号は、送信対象のデータに対応する主信号SMと、海底光伝送装置1を制御するための制御信号SCと、を含む。本実施の形態では、偏波多重四値位相変調(DP-QPSK:Dual Polarization-Quadrature Phase Shift Keying)などの変調方式によって変調された波長多重信号が、主信号SMとして用いられる。
制御信号SCは、主信号SMと重畳又は多重化されて海底光伝送装置1へ出力されてもよい。制御信号SCは、主信号SMで用いられる波長以外の波長の信号を用いてもよく、主信号SMで用いられる波長のうちのいずれかの波長の信号を用いてもよい。また、主信号SMを全波変調(例えば、振幅変調など)することで、制御信号SCを主信号SMと重畳又は多重化してもよい。
海底光伝送装置1は、海底に敷設され、かつ、敷設後においても光信号の伝送経路の再構成を可能とするROADM(reconfigurable optical add/drop multiplexer)として構成される。海底光伝送装置1は、受信部11、プログラマブル制御部12及び光コンポーネント13を有する。
受信部11は、主信号SMに重畳又は多重化された制御信号SCを選択的に受信する。受信部11は、光信号である制御信号SCを電気信号SEに変換し、例えばバスを介して電気信号SEをプログラマブル制御部12へ出力する。
受信部11は、海底光伝送装置1の内部に搭載された光コンポーネント13を含む他のコンポーネントへ受け取った主信号SM及び制御信号SCを伝送してもよい。また、受信部11は、海底光伝送装置1の内部に搭載された光コンポーネント13を含む他のコンポーネントへ主信号SMのみを伝送してもよい。
ここで、受信部11の構成について説明する。図3に、受信部11の構成例を模式的に示す。この例では、受信部11は、光分岐部11A、光フィルタ11B及び光電気変換部11Cを有する。ここで、制御信号SCは、単一波長の光信号である。光分岐部11Aは例えば光カプラであり、主信号SM及び制御信号SCを、光フィルタ11Bと光コンポーネント13とへ分岐する。光フィルタ11Bは、波長選択フィルタであり、制御信号SCのみを光電気変換部11Cへ透過させる。光電気変換部11Cは、光信号である制御信号SCを電気信号SEに変換して出力する。
受信部11の他の構成例について説明する。図4に、受信部11の他の構成例を模式的に示す。この例では、受信部11は、光分岐部11A、光電気変換部11C及びローパスフィルタ(LPF)11Dを有する。ここで、制御信号SCは、全波変調により主信号SMに重畳又は多重化された信号である。光分岐部11Aは、図3と同様に例えば光カプラであり、主信号SM及び制御信号SCを、光電気変換部11Cとコンポーネント13とへ分岐する。光電気変換部11は、光信号である主信号SM及び制御信号SCを、電気信号SAに変換してLPF11Dへ出力する。LPF11Dは、電気信号SAから主信号SMに対応する高周波数成分を除去し、制御信号SCに対応する低周波成分である電気信号SEを出力する。
プログラマブル制御部12は、電気信号SEを参照することで、光伝送装置9から海底光伝送装置1へ与えられた制御指示を受け取ることができる。プログラマブル制御部12は、受け取った制御指示に基づいて、プログラマブル制御部12における光コンポーネント13の制御方式を切り替えることができる。例えば、プログラマブル制御部12は、受け取った制御指示に含まれる切り替え信号S1(第1の切り替え信号とも称する)に基づいて、プログラマブル制御部12に設定されている光コンポーネント13の制御に用いる制御方式を切り替える。プログラマブル制御部12は、制御方式に応じた制御信号CONを生成し、光コンポーネント13へ出力することで、光コンポーネント13の動作を制御する。
図5に、実施の形態1にかかるプログラマブル制御部12の構成を模式的に示す。プログラマブル制御部は、論理回路制御部12A及び論理回路12Bを有する。論理回路制御部12Aは、受信部11から受け取った電気信号SEに基づいて、例えば切り替え信号SW1を与えることで論理回路12Bの回路構成を書き替える。プログラマブル制御部12は、論理回路12Bの回路構成を書き換えることで、光コンポーネント13の制御に用いる制御方式の切り替えを実現する。プログラマブル制御部12は、例えばFPGA(field-programmable gate array)やFPAA(field-programmable analog array)、またはこれらの組み合わせにより構成してもよい。論理回路12Bは、その回路構成に基づいて、光コンポーネント13の動作を制御するための制御信号CONを生成する。
光コンポーネント13に入力する主信号SM及び制御信号SCは、例えば、接続される光ファイバFT2を介して、対向する端局(例えば端局T12)に向けて出力される。光コンポーネント13は、海底光伝送装置1に搭載される光波長選択スイッチ(WSS:Wavelength selective switch )やレーザ装置を有する光増幅装置などの各種の光コンポーネントを適用可能である。光コンポーネント13は、制御信号CONに基づいて動作する。
以上、本構成によれば、海底光伝送装置を海底に敷設した後に海底光伝送装置の設定の変更を行う場合、海底ケーブルを介して制御信号を海底光伝送装置に与えることができる。これにより、プログラマブル制御部の設定、具体的には論理回路の回路構成を書き換えることができる。すなわち、海底光通信システムの敷設後に海底光伝送装置の設定を適宜変更することができる。その結果、海底光通信システムにおける光信号の伝送経路を柔軟に変更することができる。
実施の形態2
実施の形態2にかかる海底光伝送装置2について説明する。図6に、実施の形態2にかかる海底光伝送装置2の構成を模式的に示す。海底光伝送装置2は、光コンポーネント13の一例として、WSS23Aを有する。WSS23Aは、例えば、入力される波長多重信号である主信号SMから一部の波長の信号を選択的に分岐させ、その他の波長の信号を通過させる。本実施の形態にかかる海底光伝送装置2のようにWSSを有する海底光伝送装置は、トランク局及びブランチ局と接続される海底分岐装置として運用されてもよい。この海底分岐装置は、WSS23Aに接続される光ファイバFT3を介して、他の端局から受け取った光信号SBを分岐して他の端局に出力することで、海底分岐装置に接続された3以上の端局間での光信号のやり取りを実現することができる。
プログラマブル制御部12は、制御信号CONにより、WSS23Aの制御を行う。具体的には、プログラマブル制御部12は、切り替え信号S1に応じて論理回路12Bの回路構成を書き換えることで、制御信号CONのビットレートの変更や、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)の実行/不実行を選択することができる。
次いで、実施の形態2にかかる海底光伝送装置2の変形例を説明する。図7に、実施の形態2にかかる海底光伝送装置の変形例を模式的に示す。図7に示す海底光伝送装置2Aは、海底光伝送装置2のWSS23Aを光増幅器23Bに置換した構成を有する。
光増幅器23Bは、プログラマブル制御部12による制御に応じて、適宜主信号SM及び制御信号SCを増幅することができる。光増幅器23Bは、出力する光信号の光強度をモニタするためのモニタ部を有していてもよい。
プログラマブル制御部12は、制御信号CONを用いて、例えば光増幅器23Bを制御する。光増幅器23Bが上述したモニタ部を有する場合、プログラマブル制御部12は、モニタ部によるモニタ条件を設定することができる。具体的には、プログラマブル制御部12は、モニタ部による光強度のモニタに用いる閾値を設定することができる。この閾値は、設定した値を下回る強度が検出された場合に、光増幅器にエラーが生じていると判断するための基準として設定される。また、設定した値を上回る強度が検出された場合に、光増幅器が正常に稼働していると判断するための別の閾値を設定してもよい。プログラマブル制御部12は、制御指示に応じて論理回路12Bの回路構成を書き換えることで、論理回路12Bで生成される閾値を変更できる。これにより、モニタ部に設定する閾値を切り替えることが可能となる。
また、本構成においては、WSSや光増幅器(レーザ装置)のエラーを検出した場合、プログラマブル制御部12は、エラーを端局に通知するための応答信号を生成してもよい。例えば、海底光伝送装置が光増幅器を有し、かつ、増幅器の光源から出力される光を変調した信号が端局へ出力される場合、端局に出力される信号を全波変調して応答信号を重畳又は多重化することで、応答信号を端局に送信してもよい。端局の光伝送装置は、応答信号を受信したことに応じて制御信号SCを生成してもよい。
なお、海底光伝送装置には、上述のWSS及び光増幅器を含む各種の光コンポーネントが搭載され得ることはいうまでもない。
プログラマブル制御部12は、受け取った電気信号SEを内部でアナログ/デジタル変換し、変換結果に基づいて光コンポーネントへの制御を実行する。この際、伝送中の制御信号SCにノイズが生じることが考え得る。これにより、プログラマブル制御部12がノイズ信号を「1」と判断するようなエラーが生じ得る。この場合、電気信号SEのアナログ/デジタル変換のときに「1」と判断する電圧レベル(閾値)をノイズレベルよりも高くする、又は、「1」と判断するためのパルス幅(閾値)を長くすることで、ノイズに対応するパルスが「1」と判断されることを防止できる。プログラマブル制御部12は、論理回路12Bの構成を書き換えることで、上述の電圧レベル及びパルス幅の一方又は両方を変更することが可能である。
またプログラマブル制御部12は、制御信号SCのフレームフォーマットに応じて論理回路12Bを書き換えることができる。たとえば制御信号SCがSDH(Synchronous digital hierarchy)、SONET(Synchronous optical network)、またはEthernetなどのフレームフォーマットのペイロード部分にマッピングされる場合、切り替え信号S1を用いて制御信号SCがマッピングされるフレームフォーマットデータを終端処理可能とするよう論理回路12Bを書き換えることができる。論理回路12Bの書き換えを行うことで、プログラマブル制御部12はペイロードにマッピングされた制御信号を取出し、制御信号に応じた光コンポーネントに対する制御を行う。
以上、本構成によれば、海底光伝送装置を海底に敷設した後に海底光伝送装置の設定の変更を行う場合、海底ケーブルを介して制御信号を海底光伝送装置に与えることができる。これにより、プログラマブル制御部の設定、具体的には論理回路の回路構成を書き換えることができる。これにより、WSSなどの光コンポーネントの制御方式を変更できる。
実施の形態3
実施の形態3にかかる海底光伝送装置3について説明する。図8に、実施の形態3にかかる海底光伝送装置3の構成を模式的に示す。海底光伝送装置3は、海底光伝送装置2の変形例であり、複数のWSSを有するものとして構成される。図8では、海底光伝送装置3が3つのWSS33A~33Cを有する例を示している。
海底光伝送装置3では、制御信号SCは、切り替え信号S1に加えて、アドレス信号S2を更に含む。アドレス信号S2は、海底光伝送装置3に設けられたコンポーネントのうち、制御対象となるもののアドレスを指定する信号である。
プログラマブル制御部12の回路構成を書き換える場合、アドレス信号S2はプログラマブル制御部12を指定する情報で構成される。プログラマブル制御部12は、アドレス信号S2がプログラマブル制御部12を指定している場合に切り替え信号S1を参照し、論理回路12Bの回路構成を書き換える。
WSS33A~33Cの少なくとも1つを制御する場合、アドレス信号S2は制御対象のWSSを指定するためのアドレスを含む。プログラマブル制御部12は、アドレス信号S2が指定するWSSに対して制御信号CON1~CON3を出力することで、指定されたWSSを制御することができる。
また、制御信号SCは、WSS等のコンポーネントに与えられるコマンド信号S3を含んでもよい。この場合、プログラマブル制御部12は、アドレス信号S2によって指定されたWSSに対して、コマンド信号S3に応じた信号を送信することができる。これにより、アドレス信号S2で指定されたWSSは、コマンド信号S3に応じて動作を行うことができる。WSSのコマンド信号に応じた動作としては、各チャネル(各波長)の減衰量の調整や、Add/Dropを行う帯域の調節が含まれる。
なお、WSS33A~33C等の光コンポーネントは、例えばFPGAで構成されるプログラマブル制御部を有していてもよい。この場合、WSS内に設けられたプログラマブル制御部がアドレス信号S2を参照して、WSSが指定されているか否かを検出してもよい。プログラマブル制御部が搭載されたWSSが指定された場合、制御信号に含まれる切り替え信号(第2の切り替え信号とも称する)に基づいてプログラマブル制御部の回路構成を切り替えてもよく、制御信号に含まれるコマンド信号に応じてWSSに動作を実行させてもよい。
本実施の形態では、光コンポーネントとして3つのWSSが設けられる構成について説明したが、WSSの数は2つ又は4以上でもよい。また、WSSに換えて、又は、WSSとともに、WSSとは異なる1以上の光コンポーネントが設けられてもよい。
以上、本構成によれば、海底光伝送装置を海底に敷設した後においても、海底光伝送装置内のコンポーネントのそれぞれを制御信号によって個別に制御することができる。
実施の形態4
実施の形態4にかかる海底光伝送装置4について説明する。図9に、実施の形態4にかかる海底光伝送装置4の構成を模式的に示す。海底光伝送装置4は、海底光伝送装置2の変形例であり、海底光伝送装置2に大規模集積回路(LSI:Large-Scale Integration)44、光スイッチ45及び光合流部46を追加した構成を有する。
LSI44は、例えばバスを介して、受信部11から制御信号SCを光電変換した電気信号SEを受信可能に構成される。LSI44は、アドレス信号S2を参照し、アドレス信号S2がLSI44を示すアドレスを含む場合、コマンド信号S3を実行する。LSI44は、コマンド信号S3に応じて、光スイッチ45の切り替え、海底光伝送装置4内の各光コンポーネントの給電路の切り替えや電源装置の再起動などを実行することができる。
またLSI44は、プログラマブル制御部12やWSSなどの海底光伝送装置4内の各コンポーネントの故障を検出可能に構成されてもよい。例えば、外部の光伝送装置等がコンポーネントの故障を検出した場合、制御信号SCにプログラマブル制御部12の故障を通知する信号や、光スイッチの切り替えを指示するスイッチ切り替え信号を含めてLSI44に送信することで、LSI44はコンポーネントの故障を認識することができる。また、例えば、LSI44が各コンポーネントを監視し、又は、コンポーネントが故障をLSI44に通知することで、LSI44がコンポーネントの故障を検出してもよい。
光スイッチ45は、例えば、受信部11とWSS23Aとの間に挿入される。光合流部46は例えば光カプラとして構成され、WSS23Aから出力される光と、光スイッチ45から出力される光と、を光ファイバFT2へ出力可能に構成される。
以下、海底光伝送装置4の動作について説明する。海底光伝送装置4に故障が生じていない場合、受信部11から出力された主信号SM及び制御信号SCは、光スイッチ45、WSS23A及び光合流部46を経て、光ファイバFT2へ出力される。
LSI44が海底光伝送装置4の故障を検出した場合、LSI44は、切り替え信号SW2によって光スイッチ45を切り替えることで、光信号を海底光伝送装置4内の光コンポーネントを介することなく外部へ出力するように、光信号の伝送経路を切り替える。図10に、実施の形態4にかかる海底光伝送装置4に故障が発生した場合の光信号の伝送経路の切り替えを示す。この例では、WSS23Aが故障した例を示している。図10に示すように、WSS23Aが故障した場合、光スイッチ45を切り替えることで、受信部11から出力された主信号SM及び制御信号SCは、WSS23Aをバイパスし、光スイッチ45及び光合流部46を介して、光ファイバFT2へ出力される。
次いで、海底光伝送装置4の変形例について説明する。図11に、実施の形態4にかかる海底光伝送装置の変形例を示す。図11に示す海底光伝送装置40は、海底光伝送装置4の光合流部46を除去し、光分岐部47を追加し、かつ、光スイッチ45の配置を変更した構成を有する。
光分岐部47は例えば光カプラとして構成され、海底光伝送装置40の光信号の入力端と受信部11との間に挿入される。光分岐部47は、入力する主信号SM及び制御信号SCを、受信部11と光スイッチ45とへ分岐する。
光スイッチ45は、2つの入力端と1つの出力端とを有する。光スイッチ45の一方の入力端は光分岐部47の出力端の一方と接続され、他方の入力端はWSS23Aの出力端と接続される。光スイッチ45の一方の出力端は、光ファイバFT2と接続される。
以下、海底光伝送装置40の動作について説明する。海底光伝送装置40に故障が生じていない場合、光分岐部47から受信部11へ出力された主信号SM及び制御信号SCが、WSS23A及び光スイッチ45を経て、光ファイバFT2へ出力される。
LSI44が海底光伝送装置40の故障を検出した場合、LSI44は、切り替え信号SW2によって光スイッチ45を切り替えることで、光信号を海底光伝送装置40内の光コンポーネントを介することなく外部へ出力するように、光信号の伝送経路を切り替える。図12に、実施の形態4にかかる海底光伝送装置40に故障が発生した場合の光信号の伝送経路の切り替えを示す。この例では、WSS23Aが故障した例を示している。図12に示すように、WSS23Aが故障した場合、光スイッチ45を切り替えることで、WSS23Aを経由することなく、光分岐部47から光スイッチ45に入力する主信号SM及び制御信号が、光ファイバFT2へ出力される。
以上、本構成によれば、海底光伝送装置に故障が生じても、光信号が海底光伝送装置で失われることなく、外部の伝送経路へ出力することができる。これにより、海底光伝送装置に故障が生じても、外部の他の海底光伝送装置によって光信号を所望の送信目標へ転送することが可能となる。
実施の形態5
実施の形態5にかかる海底光通信システム500について説明する。図13に、実施の形態5にかかる海底光通信システム500の構成を模式的に示す。海底光通信システム500は、海底光通信システム400の変形例であり、海底光伝送装置が複数設けられる構成を有する。
図13に示すように、海底光通信システム500は、陸上の端局T1に設けられる光伝送装置91と陸上の端局T2に設けられる光伝送装置92との間に、海底光伝送装置4A及び4Bが挿入される。海底光伝送装置4A及び4Bは、上述の海底光伝送装置4又は海底光伝送装置40と同様の構成を有する。
光伝送装置91はトランク局である端局T1に設けられ、光伝送装置92はトランク局である端局T2に設けられる。光伝送装置91と海底光伝送装置4Aとの間は、海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFT11によって接続される。海底光伝送装置4Aと海底光伝送装置4Bとの間は、海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFT12によって接続される。海底光伝送装置4Bと光伝送装置92との間は、海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFT13によって接続される。これにより、光伝送装置91及び92と海底光伝送装置4A及び4Bとによって、光信号が伝送されるトランク経路が構成される。
光伝送装置93はブランチ局である陸上の端局T3に設けられる。海底光伝送装置4Aと光伝送装置93との間は、海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFB11によって接続される。これにより、光伝送装置93と海底光伝送装置4Aとによってブランチ経路が構成される。
光伝送装置94はブランチ局である陸上の端局T4に設けられる。海底光伝送装置4Bと光伝送装置94との間は、海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFB12によって接続される。これにより、光伝送装置94と海底光伝送装置4Bとによってブランチ経路が構成される。
海底光伝送装置4Aは、端局T1の光伝送装置91から主信号SM及び制御信号SCを含む光信号を受け取る。海底光伝送装置4Aは、受け取った光信号の一部又は全部をブランチ経路の端局T3の光伝送装置93へ分岐することができ、かつ、光信号の一部又は全部を海底光伝送装置4Bへ出力することができる。海底光伝送装置4Aは、受信部11で制御信号SCを受信し、上述の通り制御信号SCに応じて動作することができる。
海底光伝送装置4Bは、海底光伝送装置4Aから少なくとも制御信号SCが含まれる光信号を受け取る。海底光伝送装置4Bは、受け取った光信号の一部又は全部をブランチ経路の端局T4の光伝送装置94へ分岐することができ、かつ、受け取った光信号の一部又は全部をトランク経路の端局T2の光伝送装置92へ出力することができる。海底光伝送装置4Bは、受信部11で制御信号SCを受信し、上述の通り制御信号SCに応じて動作することができる。
海底光通信システム500では、制御信号SCは、海底光伝送装置内のコンポーネントを指定するアドレスだけでなく、海底光伝送装置を指定するアドレスを含んでもよい。この場合、海底光通信システム500のように複数の海底光伝送装置を有する構成において、各海底光伝送装置を別個に制御することが可能となる。
また、制御信号SCは、海底光通信システム500に設けられた海底光伝送装置を一斉に指定するマルチキャストアドレスを含んでもよい。海底光通信システム500の海底光伝送装置のそれぞれは、制御信号SCにマルチキャストアドレスが含まれる場合、上述の通り制御信号SCに応じて動作することができる。
本構成では、海底光伝送装置4A及び4Bは、実施の形態4で説明した海底光伝送装置4と同様に故障が発生した場合でも受け取った光信号をトランク経路に出力することができる。これにより、光信号の伝送の途絶を防止し、通信品質を維持することが可能である。
次いで、海底光通信システム500の他の構成例について説明する。図14に、実施の形態5にかかる海底光通信システムの変形例を模式的に示す。光伝送装置91~94のそれぞれは、海底光通信システム500によって構成されるネットワークの制御を行うために他の光伝送装置などとの通信を行う機器監視装置(EMS:Element Management System)を有してもよい。この例では、光伝送装置91~94は、それぞれEMS91A~94Aを有する。
EMS91A~94Aは、専用の有線通信回線又は無線通信回線を用いて通信してもよいし、クラウドネットワークを介して通信してもよい。図14では、EMS91A~94Aがクラウドネットワークを介して相互通信を行う例について示している。
図14に示すようにEMS91A~94Aは、ネットワーク監視装置(UMS:Unified Management System)501によって統制されるクラウドネットワークを介して相互に通信が可能である。なお、UMSに代えて、SDN(Software Defined Network)コントローラを用いてもよく、SDNコントローラはクラウド上に設定されていてもよい。SDNコントローラは、ネットワークの状態やオペレータからの指示に応じて、海底光通信システムの光信号の伝送経路や波長などを制御できる。また、SDNコントローラは、海底光通信システムの物理ネットワークトポロジやリソースを仮想的に管理し、複数のユーザやオペレータによるシステムの共有を実現できる。
なお、海底光伝送装置の数及びブランチ局の数が上述の例に限られないことは、いうまでもない。
ここで、陸上の端局で用いられる、上述のEMSを有する光伝送装置の構成例について説明する。図15に、実施の形態5にかかる光伝送装置の構成例を示す。図15の光伝送装置90は、それぞれ、上述の光伝送装置91~94として用いられるものである。
光伝送装置90は、光送受信部90A、通知信号受信部90B及び指示部90Cを有する。
光送受信部90Aは、主信号を海底ケーブルに組み込まれた光ファイバFTへ出力するとともに、指示部90Cの要求に応じて、主信号の伝送経路の切り替えを指示する指示信号INSを出力することができる。また、光送受信部90Aは、受け取った光信号を受信することができる。
ここでは、偏波多重四値位相変調(DP-QPSK:Dual Polarization-Quadrature Phase Shift Keying)などの変調方式によって変調された波長多重信号が、主信号として用いられる。
通知信号受信部90Bは、上述のEMSとして構成される。通知信号受信部90Bは、他の光伝送装置から、例えばエラーの発生を通知する通知信号ALMを受け取り、通知結果を指示部90Cへ通知する。
指示部90Cは、通知信号受信部90Bから受け取った通知結果を参照し、ブランチ経路に障害が発生している場合には、光送受信部90Aに、主信号の伝送経路をブランチ経路からトランク経路に切り替えさせるための指示信号INSを出力させる。
指示信号INSは、主信号と重畳又は多重化して外部の海底光伝送装置へ出力してもよい。指示信号INSは、主信号で用いられる波長以外の波長の信号を用いてもよい。また、主信号を全波変調(例えば、振幅変調など)することで、指示信号INSを主信号に重畳又は多重化してもよい。
続いて、光送受信部90Aの構成について説明する。光送受信部90Aは、複数の光送受信器(トランスポンダ)90Dを接続可能に構成されてもよい。光送受信器90Dは、様々なベンダで製造され、様々な規格に応じて構成された任意のトランスポンダを適用することができる。また、光送受信部90Aは、OCI(Open Cable Interface)として構成されてもよい。
例えば、複数の光送受信器90Dから出力される光信号は、光送受信部90Aのマルチプレクサ90Eで合波されて主信号となり、マルチプレクサ90Fへ出力される。指示部90Cが光送受信部90Aの信号生成部90Gを制御することで、信号生成部90Gから指示信号INSがマルチプレクサ90Fへ出力される。主信号と指示信号INSとはマルチプレクサで合波され、光ファイバFTへ出力される。
以上、本構成によれば、専用回線だけでなく、オープンなクラウドネットワークを用いて、海底光通信システムを構築できることが理解できる。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態では、ブランチ経路の上り光ファイバに監視信号を出力し、下り光ファイバを介して受け取った監視信号を検出したが、これは例示に過ぎない。すなわち、ブランチ経路の下り光ファイバに監視信号を出力し、上り光ファイバを介して受け取った監視信号を検出する構成としてもよい。
上述の実施の形態においては、受信器は、DP-QPSK光信号を受信するものとして説明したが、これは例示に過ぎない。例えば、他の変調方式の光信号を伝送可能に構成されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年12月15日に出願された日本出願特願2017-240976を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1~4、2A、4A、4B 海底光伝送装置
9、90~94 光伝送装置
11 受信部
11A 分岐部
11B 光フィルタ
11C 光電気変換部
12 プログラマブル制御部
12A 論理回路制御部
12B 論理回路
13 光コンポーネント
23A、33A、33B、33C WSS
23B 光増幅器
44 LSI
45 光スイッチ
46 光合流部
47 光分岐部
90A 光送受信部
90B 通知信号受信部
90C 指示部
90D 光送受信器
90E、90F マルチプレクサ
90G 信号生成部
100、400、500 海底光通信システム
ALM 通知信号
CON、CON1~CON3 制御信号
FT、FT1~FT3、FT11~FT13、FB11、FB12 光ファイバ
S1 切り替え信号
S2 アドレス信号
S3 コマンド信号
SC 制御信号
SM 主信号
SA、SE 電気信号
SB 光信号
SW1、SW2 切り替え信号
T1~T4、T11、T12 端局

Claims (18)

  1. 光伝送装置が出力した光信号を処理する光コンポーネントと、
    前記光コンポーネントを制御する制御部と、
    前記光信号と制御信号とを受信し、前記制御信号を電気信号に変換して前記制御部に出力する受信部と、を備え、
    前記制御部は、前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替え、
    前記制御部は、プログラマブル論理回路を備え、
    前記制御信号は、前記プログラマブル論理回路の回路構成の書き換えを指示する第1の切り替え信号を含み、
    前記制御部は、前記電気信号に変換された前記第1の切り替え信号に応じて前記プログラマブル論理回路の回路構成を書き換えることで、前記光コンポーネントの制御方式を切り替える、
    海底光伝送装置。
  2. 前記制御信号は、アドレス信号とコマンド信号とを含み、
    前記制御部は、前記アドレス信号で指定された前記光コンポーネントに、前記コマンド信号に基づく信号を出力する、
    請求項に記載の海底光伝送装置。
  3. 前記光コンポーネントは、前記光コンポーネントの動作を制御するプログラマブル制御部を備え、
    前記受信部は、前記制御信号を電気信号に変換して前記光コンポーネントに出力し、
    前記制御信号は、前記プログラマブル制御部での前記光コンポーネントの制御方式の切り替えを指示する第2の切り替え信号を含み、
    前記アドレス信号で指定された前記光コンポーネントは、前記第2の切り替え信号に応じて前記プログラマブル制御部での前記光コンポーネントの制御方式を切り替え、前記コマンド信号に応じた動作を行う、
    請求項に記載の海底光伝送装置。
  4. 前記受信部から入力する前記光信号及び前記制御信号を、前記光コンポーネント及び前記海底光伝送装置の外部のいずれかへ出力可能に構成される光スイッチと、
    前記受信部で前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光スイッチを切り替える集積回路と、を備え、
    前記光スイッチから前記光コンポーネントへ前記光信号及び前記制御信号が出力されている状態で、
    前記集積回路は、前記制御信号に含まれるスイッチ切り替え信号に応じて、又は、前記制御部及び前記光コンポーネントの一方又は全部から故障発生が通知された場合に、前記光スイッチから前記海底光伝送装置の外部へ、前記光コンポーネントを経由せずに、前記光信号及び前記制御信号が出力されるように前記光スイッチを切り替える、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  5. 入力する前記光信号及び前記制御信号を2つに分岐し、分岐した一方の前記光信号及び前記制御信号を前記受信部に出力する光分岐部と、
    前記光コンポーネントから入力する前記光信号及び前記制御信号、及び、前記光分岐部で分岐された他方の前記光信号及び前記制御信号のいずれかを、前記海底光伝送装置の外部へ出力可能に構成される光スイッチと、
    前記受信部で前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光スイッチを切り替える集積回路と、を備え、
    前記光スイッチから前記光コンポーネントから入力する前記光信号及び前記制御信号が前記海底光伝送装置の外部へ出力されている状態で、
    前記集積回路は、前記制御信号に含まれるスイッチ切り替え信号に応じて、又は、前記制御部及び前記光コンポーネントの一方又は全部から故障発生が通知された場合に、前記光分岐部から入力する前記光信号及び前記制御信号が前記光スイッチから前記海底光伝送装置の外部へ出力されるように前記光スイッチを切り替える、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  6. 前記制御部は、
    前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記光コンポーネントに与える信号のビットレートを変更する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  7. 前記光コンポーネントから光が出力され、前記光コンポーネントが前記光の光強度を監視する場合、前記制御部は、前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記光コンポーネントが前記光の光強度の監視に用いる閾値を切り替える、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  8. 前記制御部は、
    前記電気信号に変換された前記制御信号をアナログ-デジタル変換して生成されるデジタル信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替え可能に構成され、
    前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記電気信号に変換された前記制御信号をアナログ-デジタル変換するときに用いる、前記電気信号の電圧の閾値及びパルス幅の閾値を切り替える、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  9. 前記制御信号は、前記光信号に用いられる波長以外の波長の信号、前記光信号に用いられる波長のうちのいずれかの波長の信号、及び、前記光信号を全波変調した信号のいずれかである、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の海底光伝送装置。
  10. 光信号と制御信号とを出力する光伝送装置と、
    前記光伝送装置から前記光信号及び前記制御信号を受け取る海底光伝送装置と、を備え、
    前記海底光伝送装置は、
    前記光伝送装置が出力した光信号を処理する光コンポーネントと、
    前記光コンポーネントを制御する制御部と、
    前記光信号と前記制御信号とを受信し、前記制御信号を電気信号に変換して前記制御部に出力する受信部と、を備え、
    前記制御部は、前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替え、
    前記制御部は、プログラマブル論理回路を備え、
    前記制御信号は、前記プログラマブル論理回路の回路構成の書き換えを指示する第1の切り替え信号を含み、
    前記制御部は、前記電気信号に変換された前記第1の切り替え信号に応じて前記プログラマブル論理回路の回路構成を書き換えることで、前記光コンポーネントの制御方式を切り替える、
    海底光通信システム。
  11. 前記制御信号は、アドレス信号とコマンド信号とを含み、
    前記制御部は、前記アドレス信号で指定された前記光コンポーネントに、前記コマンド信号に基づく信号を出力する、
    請求項10に記載の海底光通信システム。
  12. 前記光コンポーネントは、前記光コンポーネントの動作を制御するプログラマブル制御部を備え、
    前記受信部は、前記制御信号を電気信号に変換して前記光コンポーネントに出力し、
    前記制御信号は、前記プログラマブル制御部での前記光コンポーネントの制御方式の切り替えを指示する第2の切り替え信号を含み、
    前記アドレス信号で指定された前記光コンポーネントは、前記第2の切り替え信号に応じて前記プログラマブル制御部での前記光コンポーネントの制御方式を切り替え、前記コマンド信号に応じた動作を行う、
    請求項11に記載の海底光通信システム。
  13. 前記受信部から入力する前記光信号及び前記制御信号を、前記光コンポーネント及び前記海底光伝送装置の外部のいずれかへ出力可能に構成される光スイッチと、
    前記受信部で前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光スイッチを切り替える集積回路と、を備え、
    前記光スイッチから前記光コンポーネントへ前記光信号及び前記制御信号が出力されている状態で、
    前記集積回路は、前記制御信号に含まれるスイッチ切り替え信号に応じて、又は、前記制御部及び前記光コンポーネントの一方又は全部から故障発生が通知された場合に、前記光スイッチから前記海底光伝送装置の外部へ、前記光コンポーネントを経由せずに、前記光信号及び前記制御信号が出力されるように前記光スイッチを切り替える、
    請求項10乃至12のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
  14. 入力する前記光信号及び前記制御信号を2つに分岐し、分岐した一方の前記光信号及び前記制御信号を前記受信部に出力する光分岐部と、
    前記光コンポーネントから入力する前記光信号及び前記制御信号、及び、前記光分岐部で分岐された他方の前記光信号及び前記制御信号のいずれかを、前記海底光伝送装置の外部へ出力可能に構成される光スイッチと、
    前記受信部で前記電気信号に変換された前記制御信号に応じて前記光スイッチを切り替える集積回路と、を備え、
    前記光スイッチから前記光コンポーネントから入力する前記光信号及び前記制御信号が前記海底光伝送装置の外部へ出力されている状態で、
    前記集積回路は、前記制御信号に含まれるスイッチ切り替え信号に応じて、又は、前記制御部及び前記光コンポーネントの一方又は全部から故障発生が通知された場合に、前記光分岐部から入力する前記光信号及び前記制御信号が前記光スイッチから前記海底光伝送装置の外部へ出力されるように前記光スイッチを切り替える、
    請求項10乃至12のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
  15. 前記制御部は、
    前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記光コンポーネントに与える信号のビットレートを変更する、
    請求項10乃至14のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
  16. 前記光コンポーネントから光が出力され、前記光コンポーネントが前記光の光強度を監視する場合、前記制御部は、前記制御信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記光コンポーネントが前記光の光強度の監視に用いる閾値を切り替える、
    請求項10乃至14のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
  17. 前記制御部は、
    前記電気信号に変換された前記制御信号をアナログ-デジタル変換して生成されるデジタル信号に応じて前記光コンポーネントの制御方式を切り替え可能に構成され、
    前記光コンポーネントの制御方式を切り替えることで、前記電気信号に変換された前記制御信号をアナログ-デジタル変換するときに用いる、前記電気信号の電圧の閾値及びパルス幅の閾値を切り替える、
    請求項10乃至14のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
  18. 前記制御信号は、前記光信号に用いられる波長以外の波長の信号、前記光信号に用いられる波長のうちのいずれかの波長の信号、及び、前記光信号を全波変調した信号のいずれかである、
    請求項10乃至17のいずれか一項に記載の海底光通信システム。
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