JP6622420B2 - ピニトール、d−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の改善、予防、または治療用組成物 - Google Patents

ピニトール、d−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の改善、予防、または治療用組成物 Download PDF

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Description

本特許出願は2015年11月9日付で大韓民国特許庁に提出された大韓民国特許出願第10−2015−0156930号に対して優先権を主張し、前記特許出願の開示事項は本明細書に参照として挿入される。
本発明はピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の改善、予防、または治療用組成物に関するものである。
一般に、女性は初経を始め約35年間の月経期間を経た後、卵巣機能の自然的退化と共に数カ月乃至数年間、不規則な月経期間を有するようになり、45歳から55歳の間に生理的な閉経により月経が終わるようになる時期を迎えるようになる(非特許文献1)。月経前症候群(premenstrual syndrome)は月経開始約7−10日前頃に発生して月経開始と共に完全に消えるか緩和される精神的、行動的、身体的症状を意味する(非特許文献2)。月経前症候群が一部の女性には月経前のみに現れず、月経中にも完全に消えないで相変らず現れるので、月経前症候群より月経前後症候群がより正確な名称という報告がある。
月経前症候群の具体的な症状は、不安定(nervousness)、気分変化(mood swings)、憂欝(depression)、緊張(tension)、不安(anxiety)、疲労(fatigue)、痛み(pain)、腰痛(low back pain)、体重増加(weight gain)、乳房痛み(mastalgia)、及びむくみ(edema)などが代表的であり、このような症状を含んで約150−200余種類の症状が現れて、珍しく思われる症状も報告されている(非特許文献3〜9)。
月経前症候群の原因には、ホルモン不均衡(非特許文献10)、栄養欠乏などの食餌要因(非特許文献11〜12)、神経伝達物質の不均衡(非特許文献13)など、いろいろな要因が提起されているので、多要因性心理−神経−内分泌機能障害(multifactorial neuropsychology−endocrine dysfunction)として説明される。可妊可能な女性の70−90%が生理と関連した症状を示すと知られており、全体女性の約20−50%が月経前症候群を経験し、2.5%は生活に影響を及ぼす程度に激しい症状を示すと報告されている(非特許文献14〜15)。
ピニトール(pinitol)はイノシトール(inositol)と類似な化学構造と生化学的作用を有し、ブゲンビレアスペクタビリス(Bougainvillea spectabilis)、砂糖松(Sugar pine、Pinus lambertiana)などから分離された化合物である。D−カイロ−イノシトール(D−chiro−inositol、DCI)はイノシトール(inositol)ファミリーに属する化合物である。ピニトールは生体内でD−カイロ−イノシトールに転換されるものとして知られている。多様な先行文献で、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、及びこれらの誘導体が抗糖尿、抗炎症、抗癌効果のような多様な生物学的活性を有していることを開示している(特許文献1〜3)。
本明細書の全体に亘って多数の論文及び特許文献が参照され、その引用が表示されている。引用された論文及び特許文献の開示内容は、その全体として本明細書に参照として挿入されて本発明が属する技術分野の水準及び本発明の内容がより明確に説明される。
国際公開第96/29063 米国特許第5,827,896号明細書 米国特許第5,124,360号明細書
Woods NF, Mos s A and Dery GK (1982). Prevalence of perimenstrual swymptoms. AJPH, 72(11), 1257−1264 Greene R, Dalton K(1953): The premenstrual syndrome. BMJ 1(4818): 1007−1014 Glas s GS, et al., 1971. Psychiatric emergency related of Psychiatry, 128, 705−711 Par lee MB, 1976. Primary Care, 3, 477− 489 Andersh B and Hahn L. Premenstrual complaints, Influence of oral contraceptives, Acta obst et gynec. scand., 60, 579−583 Sanders D, et al., 1983. Psychosomatic Medicine, 45 (6), 487− 516 Muse KN. Cet el NS, Futterman LA and Yen SCC(1984). New. Engl. J. Med., 311, 1345− 1369 Shaver JF and Woods NF (1985). Research in Nursing and health, 8, 313, 319 Sigel J (1985). Health and Social Work , 12, 284− 289 Thys−Jacobs S, Alvir MJ (1995), J Clin Endocrinol Metab 80(7): 2227−2232 Lauerson NH (1985): Nurse Pract 10(3): 11−17 Tayler RJ, Fordyce ID, Aleander DA (1991): Relationship between personality and premenstrual symptoms. Br J Gen Practice 41(3): 55−57 O’Brien PM (1993): Helping women with premenstrual syndrome. BMJ 307(6917): 1471−1475 Mortola J (1998): N Engl J Med 338(4): 256−257 Singh B, et al., (1998): Altern Ther Health Med 4(3): 75−79
本発明者らは月経前症候群の症状を改善し治療することができる天然物由来活性物質を発掘するために研究努力した。その結果、ピニトールとD−カイロ−イノシトールが女性の生理痛み及び憂鬱症のような月経前症候群の症状を顕著に緩和させることができるという結果を確認することによって本発明を完成した。
したがって、本発明の目的は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の予防または治療用薬剤学的組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の予防または改善用食品組成物を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む薬剤学的組成物を対象体に投与する段階を含む月経前症候群の予防または治療方法を提供することにある。
本発明の目的及び長所は、以下の発明の詳細な説明、請求の範囲、及び図面により、さらに明確になる。
本発明の一態様によれば、本発明は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の予防または治療用薬剤学的組成物を提供する。
本発明のピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物は、月経前症候群の主要症状である生理痛、生理痛期間、及び手足冷症に対する症状を緩和させる効果があるので、月経前症候群を予防、改善、または治療する薬物または機能性食品として開発されることができ、本発明のD−カイロ−イノシトール、ピニトール、またはこれらの類似化合物は天然物から由来したので、人体適用時、副作用が非常に少ない。
1日600mgの偽薬群またはピニトール投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。 1日1,200mgの偽薬群またはピニトール投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。 1日2,400mgの偽薬群またはピニトール投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。 1日600mgの偽薬群またはD−カイロ−イノシトール(DCI)投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。 1日1,200mgの偽薬群またはD−カイロ−イノシトール(DCI)投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。 1日2,400mgの偽薬群またはD−カイロ−イノシトール(DCI)投与後の女性月経前症候群の改善効果を分析した結果である。
本発明組成物の有効成分“ピニトール”は以下の<化学式1>に表示される。
本明細書で、用語“ピニトール類似化合物(pinitol like compound)”は、ピニトールと共通する機能的及び構造的特徴を共有するので、直接的に、またはインビボ(in vivo)代謝過程後に“ピニトール”と同等な本発明の生理活性を保有する化合物を通称する意味である。
本発明で、前記“ピニトール類似化合物”は、ピニトールの適した“誘導体”または“代謝体”、“ピニトール含有化合物”、または“ピニトールのプロドラッグ(prodrug)”を含む。
本発明で、ピニトールの適した“誘導体”または“代謝体”は、ピニトールグリコサイド(pinitol glycosides)、ピニトールホスホリピド(pinitol phospholipids)、エステル化されたピニトール(esterified pinitol)、脂質−結合ピニトール(lipid−bound pinitol)、ピニトールホスフェート(pinitol phosphate)、ピニトールファイテート(pinitol phytates)、またはこれらの混合物を含み、これに限定されない。
本発明で、“ピニトール含有化合物”は、ピニトール部分(pinitol moiety)をより大きい構造の一部分として含む化合物を意味する。前記“ピニトール含有化合物”はピニトールと1つ以上の追加的な糖または糖の誘導体を含むポリサカライドまたはピニトールと1つ以上の金属イオンとの複合体またはキレート化合物を含むが、これに限定されない。
本発明で、前記“ピニトールのプロドラッグ(pro−drug)”はピニトールの誘導体であって、インビボで酵素的または化学的工程により真のピニトールに転換され、より向上した伝達特性及び/又は治療効能を示す化合物を意味する。糖類のプロドラッグ、例えばメチル化されるか、またはアセチル化されたヒドロキシルグループの形態の糖類のプロドラッグを製造する方法及びこれを投与する方法に対しては当業界で公知されている(Baker et al., J. Med. Chem., 27:270−274, 1984)。
ピニトール及びその類似化合物は、多数の植物、例えば松葉、ヒヨコマメ(chick peas)、ブーゲンビレア葉(Bougainvillea leaves)、ムラサキウマゴヤシ(alfalfa)、キャロブ(carob)、蕎麦(buckwheat)、野生かぼちゃ(cucurbita ficifolia)などから抽出及び精製工程を通じて得ることができ、他の合成工程を通じても得ることができる。
本発明の組成物の有効成分“D−カイロ−イノシトール”は次の<化学式2>に表示される。
本明細書で用語“D−カイロ−イノシトール類似化合物(D−chiro−inositol like compound)”は“D−カイロ−イノシトール”と共通する機能的及び構造的特徴を共有するので、直接的に、またはインビボ(in vivo)代謝過程後に“D−カイロ−イノシトール”と同等な本発明の生理活性を保有する化合物を通称する意味である。
前記“D−カイロ−イノシトール−類似化合物”は“D−カイロ−イノシトールの適した誘導体または代謝体”、“D−カイロ−イノシトール含有化合物”、または“D−カイロ−イノシトールのプロドラッグ(prodrug)”を含む。
前記“D−カイロ−イノシトールの適した誘導体または代謝体”はD−カイロ−イノシトールホスフェート(D−chiroinositol phosphate)、D−カイロ−イノシトールエステル(D−chiro−inositol ester)、D−カイロ−イノシトールアセテート、D−カイロ−イノシトールエーテル(D−chiro−inositol esther)、D−カイロ−イノシトールの低級アルキルエーテル、D−カイロ−イノシトールアセタル(D−chiro−inositol acetal)、またはD−カイロ−イノシトールケタル(D−chiro−inositol ketal)を含むことができるが、これに限定されない。
前記“D−カイロ−イノシトール含有化合物”はD−カイロイノシトール部分(D−chiro−inositol moiety)をより大きい構造の一部分として含む化合物を意味する。
前記“D−カイロ−イノシトール含有化合物”はD−カイロ−イノシトールと1つ以上の追加糖または糖の誘導体を含むポリサカライド、D−カイロ−イノシトール−ホスホリピド、またはD−カイロ−イノシトールと1つ以上の金属イオンとの複合体、またはキレート化合物でありうるが、これに限定されない。
前記“D−カイロ−イノシトールのプロドラッグ”はD−カイロ−イノシトールの誘導体であって、インビボ(in vivo)で酵素的または化学的工程により真のD−カイロ−イノシトールに転換され、より向上した伝達特性及び/又は治療効能を示す化合物を意味する。糖類のプロドラッグ、例えばメチル化またはアセチル化されたヒドロキシルグループの形態の糖類プロドラッグを製造する方法と、これを投与する方法に対しては当業界に公知されている(Baker et al., J. Med. Chem., 27:270−274, 1984)。
D−カイロ−イノシトールまたはその類似化合物は天然植物、例えば、松葉、ヒヨコマメ(chick peas)、ブーゲンビレア葉(Bougainvillea leaves)、ムラサキウマゴヤシ(alfalfa)、キャロブ(carob)、蕎麦(buckwheat)、野生かぼちゃ(cucurbita ficifolia)などから抽出及び精製工程を通じて得るか、またはミオ−イノシトール(myo−inositol)にエピメラーゼ(epimerase)を処理して得ることができ、または化学的合成を通じて得ることができる。
本発明のピニトールまたはD−カイロ−イノシトールは、女性月経前症候群の治療、予防、または改善の用途に使用できる。
本発明における治療または改善対象疾患である“月経前症候群”は月経開始前、大体7−10日以前に始まって月経の開始と共に消えたり緩和される精神的、行動的、または身体的症状を含む疾患である。月経前症候群は月経が始まれば症状が大部分消えるが、月経後にも症状が完全に消えないで依然として残っている女性もあるので、このような意味で使われる“月経前後症候群”も本発明の月経前症候群の範囲に含まれる。
月経前症候群の代表的症状には、頭痛(headache)、水分の停滞(water stagnation in the body)など、身体的症状と憂鬱症(depression)、神経症(neurosis)、過食欲求(food cravings)などの精神的症状を含む。
月経前症候群の身体的症状は、具体的に、緊張性頭痛(tension−type headaches)、乳房の敏感性(tenderness in the breasts)、腹部膨満感(bloating)、むくみ(swelling)、下腹部痙攣(abdominal cramps)、展示的な痛み(generalized pain)、体重増加(weight gain)、紅潮(flushing)、失神(syncope)、めまい(dizziness)、おしん(nausea)、心臓拍動増加(fast heartbeat)、及び疲労(feeling tired)などを含むが、これに限定されない。
月経前症候群の精神的症状は具体的に緊張(tension)、気分の揺れ(mood swings)、怒り(anger)、そわそわ(dithering)などの不安と関連した症状(anxiety−related symptoms)と、不安性憂欝(anxious depression)、孤独(loneliness)、不眠症(insomnia)、敵愾心(animosity)、憤怒(wrath)、健忘症(amnesia)、混沌(confusion)、集中力障害(concentration impairment)、注意散漫(distractibility)などを含むが、これに限定されない。
月経前症候群の行動的症状は、例えば食欲の増加、特に甘いか、または塩が入った食べ物の渇望、社会活動や業務活動の回避、家にいること、飲酒、性欲の増加または減少などを挙げることができるが、これに限定されない。
本発明の組成物は、前記説明された1つ以上の月経前症候群の身体的、精神的、または行動的異常症状を治療、予防、または改善させる。
本発明の薬剤学的組成物は、(a)ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物の薬剤学的有効量;及び(b)薬剤学的に許容される担体を含む月経前症候群の治療または予防用薬剤学的組成物の形態に提供される。
本明細書で、用語“予防”は、疾患または疾病を保有していると診断されたことはないが、このような疾患または疾病にかかりやすい傾向のある動物で疾患または疾病の発生を抑制することを意味する。
本明細書で、用語“治療”は、(i)疾患または疾病の発展の抑制、(ii)疾患または疾病の軽減、または(iii)疾患または疾患の除去を意味する。
本発明の薬剤学的組成物に含まれる薬剤学的に許容される担体は、製剤時に通常的に用いられるものであって、炭水化物類の化合物(例:ラクトース、アミロース、デキストロース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、澱粉、セルロースなど)、アカシアゴム、燐酸カルシウム、アルギネート、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微細結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ、塩溶液、アルコール、アラビアゴム、植物性油(例:とうもろこし油、綿実油、豆乳、オリーブ油、ココナッツ油)、ポリエチレングリコール、メチルセルロース、メチルヒドロキシベンゾエート、プロピルヒドロキシベンゾエート、滑石、ステアル酸マグネシウム、及びミネラルオイルなどを含むが、これに限定されるものではない。
本発明の薬剤学的組成物は、前記成分の以外に、潤滑剤、湿潤剤、甘味剤、香味剤、乳化剤、懸濁剤、保存剤などを追加で含むことができる。適した薬剤学的に許容される担体及び製剤は、Remington’s Pharmaceutical Sciences(19th ed., 1995)に詳細に記載されている。
本発明の薬剤学的組成物の適した投与量は、製剤化方法、投与方式、患者の年齢、体重、性、病的状態、食べ物、投与時間、投与経路、排泄速度、及び反応感応性のような要因により多様に処方できる。一方、本発明の薬剤学的組成物の経口投与量は、好ましくは1日当たり0.001−1000mg/kg(体重)である。
本発明の薬剤学的組成物は当該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できる方法によって、薬剤学的に許容される担体及び/又は賦形剤を用いて製剤化することによって、単位用量形態に製造されるか、または多用量容器内に内入させて製造できる。
この際、剤形はオイルまたは水性媒質中の溶液、懸濁液、または乳化液形態であるか、またはエキス剤、粉末剤、顆粒剤、錠剤、またはカプセル剤形態であることもあり、分散剤または安定化剤を追加的に含むことができる。
本発明の他の態様によれば、本発明は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む薬剤学的組成物を対象体(subject)に投与する段階を含む月経前症候群の予防または治療方法を提供する。
本明細書で使われた用語、“投与”または“投与する”は、本発明の組成物の治療的有効量を前記組成物を必要とする対象体(個体)に直接的に投与することによって、対象体の体内で同一な量が形成されるようにすることをいう。
組成物の“治療的有効量”は組成物を投与しようとする対象体に治療的または予防的効果を提供することに充分な組成物の含有量を意味し、ここに“予防的有効量”を含む意味である。本明細書で使われた用語、“対象体”は制限無しで人間、マウス、ラット、ギニアピッグ、犬、猫、馬、牛、豚、猿、チンパンジー、ヒヒ、または赤毛猿を含む。具体的には、本発明の対象体は人間である。
本発明である月経前症候群の予防または治療方法の場合、本発明の一態様である女性更年期症状の予防または治療用薬剤学的組成物を投与する段階を含む方法であるので、重複する内容に対しては本明細書の記載の過度な複雑性を避けるために省略する。
本発明の更に他の態様によれば、本発明は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の予防または改善用食品組成物を提供する。
本発明で、前記食品組成物は、(a)ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物の食品学的有効量;及び(b)食品学的に許容される担体を含む月経前症候群の改善または予防用食品組成物の形態に提供される。
本明細書で、用語“改善”は、疾病による症状または疾病の合併症による症状の軽減を意味する。
本発明の食品組成物が機能性食品組成物である場合、前記有効成分の以外に、食品製造時に通常的に添加される成分を含むことができ、例えば、蛋白質、炭水化物、脂肪、栄養素、調味剤、及び甘味剤を含む。
前述した炭水化物の例は、モノサッカライド、例えば、葡萄糖、果糖など;ジサッカライド、例えばマルトース、スクロース、オリゴ糖など;及びポリサッカライド、例えばデキストリン、サイクロデキストリンなどの通常的な糖及びキシリトール、ソルビトール、エリトリトールなどの糖アルコールである。
甘味剤として天然甘味剤[ソーマチン、ステビア抽出物(例えば、レバウジオシドA、グリシリジンなど)]、及び合成甘味剤(サッカリン、アスパルタムなど)を使用することができる。
例えば、本発明の食品組成物がドリンク剤に製造される場合には、本発明の有効成分であるピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物の以外に、クエン酸、液状果糖、砂糖、葡萄糖、酢酸、リンゴ酸、果汁、杜沖抽出液、ナツメ抽出液、甘草抽出液などを追加で含めることができる。食品に対する容易な接近性を考慮すれば、本発明の食品組成物は女性の月経前症候群を予防または改善することに非常に有用である。
本発明の特徴及び利点を要約すると、次の通りである:
(i)本発明は、ピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物の月経前症候群の予防、改善、または治療用途に関するものである。
(ii)本発明のピニトール、D−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物は、月経前症候群の主要症状である生理痛、生理痛期間、及び手足冷症に対する症状を緩和させる効果があるので、月経前症候群を予防、改善、または治療する薬物または機能性食品として開発できる。
(iii)本発明のD−カイロ−イノシトール、ピニトール、またはこれらの類似化合物は天然物から由来したので、人体適用時、副作用が非常に少ない。
以下、実施形態を通じて本発明をより詳細に説明する。これら実施形態は専ら本発明をより具体的に説明するためのものであって、本発明の要旨によって本発明の範囲がこれら実施形態により制限されないということは、当業界で通常の知識を有する者において自明である。
実験方法
1.女性実験対象者にピニトールまたはD−カイロ−イノシトールの投与評価
ピニトールとD−カイロ−イノシトールはBiosearch Life社(Camino de Purchil, 66. 18004 Granada, Spain)から購入して使用した。実験対象者は去る月経周期の3周期以上抜かすか、避姙薬を服用するか、避妊道具を使用するか、精神科治療経歴がない状態である正常状態の満25−40歳である80名の可妊女性を選択して実施した。
実験対象者40名を各群当たり10名ずつ4個の群に分けて、ピニトールが含まれていないし、薬理学的に全く効果のない偽薬(placebo)を投与する対照群と、ピニトールを3種類の異なる濃度で投与する3個の実験群に指定した。同一な方式により実験対象者40名を各群当たり10名ずつ4個の群に分けて、偽薬(placebo)投与群と、D−カイロ−イノシトールを3種類の異なる濃度で投与する3個の実験群に指定した。その中で、盲檢方式により8週間1日1回ずつ偽薬、ピニトール、またはD−カイロ−イノシトールを投与した。ピニトールまたはD−カイロ−イノシトールは1日当たり600mg、1,200mg、及び2,400mgずつ8週間服用するようにした。実験対象者を対象に偽薬、ピニトール、またはD−カイロ−イノシトールの臨床試験開始前と完了後に検査アンケートに答えるようにして、ピニトールまたはD−カイロ−イノシトールに対する月経前症候群に対する改善効果を評価した。
2.設問検査
本発明では実験対象者に対してアンケートを用いて月経前症候群の激しい程度をアンケートを作成するようにして分析した。実験対象者に偽薬、ピニトール、またはD−カイロ−イノシトールの服用後に生理痛、生理痛期間、及び手足冷症に対する症状を完全好転、大いに好転、若干好転、変化無しに評価するようにして、月経前症候群に対する改善効果を評価した。<表1>には本発明で使用したアンケートを示した。
実験結果
1.ピニトールまたはD−カイロ−イノシトールの月経前症候群の軽減効果
女性で月経前症候群に対するピニトールまたはD−カイロ−イノシトールが及ぼす軽減効果を評価するために設問検査法を実施した。偽薬を服用した対照群の場合には偽薬服用前と比較して10−20%程度に生理痛、生理痛期間、及び手足冷症のような月経前症候群の主要症状が若干好転されることと示されたが、ピニトールまたはD−カイロ−イノシトールを1日当たり600mg、1,200mg、及び2,400mgずつ服用した実験群の場合には投与前に比べて生理痛、生理痛期間、及び手足冷症のような生理前症候群の主要症状が顕著に減少したことが分かった(<表2>及び<表3>)。以下の<表2>は偽薬群またはピニトール投与後の設問検査結果を示す。以下の<表3>は偽薬群またはD−カイロ−イノシトール(DCI)投与後の設問検査結果を示す。
ピニトール600mg服用群は投与前に比べて月経前症候群の主要症状が50−60%まで若干好転されるか、大いに好転されたものであり、1,200mgまたは2,400mg服用群の場合には投与前に比べて生理前症候群の主要症状が10%程度のみ変化がなかったし、80−90%まで好転されることと示されて、その中で、1,200mg投与群は50%以上、2,400mg服用群は70−80%まで完全に好転された(図1−図3参照)。
D−カイロ−イノシトール600mg服用群は投与前に比べて月経前症候群の主要症状がピニトール600mg服用群の結果と類似するように50−60%まで若干好転されるか、大いに好転されたものであり、1,200mgまたは2,400mg服用群の場合にも投与前に比べて月経前症候群の主要症状がピニトール1,200mgまたは2,400mg服用群と類似するように10%程度のみ変化がなかったし、80−90%まで好転されることと示されて、その中で、1,200mg投与群は50%以上、2,400mg服用群は80−90%まで完全に好転された(図4−図6参照)。
前記設問検査分析結果、ピニトールとD−カイロ−イノシトールが女性の生理痛、生理痛期間、手足冷症のような女性生理前症候群の主要症状の改善または緩和に顕著な効果があることを確認することができた。
以上、本発明の特定の部分を詳細に記述したところ、当業界の通常の知識を有する者に当たって、このような具体的な技術は単に好ましい具現例であるだけであり、ここに、本発明の範囲が制限されるものでないことは明白である。したがって、本発明の実質的な範囲は添付した請求項とその等価物により定義されるということができる。

Claims (4)

  1. ピニトール又はD−カイロ−イノシトールを有効成分として含む、月経前症候群の予防または治療用薬剤学的組成物であって、
    前記月経前症候群の身体的症状は、下腹部痙攣であることを特徴とする月経前症候群の予防または治療用薬剤学的組成物
  2. 前記ピニトール又はD−カイロ−イノシトールは、前記組成物全体に対して50〜5000mgの濃度で含まれることを特徴とする、請求項1に記載の薬剤学的組成物。
  3. ピニトール又はD−カイロ−イノシトールを有効成分として含む、月経前症候群の改善用食品組成物であって、
    前記月経前症候群の身体的症状は、下腹部痙攣であることを特徴とする月経前症候群の改善用食品組成物。
  4. 前記ピニトール又はD−カイロ−イノシトールは、前記組成物全体に対して50〜5000mgの濃度で含まれることを特徴とする、請求項3に記載の食品組成物。
JP2018544010A 2015-11-09 2016-10-20 ピニトール、d−カイロ−イノシトール、またはこれらの類似化合物を有効成分として含む月経前症候群の改善、予防、または治療用組成物 Expired - Fee Related JP6622420B2 (ja)

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