JP6621685B2 - 通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機および給湯器を代表とする機器本体とリモートコントローラとを備え、通信線を介して相互に通信を行う通信機器に関する。
特許文献1に代表される従来の通信装置では、通信線を介して機器本体がリモートコントローラへ給電を行うことが多い。そのため機器本体とリモートコントローラとの通信時には直流成分を持たず実装が簡易である振幅偏移変調(Amplitude Shift Keying:ASK)が広く用いられている。またASK通信回路は、データ信号の高調波を低減するためパルストランス回路を介してデータ信号を送信する構成が一般的である。
特開2014−192840号公報
近年、機器の制御の高度化により制御データが増大する傾向にあり、機器本体とリモートコントローラとの間に伝送される通信データ量が増大し、データレートの高速化が必要とされている。一方、リモートコンローラまたは設備機器の一方が故障した際の入れ替え対応として、他方で扱われるデータレートが低速でも通信ができる必要がある。しかし低速データレートで動作するリモートコンローラまたは設備機器が取り扱い可能な搬送波周波数のASK通信においてデータレートを上げようとすると、高速データレートに対応していないリモートコンローラまたは設備機器に内蔵されるパルストランス回路で信号の鈍りが生じ、通信エラーが増加してしまう課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信エラーの増加を抑制できる通信機器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信機器は、第1の搬送波信号を第1の変調波信号で変調した第1の振幅変調波信号と、前記第1の搬送波信号の周波数よりも高い周波数の第2の搬送波信号を前記第1の変調波信号よりも高い周波数の第2の変調波信号で変調した第2の振幅変調波信号との一方に合わせて、前記第1の搬送波信号の周波数に対応する第1の共振周波数と前記第2の搬送波信号の周波数に対応する第2の共振周波数とを切り替えて、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力する通信回路を備えた通信機器である。前記通信回路は、前記第1の共振周波数と前記第2の共振周波数とを切り替えて前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力するパルストランス回路を備える。前記パルストランス回路は、第1のコンデンサと第2のコンデンサとの直列回路に並列接続される一次巻線と、前記第1のコンデンサに並列接続され、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号の出力を指示する制御信号によりオンオフ動作するスイッチング素子と、前記一次巻線から電圧が誘起され通信線に接続される二次巻線と、を備える。前記第2のコンデンサおよび前記一次巻線による第1の共振周波数と、前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサおよび前記一次巻線による第2の共振周波数とを切り替える。
本発明によれば、通信エラーの増加を抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る通信機器およびリモートコントローラの構成図 図1に示すパルストランス回路、データ送信回路およびデータ受信回路の構成図 図1に示すパルストランス回路の第1の変形例を示す図 図1に示すパルストランス回路の第2の変形例を示す図 図1に示すパルストランス回路の第3の変形例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる通信機器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る通信機器の構成図である。図2は図1に示すパルストランス回路、データ送信回路およびデータ受信回路の構成図である。
図1に示す通信機器100は、空気調和機および給湯器を代表とする宅内機器またはビル内機器の本体である機器本体1と、機器本体1を操作するためのリモートコントローラ2と、機器本体1およびリモートコントローラ2を接続する通信線9とを備える。機器本体1とリモートコントローラ2との間で伝送されるデータ信号は、例えばリモートコントローラ2により機器本体1を操作するための操作信号と、操作信号を受信した機器本体1がリモートコントローラ2へ応答する信号と、機器本体1の運転状態を表す信号である。
機器本体1はリモートコントローラ2との間でデータ信号の送受信をするための通信回路110を備える。通信回路110は、パルストランス回路3a、データ送信回路4a、ASK変調回路5a、データ受信回路6a、ASK復調回路7a、制御部8aおよび給電回路10を備える。図1では機器本体1が備える通信回路110以外の構成要素の図示を省略している。当該構成要素の一例としては、機器本体1が空気調和機であれば室内機および室外機に搭載される電動機と電動機の駆動装置と冷凍サイクル機構である。
制御部8aは、リモートコントローラ2との間でデータ信号の送受信を行い、リモートコントローラ2から送信されたデータ信号に基づき機器本体1の制御を行う回路であり、例えばマイクロコントローラで構成される。
制御部8aには、データ出力端子81、データ入力端子82および制御端子83が設けられている。データ出力端子81はASK変調回路5aの入力に接続され、制御部8aで生成された第1の変調波信号b1または第2の変調波信号b2を出力する端子である。データ入力端子82はASK復調回路7aの出力に接続され、ASK復調回路7aから出力された第1の変調波信号b1または第2の変調波信号b2を入力する端子である。制御端子83は、第1の変調波信号b1または第2の変調波信号b2の出力を示す制御信号20を出力する端子である。
制御部8aは、特定周波数の第1の変調波信号b1と、第1の変調波信号b1の周波数よりも高い周波数の第2の変調波信号b2とを選択して出力する。第1の変調波信号b1のデータレートは例えば1,200bpsであり、第2の変調波信号b2のデータレートは例えば4,800bpsである。
例えばユーザが1,200bpsでリモートコントローラ2との通信を行うことを選択した場合、制御部8aは選択された1,200bpsの第1の変調波信号b1を生成すると共に、第1の変調波信号b1の出力を示す制御信号20を出力する。このときの制御信号20はHighレベルの信号である。ユーザが4,800bpsでリモートコントローラ2との通信を行うことを選択した場合、制御部8aは選択された4,800bpsの第2の変調波信号b2を生成すると共に第2の変調波信号b2の出力を示す制御信号20を出力する。このときの制御信号20はLowレベルの信号である。
ASK変調回路5aには第1の搬送波信号f1と、第1の搬送波信号f1の周波数よりも高い周波数の第2の搬送波信号f2とが入力される。本実施の形態では第1の変調波信号b1のデータレートである1,200bpsで通信するときの第1の搬送波信号f1の周波数は50kHzである。第2の変調波信号b2のデータレートである4,800bpsで通信するときの第2の搬送波信号f2の周波数は200kHzである。
ASK変調回路5aは、制御部8aから出力された制御信号20に応じて、制御部8aから出力された第1の変調波信号b1で第1の搬送波信号f1を変調した第1の振幅変調波信号c1を出力し、または制御部8aから出力された第2の変調波信号b2で第2の搬送波信号f2を変調した第2の振幅変調波信号c2を出力する。なおASK変調回路5aは、制御部8aから信号が出力されないときには振幅変調波信号を出力しない。ASK変調回路5aは、例えばマイクロコントローラにより構成される。
データ送信回路4aは、ASK変調回路5aから出力された第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を、リモートコントローラ2への送信に必要なレベルまで増幅してパルストランス回路3aへ出力する回路であり、図2に示すようにトランジスタであるスイッチング素子Q2を有して構成される。スイッチング素子Q2は図示しないバイアス回路によりバイアスされている。
データ受信回路6aは、パルストランス回路3aを介してリモートコントローラ2から送信された第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を、ASK復調回路7aにおける復調に必要なレベルまで増幅してASK復調回路7aへ出力する回路であり、図2に示すようにトランジスタであるスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q3に直列接続される抵抗R1とを有する。スイッチング素子Q2,Q3は図示しないバイアス回路によりバイアスされている。
ASK復調回路7aは、制御部8aから出力された制御信号20に応じて、データ受信回路6aから出力された第1の振幅変調波信号c1から第1の変調波信号b1を復調し、またはデータ受信回路6aから出力された第2の振幅変調波信号c2から第2の変調波信号b2を復調する回路であり、データ受信回路6aから信号が出力されないときには変調波信号を出力しない。ASK復調回路7aは例えばダイオード検波回路およびマイクロコントローラにより構成される。
機器本体1が備える直流電源は、バイパスコンデンサの影響でデータ信号に対するインピーダンスが低いため、通信線9に直接接続すると、通信線9上でデータ信号を伝達することができない。給電回路10は、通信線9上のデータ信号に対するインピーダンスを上昇させる回路であり、例えばチョークコイルにより構成され、直流電源で生成された直流電力を通信線9を介してリモートコントローラ2に供給する。
リモートコントローラ2は、機器本体1との間でデータ信号の送受信をするための通信回路120を備える。通信回路120は、パルストランス回路3b、データ送信回路4b、ASK変調回路5b、データ受信回路6b、ASK復調回路7b、制御部8bおよび受電回路11を備える。図1ではリモートコントローラ2が備える通信回路120以外の構成要素の図示を省略している。当該構成要素の一例としては、図示しない操作ボタンが押されたときに操作内容に対応した操作情報を表示する表示機能である。
制御部8bは制御部8aと同様にデータ出力端子81、データ入力端子82および制御端子83を備え、制御信号20、第1の変調波信号b1および第2の変調波信号b2を出力する。ASK変調回路5bはASK変調回路5aと同様に制御信号20に応じて第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を出力する。データ送信回路4bはデータ送信回路4aと同様に第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2の機器本体1への送信に必要なレベルまで増幅してパルストランス回路3bへ出力する回路である。
データ受信回路6bは、データ受信回路6aと同様にパルストランス回路3bを介して機器本体1から送信された第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を、ASK復調回路7bにおける復調に必要なレベルまで増幅して出力する回路である。ASK復調回路7bは、ASK復調回路7aと同様に制御部8bから出力された制御信号20に応じて、第1の振幅変調波信号c1から第1の変調波信号b1を復調し、または第2の振幅変調波信号c2から第2の変調波信号b2を復調する回路であり、データ受信回路6bから信号が出力されないときには変調波信号を出力しない。
受電回路11は機器本体1から供給される直流電力を受電する回路である。リモートコントローラ2の電源回路は、バイパスコンデンサの影響でデータ信号に対するインピーダンスが低いため、通信線9に直接接続すると、通信線9上でデータ信号を伝達することができない。受電回路11は、通信線9上のデータ信号に対するインピーダンスを上昇させる回路であり、例えばチョークコイルにより構成される。
機器本体1のパルストランス回路3aは、制御信号20に応じてデータ送信回路4aで増幅された第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を出力する回路である。リモートコントローラ2のパルストランス回路3bは、制御信号20に応じてデータ送信回路4bで増幅された第1の振幅変調波信号c1または第2の振幅変調波信号c2を出力する回路である。パルストランス回路3aおよびパルストランス回路3bは同様の回路構成を有している。以下では図2を用いてパルストランス回路3aの構成例を説明する。
パルストランスT1を備えるパルストランス回路3aは、制御信号20によりオンオフ動作するトランジスタであるスイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1に直列接続された第1のコンデンサC3と、スイッチング素子Q1と第1のコンデンサC3との直列回路に並列接続される第2のコンデンサC4と、当該直列回路に並列接続されると共に第2のコンデンサC4に並列接続される一次巻線L1と、一次巻線L1から電圧が誘起され通信線9に接続される二次巻線L2とを備える。
一次巻線L1および二次巻線L2によりパルストランスT1が構成される。パルストランス回路3aは、第1のコンデンサC3、第2のコンデンサC4および一次巻線L1による第1の共振周波数と、第2のコンデンサC4および一次巻線L1による第2の共振周波数とを切り替える。第1のコンデンサC3および第2のコンデンサC4のキャパシタンスは等しい値である。
トランジスタであるスイッチング素子Q1のベースは制御部8aに接続され、制御部8aから出力される制御信号20によりオンオフ制御される。スイッチング素子Q1のコレクタは第2のコンデンサC4の一端と一次巻線L1の一端との接続点に接続される。スイッチング素子Q1のエミッタは第1のコンデンサC3の一端に接続され、第1のコンデンサC3の他端は第2のコンデンサC4の他端と一次巻線L1の他端との接続点に接続される。スイッチング素子Q1のコレクタと第2のコンデンサC4と一次巻線L1との接続端には電源が接続される。
スイッチング素子Q1がオンのとき、第1のコンデンサC3のキャパシタンスと第2のコンデンサC4のキャパシタンスと一次巻線L1のインダクタンスとによる第1の共振周波数が設定される。第1の共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応する。スイッチング素子Q1がオフのとき、第2のコンデンサC4のキャパシタンスと一次巻線L1のインダクタンスとによる第2の共振周波数が設定される。第2の共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応する。
二次巻線L2と通信線9との間に接続されるコンデンサC5は直流電源カット用のコンデンサである。第1のコンデンサC3、第2のコンデンサC4および一次巻線L1の接続端はスイッチング素子Q3のベースとスイッチング素子Q2のコレクタとに接続される。スイッチング素子Q3のコレクタは電源に接続され、スイッチング素子Q3のエミッタは抵抗R1に接続される。
以下、通信機器100の動作を説明する。以下では機器本体1からリモートコントローラ2にデータを送信する場合について説明する。
送信データのデータレートが1,200bpsに設定されているとき、制御信号20はHighレベルであり、パルストランス回路3aのスイッチング素子Q1がオンになり、パルストランス回路3aの共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応した周波数に設定される。
制御部8aから出力された1,200bpsの第1の変調波信号b1は第1の搬送波信号f1でASK変調され、ASK変調された第1の振幅変調波信号c1は、データ送信回路4aで増幅された後、フィルタリングされて通信線9上に送信される。
リモートコントローラ2においても同様に、受信データのデータレートが1,200bpsに設定されているとき、制御信号20はHighレベルであり、パルストランス回路3bのスイッチング素子Q1がオンになり、パルストランス回路3bの共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応した周波数に設定される。
通信線9を介して送信された第1の振幅変調波信号c1は、パルストランス回路3bおよびデータ受信回路6bを介してASK復調回路7bに入力され、第1の変調波信号b1、すなわちデータ信号に変換され、データ信号は制御部8bに入力される。
送信データのデータレートが4,800bpsに設定されているとき、制御信号20はLowレベルであり、パルストランス回路3aのスイッチング素子Q1がオフになり、パルストランス回路3aの共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応した周波数に設定される。
制御部8aから出力された4,800bpsの第2の変調波信号b2は第2の搬送波信号f2でASK変調され、ASK変調された第2の振幅変調波信号c2は、データ送信回路4aで増幅された後、フィルタリングされて通信線9上に送信される。
リモートコントローラ2においても同様に、受信データのデータレートが4,800bpsに設定されているとき、制御信号20はLowレベルであり、パルストランス回路3bのスイッチング素子Q1がオフになり、パルストランス回路3bの共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応した周波数に設定される。
通信線9を介して送信された第2の振幅変調波信号c2は、パルストランス回路3bおよびデータ受信回路6bを介してASK復調回路7bに入力され、第2の変調波信号b2、すなわちデータ信号に変換され、データ信号は制御部8bに入力される。
通信機器100におけるデータレートの切り替えについて図1を用いて説明する。機器本体1が通信の主局であり、リモートコントローラ2が従局であるとする。通信開始時は機器本体1およびリモートコントローラ2が予め決められたデータレートの通信を開始する。データレートが1,200bpsの第1の変調波信号b1で通信を開始した場合、データレートを切り替えるときは、主局である機器本体1が従局のリモートコントローラ2に対してデータレート切り替え要求を送信する。データレート切り替え要求を受信したリモートコントローラ2は、要求に応じてデータレートを4,800bpsに切り替える。データレート切り替え要求を送信した後の機器本体1もデータレートを4,800bpsに切り替え、以降の通信はデータレートが4,800bpsの第2の変調波信号b2で実施される。
すなわち通信機器100は、通信先のデータレートを確認し、確認結果に基づいてデータレートを変更した後に通信を開始する機能を有する。これにより通信機器100は、通信エラーの増加を抑制できるだけでなく、自動で最適なデータレートを選択することができる。
図3はパルストランス回路の第1の変形例を示す図である。図3のパルストランスT11を備えるパルストランス回路3aは、制御信号20によりオンオフ動作するスイッチング素子Q11と、スイッチング素子Q11に直列接続された第1のコンデンサC11と、スイッチング素子Q11と第1のコンデンサC11との直列回路に並列接続される第2のコンデンサC12と、当該直列回路に並列接続されると共に第2のコンデンサC12に並列接続される一次巻線L11と、一次巻線L11から電圧が誘起され通信線9に接続される二次巻線L12とを備える。第1のコンデンサC11および第2のコンデンサC12のキャパシタンスは等しい値である。スイッチング素子Q11のコレクタと第2のコンデンサC12と一次巻線L11との接続端には電源が接続される。
図3のパルストランス回路3aは、第1のコンデンサC11および一次巻線L11による第1の共振周波数と、第1のコンデンサC11、第2のコンデンサC12および一次巻線L11による第2の共振周波数とを切り替える。
トランジスタであるスイッチング素子Q11のベースは制御部8aに接続され、制御部8aから出力される制御信号20によりオンオフ制御される。スイッチング素子Q11のコレクタは第2のコンデンサC12の一端と一次巻線L11の一端との接続点に接続される。スイッチング素子Q11のエミッタは第1のコンデンサC11と第2のコンデンサC12との接続端に接続され、第1のコンデンサC11の他端は一次巻線L11の他端とスイッチング素子Q3のベースとの接続点に接続される。二次巻線L12と通信線9との間に接続されるコンデンサC13は直流電源カット用のコンデンサである。
スイッチング素子Q11がオンのとき、第1のコンデンサC11のキャパシタンスと一次巻線L11のインダクタンスとによる第1の共振周波数が設定される。第1の共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応する。スイッチング素子Q11がオフのとき、第1のコンデンサC11および第2のコンデンサC12の直列回路が構成され、直列回路のキャパシタンスと一次巻線L11のインダクタンスとによる第2の共振周波数が設定される。第2の共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応する。
図4はパルストランス回路の第2の変形例を示す図である。図4のパルストランスT22を備えるパルストランス回路3aは、図1のパルストランス回路3aにおける共振周波数設定機能と、図1のデータ送信回路4aにおける信号増幅機能とを合わせ持つ。
図4のパルストランス回路3aは、第1の振幅変調波信号c1の入力によりオン動作する第1のスイッチング素子Q21と、第1のスイッチング素子Q21に直列接続される第1のコンデンサC21と、第1のコンデンサC21に並列接続される第1の一次巻線L21と、第1の一次巻線L21から電圧が誘起され通信線9に接続される第1の二次巻線L22とを備える。
また図4のパルストランス回路3aは、第2の振幅変調波信号c2の入力によりオン動作する第2のスイッチング素子Q22と、第2のスイッチング素子Q22に直列接続される第2のコンデンサC22と、第2のコンデンサC22に並列接続される第2の一次巻線L23と、第2の一次巻線L23から電圧が誘起され通信線9に接続される第2の二次巻線L24とを備える。
パルストランス回路3aは、第1のコンデンサC21および第1の一次巻線L21による第1の共振周波数と、第2のコンデンサC22および第2の一次巻線L23による第2の共振周波数とを切り替える。
第1のスイッチング素子Q21のベースには第1の振幅変調波信号c1が入力され、第1のスイッチング素子Q21のコレクタは第1のコンデンサC21と第1の一次巻線L21との接続点に接続される。第1のスイッチング素子Q21のエミッタは接地される。
また第1のスイッチング素子Q21のコレクタはデータ受信回路6a内のスイッチング素子Q23のベースに接続される。スイッチング素子Q23のコレクタには電源が接続され、スイッチング素子Q23のエミッタには抵抗R21が接続されている。
第2のスイッチング素子Q22のベースには第2の振幅変調波信号c2が入力され、第2のスイッチング素子Q22のコレクタは第2のコンデンサC22と第2の一次巻線L23との接続点に接続される。第2のスイッチング素子Q22のエミッタは接地される。
また第2のスイッチング素子Q22のコレクタはデータ受信回路6a内のスイッチング素子Q24のベースに接続される。スイッチング素子Q24のコレクタには電源が接続され、スイッチング素子Q24のエミッタには抵抗R22が接続されている。
第1のコンデンサC21の一端と第1の一次巻線L21の一端との接続端には電源が接続される。第2のコンデンサC22の一端と第2の一次巻線L23の一端との接続端には電源が接続される。
第1の二次巻線L22と第2の二次巻線L24は直列接続され、第1の二次巻線L22と通信線9との間に接続されるコンデンサC23は直流電源カット用のコンデンサである。
第1のコンデンサC21のキャパシタンスは第2のコンデンサC22のキャパシタンスより大きく、または第1の一次巻線L21のインダクタンスは第2の一次巻線L23のインダクタンスより大きい。
第1のスイッチング素子Q21に第1の振幅変調波信号c1が入力されることにより、第1のコンデンサC21のキャパシタンスと第1の一次巻線L21のインダクタンスとによる第1の共振周波数が設定される。第1の共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応する。
第2のスイッチング素子Q22に第2の振幅変調波信号c2が入力されることにより、第2のコンデンサC22のキャパシタンスと第2の一次巻線L23のインダクタンスとによる第2の共振周波数が設定される。第2の共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応する。
図5はパルストランス回路の第3の変形例を示す図である。図5のパルストランスT22を備えるパルストランス回路3aは、図1のパルストランス回路3aにおける共振周波数設定機能と、図1のデータ送信回路4aにおける信号増幅機能とを合わせ持つ。
図5のパルストランス回路3aは、第1の振幅変調波信号c1の入力によりオン動作する第1のスイッチング素子Q31と、第1のスイッチング素子Q31に直列接続される第1のコンデンサC31と、第2の振幅変調波信号c2の入力によりオン動作する第2のスイッチング素子Q32と、第2のスイッチング素子Q32に直列接続される第2のコンデンサC32と、第1のコンデンサC31に中間タップ30を介さずに並列接続され、第2のスイッチング素子Q32に中間タップ30を介して並列接続される一次巻線L31と、一次巻線L31から電圧が誘起され通信線9に接続される二次巻線L32とを備える。
パルストランス回路3aは、第1のコンデンサC31および一次巻線L31による第1の共振周波数と、第2のコンデンサC32および一次巻線L31による第2の共振周波数とを切り替える。
第1のスイッチング素子Q31のベースには第1の振幅変調波信号c1が入力され、第1のスイッチング素子Q31のコレクタは第1のコンデンサC31および一次巻線L31との接続点に接続される。第1のスイッチング素子Q31のエミッタは接地される。
また第1のスイッチング素子Q31のコレクタはデータ受信回路6a内のスイッチング素子Q24のベースに接続される。スイッチング素子Q24のコレクタには電源が接続され、スイッチング素子Q24のエミッタには抵抗R22が接続されている。
第2のスイッチング素子Q32のベースには第2の振幅変調波信号c2が入力され、第2のスイッチング素子Q32のコレクタは第2のコンデンサC32および一次巻線L31の中間タップ30との接続点に接続される。第2のスイッチング素子Q32のエミッタは接地される。
また第2のスイッチング素子Q32のコレクタはデータ受信回路6a内のスイッチング素子Q23のベースに接続される。スイッチング素子Q23のコレクタには電源が接続され、スイッチング素子Q23のエミッタには抵抗R21が接続されている。
第1のコンデンサC31の一端と第2のコンデンサC32の一端と一次巻線L31の一端との接続端には電源が接続される。
二次巻線L32と通信線9との間に接続されるコンデンサC33は直流電源カット用のコンデンサである。
第1のスイッチング素子Q31に第1の振幅変調波信号c1が入力されることにより、第1のコンデンサC31のキャパシタンスと一次巻線L31のインダクタンスとによる第1の共振周波数が設定される。第1の共振周波数は、第1の搬送波信号f1の周波数に対応する。
第2のスイッチング素子Q32に第2の振幅変調波信号c2が入力されることにより、第2のコンデンサC32のキャパシタンスと一次巻線L31の中間タップ30までのインダクタンスとによる第2の共振周波数が設定される。第2の共振周波数は、第2の搬送波信号f2の周波数に対応する。
なお図2から図5では図1のパルストランス回路3aの変形例を説明したが、図1のパルストランス回路3bも同様に構成されているものとする。図2から図5に示す構成例により、搬送波周波数を切り替えてもデータ信号の振幅が減衰したり、データ信号の高調波が増加したりすることを防止できる。
以上に説明したように本実施の形態に係る通信機器100によれば、データレートを上げたときにパルストランス回路3aにおける共振周波数を上げることができるため、同調回路または復調回路における信号の鈍りを改善でき、通信エラーの増加を抑制できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 機器本体、2 リモートコントローラ、3a,3b パルストランス回路、4a,4b データ送信回路、5a,5b ASK変調回路、6a,6b データ受信回路、7a,7b ASK復調回路、8a,8b 制御部、9 通信線、10 給電回路、11 受電回路、20 制御信号、30 中間タップ、81 データ出力端子、82 データ入力端子、83 制御端子、100 通信機器、110,120 通信回路。

Claims (4)

  1. 1の搬送波信号を第1の変調波信号で変調した第1の振幅変調波信号と、前記第1の搬送波信号の周波数よりも高い周波数の第2の搬送波信号を前記第1の変調波信号よりも高い周波数の第2の変調波信号で変調した第2の振幅変調波信号との一方に合わせて、前記第1の搬送波信号の周波数に対応する第1の共振周波数と前記第2の搬送波信号の周波数に対応する第2の共振周波数とを切り替えて、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力する通信回路を備えた通信機器であって、
    前記通信回路は、
    前記第1の共振周波数と前記第2の共振周波数とを切り替えて前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力するパルストランス回路を備え、
    前記パルストランス回路は、
    第1のコンデンサと第2のコンデンサとの直列回路に並列接続される一次巻線と、
    前記第1のコンデンサに並列接続され、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号の出力を指示する制御信号によりオンオフ動作するスイッチング素子と、
    前記一次巻線から電圧が誘起され通信線に接続される二次巻線と、
    を備え、
    前記第2のコンデンサおよび前記一次巻線による第1の共振周波数と、前記第1のコンデンサ、前記第2のコンデンサおよび前記一次巻線による第2の共振周波数とを切り替える通信機器。
  2. 第1の搬送波信号を第1の変調波信号で変調した第1の振幅変調波信号と、前記第1の搬送波信号の周波数よりも高い周波数の第2の搬送波信号を前記第1の変調波信号よりも高い周波数の第2の変調波信号で変調した第2の振幅変調波信号との一方に合わせて、前記第1の搬送波信号の周波数に対応する第1の共振周波数と前記第2の搬送波信号の周波数に対応する第2の共振周波数とを切り替えて、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力する通信回路を備えた通信機器であって、
    前記通信回路は、
    前記第1の共振周波数と前記第2の共振周波数とを切り替えて前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力するパルストランス回路を備え、
    前記パルストランス回路は、
    前記第1の振幅変調波信号の入力によりオン動作する第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子に直列接続される第1のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサに並列接続される第1の一次巻線と、
    前記第1の一次巻線から電圧が誘起され通信線に接続される第1の二次巻線と、
    前記第2の振幅変調波信号の入力によりオン動作する第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子に直列接続される第2のコンデンサと、
    前記第2のコンデンサに並列接続される第2の一次巻線と、
    前記第2の一次巻線から電圧が誘起され通信線に接続される第2の二次巻線と、
    を備え、
    前記第1のコンデンサおよび前記第1の一次巻線による第1の共振周波数と、前記第2のコンデンサおよび前記第2の一次巻線による第2の共振周波数とを切り替える通信機器。
  3. 第1の搬送波信号を第1の変調波信号で変調した第1の振幅変調波信号と、前記第1の搬送波信号の周波数よりも高い周波数の第2の搬送波信号を前記第1の変調波信号よりも高い周波数の第2の変調波信号で変調した第2の振幅変調波信号との一方に合わせて、前記第1の搬送波信号の周波数に対応する第1の共振周波数と前記第2の搬送波信号の周波数に対応する第2の共振周波数とを切り替えて、前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力する通信回路を備えた通信機器であって、
    前記通信回路は、
    前記第1の共振周波数と前記第2の共振周波数とを切り替えて前記第1の振幅変調波信号または前記第2の振幅変調波信号を出力するパルストランス回路を備え、
    前記パルストランス回路は、
    前記第1の振幅変調波信号の入力によりオン動作する第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子に直列接続される第1のコンデンサと、
    前記第2の振幅変調波信号の入力によりオン動作する第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子に直列接続される第2のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサにタップを介さずに並列接続され、前記第2のコンデンサにタップを介して並列接続される一次巻線と、
    前記一次巻線から電圧が誘起され通信線に接続される二次巻線と、
    を備え、
    前記第1のコンデンサおよび前記一次巻線による第1の共振周波数と、前記第2のコンデンサおよび前記一次巻線による第2の共振周波数とを切り替える通信機器。
  4. 通信先のデータレートを確認し、確認結果に基づいてデータレートを変更した後に通信を開始する請求項1から請求項の何れか一項に記載の通信機器。
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