JP6620413B2 - コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、積層セラミックコンデンサなどの外部電極構造およびその製造技術に関する。
積層セラミックコンデンサは大容量化や高周波特性などの電気的特性に優れる。
斯かる特性を持つ積層セラミックコンデンサはたとえば、シート状セラミック誘電体に内部電極を形成して交互に積層、焼結して素子を形成し、この素子体に露出させた内部電極の露出部に銅や銀などの外部電極層を形成する。この外部電極層は、内部電極の露出部と接地する銅などからなる下地電極層と、下地電極層上に形成される半田付けに有利な銀などからなる上地電極層から構成される。この外部電極層にはリード線などの外部端子が半田付けされ、該リード線によって基板に接続され、セラミックコンデンサを直接基板に載置され、外部電極層が基板に半田付けされることが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。半田付けには一般に加熱を伴う。
実開昭63−128713号公報 実開昭62−65824号公報
積層セラミックコンデンサの容量は内部電極の面積に比例し、その大容量化にはたとえば、内部電極の積層数を増加させ、または、1層あたりの内部電極の表面積を大きくすればよい。内部電極の積層数の増加や表面積の拡大はセラミックコンデンサが大型化することとなる。それに伴い、外部電極層の面積も大きくなる傾向になり、上地電極の塗布する面積も大きくなる。セラミックコンデンサはその製造工程において、外部電極層となる銅や銀などを塗布した後、焼き付けを行うことによって形成する。焼付け工程においては、セラミックコンデンサは高温度下に晒されることとなるが、セラミック誘電体と外部電極層を構成する金属、特に銀の熱膨張係数が異なるため、歪みが生じる。つまり、素子中のセラミック誘導体の熱膨張係数は外部電極層を構成する銀などの金属より小さく、焼付け処理などの高温度に晒されると、熱膨張係数差により、セラミック誘電体と外部電極との接地部分に歪みが生じ、セラミック誘電体にクラックが生じ易いという課題がある。
そこで、本発明の主たる目的は上記課題に鑑み、外部電極層の形態により加熱によるセラミック誘電体のクラックなどの製品劣化を防止することにある。
上記目的を達成するため、本発明のコンデンサの一側面によれば、内部電極と誘電体層とが交互に積層されたコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の縁面に形成され、前記内部電極に接続された第1の電極層と、前記第1の電極層の上にメッシュ状またはドット状に形成された第2の電極層と、前記メッシュ状またドット状の前記第2の電極層が形成されていない前記第1の電極層の表面に、酸化処理によって形成された酸化処理層とを備える。
上記コンデンサにおいて、前記第2の電極層に接続されたリード線を有し、この前記リード線の前記コンデンサ素子側の根元部分に前記酸化処理層があってよい。
上記目的を達成するため、本発明のコンデンサの製造方法の一側面によれば、内部電極と誘電体層とを複数層に積層してコンデンサ素子を形成する工程と、前記内部電極に接続される第1の電極層を前記コンデンサ素子の縁面部に形成する工程と、前記第1の電極層の上にメッシュ状またはドット状の第2の電極層を形成する工程と、前記メッシュ状またドット状の前記第2の電極層が形成されていない前記第1の電極層の表面に、酸化処理によって酸化処理層を形成する工程とを含めばよい。
本発明のコンデンサ又はその製造方法によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第2の電極層が分割して形成されることで、個々の第2の電極層の面積は小さくなる。そのため、個々の第2の電極層とセラミック誘電体の熱膨張による歪みは小さくなり、セラミック誘電体のクラックを抑制することができる。
(2) 製品劣化を防止でき、コンデンサの信頼性を高めることができる。
一実施の形態に係るコンデンサの断面を示す図である。 図1に示すコンデンサのIIa−IIa線断面およびIIb−IIb線断面を示す図である。 リード線接続前の素子およびIIIb−IIIb線断面を示す図である。 リード線接続面側から見たコンデンサおよびIVb −IVb 線断面を示す図である。 半田接続とクラック発生の関係および半田非着層の形成領域を示す図である。
〔一実施の形態〕
図1は、一実施の形態に係る積層セラミックコンデンサの断面を示している。この積層セラミックコンデンサ(以下、単に「コンデンサ」と称する)2は、本発明のコンデンサの一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このコンデンサ2には一例として、長方形状の積層セラミックコンデンサ素子(以下、単に「素子」と称する)4が備えられている。
この素子4のたとえば、短手方向(X軸方向)の縁面部には、外部電極6の下地電極の一例として銅電極層6−1が形成され、この銅電極層6−1の上に外部電極6の上地電極の一例として銀電極層6−2が形成されている。銅電極層6−1が第1の電極層の一例であり、銀電極層6−2が第2の電極層の一例である。
各銀電極層6−2の表面部にはリード線8−1、8−2が配置され、半田10によって銀電極層6−2に接続されている。
素子4には外面を被覆する外装樹脂層16が設置されており、素子4、銅電極層6−1の縁部、銀電極層6−2およびリード線8−1、8−2の素子4側から傾斜部14の中途部分まで外装樹脂層16によって被覆されている。
各リード線8−1、8−2の中途部にはたとえば、素子端18の近傍側の位置に屈曲部12−1、素子端18から離れた位置に屈曲部12−2が形成され、屈曲部12−1、12−2の間に傾斜部14が形成されている。
図2のAは、図1のIIa−IIa線断面を示している。この実施の形態の素子4には、複数の単位素子の一例として2つの素子体4−1、4−2が含まれている。各素子体4−1、4−2は複数の内部電極20とセラミック誘電体22とを交互に備えている。リード線8−1側には複数の内部電極20−1、リード線8−2側には複数の内部電極20−2が存在している。
この素子4のセラミック誘電体22にはBaTiO3 (チタン酸バリウム)系セラミックを用いることができる。他の構成材料として、BaTiO3 系セラミックのBa(バリウム)の一部をCaやSrに置換し、またはTi(チタン)の一部をZrに置換した(Ba,Ca,Sr)(Ti,Zr)O3 系セラミックを用いてもよい。
内部電極20には、Ag,Ag−Pd,Pd,Cuなどの貴金属、これらの合金の他、Ni、Alなどの卑金属を用いてもよく、これら貴金属や卑金属から適宜選択して用いればよい。
外部電極6には銅電極層6−1、銀電極層6−2を用いているが、これらCu、Ag、Niなどの他、導電性金属を用いればよい。内部電極20として、Niを用いた場合、第1の電極層としては、Niとの接続性が良好であることから、銅電極層6−1が好ましい。この場合に、銅は外部との接続手段である半田との接続性に課題があるため、半田付け性に良好な銀電極層6−2を銅電極層6−1の上に形成するのが好ましい。なお、第1の電極層としては、CuのほかにAgとPdの合金や、NiとCuの合金を用いるのが有効である。また、銀電極層6−2に代える電極材料は半田付け可能な金属であればいずれの金属でもよい。
図2のBは、図1のIIb−IIb線断面を示している。既述の製造方法によれば、内部電極20として、交互に配置された内部電極20−1、20−2の縁部を素子4の縁面部に露出させることができる。
素子4の縁面部のそれぞれには銅電極層6−1が形成され、一方の銅電極層6−1には内部電極20−1が接続され、他方の銅電極層6−1には内部電極20−2が接続されている。各銅電極層6−1の上に銀電極層6−2が形成される。
銀電極層6−2の上には既述の通り、リード線8−1またはリード線8−2が配置され、半田10によって接続された後、素子4、素子4上のリード線8−1、8−2、銅電極層6−1の縁部、銀電極層6−2の露出部が外装樹脂層16で被覆される。
このコンデンサ2の素子4の製造方法では、一例としてセラミック誘電体シートを形成し、その表面に複数の内部電極20を塗布や印刷によって形成し、その上にセラミック誘電体層を形成する。このセラミック誘電体層の上に複数の内部電極20を塗布や印刷によって形成し、その上にセラミック誘電体層を形成する。このような積層処理を経て積層ブロック体を形成し、焼成した後、積層ブロック体から素子4を切り出して生成すればよい。たとえば、素子4は、1つの内部電極20を範囲とする素子チップ、または平面方向に複数の内部電極20たとえば、この実施の形態のように平面方向に2つの内部電極20を範囲とする素子チップのいずれでもよい。
図3のAは、銅電極層6−1の上に形成された銀電極層6−2を備える素子4を示している。図3のBは、図3のAに示す素子4のIIIb−IIIb線断面を示している。
素子4の縁面には内部電極20の一方の内部電極20−1に接続される銅電極層6−1が形成される。この銅電極層6−1の表面にはたとえば、網目状に電極材料の塗布によって銀電極層6−2が形成される。したがって、銀電極層6−2には網目状に複数の窓部24が形成されている。
窓部24に露出する銅電極層6−1の露出面には酸化処理により、半田の付着を回避するための半田非着層の一例として酸化処理層26を形成する。
図4のAは、銀電極層6−2上にリード端子8−1(8−2)を備える素子4を示している。図4のBは、図4のAに示す素子4のIVb −IVb 線断面を示している。
銀電極層6−2の上面には、リード線8−1が銀電極層6−2の長手方向(Y軸方向)の素子端18側から二分の一幅内に設置され、半田10によって接続されている。図示しないが、リード線8−2も同様に、銀電極層6−2の長手方向(Y軸方向)の素子端18側から二分の一幅内に設置され、半田10によって接続されている。
そして、半田10によって銀電極層6−2にリード線8−1、8−2を覆う領域上に外装樹脂層16が形成され、素子4、各銀電極層6−2、半田10、リード線8−1、8−2の一部が外装樹脂層16によって被覆される。
銀電極層6−2の窓部24に露出する銅電極層6−1には半田非着層である酸化処理層26が形成されているので、図4のBに示すように、半田10の付着が回避される。このため、半田10との付着面は窓部24に囲まれた銀電極層6−2に限定された範囲となる。つまり、半田10は、酸化処理層26に対する付着が回避されて網目状の銀電極層6−2上に接着され、リード線8−1、8−2と素子4との接続面は、網目状の銀電極層6−2上に制限されている。これにより、外部電極6と半田10との接着面積を狭小化することができる。
この実施の形態では、銀電極層6−2を網目状に形成して複数の窓部24を形成しているが網目状に代え、ドット状に形成してもよい。ドット状に銀電極層6−2を形成すれば、半田10の接続領域をドット状に限定し、外部電極6と半田10との接着面積を狭小化することができる。
<一実施の形態の効果など>
この実施の形態の特徴事項や利点を列挙すれば以下の通りである。
(1) 素子4中のセラミック誘導体22の熱膨張係数は銀電極層6−2を構成する銀より小さく、銀電極層6−2の焼付け処理などで加熱を受けると、熱膨張係数差による歪みを生じ、クラックを生じ易いという課題があるのに対し、銀電極層6−2の形成面積を低減し、熱膨張による歪みが発生する面積を低下させることができ、クラックなどの製品劣化を防止することにある。
(2) 素子4は複数の単位素子としてたとえば、2つの素子体4−1、4−2を備えており、各素子体4−1、4−2の静電容量をC1、C2とすれば、素子体4−1、4−2の並列化により、素子4の合成容量Cは、
C=C1+C2 ・・・(1)
となり、C>C1、C>C2であり、コンデンサ2の大容量化が図られる。
(3) 素子4の外部電極6の一部である銀電極層6−2を網目状またはドット状に形成することで、各リード線8−1、8−2の重なりおよび半田10の接続領域を狭くしたので、各リード線8−1、8−2から素子4側に加わる応力を軽減することができる。
(4) 半田付けされたリード線8−1、8−2の上から外装樹脂層16で素子4を被覆したので、リード線8−1、8−2と素子4との接続強度を低下させることがなく、外装樹脂層16でリード線8−1、8−2と素子4との接続強度を補強することができる。
(5) 素子4の内部電極20は外部電極6の銅電極層6−1で並列化されており、銀電極層6−2を網目状またはドット状に形成しても、内部抵抗を増加させることがなく、外部電極6の銀電極層6−2に接続されるリード線8−1、8−2の接続範囲が網目状またはドット状に縮小しても、コンデンサ特性を劣化させることがなく、コンデンサ2の等価直列抵抗を増加させることはない。
(6) リード線8−1、8−2に外力が作用しても、リード線8−1、8−2の根元部分から素子4との接続部分に加わる応力を低減でき、リード線8−1、8−2の接続部分の劣化や、リード線の破断を防止できる。
(7) 銀電極層6−2の網目状の窓部24やドット状の銀電極層6−2から露出する銅電極層6−1の表面に酸化処理によって形成された酸化処理層26は粗面化状態であるので、半田10が付着していない酸化処理層26には外装樹脂層16との密着性が高く、外装樹脂層16と素子4の一体化とともに、コンデンサ2の堅牢化を図ることができる。
(8) 製品劣化を防止でき、コンデンサの信頼性を高めることができる。
〔変形例〕
図5のAは、半田10を銅電極層6−1および銀電極層6−2の縁部まで半田10を付着させた場合を示している。
このように、半田10の付着範囲が素子4の下縁側まで及ぶと、半田10と素子4側との一体化が強化される反面、半田10が外部電極6だけでなく、セラミック誘電体22に直接接地することがある。この場合、半田10の熱膨張係数とセラミック誘電体22の熱膨張係数の差によって、半田10と外部電極6の接地部分に歪みが生じて、セラミック誘電体22にクラックが生じる場合もある。また、リード線を有するセラミックコンデンサにおいては、リード線8−1、8−2に加わる応力が素子4に直に加わることとなり、その応力によって素子4側にクラック28を生じるおそれがある。素子4側とリード線8−1、8−2の一体化には弊害を生じることとなる。
図5のBは、銅電極層6−1の縁部に対する銀電極層6−2の形成を避け、銅電極層6−1の縁部側に酸化処理層26が形成された場合を示している。
このように、素子4の下縁側に至る銅電極層6−1の縁に酸化処理層26を形成し、半田10の付着を回避すれば、半田10がセラミック誘電体22に付着することもなく、熱膨張係数の差によるクラック28の発生を抑止できる。また、素子4の下縁側とリード線8−1、8−2との間に空間部30を設定することができる。この空間部30は、リード線8−1、8−2の可動範囲を許容させることができる。
このように構成すれば、素子4側へのリード線8−1、8−2に対する応力の集中を回避でき、素子4のクラック28の発生を防止できる。
<変形例の効果など>
この変形例の特徴事項や利点を列挙すれば以下の通りである。
(1) 半田10がセラミック誘電体22に付着することが防止され、熱膨張係数の差によるセラミック誘電体22のクラックの発生を抑制できる。
(2) 素子4に対するリード線8−1、8−2からの応力作用を軽減でき、素子4の破損などの不都合を回避できる。
(3) 製品重量や振動加速度による外力がリード線の根元部分に集中すると、リード線8−1、8−2が破断するのを防止できる。
<実験結果>
一実施の形態のように、素子4に対するリード線8−1、8−2の接続範囲を減少しても、リード線8−1、8−2の素子4に対する引っ張り強度が低下しないことが確認された。
〔他の実施の形態〕
a)上記実施の形態では、リード線8−1、8−2を用いたが、本発明はリード線を有せず、セラミックコンデンサを基板に直接設置し、外部電極6と基板上の回路パターンとを半田付けする形状のコンデンサに適用できる。
b)上記実施の形態では半田非着層の一例として酸化処理層26を例示したが、この酸化処理層26に代え、半田非着性を持つ絶縁層や導体層であってもよい。
c)上記実施の形態では、2つの電極群を有する構成のセラミックコンデンサを例示したが、電極群が1つの構造であってよい。
d)上記実施の形態では外装樹脂層16が設置されているが、この外装樹脂層16は省略してよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明のコンデンサ及びその製造方法は、素子の外部電極とセラミック誘電体との熱膨張係数の差による応力によりセラミック誘電体に生じるクラックを抑制できるので、製品の信頼性を高めることができるなど、有益である。
2 コンデンサ
4 素子
4−1、4−2 素子体
6 外部電極
6−1 銅電極層
6−2 銀電極層
8−1、8−2 リード線
10 半田
12−1、12−2 屈曲部
14 傾斜部
16 外装樹脂層
18 素子端
20 内部電極
20−1、20−2 内部電極
22 セラミック誘電体
24 窓部
26 酸化処理層
28 クラック
30 空間部

Claims (3)

  1. 内部電極と誘電体層とが交互に積層されたコンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子の縁面に形成され、前記内部電極に接続された第1の電極層と、
    前記第1の電極層の上にメッシュ状またはドット状に形成された第2の電極層と、
    前記メッシュ状またドット状の前記第2の電極層が形成されていない前記第1の電極層の表面に、酸化処理によって形成された酸化処理層と、
    を備えることを特徴とするコンデンサ。
  2. 前記第2の電極層に接続されたリード線を有し、この前記リード線の前記コンデンサ素子側の根元部分に前記酸化処理層があることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 内部電極と誘電体層とを複数層に積層してコンデンサ素子を形成する工程と、
    記内部電極に接続される第1の電極層を前記コンデンサ素子の縁面部に形成する工程と、
    前記第1の電極層の上にメッシュ状またはドット状の第2の電極層を形成する工程と、
    前記メッシュ状またドット状の前記第2の電極層が形成されていない前記第1の電極層の表面に、酸化処理によって酸化処理層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とするコンデンサの製造方法。
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