JP6619984B2 - ワッシャの製造方法及びワッシャ - Google Patents

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Description

本発明は、荷重を受けるためのワッシャの製造方法及びワッシャの技術に関する。
従来、荷重を受けるためのワッシャは、略板状に形成される成形材料を成形用金型によって打ち抜くことで成形される。例えば、特許文献1に記載の如くである。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、成形材料を円環状に打ち抜くため、成形材料の多くが無駄になってしまう。また、例えば、成形材料を半円状に打ち抜いて、二個の半円状の部材同士を接合する場合でも、依然として多くの成形材料が無駄になってしまい、材料歩留まりを十分に向上することができるとは言い難い(図9に示すスクラップS901参照)。以上のように、従来技術においては、材料歩留まりが悪いという点で不利であった。
特開2001−82457号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は材料歩留まりを向上することができるワッシャの製造方法及びワッシャを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、短手方向の一側面又は他側面の少なくともいずれか一方に形成される山部と、当該山部に対して長手方向に連続する谷部とを具備し、当該谷部に凸部が形成される長手部材を準備する準備工程と、前記一側面及び前記他側面が前記短手方向及び前記長手方向と直交する一方向から見て円弧状となるように、前記長手部材を変形させる変形工程と、を具備し、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記山部には、凹部が形成されるものである。
請求項2においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凸部は、前記谷部の底部に形成されるものである。
請求項3においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記谷部は、前記凸部と前記長手方向に隣接する部分が、前記一方向から見て弧状に形成されるものである。
請求項4においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凸部は、先端部が前記一方向から見て弧状に形成されるものである。
請求項5においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凹部は、先端部が前記一方向から見て弧状に形成されるものである。
請求項6においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記一側面又は前記他側面の少なくともいずれか一方には、複数の前記山部及び複数の前記谷部が前記長手方向における一端部から他端部に亘って交互に連続するように形成されるものである。
請求項7においては、前記変形工程は、前記山部及び前記谷部が少なくとも外周側に配置されるように、前記長手部材を変形させるものである。
請求項8においては、前記準備工程で準備される前記長手部材の前記一側面及び前記他側面は、前記一側面から前記他側面までの前記短手方向に沿った距離が、前記長手方向の一端部から他端部に亘って一定に形成されるものである。
請求項9においては、前記準備工程で準備される前記長手部材は、異なる複数の金属材料からなるバイメタル材によって構成されるものである。
請求項10においては、外周面又は内周面の少なくともいずれか一方の面に形成されると共に凹部が形成される山部と、当該山部に対して周方向に連続すると共に凸部が形成される谷部と、を具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、材料歩留まりを向上することができる。また、山部の凹部に応力を分散させることができる。
請求項2においては、応力を効果的に分散させることができる。
請求項3においては、凸部と前記長手方向に隣接する部分に応力をバランスよく分散させることができる。
請求項4においては、凸部の先端部に応力をバランスよく分散させることができる。
請求項5においては、凹部の先端部に応力をバランスよく分散させることができる。
請求項6においては、摺動面積の減少を抑制しつつ、複数の谷部に応力を分散させることができる。
請求項7においては、潤滑性を向上することができる。
請求項8においては、狭い上下方向幅でより広い幅をカバーすることができる。
請求項9においては、金属材料が剥離することを抑制できる。
請求項10においては、材料歩留まりを向上することができる。
本発明の一実施形態に係るワッシャの製造方法のフローチャート。 板状部材を打ち抜く様子を示す図。 準備された長手部材を示す斜視図。 (a)準備された長手部材を示す正面図。(b)同じく、拡大正面図。 (a)長手部材が変形される様子を示す図。(b)変形された長手部材を示す図。 製造されたワッシャを示す正面図。 (a)第一変形例に係る長手部材が変形される様子を示す図。(b)変形された長手部材を示す図。 (a)第二変形例に係る長手部材を示す拡大正面図。(b)第三変形例に係る長手部材を示す拡大正面図。(c)第四変形例に係る長手部材を示す拡大正面図。 打ち抜かれた成形材料であるスクラップを示す図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、本発明の一実施形態に係るワッシャ10の製造方法及びワッシャ10について説明する。
図6に示すワッシャ10は、適宜荷重を受けるための部材である。ワッシャ10は、正面視半円状(円弧状)に形成される。本実施形態に係るワッシャ10は、前側面及び後側面に異なる金属材料を貼り合わせたバイメタル材(二種類の金属材料を貼り合わせたバイメタル材)によって構成される。ワッシャ10の製造方法は、このようなワッシャ10を製造するものである。
図1に示すように、まず、ワッシャ10の製造方法においては、準備工程が行われる(ステップS10)。準備工程は、図2に示す板状部材Nに加工を施して長手部材N1を準備する工程である。図2に示すように、板状部材Nは、その板面を前後方向に向けて配置されると共にその長手方向を左右方向に向けて配置される部材である。板状部材Nは、前記バイメタル材によって構成される。準備工程において、板状部材Nには、所定の金型によって板面が打ち抜かれる加工であるブランク加工が施される。これによって、板状部材Nは、複数(本実施形態では七個)の長手部材N1と二個(上下)のスクラップS1とに分けられる。
図3及び図4に示すように、準備工程で準備された長手部材N1は、その長手方向を左右方向に向けて配置される。また、長手部材N1は、その短手方向を上下方向に向けて配置される。長手部材N1は、上側山部20、上側谷部30、下側山部40及び下側谷部50を具備する。
上側山部20は、長手部材N1の上側面において、上方向(短手方向)に突出するように形成される部分である。上側山部20は、その左部及び右部が左右中途部よりも突出するような正面視略M字状に形成される。上側山部20は、長手部材N1の前端部から後端部(前側面から後側面)に亘って形成される。上側山部20は、後述する上側谷部30を挟んで左右方向に複数(本実施形態では五個)形成される。複数の上側山部20は、それぞれ第一の山部21、第二の山部22及び凹部23を具備する。なお、複数の上側山部20は、全て同じように構成される。このため、以下では、図4(b)に拡大して示す第一の山部21、第二の山部22及び凹部23を例に挙げて説明する。
第一の山部21は、上側山部20の左部に形成される。第一の山部21は、上に凸となるような正面視略弧状に形成される。
第二の山部22は、上側山部20の右部に形成される。第二の山部22は、後述する凹部23を挟んで第一の山部21と左右対称となるように形成される。
凹部23は、上側山部20において、下方向(短手方向)に窪むように形成される部分である。凹部23は、その先端部(下端部)が正面視略弧状に形成される。凹部23は、図4(b)に二点鎖線で示す上側山部20の頂部T20が窪んだような形状に形成される。なお、図4(b)に二点鎖線で示す頂部T20は、凹部23が形成されていない場合における上側山部20の頂部を仮想的に記載したものである。凹部23は、上側山部20の左右中央部に形成され、第一の山部21と第二の山部22との間に配置される。凹部23は、その先端部が後述する上側谷部30よりも高い位置(上方)に配置されるように、その上下方向幅(深さ)が適宜設定される。
上側谷部30は、長手部材N1の上側面において、下方向(短手方向)に窪むように形成される部分である。上側谷部30は、その左部及び右部が左右中途部よりも窪むような正面視略W字状に形成される。上側谷部30は、長手部材N1の前端部から後端部(前側面から後側面)に亘って形成される。上側谷部30は、上側山部20と左右方向に連続するように複数(本実施形態では六個)形成される。複数の上側谷部30は、それぞれ第一の谷部31、第二の谷部32及び凸部33を具備する。なお、複数の上側谷部30は、全て同じように構成される。このため、以下では、図4(b)に拡大して示す第一の谷部31、第二の谷部32及び凸部33を例に挙げて説明する。
第一の谷部31は、上側谷部30の左部に形成される。第一の谷部31は、下に凸となるような正面視略弧状に形成される。
第二の谷部32は、上側谷部30の右部に形成される。第二の谷部32は、後述する凸部33を挟んで第一の谷部31と左右対称となるように形成される。
凸部33は、上側谷部30において、上方向(短手方向)に突出するように形成される部分である。凸部33は、その先端部(上端部)が正面視略弧状に形成される。凸部33は、図4(b)に二点鎖線で示す上側谷部30の底部B30から突出するように形成される。なお、図4(b)に二点鎖線で示す底部B30は、凸部33が形成されていない場合における上側谷部30の底部を仮想的に記載したものである。凸部33は、上側谷部30の左右中央部に形成され、第一の谷部31と第二の谷部32との間に配置される。凸部33は、その先端部が上側山部20よりも低い位置(下方)に配置されるように、その上下方向幅(高さ)が適宜設定される。このような凸部33によって、上側谷部30においては、窪み(下に凸の部分)が左右に分かれている。
このように構成される上側山部20及び上側谷部30は、長手部材N1の上側面における左端部から右端部に亘って交互に連続するように形成される。
下側山部40は、長手部材N1の下側面において、下方向(短手方向)に突出するように形成される部分である。下側山部40は、その左部及び右部が左右中途部よりも突出するような正面視略W字状に形成される。下側山部40は、長手部材N1の前端部から後端部(前側面から後側面)に亘って形成される。下側山部40は、後述する下側谷部50を挟んで左右方向に複数(本実施形態では六個)形成される。複数の下側山部40は、それぞれ第一の山部41、第二の山部42及び凹部43を具備する。なお、複数の下側山部40は、全て同じように構成される。このため、以下では、図4(b)に拡大して示す第一の山部41、第二の山部42及び凹部43を例に挙げて説明する。
第一の山部41は、下側山部40の左部に形成される。第一の山部41は、下に凸となるような正面視略弧状に形成される。第一の山部41は、その上下方向幅(高さ)が上側谷部30の第一の谷部31の上下方向幅(深さ)と略同一の幅となるように形成される。また、第一の山部41は、その左右方向幅が上側谷部30の第一の谷部31の左右方向幅と略同一の幅となるように形成される。
第二の山部42は、下側山部40の右部に形成される。第二の山部42は、後述する凹部43を挟んで第一の山部41と左右対称となるように形成される。
凹部43は、下側山部40において、上方向(短手方向)に窪むように形成される部分である。凹部43は、その先端部(上端部)が正面視略弧状に形成される。凹部43は、図4(b)に二点鎖線で示す下側山部40の頂部T40が窪んだような形状に形成される。なお、図4(b)に二点鎖線で示す頂部T40は、凹部43が形成されていない場合における下側山部40の頂部を仮想的に記載したものである。凹部43は、下側山部40の左右中央部に形成され、第一の山部41と第二の山部42との間に配置される。凹部43は、その上下方向幅(深さ)が上側谷部30の凸部33の上下方向幅(高さ)と略同一の幅となるように形成される。また、凹部43は、その左右方向幅が上側谷部30の凸部33の左右方向幅と略同一の幅となるように形成される。
このように構成される下側山部40は、上側谷部30の下方にそれぞれ配置される。すなわち、下側山部40は、上側山部20に対して左右方向にずれた位置に配置される。
下側谷部50は、長手部材N1の下側面において、上方向(短手方向)に窪むように形成される部分である。下側谷部50は、その左部及び右部が左右中途部よりも窪むような正面視略M字状に形成される。下側谷部50は、長手部材N1の前端部から後端部(前側面から後側面)に亘って形成される。下側谷部50は、下側山部40と左右方向に連続するように複数(本実施形態では五個)形成される。複数の下側谷部50は、それぞれ第一の谷部51、第二の谷部52及び凸部53を具備する。なお、複数の下側谷部50は、全て同じように構成される。このため、以下では、図4(b)に拡大して示す第一の谷部51、第二の谷部52及び凸部53を例に挙げて説明する。
第一の谷部51は、下側谷部50の左部に形成される。第一の谷部51は、上に凸となるような正面視略弧状に形成される。第一の谷部51は、その上下方向幅(深さ)が上側山部20の第一の山部21の上下方向幅(高さ)と略同一の幅となるように形成される。また、第一の谷部51は、その左右方向幅が上側山部20の第一の山部21の左右方向幅と略同一の幅となるように形成される。
第二の谷部52は、下側谷部50の右部に形成される。第二の谷部52は、後述する凸部53を挟んで第一の谷部51と左右対称となるように形成される。
凸部53は、下側谷部50において、下方向(短手方向)に突出するように形成される部分である。凸部53は、その先端部(下端部)が正面視略弧状に形成される。凸部53は、図4(b)に二点鎖線で示す下側谷部50の底部B50から突出するように形成される。なお、図4(b)に二点鎖線で示す底部B50は、凸部53が形成されていない場合における下側谷部50の底部を仮想的に記載したものである。凸部53は、下側谷部50の左右中央部に形成され、第一の谷部51と第二の谷部52との間に配置される。凸部53は、その上下方向幅(高さ)が上側山部20の凹部23の上下方向幅(深さ)と略同一の幅となるように形成される。また、凸部53は、その左右方向幅が上側山部20の凹部23の左右方向幅と略同一の幅となるように形成される。このような凸部53によって、下側谷部50においては、窪み(上に凸の部分)が左右に分かれている。
このように構成される下側谷部50は、上側山部20の下方にそれぞれ配置される。すなわち、下側谷部50は、上側谷部30に対して左右方向にずれた位置に配置される。また、下側山部40及び下側谷部50は、長手部材N1の下側面における左端部から右端部に亘って交互に連続するように形成される。
このような下側山部40は、上側谷部30と左右方向における位置を合わせて配置される。また、下側谷部50は、上側山部20と左右方向における位置を合わせて配置される。これにより、長手部材N1は、その上側面とその下側面とが略同一形状に形成される。すなわち、長手部材N1は、左右方向におけるどの部分を見ても上下方向幅W(上側面から下側面までの上下方向に沿った距離)が同一となるように形成される。
図1に示すように、準備工程が行われた後で、ワッシャ10の製造方法においては、変形工程が行われる(ステップS20)。変形工程は、長手部材N1を曲げて変形させる工程である。変形工程において、長手部材N1は、所定の治具によって拘束される。その後、図5に示すように、右部及び左部が下側(長手部材N1の下方に配置される点C側)に曲げられる。これによって、長手部材N1は、点Cを中心とした正面視半円状に塑性変形される。こうして長手部材N1は、ワッシャ10として形成される。このようなワッシャ10の外周面には、上側山部20及び上側谷部30が配置される。また、ワッシャ10の内周面には、下側山部40及び下側谷部50が配置される。
このような変形工程が行われるとき、図5及び図6に示すように、長手部材N1の上側面(ワッシャ10の外周面)は、ワッシャ10の周方向に伸張される。このとき、長手部材N1の上側面においては、上側谷部30に応力が作用し易い。前述の如く、本実施形態に係る上側谷部30は、凸部33によって窪みが左右に分かれている。上側谷部30においては、このような左右の窪み(第一の谷部31及び第二の谷部32)に応力が作用し易い。
このように、長手部材N1の上側面においては、変形工程で長手部材N1に作用する応力を左右の窪み(第一の谷部31及び第二の谷部32)に分散させることができる。これによれば、ワッシャ10の応力の集中を分散して変形を助け、変形によるダメージ(伸張と圧縮とが同時に生じることによる内部的なダメージや剥離)を軽減させることができる。
前述の如く、上側谷部30の第一の谷部31と第二の谷部32とは、左右対称となるように形成されている。これによって、第一の谷部31と第二の谷部32とに応力をバランスよく分散させることができる。
また、本実施形態に係る上側山部20は、凹部23(窪み)を具備している。これによれば、長手部材N1の上側面において、上側山部20の凹部23にも応力が作用し易くなる。これによって、長手部材N1の上側面において、変形工程で長手部材N1に作用する応力を凹部23と第一の谷部31と第二の谷部32との三つに分散させることができる。このため、ワッシャ10の応力を分散して変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
また、変形工程が行われるとき、長手部材N1の下側面(ワッシャ10の内周面)は、ワッシャ10の周方向に圧縮される。このとき、長手部材N1の下側面においては、下側谷部50に応力が作用し易い。前述の如く、本実施形態に係る下側谷部50は、凸部53によって、窪みが左右に分かれている。下側谷部50においては、このような左右の窪み(第一の谷部51及び第二の谷部52)に応力が作用し易い。
このように、長手部材N1の下側面においては、変形工程で長手部材N1に作用する応力を左右の窪み(第一の谷部51及び第二の谷部52)に分散させることができる。これによれば、ワッシャ10の応力を分散して変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
前述の如く、下側谷部50の第一の谷部51と第二の谷部52とは、左右対称となるように形成されている。これによって、第一の谷部51と第二の谷部52とに応力をバランスよく分散させることができる。
また、本実施形態に係る下側山部40は、凹部43(窪み)を具備している。これによれば、長手部材N1の下側面において、下側山部40の凹部43にも応力が作用し易くなる。これによって、長手部材N1の下側面において、変形工程で長手部材N1に作用する応力を凹部43と第一の谷部51と第二の谷部52との三つに分散させることができる。このため、ワッシャ10の応力を分散して変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
また、本実施形態に係る凹部23・43の先端部、第一の谷部31・51、第二の谷部32・52及び凸部33・53の先端部は、正面視略弧状(尖った部分が形成されない形状)に形成されている。これによって、凹部23・43の先端部、第一の谷部31・51、第二の谷部32・52及び凸部33・53の先端部それぞれにおいて応力をバランスよく分散させることができる。
また、長手部材N1は、その下側面に窪み(凹部43、第一の谷部51及び第二の谷部52)が形成されることによって、変形工程時(圧縮時)に前記窪みを埋めるように変形することができる。すなわち、変形工程で外周側に配置される面に前記窪みが形成されることで、変形工程時(圧縮時)の逃げ代を確保することができる。このため、変形工程において、長手部材N1の下側面を無理なく曲げ変形させることができる。これによれば、ワッシャ10の前側面及び後側面が盛り上がることを抑制できるため、ワッシャ10の品質を向上することができる。
以上によってワッシャ10の製造が完了する。
上記のように製造された一の半円状のワッシャ10は、他の半円状のワッシャ10の周方向端部と突き合わせて使用されることもある。この場合、前記一の半円状のワッシャ10は、例えば、レーザ溶接等の適宜の手段によって他の半円状のワッシャ10と接合される。当該接合されたワッシャ10は、円環状に形成され、適宜の部材(例えば、軸部材を支持するハウジング等)に設けられる。この状態で、ワッシャ10は荷重(例えば、前記軸部材からの軸方向の荷重)を受けることができる。また、ワッシャ10は、前記軸部材に対して摺動することができる。また、ワッシャ10には、所定の潤滑油路から潤滑油が供給される。当該潤滑油は、凹部23・43、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52で保持される。
これによれば、凹部23・43等を油溜まりとして機能させることができるため、潤滑性を向上することができる。特に、外周面においては、大きく開口した(変形工程で幅が広がった)凹部23、第一の谷部31及び第二の谷部32で多くの潤滑油を保持することができるため、潤滑性を効果的に向上することができる。
本実施形態に係るワッシャ10の製造方法によれば、変形工程で長手部材N1を正面視半円状に曲げる(準備工程で正面視半円状や正面視円弧状の部材を準備しなくてよい)ため、準備工程で板状部材Nを略直線状に打ち抜くことができる。また、図2に示すように、一つの板状部材Nから複数の長手部材N1を得る場合に、当該複数の長手部材N1が上下方向に隙間なく並んだ状態で、前記一つの板状部材Nを打ち抜くことができる。これによって、板状部材Nを無駄なく打ち抜くことができ、材料歩留まりを向上することができる(図2に示すスクラップS1及び図9に示すスクラップS101参照)。
また、本実施形態においては、長手部材N1の上側面と下側面とが略同一形状に形成されるため、一つの板状部材Nから複数の長手部材N1を得る場合に、複数の長手部材N1の左端部及び右端部の位置を揃えた状態で、板状部材Nを打ち抜くことが可能となる。これによって、板状部材Nの左端部及び右端部がスクラップとなることなく板状部材Nを打ち抜くことができるため、材料歩留まりを効果的に向上することができる。
前述の如く、図5及び図6に示す長手部材N1の上側面においては、上側谷部30の第一の谷部31及び第二の谷部32が最も変形し易くなる。すなわち、変形工程においては、上側山部20ではなく、第一の谷部31及び第二の谷部32の底部近傍が主に変形(伸張)することになる。当該部分(第一の谷部31及び第二の谷部32の底部近傍)に着目すると、変形工程における変形の曲率半径が、第一の谷部31及び第二の谷部32の底部の半径(点Cから第一の谷部31及び第二の谷部32の底部までの径方向に沿った距離、図6に示す半径R31参照)となる。すなわち、前記変形の曲率半径は、第一の山部21及び第二の山部22の頂部の半径よりも小さくなる。これによって、外周側の所定箇所(第一の谷部31及び第二の谷部32)の曲率を最外周形状(第一の山部21及び第二の山部22)の曲率よりも大きくする加工が可能となる。
また、長手部材N1の下側面においては、下側谷部50の第一の谷部51及び第二の谷部52が最も変形し易くなる。すなわち、変形工程においては、下側山部40ではなく、第一の谷部51及び第二の谷部52の底部近傍が主に変形(圧縮)することになる。当該部分(第一の谷部51及び第二の谷部52の底部近傍)に着目すると、変形工程における変形の曲率半径が、第一の谷部51及び第二の谷部52の底部の半径(点Cから第一の谷部51及び第二の谷部52の底部までの径方向に沿った距離、図6に示す半径R51参照)となる。すなわち、前記変形の曲率半径は、第一の山部41及び第二の山部42の頂部の半径よりも大きくなる。これによって、内周側の所定箇所(第一の谷部51及び第二の谷部52)の曲率を最内周形状(第一の山部41及び第二の山部42)の曲率よりも小さくする加工が可能となる。
以上のように、本実施形態においては、外周側と内周側との曲率の差を小さくすることができる。これによって、長手部材N1は、細い部材(上下方向幅Wよりも狭い上下方向幅を有する正面視矩形状の部材)を曲げ変形させる場合のように、長手部材N1を簡単に(小さい力で)曲げ変形させることができる。
前述の如く、本実施形態に係る長手部材N1(ワッシャ10)は、前側面と後側面とで金属材料が異なるバイメタル材によって構成されている。この場合、長手部材N1は、前側面と後側面とで曲げ荷重に対する変形量(伸張量及び圧縮量)が異なる構成となる。このような長手部材N1が曲げ変形される場合において、上側面が大きく伸張されると共に下側面が大きく圧縮されると、上側面と下側面との変形量の差が大きくなって金属材料が剥離してしまう可能性がある。
本実施形態においては、上側谷部30によって外周側の曲率を大きくすることで、外周側(上側面)の伸張量を減らすことができる。また、下側谷部50によって内周側の曲率を小さくすることで、内周面(下側面)の圧縮量を減らすことができる。すなわち、外周側と内周側との曲率の差を小さくすることで、外周側と内周側との変形量の差を小さくすることができるため、バイメタル材の剥離を抑制することができる。
以上の如く、本実施形態に係るワッシャ10の製造方法は、上側面又は下側面(短手方向の一側面又は他側面)の少なくともいずれか一方に形成される上側山部20及び下側山部40(山部)と、当該上側山部20及び下側山部40に対して左右方向(長手方向)に連続する上側谷部30及び下側谷部50(谷部)とを具備し、当該上側谷部30及び下側谷部50に凸部33・53が形成される長手部材N1を準備する準備工程と、前記上側面及び前記下側面が前方向(前記短手方向及び前記長手方向と直交する一方向)から見て円弧状となるように、前記長手部材N1を変形させる変形工程と、を具備するものである。
このように構成することにより、板状部材Nを略直線状に打ち抜いて長手部材N1を準備することができるため、材料歩留まりを向上することができる。また、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52に応力を分散させることができるため、ワッシャ10の応力が分散して変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記凸部33・53は、前記上側谷部30及び下側谷部50の底部B30・B50に形成されるものである。
このように構成することにより、応力を効果的に分散させることができる。具体的には、底部B30・B50は、凸部33・53が形成されていない場合に上側谷部30及び下側谷部50の中で最も応力が集まり易い(作用し易い)部分である。このような底部B30・B50に凸部33・53を形成することで、最も応力が集まり易い部分の応力を、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52に分散させることができる。これによって、応力を効果的に分散させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記上側谷部30及び下側谷部50は、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52(前記凸部33・53と前記短手方向に隣接する部分)が、前記前方向から見て弧状に形成されるものである。
このように構成することにより、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52に応力をバランスよく分散させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記凸部33・53は、先端部が前記前方向から見て弧状に形成されるものである。
このように構成することにより、凸部33・53の先端部に応力をバランスよく分散させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記上側山部20及び下側山部40には、凹部23・43が形成されるものである。
このように構成することにより、凹部23・43に応力を分散させることができる。これによって、応力を分散させる部位を増やすことができるため、ワッシャ10の応力を分散させて変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記凹部23・43は、先端部が前記前方向から見て弧状に形成されるものである。
このように構成することにより、凹部23・43の先端部に応力をバランスよく分散させることができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記上側面又は前記下側面の少なくともいずれか一方には、複数の前記上側山部20及び複数の前記上側谷部30、並びに複数の前記下側山部40及び複数の前記下側谷部50が左端部(前記長手方向における一端部)から右端部(他端部)に亘って交互に連続するように形成されるものである。
このように構成することにより、多くの上側谷部30及び下側谷部50を具備することが可能となるため、応力を分散させる箇所を増やすことができる。これに伴って、上側山部20及び下側山部40を具備する個数も増加するため、多くの上側谷部30及び下側谷部50を具備することに起因する前側面及び後側面の面積の減少の影響が小さくなる。以上によれば、ワッシャ10の応力を分散させて変形を助け、変形によるダメージを軽減させつつ、摺動面積の減少を抑制することができる。
また、本実施形態においては、凹部23・43が形成される上側山部20及び下側山部40が左端部から右端部に亘って形成されることで、応力を分散させる箇所をさらに増やすことができる。これによれば、ワッシャ10の応力を分散させて変形を助け、変形によるダメージを軽減させることができる。
また、前記変形工程は、前記上側山部20及び上側谷部30、又は前記下側山部40及び下側谷部50が少なくとも外周側に配置されるように、前記長手部材N1を変形させるものである。
このように構成することにより、谷部(上側谷部30)を変形工程で伸張して(周方向に沿った幅を広げて)潤滑油の保持量を増大させることができる。このため、潤滑性を向上することができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1の前記上側面及び前記下側面は、上下方向幅W(前記一側面から前記他側面までの前記短手方向に沿った距離)が、左端部から右端部に亘って一定に形成されるものである。
このように構成することにより、長手部材N1の中で上下方向幅Wが局所的に狭い部分が形成されることを防止できると共に、応力が作用し易い上側谷部30と下側谷部50を互いに遠ざけることができる。このため、狭い上下方向幅Wでより広い幅をカバーする(上下方向幅Wよりも広い幅で前記軸部材に対して摺動する)ことができる。具体的には、ワッシャ10においては、上側山部20が外周側に突出するように配置され、下側山部40が内周側に突出するように配置される。このような上側山部20及び下側山部40によれば、ワッシャ10の最外周から最内周までの径方向に沿った幅を、上下方向幅Wよりも広くすることができる。このため、ワッシャ10は、上側山部20によって前記軸部材に対してより外周側で摺動することが可能となると共に、下側山部40によって前記軸部材に対してより内周側で摺動することが可能となる。これによれば、ワッシャ10は、長手部材N1の上下方向幅Wよりも広い幅で前記軸部材に対して摺動することができる。
また、前記準備工程で準備される前記長手部材N1は、異なる複数の金属材料からなるバイメタル材によって構成されるものである。
このように構成することにより、金属材料が剥離することを抑制できる。具体的には、バイメタル材は、上側面と下側面との変形量の差が大きいと金属材料が剥離してしまう可能性がある。本実施形態に係る長手部材N1は、上側谷部30及び下側谷部50を具備することで、上側面と下側面との曲率の差を小さくして、上側面と下側面との変形量の差が小さくなるようにしている。これによって、金属材料が剥離することを抑制できる。
また、本実施形態に係るワッシャ10は、外周面又は内周面の少なくともいずれか一方の面に形成される上側山部20及び下側山部40と、当該上側山部20及び下側山部40に対して周方向に連続すると共に凸部33・53が形成される上側谷部30及び下側谷部50と、を具備するものである。
このように構成することにより、板状部材Nを略直線状に打ち抜いて準備された長手部材N1からワッシャ10を形成することが可能となるため、材料歩留まりを向上することができる。
なお、本実施形態に係る上側山部20及び下側山部40は、本発明に係る山部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る上側谷部30及び下側谷部50は、本発明に係る谷部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52は、本発明に係る凸部と長手方向に隣接する部分の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る長手部材N1の上側面は、本発明に係る長手部材の一側面の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る長手部材N1の下側面は、本発明に係る長手部材の他側面の実施の一形態である。
また、本実施形態における上下方向は、本発明に係る短手方向に対応する。
また、本実施形態における左右方向は、本発明に係る長手方向に対応する。
また、本実施形態における前方向は、本発明に係る一方向に対応する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、ワッシャ10は、正面視半円状に形成されるものとしたが、本発明に係るワッシャの形状はこれに限定されるものでない。本発明に係るワッシャは、中心角が90°若しくは60°のような形状で正面視円弧状に形成されるものであってもよい。
また、本実施形態に係る準備工程においては、板状部材Nの左端部及び右端部がスクラップとならないように打ち抜くものとしたが、これに限定されるものでない。すなわち、本発明に係る準備工程においては、例えば、製造上若しくはワッシャ10の設計上必要な場合に、板状部材Nの左端部及び右端部がスクラップとなるように打ち抜いてもよい。
また、本実施形態に係る長手部材N1は、上側面及び下側面に山部及び谷部が形成されるものとしたが、本発明に係る長手部材は、上側面又は下側面の少なくともいずれか一方の面に、山部及び谷部が形成されていればよい。
また、本実施形態係る変形工程においては、長手部材N1の右部及び左部を下側に曲げるものとしたが、本発明に係る変形工程において長手部材N1を曲げる方向は、長手部材N1の下側に限定されるものでなく、長手部材N1の上側であってもよい。このような曲げる方向は、例えば、山部や谷部の数等に応じて決定される。仮に、長手部材N1を上側に曲げる場合も、本実施形態と同様に第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52に応力を分散させることができる。なお、この場合、長手部材N1の上側面は、ワッシャ10の周方向に圧縮される。また、長手部材N1の下側面は、ワッシャ10の周方向に伸張される。すなわち、この場合、変形工程において伸張する面と圧縮される面とが本実施形態とは逆転する。
また、本実施形態に係る上側山部20及び上側谷部30、並びに下側山部40及び下側谷部50は、長手部材N1の左端部から右端部に亘って形成されるものとしたが、本発明に係る山部及び谷部が形成される範囲はこれに限定されるものでない。本発明に係る山部及び谷部は、長手部材N1の左右中央部にのみ形成されるものであってもよい。このような場合において、長手部材N1の左右中央部を除く部分は平らな形状に形成されるものであってもよい。
また、本実施形態に係る凸部33・53は、上側谷部30及び下側谷部50の底部B30・B50に形成される(底部B30・B50から突出する)ものとしたが、本発明に係る凸部が形成される場所は、これに限定されるものでない。すなわち、底部B30・B50以外の部分(底部B30・B50から左右にずれた位置)に形成してもいい。例えば、底部B30・B50の左方でもいいし、上側谷部30及び下側谷部50の右端部でもいい。
また、本実施形態に係る凹部23・43は、上側山部20及び下側山部40の頂部T20・T40に形成される(頂部T20・T40が窪んだような形状に形成される)ものとしたが、本発明に係る凹部が形成される場所は、これに限定されるものでない。すなわち、頂部T20・T40以外の部分(頂部T20・T40から左右にずれた位置)に形成してもいい。例えば、頂部T20・T40の左方でもいいし、上側山部20及び下側山部40の右端部でもいい。
また、本実施形態においては、一つの谷部(上側谷部30及び下側谷部50)に一つの凸部(凸部33・53)が形成されるものとしたが、本発明に係る谷部に形成される凸部の個数は、これに限定されるものでなく、一つの谷部に複数の凸部が形成されるものであってもよい。
また、本実施形態においては、一つの山部(上側山部20及び下側山部40)に一つの凹部(凹部23・43)が形成されるものとしたが、本発明に係る山部に形成される凹部の個数は、これに限定されるものでなく、一つの山部に複数の凹部が形成されるものであってもよい。
また、本実施形態において、上側山部20の下方に下側谷部50が配置されると共に、上側谷部30の下方に下側山部40が配置されるものとしたが、本発明に係る山部及び谷部の位置関係はこれに限定されるものでない。本発明に係る山部及び谷部は、例えば、図7に示す第一変形例に係る長手部材N101のように、上側山部120の下方に下側山部140が配置されると共に、上側谷部130の下方に下側谷部150が配置されるものであってもよい。これによれば、本実施形態に係る長手部材N1を曲げ変形させる場合よりも小さい力で長手部材N101を曲げ変形させることができる。
また、本実施形態に係る凹部23・43及び凸部33・53は、その先端部が正面視略弧状に形成されるものとしたが、本発明に係る凹部及び凸部の形状はこれに限定されるものでない。本発明に係る凹部及び凸部は、例えば、図8(a)に示す第二変形例に係る長手部材N201の凹部223・243及び凸部233・253のような正面視略矩形状とすることも可能である。
また、第一の山部21・41、第二の山部22・42の形状は、本実施形態のような正面視略弧状に限定されるものでない。第一の山部及び第二の山部は、例えば、図8(b)に示す第三変形例に係る長手部材N301の第一の山部321・341及び第二の山部322・342のように直線状の頂部を有するような形状であってもよい。
また、第一の谷部31・51及び第二の谷部32・52の形状は、本実施形態のような正面視略弧状に限定されるものでない。第一の谷部及び第二の谷部は、例えば、図8(b)に示す第三変形例に係る第一の谷部331・351及び第二の谷部332・352のように直線状の底部を有するような形状であってもよい。
また、本実施形態に係る複数の上側山部20(複数の下側山部40)は、互いに同一形状であるものとしたが、本発明に係る複数の山部の形状は、互いに異なる形状であってもよい。本発明に係る複数の山部は、例えば、図8(c)に示す第四変形例に係る長手部材N401のような構成とすることも可能である。第四変形例に係る上側山部は、本実施形態に係る上側山部20と第三変形例に係る上側山部320とによって構成される。第四変形例に係る下側山部は、本実施形態に係る下側山部40と第三変形例に係る下側山部340とによって構成される。
また、本実施形態に係る複数の上側谷部30(複数の下側谷部50)は、互いに同一形状であるものとしたが、本発明に係る複数の谷部の形状は、互いに異なる形状であってもよい。本発明に係る複数の谷部は、例えば、図8(c)に示す第四変形例に係る長手部材N401のような構成とすることも可能である。第四変形例に係る上側谷部は、本実施形態に係る上側谷部30と第三変形例に係る上側谷部330とによって構成される。第四変形例に係る下側谷部は、本実施形態に係る下側谷部50と第三変形例に係る下側谷部350とによって構成される。
また、本実施形態に係る上側山部20及び下側山部40には、それぞれ凹部23・43が形成されるものとしたが、本発明に係る山部は、これに限定されるものでなく、凹部23・43が形成されていなくてもよい。
また、本実施形態に係る長手部材N1は、二種類の金属材料を貼り合わせたバイメタル材によって構成されるものとしたが、本発明に係るバイメタル材の金属材料の数はこれに限定されるものでない。本発明に係るバイメタル材は、三種類以上の金属材料を貼り合わせたものであってもよい。また、本発明に係る長手部材N1を構成するための材料はバイメタル材に限定されるものでなく、適宜の(一種類の)金属材料等によって構成されていてもよい。
10 ワッシャ
20 上側山部(山部)
30 上側谷部(谷部)
33 凸部
40 下側山部(山部)
50 下側谷部(谷部)
53 凸部
N1 長手部材

Claims (10)

  1. 短手方向の一側面又は他側面の少なくともいずれか一方に形成される山部と、当該山部に対して長手方向に連続する谷部とを具備し、当該谷部に凸部が形成される長手部材を準備する準備工程と、
    前記一側面及び前記他側面が前記短手方向及び前記長手方向と直交する一方向から見て円弧状となるように、前記長手部材を変形させる変形工程と、
    を具備し、
    前記準備工程で準備される前記長手部材の前記山部には、
    凹部が形成される、
    ワッシャの製造方法。
  2. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凸部は、
    前記谷部の底部に形成される、
    請求項1に記載のワッシャの製造方法。
  3. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記谷部は、
    前記凸部と前記長手方向に隣接する部分が、前記一方向から見て弧状に形成される、
    請求項1又は請求項2に記載のワッシャの製造方法。
  4. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凸部は、
    先端部が前記一方向から見て弧状に形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のワッシャの製造方法。
  5. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記凹部は、
    先端部が前記一方向から見て弧状に形成される、
    請求項1に記載のワッシャの製造方法。
  6. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記一側面又は前記他側面の少なくともいずれか一方には、
    複数の前記山部及び複数の前記谷部が前記長手方向における一端部から他端部に亘って交互に連続するように形成される、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のワッシャの製造方法。
  7. 前記変形工程は、
    前記山部及び前記谷部が少なくとも外周側に配置されるように、前記長手部材を変形させる、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のワッシャの製造方法。
  8. 前記準備工程で準備される前記長手部材の前記一側面及び前記他側面は、
    前記一側面から前記他側面までの前記短手方向に沿った距離が、前記長手方向の一端部から他端部に亘って一定に形成される、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のワッシャの製造方法。
  9. 前記準備工程で準備される前記長手部材は、
    異なる複数の金属材料からなるバイメタル材によって構成される、
    請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のワッシャの製造方法。
  10. 外周面又は内周面の少なくともいずれか一方の面に形成されると共に凹部が形成される山部と、
    当該山部に対して周方向に連続すると共に凸部が形成される谷部と、
    を具備する、
    ワッシャ。
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