JP6130408B2 - 無段変速機用ベルトのエレメント形成方法及び装置 - Google Patents

無段変速機用ベルトのエレメント形成方法及び装置 Download PDF

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本発明は、発明は、無段変速機用ベルトのエレメントを形成する方法及び装置に関する。
一般に、無段変速機(CVT)用ベルトのエレメントは、無段変速機のプーリに接するV面を両側に備えるボディと、ボディに一対の溝を介して連設されたヘッドとを備えている。一対の凹部には、夫々に無端リングが装着され、これによって、複数のエレメントが環状に積層された状態に結束される。
そして、ヘッドの前面の中央部付近に凹部が形成されている。そして、ヘッドの背面の中央部付近には、凹部の凹み込みに対応して凸部が形成されている。無段変速機用ベルトを形成する際に隣接して積層されたエレメントの凸部が凹部に入り込むにより、エレメント間の相互の位置関係が定まる。
エレメントは、ダイ、パンチなどを用いて金属板材を打抜いて形成される。従来、エレメントの形成方法として、エレメントの一部に板材との連結部を残して打抜き加工を行う打抜き工程と、連結部を切断して板材からエレメントから完全に分離させる分離工程とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この形成方法では、凹部及び凸部は、打抜き工程で、エレメントの打抜きと同時にせん断加工によって形成される。
特開2001−232424号公報
しかしながら、特許文献1などに記載された従来の技術では、打ち抜き工程において、エレメントの打抜きと同時に凹部及び凸部をせん断加工により形成した際に、このせん断加工によって生じる素材が流動して、凹部又は凸部に引けが発生することがあった。
本発明は、以上の点に鑑み、エレメントの凹部又は凸部に引けが発生するおそれを低減することができる、無段変速機用ベルトのエレメント形成方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法は、環状に複数積層されたときに内周側に位置して無段変速機のプーリに接するV面を両側に備えるボディと、環状に結束する一対の無端リングを装着する一対の溝を介して前記ボディに連設され、環状に複数積層されたときに外周側に位置されるヘッドと、前記ヘッドの前面に形成された凸部と、前記凸部の背面に形成された凹部とを備える無段変速機用ベルトのエレメントを板材から形成するエレメント形成方法であって、前記ヘッドとなる部分の前記板材の部分の流動を抑制しながら、前記凹部及び前記凸部を形成すると共に前記エレメントの少なくともヘッドの外周を打抜く打抜き工程を備えることを特徴とする。
本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法によれば、打抜き工程において、ヘッドとなる部分の板材の部分の流動を抑制しながら、凹部及び凸部を形成する。よって、エレメントの凹部又は凸部に引けが発生するおそれを低減することができる。
本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法において、前記打抜き工程において前記板材を押える押え面の、前記ヘッドの端部から離間した位置に、前記板材側に向って突出し前記流動を抑制する突出部を設けている
これにより、簡易な構成で素材の流動を抑制することが可能となる。
なお、突出部が板材の板厚の1/3未満の距離だけしかヘッドの端部から離間していない場合には、打抜き型への負荷が大きくなり過ぎ、打抜き型が破損するおそれが生じる。一方、突出部が板材の板厚を超えてヘッドの端部から離間している場合には、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部の底に引けが発生するおそれが生じる。
そこで、本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法において、前記突出部は、前記板材の板厚の1/3乃至板厚と同じ間隔、前記ヘッドの端部から離間した位置に設けられていることが好ましい。
また、突出部の突出高さが板材の板厚の1/6未満であると、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部の底に引けが発生するおそれが生じる。一方、突出部の突出高さが板厚を超えると、打抜き型への負荷が大きくなり過ぎ、打抜き型が破損するおそれが生じる。
そこで、前記突出部の突出高さは、前記板材の板厚の1/6乃至1/3であること好ましい。
また、凸部及び凹部は断面円形であり、且つ、突出部が凸部及び凸部に対して溝の延びる方向に同じだけ延びる場合、突出部に当該方向における長さが、凸部の直径の1.5倍未満であると、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部の後端側の底に引けが発生するおそれが生じる。一方、突出部の前記幅が凸部の直径の3.5部を超えると、発明者の実験から、素材の流動が広範囲に抑制され過ぎ、凹部の先端側の底に引けが発生するおそれが生じる。
そこで、本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法において、前記突出部は、前記凸部の中心部を通り前記エレメントを対称に2分する中心線に対して対称であり、且つ、前記中心線に直交する方向の幅が前記凸部の直径の1.5倍乃至3.5倍である。
また、本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法において、前記突出部の先端面は平坦であることが好ましい。
この場合、突出部の下端面が平坦でない場合と比較して、打抜き型に局所的に負荷がかかることがない。
本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成装置は、環状に複数積層されたときに内周側に位置して無段変速機のプーリに接するV面を両側に備えるボディと、環状に結束する一対の無端リングを装着する一対の溝を介して前記ボディに連設され、環状に複数積層されたときに外周側に位置するヘッドと、前記ヘッドの前面に形成された凸部と、前記凸部の背面に形成された凹部とを備える、無段変速機用ベルトのエレメントを板材から形成するエレメント形成装置であって、前記凹部及び前記凸部を形成すると共に前記エレメントの少なくともヘッドの外周を打抜く打抜き型と、前記板材を押える押え面を有するパッドとを備え、前記押え面において、前記打抜き型の前記ヘッドの端部を打抜く部分から離間した位置に、前記板材側に向って突出する突出部が形成されており、前記凸部及び前記凹部は断面円形であり、前記突出部は、前記凸部の中心部を通り前記エレメントを対称に2分する中心線に対して対称であり、且つ、前記中心線に直交する方向の幅が前記凸部の直径の1.5倍乃至3.5倍であることを特徴とする。
本発明の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法によれば、凹部及び凸部を形成すると共にエレメントの少なくともヘッドの外周を打抜く打抜く際に、ヘッドとなる部分の板材の部分の流動が突出部によって抑制されながら、凹部及び凸部を形成される。よって、エレメントの凹部又は凸部に引けが発生するおそれを低減することができる。
本発明の実施形態に係るエレメント形成方法により形成されるエレメントこれに無端リングが装着された状態を示す図であって、図1Aは正面図、図1Bは図1AのI−I線断面図。 本発明の実施形態に係るエレメント形成装置でエレメントを打抜く打抜き工程を模式的に示す説明図。 図2に示すエレメント形成装置におけるエレメント形成パンチ及びパッドなどの下面を模式的に示す説明図。
以下、本発明の実施形態に係る無段変速機用ベルトのエレメントの形成方法及び装置について説明する。
本実施形態のエレメント形成方法は、図1(a)及び図1(b)に示す無段変速機用エレメント(以下、単にエレメントという)1を製造する際に使用される。エレメント1は、全体として環状になるように多数積層されて、金属製無端リングAによって一体に結束されることにより無段変速機用ベルトを形成する部材である。なお、無端リングAは、詳しくは図示していないが、板状に形成された複数のリング部材を積層することによって形成されている。
エレメント1は、無段変速機用ベルトが形成されたときにその外周側に位置する略三角形状のヘッド2と、内周側に位置するボディ3とを備える。ヘッド2とボディ3とはネック4を介して一体に連設されている。ヘッド2とボディ3との間のネック4によって形成されている一対の溝(スリット)5には、無段変速機用ベルトが形成されたときに無端リングAが装着される。また、ボディ3の両端には図中仮想線で示した無段変速機のプーリBに接する一対のV面6を備える。
ヘッド2の一方の面である前面の中央部付近に凹部7が形成されている。そして、ヘッド2の他方の面である背面の中央部付近には、凹部7の凹み込みに対応して凸部(ノーズ)8が形成されている。
凹部7は断面円形状であり、凸部8は凹部7に僅少の隙間を有して入り込む断面円形の円柱状突起からなっている。凸部8の高さは、凹部7の深さよりも少し小さくなっている。また、凹部7及び凸部8はその側周面が前面から背面側に向って広がるように傾斜している。無段変速機用ベルトを形成する際に隣接して積層されたエレメント1の凸部8が凹部7に入り込むことにより、エレメント1間の相互の位置関係が定まる。
エレメント1は、中心線CLに対して左右対称に形成されており、凹部7及び凸部8の中心も中心線CL上に位置している。
エレメント1の製造工程は、図2に示すように、本実施形態に係る形成方法を用いて、連結部12を残して板材11からエレメント1を打抜く打抜き工程と、連結部12とエレメント1との境界に沿って打抜き切断して板材11からエレメント1を分離する分離工程とを含む。
板材11は、炭素工具鋼、合金工具鋼などの合金鋼からなり、板厚が例えば1.5mm〜3.0mm程度である。
なお、エレメント1の製造工程は、打抜き工程の前に、エレメント1が連結部12を介して連結された形状に大略類似した形状に板材11を形成する予備打抜き工程を備えていてもよい。さらに、この予備打抜き工程の前に、ボディ3のうち薄厚部となる部分の板材11を薄厚化するためにつぶし工程を備えていてもよい。
打抜き工程は、本発明の実施形態に係るエレメント形成装置20により行なわれる。形成装置20は、板材11が載置されるダイ21と、該ダイ21上の板材11を、連結部12を残してエレメント形状に打抜くエレメント形成パンチ22とを備えている。エレメント形成パンチ22に対向する位置には、エレメント形成パンチ22の下降に追従して下降するカウンターパンチ23が設けられている。
また、エレメント形成パンチ22の一側には凹部7及び凸部8を形成するために凹部形成パンチ24が設けられている。凹部形成パンチ24に対応するカウンターパンチ23には凹部25が形成されている。
また、エレメント形成パンチ22の一側には連結部12を形成するために連結部形成パンチ26が設けられている。連結部形成パンチ26に対応するダイ21の一部には逃げ部27が形成されている。
そして、ダイ21の上方位置には、ダイ21上に板材11を押え付けるパッド28が設けられている。パッド28は、その下面である押え面28aを板材11に押し付けて板材を保持する。
この押え面28aの、ヘッド2の先端部から離間した位置に板材11側に向って突出する突出部(ノッチ)29が形成されている。図3に示すように、突出部29は、ここでは、ヘッド2の先端部の形状に沿って、中心線CLに対して対称であり、下面視で湾曲が小さなV形状となっている。
形成装置20において、先ず、ダイ21上に載置された板材11がパッド28の押し付けによってダイ21上に固定される。次いで、カウンターパンチ23によって板材11の下方から保持した状態でエレメント形成パンチ22の下降によりエレメント1が連結部12を残して打抜かれる。
これと同時に、エレメント形成パンチ22と共に下降した凹部形成パンチ24とカウンターパンチ23の凹部25により、エレメント1の凹部7及び凸部8が形成される。さらに、これと同時に、エレメント形成パンチ22と共に下降した連結部形成パンチ26と、連結部形成パンチ26に対応するダイ21側の逃げ部27により連結部12が形成される。
続いて、エレメント形成パンチ22、凹部形成パンチ24、連結部形成パンチ26、カウンターパンチ23、及びパッド28を上昇させることにより、エレメント1が連結部12を介して連結された状態の板材11を取出し、図示しない形成装置に供給する。
その後、この形成装置を用いて、エレメント1を連結部12との境界に沿って打抜き、板材11からエレメント1を分離する分離工程が行なわれる。このようにして、エレメント1が得られる。
以上説明にしたように、本発明の実施形態に係る形成装置20を用いたエレメント形成方法によれば、打ち抜き工程において、ヘッド2などを含むエレメント1の外周を打抜くと同時に凹部7及び凸部8をせん断加工により形成した際に、このせん断加工によって生じる素材の流動が突出部29によって抑制される。これにより、凹部7及び凸部8にダレなどが生じることの抑制を図ることが可能となる。凹部7又は凸部8にダレなどが生じて所望の形状が得られないと、エレメント1を用いて形成される無段変速機用ベルトの組み付け精度が悪化し、無段変速機の伝達効率が低下するおそれがある。
なお、図2及び図3を参照して、板材11の板厚をtとして、突出部29は、ヘッド2の端部からの距離Lは、(1/3)t〜tであることが好ましい。距離Lが(1/3)t未満であると、ダイ21への負荷が大きくなり過ぎ、ダイ21が破損するおそれが生じる。ただし、ダイ21の強度を十分に確保できれば、距離Lは(1/3)t未満であってもよい。一方、距離Lがtを超えると、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部7の底に引けが発生するおそれが生じる。
また、突出部29の突出高さHは、(1/6)t〜(1/3)tであることが好ましい。突出高さHが(1/6)t未満であると、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部7の底に引けが発生するおそれが生じる。一方、突出高さHがtを超えると、ダイ21への負荷が大きくなり過ぎ、ダイ21が破損するおそれが生じる。ただし、ダイ21の強度を十分に確保できれば、突出高さHは(1/3)tを超えてもよい。
さらに、突出部29の左右方向の幅Wは、凸部8の直径pの1.5倍から3.5倍であることが好ましい。幅Wが1.5p未満であると、発明者の実験から、素材の流動を十分に抑制することができず、凹部7の後端側の底に引けが発生するおそれが生じる。一方、幅Wが3.5pを超えると、発明者の実験から、素材の流動が広範囲に抑制され過ぎ、凹部7の先端側の底に引けが発生するおそれが生じる。
また、突出部29の下端面は平坦であることが好ましい。突出部29の下端面が平坦でれば、ダイ21に局所的に負荷がかかることがないからである。ただし、ダイ21の強度を十分に確保できれば、突出部29の下端面は平坦でなくともよく、例えば、V字状に突起した形状であってもよい。
さらに、突出部29の形状は、本実施形態では、下面視で湾曲が小さなV形状となっているが、これに限定されない。例えば、突出部は、下面視で、左右方向に直線状に延びるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、形成装置の構成や形態は適宜変更可能である。
1…エレメント、 2…ヘッド、 3…ボディ、 4…ネック、 5…溝、 6…V面、 7…凹部、 8…凸部、 11…板材、 12…連結部、 20…エレメント形成装置、 21…ダイ、 22…エレメント形成パンチ、 23…カウンターパンチ、 24…凹部形成パンチ、 25…凹部、 26…連結部形成パンチ、 27…逃げ部、 28…パッド、 28a…押え面、 29…突出部、 A…金属製無端リング、 B…プーリ。

Claims (5)

  1. 環状に複数積層されたときに内周側に位置して無段変速機のプーリに接するV面を両側に備えるボディと、環状に結束する一対の無端リングを装着する一対の溝を介して前記ボディに連設され、環状に複数積層されたときに外周側に位置されるヘッドと、前記ヘッドの前面に形成された凸部と、前記凸部の背面に形成された凹部とを備える無段変速機用ベルトのエレメントを板材から形成するエレメント形成方法であって、
    前記ヘッドとなる部分の前記板材の部分の流動を抑制しながら、前記凹部及び前記凸部を形成すると共に前記エレメントの少なくともヘッドの外周を打抜く打抜き工程を備え、
    前記打抜き工程において前記板材を押える押え面の、前記ヘッドの端部から離間した位置に、前記板材側に向って突出し前記流動を抑制する突出部を設け、
    前記凸部及び前記凹部は断面円形であり、
    前記突出部は、前記凸部の中心部を通り前記エレメントを対称に2分する中心線に対して対称であり、且つ、前記中心線に直交する方向の幅が前記凸部の直径の1.5倍乃至3.5倍であることを特徴とする無段変速機用ベルトのエレメント形成方法。
  2. 前記突出部は、前記板材の板厚の1/3乃至板厚と同じ間隔、前記ヘッドの端部から離間した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法。
  3. 前記突出部の突出高さは、前記板材の板厚の1/6乃至1/3であることを特徴とする請求項2に記載の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法。
  4. 前記突出部の先端面は平坦であることを特徴とする請求項2又は3に記載の無段変速機用ベルトのエレメント形成方法。
  5. 環状に複数積層されたときに内周側に位置して無段変速機のプーリに接するV面を両側に備えるボディと、環状に結束する一対の無端リングを装着する一対の溝を介して前記ボディに連設され、環状に複数積層されたときに外周側に位置するヘッドと、前記ヘッドの前面に形成された凸部と、前記凸部の背面に形成された凹部とを備える、無段変速機用ベルトのエレメントを板材から形成するエレメント形成装置であって、
    前記凹部及び前記凸部を形成すると共に前記エレメントの少なくともヘッドの外周を打抜く打抜き型と、前記板材を押える押え面を有するパッドとを備え、
    前記押え面において、前記打抜き型の前記ヘッドの端部を打抜く部分から離間した位置に、前記板材側に向って突出する突出部が形成されており、
    前記板材を押える押え面の、前記ヘッドの端部から離間した位置に、前記板材側に向って突出し前記流動を抑制する突出部を設けられおり、
    前記凸部及び前記凹部は断面円形であり、
    前記突出部は、前記凸部の中心部を通り前記エレメントを対称に2分する中心線に対して対称であり、且つ、前記中心線に直交する方向の幅が前記凸部の直径の1.5倍乃至3.5倍であることを特徴とする無段変速機用ベルトのエレメント形成装置。
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