JP2015136712A - 鉄心片の打ち抜き方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】重ねた被加工板から重ねた状態で鉄心片を打ち抜き形成する際に、全鉄心片の加工面にせん断部を形成することが可能な鉄心片の打ち抜き方法を提供する。【解決手段】固定配置されるダイ10とダイ10と対となるパンチ11とを用い、重ねて配置された複数枚の被加工板12、13から鉄心片を打ち抜き形成する鉄心片の打ち抜き方法において、パンチ11が被加工板12、13に最初に当接する刃先先端の刃先角θは鋭角となって、かつパンチ11の可動刃の全部又は一部に、刃先15、16が、ダイ10の固定刃の刃先と交差する傾斜刃24、25を有し、傾斜刃24、25が複数枚の被加工板12、13に順次作用して、鉄心片の打ち抜き加工を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、モータの回転子や固定子あるいは変圧器を構成する積層鉄心を形成する鉄心片の打ち抜き方法に関する。
近年、モータ性能の向上を図るため、回転子や固定子を構成する積層鉄心の形成に使用する鉄心片は薄肉化される傾向にある。これに伴って、鉄心片の打ち抜き枚数が大幅に増加した結果、積層鉄心の形成に必要な枚数の鉄心片を、被加工板から打ち抜く際に要する時間が長くなり、積層鉄心の生産性向上を図ることが困難となっている。
そこで、例えば、被加工板を2枚重ねた状態で鉄心片の打ち抜きを行い、必要枚数の鉄心片の打ち抜きに要する時間を短縮化して、積層鉄心の生産性を向上させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭55−156623号公報
一般に、図9(A)に示すように、ダイ80に板状の被加工板81を載置して、パンチ82を被加工板81を介してダイ80の固定刃内に押し込み、被加工板81に孔を形成する場合、被加工板81に形成される孔の加工面は、図9(B)に示すように、被加工板81の表面(パンチ82が押し込まれる面)から裏面(ダイ80に接触する面)に向けて、被加工板81にパンチ82が押し込まれて形成されるダレ部、パンチ82とダイ80に被加工板81が引き込まれて局所的に引き伸ばされて形成されるせん断部、パンチ82とダイ80に引き込まれた被加工板81が破断して形成される破断部、及び被加工板81の裏面側に生じるバリによって構成される。
しかしながら、図10(A)に示すように、2枚重ねた状態の被加工板83、84をダイ80に載置して、パンチ82を被加工板83、84を介してダイ80に押し込み被加工板83、84に孔を形成する場合、図10(B)に示すように、パンチ82側の被加工板83に形成される孔の加工面は、被加工板83の表面側から順にダレ部、せん断部、破断部、及びバリで構成されるが、ダイ80側の被加工板84に形成される孔の加工面は、パンチ82側の被加工板83の場合と異なり、破断部が多く形成され、被加工板84の裏面側に生じるバリも大きく形成される。このため、2枚重ねた状態の被加工板83、84から打ち抜き成形した鉄心片を積層して積層鉄心を形成した場合、破断部の影響で加工面の輪郭精度が低下するだけでなく、鉄心片に残るひずみが大きくなるため積層鉄心の鉄損が増加して、モータとしての特性が低下する虞が生じる。また、鉄心片の加工面に占める破断部の割合が大きいため、パンチの磨耗も激しくなるといった問題も発生している。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、複数枚重ねた被加工板から重ねた状態で鉄心片を打ち抜き形成する際に、全ての鉄心片の加工面にせん断部を形成することが可能な鉄心片の打ち抜き方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法は、固定配置されるダイと該ダイと対となるパンチとを用い、重ねて配置された複数枚の被加工板から鉄心片を打ち抜き形成する鉄心片の打ち抜き方法において、
前記パンチが前記被加工板に最初に当接する刃先先端の刃先角は鋭角となって、かつ前記パンチの可動刃の全部又は一部に、刃先が、前記ダイの固定刃の刃先と交差する傾斜刃を有し、該傾斜刃が前記複数枚の被加工板に順次作用して、前記鉄心片の打ち抜き加工を行う。
傾斜刃を複数枚の被加工板に順次作用させることで、重ねた被加工板を貫通する小切り込みを、傾斜刃と固定刃との作用部位の軌跡に沿って順次形成することができる。そして、傾斜刃と被加工板との作用が終了した時点で、鉄心片を構成するひとつのパターン(輪郭面)の形成が完成し、全てのパターンの形成が完了した時点で、重ねた被加工板の打ち抜き加工が完了し、重ねた被加工板から、重ねられた状態で鉄心片を打ち抜き形成することができる。
ここで、重ねた被加工板に形成される貫通する小切り込みの加工面は、各被加工板にそれぞれ形成される部分加工面の集合となって、部分加工面は、傾斜刃が被加工板に押し込まれて形成されるダレ部、傾斜刃の進入に伴って被加工板が局所的に引き伸ばされて形成されるせん断部、引き伸ばされた被加工板が局所的に破断して形成される破断部、及び被加工板の裏面側(下側に配置される被加工板又はダイに当接する面)に生じるバリによって構成される。このため、加工面に存在するせん断部の割合が高くなる。
なお、刃先角とは、刃先の断面を形成する2本の輪郭線が刃先先端で交わった際に形成される角度の最小値をさし、例えば、刃先先端で交わる一方の輪郭線がパンチの打ち抜き方向と平行になるように(一方の輪郭線が直線状となるように)パンチを断面視した場合における2本の輪郭線のなす角度である。従って、他方の輪郭線が傾斜刃の刃先となって、傾斜刃が直線状となる場合は、刃先角は2本の直線の交差角度となり、他方の輪郭線が曲線上の場合は、曲線の刃先先端における接線と直線状の一方の輪郭線との交差角度となる。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、前記パンチの刃先の全部が前記傾斜刃となって、かつ、該パンチは前記被加工板に当接する前記刃先を対向して2つ有することができる。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、前記パンチの刃先は、前記傾斜刃と前記被加工板に最初に同時当接する線状刃を有することもできる。
ここで、前記線状刃は対向して2つ設けることができる。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、2枚重ねた前記被加工板の打ち抜き加工を行う際、各前記被加工板の厚さを0.1mm以上0.5mm以下にすると共に、前記刃先角を30度以上89度以下に形成することが好ましい。
ここで、被加工板の厚さが0.1mm未満では、被加工板の剛性が低下して、被加工板の取り扱いが困難となるので好ましくない。また、被加工板の厚さが0.5mmを超えると、2枚重ねた被加工板に鋭角の刃先角を有する刃先を貫通させるには、打ち抜き金型装置のパンチストロークを大きくする必要が生じるので好ましくない。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、1枚の前記被加工板から前記鉄心片を打ち抜き形成する際に使用するダイの固定刃とパンチの可動刃との間に設定するクリアランスは該被加工板の厚さの7〜11%であって、2枚重ねた前記被加工板の打ち抜き加工を行う際に前記ダイの固定刃と前記パンチの可動刃とのクリアランスは、前記被加工板の厚さの3.5〜5.5%の範囲に設定することが好ましい。
ここで、1枚の被加工板から鉄心片を打ち抜き形成する際に設定するクリアランスが、被加工板の厚さの7%未満の場合、ダイ側に配置した被加工板では、パンチの可動刃側に発生するきれつと、ダイの固定刃側に発生するきれつが一致せず(つながらず)ヒゲ状のバリが形成されるので好ましくない。一方、クリアランスが、被加工板の厚さの11%を超えると、ダレ部とバリが大きくなると共に被加工板に反りが発生するため、好ましくない。2枚重ねた被加工板から鉄心片を打ち抜き形成する際に設定するクリアランスが、被加工板の厚さの3.5%未満の場合はダイ側に配置した被加工板にヒゲ状のバリが形成され、被加工板の厚さの5.5%を超える場合はバリが大きくなり、いずれも好ましくない。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法においては、重ねた被加工板にそれぞれ形成される部分加工面は、傾斜刃が被加工板に押し込まれて形成されるダレ部、傾斜刃の進入に伴って被加工板が局所的に引き伸ばされて形成されるせん断部、引き伸ばされた被加工板が局所的に破断して形成される破断部、及び被加工板の裏面側(下側に配置される被加工板又はダイに当接する面)に生じるバリによって構成されるので、重ねた被加工板に形成される加工面に存在するせん断部の割合が高くなる。ここで、せん断部は、表面が滑らかとなって残留するひずみ量が少ないので、鉄心片を積層して形成した積層鉄心の輪郭精度の向上、積層鉄心に取り付ける部材(例えば、シャフト)の位置決め精度の向上を図ることができると共に、残留ひずみが少ない積層鉄心が形成されることにより積層鉄心の鉄損を低下させることができる。更に、切り込み面に存在する破断部の割合が低くなるので、パンチの磨耗が低減し、パンチ寿命が延びる。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、2枚重ねた被加工板の打ち抜き加工を行う際、各被加工板の厚さを0.1mm以上0.5mm以下にすると共に、刃先角を30度以上89度以下に形成する場合、鉄心片の打ち抜き形成に必要なパンチのストロークが過剰に増大するのを防止できる。
本発明に係る鉄心片の打ち抜き方法において、1枚の被加工板から鉄心片を打ち抜き形成する際に使用するダイの固定刃とパンチの可動刃との間に設定するクリアランスが被加工板の厚さの7〜11%であって、2枚重ねた被加工板の打ち抜き加工を行う際にダイの固定刃とパンチの可動刃とのクリアランスを、被加工板の厚さの3.5〜5.5%の範囲に設定する場合、ダイ側に配置した被加工板から作製した鉄心片に形成されるバリの打ち抜き方向に沿った突出長さ(縦バリ高さ)を小さくすることができる。
(A)は本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の打ち抜き方法により2枚重ねた帯板材の打ち抜き加工を行う際の説明図、(B)は帯板材に丸孔を打ち抜き加工した際の平面図である。 (A)は同鉄心片の打ち抜き方法で使用するパンチの刃先側の斜視図、(B)、(C)は(A)のU、V方向から見た側面図、(D)は(A)のW方向から見た底面図である。 同パンチを用いて2枚重ねた帯板材の打ち抜き加工時の状況を示す断面図である。 丸孔の内周面の説明図である。 (A)は本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の打ち抜き方法により2枚重ねた帯板材の打ち抜き加工を行う際の説明図、(B)は帯板材に角孔を打ち抜き加工した際の平面図である。 (A)は同鉄心片の打ち抜き方法で使用するパンチの刃先側の斜視図、(B)、(C)は(A)のX、Y方向から見た側面図、(D)は(A)のZ方向から見た底面図である。 角孔の内周面の説明図である。 実施例で打ち抜き加工した角孔のダイ側の帯板材に形成されたバリの縦バリ高さに及ぼすダイの固定刃とパンチの可動刃とのクリアランスの影響を示すグラフである。 (A)はダイとパンチを用いて被加工板に孔の打ち抜き加工を行う際の説明図、(B)は孔の加工面の状態を示す側断面図である。 (A)は従来例に係る2枚重ね抜き方法で被加工板に孔の打ち抜き加工を行う際の説明図、(B)は孔の加工面の状態を示す側断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の打ち抜き方法は、図1(A)に示すように、打ち抜き金型装置の下型(図示せず)に並べて固定配置されたダイ10と、ダイ10と対となって打ち抜き金型装置の上型(図示せず)に並べて設けられ、上型と共に昇降するパンチ11とを用い、例えば、2枚重ねた帯板材(被加工板の一例)12、13(図1(A)では、ダイ10側に帯板材13、パンチ11側に帯板材12を配置している)から鉄心片(図示せず)を打ち抜き形成するものである。ここで、帯板材12、13の厚さt(図3参照)はそれぞれ0.1mm以上0.5mm以下である。なお、図1(A)は、下型、上型にそれぞれ並べて設けたダイとパンチの中で、図1(B)に示すように、2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ丸孔14を形成する1組のダイ10とパンチ11のみを示している。以下、詳細に説明する。
2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ丸孔14を打ち抜き形成するパンチ11は、図2(A)〜(D)に示すように、帯板材12、13に当接する2つの刃先15、16を、パンチ11の軸心の両側に対向して有している。そして、刃先15、16は、図2(D)に示すように、パンチ11を底面視して、パンチ11の中心を挟んでパンチ11の外周上に対向配置される刃先先端17、18と、刃先先端17、18同士を結ぶ線分の垂直二等分線に沿った領域が、刃先先端17、18に対してパンチ11の軸心方向に窪んだ底部19と、刃先先端17、18及び底部19を接続する傾斜部20、21とを有している。
従って、図2(C)に示すように、帯板材12、13に最初に当接する刃先先端17、18の刃先角θは鋭角、例えば、30度以上89度以下となって、かつパンチ11の可動刃の全部に、即ち、刃先15、16の全部が、ダイ10の固定刃の刃先と交差する(ダイ10の固定刃の刃先に対してクリアランス(帯板材12、13の厚さtの3.5〜5.5%)を設けて通過する)傾斜刃24、25となっている。このため、傾斜刃24、25が2枚重ねの帯板材12、13に順次作用することにより、鉄心片を構成するひとつのパターンの打ち抜き加工が行われる。なお、傾斜刃24、25は、パンチ11の外周と傾斜部20、21の表面との交差領域に沿って存在するので、刃先先端17、18と底部19との間の段差Sは、パンチ11の半径をRとすると、Rtan(90−θ)となっている。ここで、鉄心片が打ち抜き形成されるには、刃先15、16の底部19が、ダイ10側に貫通する必要があり、段差Sを少なくとも、2枚重ねた帯板材12、13の総厚さ2t(厚さtの帯板材をn枚重ねる場合はnt)に設定する必要がある。
なお、角度90−θ(図3における角度α)は、傾斜部20、21の表面(傾斜刃24、25)とパンチ11の打ち抜き方向に直交する平面(直線)との交差角度であり、シャー角とも呼ばれる。
図3に示すように、2枚重ねた帯板材12、13をダイ10に載置して、パンチ11を上方から下降させると、刃先角θが鋭角のため、刃先15、16の刃先先端17、18が最初に帯板材12に当接し押圧することができ(パンチ11に加える押圧荷重を刃先先端17、18に集中させることができ)、刃先先端17、18の先側に存在する材料の塑性変形(せん断変形)が促進されて刃先先端17、18が帯板材12に容易に食い込む(せん断部が形成される)。このとき、図4に示すように、帯板材12の表層側領域に微小なダレ部54が形成される。
パンチ11が引き続いて下降すると、刃先先端17、18の先側に存在する材料のせん断変形が継続して起こるため、帯板材12を構成している材料は徐々に加工硬化し、帯板材12に作用するせん断力が増大し、刃先先端17、18の先側に存在する材料の引張ひずみも増大する。このため、刃先先端17、18が帯板材12に食い込んでせん断部55がある程度形成された時点で、引張ひずみが、帯板材12に引張破断が発生する際の引張ひずみ量に到達して、帯板材12の裏面側領域(帯板材13に当接する側の領域)に破断部56が形成される。そして、刃先先端17、18が帯板材12を貫通することにより、帯板材12の裏面側にバリ57が形成される。そして、刃先先端17、18は、帯板材12を貫通すると同時に、帯板材13に当接し押圧する。なお、刃先先端17、18が帯板材13に及ぼす作用は、帯板材12と同様なので、説明は省略する。刃先先端17、18が帯板材13を貫通すると、帯板材12、13を貫通する最初の小切り込みが形成される。
一方、刃先先端17、18が帯板材12に食い込むと、刃先先端17、18より上方にある傾斜刃24、25上の部位が次に帯板材12に当接し押圧する。そして、刃先先端17、18より上方にある傾斜刃24、25上の部位は、刃先先端17、18と同様に帯板材12、13を貫通する。これにより、2枚重ねた帯板材12、13を貫通する最初の小切り込みが、帯板材12に当接し押圧する傾斜刃24、25上の部位の軌跡に沿って(パンチ11の外周面に沿って)成長する。このように、パンチ11の傾斜刃24、25が帯板材12、13に順次作用する作用部位が、傾斜刃24、25上を移動していくため、傾斜刃24の切り込みと傾斜刃25の切り込みが合体(連続)した時点で、図1(B)に示すように、2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ丸孔14が形成される。
ここで、2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ加工される丸孔14は、2枚重ねの帯板材12、13に導入される貫通する最初の小切り込みの成長により形成されるので、帯板材12、13にそれぞれ形成される丸孔14の内輪郭面は、傾斜刃24、25が帯板材12、13に押し込まれて形成されるダレ部54、傾斜刃24、25の進入に伴って帯板材12、13が局所的に引き伸ばされて形成されるせん断部55、引き伸ばされた帯板材12、13が局所的に破断して形成される破断部56、及び帯板材12、13の裏面側に生じるバリ57によって構成されることになって、2枚重ねの帯板材12、13に形成された総丸孔の総内輪郭面に存在するせん断部55の割合は、従来の方法により、2枚重ねの帯板材に形成される総丸孔の総内輪郭面に存在するせん断部の割合と比較して高くなる。このため、2枚重ねの帯板材12、13に形成された総丸孔の総内輪郭面は、滑らかとなって輪郭精度が高く、表層領域に残留するひずみ量も少ない。更に、切り込み面に存在する破断部の割合が低いため、パンチ11の磨耗が低減し、パンチ寿命が延びる。
本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の打ち抜き方法は、図5(A)に示すように、打ち抜き金型装置の下型(図示せず)に並べて固定配置されたダイ26と、ダイ26と対となって打ち抜き金型装置の上型(図示せず)に並べて設けられ、上型と共に昇降するパンチ27とを用い、例えば、2枚重ねた帯板材12、13(図5(A)では、ダイ26側に帯板材13、パンチ27側に帯板材12を配置している)から鉄心片(図示せず)を打ち抜き形成するものである。なお、図5(A)は、下型、上型にそれぞれ並べて設けたダイとパンチの中で、図5(B)に示すように、2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ角孔28を形成する1組のダイ26とパンチ27のみを示している。以下、詳細に説明する。
2枚重ねの帯板材12、13にそれぞれ角孔28を打ち抜き形成するパンチ27は、図6(A)〜(D)に示すように、断面が正方形形状となっている。そして、図6(D)に示すように、パンチ27には、底面視して2組の対となる辺が存在し、一方の対となる辺の中点29、30同士を結ぶ線分に沿った領域がパンチ27の軸心方向に窪んで底部31が形成され、他方の対となる辺32、33と底部31をそれぞれ接続する傾斜部34、35が設けられている。このため、パンチ27には、対向して2つ設けられた辺32、33が刃先先端となって、帯板材12、13に最初に同時当接する直線刃(線状刃の一例)となる刃先38、38aが設けられている。更に、パンチ27には、辺32、33に連接する対となる壁面36、37と直交する対となる壁面44、45と傾斜部34、35の表面との交差領域に沿って存在する2つの傾斜刃39bを備えた刃先39、39aが設けられている(従って、パンチ27の可動刃の一部に傾斜刃29bを有している)。なお、傾斜刃39bは、中央部で交差する第1、第2の部分傾斜刃42、43から構成される。
また、図6(C)に示すように、刃先39、39aの刃先先端(傾斜部34、35と壁面44、45との交点)の刃先角δ(即ち、壁面36と壁面44、45が交差する領域に沿って存在する輪郭線40と第1の部分傾斜刃42とのなす角及び壁面37と壁面44、45が交差する領域に沿って存在する輪郭線41と第2の部分傾斜刃43とのなす角)は鋭角、例えば、30度以上89度以下となっている。そこで、傾斜刃39bが2枚重ねの帯板材12、13に順次作用することにより、鉄心片を構成するひとつのパターンの打ち抜き加工が行われるためには、刃先39、39aの刃先先端と底部31との間の段差Tは、パンチ27の一辺の長さを2Lとすると、Ltan(90−δ)となっているので、段差Tを少なくとも、重ねた帯板材12、13の総厚さ2t(厚さtの帯板材をn枚重ねる場合はnt)に設定する必要がある。
なお、角度90−δは、傾斜部34、35の表面とパンチ27の打ち抜き方向に直交する平面(直線)との交差角度であり、シャー角とも呼ばれる。
また、1枚の帯板材12、13から鉄心片を打ち抜き形成する際に使用するダイの固定刃とパンチの可動刃との間に設定するクリアランスが帯板材12、13の厚さの7〜11%に設定される場合、図5(A)に示すように、ダイ26の固定刃とパンチ27の可動刃とのクリアランスcは、帯板材12、13の厚さtの3.5〜5.5%の範囲に設定する。
ここで、可動刃には、直線刃の他に傾斜刃39bも含み、これらとダイ26の固定刃とのクリアランスも同様となる。
図5(A)に示すように、2枚重ねた帯板材12、13をダイ26に載置して、パンチ27を上方から下降させた場合、刃先38、38a、39、39aが帯板材12に食い込み、このとき、帯板材12の表層側領域にダレ部46(図7参照)が形成される。ここで、刃先39、39aの傾斜刃39bと帯板材12、13との作用は、第1の実施の形態に係る鉄心片の打ち抜き方法で説明した傾斜刃24、25と帯板材12、13との作用と同一なので、説明は省略する。
一方、パンチ27の刃先38、38aにおいて、辺32、33が刃先先端となる直線刃では、パンチ27が帯板材12に最初に当接する刃先38、39の刃先角は直角(90度)となって、ダイ26の固定刃と作用するパンチ27の可動刃の作用部位は常に辺32、33となる。このため、図7に示すように、辺32、33が帯板材12に食い込むと、辺32、33より先側に存在する材料の塑性変形(せん断変形)が促進されて辺32、33が帯板材12に更に食い込む(せん断部47が形成される)。更にパンチ27が下降すると、帯板材12を構成している材料は徐々に加工硬化するため、帯板材12に作用するせん断力が増大し、辺32、33の先側に存在する材料の引張ひずみも増大し、引張ひずみが、帯板材12に引張破断が発生する際の引張ひずみ量に到達して、帯板材12の裏面側領域(帯板材13側領域)に破断部48が形成され、辺32、33が帯板材12を貫通することに伴って、帯板材12の裏面側にバリ49が形成される。
また、帯板材13は帯板材12と一体的に変形するため、帯板材13内の引張ひずみも、帯板材13に引張破断が発生する際の引張ひずみ量に到達しており、帯板材12を貫通したパンチ27の刃先先端(辺32、33)は、帯板材13を一気に貫通する。このため、帯板材13には、破断部50が多く形成され、裏面側(ダイ26側)にはバリ51が形成される。ここで、ダイ26の固定刃とパンチ27の壁面36、37とのクリアランスcは、帯板材12、13の厚さtの3.5〜5.5%の範囲に設定している。このため、帯板材13に形成されるバリ51の打ち抜き方向に沿った突出長さ(縦バリ高さ)を、従来に比較して小さくできる。
その結果、図5(B)に示す角孔28において、傾斜刃39bにより加工される加工面52には、せん断部が多く存在し、辺32、33が刃先先端となる直線刃により加工される加工面53には、破断部とバリが存在するが、特に、帯板材13に形成されるバリ51の縦バリ高さが小さくでき、角孔28の内周面の状態を、従来に比較して大幅に改善することができる。
図5(A)、(B)に示すように、ダイ26とパンチ27を用いて、厚さ0.25mmの帯板材12、13を2枚重ねてに角孔28を打ち抜き形成し、ダイ26側に配置した帯板材13に形成される角孔28の加工面53に存在する縦バリ高さを求めた。ここで、ダイ26の固定刃とパンチ27の可動刃とのクリアランスは、帯板材12、13の厚さに対して1〜10%の範囲で変化させた。
なお、1枚の帯板材から鉄心片を打ち抜き形成する場合、ダイの固定刃とパンチの可動刃とのクリアランスは、帯板材の厚さに対して10%に設定している。
縦バリ高さに及ぼすクリアランスの影響を図8に示す。図8に示すように、クリアランスを、帯板材の厚さに対して4%に設定した場合、縦バリ高さの平均値が36μmとなり、ダイ側に配置した帯板材に形成されるバリの縦バリ高さを小さくできることが確認できた。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、第2の実施の形態では、パンチが被加工板に最初に当接する刃先を、刃先角が鋭角のものと直角のもので構成したが、刃先角を全て鋭角としてもよい。
また、第2の実施の形態においては、線状刃として直線刃を用いたが、被加工板に最初に同時に当接する曲線刃、曲がり刃であってもよい。
また、重ねた被加工板の枚数は2枚に限定されず、3枚以上でもよい。
10:ダイ、11:パンチ、12、13:帯板材、14:丸孔、15、16:刃先、17、18:刃先先端、19:底部、20、21:傾斜部、24、25:傾斜刃、26:ダイ、27:パンチ、28:角孔、29、30:中点、31:底部、32、33:辺、34、35:傾斜部、36、37:壁面、38、38a、39、39a:刃先、39b:傾斜刃、40、41:輪郭線、42:第1の部分傾斜刃、43:第2の部分傾斜刃、44、45:壁面、46:ダレ部、47:せん断部、48:破断部、49:バリ、50:破断部、51:バリ、52、53:加工面、54:ダレ部、55:せん断部、56:破断部、57:バリ

Claims (6)

  1. 固定配置されるダイと該ダイと対となるパンチとを用い、重ねて配置された複数枚の被加工板から鉄心片を打ち抜き形成する鉄心片の打ち抜き方法において、
    前記パンチが前記被加工板に最初に当接する刃先先端の刃先角は鋭角となって、かつ前記パンチの可動刃の全部又は一部に、刃先が、前記ダイの固定刃の刃先と交差する傾斜刃を有し、該傾斜刃が前記複数枚の被加工板に順次作用して、前記鉄心片の打ち抜き加工を行うことを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
  2. 請求項1記載の鉄心片の打ち抜き方法において、前記パンチの刃先の全部が前記傾斜刃となって、かつ、該パンチは前記被加工板に当接する前記刃先を対向して2つ有することを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
  3. 請求項1記載の鉄心片の打ち抜き方法において、前記パンチの刃先は、前記傾斜刃と前記被加工板に最初に同時当接する線状刃を有することを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
  4. 請求項3記載の鉄心片の打ち抜き方法において、前記線状刃は対向して2つ設けられていることを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄心片の打ち抜き方法において、2枚重ねた前記被加工板の打ち抜き加工を行う際、各前記被加工板の厚さを0.1mm以上0.5mm以下にすると共に、前記刃先角を30度以上89度以下に形成することを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
  6. 請求項5記載の鉄心片の打ち抜き方法において、2枚重ねた前記被加工板の打ち抜き加工を行う際に前記ダイの固定刃と前記パンチの可動刃とのクリアランスは、前記被加工板の厚さの3.5〜5.5%の範囲に設定することを特徴とする鉄心片の打ち抜き方法。
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