JP6615586B2 - 自動券売機 - Google Patents

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Description

本発明は、駅等に設置されて乗車券を販売する自動券売機に関し、特に外国人による乗車券の購入を支援することのできる自動券売機に関する。
従来の自動券売機の一例として、利用者が路線図や運賃表を見なくとも音声入力による運賃検索機能によって乗車券を購入できるように構成された自動券売機が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−110223号公報
ところで、近年、訪日外国人が増加しているが、訪日外国人の中には自動券売機の操作に不慣れな者も多い。そのため、自動券売機の操作に不慣れな外国人であっても自動券売機で乗車券を容易に購入できるようにするための技術が望まれている。
そこで、本発明は、特に外国人による乗車券の購入を支援することのできる自動券売機を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、自動券売機は、乗車券購入のための情報を表示し及び乗車券購入のための入力を受け付けるタッチパネル表示部と、利用者に対して当該利用者の使用言語を特定するための音声入力を要求し、前記利用者の音声が音声入力部を介して入力されると、入力音声の言語を識別し、識別結果に応じて前記タッチパネル表示部の表示情報の言語を切り替える制御部と、を含む。
前記自動券売機においては、前記利用者の音声の言語に応じて前記タッチパネル表示部の表示情報の言語及び前記音声出力部の音声メッセージの言語の少なくとも一方が切り替えられる。このため、前記利用者が外国人の場合であっても、前記利用者は前記タッチパネル表示部の表示情報の内容及び/又は前記音声出力部から出力される音声メッセージの内容を容易に理解することができる。したがって、前記自動券売機によれば、特に外国人が乗車券を容易に購入することができる。
本発明の一実施形態に係る自動券売機の模式的な正面図である。 前記自動券売機の制御部の構成を示すブロック図である。 前記自動券売機における利用者の乗車券の購入手続の概要を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動券売機1の模式的な正面図である。図1に示されるように、本実施形態に係る自動券売機1は、タッチパネル表示部2と、硬貨投入部3a及び硬貨排出部3bと、紙幣投入/排出部4と、カード挿入/排出部5と、マイクロフォン(音声入力部)6と、スピーカー(音声出力部)7と、発券部8と、接近センサー(接近検知部)9と、制御部10と、を有する。
タッチパネル表示部2は、乗車券を購入するための情報を利用者に表示すると共に、前記乗車券を購入するため前記利用者の入力(タッチ入力)を受け付ける。硬貨投入部3aは、前記利用者による硬貨の投入を受け付ける。硬貨排出部3bは、前記利用者に返却する硬貨(つり銭を含む)を排出する。紙幣投入/排出部4は、前記利用者による紙幣の投入を受け付けると共に、前記利用者に返却する紙幣(つり銭を含む)を排出する。カード投入/排出部5は、前記利用者によるカード(クレジットカードやプリペイドカードなど)の投入を受け付けると共に、投入されたカードの排出を行う。マイクロフォン(音声入力部)6は、前記利用者の音声を入力する。スピーカー(音声出力部)7は、前記利用者に各種の音声メッセージを出力する。発券部8は、前記利用者が購入した乗車券を発券する。接近センサー(接近検知部)9は、前記利用者の接近を検知する。制御部10は、自動券売機1の内部に設けられており、自動券売機1の全体動作を制御する。
図2は、制御部10の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、制御部10は、タッチパネル制御部11と、硬貨処理部12と、紙幣処理部13と、カード処理部14と、音声言語識別部15と、音声認識部16と、音声メッセージ生成部17と、発券処理部18と、を含む。
タッチパネル制御部11は、タッチパネル表示部2の表示を制御すると共に、タッチパネル表示部2が受け付けた入力(前記利用者のタッチ入力)を処理する。本実施形態において、タッチパネル制御部11は、タッチパネル表示部2に表示させる各種の画面情報を格納した情報格納部11aを有している。そして、タッチパネル制御部11は、例えば所定の入力信号に基づいて情報格納部11aにアクセスし、所定の画面情報を適宜選択してタッチパネル表示部2に表示させることができる。また、タッチパネル制御部11は、前記利用者のタッチ入力に基づいて乗車券の購入条件を確定させることができる。確定された乗車券の購入条件は、発券処理部18に出力される。なお、前記乗車券の購入条件については後述する。
硬貨処理部12は、硬貨投入部3aに投入された硬貨の計数処理及び硬貨排出部3bへの返却硬貨の出金処理を行う。紙幣処理部13は、紙幣投入/排出部4に投入された紙幣の計数処理及び紙幣投入/排出部4への返却紙幣の出金処理を行う。カード処理部14は、例えばカードリーダー/ライターを含み、カード投入/排出部5に投入されたカードの処理(主に情報の読み取り及び書き込み)を行う。硬貨処理部12、紙幣処理部13及びカード処理部14の処理結果(主に前記利用者の支払い金額)は、発券処理部18に出力される。
音声言語識別部15は、マイクロフォン6を介して入力された前記利用者の音声の言語を識別する。音声言語識別部15は、前記利用者の音声の言語を識別できればよく、その方法等は特に制限されないが、例えばパターン認識によって前記利用者の音声の言語を識別するように構成され得る。音声言語識別部15による識別結果、換言すれば、前記利用者が使用する言語の情報(以下「使用言語情報」という)は、タッチパネル制御部11、音声認識部16及び音声メッセージ生成部17などに出力される。なお、本実施形態において、音声言語識別部15は、前記利用者の音声の言語を識別できなかった場合、あらかじめ定められた特定の言語(例えば、日本語や英語)を前記利用者が使用する言語としたり、前回識別された言語をそのまま維持したりすることができる。この場合、前記あらかじめ定められた言語又は前記前回識別された言語の情報が、前記使用言語情報として、タッチパネル制御部11、音声認識部16及び音声メッセージ生成部17などに出力されることになる。
音声認識部16は、マイクロフォン6を介して入力された前記利用者の音声を解析し、その内容を把握する。本実施形態において、音声認識部16は、特定の質問に対する前記利用者の応答内容を把握するように構成されている。また、音声認識部16は、例えば音声言語識別部15の識別結果に応じて解析対象とする言語を切り替えるように構成されている。音声認識部16は、前記利用者の音声を解析してその内容を把握できればよく、その方法等は特に制限されないが、例えば音声言語識別部15の識別結果(すなわち、前記利用者が使用する言語)に対応した音声認識サーバ(図示省略)を利用して前記利用者の音声の内容を把握するように構成され得る。そして、音声認識部16は、前記利用者の応答内容を把握すると、把握された応答内容に基づき所定の信号をタッチパネル制御部11や音声メッセージ生成部17など出力する。
音声メッセージ生成部17は、スピーカー7を介して出力する音声メッセージを生成する。本実施形態において、音声メッセージ生成部17は、スピーカー7を介して出力させる各種のメッセージを格納したメッセージ格納部17aを有している。そして、音声メッセージ生成部17は、例えば入力信号に基づいてメッセージ格納部17aにアクセスし、所定の音声メッセージ適宜選択してスピーカー7を介して出力させることができる。
発券処理部18は、前記確定された前記乗車券の購入条件に見合う金額以上の金銭が支払われると、前記確定された前記乗車券の購入条件に基づいて乗車券媒体に所定事項を書き込み、その後、乗車券として発券部8に発券させる。
次に、以上のような構成を有した自動券売機1における利用者による乗車券の購入手続について図3に示されたシーケンス図を参照して説明する。
自動券売機1は、接近センサー9が利用者の接近を検知すると(ステップS1)、待機状態から起動状態へと移行する(ステップS2)。そして、自動券売機1は、前記利用者に対して音声入力を要求する(ステップS3)。具体的には、自動券売機1は、前記利用者に音声入力を促す文字メッセージ、好ましくは、複数言語による文字メッセージを含む初期画面をタッチパネル表示部2に表示する。また、自動券売機1は、前記利用者に音声入力を促す音声メッセージ、好ましくは、複数言語による音声メッセージを含む初期音声メッセージをスピーカー7から出力する。
例えば、自動券売機1において、接近センサー9は、利用者の接近を検知すると、接近検知信号をタッチパネル制御部11及び音声メッセージ生成部17に出力する。タッチパネル制御部11は、前記接近検知信号を入力すると、情報格納部11aから前記初期画面を選択し、前記初期画面をタッチパネル表示部2に出力して表示させる。また、音声メッセージ生成部17は、前記接近検知信号を入力すると、メッセージ格納部17aから前記初期音声メッセージを選択し、前記初期音声メッセージをスピーカー7から出力させる。なお、ここでは、前記初期画面がタッチパネル表示部2に表示されると共に、前記初期音声メッセージがスピーカー7から出力されているが、これに限るものではなく、いずれか一方のみが行われてもよい。また、前記初期画面の表示及び/又は前記初期音声メッセージの出力から所定時間が経過しても前記利用者の音声が入力されない場合、自動券売機1は、処理を中止して前記待機状態に戻るように構成されてもよい。
次に、前記音声入力の要求に対して前記利用者が音声を発して、前記利用者の音声がマイクロフォン6を介して入力されると(ステップS4)、自動券売機1は、マイクロフォン6を介して入力された音声の言語を識別する(ステップS5)。そして、自動券売機1は、識別された言語に応じて、タッチパネル表示部2に表示する情報の言語及びスピーカー7から出力する音声メッセージの言語を切り替える(ステップS6)。
例えば、前記利用者の音声がマイクロフォン6を介して入力されると、音声言語識別部15は、入力された音声の言語を識別して、前記利用者が使用する言語を特定する。そして、音声言語識別部15は、その識別結果(すなわち、前記利用者が使用する言語)を使用言語情報として、タッチパネル制御部11及び音声メッセージ生成部17に出力する。タッチパネル制御部11は、前記使用言語情報を入力すると、タッチパネル表示部2に表示させる情報の言語を前記利用者が使用する言語に切り替える。音声メッセージ生成部17は、前記使用言語情報を入力すると、生成する音声メッセージ、すなわち、スピーカー7から出力させる音声メッセージの言語を前記利用者が使用する言語に切り替える。ここで、本実施形態において、音声言語識別部15は、前記使用言語情報を音声認識部16にも出力しており、音声認識部16は、前記使用言語情報を入力すると、解析対象の言語を前記利用者が使用する言語に切り替える。
上述の言語の切り替えが終了すると、自動券売機1は、前記利用者に対して目的地を音声で質問する(ステップS7)。具体的には、自動券売機1は、前記利用者に目的地を質問するための質問メッセージをスピーカー7から出力する。
例えば、音声言語識別部15が、前記使用言語情報を音声メッセージ生成部17に出力際に、前記使用言語情報と共に質問メッセージ生成信号を音声メッセージ生成部17に出力する。音声メッセージ生成部17は、前記質問メッセージ生成信号を入力すると、メッセージ格納部17aから前記利用者が使用する言語による前記質問メッセージを選択し、選択された質問メッセージをスピーカー7から出力させる。
次に、前記利用者が目的地を音声で応答すると、自動券売機1は、マイクロフォン6を介して前記利用者の応答音声を入力し(ステップS8)、入力された応答音声を解析して前記利用者の目的地を特定する(ステップS9)。そして、自動券売機1は、前記利用者の目的地を特定すると、特定された目的地に応じた情報(以下「目的地関連情報」という)をタッチパネル表示部2に表示すると共に(ステップS10)、タッチパネル表示部2に表示された前記目的地関連情報に対応した音声メッセージをスピーカー7から出力する(ステップS11)。もちろん、タッチパネル表示部2に表示される前記目的地関連情報の言語及びスピーカー7から出力される前記目的地関連情報に対応した音声メッセージの言語は、前記利用者が使用する言語である。
例えば、前記利用者の前記応答音声がマイクロフォン6を介して入力されると、音声認識部16は、入力された前記応答音声を解析して前記利用者の目的地を特定する。そして、音声認識部16は、特定された目的地を示す目的地特定信号をタッチパネル制御部11及び音声メッセージ生成部17に出力する。タッチパネル制御部11は、前記目的地特定信号を入力すると、情報格納部11aから前記目的地に応じた画面情報を選択し、選択された画面情報をタッチパネル表示部2に出力して前記目的地関連情報として表示させる。音声メッセージ生成部17は、前記目的地特定信号を入力すると、メッセージ格納部17aから前記目的地に応じた音声メッセージを選択し、選択された音声メッセージをスピーカー7から出力させる。ここで、本実施形態において、タッチパネル制御部11によって選択される画面情報と、音声メッセージ生成部17によって選択される音声メッセージとは互いに関連付けられている。このため、前記目的地関連情報に対応した音声メッセージがスピーカー7から出力される。
本実施形態において、タッチパネル表示部2に表示される前記目的地関連情報は、前記目的地までの乗車券の購入条件を含む。前記目的地までの乗車券の購入条件は、前記目的地までの乗車券の種類(片道乗車券、往復乗車券、普通乗車券、特急券、座席指定券など)、前記目的地までの各乗車券の金額、前記目的地までの各乗車券の枚数、大人用であるか子供用であるか、料金の支払い方法(カード又は現金)などであり、これらの項目がタッチ入力により選択可能な形態でタッチパネル表示部2に表示される。そして、前記購入条件を表示したタッチパネル表示部2の操作方法、換言すれば、前記目的地までの乗車券を購入するための操作方法が、タッチパネル表示部2に表示された前記目的地関連情報に対応した音声メッセージとして、スピーカー7から出力される。例えば「希望する乗車券の種類を選択してください。」、「希望する乗車券の枚数を選択してください。」、などの音声メッセージがスピーカー7から出力される。
好ましくは、前記目的地までの乗車券の購入条件のすべての項目がタッチパネル表示部2に一画面で表示される。この場合、例えば、前記利用者の選択を行うべき項目が他の項目とは異なる表示(例えば、点滅表示や赤色表示)とされると共に、対応する操作方法が音声メッセージとしてスピーカー7から出力され、前記利用者が各項目における選択が終了する毎にスピーカー7から出力される音声メッセージも切り替えられる。このようにすると、前記利用者は、前記目的地までの乗車券の購入条件のすべての項目について同一画面上で選択(タッチ入力)できるので、前記利用者にとって非常に便宜である。もちろん、前記目的地までの乗車券の購入条件の各項目が順次タッチパネル表示部2に表示されると共に、表示された項目に対応する音声メッセージがスピーカー7から出力されるように構成されてもよい。この場合、前記利用者は、タッチパネル表示部2に表示された項目毎に順次選択(タッチ入力)を行う。そして、前記利用者は、前記目的地までの乗車券の購入条件のすべての項目についての選択が終了すると、例えば確定ボタンをタッチする。このようにして、前記利用者は、前記目的地までの乗車券を購入するためのタッチ入力を行う。
本実施形態において、タッチパネル表示部2に表示される前記目的地関連情報は、前記目的地までの経路情報をさらに含む。前記目的地までの経路情報は、例えば、所定の路線図上に前記目的地までの経路が示された画像としてタッチパネル表示部2に表示される。そして、前記目的地までの経路を説明する音声案内(乗り換え駅などの説明を含む)が、タッチパネル表示部2に表示された前記目的地関連情報に対応した音声メッセージとして、スピーカー7から出力される。例えば「A線に乗ってB駅まで行き、B駅でC線に乗り換えてください。」などの音声メッセージがスピーカー7から出力される。
本実施形態において、タッチパネル表示部2に表示される前記目的地関連情報は、前記目的地周辺の地図情報及び観光名所情報をさらに含む。例えば、前記目的地周辺の地図画像及び前記目的地周辺の観光名所の画像(静止画像、映像を含む)がタッチパネル表示部2に表示される。そして、前記目的地周辺及び前記目的地周辺の観光名所を説明する音声案内が、タッチパネル表示部2に表示された前記目的地関連情報に対応した音声メッセージとして、スピーカー7から出力される。
ここで、本実施形態においては、前記目的地までの乗車券の購入条件、前記目的地までの経路情報、前記目的地周辺の地図情報及び前記目的地周辺の観光名所情報が、タッチパネル表示部2に分割表示される。すなわち、全ての情報がタッチパネル表示部2上に同時に表示され得る。但し、これらに対応した各音声メッセージは、所定の順序で出力されるようになっている。これら音声メッセージの出力順序は、任意に設定可能であるが、例えば、「前記目的地周辺及び前記目的地周辺の観光名所を説明する音声案内」→「前記目的地までの経路を説明する音声案内」→「前記購入条件を表示したタッチパネル表示部2の操作方法」の順に出力される。したがって、前記利用者は、特別な操作を行うことなく、自動券売機1からの前記質問メッセージに応答するだけで、すなわち、自動券売機1に向かって目的地を音声で答えるだけで、目的地までの乗車券の購入手続に入ることができ、かつ、目的地までの経路や目的地周辺の情報を得ることができる。但し、これに限るものではない。少なくとも前記目的地までの乗車券の購入条件がタッチパネル表示部2に表示されればよく、それ以外の情報については必ずしもタッチパネル表示部2に表示される必要はない。例えば、前記目的地までの経路情報、前記目的地周辺の地図情報及び前記目的地周辺の観光名所情報の少なくとも一つが、前記目的地までの乗車券の購入条件と共に、タッチパネル表示部2に表示されるように構成されてもよい。
そして、前記利用者が、前記目的地までの乗車券を購入するためのタッチ入力をタッチパネル表示部2に対して行うと(ステップS12)、自動券売機1は、前記タッチ入力に基づいて前記目的地までの乗車券の購入条件を確定し(ステップS13)、確定された購入条件に応じた金額をタッチパネル表示部2に表示する(ステップS14)。そして、前記利用者が、表示された金額に見合う金銭を支払うと(ステップS15)、自動券売機1は、前記乗車券を発券する(ステップS16)。
以上説明したように、本実施形態に係る自動券売機1において、制御部10は、マイクロフォン6(音声入力部)を介して入力された前記利用者の音声の言語を識別し、識別結果(すなわち、前記利用者の使用する言語)に応じて、タッチパネル表示部2に表示される情報の言語及びスピーカー7(音声出力部)から出力される音声メッセージの言語を切り替えるように構成されている。このため、前記利用者が外国人であっても、前記利用者はタッチパネル表示部2の表示情報の内容及びスピーカー7から出力される音声メッセージの内容を容易に理解することができる。これにより、外国人による自動券売機1を利用しての乗車券の購入が容易になる。
また、上述の実施形態において、制御部10は、前記利用者に対して、目的地を質問するための質問メッセージをスピーカー7から出力させ、その後、前記利用者の応答音声がマイクロフォン6を介して入力されると、当該応答音声を解析して前記利用者の目的地を特定する。そして、制御部10は、特定された目的地に応じた前記目的地関連情報をタッチパネル表示部2に表示させるように構成されている。ここで、前記目的地関連情報は、前記目的地までの乗車券の購入条件を含んでおり、当該購入条件は、前記利用者によって選択可能な形態でタッチパネル表示部2に表示される。このため、前記利用者は、自動券売機1での乗車券の購入方法を知らなくても、自動券売機1からの質問に対して目的地を答えるだけで、速やかに当該目的地までの乗車券の購入手続に入ることが可能である。
さらに、上述の実施形態において、前記目的地関連情報は、前記目的地までの乗車券の購入条件に加えて、前記目的地までの経路情報、前記目的地周辺の地図情報及び前記目的地周辺の観光名所情報の少なくとも一つを含んでいる。このため、前記利用者は、前記目的地までの乗車券の購入手続に入る際に、前記目的地までの経路や目的地周辺の情報をも同時に得ることができるので、前記利用者にとって便宜である。
さらにまた、上述の実施形態において、制御部10は、タッチパネル表示部2に表示される前記目的地関連情報に対応した音声メッセージをスピーカー7から出力させるように構成されている。ここで、前記目的地関連情報に対応した音声メッセージは、前記購入条件を表示したタッチパネル表示部2の操作方法、すなわち、乗車券購入のための操作方法を含んでいる。このため、前記利用者は、自動券売機1での乗車券の購入方法を知らなくても、容易に所望の乗車券を購入することが可能になる。なお、前記目的地関連情報に対応した音声メッセージが、前記目的地までの経路を説明する音声案内、前記目的地周辺を説明する音声案内、前記目的地周辺の観光名所を説明する音声案内などを含む場合、前記利用者は、前記目的地までの経路や目的地周辺の情報をより詳細に把握することができるので、前記利用者にとってさらに便宜である。
なお、上述の実施形態において、制御部10は、前記利用者の音声の言語の識別結果に応じて、タッチパネル表示部2に表示される情報の言語及びスピーカー7(音声出力部)から出力される音声メッセージの言語を切り替えている。しかし、これに限るものではない。制御部10は、いずれか一方のみを切り替えるように構成されてもよい。
また、前記目的地関連情報としての前記目的地までの経路情報は、前記目的地までの経路を複数含んでもよい。好ましくは、複数の経路が前記利用者によって選択可能な形態でタッチパネル表示部2に表示される。この場合、前記目的地までの経路の選択も前記目的地までの乗車券の購入条件の一つになり得、前記利用者は、所望の経路を選択した上で前記目的地まで乗車券を購入することが可能となる。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は上述の実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形や変更が可能である。
1…自動券売機
2…タッチパネル表示部
6…マイクロフォン(音声入力部)
7…スピーカー(音声出力部)
8…発券部
9…接近検知センサー(接近検知部)
10…制御部
11…タッチパネル制御部
15…音声言語識別部
16…音声認識部
17…音声メッセージ作成部
18…発券処理部

Claims (9)

  1. 乗車券購入のための情報を表示し及び乗車券購入のための入力を受け付けるタッチパネル表示部と
    利用者に対して当該利用者の使用言語を特定するための音声入力を要求し、前記利用者の音声が音声入力部を介して入力されると、入力音声の言語を識別し、識別結果に応じて前記タッチパネル表示部の表示情報の言語を切り替える制御部と、
    を含む、自動券売機。
  2. 前記利用者の接近を検知する接近検知部をさらに含み、
    前記制御部は、前記接近検知部が前記利用者の接近を検知すると、前記利用者に対して前記音声入力を要求する
    請求項1に記載の自動券売機。
  3. 前記制御部は、前記音声入力を促す複数言語による文字メッセージを前記タッチパネル表示部に表示させることによって又は前記音声入力を促す複数言語による音声メッセージを音声出力部から出力させることによって、前記利用者に対して前記音声入力を要求する、請求項1又は2に記載の自動券売機。
  4. 前記制御部は、前記識別結果に応じて、さらに前記音声出力部の音声メッセージの言語を切り替える、請求項3に記載の自動券売機。
  5. 前記制御部は、前記音声出力部の音声メッセージの言語を切り替えた後、目的地を質問する質問メッセージを前記音声出力部から出力させ、前記利用者の応答音声が前記音声入力部を介して入力されると、前記応答音声を解析して前記利用者の目的地を特定し、特定された目的地に応じた情報を前記タッチパネル表示部に表示させる、
    請求項に記載の自動券売機。
  6. 前記目的地に応じた情報は、前記目的地までの乗車券の購入条件を含む、請求項に記載の自動券売機。
  7. 前記目的地までの乗車券の購入条件は、複数の項目を含み、
    前記目的地までの乗車券の購入条件のすべての項目が、前記利用者が選択可能な形態で前記タッチパネル表示部に一画面で表示される、請求項に記載の自動券売機。
  8. 前記制御部は、前記購入条件を表示した前記タッチパネル表示部の操作方法を音声メッセージとして前記音声出力部から出力させる、請求項に記載の自動券売機。
  9. 前記目的地に応じた情報は、前記目的地までの経路情報、前記目的地周辺の地図情報及び前記目的地周辺の観光名所情報の少なくとも一つをさらに含む、請求項6〜8のいずれか一つに記載の自動券売機。
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