JP6147085B2 - 表示制御装置、方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示制御装置、方法、およびプログラムに関する。
鉄道の乗車券や指定席券等のチケット(切符)を購入する際、顧客は、鉄道の駅構内に設置されている顧客操作型の鉄道券売機の表示画面に表示される操作画面を操作し、所望のチケット(切符)を購入する。この際、操作画面には、必要に応じて乗車駅から降車駅までの経路図が表示され、顧客は経路を確認または選択した上でチケットを購入する。
このような鉄道券売機の経路表示に関して、例えば下記特許文献1では、顧客操作型の券売機において、乗車駅から降車駅までの経路図を縦長に表示し、また、縦長の経路上に乗換駅や乗車時間を表示する表示方法が開示されている。
また、下記特許文献2では、駅係員操作側の端末において、1以上の駅についてそれを代表する代表駅を予め定義し、乗車駅および降車駅が入力された際に、各駅の代表駅で乗降できる路線名を検索する路線検索システムが開示されている。
特開2010−132033号公報 特開平9−16885号公報
ここで、路線の検索結果の表示において、乗車駅・乗換駅・降車駅が表示される際、都区内・市内等の特定のゾーン内に含まれる駅については、その駅名に括弧書きにて「東京都区内」「大阪市内」等と表現されていた。
都区内・市内等の特定のゾーンとは、運用上定められた所定の地域であって、当該地域内の駅を発着する場合に、当該地域内の定められた中心駅から営業キロが所定の距離を超える駅までの運賃については、中心駅からの運賃として計算される。
しかしながら、特定のゾーン内に含まれる駅がどこまでなのかは、各々の顧客の鉄道知識に委ねられてしまっていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、経路上の特定のゾーンの境界に存在する発着所を明示することが可能な、新規かつ改良された表示制御装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、前記検索部によって検索された経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内におけるいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界の発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示するよう制御する表示制御部と、を備える、表示制御装置が提供される。
また、前記表示制御部は、前記境界発着所を、前記ゾーン表示内端部に表示し、前記中心発着所を、前記ゾーン表示中央付近に表示するよう制御してもよい。
また、前記中心発着所は、前記到着地の発着所または前記経路上にある乗り換えを行う発着所であってもよい。
また、前記表示制御部は、前記中心発着所が前記経路上にある前記乗り換えを行う発着所である場合、前記ゾーン表示内の端部に前記境界の発着所を表示し、かつ前記中心発着所を前記ゾーン表示内の中央付近に表示するように制御してもよい。
また、前記境界の発着所は、前記出発地の発着所から前記中心発着所までの経路、または前記中心発着所から前記到着地までの経路において前記移動体が通過する発着所であってもよい。
また、前記ーン示は、円形、多角形、または前記ゾーンに対応する地域を示す地図上の閉曲線で表示されてもよい。
また、前記表示制御部は、前記ーン示の近傍に、当該ゾーンを表示するよう制御してもよい。
また、前記表示制御部は、前記経路画面において、前記発着所および前記中心発着所の少なくとも一方を含む前記経路を、戻り経路または重複経路を含めて直列に表示するよう制御してもよい。
前記表示制御部は、前記経路に係る1以上の各券の券面に表示される情報を前記経路画面に表示するよう制御してもよい。
また、前記移動体は、鉄道、モノレール、飛行機、バス、水上バス、または船のいずれかであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、前記検索部によって検索された経路の情報と、当該経路に係る券の情報を、経路画面に表示するよう制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記出発地の発着所と到着地の発着所の少なくともいずれか1つが、前記経路上にある中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内におけるいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンに属する場合、該当する発着所が当該ゾーンに属することを示す情報を前記経路の情報に含めて表示し、前記券の券面に前記ゾーンが表示されることを示す情報を前記券の情報に含めて表示するよう制御する、表示制御装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、プロセッサが、出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する第1のステップと、前記第1のステップにて検索された前記経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内に存在するいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示する第2のステップと、を含む、表示制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータ出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、前記検索部によって検索された前記経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内に存在するいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示するよう制御する表示制御部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、経路上の特定のゾーンの境界に存在する発着所を明示することが可能である。
本発明の一実施形態による鉄道券売装置の顧客操作側からの外観斜視図である。 本発明の一実施形態による鉄道券売装置の係員操作側からの外観斜視図である。 本実施形態による鉄道券売装置の内部構成例を示すブロック図である。 本実施形態による鉄道券売装置の動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による券売画面の画面遷移図である。 本実施形態による券売画面の画面遷移図である。 乗車駅A駅から降車駅D駅までの経路を示す路線模式図である。 本実施形態の第1の特定ゾーン表示例における確認画面を示す図である。 乗車駅A駅から降車駅D駅までの経路を示す路線模式図である。 本実施形態の第1の特定ゾーン表示の他の例における確認画面を示す図である。 本実施形態による第2の特定ゾーン表示例における確認画面を示す図である。 乗車駅A駅から降車駅F駅までの経路を示す路線模式図である。 本実施形態による第3の特定ゾーン表示例における確認画面を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.特定ゾーン表示の概要>
まず、本発明の一実施形態による表示制御装置における特定ゾーン表示の概要について図1A、図1Bを参照して説明する。なお図1A、図1Bでは、表示制御装置の一例として顧客操作型の鉄道券売装置を用いる。
図1Aは、本実施形態による鉄道券売装置1の顧客操作側からの外観斜視図である。図1に示すように、鉄道券売装置1の顧客操作側(筐体前面)には、操作表示部2、硬貨投入口3a、硬貨排出口3b、紙幣投入口4a、紙幣排出口4b、IC(Integrated Circuit)カード投入口5、および発券口6が設けられる。
顧客は、駅構内に設置されているこのような顧客操作型の鉄道券売装置1の操作表示部2に表示される操作画面を操作して乗車駅および降車駅を入力し、所望の鉄道チケットを購入することができる。
ここで、上述したように、通常の券売画面では、乗車駅および降車駅に応じた路線の検索結果の表示において、乗車駅・乗換駅・降車駅が表示される際、都区内・市内等の特定のゾーン内に含まれる駅については、その駅名に括弧書きにて「東京都区内」「大阪市内」等と表現されていた。
しかしながら、特定のゾーン内に含まれる駅がどこまでなのかは、各々の顧客の鉄道知識に委ねられてしまっていた。
そこで、本実施形態では、券売画面に、乗車駅から降車駅までの経路と、経路上の特定のゾーンを示す表示を表示し、ゾーンを示す表示内には、ゾーンの境界駅およびゾーン内の一の駅(例えば代表駅または乗換駅)を表示することで、顧客にゾーンの境界駅や代表駅を直感的に把握させることができる。
以下、本実施形態による鉄道券売装置1の外観構成について詳細に説明する。
操作表示部2は、図1Aに示すように、鉄道券売装置1の筐体上側に設けられ、メニュー画面や券売画面等が表示される。また、操作表示部2は、表示画面に対する操作者の操作を検出する機能を有し、操作入力部としても機能する。操作表示部2は、例えばタッチパネルディスプレイにより実現される。
操作表示部2の下側は、図1Aに示すように前方に突き出ており、突き出ている部分のほぼ全体にわたって、上方及び前方に開放した窪み部が形成されている。この窪み部の奥側の垂直面には、紙幣投入口4a、紙幣排出口4b、ICカード投入口5、および発券口6が設けられている。また、この窪み部の底面には、釣銭受け皿と一体化した硬貨排出口3bが設けられる。また、この窪み部の右側突出部上面には、硬貨投入口3aが設けられている。
鉄道券売装置1は、上記硬貨投入口3aから投入された硬貨、紙幣投入口4aから投入された紙幣、またはICカード投入口5から投入されたクレジットカードや非接触型のICカードに基づいて、運賃料金の決算を行う。なお図1Aには図示していないが、鉄道券売装置1の突出部に、非接触ICカードや携帯端末、スマートフォンの情報読取部が設けられていてもよい。顧客が非接触ICカード等を情報読取部にかざすことで、電子マネー情報が読み取られ、鉄道券売装置1は、読み取った電子マネー情報に基づいて運賃料金の決算を行うことが可能である。
運賃料金の決算が終了すると、鉄道券売装置1は、発券口6から乗車券、特急券、指定席券等の切符を排出し、お釣りがある場合には、硬貨排出口3b/紙幣排出口4bから釣銭を排出する。また、ICカード投入口5から投入されたクレジットカードや非接触型のICカードは、ICカード投入口5から排出され顧客に返却される。
以上、鉄道券売装置1の顧客操作側の外観構成について詳細に説明した。なお本実施形態による鉄道券売装置1は、図1Bに示すように、筐体の後ろ側に、係員用の操作表示部8が設けられている。
操作表示部8は、係員用の操作画面が表示される。また、操作表示部8も、表示画面に対する操作者の操作を検出する機能を有し、操作入力部としても機能する。また、操作表示部8は、例えばタッチパネルディスプレイにより実現される。
以上、本実施形態の概要について説明した。続いて、本実施形態による鉄道券売装置1(表示制御装置)の内部構成および動作処理について説明する。
<2.内部構成および動作処理>
[2−1.内部構成]
図2は、本実施形態による鉄道券売装置1の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すように、鉄道券売装置1は、顧客用の操作表示部2、係員用の操作表示部8、制御部10、紙幣部14、硬貨部16、発券部18、ICカード部20、記憶部22、および外部I/F(インターフェース)24を有する。操作表示部2および操作表示部8については、図1Aを参照して上述したのでここでの説明は省略する。
(制御部)
制御部10は、鉄道券売装置1の各構成を制御する。具体的には、制御部10は、操作表示部2にメニュー画面や券売画面等の各種画面を表示するよう制御する表示制御部として機能する。表示制御部は、乗車駅から降車駅までの経路を示す券売画面において、経路上の特定のゾーンを示す表示と、当該ゾーンを示す表示内に、ゾーンの境界駅およびゾーン内の一の駅(例えばゾーンの中心駅または乗換駅)を表示するよう制御する。この際、表示制御部は、境界駅を、ゾーンを示す表示の境界(端)に表示し、ゾーン内の一の駅を、ゾーンを示す表示の中心に表示するよう制御する。
これにより、顧客は、利用する経路上のゾーンの境界駅や中心駅を直感的に把握することができる。
また、特定のゾーンを示す表示は、円形、多角形、またはゾーンに対応する地形であってもよい。例えばゾーンが東京都区内である場合、表示制御部は、東京都の23区の地形と同様の図形でゾーンを示してもよい。このような特定のゾーンの表示を含む券売画面例については、図6、図8、図9、図11を参照して後述する。
また、表示制御部は、券売画面に、発券される切符の券面の情報を表示するよう制御する。特に連続乗車券(乗車区間が1周してさらに超える場合、または乗車区間の一部が重複する場合)が発券される場合、券売画面に表示される情報と、発券された切符の券面に表示される情報とが異なることがある。したがって、本実施形態では、発券する切符の券面の表示を、予め券売画面に表示して顧客に提示することで、表示されている情報が異なることによる顧客の混乱を防止することができる。
また、制御部10は、操作表示部2から入力された乗車駅や降車駅に基づく経路検索処理部、運賃料金の決算処理部、および発券制御部としても機能する。
例えば経路検索処理部は、記憶部22に記憶されている路線データ、駅名データ、発着時刻データ等を参照し、乗車駅、降車駅、乗車時刻、降車時刻等に基づいて、乗車駅から降車駅までの経路を検索する。
また、決算処理部は、紙幣部14、硬貨部16から出力された投入金額情報や、ICカード部20から出力された電子マネー情報、クレジットカード情報等に基づいて、運賃料金の決算を行う。つり銭が発生する場合、決算処理部は、紙幣部14、硬貨部16につり銭を排出するよう制御コマンドを送る。
発券制御部は、決算処理部により決算処理が終了した後、購入された乗車券、特急券、または指定席券等の鉄道チケットを発券するよう発券部18を制御する。
なお上述した経路検索処理部による処理は、外部I/F24を介して接続されるセンターサーバ(ホストコンピュータ)で行われてもよい。
(硬貨部)
硬貨部16は、硬貨投入口3a、硬貨排出口3b、硬貨カセット、および硬貨搬送路を含み、硬貨投入口3aから投入された硬貨や、硬貨排出口3bから排出する硬貨を取り扱う。また、硬貨部16は、投入された硬貨の金額情報を制御部10に出力する。
(紙幣部)
紙幣部14は、紙幣投入口4a、紙幣排出口4b、紙幣カセット、および紙幣搬送路を含み、紙幣投入口4aから投入された紙幣や、紙幣排出口4bから排出する紙幣を取り扱う。また、紙幣部14は、投入された紙幣の金額情報を制御部10に出力する。
(発券部)
発券部18は、発券口6を含み、制御部10(発券制御部)の制御に従って、鉄道の乗車券、特急券、指定席券、グリーン券、回数券、定期券等を、発券口6から発券する。
(ICカード部)
ICカード部20は、ICカード投入口5を含み、ICカード投入口5から投入されたクレジットカードや非接触型のICカード等から情報を読み取り、制御部10に出力する。また、ICカード部20は、取引終了後にICカード投入口5からクレジットカードや非接触型のICカード等を排出して顧客に返却する。
(記憶部)
記憶部22は、制御部10が各処理を実行するためのプログラムを記憶する。具体的には、記憶部22は、制御部10は、上述した表示制御部、経路検索処理部、決算処理部、発券制御部として機能するためのプログラムを記憶する。また、記憶部22は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびHDD(ハードディスクドライブ)等により実現される。
さらに、本実施形態による記憶部22は、経路上の特定のゾーンに関する情報として、各ゾーンに含まれる駅、各ゾーンの境界駅、中心駅のデータ等を記憶する。また、記憶部22は、路線データ、駅名データ、発着時刻データ等を記憶する。
(外部I/F)
外部I/F24は、センターサーバ(ホストコンピュータ)と接続し、データの送受信を行う。例えば外部I/F24は、制御部10の制御に従って、センターサーバに対して経路検索要求を行い、センターサーバから経路検索結果を受信する。ここで、経路検索結果には、経路上のゾーン、ゾーンの境界駅、中心駅等の情報が含まれていてもよい。
以上、本実施形態による鉄道券売装置1の内部構成例について詳細に説明した。次に、図3を参照して本実施形態による鉄道券売装置1の動作処理について説明する。
[2−2.動作処理]
図3は、本実施形態による鉄道券売装置1の動作処理を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、ステップS103において、鉄道券売装置1の制御部10(表示制御部)は、操作表示部2にメニュー画面を表示する処理を行う。
次に、ステップS106において、顧客により切符購入メニューが選択された場合、制御部10(表示制御部)は、入力画面を操作表示部2に表示するよう制御する。
次いで、ステップS109において、顧客により入力画面から、乗車駅、降車駅、乗車日、列車等の入力が行われる。乗車駅等の入力画面の表示例については、図4A、図4Bを参照して後述する。
次に、ステップS112において、乗車駅等の入力が終了すると、制御部10(表示制御部)は、操作表示部2に確認画面を表示するよう制御する。この際、制御部10(表示制御部)は、確認画面(券売画面)に、経路上の特定ゾーンの表示を行うことで、顧客は特定ゾーンの範囲を直感的に把握することができる。このような確認画面の表示例については、図6、図8、図9、図11を参照して後述する。
続いて、ステップS115において、制御部10は、確認画面に含まれる確認ボタンが押下(タッチ操作)されたか否かを判断する。
次いで、確認ボタンが押下されると、ステップS118において、制御部10は、運賃の決算処理を行う。具体的には、制御部10は操作表示部2に支払画面を表示し、顧客に運賃の支払いを促す。
そして、運賃決算が終了すると、ステップS121において、発券部18は、発券口6から切符を発券する。
以上、本実施形態の鉄道発券装置の内部構成および動作処理について説明した。続いて、本実施形態による各種表示画面例について、図4〜図11を参照して説明する。
<3.表示画面例>
[3−1.券売画面]
図4Aおよび図4Bは、本実施形態による券売画面の遷移図である。ここで、券売画面とは、上述した入力画面(図3のS106、S109)、確認画面(図3のS112)、および支払画面(図3のS118)など、切符の券売時(切符購入メニュー選択時)に表示される各画面の総称である。
制御部10(表示制御部)は、切符購入メニューが選択されると、図4Aに示すように、まず、切符の種類を入力するための種類入力画面P1を表示する。顧客は、種類入力画面P1から、切符の種類(券種)として「指定席」「自由席」「乗車券」等を選択して入力することができる。
次に、制御部10は、さらに切符の種類を入力するための種類入力画面P3を表示する。顧客は、種類入力画面P3から、切符の種類(線種)として「新幹線」「在来線」等を選択して入力することができる。
次いで、制御部10は、乗車駅を入力するための乗車駅入力画面P5を表示する。顧客は、乗車駅入力画面P5から、乗車駅として、現在居る駅(当駅)である「A駅」または「他の駅」を選択して入力する。「他の駅」を選択した場合、例えば文字入力画面(ソフトウェアキーボード)が表示され、顧客は所望の乗車駅名を入力する。
次に、制御部10は、降車駅を入力するための降車駅入力画面P7を表示する。顧客は、降車駅入力画面P7から、所望の降車駅を選択して入力する。なお降車駅入力画面P7は、駅名の選択肢画面の他、文字入力画面であってもよく、この場合顧客は所望の降車駅名を入力する。
次いで、制御部10は、図4Bに示すように、乗車日を入力するための乗車日入力画面P9を表示する。顧客は、乗車日入力画面P9から所望の乗車日を選択して入力する。
次に、制御部10は、利用人数を入力するための人数入力画面P11を表示する。顧客は、人数入力画面P11から所望の人数(大人と子供の人数および組み合わせ)を選択して入力する。
次いで、制御部10は、入力された券種、線種、乗車駅、降車駅、乗車日等に基づいて検索された列車(経路)を決定するための列車入力画面P13を表示する。顧客は、列車入力画面P13から、所望の列車を選択して入力する。
続いて、制御部10は、顧客により入力された発券申込み情報(券種、線種、乗車駅、降車駅、乗車日、列車等)の確認を行うための確認画面P15を表示する。確認画面P15には、経路上の特定ゾーンが表示され、顧客は特定ゾーンの範囲を直感的に把握することができる。さらに、確認画面P15には、発券される切符の券面に表示される情報が表示されることで、顧客は、予め券面の情報を確認することができる。本実施形態による確認画面の具体的な表示例については、「3−2.特定ゾーン表示」において説明する。
そして、制御部10は、運賃料金の決算を行うための支払画面P17を表示する。顧客は、支払画面P17に表示される購入金額を入金する。制御部10は、入金に基づいて運賃料金の決算を終了すると、発券口6から切符を発券する。
以上、操作表示部2に表示される券売画面の遷移について具体的に説明した。なお、図4A、図4Bに示した各入力画面(画面P1〜画面P13)の表示順は一例であって、本実施形態による各入力画面の表示順は、図4A、図4Bに示す表示順には限定されない。また、制御部10は、図4A、図4Bに例示した各入力画面を全て表示しなくともよいし、他の入力画面、例えば指定席が選択された場合は指定席入力画面等を必要に応じて表示してもよい。
[3−2.特定ゾーン表示]
次に、券売画面のち、図4Bに示す確認画面P15において、経路上の特定ゾーンの表示を行う場合の表示画面例について、図5〜図11を参照して具体的に説明する。
(第1の特定ゾーン表示例)
まず、図5および図6を参照して第1の特定ゾーン表示例について説明する。図5は、乗車駅A駅(出発駅)から降車駅D駅(到着駅)までの経路を示す路線模式図である。図5に示すA駅からC駅までの実線は在来線を示し、C駅からD駅までの破線は新幹線を示す。
図5に示すような路線において、A駅から乗車してD駅で降車する場合、A駅から在来線でC駅に行き(B駅を通過)、C駅で新幹線に乗り換えてD駅に行く経路となる。ここで、C駅は、特定のゾーンZ1(X市内)の中心駅であって、B駅はゾーンZ1の境界駅である。ゾーンZ1に含まれるC駅からD駅までの営業キロが所定の距離を超える場合、運用上C駅からD駅までの運賃は、運用上ゾーンZ1の中心駅(この場合、同様にC駅)からD駅までの運賃となる。なおD駅は、特定のゾーンZ2(Y市内)に含まれる駅である。
図5に示す経路を前提として、次に、顧客が「A駅」から「D駅」までの乗車券を購入する場合に、制御部10(表示制御部)が操作表示部2に表示する確認画面P15−1について説明する。
図6は、本実施形態による確認画面P15−1を示す図である。図6に示すように、確認画面P15−1は、経路表示領域30−1、区間表示領域32−1、日時表示領域33、利用人数表示領域34、券面情報表示領域35−1、および確認ボタン表示36を含む。
経路表示領域30−1には、乗車駅であるA駅から、降車駅であるD駅までの経路が表示されている。A駅を示す表示310aとB駅を示す表示310bを繋ぐ実線は在来線を示し、C駅を示す表示310cとD駅を示す表示310dを繋ぐ破線は新幹線を示す。また、C駅からD駅までの経路は、図5に示すように、A駅からC駅までの経路と重複する経路(戻り経路)であるが、経路表示領域30−1に示すように、両者の経路が直列に表示されることで、顧客は上から下へ目線を流して経路を確認することができる。
ここで、運用上特定のゾーンに設定されている(例えば特定都区市内制度が適用される)X市内に含まれるC駅から、同様に特定のゾーンに設定されているY市内に含まれるD駅までの運賃は、X市内の中心駅(C駅)からY市内の中心駅(D駅)の運賃が適用される。
この場合、制御部10(表示制御部)は、図6に示すように、経路上にX市内のゾーンを示す表示320xとY市内のゾーンを示す表示320yを表示し、さらに各ゾーンを示す表示320x、320yの近傍に、「X市内」「Y市内」といったゾーンの名称を示す表示を表示する。また、制御部10(表示制御部)は、表示320xの中心にX市ゾーンの中心駅であるC駅を示す表示310cを表示し、表示320yの中心にY市ゾーンの中心駅であるD駅を示す表示310cを表示する。
これにより、顧客は、C駅がX市内のゾーンに含まれる駅であること、およびD駅がY市内のゾーンに含まれる駅であることを直感的に把握することができる。なお図6に示す例では、ゾーンを示す表示320x、320yを円形で示しているが、ゾーン表示は円形に限定されず、多角形でもよいし、ゾーンの地形を示す形でもよい。
さらに、制御部10(表示制御部)は、ゾーンの境界駅を顧客に提示することで、個人の鉄道知識に委ねられることなく、ゾーンの境界駅を認識させることができる。例えば図6に示す例では、経路上通過する駅のうち、X市内のゾーンの境界駅であるB駅を示す表示310bが、X市ゾーンを示す表示320xの境界に表示されている。これにより、顧客は、B駅がX市のゾーンの境界駅であることを直感的に把握することができる。
また、券面情報表示領域35−1には、発券される切符の情報が表示されている。図5に示す経路を前提とした場合、A駅からD駅までの経路のうち、一部重複する経路が発生するので、運用上、図6の券面情報表示領域35−1に表示するように、「連続乗車券1」と「連続乗車券2」の2枚の切符が発券される。この場合、運用上、「連続乗車券1」の券面には「A駅→B駅」と印字され、「連続乗車券2」の券面には「X市内→Y市内」と印字されるが、A駅からD駅までの切符を購入した顧客としては、券面の情報が異なることで混乱する場合も想定される。
そこで、本実施形態による制御部10(表示制御部)は、図6に示すように、確認画面P15−1において、券面情報表示領域35−1に、発券される券面の情報を予め表示して顧客に提示することで、顧客の混乱を防止することができる。
以上、第1の特定ゾーン表示例について図5および図6を参照して具体的に説明した。上述した例では、図5に示すように、A駅からD駅までの経路に重複経路が含まれ、また、図6に示すように、特定ゾーンを示す表示の中心に、ゾーンの中心駅が表示されていた。しかし、本実施形態による第1の特定ゾーン表示例は、図5および図6に示す例に限定されない。以下、図7および図8を参照して第1の特定ゾーン表示の他の例について説明する。
(第1の特定ゾーン表示の他の例)
図7は、乗車駅A駅(出発駅)から降車駅D駅(到着駅)までの経路を示す路線模式図である。図7に示すような路線において、A駅から乗車してD駅で降車する場合、A駅から在来線でH駅に行き(B駅を通過)、H駅で新幹線に乗り換えてD駅に行く経路(C駅を通過)となる。ここで、H駅は、特定のゾーンZ1(X市内)の駅であって、B駅はゾーンZ1の境界駅である。ゾーンZ1に含まれるH駅からD駅までの営業キロが所定の距離を超える場合、運用上H駅からD駅までの運賃は、運用上ゾーンZ1の中心駅(この場合、C駅)からD駅までの運賃となる。なおD駅は、特定のゾーンZ2(Y市内)に含まれる駅である。
図7に示す経路を前提として、次に、顧客が「A駅」から「D駅」までの乗車券を購入する場合に、制御部10(表示制御部)が操作表示部2に表示する確認画面P15−1’について説明する。
図8は、本実施形態による確認画面P15−1’を示す図である。図8に示すように、確認画面P15−1’は、経路表示領域30−1’、区間表示領域32−1、日時表示領域33、利用人数表示領域34、券面情報表示領域35−1’、および確認ボタン表示36を含む。
経路表示領域30−1’には、図6に示す経路表示領域30−1と同様に、乗車駅であるA駅から、降車駅であるD駅までの経路と、特定のゾーンの表示320x、320yが表示され、ゾーンの表示320x、320yの近傍には「X市内」「Y市内」といったゾーン名が表示されている。上述した例では、ゾーンを示す表示320xの中心に、ゾーンの中心駅であるC駅を示す表示310cが表示されていたが、本実施形態はこれに限定されず、図8に示すように、ゾーン内の乗換駅であるH駅を示す表示310hが表示されていてもよい。
また、図8に示す券面情報表示領域35−1’には、図6に示す券面情報表示領域35−1と同様に、発券される切符の情報が表示されている。なお図7に示す経路を前提とした場合、上述した例(図5に示す経路)とは異なり、A駅からD駅までの経路のうち重複する経路は発生しないので、運用上、図8の券面情報表示領域35−1’に表示するように、「片道乗車券」の切符が1枚発券される。
(第2の特定ゾーン表示例)
次に、図9を参照して本実施形態による第2の特定ゾーン表示例について説明する。図9は、本実施形態による確認画面P15−2を示す図である。確認画面P15−2は、図5または図7に示すような線路において、顧客が乗車駅A駅(出発駅)から降車駅B駅(到着駅)までの乗車券を購入する場合に、制御部10(表示制御部)により操作表示部2に表示される券売画面である。
図9に示すように、確認画面P15−2の経路表示領域30−2には、A駅からB駅までの経路が表示されている。ここで、A駅から、運用上特定のゾーンに設定されているX市内に含まれるB駅までの営業キロが所定の距離を超える場合、運賃はX市内の中心駅(C駅)からY市内の中心駅の運賃が適用される。
したがって、経路表示領域30−2には、経路上にX市内のゾーンを示す表示320xおよび「X市内」といったゾーン名が表示され、さらにB駅がX市ゾーンの境界駅であることを提示するために、表示320xの境界にB駅を示す表示310bが表示される。これにより、顧客は、B駅がX市のゾーンに含まれる駅であって、かつX市のゾーンの境界駅であることを直感的に把握することができる。
また、券面情報表示領域35−2には、発券される切符の情報が表示されている。発券される切符は、運用上、「片道乗車券」が1枚であって、「片道乗車券」の券面には、「A駅→X市内」と印字される。この場合、X市のゾーンに含まれる駅であれば、顧客はどこでも降車できる。このように、A駅からB駅までの切符を購入した顧客に対して、券面の情報が異なることで混乱させないよう、予め確認画面P15−2に券面情報を表示する。
(第3の特定ゾーン表示例)
次に、図10および図11を参照して本実施形態による第3の特定ゾーン表示例について説明する。図10は、乗車駅A駅(出発駅)から降車駅F駅(到着駅)までの経路を示す路線模式図である。図10に示すような路線において、A駅から乗車してF駅で降車する場合、A駅から在来線でC駅に行き(B駅を通過)、C駅で新幹線に乗り換えてD駅に行き、D駅で在来線に乗り換えてF駅に行く経路(E駅を通過)となる。ここで、C駅は、特定のゾーンZ1(X市内)の中心駅であって、B駅はゾーンZ1の境界駅である。また、D駅は、特定のゾーンZ2(Y市内)の中心駅であって、E駅はゾーンZ2の境界駅である。
ゾーンZ1に含まれるC駅から、ゾーンZ2に含まれるD駅までの営業キロが所定の距離を超える場合、運用上、C駅からD駅までの運賃は、ゾーンZ1の中心駅(この場合、同様にC駅)からD駅までの運賃となる。なおD駅は、特定のゾーンZ2(Y市内)に含まれる駅である。
図10に示す経路を前提として、次に、顧客が「A駅」から「F駅」までの乗車券を購入する場合に、制御部10(表示制御部)が操作表示部2に表示する確認画面P15−3について説明する。
図11は、本実施形態による確認画面P15−3を示す図である。図11に示すように、確認画面P15−3は、経路表示領域30−3、区間表示領域32−3、日時表示領域33、利用人数表示領域34、券面情報表示領域35−3、および確認ボタン表示36を含む。
経路表示領域30−3には、乗車駅であるA駅から、降車駅であるF駅までの経路が表示されている。C駅からD駅までの経路は、図10に示すように、A駅からC駅までの経路およびD駅からF駅までの経路と重複する経路(戻り経路)であるが、経路表示領域30−3に示すように、全ての経路が直列に表示されることで、顧客は上から下へ目線を流して経路を確認することができる。
また、制御部10(表示制御部)は、図11に示すように、経路上にX市内のゾーンを示す表示320xとY市内のゾーンを示す表示320yを表示し、ゾーンを示す表示320x、320yの近傍に、「X市内」「Y市内」といったゾーンの名称を示す表示を表示する。さらに制御部10(表示制御部)は、表示320xの中心にX市ゾーンの中心駅であるC駅を示す表示310cを表示し、表示320yの中心にY市ゾーンの中心駅であるD駅を示す表示310cを表示する。これにより、顧客は、C駅がX市内のゾーンに含まれる駅であること、およびD駅がY市内のゾーンに含まれる駅であることを直感的に把握することができる。
さらに、制御部10(表示制御部)は、図11に示すように、ゾーンの境界駅を顧客に提示することで、個人の鉄道知識に委ねられることなく、ゾーンの境界駅を認識させることができる。例えば図11に示す例では、経路上通過する駅のうち、X市内のゾーンの境界駅であるB駅を示す表示310bがX市ゾーンを示す表示320xの境界に表示され、Y市内のゾーンの境界駅であるE駅を示す表示310eがY市ゾーンを示す表示320yの境界に表示されている。これにより、顧客は、B駅がX市のゾーンの境界駅であること、およびE駅がY市のゾーンの境界駅であることを直感的に把握することができる。
また、券面情報表示領域35−3には、発券される切符の情報が表示されている。図10に示す経路を前提とした場合、A駅からD駅までの経路のうち、一部重複する経路が発生する。連続乗車券は2区間であるので、運用上、図11の券面情報表示領域35−3に表示するように、「片道乗車券」「連続乗車券1」「連続乗車券2」の3枚の切符が発券される。
この場合、運用上、「片道乗車券」の券面には「A駅→B駅」と印字され、「連続乗車券1」の券面には「X市内→Y市内」と印字され、「連続乗車券2」の券面には「E駅→F駅」と印字されるが、A駅からF駅までの切符を購入した顧客としては、券面の情報が異なることで混乱する場合も想定される。
そこで、本実施形態による制御部10(表示制御部)は、図11に示すように、確認画面P15−3において、券面情報表示領域35−3に、発券される券面の情報を予め表示して顧客に提示することで、顧客の混乱を防止することができる。
<4.まとめ>
以上説明したように、本実施形態による鉄道券売装置1によれば、券売画面(確認画面)において、経路上の特定のゾーンを表示することで、どの駅が特定のゾーンに含まれているかを明示的に示すことができる。また、券売画面(確認画面)において、特定のゾーンの境界駅を、特定のゾーンの境界に表示することで、どの駅がゾーンの境界に存在する駅なのかを明示的に示すことができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、図6、図8、図9、図11に示す各確認画面P15では、経路表示領域30において、境界駅(B駅、E駅)と中心駅または乗換駅(C駅、D駅、H駅)とを繋ぐ線を表示していないが、本発明はこれに限定されず、在来線を示す実線で繋ぐ表示にしてもよい。
また、図8に示す各確認画面P15−1’の経路表示領域30−1’において、X市内のゾーンZ1から出る時に通過する境界駅(不図示)も、X市のゾーンを示す表示320xの境界に表示されてもよい。
また、上述した実施形態では、駅構内に設置されている顧客操作型の鉄道券売装置1を表示制御装置の一例として説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、インターネット上の券売サービス提供サーバを表示制御装置の一例としてもよい。
すなわち、近年、顧客は個人のコンピュータや携帯電話端末、スマートフォン等を用いて、券売サービス提供サーバに接続し、ネット上で乗車券を購入する場合も想定される。この場合、本実施形態による券売サービス提供サーバ(表示制御装置)は、上述した各確認画面P15を顧客の端末に表示させ、経路上の特定ゾーンや、特定ゾーンの境界駅、中心駅等を明示して、顧客に直感的に認識させることができる。
また、上述した実施形態では、経路を乗車順に上から下に表示するよう記載したが、本実施形態による経路の表示方法はこれに限定されず、例えば左から右の順で表示するようにしてもよい。この場合、日時や人数、乗車券の情報は経路の下方に表示される。
さらに、上述した実施形態では、鉄道の切符を発券する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、鉄道(電車)の他、モノレール、飛行機、バス、水上バス、船等の移動体の乗車券、航空券、乗船券等のチケットを発券する場合にも適用される。
1 鉄道券売装置(表示制御装置)
2 操作表示部(顧客用)
3a 硬貨投入口
3b 硬貨排出口
4a 紙幣投入口
4b 紙幣排出口
5 ICカード投入口
6 発券口
8 操作表示部(係員用)
10 制御部
14 紙幣部
16 硬貨部
18 発券部
20 ICカード部
22 記憶部
24 外部I/F
P15−1、P15−1’、P15−2、P15−3 確認画面(券売画面)
30−1、30−1’、30−2、30−3 経路表示領域
32−1、32−2、32−3 区間表示領域
33 日時表示領域
34 利用人数表示領域
35−1、35−1’、35−2、35−3 券面情報表示領域
36 確認ボタン表示
320x X市ゾーンの表示
320y Y市ゾーンの表示

Claims (13)

  1. 出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内におけるいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界の発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示するよう制御する表示制御部と、
    を備える、表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記境界発着所を、前記ゾーン表示内端部に表示し、前記中心発着所を、前記ゾーン表示中央付近に表示するよう制御する、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記中心発着所は、前記到着地の発着所または前記経路上にある乗り換えを行う発着所である、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記中心発着所が前記経路上にある前記乗り換えを行う発着所である場合、前記ゾーン表示内の端部に前記境界の発着所を表示し、かつ前記中心発着所を前記ゾーン表示内の中央付近に表示するように制御する、請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 前記境界の発着所は、前記出発地の発着所から前記中心発着所までの経路、または前記中心発着所から前記到着地までの経路において前記移動体が通過する発着所である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記ーン示は、円形、多角形、または前記ゾーンに対応する地域を示す地図上の閉曲線で表示される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御部は、前記ーン示の近傍に、当該ゾーンを表示するよう制御する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御部は、前記経路画面において、前記発着所および前記中心発着所の少なくとも一方を含む前記経路を、戻り経路または重複経路を含めて直列に表示するよう制御する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御部は、前記経路に係る1以上の各券の券面に表示される情報を前記経路画面に表示するよう制御する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記移動体は、鉄道、モノレール、飛行機、バス、水上バス、または船のいずれかである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された経路の情報と、当該経路に係る券の情報を、経路画面に表示するよう制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記出発地の発着所と到着地の発着所の少なくともいずれか1つが、前記経路上にある中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内におけるいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンに属する場合、該当する発着所が当該ゾーンに属することを示す情報を前記経路の情報に含めて表示し、
    前記券の券面に前記ゾーンが表示されることを示す情報を前記券の情報に含めて表示するよう制御する、表示制御装置。
  12. プロセッサが、
    出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する第1のステップと、
    前記第1のステップにて検索された前記経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内に存在するいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示する第2のステップと、
    を含む、表示制御方法。
  13. コンピュータ
    出発地の発着所と到着地の発着所を結ぶ移動体の経路を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された前記経路の情報を含む経路画面に、当該経路上の中心発着所を基準としたゾーンであり当該ゾーン内に存在するいずれの発着所で乗り降りしても前記中心発着所で乗り降りした場合と同様の運賃となるゾーンを示すゾーン表示を表示し、前記ゾーン表示内に、前記ゾーンにおける境界発着所および前記中心発着所の少なくともいずれか一方を表示するよう制御する表示制御部と、
    として機能させるための、プログラム。
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