JP6614226B2 - カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 - Google Patents
カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6614226B2 JP6614226B2 JP2017211767A JP2017211767A JP6614226B2 JP 6614226 B2 JP6614226 B2 JP 6614226B2 JP 2017211767 A JP2017211767 A JP 2017211767A JP 2017211767 A JP2017211767 A JP 2017211767A JP 6614226 B2 JP6614226 B2 JP 6614226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective film
- transparent protective
- pigment
- resin composition
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
Description
近年の傾向として、このような画像表示装置の省電力化が求められており、バックライトの利用効率を向上させるためにカラーフィルターの高輝度化が特に求められている。特にモバイルディスプレイ(携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等)では大きな課題である。
着色層の形成方法としては、色材として耐熱性や耐光性に優れた顔料を用いた、顔料分散法が広く用いられてきた。しかし、顔料を用いたカラーフィルターでは、現在の更なる高輝度化の要求を達成することが困難となってきた。
なお、本発明において、(メタ)アクリル樹脂は、アクリル樹脂及び/又はメタクリル樹脂を意味し、(メタ)アクリレートは、アクリレート及び/又はメタクリレートを意味する。
本発明において樹脂とは、モノマーやオリゴマーの他、ポリマーを含む概念である。
本発明において、電離放射線とは、分子を重合させて硬化させ得るエネルギーを有する電磁波または荷電粒子を意味し、例えば、すべての紫外線(UV−A、UV−B、UV−C)、可視光線、ガンマー線、X線、電子線等が挙げられる。
本発明において、色度とは、CIE色度座標における値である。
また、染料及びレーキ顔料はいずれも、染料の化学構造骨格を有しており、本発明においては、これらを「染料系色材」と総称する。
カラーフィルターは、一般的に、図1に示すように、透明基板1、透明基板1上に形成された赤色画素2R、緑色画素2G及び青色画素2Bを含む着色画素を有する着色層2、遮光部3、並びに着色層2の上に形成された透明保護膜4を有する。
本発明に用いられる透明保護膜形成用樹脂組成物は、染料及びレーキ顔料よりなる群から選ばれる染料系色材を含有する着色画素を有する着色層を備えたカラーフィルターの当該着色層を被覆する透明保護膜を形成するための樹脂組成物であって、造膜性樹脂及び溶剤を含有し、当該溶剤は、前記着色画素に含有される染料系色材とのSP値差の絶対値が0.5を超える溶剤aを溶剤全体に対して60質量%以上の割合で含むことを特徴とする。
なお、SP値とは、溶解性パラメーターのことであり、正則溶液理論により、凝集エネルギー密度の平方根から算出される。凝集エネルギーは、蒸発エネルギーと等価であることから、溶解性パラメーター(SP値)δは、モル体積Vと、1モルあたりの蒸発エネルギーEvを用いて、下記式(1)により求めることができる。また、色材のSP値(δi)は、色材を構成する原子又は原子団の蒸発エネルギー(Δei)とモル体積(Δvi)を用いて、下記式(2)により求めることができる。
δ=(Ev/V)1/2 ・・・式(1)
δi=(Δei/Δvi)1/2 ・・・式(2)
Ev :蒸発エネルギー
V :モル体積
Δei :i成分の原子又は原子団の蒸発エネルギー
Δvi :i成分の原子又は原子団のモル体積
前記モノマーとしては、例えば、アリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシエチレングリコールアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、グリセロールアクリレート、グリシジルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロシプロピルアクリレート、イソボニルアクリレート、イソデキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、メトキシエチレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、ステアリルアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,3−プロパンジオールアクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリレート、2,2−ジメチロールプロパンジアクリレート、グリセロールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセロールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリアクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリアクリレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジアクリレート、ジアリルフマレート、1,10−デカンジオールジメチルアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、1−ビニル−2−ピロリドン、2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート、テトラヒドロフルフリールアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、3−ブタンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート、フェノール−エチレンオキサイド変性アクリレート、フェノール−プロピレンオキサイド変性アクリレート、N−ビニル−2−ピロリドン、ビスフェノールA−エチレンオキサイド変性ジアクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレートモノステアレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサド変性トリアクリレート、イソシアヌール酸エチレンオキサイド変性トリアクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド変性トリアクリレート、ペンタエリスリトールペンタアクリレート、ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート等のアクリレート系モノマー、及び、これらのアクリレート基をメタクリレート基に置換したもの等が挙げられる。前記モノマーの市販品としては、例えば、SR399(サートマー(株)製)、アロニックスM−400(東亞合成(株)製)、及びアロニックスM−450(東亞合成(株)製)等が挙げられる。
前記オリゴマーとしては、ポリウレタン構造を有するオリゴマーに(メタ)アクリレート基を結合させたウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル構造を有するオリゴマーに(メタ)アクリレート基を結合させたポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー、エポキシ基を有するオリゴマーに(メタ)アクリレート基を結合させたエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー等が挙げられる。
これらのモノマー及びオリゴマーは、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。また、前記モノマー及び前記オリゴマーは、後述する熱硬化性樹脂と組みわせて用いることもできる。
前記モノマー及び前記オリゴマーの合計含有量は、特に限定されないが、前記透明保護膜形成用樹脂組成物を電離放射線硬化型組成物として用いる場合、透明保護膜形成用樹脂組成物の全固形分に対して1〜40質量%であることが好ましい。
前記ポリマーの市販品としては、例えば、エピコート180S70(油化シェルエポキシ(株)製)、アロニックスM−5600(東亞合成(株)製)、アロニックスM−6200(東亞合成(株)製)、アロニックスM−7100(東亞合成(株)製)、及びアロニックスM−9050(東亞合成(株)製)等が挙げられる。
これらのポリマーは、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。また、前記ポリマーは、後述する熱硬化性樹脂と組み合わせて用いることもできる。
前記ポリマーの含有量は、特に限定されないが、前記透明保護膜形成用樹脂組成物を電離放射線硬化型組成物として用いる場合、透明保護膜形成用樹脂組成物の全固形分に対して1〜40質量%であることが好ましい。
前記透明保護膜形成用樹脂組成物を熱硬化型組成物として用いる場合、前記モノマー、オリゴマー及びポリマーの合計含有量は、特に限定されないが、透明保護膜形成用樹脂組成物の全固形分に対して1〜30質量%であることが好ましい。
本発明においては、なかでも脂肪族または脂環族ジカルボン酸二無水物およびこれらの誘導体を好ましく用いることができ、特に無水ヘキサヒドロフタル酸、無水ジメチルテトラヒドロフタル酸、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸等を好ましく用いることができる。
本発明に係るカラーフィルターの製造方法は、染料及びレーキ顔料よりなる群から選ばれる染料系色材を含有する着色画素を有する着色層を備えたカラーフィルター中間製品の前記着色層上に、上述した本発明に係る透明保護膜形成用樹脂組成物を塗布することによって透明保護膜を形成することを特徴とする。
本発明に係るカラーフィルターの製造方法は、透過率の高い染料系色材を含有する着色画素を有する着色層を備えたカラーフィルター中間製品を用い、さらに、上述した本発明に係る透明保護膜形成用樹脂組成物を用いて透明保護膜を形成することで、染料系色材を含有する着色画素を有する着色層から当該着色層上に形成された透明保護膜への色材の溶出を抑制する。よって、本発明の製造方法により得られるカラーフィルターは、従来品に比べて非常に高輝度なものとなる。
本発明に係るカラーフィルターの製造方法に用いられるカラーフィルター中間製品(以下、単に「中間製品」と称する場合がある。)は、染料及びレーキ顔料よりなる群から選ばれる染料系色材を含有する着色画素を有する着色層を備えたものであれば特に限定されないが、例えば、図2に示すように、図1に示すカラーフィルター10において、透明保護膜4が形成される前の段階のもの、すなわち、透明基板1、透明基板1上に形成された赤色画素2R、緑色画素2G及び青色画素2Bを含む着色画素を有する着色層2、並びに遮光部3を備えたカラーフィルター中間製品5が挙げられる。
前記中間製品が備える着色層は、通常3色以上の着色画素のパターンから構成され、当該着色画素は、通常、後述する透明基板上の遮光部の開口部に形成される。本発明においては、着色層が、染料及びレーキ顔料よりなる群から選ばれる染料系色材を含有する着色画素を有する。
中でも、本発明の効果をより一層発揮するレーキ顔料としては、前記一般式(I)又は前記一般式(II)で表わされる構造を有するトリアリールメタン系染料をレーキ化したレーキ顔料が挙げられ、具体的には、C.I.ピグメントブルー1、C.I.ピグメントブルー1:2、C.I.ピグメントブルー9、C.I.ピグメントブルー14、C.I.ピグメントブルー24、C.I.ピグメントブルー56、C.I.ピグメントブルー56:1、C.I.ピグメントブルー61、C.I.ピグメントブルー61:1、C.I.ピグメントブルー62、C.I.ピグメントブルー78;C.I.ピグメントバイオレット3、C.I.ピグメントバイオレット3:1、C.I.ピグメントバイオレット3:3、C.I.ピグメントバイオレット27、C.I.ピグメントバイオレット39;C.I.ピグメントグリーン1、C.I.ピグメントグリーン2、C.I.ピグメントグリーン4等が挙げられる。
前記色材は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
前記着色層形成用組成物において、前記色材の含有量は、着色層形成用組成物の全固形分に対して、5〜40質量%であることが好ましく、更に10〜30質量%の範囲内であることがより好ましい。
このような分散剤としては、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン系、両性、シリコーン系、フッ素系等の界面活性剤を使用できるが、これらの中でも高分子界面活性剤(高分子分散剤)を用いることが好ましい。高分子界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のポリエチレングリコールジエステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、脂肪酸変性ポリエステル類、及び3級アミン変性ポリウレタン類などが挙げられる。また、前記分散剤の市販品としては、例えば、ソルスパース3000、5000、9000、12000、13240、13940、17000、20000、24000、26000、及び28000等の各種ソルスパース分散剤(ゼネカ株式会社製)、並びにDISPERBYK111(ビックケミー・ジャパン株式会社製)等が挙げられる。
前記分散剤の含有量は、特に限定されないが、前記色材の合計100質量部に対して、20〜100質量部とすることが好ましい。
前記樹脂としては、特に限定されないが、例えば、前記透明保護膜形成用樹脂組成物に含有することができる造膜性樹脂を用いることができる。
前記重合開始剤としては、含有する樹脂の種類に応じて、熱重合開始剤及び光重合開始剤等の中から適宜選択して用いることができ、例えば、前記透明保護膜形成用樹脂組成物に含有することができる光重合開始剤及び熱重合開始剤と同様のものが挙げられる。
前記その他の成分としては、例えば、濡れ性向上のための界面活性剤、密着性向上のためのシランカップリング剤、分散補助剤、消泡剤、ハジキ防止剤、酸化防止剤、凝集防止剤、紫外線吸収剤等が挙げられる。
前記着色層形成用組成物は、色材及びその他の各成分を混合し、分散又は溶剤に溶解させることにより調製することができる。当該混合処理は、特に限定されず、公知の分散機を用いて行うことができる。分散機としては、2本ロール、3本ロール等のロールミル、振動ボールミル等のボールミル、ペイントコンディショナー、連続ディスク型ビーズミル、連続アニュラー型ビーズミル等のビーズミルが挙げられる。ビーズの径は、特に限定されないが、好ましくは0.03〜2.00mmであり、より好ましくは0.10〜1.00mmである。
また、前記分散処理の際には、ジルコニアビーズ等を適宜加え、ペイントシェーカー(浅田鉄鋼社製)等を用いて、数時間分散を行っても良い。例えば、ビーズ径が比較的大きめな2mmジルコニアビーズで1時間分散後、さらにビーズ径が比較的小さめな0.1mmジルコニアビーズで2時間分散することが挙げられる。また、分散処理後、例えば5.0μmのメンブランフィルタで濾過することが好ましい。これにより、着色層形成用組成物中の凝集物や異物を除去することができ、色材の分散性をより向上することができ、透過率をより向上させることができる。
例えば、着色層形成用組成物がネガ型の紫外線硬化性樹脂を含む場合、塗布対象面(領域)に着色層形成用組成物をスピンコーティング法により塗布した後、フォトマスクを介して紫外線による露光(パターン露光)を行い、未露光部分を溶剤や、水酸化カリウム水溶液等のアルカリ水溶液等で洗浄(現像)することにより形成することができる。また、着色層形成用組成物を塗布後、露光前に加熱処理(プリベーク)を行っても良いし、現像後に加熱処理を行っても良い。
前記中間製品に用いることができる透明基板としては、可視光に対して透明な基材であればよく、特に限定されず、一般的なカラーフィルターに用いられる透明基板を使用することができる。具体的には、石英ガラス、無アルカリガラス、合成石英板等の可撓性のない透明なリジッド材、あるいは、透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する透明なフレキシブル材が挙げられる。
当該透明基板の厚みは、特に限定されるものではないが、本発明のカラーフィルターの用途に応じて、例えば100μm〜1000μm程度のものを使用することができる。
前記中間製品は、遮光部を有するものであっても良い。当該遮光部は、前記透明基板上にパターン状に形成されるものであって、表示画像のコントラストを向上させるために、各着色画素間及び画素形成領域の外側を取り囲むように設けられる。前記遮光部としては、従来公知のカラーフィルターに用いられているものを採用することができる。
前記遮光部は、スパッタリング法、真空蒸着法等によるクロム等の金属薄膜であっても良い。この他、前記遮光部は、バインダ中にカーボン微粒子、金属酸化物、無機顔料、有機顔料等の遮光性粒子を含有させた樹脂層であっても良い。前記遮光部が遮光性粒子をバインダー樹脂中に分散又は溶解させたものである場合、当該遮光部の形成方法としては、遮光部をパターニングすることができる方法であればよく、例えば、遮光部形成用樹脂組成物を用いたフォトリソグラフィー法、印刷法、インクジェット法等を挙げることができる。
本発明に係るカラーフィルターの製造方法は、上述したカラーフィルター中間製品の着色層上に、上述した本発明に係る透明保護膜形成用樹脂組成物を塗布することによって透明保護膜を形成することを特徴とする。当該透明保護膜は、前記着色層の表面を平坦化すると共に、着色層に含有されている成分が液晶層に溶出するのを防止するために設けられる。
前記透明保護膜形成用樹脂組成物に含有される造膜性樹脂として、ネガ型の電離放射線硬化性樹脂を用いる場合は、例えば、塗布した透明保護膜形成用樹脂組成物上に、所定の電気的接続部のパターンが描かれたフォトマスクを載置して電離放射線を照射することにより必要な箇所を硬化し、電離放射線が照射されなかった部分の未硬化樹脂を溶剤等で洗浄(現像)することによって所定の領域のみに透明保護膜を形成することができる。
前記透明保護膜形成用樹脂組成物に含有される造膜性樹脂として、熱硬化性樹脂を用いる場合は、塗布した透明保護膜形成用樹脂組成物を、例えば、100〜240℃、5〜90分の条件で加熱処理をすることにより、透明保護膜を形成することができる。
重合槽中にメタクリル酸メチル(MMA)を63質量部、アクリル酸(AA)を12質量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)を6質量部、ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)を88質量部仕込み、攪拌し溶解させた後、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を7質量部添加し、均一に溶解させた。その後、窒素気流下、85℃で2時間攪拌し、更に100℃で1時間反応させた。得られた溶液に、更にメタクリル酸グリシジル(GMA)を7質量部、トリエチルアミンを0.4質量部、及びハイドロキノンを0.2質量部添加し、100℃で5時間攪拌し、共重合樹脂溶液(固形分50%)を得た。
<共重合樹脂溶液(固形分50%)の組成>
・メタクリル酸メチル(MMA)(株式会社クラレ製): 63質量部
・アクリル酸(AA)(日本触媒製): 12質量部
・メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)(日本触媒製): 6質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)(純正化学社製): 88質量部
・2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)(商品名:ABN−R、株式会社日本ファインケム社製): 7質量部
・メタクリル酸グリシジル(GMA)(日本油脂株式会社製): 7質量部
・トリエチルアミン(和光純薬社製): 0.4質量部
・ハイドロキノン(精工化学社製): 0.2質量部
下記の材料を室温で攪拌及び混合して硬化性樹脂組成物を得た。
<硬化性樹脂組成物の組成>
・上記共重合樹脂溶液(固形分50%): 16質量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(商品名:SR399、サートマー社製): 24質量部
・オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(商品名:エピコート180S70、油化シェルエポキシ社製): 4質量部
・2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン
(商品名:イルガキュア907、チバ・スペシャリティー・ケミカルズ社製):4質量部
・ジエチレングリコールジメチルエーテル(純正化学社製): 52質量部
下記の材料を、ペイントシェーカー(浅田鉄鋼社製、ビーズ径:0.3mm)を用いて混合し、青色着色層形成用組成物1を得た。
<青色着色層形成用組成物1の組成>
・色材:C.I.ピグメントブルー1(表1中、PB1と表示する。)
(商品名:FANAL BLUE D6340、BASF製、SP値9.5):4質量部
・分散剤:DISPERBYK111(ビックケミー・ジャパン社製): 1.6質量部
・上記硬化性樹脂組成物: 36.8質量部
・溶剤:3−メトキシブチルアセテート(ダイセル化学工業株式会社製):73.6質量部
色材として、C.I.ピグメントブルー62(BASF製、商品名:FANAL BLUE D6380、SP値9.5)(表1中、PB62と表示する。)を4質量部用いたこと以外は、前記青色着色層形成用組成物1と同様にして青色着色層形成用組成物2を調製した。
色材として、ベーシックブルー7(東京化成工業製、商品名:ビクトリアピュアブルーBO、SP値9.5)(表1中、BB7と表示する。)を4質量部用いたこと以外は、前記青色着色層形成用組成物1と同様にして青色着色層形成用組成物3を調製した。
下記の材料を攪拌および混合して熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1を得た。
<熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の組成>
・トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸(ジャパンエポキシレジン社製、商品名:エピキュアYH−306): 42.1質量部
・メタクリロイルオキシエチルイソシアネート付加ベンジルメタクリレート/アクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合物(新中村化学社製、商品名:NKポリマーB−7500): 29.9質量部
・エポキシ化ブタンテトラカルボン酸テトラキス−(3−シクロヘキセニル)付加カプロラクトン(ダイセル化学社製、商品名:エポリードGT401): 20.1質量部
・メタクリロイルオキシエチルイソシアネート付加ベンジルメタクリレート/スチレン/アクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合物(新中村化学社製、商品名:NKポリマーT−9): 19.1質量部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(サートマー社製、商品名:サートマーSR399E): 5.7質量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が60質量%:40質量%): 283質量部
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が70質量%:30質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物2を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が50質量%:50質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):ジエチレングリコールエチルメチルエーテル(SP値8.2):シクロヘキサノン(SP値9.8)が30質量%:30質量%:40質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物4を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):ジエチレングリコールエチルメチルエーテル(SP値8.2):シクロヘキサノン(SP値9.8)が35質量%:35質量%:30質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物5を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):ジエチレングリコールエチルメチルエーテル(SP値8.2):シクロヘキサノン(SP値9.8)が25質量%:25質量%:50質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物6を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値10.2):シクロヘキサノン(SP値9.8)が60質量%:40質量%の組成のものを用いたこと以外は、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物7を調製した。
下記の材料を攪拌および混合してUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1を得た。
・メタクリル酸メチル−スチレン−アクリル酸共重合体: 32質量部
・エピコート180S70(ジャパンエポキシレジン(株)製): 18質量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート: 42質量部
・開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製イルガキュア907): 8質量部
・溶剤(シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):シクロヘキサノン(SP値9.8)が60質量%:40質量%): 300質量部
溶剤として、シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):シクロヘキサノン(SP値9.8)が70質量%:30質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物2を調製した。
溶剤として、シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):シクロヘキサノン(SP値9.8)が50質量%:50質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を調製した。
溶剤として、シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が30質量%:30質量%:40質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物4を調製した。
溶剤として、シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が35質量%:35質量%:30質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物5を調製した。
溶剤として、シクロヘキサノールアセテート(SP値8.8):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(SP値8.7):シクロヘキサノン(SP値9.8)が25質量%:25質量%:50質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物6を調製した。
溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテル(SP値10.2):シクロヘキサノン(SP値9.8)が60質量%:40質量%の組成のものを用いたこと以外は、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1と同様にして、UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物7を調製した。
0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)にスピンコーターを用いて、青色着色層形成用組成物1を塗布した後、80℃で3分間プリベークし、塗膜を乾燥させた。次に乾燥塗膜に青色着色層用のフォトマスクを介して、高圧水銀ランプを用いて200mJ/cm2で露光、現像し、その後200℃で20分間ポストベークして青色着色層を形成した。この青色着色層の平面視形状としては、290μm間隔に幅145μm青色ストライプ線が繰り返し形成されている。
次いで、上記ガラス基板上に、青色着色層を覆うように熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1をスピンコート法により塗布し、80℃で3分間プリベークし、塗膜を乾燥させた。その後200℃で20分間ポストベークして青色カラーフィルターを作製した。
青色着色層形成用組成物1(色材PB1)の代わりに青色着色層形成用組成物2(色材PB62)を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルターを作製した。
青色着色層形成用組成物1(色材PB1)の代わりに青色着色層形成用組成物3(色材BB7)を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物2を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を用いたこと以外は、実施例2と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物4を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物5を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物6を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりに熱硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物7を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてカラーフィルターを作製した。
0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)にスピンコーターを用いて、青色着色層形成用組成物3を塗布した後、80℃で3分間プリベークし、塗膜を乾燥させた。次に乾燥塗膜に青色着色層用のフォトマスクを介して、高圧水銀ランプを用いて200mJ/cm2で露光、現像し、その後200℃で20分間ポストベークして青色着色層を形成した。この青色着色層の平面視形状としては、290μm間隔に幅145μm青色ストライプ線が繰り返し形成されている。
次いで、上記ガラス基板上に、青色着色層を覆うようにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1をスピンコート法により塗布し、80℃で3分間プリベークし、塗膜を乾燥させた。次に乾燥塗膜に透明保護膜用のフォトマスクを介して、高圧水銀ランプを用いて200mJ/cm2で露光、現像し、その後200℃で20分間ポストベークして青色カラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物2を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物3を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物4を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物5を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物6を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
UV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物1の代わりにUV硬化型透明保護膜形成用樹脂組成物7を用いたこと以外は、実施例8と同様にしてカラーフィルターを作製した。
各実施例及び各比較例で作製したカラーフィルターにおいて、青色ストライプ線端からストライプ線の法線方向に145μm離れた透明保護膜のみ形成されている箇所を顕微分光装置OSP−SP2000(OLYMPUS社製)を用いて、C光源で色度測定を行なった。測定結果を表1に示す。
各実施例及び各比較例で作製したカラーフィルターにおいて、青色着色層のパターン部分から透明保護膜へ色材の溶出の有無を目視確認し、下記基準により評価した。
○ 目視にて溶出が確認されない。
× 目視にて溶出が確認される。
上記色度測定及び色材溶出の有無の結果から、下記基準により判定した。
○ 輝度が95%以上、かつ目視にて溶出が確認されない。
× 輝度が95%未満、または目視にて溶出が確認される。
2 着色層
2R 赤色画素
2G 緑色画素
2B 青色画素
3 遮光部
4 透明保護膜
5 カラーフィルター中間製品
10 カラーフィルター
Claims (2)
- トリアリールメタン系染料及びトリアリールメタン系染料をレーキ化したレーキ顔料よりなる群から選ばれる少なくとも一種の染料系色材を含有する着色画素を有する着色層を備えたカラーフィルター中間製品の前記着色層上に、
造膜性樹脂及び溶剤を含有し、当該溶剤は、前記着色画素に含有される染料系色材とのSP値差の絶対値が0.5を超える溶剤aを溶剤全体に対して60質量%以上70質量%以下の割合で含み、さらに前記着色画素に含有される染料系色材とのSP値差の絶対値が0.5以下の溶剤であるシクロヘキサノンを溶剤全体に対して40%質量以下の割合で含み、前記溶剤aが、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、及び、ジプロピレングリコールジメチルエーテルよりなる群から選ばれるものである、透明保護膜形成用樹脂組成物を塗布することによって透明保護膜を形成することを特徴とする、カラーフィルターの製造方法。 - 前記染料系色材が、C.I.ベーシックブルー26、C.I.ピグメントブルー1、C.I.ピグメントブルー1:2、C.I.ピグメントブルー9、C.I.ピグメントブルー14、C.I.ピグメントブルー24、C.I.ピグメントブルー56、C.I.ピグメントブルー56:1、C.I.ピグメントブルー61、C.I.ピグメントブルー61:1、C.I.ピグメントブルー62、C.I.ピグメントブルー78、C.I.ピグメントバイオレット3、C.I.ピグメントバイオレット3:1、C.I.ピグメントバイオレット3:3、C.I.ピグメントバイオレット27、C.I.ピグメントバイオレット39、C.I.ピグメントグリーン1、C.I.ピグメントグリーン2、C.I.ピグメントグリーン4よりなる群から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載のカラーフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211767A JP6614226B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211767A JP6614226B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012217872A Division JP2014071320A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018018107A JP2018018107A (ja) | 2018-02-01 |
JP6614226B2 true JP6614226B2 (ja) | 2019-12-04 |
Family
ID=61076773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017211767A Active JP6614226B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6614226B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3831947B2 (ja) * | 2003-03-10 | 2006-10-11 | Jsr株式会社 | 樹脂組成物、カラーフィルタの保護膜およびその形成方法 |
JP2009186657A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 染料顔料複合型カラーフィルタ及び有機elディスプレイ |
JP5397737B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2014-01-22 | 大日本印刷株式会社 | 着色組成物および有機el用カラーフィルタ |
JP5577613B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-08-27 | 大日本印刷株式会社 | カラーフィルタ、その製造方法及び有機elディスプレイ |
JP5619552B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-11-05 | 大日本印刷株式会社 | トリアリールメタン系染料 |
JP5577994B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-08-27 | 大日本印刷株式会社 | カラーフィルター用着色組成物及びそれを用いたカラーフィルター、並びに表示装置 |
JP5764916B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2015-08-19 | 大日本印刷株式会社 | 染料分散液、カラーフィルター用樹脂組成物、カラーフィルター及び有機発光表示装置 |
US8282862B1 (en) * | 2011-06-23 | 2012-10-09 | Cheil Industries, Inc. | Triphenylmethane based complex dye, photosensitive resin composition for color filter including the same and color filter prepared using the same |
-
2017
- 2017-11-01 JP JP2017211767A patent/JP6614226B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018018107A (ja) | 2018-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6489245B2 (ja) | カラーフィルタ用顔料分散液、カラーフィルタ用着色組成物、カラーフィルタ、及び液晶表示装置 | |
KR101479475B1 (ko) | 컬러 필터 및 액정 표시장치의 제조 방법 | |
JP5617177B2 (ja) | カラーフィルタ用着色組成物及びカラーフィルタ | |
JP5509553B2 (ja) | 顔料分散体、カラーフィルター用着色組成物、カラーフィルター、液晶表示装置および有機elディスプレイ | |
JP2008304766A (ja) | カラーフィルター用着色樹脂組成物、カラーフィルター、有機elディスプレイおよび液晶表示装置 | |
JP5459576B2 (ja) | 着色組成物およびカラーフィルタ | |
KR20050113164A (ko) | 감광성 조성물, 감광성 착색 조성물, 컬러 필터, 및액정표시장치 | |
JP2011070171A (ja) | カラーフィルタ用着色樹脂組成物、カラーフィルタ、液晶表示装置及び有機elディスプレイ | |
JP2016038584A (ja) | 顔料分散液、着色樹脂組成物、カラーフィルタ、液晶表示装置、及び有機el表示装置 | |
JP5966629B2 (ja) | 非水系分散剤、色材分散液及びその製造方法、着色樹脂組成物及びその製造方法、カラーフィルタ、並びに、液晶表示装置及び有機発光表示装置 | |
JP2013205581A (ja) | カラーフィルター用着色樹脂組成物、カラーフィルター、及び液晶表示装置 | |
JP5446507B2 (ja) | レーキ顔料を含む樹脂組成物 | |
KR102279562B1 (ko) | 착색 감광성 수지 조성물, 이로부터 제조된 컬러필터 및 이를 구비한 액정표시장치 | |
JP5557073B2 (ja) | 着色組成物およびカラーフィルタ | |
JP6614226B2 (ja) | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 | |
JP2014071440A (ja) | 顔料分散液及びその製造方法、カラーフィルタ用着色樹脂組成物及びその製造方法、カラーフィルタ、並びに、液晶表示装置及び有機発光表示装置 | |
JP2006350153A (ja) | 感光性組成物、感光性着色成物、カラーフィルタ、及び液晶表示装置 | |
JP5824855B2 (ja) | 白色発光ダイオード光源用のカラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 | |
JP6065503B2 (ja) | 着色層形成用樹脂組成物及びカラーフィルター | |
JP5381682B2 (ja) | 着色樹脂組成物、カラーフィルタ、液晶表示装置及び有機elディスプレイ | |
JP5849392B2 (ja) | 白色発光ダイオード光源用カラーフィルタ及び表示装置 | |
JPWO2007043430A1 (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物 | |
JP2014071320A (ja) | カラーフィルターの製造方法及び透明保護膜形成用樹脂組成物 | |
JP2012025943A (ja) | 色材分散液、着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、液晶表示装置及び有機elディスプレイ | |
JP5671991B2 (ja) | 白色発光ダイオード光源用カラーフィルタ及び表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171101 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181009 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6614226 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |