JP6612836B2 - カップ付き衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、ノンワイヤであって、バストの形態を矯正(保形)するカップ付き衣類に関する。
カップ付き衣類として、特許文献1は、ブラジャーを開示する。特許文献1のブラジャーは、カップ部下縁裏面に沿ってワイヤチャンネルを装着し、及びワイヤチャンネルテープ内にワイヤを収納する。特許文献1では、ワイヤ等でバスト周縁を保持して、バストの形態を矯正する。
許開2006−176928号公報
しかしながら、特許文献1では、装着時に、ワイヤが身体(アンダーバスト等)を圧迫して、違和感、不快感を与える。
本発明は、装着時、バストの形態を矯正でき、違和感、不快感を抑制できるカップ付き衣類を提供することにある。
本発明に係る請求項1は、布肌面を有する衣類本体と、カップと、を備え、バストを前記カップ内に受入れる、ノンワイヤのカップ付き衣類であって、装着時、バストを保持する保形リブ部を備え、前記カップは、クッション材でなるカップ芯材、前記カップ芯材の表面を被覆する表面布、及び前記カップ芯材の肌面を被覆する肌面布を備え、前記表面布側に膨出した湾曲凸表面及び湾曲凹肌面を有して、前記湾曲凹肌面側からバストを内部に受入れ、前記保形リブ部は、前記カップの一部で構成され、前記カップ芯材の前記クッション材でなり、前記カップは、当該カップの下端湾曲縁に間隔を隔てて設定され、前記下端湾曲縁に沿って延在する基準湾曲線を有し、前記カップの前記基準湾曲線より前記下端湾曲縁側を、前記保形リブ部となし、前記衣類本体は、当該衣類本体の布縁側を前記基準湾曲線に沿って前記布肌面側に折返してなる折返し布部を有し、前記折返し布部は、前記保形リブ部の表面に配置され、前記基準湾曲線に沿って前記保形リブ部の表面から前記保形リブ部に取付けられ、前記保形リブ部の裏面は、前記基準湾曲線に沿って前記折返し部側に凹まされており、前記保形リブ部は、前記保形リブ部の裏面の凹みにより、前記基準湾曲線に沿って前記湾曲凹肌面側に屈曲され、及び前記衣類本体の布肌面から離間する方向に延在されると共に、前記湾曲凹肌面に向け、又は前記衣類本体の布肌面に向けて旋回自在にされることを特徴とするカップ付き衣類である。
本発明に係る請求項2は、前記保形リブ部の表面及び裏面を覆い、前記基準湾曲線に沿って延在される保形布を備え、前記保形布は、前記基準湾曲線に沿う一方の布幅端を前記保形リブ部の裏面に配置し、及び前記基準湾曲線に沿う他方の布幅端を前記保形リブ部の表面に配置し、前記折返し布部は、前記保形リブ部の表面及び前記保形布の間に配置され、前記保形布は、前記基準湾曲線に沿って、前記一方の布幅端側、前記保形リブ部、前記折返し布部、及び前記他方の布幅端側を縫着して、前記保形リブ部及び前記折返し布部に取付けられ、前記保形リブ部と共に、前記湾曲凹肌面側に向け、又は前記衣類本体の布肌面に向けて旋回自在にされることを特徴とする請求項1に記載のカップ付き衣類である。
本発明によれば、保形リブ部は、カップの一部で構成され、クッション材でなる。カップ付き衣類の装着時、各カップ内にバストを装入すると、バスト周縁に接触される保形リブ部は、基準湾曲線を支点(支線)として湾曲凹肌面に向け、又は衣類本体の布肌面に向けて旋回され、バスト周辺にフィットする。
各保形リブ部の表面は、バスト周縁に当接され、これにより、各保形リブ部は、バストのバージスラインに沿ってバスト周縁を保持し、バストの形態を矯正する。
また、保形リブ部は、カップの一部で構成され、クッション材でなるので、身体(例えば、ダンダーバスト)を圧迫することを低減でき、違和感や不快感を抑できる。
本発明において、カップは、例えば、軟質ポリウレタンフォーム、ダブルラッセル生地、又は不織布等でなる。
本発明によれば、保形布は、保形リブ部を覆い、基準湾曲線に沿ってカップに取付けられ、及び保形リブ部に取付けられるので、保形リブ部の屈曲状態を保持できる。
本発明によれば、カップを、保形リブ部及び折返し布部にて衣類本体に取付けることができる。
保形リブ部を折返し布部に取付けることで、基準湾曲線を支点(支線)とする旋回を可能とし、及び保形布による保形リブ部の屈曲状態を保持しつつ、カップを衣類本体に取付けることができる。
本発明によれば、カップを、保形リブ部及び折返し布部にて衣類本体に取付けることができる。
保形リブ部を折返し布部に取付けることで、基準湾曲線を支点(支線)をする旋回を可能としつつ、カップを衣類本体に取付けることができる。
カップ付き衣類であって、ブラジャーを示す表側平面図である。 カップ付き衣類であって、ブラジャーを示す肌側(裏側)平面図である。 図2のC−C矢視平面図である。 カップ付き衣類であって、ブラジャーを示す肌側(裏側)斜視拡大図である。 (a)はカップの表側平面図、(b)はカップの肌側(裏側)平面図である。 図5(a)のD−D矢視断面拡大図である。 図1のA−A矢視断面拡大図である。 図7の要部拡大図である。 図1のB−B矢視断面拡大図である。 図9の要部拡大図である。 カップ付き衣類であって、ブラジャーを装着した時の側面図である。 カップ付き衣類であって、ブラジャーを装着した時の正面図である。 図12のE−E矢視一部断面拡大図である。
本発明に係るカップ付き衣類について、図1乃至図13を参照して説明する。
図1乃至図13において、カップ付き衣類Xは、例えば、ブラジャーでなる。
以下、カップ付き衣類Xとして、ブラジャー(以下、「ブラジャーX」という)を例にして説明する。
ブラジャーXは、図1乃至図4に示すように、衣類本体Y、左右一対のカップ1,1、左右の保形リブ部2,2、及び左右の保形布3,3を備える。
ブラジャーXは、左右の肩掛け用ストラップ7,7を備える。
衣類本体Yは、ブラジャー本体(以下、「ブラジャー本体Y」という)である。ブラジャー本体Yは、例えば、左右のバック布5,5、及び土台布6で構成される。
各バック布5,5は、土台布6の左右端縁に連続配置される。各バック布5,5は、土台布6に縫着される。
これにより、各バック布5,5,及び土台布6は、一体化され、ブラジャー本体Yを構成する。
ブラジャー本体1(各バック布5,5及び土台布6)は、身体の肌に接する布肌面Y1を有する。
各カップ1,1は、図1乃至図13に示すように、クッション材、例えば、軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ポリウレタン)でなる。
各カップ1,1は、図5及び図6に示すように、例えば、表面布8、肌面布9(裏面布)及びカップ芯材10で構成される。
表面布8、及び肌面布9は、伸縮性を有する生地、例えば、ニット生地、トリコット生地(ツーウェイ・トリコット生地)でなる。
カップ芯材10は、クッション材、例えば、軟質ポリウレタンフォームでなる。
表面布8は、カップ芯材10の表面を被覆し、肌面布9は、カップ芯材10の肌面(裏面)を被覆する。
各カップ1,1は、図5及び図6に示すように、例えば、表面布8及び肌面布9間にカップ芯材10(軟質ポリウレタンフォーム)を配置した積層体を成形して椀状に形成される。
これにより、各カップ1,1は、表面布8側に膨出され、湾曲凸表面1A、及び湾曲凹肌面1Bを有する。
各カップ1,1は、例えば、上端湾曲縁11、脇側縁12及び下端湾曲縁13を有し、上端湾曲縁11は、脇側縁12及び下端湾曲縁13に連続される。脇側縁12は、各湾曲端11,13間に位置して、各湾曲縁11,13に連続される。
上端湾曲縁11、脇側縁12及び下側湾曲縁13は、各カップ1,1の周縁を形成する。
各カップ1,1は、図5及び図6に示すように、基準湾曲線Lを有する。基準湾曲線Lは、下端湾曲縁13に間隔Tを隔てて湾曲凹肌面1Bに設定される。基準湾曲線Lは、下端湾曲縁13よりカップトップa側(上端湾曲縁11側)に設定される。
基準湾曲線Lは、下端湾曲縁13に沿って延在される。
各カップ1,1において、表面布8側には、図1、図3及び図6に示すように、装飾布31(例えば、レース模様布)が配置される。装飾布31は、表面布8側から各カップ1,1を覆い、下端湾曲縁13側にて各カップ1,1に接着される。
装飾布31は、図6に示すように、基準湾曲線L及び下端湾曲縁13間において、湾曲凸表面1Aから各カップ1,1に縫着(縫製)される。
各カップ1,1は、図5及び図6に示すように、基準湾曲線Lより下端湾曲縁13側を、保形リブ部2とする。
保形リブ部2,2は、各カップ1,1の一部で構成され、軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ポリウレタン)でなる。
各カップ1,1は、保形リブ部2の表面2Aをブラジャー本体(各バック布5,5及び土台布6)の布肌面Y1に対峙して、基準湾曲線Lに沿ってブラジャー本体Y(衣類本体)に取付けられる。
各カップ1,1は、図1乃至図4に示すように、ブラジャー本体Y中央を境にして左右側に並設され、ブラジャー本体Y(衣類本体)に固定される。
ブラジャー本体Yにおいて、土台布6は、各カップ1,1を連結する。各カップ1,1は、脇側縁12をバック布5側に配置し、及び上端湾曲縁11を相互に対向してブラジャー本体Y(バック布5,5及び土台布6)に取付けられる。
各カップ1,1は、湾曲凹肌面1Bからバストを内部に受入れる。
各カップ1,1において、保形リブ部2は、装着時、バージスラインに相当するバスト周縁を保持する(図11乃至図13参照)。
各カップ1,1において、保形リブ部2は、図4、図7乃至図10に示すように、基準湾曲線Lに沿って湾曲凹肌面1B側(上端湾曲縁11側、カップトップa側)に屈曲され、ブラジャー本体Y1(衣類本体)の布肌面Y1から離間する方向に延出される。
各保形リブ部2,2は、図8及び図10に示すように、布肌面Y1に角度θ(θ=60°〜90°)を隔てて、湾曲凹肌面1B側(上端湾曲縁11側、カップトップa側)に屈曲される。
各カップ1,1において、保形リブ部2は、図7乃至図10に示すように、ブラジャー本体Y(各バック布5,5及び土台布6)に取付けられる。
図7乃至図10において、ブラジャー本体Yは、各カップ1,1(各保形リブ部2,2)に対応する折返し布部15,15を有する。各折返し布部15,15は、ブラジャー本体Y(各バック布5,5及び土台布6)の布縁Y2側を、各カップ1,1の基準湾曲線Lに沿って布肌面Y1に折返してなる。
各折返し布部15,15は、各カップ1,1において、保形リブ部2の表面2Aに配置され、各カップ1,1の基準湾曲線Lに沿って延在される。
各カップ1,1において、保形リブ部2は、基準湾曲線Lに沿って各折返し布部15,15に縫着され、ブラジャー本体に取付けられる。
各折返し布部15,15は、各カップ1,1において、保形リブ部2の表面2Aから保形リブ部2に取付けられる。
これにより、各カップ1,1は、保形リブ部2及び折返し布部15を介在して、ブラジャー本体に取付けられる。
各カップ1,1において、保形リブ部2及び折返し布部15を縫着(縫製)することで、軟質ポリウレタンフォームでなる保形リブ部2の裏面2Bは、基準湾曲線Lに沿って、表面2A側(折返し布部15側)に凹まされる[図8及び図10参照]。
これにより、各カップ1,1において、保形リブ部2は、基準湾曲線Lに沿って湾曲凹肌面1B側(上端湾曲縁11側、カップトップa側)に屈曲され、ブラジャー本体(衣類本体)から離間する方向に延出される。
各カップ1,1において、保形リブ部2は、基準湾曲線Lを支点(支線)として、湾曲肌面1B(上端湾曲縁11側、カップトップa側)に向け、又はブラジャー本体Y(衣類本体)の布肌面Y1に向けて旋回自在となる。
各保形布3,3は、クッション性を有する生地、例えば、ストレッチ生地、トリコット生地(ツーウェー・トリコット生地)で形成される。
各保形布3,3は、図2乃至図4、及び図7乃至図10に示すように、各カップ1,1において、保形リブ部2に配置される。各保形布3,3は、各保形リブ部2,2の表面2A及び裏面2B及び折返し布部15を覆い、基準湾曲線Lに沿って延在される。このとき、各カップ1,1において、折返し布部15は、各保形リブ部2,2の表面2A及び各保形布3間に配置される。
各保形布3,3において、基準湾曲線Lに沿う一方の布幅端3Aは、各保形リブ部2,2の裏面2Bに配置され、基準湾曲線Lに沿う他方の布幅端3Bは、各保形リブ部2,2の表面2Aに配置される。
各保形布3,3は、図7乃至図10に示すように、各カップ1,1及びブラジャー本体に取付けられる。各保形布3,3において、一方の布幅端3A側は、基準湾曲線Lに沿って湾曲凹肌面1Bから各カップ1,1に取付けられる。各保形布3,3において、一方の布幅端3A側は、基準湾曲線Lに沿って湾曲凹肌面1Bから各カップ1,1に縫着される。
各保形布3,3において、他方の布幅端3Bは、ブラジャー本体Yの折返し布部15に取付けられる。
各保形リブ部2,2、各保形布3,3、及びブラジャー本体Y(衣類本体)は、基準湾曲線Lに沿って、一方の布幅端3A側,保形リブ部2、折返し布部15、及び他方の布幅端3B側を縫着することで、各保形布3,3を各保形リブ部2,2に取付け、及び各保形布3,3をブラジャー本体Y(折返し布部15)に取付ける。
このとき、一方の布幅端3A側は、湾曲凹肌面1Bから各カップ1,1に取付けられ、及び裏面2Bから各保形リブ部2,2に取付けられる。
折返し布部15,15は、表面2Aから各保形リブ部2,2に取付けられる。各保形布3,3において、他方の布幅端3B側は、各折返し布部15,15に取付けられ、更に折返し布部15,15を介在して各保形リブ部2,2に取付けられる。
これにより、各保形布3,3は、基準曲線Lを支点(支線)として、各保形リブ部2,2と共に、湾曲凹肌面1B側(上端湾曲縁11側)に向け、又はブラジャー本体Yの布肌面Y1に向けて旋回自在となる。
また、各保形布3,3は、各カップ1,1において、保形リブ部2の屈曲状態を保持する。
ブラジャーX(カップ付き衣類)において、保形リブ部2と保形布3は、装着時、バージスラインに相当するバスト周縁を保持し、及びバストの形態を矯正する保形部材Z,Zを構成する。各保形部材Z,Zは、装着時、バージスラインに相当するバスト周縁を保持し、保形リブ部2及び保形布3で構成される。
ブラジャーXにおいて、各紐掛け用ストラップ7,7は、図1乃至4に示すように、各カップ1,1の上端湾曲縁11側に取付けられ、更に各バック布5,5(ブラジャー本体Y)に取付けられる。
図11乃至図13において、ブラジャーX(カップ付き衣類)は、各肩掛け用ストラップ7,7を女性の両肩に掛け、湾曲凹肌面1B側からバストを各カップ1,1内に装入する。
このとき、各カップ1,1において、各保形リブ部2,2及び保形布3,3をバストのバージスラインに相当するバスト周縁に位置する。
各保形リブ部2,2は、バスト周縁との接触により、基準湾曲線Lを支点(支線)として、各カップ1,1の上端湾曲縁11側に向け、又はブラジャー本体Yの布肌面Y1に向けて旋回され、バスト周辺にフィットする。
各保形リブ部2,2の表面2Aは、図13に示すように、各保形布3,3を介在して、バスト周縁に当接され、これにより、各保形リブ部2,2及び保形布3,3は、バストのバージスラインに沿ってバスト周縁を保持し、バストの形態を矯正する。
また、各保形リブ部2,2は、軟質ポリウレタンフォームでなり、各保形布3,3は、クッション性を有することから、女性の身体(例えば、アンダーバスト)を圧迫することを低減し、違和感や不快感を抑性する。
続いて、ブラジャー本体Yにおいて、各バック布5,5を背中にまわして、各バック布5,5をフックにて連結する。
これにより、ブラジャーXを女性の身体に装着する。
ブラジャーXにおいて、各カップ1,1の湾曲凹曲面1Bは、バストに密着され、ブラジャー本体Y(各バック布5,5及び土台布6)の布肌面Y1は、女性の肌に密着される。
ブラジャーXの装着時、女性が運動すると、バストも追従して運動(移動又は揺れる)する。このとき、各保形リブ部2,2及び各保形布3,3は、バストの運動に追従して、基準湾曲線Lを支点(支線)として旋回して、バスト周辺を保持する。
これにより、バストの形態を崩すことなく、バストを保持できる。
このように、ブラジャーXの装着時、各カップ1,1において、保形リブ部2(保形部材Z)は、ブラジャー本体Yの布肌面Y1に角度θを隔てて湾曲凹曲線1B(上端湾曲縁11側、カップトップa側)に屈曲され、バストのバージスラインに相当するバスト周縁を保持する。
本発明に係るカップ付き衣類は、ブラジャーの他に、ボディースーツ、ビスチエ、キャミソール、スリップ等であっても良い。
本発明に係るカップ付き衣類では、保形布3を備えず、各保形リブ部2,2だけで各保形部材Z,Zを構成できる。各保形部材Z,Zは、各保形リブ部2,2にて直接、バージスラインに相当するバスト周縁を保持する。
本発明に係るカップ付き衣類Xでは、各保形リブ部2,2を湾曲凹肌面1B側に屈曲する方法として、基準湾曲線Lに沿って、各保形リブ部2,2及び各折返し布部15,15を縫着することで、各保形リブ部2,2を屈曲しているが、これに限定されない。例えば、各カップ1,1の成形時に、各保形リブ部2,2を基準湾曲線Lに沿って屈曲成形して形成できる。
本発明に係るカップ付き衣類Xでは、各カップ1,1をダブルラッセル生地、不織布等のクッション材で形成でき、図1乃至10で説明したと同様に、基準湾曲線Lより下端湾曲縁13側を保形リブ部2とする。
本発明は、バストを矯正するのに最適である。
X カップ付き衣類(ブラジャー)
Y ブラジャー本体(衣類本体)
Y1 布肌面
L 基準湾曲線
1 カップ
1A 湾曲凸表面
1B 湾曲凹肌面
2 保形リブ部
2A 表面
2B 裏面
3 保形布
13 下端湾曲縁
15 折り返布部

Claims (2)

  1. 布肌面を有する衣類本体と、
    カップと、を備え、
    バストを前記カップ内に受入れる、ノンワイヤのカップ付き衣類であって、
    装着時、バストを保持する保形リブ部を備え、
    前記カップは、
    クッション材でなるカップ芯材、前記カップ芯材の表面を被覆する表面布、及び前記カップ芯材の肌面を被覆する肌面布を備え、前記表面布側に膨出した湾曲凸表面及び湾曲凹肌面を有して、前記湾曲凹肌面側からバストを内部に受入れ、
    前記保形リブ部は、
    前記カップの一部で構成され、前記カップ芯材の前記クッション材でなり、
    前記カップは、
    当該カップの下端湾曲縁に間隔を隔てて設定され、前記下端湾曲縁に沿って延在する基準湾曲線を有し、
    前記カップの前記基準湾曲線より前記下端湾曲縁側を、前記保形リブ部となし、
    前記衣類本体は、
    当該衣類本体の布縁側を前記基準湾曲線に沿って前記布肌面側に折返してなる折返し布部を有し、
    前記折返し布部は、
    前記保形リブ部の表面に配置され、
    前記基準湾曲線に沿って前記保形リブ部の表面から前記保形リブ部に取付けられ、
    前記保形リブ部の裏面は、
    前記基準湾曲線に沿って前記折返し部側に凹まされており、
    前記保形リブ部は、
    前記保形リブ部の裏面の凹みにより、前記基準湾曲線に沿って前記湾曲凹肌面側に屈曲され、及び前記衣類本体の布肌面から離間する方向に延在されると共に、前記湾曲凹肌面に向け、又は前記衣類本体の布肌面に向けて旋回自在にされる
    ことを特徴とするカップ付き衣類。
  2. 前記保形リブ部の表面及び裏面を覆い、前記基準湾曲線に沿って延在される保形布を備え、
    前記保形布は、
    前記基準湾曲線に沿う一方の布幅端を前記保形リブ部の裏面に配置し、及び前記基準湾曲線に沿う他方の布幅端を前記保形リブ部の表面に配置し、
    前記折返し布部は、
    前記保形リブ部の表面及び前記保形布の間に配置され、
    前記保形布は、
    前記基準湾曲線に沿って、前記一方の布幅端側、前記保形リブ部、前記折返し布部、及び前記他方の布幅端側を縫着して、前記保形リブ部及び前記折返し布部に取付けられ、
    前記保形リブ部と共に、前記湾曲凹肌面側に向け、又は前記衣類本体の布肌面に向けて旋回自在にされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカップ付き衣類。
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