JP4237779B2 - テープ付ブラジャー - Google Patents
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Description
このような左右カップの谷間における問題を解決するために、種々のブラジャーが提案されている。
しかしながら、谷間の圧迫感は抑制されても、クロス部分(104)の上下幅が狭くなることによって、安定感も低減する。このような構成は、谷間付近のカップが浅いものにしか採用できず、安定感もないので、ストラップがないブラジャーには採用できない。
また、上部連結部を2枚の左右連結布が一部重なるように逆V字状に構成することによって、バンド状等に構成する場合に比べ、より圧迫感を生じないようにすることができ、クロステープ部と程よい形状及び大きさの間隙が形成され、充分な通気性を確保することができるとともに、見た目にもバランスのとれたものとすることが可能である。
図1は、本発明に係るテープ付ブラジャーの実施形態の第1の例を示す正面図である。図2は、図1の背面図である。図3は、図1の中央部を拡大して示す部分拡大図である。図4は、図3の上部連結部をさらに拡大して示す部分拡大図である。
本発明に係るテープ付ブラジャー(1)は、左右1対のカップ部(2A,2B)と、これら左右のカップ部(2A,2B)を繋ぐ谷間部(3)と、左右2枚の脇布(4)と、2本の肩紐(5)とから構成される。
谷間部(3)は、右テープ(21A)及び左テープ(21B)からなるクロステープ部(11)と、クロステープ部(11)の上部に間隙(15)をあけて設けられた上部連結部(12)とから構成される。
左右テープ(21A,21B)の幅は、特に制限されず、紐のように細くてもよいが、細すぎると食い込みがあり、耐久性の面からも好ましくなく、谷間部(3)における圧迫感や、底部(25A,25B)での縫合等を考慮すると、あまり太いものも好ましくない。これらの不具合を考慮すると、左右カップ部(2A,2B)の大きさによっても多少異なるが、1cm程度であるものが好ましい。
右連結布(31A)は、右カップ部(2A)の谷間部(3)側上端から右谷間部側下縁部(27A)までと、左カップ部(2B)の谷間部(3)側上端から、該上端と左谷間部側下縁部(27B)との略中間位置までとが、夫々縫合されている。また、左連結布(31B)は、左カップ部(2B)の谷間部(3)側上端から左谷間部側下縁部(27B)までと、右カップ部(2A)の谷間部(3)側上端(15)から、該上端と右谷間部側下縁部(27A)との略中間位置までとが、夫々縫合され、逆V字状になっている。また、左右連結布(31A,31B)は、わずかに伸縮性のあるメッシュ布であるが、図4に示すように、非伸縮性連結布(17)が左右カップ部(2A,2B)を連結して、この部分が左右方向に伸びないようになっていることにより、上部連結部(12)が、上下方向の少なくともいずれかの箇所(この例では非伸縮性連結布(17)の部分)において左右方向に伸縮しない構成を実現している。
上部連結部(12)を上記逆V字状に構成することによって、バンド状等に構成する場合に比べ、より圧迫感を生じないようにすることができ、クロステープ部(11)と程よい形状及び大きさの間隙(15)が形成され、充分な通気性を確保することができるとともに、見た目にもバランスのとれたものとすることが可能である。
また、左右連結布(31A,31B)とともに上部連結部(12)を構成する非伸縮性布は、伸縮性があってはならないので、例えば非伸縮性のマーキーゼット素材を用いることができる。このマーキーゼットは、メッシュ状の編物であり、通気性がある。その他、非伸縮性の織物を使用することもできる。
図5は、本発明に係るテープ付ブラジャーを斜めに捩る前後の動きを示す状態遷移図である。図6は、図1のテープ付ブラジャーにおけるクロステープ部と上部連結部との位置関係を示す模式図である。図7は、本発明に係るテープ付ブラジャーの実施形態の第2
の例を示す正面図である。図8は、図7の背面図である。図9は、本発明に係るテープ付ブラジャーの実施形態の第3の例におけるクロステープ部と上部連結部との位置関係を示す模式図である。なお、図7〜図9に示した第2及び第3の例のテープ付ブラジャーは、上部連結部(12)の構造以外は、図1に示した第1の例のテープ付ブラジャーと同じであるので、図7〜図9では、図1と同じ構成には同じ符号を付して示す。
クロステープ部(11)が図5に示すような動きにも対応するためには、谷間部(3)において、上下方向にある程度の幅を持って構成されていなければならない。即ち、図6に示すように、左右カップ部(2A,2B)の底部(25A,25B)から上端(13)までの距離(H)に対し、クロステープ部(11)の下端から上端までの距離(h)が占める割合が一定以上であることが好ましい。また、上部連結部(12)を設ける空間を確保する必要もある。
なお、図6では、谷間部側下縁部(27A,27B)でクロステープ部(11)と上部連結部(12)とが接し、重なっていないものを例示しているが、上部連結部(12)の逆V字状によってクロステープ部(11)との間に間隙(15)ができれば、図7及び図8に示すように、クロステープ部と上部連結部とが重なる部分があってもよい。図7及び図8に示す第2の例のテープ付ブラジャー(1)では、上部連結部(12)において、左右連結布(31A,31B)と左右テープ(21A,21B)とが、谷間部側下縁部(27A,27B)で重なっている
ここで、伸度とは、伸長率ともいい、繊維、糸、布地を伸長したときの伸びの割合をいう。伸長していないときの長さをL0、伸長後の長さをLとすると、
伸度(%)=(L−L0)/L0×100
で示される。
なお、図示例のテープ付ブラジャー(1)は、上述のように、上部連結部(12)における左右連結布(31A,31B)が、わずかに伸縮性のあるメッシュ布であり、谷間部(3)の上端(13)は伸びないように縫い止められているので、この上部連結部(12)におけるわずかに伸縮性がある部分においても、クロステープ部(11)と協働してより柔軟に、斜めに捩る動きに対応することができる。
即ち、大きな動きにクロステープ部(11)が追従してテープ(21A,21B)が伸びても、上部は安定して動かないので、動きがなくなったときに元の位置に戻ることができ、ずれを防止することができる。
これによって、日常生活のいたるところで行われる左斜め又は右斜めに身体を捩る動きにも、心地よく快適にフィットして、いやな下着のズレを解消することができ、特にストラップレスで着用したときのブラジャーのずれを軽減し、安定したフィット性を持続することができる。
しかも、このような効果を奏する連結部(12)及びクロステープ部(11)は、簡易な構成のため、比較的容易に取り付けることができる。
2A 右カップ部
2B 左カップ部
3 谷間部
4 脇布
5 肩紐
11 クロステープ部
12 上部連結部
15 間隙
21A 右テープ
21B 左テープ
23A 下縁部
23B 下縁部
25A 底部
25B 底部
27A 右谷間部側下縁部
27B 左谷間部側下縁部
Claims (4)
- 左右1対のカップ部、これら左右のカップ部を繋ぐ谷間部、及び左右2枚の脇布から構成されるブラジャーであって、
前記谷間部は、上部連結部と、クロステープ部とからなり、
前記上部連結部は、前記クロステープ部の上部において、該クロステープ部と間隙を有して左右カップ部を連結し、かつ、上下方向における少なくともいずれかの箇所で左右方向に伸縮しないように構成され、
前記クロステープ部は、右カップ部の底部と左カップ部の底部より上に位置する左谷間部側下縁部とを連結するように縫合されてなる右テープ、及び、左カップ部の底部と右カップ部の底部より上に位置する右谷間部側下縁部とを連結するように縫合されてなる左テープから構成されており、
前記上部連結部は、右連結布と左連結布とからなり、
前記右連結布は、右カップ部の谷間部側上端から、前記右谷間部側下縁部までと、左カップ部の谷間部側上端から、該上端と前記左谷間部側下縁部との略中間位置までとを連結するように、夫々縫合され、
前記左連結布は、左カップ部の谷間部側上端から、前記左谷間部側下縁部までと、右カップ部の谷間部側上端から、該上端と前記右谷間部側下縁部との略中間位置までとを連結するように、夫々縫合され、
当該上部連結部が逆V字状になっていることを特徴とするテープ付ブラジャー。 - 前記左右テープが伸縮性素材からなることを特徴とする請求項1記載のテープ付ブラジャー。
- 前記クロステープ部の下端から上端までの距離は、前記左右カップ部の底部から谷間部上端までの距離に比して45〜75%の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープ付ブラジャー。
- 前記上部連結部がわずかに伸縮性を有するメッシュ素材からなることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のテープ付ブラジャー。
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